JP3060592B2 - 4サイクルエンジンの動弁装置 - Google Patents

4サイクルエンジンの動弁装置

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JP3060592B2
JP3060592B2 JP3111911A JP11191191A JP3060592B2 JP 3060592 B2 JP3060592 B2 JP 3060592B2 JP 3111911 A JP3111911 A JP 3111911A JP 11191191 A JP11191191 A JP 11191191A JP 3060592 B2 JP3060592 B2 JP 3060592B2
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秀治 小田
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】〔発明の目的〕
【0002】
【産業上の利用分野】この発明は、運転状況に応じて吸
・排気バルブのリフト量や開弁時期等を変化させること
ができる4サイクルエンジンの動弁装置に係り、特にロ
ッカアームの慣性モーメントを低減した4サイクルエン
ジンの動弁装置に関する。
【0003】
【従来の技術】一般に、自動車および自動二輪車等の車
両に搭載される4サイクルエンジンでは、燃焼室上方に
吸・排気バルブが配設されており、これらのバルブは動
弁装置によって駆動される。すなわち、上記動弁装置
は、エンジンのクランクシャフトに連動するカムシャフ
トを備え、このカムシャフトに形成されたカムによって
上記吸・排気バルブを所定のタイミングで上下動させて
いる。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ところで、上記4サイ
クルエンジンは、低回転数域から中・高回転数域にかけ
ての広い回転数域内で高い出力が得られること、つまり
パワーバンドが広帯域であることが望ましい。
【0005】しかし、従来の動弁装置では、バルブの開
閉タイミングおよびリフト量が固定されているため、特
定のエンジン回転数域でピーク値を有する出力特性しか
得られず、したがって低回転数域の出力特性に重点を置
くか、もしくは中・高回転数域の出力特性に重点を置く
かの選択を余儀なくされる。
【0006】この発明は、上述の事情を考慮してなされ
たものであり、広い回転数域内で出力を向上させること
ができると共に、ロッカアームの慣性モーメントを低減
してエンジン性能を向上させることができる4サイクル
エンジンの動弁装置を提供することを目的とする。
【0007】〔発明の構成〕
【0008】
【課題を解決するための手段】この発明は、回動可能に
支持されるとともにエキセントリック大径部が形成され
たロッカシャフトと、このロッカシャフトに直接嵌挿さ
れて分岐先端部が形成された第1のロッカアームと、こ
の第1のロッカアームの両側に配置されて上記エキセン
トリック大径部に嵌挿された第2および第3のロッカア
ームと、上記第1、第2および第3のロッカアームをそ
れぞれ駆動する第1、第2および第3のカムと、を有
し、上記第2および第3のロッカアームの先端部と上記
第1のロッカアームの分岐先端部とが上下に重ね合され
るとともに、上記第2および第3のカムが同じカムプロ
フィールに形成され、上記第1のカムのカムプロフィー
ルが上記カムプロフィールと異なって形成され、また、
上記第1のロッカアームの支持部と上記第2および第3
のロッカアームの支持部との一方に、上記第1ロッカア
ームに対する第2および第3ロッカアームの遊びを調整
する遊び調整用スクリューを調整可能に保持するスクリ
ュー保持部が形成され、他方に上記遊び調整用スクリュ
ーの先端部が当接可能で上記スクリュー保持部に対向配
置されるスクリュー受け部が形成され、さらに、上記第
1のロッカアームの支持部外周には、その径方向外方に
突出して、上記第2および第3のロッカアームの支持部
側面に当接可能で第2および第3のロッカアームのロッ
カシャフト上の位置を決める位置決め突出部が複数個形
成されたことを特徴とするものである。
【0009】
【作用】したがって、この発明に係る4サイクルエンジ
ンの動弁装置によれば、ロッカシャフトを所定角度回転
させてエキセントリック大径部を回転させることによ
り、上記第2および第3の例えば中高速用ロッカアーム
のカムフロア面の位置を第1の例えば低速用ロッカアー
ムのカムフロア面に対し上下方向に相対的に変化させ
る。第1および第3ロッカアームのカムフロア面を第1
ロッカアームのカムフロア面よりも下方へ変化させたと
きには、第2および第3ロッカアームと第2および第3
カムとの当接が解除され、第1ロッカアームと第1カム
とが当接して、4サイクルエンジンのバルブはこの第1
カムにより駆動する。
【0010】また、第2および第3ロッカアームのカム
フロア面の位置を第1ロッカアームのカムフロア面より
もほぼ上方へ、または同一位置に変化させたときには、
第1ロッカアームと第1カムとの当接が解除され、第2
および第3ロッカアームと第2および第3カムとがそれ
ぞれ当接して、4サイクルエンジンのバルブはこの第2
および第3のカムにより作動する。したがって、例えば
第1のカムのプロフィールをエンジンの低速運転に適し
たプロフィールに形成する一方、第2,第3のカムのプ
ロフィールをエンジンの中高速運転に適したプロフィー
ルに形成してロッカシャフトを軸心回りに所要角度回動
させることにより、各ロッカアームに作動する低速用の
カムまたは中高速用のカムを適宜選択できるので、低速
から中高速までの広い回転数域に亘りエンジン出力を向
上させることができる。
【0011】そして、遊び調整用スクリューの軸方向進
退を調整することにより、第1の例えば低速用のロッカ
アームに対する第2および第3の例えば中高速用のロッ
カアームの遊びを調整することができるので、例えばエ
ンジン低回転時に作動せずに浮動状態にある第2および
第3ロッカアームが第1のロッカアームにより駆動され
て連動し、第2および第3のカムに当って打音が発生し
騒音が増大するのを防止ないし低減することができる。
【0012】さらに、第1のロッカアームの支持部に位
置決め突出部が形成されたので、第2および第3のロッ
カアームの支持部がロッカシャフトのエキセントリック
大径部からずれないように規制することができる。この
ために、第1のロッカアームの支持部と、第2および第
3のロッカアームの支持部との間に、第2および第3の
ロッカアームの支持部がロッカシャフトのエキセントリ
ック大径部からずれるのを防止するための位置決めワッ
シャを設置する必要がない。
【0013】この位置決めワッシャは、第2および第3
のロッカアームの支持部より大径に形成されるので、ス
クリュー保持部あるいはスクリュー受け部の一方はこの
大径の位置決めワッシャを迂回して他方の側へ延びて形
成される。このため、ロッカアームの支持部の中心とス
クリュー保持部あるいはスクリュー受け部との距離が大
となってしまうので、スクリュー保持部およびスクリュ
ー受け部の軸長が大になる。
【0014】これに対し、この発明では第1のロッカア
ームの支持部に位置決め突出部が形成されて第2および
第3のロッカアームを位置決めするので、上記の位置決
めワッシャが不要となる。このため、スクリュー保持部
あるいはスクリュー受け部とロッカアームの支持部の中
心との距離を縮小できるので、スクリュー保持部とスク
リュー受け部の軸長を縮小できる。このために、第1、
第2および第3のロッカアームの慣性モーメントを低減
できる。この結果、第1、第2および第3のロッカアー
ムの第1、第2および第3のカムへのそれぞれの追従性
が向上し、動弁装置はエンジン高回転数域まで正常に作
動して、エンジン性能を向上させることができる。
【0015】
【実施例】以下、この発明の一実施例を図面に基づいて
説明する。
【0016】図1は、この発明に係る4サイクルエンジ
ンの動弁装置の一実施例を示す斜視図、図4は図1の動
弁装置を示す平面図、図5および図6は図1の動弁装置
の作用を示す動作状態図である。
【0017】この動弁装置は、エンジンの1つのシリン
ダにおける吸気側と排気側にそれぞれ配設される。した
がって、図1、図5および図6に示すバルブ1,2は吸
気または排気を行なうために配置されている。
【0018】この一実施例は、第1カムとしての低速用
カム3、並びにこの低速用カム3の一側方および他側方
にそれぞれ配置された第2カムとしての中高速用カム4
および第3カムとしての同じく中高速用カム5を有した
カムシャフト6(図3、図5、図6)と、カム3,4お
よび5のそれぞれの下方に位置された第1ロッカアーム
としての低速用ロッカアーム7、第2ロッカアームとし
ての中高速用ロッカアーム8および第3ロッカアームと
しての同じく中高速用ロッカアーム9と、これらのロッ
カアーム7,8および9の支持部7a,8aおよび9a
が嵌挿され、かつカムシャフト軸受部21(図2、図
3)によって回動自在に支承されたロッカシャフト11
と、を備えて構成される。
【0019】低速用ロッカアーム7の先端は2股に分岐
し、これらの両分岐先端部7bは、図示しないエンジン
の燃焼室を開閉する上記バルブ1および2のステム頭部
にそれぞれ当接している。また、低速用ロッカアーム7
の円筒状支持部7a内には、ロッカシャフト11が直接
嵌挿されて、回動可能に支持される。
【0020】中高速用ロッカアーム8の円筒状支持部8
aには、ロッカシャフト11がこれよりも大径の円筒状
偏心ブッシュ12を外嵌した状態で回動可能に嵌挿され
る。この偏心ブッシュ12は、図5および図6に示す如
く、その軸心がロッカシャフト11の中心Oから偏心し
ており、抜止めピン10によってロッカシャフト11に
着脱自在に固定される。したがって、この偏心ブッシュ
12は、ロッカシャフト11におけるエキセントリック
大径部として機能する。
【0021】また、図4に示す如く、中高速用ロッカシ
ャフト9の支持部9aも、上記偏心ブッシュ12と同一
の形状を有しかつ同一方向に偏心する偏心ブッシュ13
を介して、ロッカシャフト11に対し回動可能に嵌挿さ
れる。この偏心ブッシュ13も抜止めピン10によりロ
ッカシャフト11に着脱自在に固定され、エキセントリ
ック大径部として機能する。
【0022】さらに、中高速用ロッカアーム8および9
の各先端部8bおよび9bの下面は、低速用ロッカアー
ム7の一方および他方の分岐先端部7bに、シム14a
を介してそれぞれ当接される。これらの低速用ロッカア
ーム7の分岐先端部7bと中高速用ロッカアーム8およ
び9の先端部8bおよび9bとの接触点は、バルブ1お
よび2の略軸線上に設定される。
【0023】したがって、図5に示すように、低速用カ
ム3が低速用ロッカアーム7のカムフロア面7cを押下
して、その各分岐先端部7bを下降させた場合(低速用
カム3の作動時)、ロッカアーム8および9の各先端部
8bおよび9bは、重力によりこの分岐先端部7bに追
従して下降する。一方、図6に示すように中高速用カム
4および5が中高速用ロッカアーム8および9のカムフ
ロア面8cおよび9cをそれぞれ押下した場合(中高速
用カム4,5の作動時)には、これらのロッカアーム8
および9の先端部8bおよび9bが低速用ロッカアーム
7の各分岐先端部7bを押下することから、これらの分
岐先端部7bが強制的に下降される。
【0024】なお、上記シム14aは、縦断面T字形状
のシムであり、低速用ロッカアーム7の両分岐先端部7
bに上方から嵌装される。また、バルブ1および2のバ
ルブステム頭部に有蓋円筒形状のシム14bが被冠さ
れ、このシム14bに、低速用ロッカアーム7の分岐先
端部7b下面が当接する。これらのシム14aおよび1
4bは、バルブ1および2のタペットクリアランス調整
用に用いられる。
【0025】また、前記カム3,4および5のうち、中
高速用カム4および5は同一のカムプロフィールを有
し、また低速用カム3はこれらの中高速用カム4および
5のカムプロフィールとは異なるカムプロフィールを有
する。つまり、低速用カム3は、エンジンが低回転数域
で運転されているときに適したバルブリフト量および開
閉弁時期が得られるようにそのカムプロフィールが設定
される。また、中高速用カム4および5は、エンジンが
中・高回転数域で運転されているときに適したバルブリ
フト量および開閉弁時期が得られるようにそのカムプロ
フィールが設定される。
【0026】上記バルブリフト量は、バルブ1および2
のストローク長であり、カムリフト量に対応する。図9
には、低速用カム3のカムプロフィールを実線A(カム
リフト量la)で示し、また中高速用カム4および5の
カムプロフィールを破線B(カムリフト量lb)で示し
ている。この図9から明らかなように、中高速用カム4
および5は、低速用カム3よりも大きなバルブリフト量
が得られるようにそのカムプロフィールが設定されてい
る。
【0027】なお、図9の二点鎖線Cは、ロッカシャフ
ト11を回動して偏心ブッシュ12および13の厚肉頂
部12aおよび13aを斜め前方へ位置させた低速用カ
ム3の作動時(図5)の中高速用カム4および5におけ
るカムプロフィールを示す。
【0028】ところで、図1〜図3に示すように、ロッ
カシャフト11の回動は、エンジンからの油圧によって
作動する油圧シリンダ15によってなされる。この油圧
シリンダ15のピストン(図示せず)にラック16が連
結され、このラック16が、ロッカシャフト11の一端
部に形成されたピニオン17に噛み合される。また、油
圧シリンダ15には、低速用油圧ポート18および高速
用油圧ポート19がそれぞれ設けられ、それぞれのポー
ト18,19に選択的にエンジンからの油圧が導かれ
る。
【0029】エンジン回転数が低回転数域にあるときに
は、油圧シリンダ15に低速用油圧ポート18から油圧
が供給されて、ラック16が油圧シリンダ15側へ引き
戻され、ピニオン17は矢印M方向に回転される。する
と、偏心ブッシュ12および13は図5に示すように、
その厚肉頂部12aおよび13aが斜め前方へ位置する
よう回動する。このために、前述のように、低速用カム
3が低速用ロッカアーム7のカムフロア面7cを押圧し
て、この低速用カム3により低速用ロッカアーム7を作
動する。また、エンジン回転数が中・高回転域にあると
きには、中高速用油圧ポート19へ油圧が供給されて、
ラック16が油圧シリンダ15の外方側へ押し出され、
ピニオン17が矢印N方向へ回動される。すると、偏心
ブッシュ12および13は図6に示すように、その厚肉
頂部12aおよび13aが斜め後方へ位置するよう回動
して、前述のように、中高速用カム4および5が中高速
用ロッカアーム8および9のそれぞれのカムフロア面8
cおよび9cを押圧して、この中高速用カム4および5
が作動する。
【0030】このように、ロッカシャフト11は、油圧
シリンダ15、ラック16、ピニオン17の作動によ
り、偏心ブッシュ12,13の厚肉頂部12aおよび1
3aが常時ロッカシャフト11の上半側で斜め前方から
斜め後方の範囲を回動するように構成される。
【0031】上述のようなロッカシャフト11および油
圧シリンダ15は、図2および図3に示すシリンダヘッ
ド20に配置される。ロッカシャフト11は、シリンダ
ヘッド20の車両前後および左右に1本ずつ計4本配置
され、車両左右方向に延びて配設される。各ロッカシャ
フト11は、シリンダヘッド20に形成されたカムシャ
フト軸受部21により回動可能に支持される。カムシャ
フト軸受部21の上部に、カムシャフト6を支持する下
半軸受孔22が形成される。また、この下半軸受孔22
付近にはバルブガイド23(図2)が配置され、スタッ
ドボルト挿通孔24が形成される。さらに、シリンダヘ
ッド21の上部には、ヘッドカバー27との合せ面25
が形成され、またシリンダヘッド21の車両左右方向中
央位置にカムチェーン室26が形成される。
【0032】このカムチェーン室26内に油圧シリンダ
15およびラック16が配置される。このラック16
は、ロッカシャフト11のピニオン17に上方から噛み
合うよう構成される。また、低速用ロッカアーム7、中
高速用ロッカアーム8および9は、1本のロッカシャフ
ト11に2組設置される。各組の低速用ロッカアーム7
並びに中高速用ロッカアーム8および9は、ロッカシャ
フト11に介在された位置決めスプリング29によっ
て、ロッカシャフト11とともにその位置が規制され
る。
【0033】図3中、符号30は軸受ハウジングであ
り、この軸受ハウジング30に形成された上半軸受孔3
1と前記下半軸受孔22とによりカムシャフト6が回転
自在に軸支される。
【0034】この軸受ハウジング30には、カムシャフ
ト6と平行して潤滑油路32が形成される。この潤滑油
路32には潤滑油供給路33を経て、カムシャフト6を
潤滑した潤滑油が潤滑油路32内へ導かれる。潤滑油路
32内の潤滑油は潤滑油注油口34から下方へ注油され
て、低速用カム3および低速用ロッカアーム7;並びに
中高速用カム4,5および中高速用ロッカアーム8,9
が潤滑される。なお、この潤滑油路32内の潤滑油は、
潤滑油リターン路35を経てカムシャフト6の潤滑用と
して再び用いられる。
【0035】さて、図1および図4に示すように、前述
の低速用ロッカアーム7の支持部7aには、スクリュー
受け部36が一体に成形される。このスクリュー受け部
36は、支持部7aに対し分岐先端部7bと反対方向へ
突出し、軸方向両端部外面に左右一対設けられる。
【0036】一方、中高速用ロッカアーム8および9の
支持部8aおよび9aには、スクリュー保持部としての
アジャストアーム37および38がそれぞれ一体に成形
される。これらのアジャストアーム37および38は、
支持部8aおよび9aに対し先端部8aおよび9bと反
対方向へ突出し、途中でスクリュー受け部36の方向へ
屈曲して形成される。これらのアジャストアーム37お
よび38のそれぞれの先端部に、遊び調整用スクリュー
としてのアジャストスクリュー39および40が螺装さ
れ、このアジャストスクリュー39および40にロック
ナット41および42がそれぞれ螺合される。
【0037】ロックナット41および42を緩め、アジ
ャストスクリュー39および40を軸方向に進退させる
ことにより、アジャストスクリュー39および40の先
端部とスクリュー受け部36とのクリアランスが調整可
能に設けられる。すなわち、第1の低速用ロッカアーム
7に対する第2および第3の中高速用ロッカアーム8,
9の遊びを調整可能に規制するようになっている。した
がって、エンジンが低回転数域にあるときには、図4に
示すように、中高速用ロッカアーム8および9が中高速
用カム4および5にそれぞれ当接せず浮動状態となる
が、低速用ロッカアーム7のスクリュー受け部36の上
面がアジャストスクリュー39および40の先端部に当
接することにより、中高速用ロッカアーム8および9の
先端部8bおよび9bが低速用ロッカアーム7の分岐先
端部7b側へ回動して、中高速用ロッカアーム8および
9は低速用ロッカアーム7の運動と同調する。このよう
にして、中高速用ロッカアーム8および9と中高速用カ
ム4および5との間の打音の発生が防止される。
【0038】特に図1、図4および図7に示すように、
低速用ロッカアーム7の支持部7a外周の軸方向両端部
には、一端に3個の位置決め突出部43A,43Bおよ
び43Cが周方向に所定の間隔を置いて一体成形され
る。このうち位置決め突出部43Aは支持部7aの図7
中の上面、つまりカムフロア面7cと同じ側に形成され
る。また、位置決め突出部43Bは、支持部7aから分
岐先端部7b側へ延びるアームと一体に成形される。さ
らに、位置決め突出部43cは、アジャストアーム3
7,38の基端部として形成される。
【0039】これらの位置決め突出部43A,43B,
43Cは、図5および図6に示すように、中高速用ロッ
カアーム8,9の支持部8a,9aの外周から突出する
突出量に設定されて、これらの支持部8a,9aの側面
に当接可能に構成される。したがって、図3に示すよう
に、中高速用ロッカアーム8は、位置決め突出部43
A,43Bおよび43Cとカムシャフト軸受部21とに
挟まれて、その位置が規制される。また、中高速用ロッ
カアーム9は、この中高速用ロッカアーム9および位置
決めスプリング29間に介装された位置決めワッシャ4
4と、位置決め突出部43A,43Bおよび43Cとに
挟まれて、その位置が規制される。
【0040】また、図2に示すように、シリンダヘッド
20の左右両端の外壁には、カムシャフト軸受部21に
下半軸受孔22を加工する際に、半円形状の加工切欠4
5が形成されてしまう。そこで、図8に示すようにこの
加工切欠45を閉塞する半円状プラグ46(図3,8)
が、この加工切欠45に嵌合される。なお、半円状プラ
グ46は、ヘッドカバー27とシリンダヘッド20の合
せ面25との間に介装されるガスケット47と一体成形
されたものもある。
【0041】また、図2に示すように、エンジンの小型
化に伴い、シリンダヘッド20のレイアウトが緻密化し
てくると、カムシャフト軸受部21にボルト用切欠部4
8を形成して、このボルト用切欠部48にボルトを配置
することがある。この実施例では、上記ボルトはロッカ
シャフト11の回動位置を規制するロッカシャフトスト
ッパボルト49(図3)であるが、ロッカシャフト11
が回動しないタイプのものでは、このロッカシャフト1
1をシリンダヘッド20に固定するためのボルトであっ
たり、あるいはシリンダヘッド20を図示しないシリン
ダに固定するためのボルト等であってもよい。
【0042】また、ボルト用切欠部48が形成されたカ
ムシャフト軸受部21と、シリンダヘッド20の外壁と
の間に溝50が形成される。この溝50は、図2および
図8にも示すように下半軸受孔22に沿って略半円形状
に形成され、ボルト用切欠部48と連通して設けられ
る。下半軸受孔22の内面には潤滑溝51が形成される
ものがあり、エンジンオイルは、この潤滑溝51に沿っ
てボルト用切欠部48および溝50内に溜まる。したが
って、カムシャフト軸受部21におけるエンジンオイル
の保持能力が向上し、エンジンオイルが不足しがちな長
時間停止後のエンジン始動直後においても、カムシャフ
ト6を良好に潤滑できる。
【0043】なお、上記溝50は、図3に示すように、
半円状プラグ46に形成された位置決めフランジ52を
係止する機能を果す。さらに、相互に連通されたボルト
用切欠部48および溝50は容量が大きいので、エンジ
ン組付時に下半軸受孔22およびカムシャフト6に塗布
されるエンジンオイルを確実に貯溜でき、エンジン組付
時においてエンジンオイルがシリンダヘッド20外へ溢
出するのを防止できる。
【0044】次に、作用を説明する。
【0045】エンジンが低回転数域にあるときには、油
圧シリンダ15の作動によってロッカシャフト11が矢
印M方向に回動し、偏心ブッシュ12および13のそれ
ぞれの厚肉頂部12aおよび13aは斜め前方に位置す
る(図5)。これにより、中高速用ロッカアーム8およ
び9のカムフロア面8cおよび9cが低速用ロッカアー
ム7のカムフロア面7cに対し相対的に下方へ移動す
る。したがって、中高速用カム4および5の周面と中高
速用ロッカアーム8および9のカムフロア面8cおよび
9cとの間に隙間が形成されることになり、その結果、
中高速用カム4および5は空転する。
【0046】また、このとき、低速用ロッカアーム7
は、バルブスプリング53の付勢力によってロッカシャ
フト11の軸心を中心として常時上方へ押し上げられて
いるので、そのカムフロア面7cが低速用カム3の周面
と当接する。したがって、カムシャフト6が回転する
と、バルブ1および2は図9に示した低速用カム3のリ
フト特性Aに基づいて上下動する。つまり、バルブ1お
よび2は、低エンジン回転数域に適したバルブのリフト
量を確保しつつ、燃焼室を開閉する。
【0047】一方、エンジンが中・高回転域にあるとき
には、油圧シリンダ15の作動によってロッカシャフト
11が矢印N方向に回転し、偏心ブッシュ12および1
3のそれぞれ厚肉頂部12aおよび13aは斜め後方に
位置する(図6)。これにより、中高速用ロッカアーム
8および9のカムフロア面8cおよび9cが低速用ロッ
カアーム7のカムフロア面7cに対して相対的に略上方
または同一位置まで移動し、このカムフロア面8cおよ
び9cがそれぞれ中高速用カム4および5の周面に当接
する。
【0048】ここで、図9に示したように、中高速用カ
ム4および5は低速用カム3よりもカムリフト量が大き
く形成されているので、図6に示す状態下でカムシャフ
ト6が回転された場合、低速用カム3は空転し、一方、
中高速用カム4および5がそれぞれ中高速用ロッカアー
ム8および9を介して、図9のリフト特性Bに基づきバ
ルブ1および2を駆動する。この結果、バルブ1および
2は、エンジンの中・高回転数域に適したバルブリフト
量を確保しつつ、燃焼室を開閉する。
【0049】上記実施例によれば、低速用カム3にエン
ジンの低回転数域に適したカムプロフィールが形成さ
れ、中高速用カム4および5にエンジンの中・高回転数
域に適したカムプロフィールが形成され、さらにロッカ
シャフト11の偏心ブッシュ12および13に中高速用
ロッカアーム8および9をそれぞれ回動自在に嵌挿し、
ロッカシャフト11に直接低速用ロッカアーム7を嵌挿
して、ロッカシャフト11の回動により、低速用カム3
と低速用ロッカアーム7との当接、中高速用カム4およ
び5と中高速用ロッカアーム8および9とのそれぞれの
当接を選択できるので、バルブ1および2を低速用カム
3あるいは中高速用カム4,5にて選択的に駆動させる
ことができる。したがって、エンジンの低回転数域から
中・高回転数域にかけての広い回転数域で、4サイクル
エンジンの出力を向上させることができる。
【0050】また、低速用カム3、中高速用カム4およ
び5の選択を偏心ブッシュ12および13の回動によっ
て行なっているので、カム3,4,5の選択時に各部に
大きなストレスが生ずることがない。このため、カム
3,4,5をスムーズに選択することができる。
【0051】さらに、低速用ロッカアーム7の支持部7
aに位置決め突出部43A,43Bおよび43Cが形成
されたので、中高速用ロッカアーム8および9の支持部
8aおよび9aがロッカシャフト11のエキセントリッ
ク大径部である偏心ブッシュ12および13の外周面上
からずれるのを防止することができる。このために、低
速用ロッカアーム7の支持部7aと中高速用ロッカアー
ム8および9の支持部8aおよび9aとの間に、図3に
示す位置決めワッシャ44と同形状の位置決めワッシャ
54を、図12に示すように配置する必要がない。この
位置決めワッシャ54は、中高速用ロッカアーム8およ
び9の支持部8a,9aよりも大径に形成されるので、
中高速用ロッカアーム8および9のアジャストアーム3
7および38は、この位置決めワッシャ54を迂回して
低速用ロッカアーム7のスクリュー受け部36側へ延び
ている。このため、位置決めワッシャ54を配置したも
のでは、中高速用ロッカアーム8および9の支持部8a
および9aの中心とアジャストアーム37および38の
先端部とのそれぞれの距離L′は、大きくなってしま
う。中高速用ロッカアーム8および9は、ロッカシャフ
ト11を中心に往復円弧運動するので、上記距離L′が
大きくなると、低速用ロッカアーム7並びに中高速用ロ
ッカアーム8および9の慣性モーメントも増大してしま
う。
【0052】これに対し、本実施例では、低速用ロッカ
アーム7の支持部7aに位置決め突出部43A,43B
および43Cが形成されて中高速用ロッカアーム8およ
び9を位置決めするので、上記位置決めワッシャ54が
不要となる。このため、中高速用ロッカアーム8および
9の支持部8aおよび9aの中心とアジャストアーム3
7および38の先端部との距離Lを上記距離L′より小
さく設定できる。この結果、低速用ロッカアーム7並び
に中高速用ロッカアーム8および9の慣性モーメントを
低減でき、これらのロッカアームはカム3,4および5
へ良好に追従して、エンジン高回転数域まで正常に作動
し、エンジン性能を向上させることができる。
【0053】また、カムシャフト軸受部21に形成され
たボルト用切欠部48と、シリンダヘッド20の外壁近
傍に形成された溝50とが連通して構成されたので、こ
れらのボルト用切欠部48および溝50にエンジンオイ
ルを充分貯溜でき、エンジンオイルの保持能力を増大で
きる。したがって、特に、長時間停止後のエンジン始動
時においても、カムシャフト6の潤滑を良好に維持でき
る。
【0054】なお、上記実施例では、中高速用カム4お
よび5のカプロフィールが図9の破線Bに示すものであ
る場合につき述べたが、この中高速用カム4および5の
カムプロフィールを図10の破線B′あるいは図11の
破線B″に示すものとして、エンジンの中・高回転時に
おけるバルブ1および2のリフトを変更してもよい。
【0055】また、上記実施例では、低速用ロッカアー
ム7の支持部7aに一対のスクリュー受け部36が形成
され、中高速用ロッカアーム8および9の支持部8aお
よび9aにアジャストアーム37および38がそれぞれ
形成される場合につき述べたが、低速用ロッカアーム7
の支持部7aにアジャストアーム37および38が形成
され、中高速用ロッカアーム8および9の支持部8aお
よび9aにスクリュー受け部36がそれぞれ形成され
て、アジャストスクリュー39および40の先端がスク
リュー受け部36の下面に当接するように構成されても
よい。
【0056】
【発明の効果】以上のように、この発明に係る4サイク
ルエンジンの動弁装置によれば、回動可能に支持された
ロッカシャフトにエキセントリック大径部が形成され、
第2および第3ロッカアームがこのエキセントリック大
径部に嵌挿されると共に、第1ロッカアームが第2およ
び第3ロッカアームの間に配置されて直接ロッカシャフ
トに嵌挿されたことから、ロッカシャフトの回動により
低速用カムまたは中高速用カムを選択でき、このカムの
選択によって、広い回転数域に亘りエンジン出力を向上
させることができる。
【0057】また、上記第1のロッカアームの支持部と
上記第2および第3のロッカアームの支持部との一方
に、遊び調整用スクリューを装着するスクリュー保持部
が形成され、他方に遊び調整用スクリューの先端部が当
接可能なスクリュー受け部が形成されたので、遊び調整
用スクリューの軸方向進退を調整することにより、第1
の例えば低速用のロッカアームに対する第2および第3
の例えば中高速用のロッカアームの遊びを調整すること
ができるので、例えばエンジン低回転時に作動せずに浮
動状態にある第2および第3ロッカアームが第1のロッ
カアームにより駆動されて連動し、第2および第3のカ
ムに当って打音が発生し騒音が増大するのを防止ないし
低減することができる。さらに、上記第1のロッカアー
ムの支持部の軸方向両端部外周には、第2および第3の
ロッカアームの支持部の側面に当接可能な位置決め突出
部が複数個形成されたことから、第1並びに第2および
第3のロッカアーム間に大径の位置決めワッシャを配置
せずにこれらロッカアームの位置決めを行うことができ
る。このために、上記スクリュー保持部またはスクリュ
ー受け部は、第1のロッカアームの支持部と、第2およ
び第3のロッカアームの支持部との間に大径ワッシャを
それぞれ介在させた場合に比して、これらスリュー保持
部またはスクリュー受け部の軸長を短かくできる。この
ため、ロッカアームの慣性モーメントを小さくでき、エ
ンジン性能を向上させることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明に係る4サイクルエンジンの動弁装置
の一実施例を示す斜視図。
【図2】図1の動弁装置が適用されたシリンダヘッドの
平面図。
【図3】図2のIII −III 線に沿う断面図。
【図4】図1の動弁装置を示す平面図。
【図5】図1の動弁装置のエンジン低回転数域における
動作状態図。
【図6】図1の動弁装置のエンジン中高回転数域におけ
る動作状態図。
【図7】図1の動弁装置の低速用ロッカアームを中高速
用ロッカアームの一部と共に示す側面図。
【図8】図2のシリンダヘッドにおけるカムシャフト軸
受部周辺を示す斜視図。
【図9】図3のカムのカムプロフィールを示す図。
【図10】図9に示すカムプロフィールの第1変形例を
示す図。
【図11】図9に示すカムプロフィールの第2変形例を
示す図。
【図12】低速用ロッカアームおよび中高速用ロッカア
ーム間に位置決めワッシャを配置した場合の図7に対応
した側面図。
【符号の説明】
1,2 バルブ 3 低速用カム 4,5 中高速用カム 7 低速用ロッカアーム 7a 低速用ロッカアームの支持部 7b 低速用ロッカアームの分岐先端部 8,9 中高速用ロッカアーム 8a,9a 中高速用ロッカアームの支持部 8b,9b 中高速用ロッカアームの先端部 11 ロッカシャフト 12,13 偏心ブッシュ 36 スクリュー受け部 37,38 アジャストアーム 39,40 アジャストスクリュー 43A,43B,43C 位置決め突出部 A 低速用カムのカムプロフィール B 中高速用カムのカムプロフィール
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) F01L 13/00 301 F01L 1/18

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 回動可能に支持されるとともにエキセン
    トリック大径部が形成されたロッカシャフトと、このロ
    ッカシャフトに直接嵌挿されて分岐先端部が形成された
    第1のロッカアームと、この第1のロッカアームの両側
    に配置されて上記エキセントリック大径部に嵌挿された
    第2および第3のロッカアームと、上記第1、第2およ
    び第3のロッカアームをそれぞれ駆動する第1、第2お
    よび第3のカムと、を有し、上記第2および第3のロッ
    カアームの先端部と上記第1のロッカアームの分岐先端
    部とが上下に重ね合されるとともに、上記第2および第
    3のカムが同じカムプロフィールに形成され、上記第1
    のカムのカムプロフィールが上記カムプロフィールと異
    なって形成され、また、上記第1のロッカアームの支持
    部と上記第2および第3のロッカアームの支持部との一
    方に、上記第1ロッカアームに対する第2および第3ロ
    ッカアームの遊びを調整する遊び調整用スクリューを調
    整可能に保持するスクリュー保持部が形成され、他方に
    上記遊び調整用スクリューの先端部が当接可能で上記ス
    クリュー保持部に対向配置されるスクリュー受け部が形
    成され、さらに、上記第1のロッカアームの支持部外周
    には、その径方向外方に突出して、上記第2および第3
    のロッカアームの支持部側面に当接可能で第2および第
    3のロッカアームのロッカシャフト上の位置を決める位
    置決め突出部が複数個形成されたことを特徴とする4サ
    イクルエンジンの動弁装置。
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