JP3060557B2 - コンパクトな3群ズームレンズ - Google Patents

コンパクトな3群ズームレンズ

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JP3060557B2
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    • G02OPTICS
    • G02BOPTICAL ELEMENTS, SYSTEMS OR APPARATUS
    • G02B15/00Optical objectives with means for varying the magnification
    • G02B15/14Optical objectives with means for varying the magnification by axial movement of one or more lenses or groups of lenses relative to the image plane for continuously varying the equivalent focal length of the objective
    • G02B15/143Optical objectives with means for varying the magnification by axial movement of one or more lenses or groups of lenses relative to the image plane for continuously varying the equivalent focal length of the objective having three groups only
    • G02B15/1431Optical objectives with means for varying the magnification by axial movement of one or more lenses or groups of lenses relative to the image plane for continuously varying the equivalent focal length of the objective having three groups only the first group being positive
    • G02B15/143103Optical objectives with means for varying the magnification by axial movement of one or more lenses or groups of lenses relative to the image plane for continuously varying the equivalent focal length of the objective having three groups only the first group being positive arranged ++-

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、レンズシャッターカメ
ラ等に好適な変倍比1.7程度のコンパクトなズームレ
ンズに関するものであり、特に、正、正、負の3群から
なるズームレンズに関する。
【0002】
【従来の技術】近年、レンズシャッターカメラのズーム
化が進むなかで、より小型軽量なズームレンズが望まれ
るようになってきた。最近のレンズシャッターカメラに
おけるズームレンズの小型化は、主に光軸方向のレンズ
系の長さ(レンズ系第1面からフィルム面までの長さ)
を短くすることであり、カメラ収納時等に沈胴させるこ
とにより小型化を図っているものが多い。しかし、その
ための沈胴機構を設けるため、カメラ本体の小型化には
限界があり、レンズ径の小型化つまり光学系の小型化が
カメラの小型化の上で必要となってきている。
【0003】ところで、正の焦点距離を有する第1レン
ズ群と、正の焦点距離を有する第2レンズ群と、負の焦
点距離を有する第3レンズ群とからなる3群ズームレン
ズが従来から提案されており、その中、変倍比1.5程
度の先行例として特開昭60−263113号、特開昭
61−52620号、特開昭61−109012号、変
倍比2.0程度の先行例として特開平1−93713号
があげられる。何れも、各群のパワーを適正に保ちつ
つ、光軸方向の小型化を達成しているが、バックフォー
カスが短いがゆえに、像側のレンズ径が大きくなってい
る。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ところで、上記した何
れの先行例においても、光軸方向において小型化を達成
しているが、レンズ径方向においては、バックフォーカ
スが短いため、像側のレンズ径が大きくなっており、コ
ンパクト性に欠けるものとなっている。また、バックフ
ォーカスが短いため、レンズ系最終面からフィルム面ま
での距離が短いので、像面からの反射光が最終面で再反
射してフレアが出るおそれが高い。
【0005】本発明はこのような状況に鑑みてなされた
ものであり、その目的は、上記の従来技術の問題点であ
るバックフォーカスが短いために像側のレンズ径が大き
くなる点及びフレア発生のおそれが高い点を解決して、
変倍比1.7程度のコンパクトな3群ズームレンズを提
供することである。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成する本発
明のコンパクトな3群ズームレンズは、物体側より順
に、正の焦点距離の第1群G1、正の焦点距離の第2群
G2、負の焦点距離の第3群G3にて構成され、ワイド
側からテレ側へ変倍の際、第1群G1と第2群G2間間
隔が増大し、第2群G2と第3群G3間間隔が減少する
ように、第1群G1、第2群G2、第3群G3全てが物
体側へ移動するズームレンズであって、fW をワイド端
における全系焦点距離、β3Wをワイド端における第3群
G3の結像倍率、f2 、f3 をそれぞれ第2群G2、第
3群G3の焦点距離としたとき、以下の条件式を満たす
ことを特徴とするものである。
【0007】 0.34<f3 (1−β3W)/fW <1.00 ・・・・(1) 0.30<f2 /fW <0.90 ・・・・(2)
【0008】
【作用】以下、各条件の意味と作用について説明する。
上記の条件(1)は、ワイド端におけるバックフォーカ
スを規定するものであり、その上限を超えると、第3群
G3の結像倍率β3Wが大きくなると同時に、第1群G1
と第2群G2の合成焦点距離が短くなりすぎ、収差補
正、特にコマ収差の補正が困難になり、また、下限を超
えると、バックフォーカスが短くなりすぎ、像側のレン
ズ径が大きくなってしまい、レンズ系のコンパクト化を
達成することができなくなる。
【0009】上記条件(2)は、第2群G2の焦点距離
を規定するものであり、その上限を超えると、色収差の
補正が困難になり、また、下限を超えると、諸収差、特
に球面収差の補正が困難になる。
【0010】さらに、本発明においては、変倍の際、第
1群G1と第3群G3を一体で移動するようにすること
により、鏡枠構造を簡易化し、カメラのコンパクト化を
可能にする。
【0011】また、コンパクト化において、L23W を第
2群の最も物体よりの面から第3群の最も像面よりの面
までのワイド時における距離、IHを画面対角長の半分
(像高の最大値に等しい。)としたとき、 0.40<L23W /IH<1.05 ・・・・(3) を満足することが望ましい。条件(3)の上限を超える
と、第2群G2、第3群G3の合成構成長が長くなりす
ぎ、コンパクト性を損ね、また、下限を超えると、収差
補正、特に歪曲収差、コマ収差の補正が困難になる。
【0012】なお、本発明において、レンズ構成は、物
体側より、物体側に凸面を向けた1枚の正メニスカスレ
ンズで構成される第1群と、物体側より、絞り、物体側
に凹面を向けた負メニスカスレンズ、正レンズの2枚で
構成される第2群と、1枚の負レンズで構成される第3
群とにより構成され、第2群、第3群にそれぞれ1面の
非球面を含むことが収差補正及び光学系の小型化上望ま
しい。このように、合計4枚のレンズで構成することに
より、レンズ全系構成長を短くできるので、バックフォ
ーカスが延びた分を打ち消すことができ、コンパクト性
を失わない。
【0013】さらに、4枚のレンズで構成する上で、f
w をワイド時における全系焦点距離、f1 を第1群の焦
点距離、νd1を第1群のd線におけるアッベ数とした
時、 1.2<f1 /fw <8.0 ・・・・(4) νd1>62.8 ・・・・(5) を満足することが望ましい。条件(4)の上限を超える
と、諸収差、特にコマ収差の補正が困難になり、下限を
超えると、色収差の補正が困難になる。また、条件
(5)の下限を超えると、色収差の補正が困難となる。
なお、第3群の1枚の負レンズは、物体側に凹面を向け
た負メニスカスレンズあるいは両凹レンズから構成する
ことができる。また、第2群と第3群にそれぞれ含まれ
る1枚の非球面は、第2群の最も像側の面と、第3群の
物体側の面との2面に用いることができる。
【0014】
【実施例】次に、本発明の実施例1〜6について説明す
る。各実施例のレンズデータは後記するが、実施例1、
3〜6のワイド端(W)とテレ端(T)のレンズ断面を
図1に、また、実施例2のワイド端(W)とテレ端
(T)のレンズ断面を図2に示す。図示の通り、何れの
実施例も、第1群G1は物体側に凸面を向けた正メニス
カスレンズ1枚より構成され、第2群G2は物体側より
物体側に凹面を向けた負メニスカスレンズ、正レンズの
2枚から構成されている。絞りは、第2群の直前に位置
し、第2群と一体になって移動する。第3群G3は、実
施例2においては物体側に凹面を向けた負メニスカスレ
ンズ1枚、他の実施例においては両凹レンズ1枚により
構成されている。
【0015】非球面については、何れの実施例も第2群
の最も像面側の面と第3群の物体側の面との2面に用い
られている。
【0016】これらの実施例1〜6のワイド端(W)、
スタンダード状態(S)、テレ端(T)における収差図
をそれぞれ図3〜図8に示す。
【0017】次に、各実施例のレンズデータを示すが、
以下において、記号は、上記の外、fは全系の焦点距
離、FNOはFナンバー、2ωは画角、fB はバックフォ
ーカス、r1 、r2 …は各レンズ面の曲率半径、d1
2 …は各レンズ面間の間隔、nd1、nd2…は各レンズ
のd線の屈折率、νd1、νd2…は各レンズのアッベ数で
あり、また、非球面形状は、光軸方向をx、光軸に直交
する方向をyとした時、次の式で表される。
【0018】 x=(y2/r)/[1+{1-P( y2/r2)}1/2 ]+A44
+A66 +A88 +A10 10 ただし、rは近軸曲率半径、Pは円錐係数、A4、A6、A8
は非球面係数である。
【0019】実施例1 f = 36.22〜 45.78〜 57.89 FNO= 5.79〜 6.93〜 8.28 2ω= 61.62〜 50.52〜 40.92° fB = 16.13〜 25.05〜 36.23 r1 = 10.6571 d1 = 1.986 nd1 =1.49700 νd1 =81.61 r2 = 14.5404 d2 = (可変) r3 = ∞(絞り) d3 = 2.011 r4 = -8.1675 d4 = 1.058 nd2 =1.78470 νd2 =26.30 r5 = -21.7067 d5 = 0.800 r6 = 29.3789 d6 = 2.707 nd3 =1.57309 νd3 =42.57 r7 = -8.4099(非球面) d7 = (可変) r8 = -13.2854(非球面) d8 = 1.712 nd4 =1.49260 νd4 =58.02 r9 = 100.0794 ズーム間隔 非球面係数 第7面 P =1 A4 = 0.27817×10-3 A6 = 0.16008×10-5 A8 = 0.46318×10-7 A10=-0.60451×10-9 第8面 P =1 A4 = 0.11693×10-3 A6 =-0.87788×10-6 A8 = 0.83045×10-9 実施例2 f = 36.22〜 45.78〜 57.90 FNO= 5.79〜 6.93〜 8.28 2ω= 61.62〜 50.52〜 40.92° fB = 13.61〜 21.92〜 32.29 r1 = 12.7195 d1 = 1.909 nd1 =1.43875 νd1 =94.97 r2 = 22.8635 d2 = (可変) r3 = ∞(絞り) d3 = 2.011 r4 = -8.5139 d4 = 1.058 nd2 =1.78470 νd2 =26.30 r5 = -20.9242 d5 = 0.800 r6 = 45.7467 d6 = 2.704 nd3 =1.57309 νd3 =42.57 r7 = -8.7756(非球面) d7 = (可変) r8 = -13.1353(非球面) d8 = 1.799 nd4 =1.56873 νd4 =63.16 r9 = -214.1752 ズーム間隔 非球面係数 第7面 P =1 A4 = 0.19078×10-3 A6 = 0.16506×10-5 A8 = 0.46318×10-7 A10=-0.60451×10-9 第8面 P =1 A4 = 0.74661×10-4 A6 =-0.18561×10-6 A8 = 0.83045×10-9 実施例3 f = 36.22〜 45.78〜 57.90 FNO= 5.79〜 6.93〜 8.42 2ω= 61.62〜 50.52〜 40.92° fB =15.378〜 22.99〜 32.55 r1 = 11.6088 d1 = 1.909 nd1 =1.43875 νd1 =94.97 r2 = 22.5370 d2 = (可変) r3 = ∞(絞り) d3 = 2.011 r4 = -8.2726 d4 = 1.058 nd2 =1.78470 νd2 =26.30 r5 = -24.3566 d5 = 0.800 r6 = 31.1133 d6 = 2.705 nd3 =1.57309 νd3 =42.57 r7 = -7.7297(非球面) d7 = (可変) r8 = -10.8385(非球面) d8 = 1.799 nd4 =1.56873 νd4 =63.16 r9 = 169.4029 ズーム間隔 非球面係数 第7面 P =1 A4 = 0.35384×10-3 A6 = 0.25257×10-5 A8 = 0.46318×10-7 A10=-0.60451×10-9 第8面 P =1 A4 = 0.19951×10-3 A6 =-0.82385×10-6 A8 = 0.83045×10-9 実施例4 f = 36.22〜 45.78〜 57.91 FNO= 5.80〜 6.93〜 8.28 2ω= 61.61〜 50.51〜 40.91° fB = 18.31〜 26.56〜 36.93 r1 = 9.4100 d1 = 1.909 nd1 =1.43875 νd1 =94.97 r2 = 15.1210 d2 = (可変) r3 = ∞(絞り) d3 = 2.011 r4 = -8.3204 d4 = 1.058 nd2 =1.78470 νd2 =26.30 r5 = -24.1590 d5 = 0.670 r6 = 23.0131 d6 = 2.690 nd3 =1.57309 νd3 =42.57 r7 = -7.5850(非球面) d7 = (可変) r8 = -9.6181(非球面) d8 = 1.739 nd4 =1.51633 νd4 =64.15 r9 = 111.1176 ズーム間隔 非球面係数第7面 P =1 A4 = 0.46750×10-3 A6 = 0.22570×10-5 A8 = 0.46318×10-7 A10=-0.60451×10-9 第8面 P =1 A4 = 0.28202×10-3 A6 =-0.18676×10-5 A8 =-0.23782×10-8 実施例5 f = 36.18〜 45.80〜 57.90 FNO= 5.78〜 6.93〜 8.28 2ω= 61.68〜 50.50〜 40.92° fB = 20.59〜 30.93〜 43.92 r1 = 9.4616 d1 = 3.602 nd1 =1.43875 νd1 =94.97 r2 = 9.6905 d2 = (可変) r3 = ∞(絞り) d3 = 2.011 r4 = -6.1952 d4 = 1.058 nd2 =1.78470 νd2 =26.30 r5 = -9.1103 d5 = 0.908 r6 = 24.1212 d6 = 2.760 nd3 =1.49260 νd3 =58.02 r7 = -7.5897(非球面) d7 = (可変) r8 = -15.0885(非球面) d8 = 1.712 nd4 =1.49260 νd4 =58.02 r9 = 30.6442 ズーム間隔 非球面係数 第7面 P =1.1233 A4 = 0.42060×10-3 A6 = 0.38750×10-5 A8 =-0.16984×10-6 A10= 0.73604×10-8 第8面 P =4.0304 A4 = 0.26458×10-3 A6 =-0.29259×10-5 A8 = 0.78774×10-7 A10=-0.35482×10-9 実施例6 f = 36.18〜 45.80〜 57.90 FNO= 5.79〜 6.93〜 8.28 2ω= 61.68〜 50.50〜 40.92° fB = 20.99〜 32.82〜 47.69 r1 = 10.1786 d1 = 3.875 nd1 =1.54771 νd1 =62.83 r2 = 9.5139 d2 = (可変) r3 = ∞(絞り) d3 = 2.011 r4 = -6.6277 d4 = 1.058 nd2 =1.78470 νd2 =26.30 r5 = -10.3059 d5 = 1.000 r6 = 31.3906 d6 = 2.760 nd3 =1.56883 νd3 =56.34 r7 = -8.7333(非球面) d7 = (可変) r8 = -24.1341(非球面) d8 = 1.799 nd4 =1.56873 νd4 =63.16 r9 = 37.8565 ズーム間隔 非球面係数 第7面 P =0.9841 A4 = 0.22375×10-3 A6 = 0.33182×10-5 A8 =-0.20903×10-6 A10= 0.58505×10-8 第8面 P =1.5619 A4 = 0.63520×10-4 A6 =-0.22259×10-5 A8 = 0.38320×10-7 A10=-0.43135×10-9 次に、上記実施例1〜6の条件(1)〜(5)に対応す
る値を次表に示す。
【0020】
【0021】
【発明の効果】以上説明したように、本発明のコンパク
トな3群ズームレンズは、実施例及びその断面図より明
らかなように、レンズ径方向の小型化を達成し、また、
バックフォーカスを長くとることにより、カメラ収納時
の光学系の沈胴化も容易になり、光軸方向の小型化も達
成していて、コンパクトカメラに適したズームレンズと
なっている。
【図面の簡単な説明】
【図1】実施例1、3〜6のレンズ断面図で、(W)は
ワイド端、(T)はテレ端における断面を示す。
【図2】実施例2の図1と同様なレンズ断面図である。
【図3】実施例1の収差図で、(W)はワイド端、
(S)はスタンダード状態、(T)はテレ端の収差図で
ある。
【図4】実施例2の図3と同様な収差図である。
【図5】実施例3の図3と同様な収差図である。
【図6】実施例4の図3と同様な収差図である。
【図7】実施例5の図3と同様な収差図である。
【図8】実施例6の図3と同様な収差図である。
【符号の説明】
G1…第1群 G2…第2群 G3…第3群
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) G02B 9/00 - 17/08 G02B 21/02 - 21/04 G02B 25/00 - 25/04

Claims (8)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 物体側より順に、正の焦点距離の第1
    群、正の焦点距離の第2群、負の焦点距離の第3群にて
    構成され、ワイド側からテレ側へ変倍の際、第1群と第
    2群間間隔が増大し、第2群と第3群間間隔が減少する
    ように、第1群、第2群、第3群全てが物体側へ移動す
    るズームレンズであって、以下の条件式を満たすことを
    特徴とするコンパクトな3群ズームレンズ: (1) 0.34<f3 (1−β3W)/fW <1.0
    0 (2) 0.30<f2 /fW <0.90 ただし、fW はワイド端における全系焦点距離、β3W
    ワイド端における第3群の結像倍率、f2 、f3 はそれ
    ぞれ第2群、第3群の焦点距離である。
  2. 【請求項2】 前記ワイド側からテレ側への変倍に際し
    て、前記第1群と前記第3群とが一体となって物体側へ
    移動するように構成されたことを特徴とする請求項1記
    載のコンパクトな3群ズームレンズ。
  3. 【請求項3】 前記ズームレンズが、以下の条件式
    (3)を満足することを特徴とする請求項1又は2記載
    のコンパクトな3群ズームレンズ: (3) 0.40<L23W /IH<1.05 ただし、L23W は第2群の最も物体よりの面から第3群
    の最も像面よりの面までのワイド時における距離、IH
    は画面対角長の半分の値である。
  4. 【請求項4】 前記ズームレンズが、物体側から順に、
    物体側に凸面を向けた1枚の正メニスカスレンズで構成
    される第1群と、物体側より、絞り、物体側に凹面を向
    けた負メニスカスレンズ、正レンズの2枚で構成される
    第2群と、1枚の負レンズで構成される第3群とにより
    構成され、前記第2群と前記第3群にそれぞれ1枚の非
    球面を含むことを特徴とする請求項1から3の何れか1
    項記載のコンパクトな3群ズームレンズ。
  5. 【請求項5】 前記ズームレンズが、以下の条件式
    (4)及び(5)を満足することを特徴とする請求項4
    記載のコンパクトな3群ズームレンズ: (4) 1.2<f1 /fw <8.0 (5) νd1>62.8 ただし、fw はワイド時における全系焦点距離、f1
    第1群の焦点距離、νd1は第1群のd線におけるアッベ
    数である。
  6. 【請求項6】 前記第3群の1枚の負レンズが、物体側
    に凹面を向けた負メニスカスレンズからなることを特徴
    とする請求項4又は5記載のコンパクトな3群ズームレ
    ンズ。
  7. 【請求項7】 前記第3群の1枚の負レンズが、両凹レ
    ンズからなることを特徴とする請求項4又は5記載のコ
    ンパクトな3群ズームレンズ。
  8. 【請求項8】 前記非球面が、前記第2群の最も像側の
    面と、前記第3群の物体側の面との2面に用いられてい
    ることを特徴とする請求項4又は5記載のコンパクトな
    3群ズームレンズ。
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