JP3060005U - ブラジャー - Google Patents

ブラジャー

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JP3060005U
JP3060005U JP1998010139U JP1013998U JP3060005U JP 3060005 U JP3060005 U JP 3060005U JP 1998010139 U JP1998010139 U JP 1998010139U JP 1013998 U JP1013998 U JP 1013998U JP 3060005 U JP3060005 U JP 3060005U
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洋子 古庄
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エイボンプロダクツ株式会社
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 衣服を傷める心配のない調整具によって、カ
ップ間の距離を調整できると共に、快適な装着感が得ら
れるフロントホックブラジャーを提供する。 【解決手段】 バックストラップ5を介してそれぞれ一
方の端部が接続される左カップ1a及び右カップ1b
と、左カップ1a及び右カップ1bの他方の端部側に設
けられ、縫着により複数の係合部4a〜4dを形成した
一対のテープ3a,3bと、係合部4a〜4dに着脱自
在に係止可能な鉤状の鉤部12を両端部に有し、各鉤部
12を係合部4a〜4dに係止して左カップ1a及び右
カップ1bの他方の端部を係止する留め具10とを備
え、留め具10の鉤部12によって、左カップ1a及び
右カップ1bの他方の端部の両方で着脱でき、また、留
め具10の各鉤部12が係止されるテープ3a,3bの
係合部4a〜4dの位置によってカップ間の距離が調整
可能なものである。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【考案の属する技術分野】
本考案は、ブラジャーに係り、特に前中心部分の距離(カップ間の距離)を調 整できるフロントホックブラジャーに関するものである。
【0002】
【従来の技術】
従来、フロントホックブラジャーで、カップ間の距離が調整できるものとして 、面ファスナー(マジックテープ、ベルクロ)を使用したものがある。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】
しかしながら、面ファスナーは肌当たりが悪く、また、衣服の繊維に傷を付け たり引っかけたりする場合があるので、衣服の下に着用し、肌に密着するブラジ ャーに使用する素材としては適さないという問題点があった。
【0004】 このようなことから、衣服を傷める心配のない調整具によって、カップ間の距 離を調整できると共に、快適な装着感が得られるフロントホックブラジャーを提 供することを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】
(1)本考案に係るブラジャーは、バックパネル(5)を介してそれぞれ一方の 端部が接続される第1のカップ(1a)及び第2のカップ(1b)と、第1のカ ップ(1a)及び第2のカップ(1b)の他方の端部側に設けられ、縫着により 複数の係合部(4a〜4d)を形成した一対の第1のテープ(3a,3b)と、 係合部(4a〜4d)に着脱自在に係止可能な鉤状の鉤部(12)を両端部に有 し、各鉤部(12)を係合部(4a〜4d)に係止して第1のカップ(1a)及 び第2のカップ(1b)の他方の端部を係止する留め具(10)とを備え、留め 具(10)の鉤部(12)によって、第1のカップ(1a)及び第2のカップ( 1b)の他方の端部の両方で着脱でき、また、留め具(10)の各鉤部(12) が係止される第1のテープ(3a,3b)の係合部(4a〜4d)の位置によっ てカップ間の距離が調整可能なものである。
【0006】 (2)本考案に係るブラジャーの留め具(10)は、鉤部(12)間に鉤部(1 2)と一体に形成された中央部(13)を更に有し、各鉤部(12)の側端部に それぞれ設けられ、中央部(13)側に突出した第1の凸部(12a)と、中央 部(13)の両側端部にそれぞれ設けられ、鉤部(12)側に突出した第2の突 出部(13c)とにより挾持部(14)を形成しており、この挾持部(14)に より第1のテープ(3a,3b)を挾持するものである。
【0007】 (3)本考案に係るブラジャーの留め具(10)を金具で構成したものである。
【0008】 (4)本考案に係るブラジャーの留め具(10)の中央部(13)に、長孔(1 3b)を2つ形成し、長孔(13b)間に第2のテープ(11)を巻き付けたも のである。
【0009】 (5)本考案に係るブラジャーは、バックパネル(5)を介してそれぞれ一方の 端部が接続される第1のカップ(1a)及び第2のカップ(1b)と、第1のカ ップ(1a)及び第2のカップ(1b)の他方の端部側に設けられ、縫着により 複数の係合部(4a〜4d)を形成した一対の第1のテープ(3a,3b)と、 留め具(30)とを備えたものであり、この留め具(30)は、係合部(4a〜 4d)に着脱自在に係止可能な鉤状の鉤部(22)と、鉤部(22)と一体に形 成され、連結孔(23b)を有する連結部(23)を有する2個の連結体(20 )と、各連結体(20)を連結孔(23b)を介して接続する第2のテープ(1 1)とを備え、各鉤部(22)の側端部にそれぞれ設けられ、連結部(23)側 に突出した第1の凸部(22a)と、各連結部(23)にそれぞれ設けられ、鉤 部(22)側に突出した第2の突出部(23c)とにより挾持部(24)を形成 しており、この挾持部(24)により第1のテープ(3a)を挾持すると共に、 各鉤部(22)を係合部(4a〜4d)に係止して第1のカップ(1a)及び第 2のカップ(1b)の他方の端部を係止し、留め具(30)の鉤部(22)によ って、第1のカップ(1a)及び第2のカップ(1b)の他方の端部の両方で着 脱でき、各鉤部(22)が係止される第1のテープ(3a,3b)の係合部(4 a〜4d)の位置によって調整可能なものである。
【0010】 (6)本考案に係るブラジャーは、バックパネル(5)を介してそれぞれ一方の 端部が接続され、カップ台(2a,2b)をそれぞれ備えた第1及び第2のカッ プ(1a、1b)と、 各カップのそれぞれの他方の端部側で、かつ、カップ台 (2a、2b)の肌に触れない面側に設けられ、カップ台(2a、2b)との縫 着により複数の係合部(4a〜4d)を形成した一対の第1のテープ(3a,3 b)と、係合部(4a〜4d)に着脱自在に係止可能な鉤状の鉤部(12)を両 端部に有し、各カップの他方の端部を係止するための留め具(10)とを備え、 留め具(10)の鉤部(12)によって、第1のカップ(1a)及び第2のカッ プ(1b)の他方の端部の両方で着脱でき、また、留め具((10))の各鉤部 (12)が係止される第1のテープ(3a,3b)の係合部(4a,4b,4c ,4d)の位置によってカップ間の距離が調整可能なものである。
【0011】 (7)本考案に係るブラジャーの留め具(10)は、鉤部(12)間に鉤部(1 2)と一体に形成された中央部(13)を更に有し、各鉤部(12)の側端部に それぞれ設けられ、中央部(13)側に突出した第1の凸部(12a)と、中央 部(13)の両側端部であって、第1の凸部(12a)と対向する位置にそれぞ れ設けられ、鉤部(12)側に突出した第2の突出部(13c)とにより挾持部 (14)を形成しており、この挾持部(14)により第1のテープ(3a,3b )を挾持するものである。
【0012】 (8)本考案に係るブラジャーの留め具(10)は金具で構成され、また、留め 具(10)の中央部(13)に、長孔(13b)を2つ形成し、長孔(13b) 間に第2のテープ(11)を巻き付けたものである。
【0013】 なお、上記(1)、(2)及び(5)〜(7)の第1のテープ(3a)は、第 1のカップ(1a)及び第2のカップ(1b)の他方の端部側の、例えば第1及 び第2のカップ(1a,1b)自身や、カップ台(2a,2b)に縫着される。
【0014】 (9)本考案に係るブラジャーは、バックパネル(5)を介してそれぞれ一方の 端部が接続される第1のカップ(1a)及び第2のカップ(1b)と、第1のカ ップ(1a)の他方の端部側に設けられ、縫着により複数の係合部(4a,4b )を形成した第1のテープ(3a)と、留め具(20)とを備えたものであり、 この留め具(20)は、係合部(4a,4b)に係止される鉤状の鉤部(22) と、鉤部(22)と一体に形成され、第2のカップの他方の端部側に取付けられ る取付部(23a)を有し、鉤部(22)の側端部にそれぞれ設けられ、取付部 (23a)側に突出した第1の凸部(22a)と、取付部(23a)の側端部に それぞれ設けられ、鉤部(22)側に突出した第2の凸部(23c)とにより挾 持部(24)を形成しており、この挾持部(24)によって第1のテープ(3a )を挾持し、鉤部(22)が係止される、第1のテープ(3a)の係合部(4a ,4b)の位置によって、カップ間の距離が調整可能なものである。
【0015】 なお、第1のテープ(3a)は、第1のカップ(1a)の他方の端部側の、例 えば第1のカップ(1b)自身や、後述の実施の形態のカップ台(2b)に縫着 される。また、取付部(23a)は、第2のカップの他方の端部側の、例えば第 2のカップ(1b)又は後述の実施の形態のカップ台(2b)に直接取付けられ たり、後述の実施の形態のテープ(3b)に取付けられる。
【0016】 (10)本考案に係るブラジャーのバックパネルは、上記(1)〜(9)のブラ ジャーのバックパネルにおいて、そのほぼ中央部で着脱自在に係止可能なもので ある。
【0017】
【考案の実施の形態】
図1は本考案の一実施の形態のフロントホックブラジャーの要部正面図で、特 に留め具を外した状態を示している。図2は本考案の一実施の形態のフロントホ ックブラジャーの斜視図で、特に(a)はほぼ正面から見た斜視図、(b)は背 面から見た斜視図を示している。図3は係止時の要部正面図、図4は本考案の一 実施の形態の留め具を示す図である。 図において、1aは左カップ、1bは右カップで、両カップには、それぞれカ ップ台2a、カップ台2bが縫着されており、カップの形状として、ここでは、 一般に3/4カップと呼ばれるカップを使用するものとする。なお、カップ台2 a,2bには、縦幅が13mmで伸縮性のあるテープ3a,3bがそれぞれ縫着 され、係合部4a〜4dを形成している。5は左右カップ1a,1bのそれぞれ 一方の端部に縫着されるバックパネル、6a,6bは右カップ1a、左カップ1 bの上部からそれぞれバックパネル5に縫着される右ショルダストラップ及び左 ショルダストラップ、10は左右カップ1a,1の自由端を係止するための留め 具で、金属製の金具で構成され、テープ11が設けられている。なお、この留め 具10の大きさは、テープ3a,3b,11の縦幅に基づき設定される。そして 、ブラジャー100はカップ台2a,2bを備えた左カップ1a及び右カップ1 b、バックパネル5、ショルダストラップ6a、6b、留め具10を備えた構成 となっている。
【0018】 以下、本考案の要部の構成について図1、図3及び図4を参照しながら詳述す る。 図1に示すように、テープ3a,3bは、カップ台2a,2bの肌に触れない 面側に設けられ、一方は、左カップ1a,右カップ1bの碗状のラインのうち、 前中心側の周辺ラインで左右カップ1a,1bとカップ台2a,2bとの間に縫 着され、他方は、カップ台2a,2bの自由端で縫着され、更に前記自由端から ある程度の間隔を空けた位置で縦方向にカップ台2a,2bと縫着される。この ような縫着により、上下端が開口された状態で区切られた空間が形成され、該空 間により係合部4a〜4dが形成される。なお、上記のある程度の間隔とは、少 なくとも、留め具10の鉤部12(後述する)が挿入可能な間隔とする。
【0019】 留め具10は、図4に示すように全体として長方形状に形成された金具で構成 されており、前記テープ3a,3bに着脱自在に係止可能な鉤状の鉤部12と、 該鉤部12のほぼ中央に設けられる中央部13と、該中央部13に縫着されるテ ープ11を有する構成となっている。 鉤部12は、中央部13の両端に設けられており、下端で中央部13と接続さ れて一体に形成されており、鉤部12の側端部には、中央部13へ突出した凸部 12aが設けられている。 中央部13は、そのほぼ中央に長孔13a、該長孔13aの左右側に長孔13 bを有し、両側端であって、前記凸部12aと対向する位置に、前記鉤部12側 へ突出した凸部13cが設けられている。
【0020】 そして、これら凸部12a及び13cにより挾持部14が形成されている。ま た、前記長孔13bには、テープ11が挿通され、該テープ11の両端はそれぞ れ長孔13a側に折り返され、長孔13aを介して縫着されている。
【0021】 以下、このように構成されたブラジャー100で着脱を行う場合について説明 する。 なお、着用前、ブラジャー100において鉤部12の一方は係合部4a〜4c に差し込まれて係止されており、他方は係止されることなく自由になっているも のとする。ここでは、左カップ1a側の鉤部12が自由になっているとすると、 着用時、着用者は図3(a)に示すように、鉤部12を係合部4aに差し込む。 すると、挾持部14によりテープ3aが挾持されると共に、鉤部12がテープ3 aに掛かる。これにより左右カップ1a,1bの自由端が係止され、着用者はブ ラジャー100を着用することができる。また、脱ぐときには、逆に鉤部12を 係合部4bから抜き出す。
【0022】 また、図3(b)に示すように、鉤部12を差し込む位置を係合部4b及び4 dとすることもできる。この場合、カップ間の距離を係合部4a及び4cに差し 込んだ場合に比べ狭くすることができ、従って乳間が狭くなり、胸の谷間が強調 されて胸元を豊かに見せることができる。このように、鉤部12を差し込む係合 部4a〜4dの位置に応じてカップ間の距離を調整することができる。また、こ の調整によって、同時にアンダーバストの長さも調整することができる。
【0023】 なお、この調整は、留め具10とテープ3a,3bにより行うので、従来の面 ファスナーを使用した場合のように衣服に傷をつけたりなどの心配はなく、ブラ ジャーに適した調整具を得ることができる。
【0024】 また、両端に設けられた鉤部12の両方が、テープ3a,3bに対して着脱自 在に係止可能となっているので、ブラジャー100の開閉を、鉤部12の任意の 一方を係合部4a〜4dから掛け外しすることで行うことができる。すなわち、 利き手に応じた着脱を行うことができるということで、例えば着用者が右利きの 場合、右カップ1b側の鉤部12を係合部4c又は4dから掛け外し、一方、左 利きの場合、左カップ1a側の鉤部12を係合部4a又は4bから掛け外しする ことで着脱することができる。このように、何れの利き手の着用者に対しても、 使用勝手の良いブラジャー100を提供することができる。
【0025】 なお、従来のカップ間を調整できるブラジャーは、調整具であるプラスチック が直接肌に当たるため、人によっては汗をかいたり等でかぶれる場合があるとい う問題点があった。しかしながら、本実施の形態では、装着時、留め具10は図 5に示すように、カップ台2a,2bの肌に触れない面側にのっかった状態とな るので、留め具10が直接肌に当たって、汗などでかぶれたりする等の不快感を 防止でき、常に快適な装着感が得られる。
【0026】 また、従来のフロントホックブラジャーは、そのほとんどがプラスチックの留 め具を使用しており、例えば、孔状の空間に、細い棒状に形成されたプラスチッ クを差し込み、組み合わせて留める方式のものがあった。この方式の留め具は、 細い棒状に形成されたプラスチックであるため、着脱の際に折れる場合があった 。しかしながら本実施の形態の留め具10は金具で構成されているので、上述の ような従来の問題点を解決することができる。
【0027】 なお、本実施の形態では、留め具10に、全体として一体に形成されたもの( 図4参照)を例示して説明したが、例えば、図6(a)に示すように、一般的に 肩ひもの留め具として使用されているZカン(連結体)20と呼ばれるものを2 個利用して、各Zカン20に設けられらた連結孔23bにテープ11を巻き付け 、これにより各Zカン20を連結して構成される留め具30としても良い。なお 、このZカン20とは、図6(a)に示すように鉤部22と、連結孔23bを有 する連結部23とが一体に形成されたもので、鉤部22には、連結部23側に突 出した凸部22aが設けられ、連結部23は、鉤部22側の側端であって、凸部 22aと対向する位置に、鉤部22側に突出する凸部23cが設けられ、そして 、これら凸部22aと23cにより挾持部24が形成されたものである。
【0028】 また、この留め具10は、図6(b)に示すように、両端に鉤部12のみを有 するものであってもよく、また、図6(c)に示すように、図4の留め具10に 長孔13a,13bが設けられていないものでも良い。
【0029】 また、本実施の形態では、カップの形状として3/4カップを使用する場合を 例示して説明したが、これに限られたものではなく、例えばフルカップ、1/2 カップのブラジャーに適用することもできる。また、ショルダストラップの無い 、ストラップレスタイプのブラジャーにも適用できる。
【0030】 また、本実施の形態では、カップ台付きのブラジャー100を例示して説明し たが、カップ台なしのアンダーフリータイプ(図7参照)にも応用できる。この 場合、テープ3a,3bの端部の一方を左右カップ1a,1bの碗状のラインの うち、前中心側の周端ラインで左右カップ1a,1bにそれぞれ縫着し、任意の 長さで折り返し、折り返し端からある程度の間隔(上記に同じ)を空けた位置に 、縦方向に縫着することによって係合部4a〜4dを形成する。なお、このよう にカップ台無しのブラジャーに本考案を適用した場合、留め具10及びテープ3 a,3b,11が肌に当たってしまうが、従来の面ファスナーのように肌当たり が悪いというようなことはなく、快適に装着することができる。
【0031】 また、留め具10を係止させるためのテープ3a,3bに伸縮性のあるものを 使用したが伸縮性のないテープにも使用できる。
【0032】 また、図8に示すように、Zカン20a1つを利用してカップ間の距離を調整 するようにしても良い。すなわち、取付部23aの長孔23dに挿通されたテー プ3bにより、取付部23aを一方のカップ(図8においては右カップ1b)側 に固定し、鉤部22を係止する係合部4a,4bの位置によって調整するように しても良い。
【0033】 なお、本実施の形態では、テープ3a,3bの巾を13mmとし、それに合わ せて留め具10の大きさを設定しているとして説明したが、もちろんテープ3a ,3bの巾はこのサイズに限られたものではなく、ブラジャー100のデザイン によって変えても良い。例えば8mm〜20mm位が適当である。なぜなら、例 えば20mmより大きいと、留め具10が大きくなり掛け外しが面倒になる。逆 に8mmより小さいと、例えば、ストラップレスブラジャーに本考案を適用した 場合に、下方へずり落ちてしまうからである。
【0034】 また、留め具10を掛ける係合部4a〜4dとして、各テープ3a,3bにそ れぞれ2段階設けた場合を例示して説明したが、これに限られたものではなく、 もちろんこれより多い多段階設けるようにしても良い。
【0035】 また、中央部13には、テープ11のみを設けた場合を示したが、テープの他 、更にリボン、ラインストーン、ビーズ等の飾り用のモチーフを取り付ける等、 デザイン要素を付加することができる。
【0036】 また、上記実施の形態では、留め具10を金属製の金具で構成されるとして説 明したが、プラスチックでも良い。
【0037】 また、上記実施の形態では、前開閉式のブラジャーに本考案を実施した場合を 示したが、後開閉式のブラジャーにも本考案を実施することができる。この場合 、カップ間の調整機能付きの後開閉式のブラジャーを得ることができる。
【0038】
【考案の効果】
以上のように本考案に係るブラジャーは、鉤部(22)が係止される係合部( 4a,4b)を複数設けたので、鉤部(22)が係止される第1のテープ(3a )の係合部(4a,4b)の位置によってカップ間の距離を調整でき、この調整 は第1のテープ(3a)によって形成された係合部(4a,4b)と留め具(2 0)によって行われるので、衣服を傷つけることなくカップ間の距離を調整可能 なブラジャーを得ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の一実施の形態のフロントホックブラジ
ャーの要部正面図である。
【図2】本考案の一実施の形態のフロントホックブラジ
ャーの斜視図である。
【図3】係止時の要部正面図である。
【図4】本考案の一実施の形態の留め具を示す図であ
る。
【図5】図3のA−A断面図である。
【図6】留め具の他の態様を示す図である。
【図7】カップ台なしのアンダーフリータイプの一例を
示す図である。
【図8】本考案の要部の他の態様を示す図である。
【符号の説明】
1a 左カップ(第1のカップ) 1b 右カップ(第2のカップ) 2a,2b カップ台 3a,3b テープ(第1のテープ) 4a〜4d 係合部 5 バックパネル 10 留め具 11 テープ(第2のテープ) 12,22 鉤部 12a,22a 凸部(第1の凸部) 13 中央部 13a,13b,23b,23d 長孔 13c 凸部(第2の凸部) 20 Zカン(連結体) 20a Zカン 23 連結部 23a 取付部

Claims (10)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 バックパネル(5)を介してそれぞれ一
    方の端部が接続される第1のカップ(1a)及び第2の
    カップ(1b)と、 前記第1のカップ(1a)及び第2のカップ(1b)の
    他方の端部側に設けられ、縫着により複数の係合部(4
    a〜4d)を形成した一対の第1のテープ(3a,3
    b)と前記係合部(4a〜4d)に着脱自在に係止可能
    な鉤状の鉤部(12)を両端部に有し、前記各鉤部(1
    2)を前記係合部(4a〜4d)に係止して前記第1の
    カップ(1a)及び第2のカップ(1b)の他方の端部
    を係止する留め具(10)とを備え、 前記留め具(10)の鉤部(12)によって、第1のカ
    ップ(1a)及び第2のカップ(1b)の他方の端部の
    両方で着脱でき、また、前記留め具(10)の各鉤部
    (12)が係止される前記第1のテープ(3a,3b)
    の係合部(4a〜4d)の位置によってカップ間の距離
    が調整可能なことを特徴とするブラジャー。
  2. 【請求項2】 前記留め具(10)は、前記鉤部(1
    2)間に、該鉤部(12)と一体に形成された中央部
    (13)を更に有し、各鉤部(12)の側端部にそれぞ
    れ設けられ、中央部(13)側に突出した第1の凸部
    (12a)と、前記中央部(13)の両側端部にそれぞ
    れ設けられ、前記鉤部(12)側に突出した第2の突出
    部(13c)とにより挾持部(14)を形成し、該挾持
    部(14)により前記第1のテープ(3a,3b)を挾
    持することを特徴とする請求項1記載のブラジャー。
  3. 【請求項3】 前記留め具(10)を金具で構成したこ
    とを特徴とする請求項1又は2記載のブラジャー。
  4. 【請求項4】 前記留め具(10)の中央部(13)
    に、長孔(13b)を2つ形成し、該長孔(13b)間
    に第2のテープ(11)を巻き付けたことを特徴とする
    請求項2又は3記載のブラジャー。
  5. 【請求項5】 バックパネル(5)を介してそれぞれ一
    方の端部が接続される第1のカップ(1a)及び第2の
    カップ(1b)と、 前記第1のカップ(1a)及び第2のカップ(1b)の
    他方の端部側に設けられ、縫着により複数の係合部(4
    a〜4d)を形成した一対の第1のテープ(3a,3
    b)と、 前記係合部(4a〜4d)に着脱自在に係止可能な鉤状
    の鉤部(22)及び該鉤部(22)と一体に形成され、
    連結孔(23b)を有する連結部(23)を有する2個
    の連結体(20)と、各連結体(20)を連結孔(23
    b)を介して接続する第2のテープ(11)とを備え、
    前記各鉤部(22)の側端部にそれぞれ設けられ、連結
    部(23)側に突出した第1の凸部(22a)と、前記
    各連結部(23)の側端部にそれぞれ設けられ、前記鉤
    部(22)側に突出した第2の突出部(23c)とによ
    り挾持部(24)を形成し、該挾持部(24)により前
    記第1のテープ(3a)を挾持すると共に、前記各鉤部
    (22)を前記係合部(4a〜4d)に係止して前記第
    1のカップ(1a)及び第2のカップ(1b)の他方の
    端部を係止する留め具(30)とを備え、 前記留め具(30)の鉤部(22)によって、第1のカ
    ップ(1a)及び第2のカップ(1b)の他方の端部の
    両方で着脱でき、各鉤部(22)が係止される前記第1
    のテープ(3a,3b)の係合部(4a〜4d)の位置
    によって調整可能なことを特徴とするブラジャー。
  6. 【請求項6】 バックパネル(5)を介してそれぞれ一
    方の端部が接続され、カップ台(2a,2b)をそれぞ
    れ備えた第1及び第2のカップ(1a、1b)と、 前記各カップのそれぞれの他方の端部側で、かつ、カッ
    プ台(2a、2b)の肌に触れない面側に設けられ、前
    記カップ台(2a、2b)との縫着により複数の係合部
    (4a〜4d)を形成した一対の第1のテープ(3a,
    3b)と、 前記係合部(4a〜4d)に着脱自在に係止可能な鉤状
    の鉤部(12)を両端部に有し、各カップの他方の端部
    を係止するための留め具(10)とを備え、 前記留め具(10)の鉤部(12)によって、第1のカ
    ップ(1a)及び第2のカップ(1b)の他方の端部の
    両方で着脱でき、また、前記留め具((10))の各鉤
    部(12)が係止される前記第1のテープ(3a,3
    b)の係合部(4a,4b,4c,4d)の位置によっ
    てカップ間の距離が調整可能なことを特徴とするブラジ
    ャー。
  7. 【請求項7】 前記留め具(10)は、前記鉤部(1
    2)間に、該鉤部(12)と一体に形成された中央部
    (13)を更に有し、各鉤部(12)の側端部にそれぞ
    れ設けられ、中央部(13)側に突出した第1の凸部
    (12a)と、前記中央部(13)の両側端部にそれぞ
    れ設けられ、前記鉤部(12)側に突出した第2の突出
    部(13c)とにより挾持部(14)を形成し、該挾持
    部(14)により前記第1のテープ(3a,3b)を挾
    持することを特徴とする請求項6記載のブラジャー。
  8. 【請求項8】 前記留め具(10)は金具で構成され、
    また、前記留め具(10)の中央部(13)に、長孔
    (13b)を2つ形成し、該長孔(13b)間に第2の
    テープ(11)を巻き付けたことを特徴とする請求項7
    記載のブラジャー。
  9. 【請求項9】 バックパネル(5)を介してそれぞれ一
    方の端部が接続される第1のカップ(1a)及び第2の
    カップ(1b)と、 前記第1のカップ(1a)の他方の端部側に設けられ、
    縫着により複数の係合部(4a,4b)を形成した第1
    のテープ(3a)と前記係合部(4a,4b)に係止さ
    れる鉤状の鉤部(22)及び該鉤部(22)と一体に形
    成され、前記第2のカップの他方の端部側に取付られる
    取付部(23a)を有し、前記鉤部(22)の側端部に
    設けられ、取付部(23a)側に突出した第1の凸部
    (22a)と、前記取付部(23a)の側端部に設けら
    れ、前記鉤部(22)側に突出した第2の凸部(23
    c)とにより挾持部(24)を形成し、該挾持部(2
    4)により、前記第1のテープ(3a)を挾持する留め
    具(20)とを備え、 前記鉤部(22)が係止される、前記第1のテープ(3
    a)の係合部(4a,4b)の位置によって、カップ間
    の距離が調整可能なことを特徴とするブラジャー。
  10. 【請求項10】前記バックパネルは、そのほぼ中央部で
    着脱自在に係止可能なことを特徴とする請求項1乃至請
    求項9のいずれかに記載のブラジャー。
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2010007686A1 (ja) * 2008-07-18 2010-01-21 大祐商事株式会社 カップを有する衣料用の接続部材
JP2019203207A (ja) * 2018-05-21 2019-11-28 洋平 小中 水着

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