JP3060990U

JP3060990U - ブラジャ―

Info

Publication number: JP3060990U
Application number: JP1999001102U
Authority: JP
Inventors: 和代俵谷
Original assignee: 和代俵谷
Priority date: 1999-01-22
Filing date: 1999-01-22
Publication date: 1999-09-14
Anticipated expiration: 2005-01-22

Abstract

(57)【要約】【目的】あらゆる衣服や水着等に容易に装着できるブ
ラジャーを提供する。【構成】ブラジャー本体のカップ縁部または帯状先端
部分９の付属部と、これを連結させ、かつ衣服に取り付
け・取り外しができるようにした留め具１０とで構成さ
れたブラジャー。

Description

【考案の詳細な説明】

【０００１】

【考案の属する技術分野】

本考案は、衣服等に着脱自在なブラジャーに関するものである。

【０００２】

【従来の技術】

従来より、水着において着脱自在なブラジャーが使用されているが、この場合、水着側に予めブラジャー帯状部を取り付ける為の布輪が縫製装着されているだけである。また、本願出願人の特開平９−１３７３０４のように、留め具とブラジャーを一体化したものが考案されているだけである。

【０００３】

【考案が解決しようとする課題】

水着についてはこのように縫製装着されているために、ブラジャーの使用範囲がその水着のみに限定される。また、衣服に前記着脱自在なブラジャーを装着できるように特開平９−１３７３０４が考案されたが、留め具がブラジャーと一体化されているため、衣服への取り付け・取り外しに手間がかかるという問題があった。

【０００４】

【課題を解決するための手段】

前記の課題を解決するために本考案が講じた手段は次の通りである。まず図２〜図７のように、留め具を衣服の裏側の縫い目等に、容易に取り付け・取り外しができるように、針状の突起物をもって服地を貫通させて装着し、針先端部を被覆するまたは切り取るような構造としたこと。または、鋭角な歯型をもって服地を挟み込んで装着させる構造としたこと。

【０００５】図８〜図１４のように、ブラジャー帯状部先端が速やかに着脱できるように、留め具の一部にリングやマジックテープ、ホック等を設けるようにしたこと。また図２〜図７の各留め具と、図８〜図１４の各連結部との組み合わせは多様に選択できるものとする。

【０００６】留め具本体の材料は、金属・合金・セラミック・プラスチック等にて形成されていること。

【０００７】

【作用】

以上、上記のような構造とすることで、留め具は衣服等に装着したままブラジャーのみを簡単に交換できるので、特開平９−１３７３０４よりも手間がかからない。また、あらゆる衣服や水着、ダンス着、肌着等の裏側にこの留め具を取り付けられ、特に縫い目部分に装着すれば留め具の形状も見えないので、外観からは従来のブラジャーを装着しているように見える。

【０００８】

【実施例】

本考案に関わるブラジャーの実施例を、図面１〜図面１４に従って説明する。図１は、衣服に留め具を介して装着したブラジャーの全体図である。図２〜図７の各留め具において、突起部１または鋭角な歯型２をもって衣服３に貫通または挟み込み装着する。矢印右側は、装着後の状態を表したものである。図４は、プラスチックで形成され、突起部１を衣服３に突起部４まで貫通させた後突起部５の部位を折り、切り離して装着する。図５は、突起部にて貫通したのちホック６にて挟み込み装着する。図７は、７の部位を自由に屈曲できる素材で形成され、鋭角な歯型２を交合に噛み合わせる事によって衣服に装着する。図面８〜図面１３は、留め具の一部に連結部を設けて、ブラジャー帯状部を装着できるようにした実施例である。図面１４は、帯状部分のないブラジャーのカップ縁部に、留め具を連結させた実施例である。

【０００９】

【考案の効果】

以上述べたように本考案によると、取り付け箇所が自由に選択できるので、従来のブラジャーよりも個人の体格や乳房の位置に応じて、適切な箇所に容易に確実に取り付けられる。さらにあらゆる衣服や水着、肌着等に装着可能となったため、従来の胸を締め付けるブラジャーを着用しなくとも外観の形状を美しく保つことができる。従って、実用的効果は誠に大きいと言える。

【図面の簡単な説明】

【図１】衣服の裏側縫目部に取り付けた状態を示す説明
図である。

【図２】本考案に関わる留め具の形状を例示した側面図
である。

【図３】本考案に関わる留め具の形状を例示した側面図
である。

【図４】本考案に関わる留め具の形状を例示した側面図
である。

【図５】本考案に関わる留め具の形状を例示した側面図
である。

【図６】本考案に関わる留め具の形状を例示した側面図
である。

【図７】本考案に関わる留め具の形状を例示した正面図
である。

【図８】留め具１０の一部に連結部８ａを設け、ブラジ
ャー帯状部先端の付属部との連結を例示した実施例であ
る。

【図９】留め具１０の一部に連結部８ｂを設け、ブラジ
ャー帯状部先端の付属部との連結を例示した実施例であ
る。

【図１０】留め具１０の一部に連結部８ｃを設け、ブラ
ジャー帯状部先端の付属部との連結を例示した実施例で
ある。

【図１１】留め具１０の一部に連結部８ｄを設け、ブラ
ジャー帯状部先端の付属部との連結を例示した実施例で
ある。

【図１２】留め具１０の一部に連結部８ｃを設け、ブラ
ジャー帯状部先端の付属部との連結を例示した実施例で
ある。

【図１３】留め具１０の一部に連結部８ｆを設け、ブラ
ジャー本体のカップ縁部または帯状部先端の布輪との連
結を例示した実施例である。

【図１４】留め具１０の一部に連結部８ｇを設け、ブラ
ジャー本体のカップ縁部の輪との連結を例示した実施例
である。

【符号の説明】

１突起部２歯型３衣服４突起窪み部ａ５突起窪み部ｂ６ホック７屈曲部８ａ（連結部）リング８ｂ（連結部）布輪８ｃ（連結部）マジックテープ８ｄ（連結部）ホック８ｅ（連結部）凹型挿入部８ｆ（連結部）フック８ｇ（連結部）開閉式リング９ブラジャー帯状部１０留め具

Claims

【実用新案登録請求の範囲】

【請求項１】衣服や水着等に装着できるようにしたブ
ラジャーに関し、ブラジャー本体のカップ縁部または帯
状先端部分の付属部と、これを連結させ、かつ衣服に取
り付け・取り外しができるようにした留め具とで構成さ
れることを特徴としたブラジャー。
【請求項２】前記留め具の一部に、衣服側に対しては
針状の突起物をもって服地を貫通させて装着し、針先端
部を被覆するまたは切り取るような構造としたことを特
徴とする請求項１記載のブラジャー。
【請求項３】前記留め具の一部に、衣服側に対しては
鋭角な歯型をもって服地を挟み込んで装着させる構造と
したことを特徴とする請求項１記載のブラジャー。
【請求項４】前記留め具の一部にリングを取り付け
て、ブラジャー帯状部先端のフックを連結させる構造と
したことを特徴とする請求項１記載のブラジャー。
【請求項５】前記留め具の一部に輪または布輪を設け
て、ブラジャー帯状部先端のフックを連結させる構造と
したことを特徴とする請求項１記載のブラジャー。
【請求項６】前記留め具の一部とブラジャー帯状部先
端各々に、マジックテープを設けて連結させる構造とし
たことを特徴とする請求項１記載のブラジャー。
【請求項７】前記留め具の一部とブラジャー帯状部先
端各々に、ホックを設けて連結させる構造としたことを
特徴とする請求項１記載のブラジャー。
【請求項８】前記留め具の一部またはブラジャー帯状
部先端のどちらか一方に三連の溝をもうけた凹部と、も
う一方の山形凸部を挿入して連結させる構造としたこと
を特徴とする請求項１記載のブラジャー。
【請求項９】前記留め具の一部にフックを設け、ブラ
ジャー帯状部先端またはカップ縁部に設けられた輪また
は布輪に連結させる構造としたことを特徴とする請求項
１記載のブラジャー。
【請求項１０】前記留め具の一部に開閉式のリングを
設け、ブラジャーのカップ縁部の輪に直接連結させる構
造としたことを特徴とする請求項１記載のブラジャー。