JP3010234U - 携帯電話用ホルダー - Google Patents

携帯電話用ホルダー

Info

Publication number
JP3010234U
JP3010234U JP1994012727U JP1272794U JP3010234U JP 3010234 U JP3010234 U JP 3010234U JP 1994012727 U JP1994012727 U JP 1994012727U JP 1272794 U JP1272794 U JP 1272794U JP 3010234 U JP3010234 U JP 3010234U
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
strip
holder
mobile phone
substrate
engaging
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Lifetime
Application number
JP1994012727U
Other languages
English (en)
Inventor
順子 杉中
Original Assignee
順子 杉中
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by 順子 杉中 filed Critical 順子 杉中
Priority to JP1994012727U priority Critical patent/JP3010234U/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP3010234U publication Critical patent/JP3010234U/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Lifetime legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Purses, Travelling Bags, Baskets, Or Suitcases (AREA)
  • Telephone Set Structure (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 着用しても邪魔にならず、健康上の問題が生
ぜず、上着を着用したときの外観が見苦しくないように
する。 【構成】 電話収納部22が設けらたホルダー本体2
と、基板21の上端縁部から延設された第一帯体3と、
第一帯体3の途中から分岐された第二帯体4と、第一帯
体3、第二帯体4および基板21の下端縁部に設けられ
た第一係合金具71、第二係合金具72および第三係合
金具73とが備えられ、上記各係合金具71,72,7
3は係合操作および係合解除操作可能に形成され、ホル
ダー本体2を胸部に位置させるとともに、第一帯体3を
一方の肩に前後に振り分けて掛け回し、かつ、第二帯体
4を背部から下げ降ろした状態で、上記各係合金具7
1,72,73が下半身用衣類の上縁部に位置するよう
に上記各帯体3,4が長さ調節可能になっている。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は、携帯電話を違和感のない状態で身体に保持させ得る携帯電話用ホル ダーに関するものである。
【0002】
【従来の技術】
従来、図7に示すような携帯電話用のホルダーが知られている。このホルダー Aは、上部に携帯電話Tを挿入するための開口B1を有するホルダー本体Bと、 上記開口B1を閉止する蓋部Cと、ホルダー本体Bの背面部に設けられた止め環 Dとから構成されている。
【0003】 上記蓋部Cの先端側には雌ホックC1が設けられているとともに、ホルダー本 体Bの上記雌ホックC1に対応した部分には図略の雄ホックが設けられており、 蓋部Cで開口B1を閉止し、雌ホックC1を雄ホックに当接させて押圧すること によって雄ホックに雌ホックC1が外嵌され、蓋部Cによる開口B1の閉止状態 が係止されるようになっている。
【0004】 このようなホルダーAは、止め環Dにズボンの革バンド等が挿通されて身体の 腰部に装着される。携帯電話TをホルダーAに収納するときは、雌ホックC1を 雄ホックから外してホルダーAの蓋部Cを開放し、開口B1からホルダー本体B 内に携帯電話Tを挿入し、その後、開口B1を蓋部Cで閉止して雌ホックC1を 雄ホックに係合させることが行なわれる。また、携帯電話Tを使用するときは、 雌ホックC1の上記係合を解除し、蓋部Cを開放して携帯電話Tを取り出すよう にされる。
【0005】
【考案が解決しようとする課題】
ところで、図7に示すような従来の携帯電話T用のホルダーAにあっては、ズ ボンのバンドに止め環Dを外嵌させてホルダーAを身体の腰部に取り付けるよう にしているため、ホルダーAに携帯電話Tを収納すると、ホルダーAが腰部から 外方に突出した状態になり、その結果腕を下げるとそれがホルダーAに当るなど 腕の自由な運動を阻害するという問題点を有している。
【0006】 また、このようなホルダーAをバンドに装着して背広等の上着を着用すると、 上着の腰部にホルダーAの出っ張りが現れ、外観が見苦しくなるという問題点が 存在する。
【0007】 また、長時間に亘って携帯電話Tの嵌装されたホルダーAを装着していると、 その重みでバンドが垂れ下がるという不都合が存在する。それを防ぐためにはバ ンドを強く締結しなければならず、あまりバンドを強く締め付けると腹部が圧迫 され、健康上好ましくないという問題点を有している。
【0008】 そのようなことから、上記図7に示すようなホルダーAを用いずに、バックや 鞄等に携帯電話Tを収納して帯行することがあるが、鞄等にホルダーAを収納す ると、携帯電話Tを使用するときに一々鞄等からそれを取り出さなければならず 、非常に面倒であるばかりか、鞄等を離れた場所に置いた場合など着信音を聞き 取れないことがある等の不都合が存在する。
【0009】 本考案は、上記のような問題点を解決するためになされたものであり、身体に 着用した状態で確実にフィットして邪魔にならず、かつ、腰を強く締め付けるこ とに起因する健康上の問題が生ぜず、上着を着用したときの外観が見苦しくなく 、出し入れ操作が容易な携帯電話用ホルダーを提供することを目的としている。
【0010】
【課題を解決するための手段】
本考案の請求項1記載の携帯電話用ファスナーは、携帯電話を上半身に装着す るための携帯電話用ホルダーであって、基板の表面に上方から携帯電話を挿入す る電話収納部が設けられてなるホルダー本体と、上記基板の上端縁部から延設さ れた第一帯体と、この第一帯体から分岐された第二帯体と、上記第一帯体の先端 部に設けられた第一係合金具と、上記第二帯体の先端部に設けられた第二係合金 具と、上記基板の下端縁部から延設された第三係合金具とから構成され、上記第 一、第二および第三係合金具は被着物に係合可能に形成され、上記ホルダー本体 を胸部に位置させるとともに、上記第一帯体を一方の肩に前後に振り分けて掛け 回し、かつ、第二帯体を背部から下げ降ろした状態で、上記第一、第二および第 三係合金具が下半身用衣類の上縁部に位置するように第一および第二帯体が長さ 調節可能に構成されていることを特徴とするものである。
【0011】 本考案の請求項2記載の携帯電話用ファスナーは、携帯電話を上半身に装着す るための携帯電話用ホルダーであって、基板の表面に上方から携帯電話を挿入す る電話収納部が設けられてなるホルダー本体と、上記基板の上端縁部から延設さ れた環状帯体と、この環状帯体から分岐された第二帯体と、この第二帯体の先端 部に設けられた第二係合金具と、上記基板の下端縁部から延設された第三係合金 具とから構成され、上記第二および第三係合金具は被着物に係合可能に形成され 、上記ホルダー本体を胸部に位置させるとともに、上記環状帯体を一方の肩に掛 け回し、かつ、第二帯体を背部から下げ降ろした状態で、上記第二および第三係 合金具が下半身用衣類の上縁部に位置するように環状帯体および第二帯体が長さ 調節可能に構成されていることを特徴とするものである。
【0012】 本考案の請求項3記載の携帯電話用ホルダーは、携帯電話を上半身に装着する ための携帯電話用ホルダーであって、基板の表面に上方から携帯電話を挿入する 電話収納部が設けられてなるホルダー本体と、上記基板の裏面に基板を縦方向に 横断するように設けられた第一帯体と、この第一帯体の基板より上方側から分岐 された第二帯体と、上記第一帯体の基板よりも上方側の先端部に設けられた第一 係合金具と、上記第二帯体の先端部に設けられた第二係合金具と、上記第一帯体 の基板よりも下方側の基端部に設けられた第三係合金具とから構成され、上記基 板は第一帯体に摺接状態で上下動可能に構成され、上記第一、第二および第三係 合金具は被着物に係合可能に形成され、上記ホルダー本体を胸部に位置させると ともに、上記第一帯体を一方の肩に前後に振り分けて掛け回し、かつ、第二帯体 を背部から下げ降ろした状態で、上記第一、第二および第三係合金具が下半身用 衣類の上縁部に位置するように第一および第二帯体が長さ調節可能に構成されて いることを特徴とするものである。
【0013】 本考案の請求項4記載の携帯電話用ホルダーは、携帯電話を上半身に装着する ための携帯電話用ホルダーであって、基板の表面に上方から携帯電話を挿入する 電話収納部が設けられてなるホルダー本体と、上記基板の裏面に基板を縦方向に 横断するように設けられた第一帯体と、この第一帯体の上端部に延設された環状 帯体と、この環状帯体の上記第一帯体に対向した部分から延設された第二帯体と 、この第二帯体の先端部に設けられた第二係合金具と、上記第一帯体の先端部に 設けられた第三係合金具とから構成され、上記基板は第一帯体に摺接状態で上下 動可能に構成され、上記第二および第三係合金具は被着物に係合可能に形成され 、上記ホルダー本体を胸部に位置させるとともに、上記環状帯体を一方の肩に掛 け回し、かつ、第二帯体を背部から下げ降ろした状態で、上記第二および第三係 合金具が下半身用衣類の上縁部に位置するように環状帯体および第二帯体が長さ 調節可能に構成されていることを特徴とするものである。
【0014】 本考案の請求項5記載の携帯電話用ファスナーは、請求項1記載の携帯電話用 ホルダーにおいて、上記基板の上縁部に可撓性を有する蓋部材が延設され、この 蓋部材の裏面および上記電話収納部の表面に互いに係着可能に対応した面ファス ナーが設けられていることを特徴とするものである。
【0015】 本考案の請求項6記載の携帯電話用ファスナーは、請求項2記載の携帯電話用 ホルダーにおいて、上記基板の上縁部に可撓性を有する蓋部材が延設され、この 蓋部材の裏面および上記電話収納部の表面に互いに係着可能に対応した面ファス ナーが設けられていることを特徴とするものである。
【0016】 本考案の請求項7記載の携帯電話用ファスナーは、請求項3記載の携帯電話用 ホルダーにおいて、上記基板の上縁部に可撓性を有する蓋部材が延設され、この 蓋部材の裏面および上記電話収納部の表面に互いに係着可能に対応した面ファス ナーが設けられていることを特徴とするものである。
【0017】 本考案の請求項8記載の携帯電話用ファスナーは、請求項4記載の携帯電話用 ホルダーにおいて、上記基板の上縁部に可撓性を有する蓋部材が延設され、この 蓋部材の裏面および上記電話収納部の表面に互いに係着可能に対応した面ファス ナーが設けられていることを特徴とするものである。
【0018】
【作用】
上記請求項1記載の携帯電話用ホルダーによれば、ホルダー本体の基板を身体 の胸部に位置させた状態で、第一帯体を胸部の上方の肩に前後に振り分けて掛け 回し、かつ、第二帯体を背部から下げ降ろすことによって、第一帯体、第二帯体 および基板の下端縁部に設けられた第一、第二および第三係合金具が下方に垂下 した状態になる。そしてこの状態で、予め第一および第二帯体の長さ調節を行な っておくことにより、上記第一、第二および第三係合金具が下半身用衣類の上縁 部に位置するため、これらの係合操作を行なって係合金具を下半身用衣類の上縁 部に係合させることにより、携帯電話用ホルダーが上半身に装着された状態にな る。逆に係合している係合金具の係合解除操作を行なうことによって上記金具の 下半身用衣類に対する係合状態が解除され、装着されていた携帯電話用ホルダー は上半身から脱着される。
【0019】 上記請求項2記載の携帯電話用ホルダーによれば、ホルダー本体の基板を身体 の胸部に位置させた状態で、環状帯体に一方の腕を通してそれを肩に掛け、かつ 、第二帯体を背部から下げ降ろすことによって、第二帯体および基板の下端縁部 に設けられた第二および第三係合金具が下方に垂下した状態になる。この状態で 、予め環状帯体および第二帯体の長さ調節を行なっておくことにより、上記第二 および第三係合金具が下半身用衣類の上縁部に位置するため、これらの係合操作 を行なって係合金具を下半身用衣類の上縁部に係合させることにより、携帯電話 用ホルダーは上半身に確実に装着された状態になる。
【0020】 上記請求項3および4記載の携帯電話用ホルダーによれば、基板の裏面に基板 を縦方向に横断するように第一帯体が設けられ、かつ、上記基板はこの第一帯体 に摺接状態で上下動するようになっているため、上記請求項1または2記載の考 案の作用に加え、基板を第一帯体に対して相対移動させることによって、上半身 にホルダー本体を装着した状態での電話収納部の高さ位置が調節される。
【0021】 上記請求項5乃至8記載の携帯電話用ホルダーによれば、基板の上縁部に可撓 性を有する蓋部材が延設され、この蓋部材の裏面および上記電話収納部の表面に 互いに係着可能に対応した面ファスナーが設けられているため、これらの面ファ スナーの係着および係着解除操作を行なうことによって、電話が電話収納部に収 納された状態で蓋部材によって電話収納部の上部開口を閉止し、裏面に付設され た蓋部材側の面ファスナーを、電話収納部側の面ファスナーに押圧積層すること によって、上記各面ファスナーが互いに係着され、蓋部材による電話収納部の開 口の閉止が確実に行なわれ、屈み姿勢時の電話収納部からの電話の脱落が防止さ れる。
【0022】
【実施例】
図1は、本考案に係る携帯電話用ホルダーの第1実施例を示す斜視図である。 この図に示すように、携帯電話用ホルダー1は、携帯電話Tを上部から挿入して 収納するホルダー本体2と、このホルダー本体2の上部に設けられた第一帯体3 と、この第一帯体3の途中から分岐された第二帯体4とから基本構成されている 。本実施例においては、上記ホルダー本体2、第一帯体3および第一帯体3は、 全て織製品で形成されているが、これらが全て織製品で形成されることに限定さ れるものではなく、合成樹脂製のシートや皮革で形成されてもよく、または織製 品、合成樹脂製のシートおよび皮革の内のいずれか二種類または三種類の組み合 わせで形成されてもよい。
【0023】 図2は、上記ホルダー本体の一例を示す斜視図である。この図に示すように、 ホルダー本体2は、矩形状の基板21と、この基板21の表面にポケット状に膨 出して縫着された電話収納部22と、基板21の上縁部に縫着された細長い帯状 の蓋部材23とから構成されている。上記基板21は、本実施例においては、図 略のボール紙からなる芯材が用いられ、この芯材の表裏に布材が縫着されて形成 されているが、基板21がボール紙とそれを挾持する2枚の布材で形成されるこ とに限定されるものではなく、腰の強いフェルト材や合成樹脂板等を適用しても よい。
【0024】 上記基板21の外周縁部には細長い縁取り布24が電話収納部22の縁部と一 体に縫着されている。この基板21の表面に、上部に携帯電話Tを挿入する開口 部22aを有する電話収納部22が取り付けられている。また、このような電話 収納部22の上縁部にも縁取り布24が縫着され、これらの縁取り布24によっ て基板21および電話収納部22の外観を美麗なものにしている。
【0025】 上記蓋部材23の裏面部には、硬質の合成樹脂製の短い線材の先端部を鉤状に 折り曲げた係止小片が無数に植設された雄面ファスナー23aが縫着されている 。一方上記電話収納部22の表面には、上記雄面ファスナー23aに対応する部 分に上下方向に亘って、上記係止小片を係着する小さなリングが無数に植設され た雌面ファスナー22bが縫着されており、雄面ファスナー23aを雌面ファス ナー22bに係着させることによって開口部22aが蓋部材23によって閉止さ れ、電話収納部22内に挿入された携帯電話Tが抜け出るのを防止するようにな っている。
【0026】 上記蓋部材23の先端部には、雄面ファスナー23aの縫着されていない摘持 部23bが形成されており、この摘持部23bを摘んで上記面ファスナー25の 係着操作および係着解除操作を行なうようになっている。なお、本実施例におい ては、蓋部材23は細い帯状とされ、電話収納部22の開口部22aの中央部の みを被蓋するようになっているが、本考案は、蓋部材23がこのような帯状であ ることに限定されるものではなく、電話収納部22の開口部22aを全体的に被 覆するシート状のものを蓋部材として適用してもよい。
【0027】 上記第一帯体3は、本実施例の場合、図1に示すように基板21の上縁部に取 り付けられる基端側第一帯体31と、略二等辺三角形状の分岐部材5を介して上 記基端側第一帯体31に延設される先端側第一帯体32とから構成されている。 上記基端側第一帯体31は二つ折れにされ、その曲折部分に環状バックル61が 装着されているとともに、折り曲げられて積層された部分に桟付き環状バックル 62が装着されている。そして、基端側第一帯体31の桟付き環状バックル62 から突出した遊端部分の突出量を調節することによって、体格等によって基端側 第一帯体31の長さ寸法が設定変更されるようになっている。
【0028】 一方、基板21の上縁部には、環状の連結帯21aが縫着されており、この連 結帯21aも上記環状バックル61に装着されている。従って、上記基端側第一 帯体31は環状バックル61および上記連結帯21aを介してホルダー本体2に 接合された状態になっている。また、基端側第一帯体31の基端部は、上記分岐 部材5の三角形状の斜辺部分に縫着され、同底辺部分には先端側第一帯体32が 縫着されている。
【0029】 上記先端側第一帯体32は、複数のゴム紐が長手方向に内装された状態で織製 または編製された伸縮自在の帯状体によって形成されている。このような伸縮自 在の帯状体を用いることによって、携帯電話用ホルダー1を上半身に装着したと きに、先端側第一帯体32が伸長し、その縮長付勢力によって装着状態が確実な ものになるようにしているとともに、体格等によって異なる第一帯体3の長さ寸 法の適用範囲が広いものになるようにしている。
【0030】 そして、上記先端側第一帯体32は、その先端側が二つ折れにされ、折り返さ れた部分が先端側第一帯体32の中央部に積層され、この積層された先端部分が 市販の係止金具63によって係止されている。この係止金具63は、係脱操作に よって係止状態または係止解除状態に切り換え可能に構成されており、係止状態 を解除して先端側第一帯体32の折り返し部分の長さを設定変更することによっ て先端側第一帯体32の長さ寸法を調節することができるようになっている。
【0031】 上記第二帯体4は、基端側第一帯体31と同じ種類の帯状体によって形成され ている。この第二帯体4は、一方の端部が上記三角形状の分岐部材5の斜辺部分 に縫着された状態で第一帯体3の略中央部から分岐している。この第二帯体4の 先端側は二つ折れにされ、その曲折部分に環状バックル61が装着されていると ともに、折り返されて積層された部分に桟付き環状バックル62が装着され、こ れらの締弛操作を行なうことによって、上記基端側第一帯体31の場合と同様に 第二帯体4の長さ調節を行なうことができるようになっている。
【0032】 そして、本考案においては、図1に示すように上記先端側第一帯体32の先端 部に第一係合金具71設けられ、上記第二帯体4の先端部に第二係合金具72が 設けられ、上記基板21の下端縁部に第三係合金具73が設けられている。上記 第一係合金具71は先端側第一帯体32の折り返し部分に装着されている。また 、上記第二係合金具72は、環状バックル61に接続された連結帯4aの先端部 に設けらているとともに、上記第三係合金具73は基板21の下端縁部に縫着さ れた連結帯21bの先端部に設けられている。
【0033】 上記各係合金具7は、携帯電話用ホルダー1を上半身に装着するに際し、図2 に示すような従来公知の市販の金具が適用されている。この係合金具7は、それ を上記連結帯21bに取り付けるためのリング体7aと、このリング体7aに一 体に設けられた第一係合爪7bと、付勢手段の付勢力によって普段はこの第一係 合爪7bに対して先端部が離間するように対向した第二係止爪7cと、上記第一 係合爪7bの基端側に軸心回りに回動自在に設けられ、かつ、係合爪7a,7b の方向に軸心回りに回動させることによって離間状態の上記両係止爪7b,7c を互いに当接させる操作片7dとから構成されている。
【0034】 従って、上記係合金具7の離間状態の第一係合爪7bと第二係止爪7cとの間 にズボン等の下半身衣類の上縁部を挾み込み、操作片7dを軸心回りに係合爪7 b,7cの方向に回動操作することによって、係合金具7は下半身衣類に取り付 けられた状態になる。
【0035】 図3は、第1実施例の携帯電話用ホルダーを上半身に装着した状態を示す斜視 図である。以下この図を基に本考案の作用について説明する。携帯電話用ホルダ ー1を上半身に装着するに際しては、まず、基端側第一帯体31および第二帯体 4に設けられたそれぞれの桟付き環状バックル62、並びに先端側第一帯体32 に設けられた係止金具63を操作し、体格に応じて第一帯体3および第二帯体4 の長さを調節する。
【0036】 つぎに、ホルダー本体2の基板21を胸部の斜め下の脇下近傍に配置し、先端 側第一帯体32を肩を介して背中に掛け回し、この状態で分岐部材5から分岐し ている第二帯体4を他方の肩を介して胸部前方に引き寄せる。そうすると、先端 側第一帯体32、第二帯体4およびホルダー本体2の下端部に設けられている第 一係合金具71、第二係合金具72および第三係合金具73は、それぞれズボン Zの上縁部に周方向に略当間隔で位置した状態になる。
【0037】 そして各係合金具7がズボンZの上縁部に位置した状態で、図2に示す離間状 態の第一係合爪7bおよび第二係止爪7cの間隙にズボンZの上縁部を挾み込み 、操作片7dを操作して上記両係止爪7b,7dを互いに当接する方向に移動さ せ、こらら一対の係止爪7b,7dによるズボンZの上縁部の挾持状態がロック される。このロックによって携帯電話用ホルダー1が上半身に確実に装着された 状態になる。
【0038】 そして、携帯電話Tを電話収納部22に収納するに際しては、蓋部材23の摘 持部23bを指で摘んで上方に引き上げた状態で開口部22aから電話収納部2 2内に携帯電話Tを挿入する。携帯電話Tの挿入後、蓋部材23で開口部22a を横断させるようにして裏面の雌面ファスナー22bを電話収納部22の表面の 雄面ファスナー23aに積層し、軽く押圧することによって両者は係着されるた め、蓋部材23に阻止されて携帯電話Tが電話収納部22から飛び出すのが有効 に防止される。
【0039】 上記電話収納部22に収納されている携帯電話Tを取り出すときは、蓋部材2 3の摘持部23bを摘んで上方に引き上げ、上記面ファスナー25の係着を解除 すればよい。
【0040】 図4は、本考案の携帯電話用ホルダーの第2実施例を示す斜視図である。この 実施例の場合は、図4に示すように、携帯電話Tを収納するホルダー本体2は上 記第1実施例のものと全く同じものが適用されているが、ホルダー本体2に接続 される帯体が第1実施例とは異なっている。
【0041】 すなわち、ホルダー本体2の上部には、上記第1実施例の第一帯体3の代わり に環状帯体30が設けられている。この環状帯体30は、左右一対の単位帯体3 0aによって形成されている。第1実施例の先端側第一帯体32に相当するもの は本実施例には設けられていない。
【0042】 そして、上記一対の単位帯体30aの基端側は、基板21の上縁部に設けられ た左右一対の連結帯21aに環状バックル61aを介し、折り曲げられた状態で 接続されているとともに、単位帯体30aの先端側は、二等辺桟三角形状の分岐 部材5に縫着されている。この分岐部材5と、左右一対の単位帯体30aと、左 右一対の環状バックル61aおよび連結帯21aと、基板21の上縁部とによっ て腕を差し入れる環が形成されている。
【0043】 そして、各単位帯体30aの曲折されて積層された部分には上記同様の桟付き 環状バックル62が装着され、この桟付き環状バックル62を操作して単位帯体 30aの曲折量を変化させることによって各単位帯体30aの長さ調節が可能に なっている。
【0044】 上記分岐部材5からは、第1実施例と同様の第二帯体40が延設されている。 この第二帯体40は、途中で二つ折れにされ、その曲折部分にリング体7aが外 嵌された状態で上記同様の第二係合金具72が第二帯体40に接続されている。 そして、第二帯体40の折り曲げられて積層された部分には、上記同様の桟付き 環状バックル62が装着され、この桟付き環状バックル62を操作し、第二帯体 40の曲折量を変更することによって第二帯体40の長さを調節することができ るようになっている。
【0045】 また、基板21の下端縁部には連結帯21b′が縫着されている。この連結帯 21b′は第三係合金具73のリング体7aに挿通された状態で途中で折り曲げ られ、折り返された積層部分に桟付き環状バックル62が装着されている。この 桟付き環状バックル62を操作することによって連結帯21b′の長さを調整す ることが可能になっている。
【0046】 図5は、第2実施例の携帯電話用ホルダー1が上半身に装着された状態を示す 斜視図である。この実施例の場合は、環状帯体30に腕を通してそれを肩に掛け た状態で、第二係合金具72および第三係合金具73をズボンZの上縁部に係合 させることによって携帯電話用ホルダー1は上半身に装着された状態になる。こ の例の場合は、ホルダー本体2に肩に掛ける環状帯体30が設けられているため 、先の例のような先端側第一帯体32を設ける必要はなく、その分材料費の低減 を図ることが可能である。
【0047】 以上の実施例においては、ホルダー本体2は第一帯体3または環状帯体30に 縫着されて固定されているが、ホルダー本体2を帯体に相対位置変更可能に取り 付けることも可能である。図6は、帯体に対する位置変更が可能に構成されたホ ルダー本体に一例を示す背面視の斜視図である。
【0048】 このホルダー本体20の背面部には、上下方向に延びる当て布26が設けられ ている。この当て布26の両側部が基板21に縫着され、中央部に上下方向に延 びる挿通孔26aが形成されている。そしてこの挿通孔26aに、上記第1実施 例の第一帯体3よりも長い第一帯体3Xが二つ折れ状態で挿通され、ホルダー本 体20が第一帯体3Xに取り付けられている。従って、当て布26の挿通孔26 a内で第一帯体3Xを摺動させることにより、ホルダー本体20の第一帯体3X に対する相対一を変更することができるようになっている。この第一帯体3Xの 下部折れ曲がり部分に第三係合金具73が装着されている。
【0049】 この例のホルダー本体20は以上のように構成されているので、携帯電話用ホ ルダー1を上半身に装着した状態で、ホルダー本体20を適宜上下に動かすこと によってホルダー本体20の胸部における上下方向の位置設定を行なうことがで きるようになる。そして、一旦ホルダー本体20の位置設定が行なわれると、当 て布26が挿通孔26a内の第一帯体3Xによって胸部の方向に押圧された状態 になるため、この摺接抵抗によって重みでホルダー本体20のずり下がりが有効 に抑止される。
【0050】 本考案の携帯電話用ホルダーは、以上詳述したように、長さ調節が可能な第一 帯体3や環状帯体30にホルダー本体2が取り付けられて構成され、これら帯体 の先端やホルダー本体2の下端部に設けられた係合金具7をズボンZの上縁部に 係合させることによって携帯電話用ホルダーが上半身に装着されるようになって いるとともに、装着状態でホルダー本体2を胸部側方に位置させ得るように各帯 体の長さ寸法が設定されている。
【0051】 従って、被着者の体格に合わせて適宜各帯体の長さを予め調節してから携帯電 話用ホルダーを上半身に装着すると、ホルダー本体2が胸部に位置した状態にな り、従来のような腰に装着するものに比較して腕の運動に邪魔にはならず、また 左右いずれの手によっても携帯電話Tの取り出し操作が可能であり、背広等の上 着を着用することによって着用状態が外からは着用状態が判らず、外観が見苦し くなくなる等の効果を備えている。
【0052】
【考案の効果】
以上詳述したように本考案の請求項1記載の携帯電話用ホルダーは、基板上に 電話収納部を有するホルダー本体と、基板の上端縁部から延設された第一帯体と 、この第一帯体の途中から分岐された第二帯体と、第一帯体の先端部、第二帯体 の先端部および基板の下端縁部に設けられた第一係合金具と、第二係合金具およ び第三係合金具とから構成され、上記第一、第二および第三係合金具は係合操作 および係合解除操作可能に形成され、上記ホルダー本体を胸部に位置させるとと もに、上記第一帯体を一方の肩に前後に振り分けて掛け回し、かつ、第二帯体を 背部から下げ降ろした状態で、上記第一、第二および第三係合金具が下半身用衣 類の上縁部に位置するように第一および第二帯体が長さ調節可能に構成されてな るものである。
【0053】 従って、ホルダー本体の基板を身体の胸部に位置させた状態で、第一帯体を胸 部の上方の肩に前後に振り分けて掛け回し、かつ、第二帯体を背部から下げ降ろ すことによって、第一帯体、第二帯体および基板の下端縁部に設けられた第一、 第二および第三係合金具が下方に垂下した状態になる。この状態で、予め第一お よび第二帯体の長さ調節を行なっておくことにより、上記第一、第二および第三 係合金具が下半身用衣類の上縁部に位置するため、これらの係合操作を行なって 係合金具を下半身用衣類の上縁部に係合させることにより、携帯電話用ホルダー は上半身に確実に装着された状態になり好都合である。
【0054】 本考案の請求項2記載の携帯電話用ホルダーは、基板上に電話収納部を備えた ホルダー本体と、基板の上端縁部から延設された環状帯体と、環状帯体から分岐 された第二帯体と、第二帯体の先端部および基板の下端縁部に設けられた第二係 合金具および第三係合金具とから構成され、上記第二および第三係合金具は係合 操作および係合解除操作可能に形成され、上記ホルダー本体を胸部に位置させる とともに、上記環状帯体を一方の肩に掛け回し、かつ、第二帯体を背部から下げ 降ろした状態で、上記第二および第三係合金具が下半身用衣類の上縁部に位置す るように環状帯体および第二帯体が長さ調節可能に構成されてなるものである。
【0055】 従って、ホルダー本体の基板を身体の胸部に位置させた状態で、環状帯体に一 方の腕を通してそれを肩に掛け、かつ、第二帯体を背部から下げ降ろすことによ って、第二帯体および基板の下端縁部に設けられた第二および第三係合金具が下 方に垂下した状態になる。この状態で、予め環状帯体および第二帯体の長さ調節 を行なっておくことにより、上記第二および第三係合金具が下半身用衣類の上縁 部に位置するため、これらの係合操作を行なって係合金具を下半身用衣類の上縁 部に係合させることにより、携帯電話用ホルダーは上半身に確実に装着された状 態になり好都合である。
【0056】 そして、上記請求項1および2記載の本考案によれば、携帯電話用ホルダーが 上半身に装着された状態で、ホルダー本体は、上半身の胸部に位置し、基板が胸 板に密着した状態になっているため、腕を前後に揺すってもホルダー本体が邪魔 になることはなく、携帯電話用ホルダーが装着されていることによる違和感がな い。また、ホルダー本体を胸部に密着させれば、電話収納部の開口が上方に向く ため、この開口からいずれかの手で電話を出し入れすることができ、電話出し入 れの操作性が優れている。またホルダー本体を脇下寄りに装着することにより、 腕の運動性に支障を与えない状態で収納部に電話が挿入されたホルダー本体の突 出量を最小限に抑えることができるため、背広等の上着を着用しても、電話の収 納されている部分の上着が膨出することはなく、外観が見苦しくなることを有効 に防止することができる。
【0057】 このように、請求項1および2記載の携帯電話用ホルダーは、従来の腰ベルト に装着される携帯電話用ホルダーに比較して、装着性、操作性、運動性および外 観性の全てについて非常に優れたものであり、携帯電話を帯行し、かつ、有効に 活用する上で極めて好都合である。
【0058】 上記請求項3および4記載の携帯電話用ホルダーによれば、基板の裏面に基板 を縦方向に横断するように第一帯体が設けられ、かつ、上記基板はこの第一帯体 に摺接状態で上下動するようになっているため、上記請求項1または2記載の考 案の作用に加え、基板を第一帯体に対して相対移動させることによって、上半身 にホルダー本体を装着した状態での電話収納部の高さ位置が調節され、常に電話 の出入操作を行ない易い高さ位置に設定することが可能になり、電話の出入操作 の操作性を向上させる上で有効である。
【0059】 上記請求項5乃至8記載の携帯電話用ホルダーによれば、基板の上縁部に可撓 性を有する蓋部材が延設され、この蓋部材の裏面および上記電話収納部の表面に 互いに係着可能に対応した面ファスナーが設けられているため、電話が電話収納 部に収納された状態で蓋部材によって電話収納部の上部開口を閉止し、裏面に付 設された蓋部材側の面ファスナーを、電話収納部側の面ファスナーに押圧積層す ることによって、上記各面ファスナーが互いに係着され、蓋部材による電話収納 部の開口の閉止が確実に行なわれ、屈み姿勢時の電話収納部からの電話の脱落が 確実に防止され好都合である。
【0060】 また、面ファスナーはそれ自体が可撓性を備えた柔軟な材料であるため、蓋部 材および電話収納部に付設されても、ホックやボタンや通常のファスナーに比べ てソフトであるとともに、着脱操作も容易であり、違和感をなくす上で有効であ る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案に係る携帯電話用ホルダーの第1実施例
を示す斜視図である。
【図2】図1の携帯電話用ホルダーの部分拡大斜視図で
ある。
【図3】図1の携帯電話用ホルダーを装着した状態を示
す斜視図である。
【図4】本考案に係る携帯電話用ホルダーの第2実施例
を示す斜視図である。
【図5】図4の携帯電話用ホルダーを装着した状態を示
す斜視図である。
【図6】他の例の携帯電話用ホルダのホルダー本体を示
す背面視の斜視図である。
【図7】従来の携帯電話用ホルダーを例示する斜視図で
ある。
【符号の説明】
1 携帯電話用ホルダー 2,20 ホルダー本体 21 基板 21a 連結帯 21b 連結帯 22 電話収納部 22a 開口部 23 蓋部材 24 縁取り布 25 面ファスナー 22b 雌面ファスナー 23a 雄面ファスナー 26 当て布 26a 挿通孔 3,3X 第一帯体 30 環状帯体 31 基端側第一帯体 32 先端側第一帯体 4,40 第二帯体 4a 連結帯 5 分岐部材 61,61a 環状バックル 62 桟付き環状バックル 7 係合金具 7a リング体 7b 第一係合爪 7c 第二係止爪 7d 操作片 71 第一係合金具 72 第二係合金具 73 第三係合金具

Claims (8)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 携帯電話を上半身に装着するための携帯
    電話用ホルダーであって、基板の表面に上方から携帯電
    話を挿入する電話収納部が設けられてなるホルダー本体
    と、上記基板の上端縁部から延設された第一帯体と、こ
    の第一帯体から分岐された第二帯体と、上記第一帯体の
    先端部に設けられた第一係合金具と、上記第二帯体の先
    端部に設けられた第二係合金具と、上記基板の下端縁部
    から延設された第三係合金具とから構成され、上記第
    一、第二および第三係合金具は被着物に係合可能に形成
    され、上記ホルダー本体を胸部に位置させるとともに、
    上記第一帯体を一方の肩に前後に振り分けて掛け回し、
    かつ、第二帯体を背部から下げ降ろした状態で、上記第
    一、第二および第三係合金具が下半身用衣類の上縁部に
    位置するように第一および第二帯体が長さ調節可能に構
    成されていることを特徴とする携帯電話用ホルダー。
  2. 【請求項2】 携帯電話を上半身に装着するための携帯
    電話用ホルダーであって、基板の表面に上方から携帯電
    話を挿入する電話収納部が設けられてなるホルダー本体
    と、上記基板の上端縁部から延設された環状帯体と、こ
    の環状帯体から分岐された第二帯体と、この第二帯体の
    先端部に設けられた第二係合金具と、上記基板の下端縁
    部から延設された第三係合金具とから構成され、上記第
    二および第三係合金具は被着物に係合可能に形成され、
    上記ホルダー本体を胸部に位置させるとともに、上記環
    状帯体を一方の肩に掛け回し、かつ、第二帯体を背部か
    ら下げ降ろした状態で、上記第二および第三係合金具が
    下半身用衣類の上縁部に位置するように環状帯体および
    第二帯体が長さ調節可能に構成されていることを特徴と
    する携帯電話用ホルダー。
  3. 【請求項3】 携帯電話を上半身に装着するための携帯
    電話用ホルダーであって、基板の表面に上方から携帯電
    話を挿入する電話収納部が設けられてなるホルダー本体
    と、上記基板の裏面に基板を縦方向に横断するように設
    けられた第一帯体と、この第一帯体の基板より上方側か
    ら分岐された第二帯体と、上記第一帯体の基板よりも上
    方側の先端部に設けられた第一係合金具と、上記第二帯
    体の先端部に設けられた第二係合金具と、上記第一帯体
    の基板よりも下方側の基端部に設けられた第三係合金具
    とから構成され、上記基板は第一帯体に摺接状態で上下
    動可能に構成され、上記第一、第二および第三係合金具
    は被着物に係合可能に形成され、上記ホルダー本体を胸
    部に位置させるとともに、上記第一帯体を一方の肩に前
    後に振り分けて掛け回し、かつ、第二帯体を背部から下
    げ降ろした状態で、上記第一、第二および第三係合金具
    が下半身用衣類の上縁部に位置するように第一および第
    二帯体が長さ調節可能に構成されていることを特徴とす
    る携帯電話用ホルダー。
  4. 【請求項4】 携帯電話を上半身に装着するための携帯
    電話用ホルダーであって、基板の表面に上方から携帯電
    話を挿入する電話収納部が設けられてなるホルダー本体
    と、上記基板の裏面に基板を縦方向に横断するように設
    けられた第一帯体と、この第一帯体の上端部に延設され
    た環状帯体と、この環状帯体の上記第一帯体に対向した
    部分から延設された第二帯体と、この第二帯体の先端部
    に設けられた第二係合金具と、上記第一帯体の先端部に
    設けられた第三係合金具とから構成され、上記基板は第
    一帯体に摺接状態で上下動可能に構成され、上記第二お
    よび第三係合金具は被着物に係合可能に形成され、上記
    ホルダー本体を胸部に位置させるとともに、上記環状帯
    体を一方の肩に掛け回し、かつ、第二帯体を背部から下
    げ降ろした状態で、上記第二および第三係合金具が下半
    身用衣類の上縁部に位置するように環状帯体および第二
    帯体が長さ調節可能に構成されていることを特徴とする
    携帯電話用ホルダー。
  5. 【請求項5】 上記基板の上縁部に可撓性を有する蓋部
    材が延設され、この蓋部材の裏面および上記電話収納部
    の表面に互いに係着可能に対応した面ファスナーが設け
    られていることを特徴とする請求項1記載の携帯電話用
    ホルダー。
  6. 【請求項6】 上記基板の上縁部に可撓性を有する蓋部
    材が延設され、この蓋部材の裏面および上記電話収納部
    の表面に互いに係着可能に対応した面ファスナーが設け
    られていることを特徴とする請求項2記載の携帯電話用
    ホルダー。
  7. 【請求項7】 上記基板の上縁部に可撓性を有する蓋部
    材が延設され、この蓋部材の裏面および上記電話収納部
    の表面に互いに係着可能に対応した面ファスナーが設け
    られていることを特徴とする請求項3記載の携帯電話用
    ホルダー。
  8. 【請求項8】 上記基板の上縁部に可撓性を有する蓋部
    材が延設され、この蓋部材の裏面および上記電話収納部
    の表面に互いに係着可能に対応した面ファスナーが設け
    られていることを特徴とする請求項4記載の携帯電話用
    ホルダー。
JP1994012727U 1994-10-17 1994-10-17 携帯電話用ホルダー Expired - Lifetime JP3010234U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1994012727U JP3010234U (ja) 1994-10-17 1994-10-17 携帯電話用ホルダー

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1994012727U JP3010234U (ja) 1994-10-17 1994-10-17 携帯電話用ホルダー

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP3010234U true JP3010234U (ja) 1995-04-25

Family

ID=43146002

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP1994012727U Expired - Lifetime JP3010234U (ja) 1994-10-17 1994-10-17 携帯電話用ホルダー

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP3010234U (ja)

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US11272746B2 (en) Methods and systems for configuring a bib with an infant care engagement bight
US5505356A (en) Detachable article holders
US6336908B1 (en) Detachable back support, apron and method
US4620653A (en) Adjustable belt stereo player holder
US20130048695A1 (en) Bodyband pouch
US6390346B1 (en) Shoulder carrying case with adjustable pocket for a cellular telephone and the like
EP1513423B1 (en) A strap coupling
US5651143A (en) Arm sling
CN112040800A (zh) 胸罩的侧带用卡扣的固定结构
US4386724A (en) Camera strap
JP3010234U (ja) 携帯電話用ホルダー
US20210315285A1 (en) Nursing Bra Adapted to Enable the Wearer to Breast Pump Hands Free
US5630231A (en) Gathering clip for gown train
US5992814A (en) Fishing rod butt support
JP3013180U (ja) 被着用携帯品ホルダー
JP3010478U (ja) 携帯品収納用被着物
CN213310763U (zh) 一种临床约束袖套
JP3396416B2 (ja) 身体装着体
KR101485288B1 (ko) 다목적 멜빵 상호연결구조인 멜빵버클을 장착한 하의
CN221830048U (zh) 一种外套
CN215873560U (zh) 一种多功能护士服
US20240008560A1 (en) Apparel fastener
JP4591999B2 (ja) 乳幼児の保護具
CN213821957U (zh) 一种可拆卸约束装置
JP5799429B2 (ja) 携帯機器保持具