JP3059595B2 - 沈澱を生じない乳清蛋白質分解物の製造法 - Google Patents
沈澱を生じない乳清蛋白質分解物の製造法Info
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蛋白質分解物の製造法に関するものである。さらに詳し
くは、この発明は、育児用調製粉乳等への使用に適し、
加熱してもゲル化または沈澱を生じることのない乳清蛋
白質分解物の食品衛生上安全な製造法に関するものであ
る。
ることがある)の蛋白源としては牛乳のカゼインおよび
乳清蛋白質が使用されているが、牛乳と母乳とでは蛋白
質の構成比が異なっている。すなわち、牛乳蛋白質にお
けるカゼイン、乳清蛋白質および非蛋白態窒素の構成比
は、72%、19%および9%であるのに対して母乳蛋
白質のそれは、32%、48%および20%である。従
って、調製粉乳の蛋白質の構成比を母乳のそれに近似さ
せる、いわゆる母乳化を行うためには、乳清蛋白質の増
強と、乳清蛋白質をある程度加水分解した非蛋白態窒素
の増強が必要である。
は、種々の方法が知られており、例えば乳清蛋白質を酵
素で加水分解し、抗原性のないオリゴペプチドを製造す
る方法(特開平4−248959号公報)、乳清蛋白質
を熱変性させながら耐熱性の酵素で加水分解して低抗原
性蛋白分解物を製造する方法(特開平4−112753
号公報)、乳清蛋白質中のβ−ラクトグロブリンを選択
的に酵素分解してアレルゲン性を低減する方法(特開平
2−265441号公報)等が提案されている。
得られる乳清蛋白質分解物は、抗原性が低いために、乳
蛋白によりアレルギーを惹起する乳児に対しては極めて
有効である。しかしながら、アレルギーリスクのない健
常な乳児に適した乳清蛋白質分解物としては、抗原性の
有無よりはむしろ、非蛋白態窒素を適当量含有している
こと、加熱によりゲル化または沈殿を生じないこと、調
製粉乳に添加した場合にカゼイン、乳清蛋白質および非
蛋白態窒素の構成比を母乳のそれに近似させ得ること、
風味が良好であること等の条件を満たすことが重要であ
る。
従来方法による乳清蛋白質分解物は、その非蛋白態窒素
の割合(この割合は、ケールダール法により定量される
全窒素量に対するトリクロロ酢酸可溶性窒素量として定
量される非蛋白態窒素の重量百分率であり、以下この割
合をNPN比率と記載することがある)が50%(重
量。以下、後記する沈澱率を除き同じ)以上となるよう
に高度に加水分解されているため、苦味、アミノ酸味等
を呈し、風味が悪化するという点において好ましいもの
ではない。また、製造費用が高くなるという不都合も存
在する。
各種食品にも用いられているが、その場合にも、従来の
高度に加水分解された乳清蛋白質分解物は、食品の風味
を悪化させる傾向があった。このような理由から、NP
N比率を50%以下とするように乳清蛋白質を軽度に加
水分解する方法も試みられているが、その方法の場合に
は、プロテアーゼを加熱失活させる工程において分解物
がゲル化または沈澱してしまうため、調製粉乳および各
種食品の製造に利用可能な乳清蛋白質分解物を得ること
が困難であった。
については、特公平3−58252号公報の方法が存在
するが、この方法は分解液の粘度変化を指標とするた
め、NPN比率を調整した乳清蛋白質分解物を製造する
ことは困難であり、また、NPN比率についても一切記
載されていない。この発明は、以上のとおりの事情に鑑
みてなされたものであり、従来の製造方法の欠点を解消
し、熱安定性に優れ、かつ風味も良好な乳清蛋白質分解
物を製造することのできる新しい方法を提供することを
目的としている。
上記の課題を解決するため、乳清蛋白質の加水分解物の
性状について鋭意研究を行った結果、乳清蛋白質を加水
分解した液または加水分解に供する乳清蛋白質溶液に含
まれているカルシウムの量と、加水分解後に酵素を失活
させる際の溶液のpHが、乳清蛋白質の軽度な加水分解
物の熱安定性に影響を与えることを見出し、この発明を
完成した。
する溶液をイオン交換樹脂処理または脱塩処理し、蛋白
質100g当たりのカルシウム濃度を350mg以下に
調整し、エンド型プロテアーゼを添加し、全窒素量に対
する非蛋白態窒素の割合が50%(重量)以下の範囲で
乳清蛋白質を加水分解し、pHを7.0±0.5に調整
し、次いで加熱してプロテアーゼを失活させることを特
徴とする沈澱を生じない乳清蛋白質分解物の製造法を提
供する。
溶液にエンド型プロテアーゼを添加し、全窒素量に対す
る非蛋白態窒素の割合が50%(重量)以下の範囲で乳
清蛋白質を加水分解し、得られた加水分解液をイオン交
換樹脂処理または脱塩処理し、蛋白質100g当たりの
カルシウム濃度を350mg以下に調整し、pHを7.
0±0.5に調整し、次いで加熱してプロテアーゼを失
活させることを特徴とする沈澱を生じない乳清蛋白質分
解物の製造法を提供する。
ては、蛋白質100g当たりのカルシウム濃度を250
mg以下に調整することを望ましい態様としてもいる。
以下、この発明について、詳しく説明する。
であってもよく、チーズホエー等を濃縮して製造される
乳清蛋白質濃縮物(以下WPCと略記することがあ
る)、乳清蛋白質を樹脂等で精製して製造される乳清蛋
白質単離物(以下WPIと略記することがある)、また
はこれらの任意の割合の混合物であり、乳糖等乳蛋白質
以外の成分が共存していても差支えない。
まず乳清蛋白質溶液をナトリウム型またはカリウム型陽
イオン交換樹脂(望ましくは強酸性陽イオン交換樹脂)
を用いたイオン交換法、または電気透析法、限外瀘過
法、ルーズ逆浸透法等で脱塩し、溶液中の蛋白質100
gに対するカルシウム濃度を350mg以下に調整す
る。後記試験例2から明らかなように95℃、5分間の
加熱による沈澱を防止するためには、溶液中の蛋白質1
00g当たり250mg以下のカルシウム濃度に調整す
るのが望ましい。
にカルシウム濃度を前記の範囲内に調整することが必須
であるが、その調整処理は、酵素分解の前後いずれか、
または双方で行うことができる。乳清蛋白質溶液の酵素
分解にはエンド型プロテアーゼを用いる。その際に、乳
清蛋白質液の乳清蛋白質濃度が5%未満の場合には、製
造効率が低下し、15%を超える濃度の場合には、加熱
失活時に粘度が上昇するため、乳清蛋白質液の乳清蛋白
質濃度を5%以上15%以下の範囲とするのが望まし
い。
品衛生上無害な市販品であり、例えばバシラス属に属す
る微生物、アスペルギルス属に属する微生物等の微生物
に由来するプロテアーゼ、パパイヤ由来のパパイン、パ
イナップル由来のブロメライン等の植物に由来するプロ
テアーゼ、動物に由来するパンクレアチン、トリプシン
等、またはこれらの任意の割合の混合物を用いることが
できる。尚、酵素分解前に乳清蛋白質溶液のpHを炭酸
カリウム、水酸化ナトリウム等の食品衛生上無害な塩類
で使用酵素の至適pHに調整することもできる。
%を超えない範囲、望ましくは20〜30%の範囲で軽
度に実施し、非蛋白質窒素の過剰の増加が認められず
に、風味良好な分解液を製造する。加水分解終了後は分
解液のpHを7.0±0.5、望ましくは7.0±0.
3に調整する。得られた分解液のpHが上記の範囲にあ
ればpHを調整する必要はない。
分解した場合には、得られた分解液を、前記のようにイ
オン交換樹脂処理または脱塩処理し、カルシウム濃度を
調整する。次いで常法により加熱して酵素を失活させ
る。加熱温度と保持時間は使用した酵素の熱安定性を配
慮し、十分に失活できる条件を適宜設定することができ
る。加熱失活後、常法により冷却し、そのまま利用する
こともでき、必要に応じて濃縮して濃縮液を得ることも
でき、更に濃縮液を乾燥し、粉末製品を得ることもでき
る。
水分解物は、通常のホエー、WPC、WPI等と同様に
調製粉乳、食品等に使用することができる。次に試験例
を示してこの発明をさらに詳しく説明する。 試験例1 この試験は、乳清蛋白分解物のNPN比率と風味との関
係を調べるために行った。
のミライ社製)を10%の濃度で精製水に溶解し、カリ
ウム型陽イオン交換樹脂(アンバーライトIR−120
B。オルガノ社製)に対して20倍通液し、カルシウム
濃度を調整し、次いで温度を50℃に調整し、パパイン
(天野製薬社製)、プロテアーゼNアマノ(天野製薬社
製)、トリプシン(ノボ・インダストリー社製)の3種
の酵素を、表1に示すように蛋白質当たり0.5〜2.
5%の割合で添加して5時間加水分解し、のち80℃で
5分間処理して酵素を失活させた。その後、各分解液を
凍結乾燥し、風味およびNPN比率を検査した。
る。表1から明らかなように、風味の良い乳清蛋白分解
物を製造するためにはNPN比率を50%以下にすれば
良いことが判明した。酵素および乳清蛋白質の種類を変
更して試験したが、ほぼ同様の結果が得られた。ただ
し、加水分解に使用する酵素の種類によっては、NPN
比率が50%に近付くと若干風味が悪くなる場合がある
ので、20〜30%のNPN比率が望ましい。また、カ
ルシウム濃度の調整を加水分解後に実施してもほぼ同様
の結果が得られた。
調べるために行った。試験例1で使用したWPCを15
%の濃度で精製水に溶解し、カリウム型陽イオン交換樹
脂(アンバーライトIR−120B。オルガノ社製)に
対する通液量を表2に示すように設定して処理したWP
Cおよび未処理のWPCを試料とした。蛋白質当たり
0.5%のパパインを添加したことを除き、試験例1と
同様の方法で乳清蛋白質を分解し、NPN比率25%の
分解液を製造した(この分解液のpHは6.80〜6.
85の範囲であった)。
てカルシウム含量を常法により測定した。得られた乳清
蛋白分解液の残部を表2に示すように80〜95℃で5
分間加熱して酵素を失活させ、室温に冷却し、その50
mlを2000r.p.m.で10分間遠心し、沈澱の
容量を測定し、全容量に対する沈澱の容量の百分率(容
量%。以下沈澱率と記載することがある)を算出し、各
試料の加熱に対する安定性を試験した。尚、沈澱率10
0%は、全体がゲル化して沈澱の容量を測定できないこ
とを示す。
る。表2から明らかなように、カルシウム濃度が低い乳
清蛋白分解物は加熱失活時の熱安定性が良好であり、蛋
白質100g当たり350mg以下の試料では、90℃
で5分間の加熱に対してもわずか8%の沈澱率であっ
た。一方、カルシウム濃度を調整することなく、WPC
をそのまま分解して加熱失活した試料では、ゲル化また
は沈澱を生じた。これらの結果から、熱安定性を向上さ
せるには分解物中の蛋白質100g当りのカルシウム濃
度を350mg以下、望ましくは250mg以下に調整
することが必須であることが判明した。尚、酵素および
乳清蛋白質の種類を変更しても、あるいはカルシウム濃
度の調整を加水分解後に実施しても、ほぼ同様の結果が
得られた。
シウム以外のミネラルの影響を調べるために行った。試
験例2と同一の方法によりイオン交換樹脂に対して20
倍量のWPC液を通液して製造したイオン交換樹脂処理
WPC(以下IE−WPCと記載することがある)およ
び未処理のWPCについて、ミネラル含量を常法により
測定した。
ンおよび塩素は、乳清蛋白質加水分解物の熱安定性に影
響を及ぼさないことが明らかである。塩化ナトリウムま
たは塩化マグネシウムをIE−WPCに添加し、ナトリ
ウムおよびマグネシウム含量を未処理のWPCと同量に
調整し、試験例2と同様の方法で分解、失活(95℃)
しても分解液は沈殿を生じないこと、および塩化カリウ
ムをWPCに添加し、カリウム含量を未処理のIE−W
PCと同量に調整し、試験例2と同様の方法で分解、失
活(95℃)すると分解液は完全にゲル化すること、が
確認された。
ム、リン、マグネシウム、および塩素はWPCの分解物
の安定性に影響を与えず、WPC分解物の熱安定性はカ
ルシウム濃度に依存することが確認された。
を調べるために行った。 試験例2でイオン交換樹脂に
対して20倍量のWPC液を通液して調整したIE−W
PCを10%の濃度で精製水に溶解し、温度を50℃に
調整し、ブロメライン(天野製薬社製)、プロテアーゼ
Nアマノ(天野製薬社製)、トリプシン(ノボ・インダ
ストリー社製)、ビオプラーゼSP−20(長瀬生化学
工業社製)の各酵素を蛋白質当り0.5%添加して5時
間分解した。得られた分解液(NPN比率は全て50%
以下)に塩酸または水酸化ナトリウムを添加し、pHを
表4に示すように調整し、85℃で5分間処理し、酵素
を失活させ、沈澱の生成を肉眼で確認した。
る。表4から明らかなように、NPN比率が低いイオン
交換乳清蛋白分解液を沈殿を生じさせず加熱失活するた
めには、必要に応じて分解後のpHを7.0±0.5、
望ましくは7.0±0.3に調整すれば良いことが判明
した。尚、乳清蛋白質および酵素の種類を変更して試験
したが、ほぼ同様の結果が得られた。
ときにゲル化または沈澱を生じない風味良好な乳清蛋白
質分解物を製造するためには、NPN比率が50%を超
えない条件で酵素分解すること、分解物または分解前の
乳清蛋白質を含有する液の蛋白質100g当たりのカル
シウム濃度を350mg以下、望ましくは250mg以
下に調整すること、および分解液のpHを必要に応じて
7.0±0.5、望ましくは7.0±0.3に調整する
こと、が重要であることが判明した。
的に説明するが、この発明は以下の実施例により限定さ
れるものではない。
1.5kgを、8.5kgの精製水に溶解し、ナトリウ
ム型陽イオン交換樹脂(ダイヤイオンSK−1B。三菱
化成社製)1リットルに通液し、カルシウム含量を蛋白
質100g当り50mgに調整し、得られたIE−WP
Cを10%の濃度に調整し、蛋白質当り1.0%のブロ
メライン(天野製薬社製)を添加し、45℃で10時間
分解した。分解液のpHが6.45であったので水酸化
ナトリウムを添加してpHを6.7に調整し、80℃で
10分間加熱し、酵素を失活させた。次いで、常法によ
り濃縮し、乾燥し、粉末状の乳清蛋白質分解物約1kg
を得た。
ル化は認められず、得られた乳清蛋白分解物のNPN比
率は35%であった。 実施例2 実施例1と同一の方法で製造したIE−WPC1kgお
よび乳糖1kgを精製水10kgに溶解し(カルシウム
含量は蛋白質100g当り80mg)、炭酸カリウムを
添加して溶液のpHを7.5に調整した。その後、蛋白
質当り0.5%のハパイン(天野製薬社製)を添加して
50℃で3時間分解した。分解液のpHが7.0であっ
たので、そのままプレート殺菌装置を用いて95℃で5
分間一次加熱の後、120℃で2秒間加熱して酵素を失
活させ、のち常法により濃縮し、凍結乾燥し、粉末状乳
清蛋白分解物約1.8kgを得た。
ル化は認められず、得られた乳清蛋白分解物のNPN比
率は22%であった。 実施例3 実施例1と同一のWPC500gを精製水9.5kgに
溶解し、常法により電気透析し、カルシウム含量を蛋白
質100g当り100mgに調整し、蛋白質あたり0.
2%のビオプラーゼSP−20(長瀬生化学工業社製)
を添加し、50℃で5時間分解した。分解液のpHが
6.6であったので、そのまま80℃で5分間加熱して
酵素を失活させ、常法により濃縮し、乾燥し、粉末状乳
清蛋白分解物約460gを得た。
ル化は認められず、得られた乳清蛋白分解物のNPN比
率は44%であった。 実施例4 実施例1と同一のWPC3kgを精製水27kgに溶解
し、蛋白質当たり1%のパパイン(天野製薬社製)を添
加して55℃で5時間分解した。分解後5℃に冷却して
酵素反応を停止させ、試験例1と同一のカリウム型陽イ
オン交換樹脂1リットルに通液し、カルシウム含量を蛋
白質100g当り75mgに調整した。得られたIE−
WPC分解物のpHが6.7であったので、そのままプ
レート殺菌装置を用いて90℃で5分間の一次加熱の
後、130℃で2秒間加熱して酵素を失活させ、乳清蛋
白質分解液約25kgを得た。
ル化は認められず、得られた乳清蛋白質分解液の一部を
常法により凍結乾燥し、NPN比率を測定した結果、4
2%であった。
よって、以下の効果が奏せられる。 1)この発明の方法は食品衛生上安全である。 2)この発明の方法により、加熱による酵素失活時のゲ
ル化および沈澱生成をさせることなく、分解度が低く非
蛋白態窒素量が適切である風味良好な乳清蛋白分解物を
製造することができる。 3)この発明の方法により製造された乳清蛋白質分解物
を使用することにより、蛋白質比が母乳と等しい育児用
調製粉乳を製造することができる。
Claims (3)
- 【請求項1】 乳清蛋白質を含有する溶液をイオン交換
樹脂または脱塩処理し、蛋白質100g当たりのカルシ
ウム濃度を350mg以下に調整し、エンド型プロテア
ーゼを添加し、全窒素量に対する非蛋白態窒素の割合が
50%(重量)以下の範囲で乳清蛋白質を加水分解し、
pHを7.0±0.5に調整し、次いで加熱してプロテ
アーゼを失活させることを特徴とする沈殿を生じない乳
清蛋白質分解物の製造法。 - 【請求項2】 乳清蛋白質を含有する溶液にエンド型プ
ロテアーゼを添加し、全窒素量に対する非蛋白態窒素の
割合が50%(重量)以下の範囲で乳清蛋白質を加水分
解し、得られた加水分解液をイオン交換樹脂処理または
脱塩処理し、蛋白質100g当たりのカルシウム濃度を
350mg以下に調整し、pH7.0±0.5に調整
し、次いで加熱してプロテアーゼを失活させることを特
徴とする沈殿を生じない乳清蛋白質分解物の製造法。 - 【請求項3】 蛋白質100g当たりのカルシウム濃度
を250mg以下に調整する請求項1または2の沈殿を
生じない乳清蛋白質分解物の製造法。
Priority Applications (1)
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---|---|---|---|
JP4312162A JP3059595B2 (ja) | 1992-11-20 | 1992-11-20 | 沈澱を生じない乳清蛋白質分解物の製造法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP4312162A JP3059595B2 (ja) | 1992-11-20 | 1992-11-20 | 沈澱を生じない乳清蛋白質分解物の製造法 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
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JPH06153792A JPH06153792A (ja) | 1994-06-03 |
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Family
ID=18025989
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
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JP4312162A Expired - Lifetime JP3059595B2 (ja) | 1992-11-20 | 1992-11-20 | 沈澱を生じない乳清蛋白質分解物の製造法 |
Country Status (1)
Country | Link |
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FR2459620B1 (fr) * | 1979-06-26 | 1983-08-05 | Agronomique Inst Nat Rech | Hydrolisat enzymatique total de proteines de lactoserum, obtention et application |
CA1200416A (en) * | 1983-05-13 | 1986-02-11 | Societe Des Produits Nestle S.A. | Food process |
JP2626700B2 (ja) * | 1990-08-31 | 1997-07-02 | 雪印乳業株式会社 | 低アレルゲン化したホエータンパク加水分解物及びその製造法 |
JP2648243B2 (ja) * | 1991-01-30 | 1997-08-27 | 森永乳業株式会社 | オリゴペプチド混合物及びその製造法 |
-
1992
- 1992-11-20 JP JP4312162A patent/JP3059595B2/ja not_active Expired - Lifetime
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Publication number | Publication date |
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