JP3059161B1 - 耐脆化性能に優れたMoSi2を主成分とする高温耐酸化材料及び発熱材料 - Google Patents
耐脆化性能に優れたMoSi2を主成分とする高温耐酸化材料及び発熱材料Info
- Publication number
- JP3059161B1 JP3059161B1 JP11128013A JP12801399A JP3059161B1 JP 3059161 B1 JP3059161 B1 JP 3059161B1 JP 11128013 A JP11128013 A JP 11128013A JP 12801399 A JP12801399 A JP 12801399A JP 3059161 B1 JP3059161 B1 JP 3059161B1
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- mosi
- diffraction intensity
- main peak
- heat
- main
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Fee Related
Links
Classifications
-
- C—CHEMISTRY; METALLURGY
- C04—CEMENTS; CONCRETE; ARTIFICIAL STONE; CERAMICS; REFRACTORIES
- C04B—LIME, MAGNESIA; SLAG; CEMENTS; COMPOSITIONS THEREOF, e.g. MORTARS, CONCRETE OR LIKE BUILDING MATERIALS; ARTIFICIAL STONE; CERAMICS; REFRACTORIES; TREATMENT OF NATURAL STONE
- C04B35/00—Shaped ceramic products characterised by their composition; Ceramics compositions; Processing powders of inorganic compounds preparatory to the manufacturing of ceramic products
- C04B35/515—Shaped ceramic products characterised by their composition; Ceramics compositions; Processing powders of inorganic compounds preparatory to the manufacturing of ceramic products based on non-oxide ceramics
- C04B35/58—Shaped ceramic products characterised by their composition; Ceramics compositions; Processing powders of inorganic compounds preparatory to the manufacturing of ceramic products based on non-oxide ceramics based on borides, nitrides, i.e. nitrides, oxynitrides, carbonitrides or oxycarbonitrides or silicides
-
- C—CHEMISTRY; METALLURGY
- C04—CEMENTS; CONCRETE; ARTIFICIAL STONE; CERAMICS; REFRACTORIES
- C04B—LIME, MAGNESIA; SLAG; CEMENTS; COMPOSITIONS THEREOF, e.g. MORTARS, CONCRETE OR LIKE BUILDING MATERIALS; ARTIFICIAL STONE; CERAMICS; REFRACTORIES; TREATMENT OF NATURAL STONE
- C04B35/00—Shaped ceramic products characterised by their composition; Ceramics compositions; Processing powders of inorganic compounds preparatory to the manufacturing of ceramic products
- C04B35/515—Shaped ceramic products characterised by their composition; Ceramics compositions; Processing powders of inorganic compounds preparatory to the manufacturing of ceramic products based on non-oxide ceramics
- C04B35/58—Shaped ceramic products characterised by their composition; Ceramics compositions; Processing powders of inorganic compounds preparatory to the manufacturing of ceramic products based on non-oxide ceramics based on borides, nitrides, i.e. nitrides, oxynitrides, carbonitrides or oxycarbonitrides or silicides
- C04B35/58085—Shaped ceramic products characterised by their composition; Ceramics compositions; Processing powders of inorganic compounds preparatory to the manufacturing of ceramic products based on non-oxide ceramics based on borides, nitrides, i.e. nitrides, oxynitrides, carbonitrides or oxycarbonitrides or silicides based on silicides
- C04B35/58092—Shaped ceramic products characterised by their composition; Ceramics compositions; Processing powders of inorganic compounds preparatory to the manufacturing of ceramic products based on non-oxide ceramics based on borides, nitrides, i.e. nitrides, oxynitrides, carbonitrides or oxycarbonitrides or silicides based on silicides based on refractory metal silicides
Landscapes
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Chemical & Material Sciences (AREA)
- Ceramic Engineering (AREA)
- Manufacturing & Machinery (AREA)
- Materials Engineering (AREA)
- Structural Engineering (AREA)
- Organic Chemistry (AREA)
- Ceramic Products (AREA)
- Resistance Heating (AREA)
- Crystals, And After-Treatments Of Crystals (AREA)
Abstract
【要約】
【課題】 微量のフリーSi及びMo5Si3の含有量
を制御することにより、耐脆化性及び耐久性に優れたM
oSi2基材又はMoSi2を主成分とする基材からな
る耐酸化材料及び発熱材料を提供する。 【解決手段】 MoSi2基材又は70wt%以上のM
oSi2を主成分とする基材から成り、該基材のX線回
折(管球:Cu、特性線:Kα)によるSiの主ピーク
(2θ=28.440°、JCPDSによる)回折強度
が、MoSi2の主ピーク(2θ=44.684°)回
折強度の少なくとも1/100以下であり、かつ同Mo
5Si3の主ピーク(2θ=38.405°、JCPD
Sによる)回折強度が、MoSi2の主ピーク(2θ=
44.684°)回折強度の1/300以上1/10以
下であることを特徴とする耐脆化性能に優れたMoSi
2を主成分とする高温耐酸化材料及び発熱材料。
を制御することにより、耐脆化性及び耐久性に優れたM
oSi2基材又はMoSi2を主成分とする基材からな
る耐酸化材料及び発熱材料を提供する。 【解決手段】 MoSi2基材又は70wt%以上のM
oSi2を主成分とする基材から成り、該基材のX線回
折(管球:Cu、特性線:Kα)によるSiの主ピーク
(2θ=28.440°、JCPDSによる)回折強度
が、MoSi2の主ピーク(2θ=44.684°)回
折強度の少なくとも1/100以下であり、かつ同Mo
5Si3の主ピーク(2θ=38.405°、JCPD
Sによる)回折強度が、MoSi2の主ピーク(2θ=
44.684°)回折強度の1/300以上1/10以
下であることを特徴とする耐脆化性能に優れたMoSi
2を主成分とする高温耐酸化材料及び発熱材料。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、MoSi2基材又
は70wt%以上のMoSi2を主成分とする基材から
成る高温耐酸化材料及び発熱材料に関する。
は70wt%以上のMoSi2を主成分とする基材から
成る高温耐酸化材料及び発熱材料に関する。
【0002】
【従来の技術】二珪化モリブデン(MoSi2)はMo
とSiのモル比が1:2からなる化合物であり、主とし
て粉末冶金法によって製造されている。このMoSi2
基材又はMoSi2を主成分とする基材は、酸化性雰囲
気の高温において表面にSiO2を主体とする表面保護
膜を生成するため、この特徴を利用して高温耐酸化性材
料の次世代材料として広く研究されている。また当該基
材は発熱体材料としても広く用いられている。
とSiのモル比が1:2からなる化合物であり、主とし
て粉末冶金法によって製造されている。このMoSi2
基材又はMoSi2を主成分とする基材は、酸化性雰囲
気の高温において表面にSiO2を主体とする表面保護
膜を生成するため、この特徴を利用して高温耐酸化性材
料の次世代材料として広く研究されている。また当該基
材は発熱体材料としても広く用いられている。
【0003】一般に、MoSi2はMo粉とSi粉を所
定量秤量し、混合・合成することにより作製されるが、
MoSi2は組成幅を持たない化合物であり、完全な化
学量論的組成を有するMoSi2を生成させるのは非常
に困難である。即ち、工業的に製造および使用される合
成MoSi2基材には微量のフリーSiあるいはMo5
Si3が含まれるのが普通であり、またMo5Si3や
フリーSiは化学分析においてMoSi2のMo、Si
と重なり、識別・定量化が困難であるため、これらが微
量混在しているにもかかわらず、純粋なMoSi2であ
るかのように単純にMoSi2と表記され、市販もされ
てきた。
定量秤量し、混合・合成することにより作製されるが、
MoSi2は組成幅を持たない化合物であり、完全な化
学量論的組成を有するMoSi2を生成させるのは非常
に困難である。即ち、工業的に製造および使用される合
成MoSi2基材には微量のフリーSiあるいはMo5
Si3が含まれるのが普通であり、またMo5Si3や
フリーSiは化学分析においてMoSi2のMo、Si
と重なり、識別・定量化が困難であるため、これらが微
量混在しているにもかかわらず、純粋なMoSi2であ
るかのように単純にMoSi2と表記され、市販もされ
てきた。
【0004】ところが、従来この材料の分野において、
このような微量元素や化合物について関心が持たれるこ
とは殆どなかった。即ち、この高温耐酸化材料または発
熱体材料について、耐脆化性の最適化を目的としたこれ
らの微量元素あるいは化合物の制御について特別の配慮
や議論がなされてきたとは到底いえず、また高温での酸
化反応によって自然発生的に生成するMo5Si3が、
結果的にMoSi2の粒成長を抑止する可能性を単に示
唆したもの以外には、出発原料の選定、実用に供する際
の(使用)初期状態の解析、あるいは高温使用時と脆化
現象の関係等に言及した報告例や文献はなかった。従来
のMoSi2基材又はMoSi2を主成分とする耐酸化
材料または発熱材料は、このようにMo5Si3やフリ
ーSiが微量に混在したMoSi2粉を主原料として製
造されており、そのため実用に供する焼結品中の微量M
o5Si3又はフリーSiの含有量が管理されず、結果
として高温使用による耐脆性不安定となっていたことが
本発明者らの研究により明らかになった。
このような微量元素や化合物について関心が持たれるこ
とは殆どなかった。即ち、この高温耐酸化材料または発
熱体材料について、耐脆化性の最適化を目的としたこれ
らの微量元素あるいは化合物の制御について特別の配慮
や議論がなされてきたとは到底いえず、また高温での酸
化反応によって自然発生的に生成するMo5Si3が、
結果的にMoSi2の粒成長を抑止する可能性を単に示
唆したもの以外には、出発原料の選定、実用に供する際
の(使用)初期状態の解析、あるいは高温使用時と脆化
現象の関係等に言及した報告例や文献はなかった。従来
のMoSi2基材又はMoSi2を主成分とする耐酸化
材料または発熱材料は、このようにMo5Si3やフリ
ーSiが微量に混在したMoSi2粉を主原料として製
造されており、そのため実用に供する焼結品中の微量M
o5Si3又はフリーSiの含有量が管理されず、結果
として高温使用による耐脆性不安定となっていたことが
本発明者らの研究により明らかになった。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】本発明の目的は、微量
のフリーSi及びMo5Si3の含有量を制御すること
により、上述の脆化現象を抑制し、耐脆性及び耐久性に
優れたMoSi2基材又はMoSi2を主成分とする耐
酸化材料及び発熱材料を提供することである。
のフリーSi及びMo5Si3の含有量を制御すること
により、上述の脆化現象を抑制し、耐脆性及び耐久性に
優れたMoSi2基材又はMoSi2を主成分とする耐
酸化材料及び発熱材料を提供することである。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明者らは、上記の課
題を解決するためにMoとSiとの配合比を種々変化さ
せて合成を行い、またこれらの各合成原料をブレンドし
てフリーSi及びMo 5Si3の含有量がそれぞれ異な
る基材を試作して鋭意研究を行った結果、以下のような
知見を得た。従来のMoSi2基材又はMoSi2を主
成分とする耐酸化材料及び発熱材料脆化の主たる要因の
一つが、既に述べた理由により、通常の化学分析では定
量できない微量のフリーSiの存在にあることが分かっ
た。
題を解決するためにMoとSiとの配合比を種々変化さ
せて合成を行い、またこれらの各合成原料をブレンドし
てフリーSi及びMo 5Si3の含有量がそれぞれ異な
る基材を試作して鋭意研究を行った結果、以下のような
知見を得た。従来のMoSi2基材又はMoSi2を主
成分とする耐酸化材料及び発熱材料脆化の主たる要因の
一つが、既に述べた理由により、通常の化学分析では定
量できない微量のフリーSiの存在にあることが分かっ
た。
【0007】本発明者らは研究の結果、焼結体のX線回
折(管球:Cu、特性線:Kα)結果において、Siの
主ピーク(2θ=28.440°、JCPDSによる)
回折強度が、MoSi2の主ピーク(2θ=44.68
4°)回折強度の少なくとも1/100以下、好ましく
は1/10000以下、より好ましくは実質的に0に抑
制することが、高温使用による脆化を防止する上で有効
かつ必要であること、また、Mo5Si3の主ピーク
(2θ=38.405°、JCPDSによる)回折強度
が、MoSi2の主ピーク(2θ=44.684°)回
折強度の1/300以上1/10以下であるMo5Si
3の存在は、発熱材料の脆化防止に有効であること、そ
してこれを超える過剰なMo5Si3の存在はむしろ高
温使用時の耐酸化性の劣化要因となり有害であることの
知見を得た。
折(管球:Cu、特性線:Kα)結果において、Siの
主ピーク(2θ=28.440°、JCPDSによる)
回折強度が、MoSi2の主ピーク(2θ=44.68
4°)回折強度の少なくとも1/100以下、好ましく
は1/10000以下、より好ましくは実質的に0に抑
制することが、高温使用による脆化を防止する上で有効
かつ必要であること、また、Mo5Si3の主ピーク
(2θ=38.405°、JCPDSによる)回折強度
が、MoSi2の主ピーク(2θ=44.684°)回
折強度の1/300以上1/10以下であるMo5Si
3の存在は、発熱材料の脆化防止に有効であること、そ
してこれを超える過剰なMo5Si3の存在はむしろ高
温使用時の耐酸化性の劣化要因となり有害であることの
知見を得た。
【0008】これらの知見に基づき、本発明は(1)M
oSi2基材又は70wt%以上のMoSi2を主成分
とする基材から成り、該基材のX線回折(管球:Cu、
特性線:Kα)によるSiの主ピーク(2θ=28.4
40°、JCPDSによる)回折強度が、MoSi2の
主ピーク(2θ=44.684°)回折強度の少なくと
も1/100以下であり、かつ同Mo5Si3の主ピー
ク(2θ=38.405°、JCPDSによる)回折強
度が、MoSi2の主ピーク(2θ=44.684°)
回折強度の1/300以上1/10以下であることを特
徴とする耐脆化性能に優れたMoSi2を主成分とする
高温耐酸化材料及び発熱材料、(2)Siの主ピーク回
折強度が、MoSi2の主ピーク回折強度の少なくとも
1/10000以下であることを特徴とする(1)記載
の耐脆化性能に優れたMoSi2を主成分とする高温耐
酸化材料及び発熱材料、を提供する。
oSi2基材又は70wt%以上のMoSi2を主成分
とする基材から成り、該基材のX線回折(管球:Cu、
特性線:Kα)によるSiの主ピーク(2θ=28.4
40°、JCPDSによる)回折強度が、MoSi2の
主ピーク(2θ=44.684°)回折強度の少なくと
も1/100以下であり、かつ同Mo5Si3の主ピー
ク(2θ=38.405°、JCPDSによる)回折強
度が、MoSi2の主ピーク(2θ=44.684°)
回折強度の1/300以上1/10以下であることを特
徴とする耐脆化性能に優れたMoSi2を主成分とする
高温耐酸化材料及び発熱材料、(2)Siの主ピーク回
折強度が、MoSi2の主ピーク回折強度の少なくとも
1/10000以下であることを特徴とする(1)記載
の耐脆化性能に優れたMoSi2を主成分とする高温耐
酸化材料及び発熱材料、を提供する。
【0009】
【発明の実施の形態】MoSi2基材又は70wt%以
上のMoSi2を主成分として含む基材から成る高温耐
酸化材料及び発熱材料において、MoSi2の合成に際
し、化学量論的組成に対して意図的にMoリッチ側の比
率にMoとSiを配合し、フリーSiが残留せず同時に
微量のMo5Si3が生成するように制御した。この合
成で得られたMo5Si3を微量に含むMoSi2を主
原料として、上記のSi及びMo5Si3の条件を満た
すMoSi2基材又はMoSi2を主成分とする基材を
得た。この結果、上記の範囲以上のフリーSiを含む基
材より格段にすぐれた耐脆化性能が得られた。
上のMoSi2を主成分として含む基材から成る高温耐
酸化材料及び発熱材料において、MoSi2の合成に際
し、化学量論的組成に対して意図的にMoリッチ側の比
率にMoとSiを配合し、フリーSiが残留せず同時に
微量のMo5Si3が生成するように制御した。この合
成で得られたMo5Si3を微量に含むMoSi2を主
原料として、上記のSi及びMo5Si3の条件を満た
すMoSi2基材又はMoSi2を主成分とする基材を
得た。この結果、上記の範囲以上のフリーSiを含む基
材より格段にすぐれた耐脆化性能が得られた。
【0010】また、MoSi2、Si、Mo5Si3の
各主ピーク回折強度比から判定して、フリーSi及びM
o5Si3の含有量が実質的に0(強度比が1/100
00以下)である基材に比して、Siを含まずMo5S
i3のみが上記の範囲で含有される基材は、より優れた
耐脆化性能が得られた。しかし、Mo5Si3の含有量
が上記の範囲を超えると耐酸化性がむしろ劣化し、高温
耐酸化材又は発熱材料としては適さないことが分かっ
た。一般に、MoSi2を主成分とする高温耐酸化材料
及び発熱材料は70wt%以上のMoSi2が必要であ
り、本発明ではこの成分範囲のMoSi2において高温
耐酸化材料又は発熱材料としての効果を発揮する。な
お、MoSi2を主成分とする多成分系において、X線
回折で比較するMoSi2、Si、Mo5Si3の各主
ピークが、他成分のピークと識別困難な場合は、JCP
DSカードに記載されている相対強度値を基に、上記
(請求項)で指定したピーク以外でも比較し、SiやM
o5Si3の含有量を検定する。例えば、Siの場合に
は2θ=28.440°(JCPDSカードの相対強度
100)の回折強度が他の成分のピークと重なり識別で
きなければ、2θ=47.302°(JCPDSカード
の相対強度55)の回折強度をMoSi2の2θ=4
4.684°と比較し、その比率が1/100に55/
100を乗じた値以下とする。
各主ピーク回折強度比から判定して、フリーSi及びM
o5Si3の含有量が実質的に0(強度比が1/100
00以下)である基材に比して、Siを含まずMo5S
i3のみが上記の範囲で含有される基材は、より優れた
耐脆化性能が得られた。しかし、Mo5Si3の含有量
が上記の範囲を超えると耐酸化性がむしろ劣化し、高温
耐酸化材又は発熱材料としては適さないことが分かっ
た。一般に、MoSi2を主成分とする高温耐酸化材料
及び発熱材料は70wt%以上のMoSi2が必要であ
り、本発明ではこの成分範囲のMoSi2において高温
耐酸化材料又は発熱材料としての効果を発揮する。な
お、MoSi2を主成分とする多成分系において、X線
回折で比較するMoSi2、Si、Mo5Si3の各主
ピークが、他成分のピークと識別困難な場合は、JCP
DSカードに記載されている相対強度値を基に、上記
(請求項)で指定したピーク以外でも比較し、SiやM
o5Si3の含有量を検定する。例えば、Siの場合に
は2θ=28.440°(JCPDSカードの相対強度
100)の回折強度が他の成分のピークと重なり識別で
きなければ、2θ=47.302°(JCPDSカード
の相対強度55)の回折強度をMoSi2の2θ=4
4.684°と比較し、その比率が1/100に55/
100を乗じた値以下とする。
【0011】
【実施例】次に、本発明を実施例に基づいて説明する。
なお、本発明の実施例はあくまで1例であり、種々変更
し得るものである。したがって、本発明の範囲は下記実
施例に制限されることはなく、本発明の技術思想を逸脱
しない限りにおいて実施例以外の変形及び構成の変更を
含むものである。X線回折におけるMoSi2、Si、
Mo5Si3の各主ピークの回折強度(それぞれXA、
XB、XC)の比、即ちここではXB/XA、XC/X
Aの値がそれそれ異なるMoSi2を主成分としてMo
Si2−5wt%SiO2のφ9mmの焼結体を用意し
た。これらの焼結体は、MoとSiの配合比以外は全て
同一条件で作製した。焼結はアルゴン雰囲気下1500
°Cで実施した。これらの各焼結体中に含まれるSi及
びMo5Si3の量を、上記XB/XA及びXC/XA
のパラメータとして、表1に示す。
なお、本発明の実施例はあくまで1例であり、種々変更
し得るものである。したがって、本発明の範囲は下記実
施例に制限されることはなく、本発明の技術思想を逸脱
しない限りにおいて実施例以外の変形及び構成の変更を
含むものである。X線回折におけるMoSi2、Si、
Mo5Si3の各主ピークの回折強度(それぞれXA、
XB、XC)の比、即ちここではXB/XA、XC/X
Aの値がそれそれ異なるMoSi2を主成分としてMo
Si2−5wt%SiO2のφ9mmの焼結体を用意し
た。これらの焼結体は、MoとSiの配合比以外は全て
同一条件で作製した。焼結はアルゴン雰囲気下1500
°Cで実施した。これらの各焼結体中に含まれるSi及
びMo5Si3の量を、上記XB/XA及びXC/XA
のパラメータとして、表1に示す。
【0012】
【表1】
【0013】(実施例1及び比較例1)表1の実施例1
及び比較例1に示す焼結体を大気中で、1300、14
00、1500、1600、1650、1700°Cま
で昇温し、それぞれ2分間保持した後室温に戻し、さら
にJIS規格に基づいた3点曲げの抗折試験を行い、フ
リーSiの材料の脆化への影響を比較した。抗折試験は
各熱処理温度に対して10点ずつ行い、最大・最小を除
く8点の平均値をプロットした。この結果を図1に示
す。
及び比較例1に示す焼結体を大気中で、1300、14
00、1500、1600、1650、1700°Cま
で昇温し、それぞれ2分間保持した後室温に戻し、さら
にJIS規格に基づいた3点曲げの抗折試験を行い、フ
リーSiの材料の脆化への影響を比較した。抗折試験は
各熱処理温度に対して10点ずつ行い、最大・最小を除
く8点の平均値をプロットした。この結果を図1に示
す。
【0014】図1に示すように、1%を超える、即ちS
iの主ピーク回折強度がMoSi2の主ピーク回折強度
の1/100を超える微量のフリーSiを含有する比較
例1はSiの融点を超える1500°C以上での保持に
より、抗折力が激しく低下したが、フリーSiを殆ど含
有しない、即ちSiの主ピーク回折強度がMoSi2の
主ピーク回折強度の1/100以下である実施例1の材
料は、高温まで昇温した後の抗折試験でも高強度を維持
していた。以上に示すように、フリーSiの含有は極め
て微量であっても基材の性能に大きく影響を及ぼすこと
が分かる。したがって、特に室温−高温の繰り返し熱サ
イクルが発生するところで使用される場合には、このよ
うな熱サイクル後の強度低下の少ない本発明品が優れて
いることが明らかである。
iの主ピーク回折強度がMoSi2の主ピーク回折強度
の1/100を超える微量のフリーSiを含有する比較
例1はSiの融点を超える1500°C以上での保持に
より、抗折力が激しく低下したが、フリーSiを殆ど含
有しない、即ちSiの主ピーク回折強度がMoSi2の
主ピーク回折強度の1/100以下である実施例1の材
料は、高温まで昇温した後の抗折試験でも高強度を維持
していた。以上に示すように、フリーSiの含有は極め
て微量であっても基材の性能に大きく影響を及ぼすこと
が分かる。したがって、特に室温−高温の繰り返し熱サ
イクルが発生するところで使用される場合には、このよ
うな熱サイクル後の強度低下の少ない本発明品が優れて
いることが明らかである。
【0015】(実施例2及び比較例2)次に、表1に示
す実施例2及び比較例2に関して耐久性試験を行った。
この試験は表1の組成を有する焼結体を一旦大気中の1
700°Cで2分間保持して十分に緻密化した後、大気
中の1600°Cで10〜300時間保持し、その後室
温まで冷却した。そして同様にJIS規格に基づく抗折
試験を行い、1600°Cでの保持時間に対する抗折力
を比較した。この結果を図2に示す。Mo5Si3を含
有しない比較例2は100時間までの強度低下が激し
く、初期強度から大きく脆化するが、Mo5Si3を適
量含有する実施例2の強度低下は短時間で収束し、その
後は高い強度を維持した。したがって、微量のMo5S
i3を含有する本発明品は、高温耐酸化材料及び発熱体
としての経時変化が少なく、耐久性に優れていることが
分かる。この微量のMo5Si3の存在は、Mo5Si
3の主ピーク回折強度がMoSi2の主ピーク回折強度
の1/300以上、即ち約0.3%以上で効果があるこ
とが確認できた。
す実施例2及び比較例2に関して耐久性試験を行った。
この試験は表1の組成を有する焼結体を一旦大気中の1
700°Cで2分間保持して十分に緻密化した後、大気
中の1600°Cで10〜300時間保持し、その後室
温まで冷却した。そして同様にJIS規格に基づく抗折
試験を行い、1600°Cでの保持時間に対する抗折力
を比較した。この結果を図2に示す。Mo5Si3を含
有しない比較例2は100時間までの強度低下が激し
く、初期強度から大きく脆化するが、Mo5Si3を適
量含有する実施例2の強度低下は短時間で収束し、その
後は高い強度を維持した。したがって、微量のMo5S
i3を含有する本発明品は、高温耐酸化材料及び発熱体
としての経時変化が少なく、耐久性に優れていることが
分かる。この微量のMo5Si3の存在は、Mo5Si
3の主ピーク回折強度がMoSi2の主ピーク回折強度
の1/300以上、即ち約0.3%以上で効果があるこ
とが確認できた。
【0016】(実施例3及び比較例3)次に、表1に示
す実施例2及び比較例3の焼結体を、大気中1720°
Cで1時間保持し、その後室温まで冷却した後表面観察
を行った。実施例2の基材は表面がSiO2を主体とす
る表面保護膜で完全に覆われており、平滑は表面状態を
維持していたが、過剰にMo5Si3を含有する比較例
3は表面保護層が破れた個所が存在し、平滑な表面状態
を保持していなかった。また、比較例3の表面ではガス
状のMoO3が吹き出した形跡が見られ、過剰のMo5
Si3を含有すると耐酸化性に劣ることが明らかとなっ
た。なお、一連の実験において、このMo5Si3含有
による耐酸化性の劣化を生じさせない上限値は10%、
即ち微量のMo5Si3の存在は、Mo5Si3の主ピ
ーク回折強度がMoSi2の主ピーク回折強度の1/1
0以下が必要であることが確認できた。
す実施例2及び比較例3の焼結体を、大気中1720°
Cで1時間保持し、その後室温まで冷却した後表面観察
を行った。実施例2の基材は表面がSiO2を主体とす
る表面保護膜で完全に覆われており、平滑は表面状態を
維持していたが、過剰にMo5Si3を含有する比較例
3は表面保護層が破れた個所が存在し、平滑な表面状態
を保持していなかった。また、比較例3の表面ではガス
状のMoO3が吹き出した形跡が見られ、過剰のMo5
Si3を含有すると耐酸化性に劣ることが明らかとなっ
た。なお、一連の実験において、このMo5Si3含有
による耐酸化性の劣化を生じさせない上限値は10%、
即ち微量のMo5Si3の存在は、Mo5Si3の主ピ
ーク回折強度がMoSi2の主ピーク回折強度の1/1
0以下が必要であることが確認できた。
【0017】
【発明の効果】MoSi2基材又は70wt%以上のM
oSi2を主成分とする基材から成る材料において、該
基材のX線回折(管球:Cu、特性線:Kα)によるS
iの主ピーク(2θ=28.440°、JCPDSによ
る)回折強度が、MoSi2の主ピーク(2θ=44.
684°)回折強度の少なくとも1/100以下と
し、、かつ同Mo5Si3の主ピーク(2θ=38.4
05°、JCPDSによる)回折強度が、MoSi2の
主ピーク(2θ=44.684°)回折強度の1/30
0以上1/10以下となるMoSi2を含有させること
により、従来のMoSi2との回折強度比が1/100
を超えるフリーSiを含有した高温耐酸化材料及び発熱
材料に比べ、高温における耐脆化性が大幅に向上する。
特に室温―高温の繰り返し熱サイクルを受ける構造材料
に有用である。また、Mo5Si3が上記範囲で含有す
ると、Mo5Si3が0又は殆ど0(1/10000以
下)の場合に比べさらに優れた耐脆化性が得られる。こ
の含有するMo5Si3はMoSi2よりも融点が高
く、粒界に位置して粒成長を抑制し、さらに高温耐久性
を高める効果を有する。以上に示す通り、本発明の材料
は高温耐酸化材料及び発熱材料として耐脆化特性に優
れ、発熱体又は酸化性雰囲気下で高温の熱影響を受ける
基材として極めて有用である。
oSi2を主成分とする基材から成る材料において、該
基材のX線回折(管球:Cu、特性線:Kα)によるS
iの主ピーク(2θ=28.440°、JCPDSによ
る)回折強度が、MoSi2の主ピーク(2θ=44.
684°)回折強度の少なくとも1/100以下と
し、、かつ同Mo5Si3の主ピーク(2θ=38.4
05°、JCPDSによる)回折強度が、MoSi2の
主ピーク(2θ=44.684°)回折強度の1/30
0以上1/10以下となるMoSi2を含有させること
により、従来のMoSi2との回折強度比が1/100
を超えるフリーSiを含有した高温耐酸化材料及び発熱
材料に比べ、高温における耐脆化性が大幅に向上する。
特に室温―高温の繰り返し熱サイクルを受ける構造材料
に有用である。また、Mo5Si3が上記範囲で含有す
ると、Mo5Si3が0又は殆ど0(1/10000以
下)の場合に比べさらに優れた耐脆化性が得られる。こ
の含有するMo5Si3はMoSi2よりも融点が高
く、粒界に位置して粒成長を抑制し、さらに高温耐久性
を高める効果を有する。以上に示す通り、本発明の材料
は高温耐酸化材料及び発熱材料として耐脆化特性に優
れ、発熱体又は酸化性雰囲気下で高温の熱影響を受ける
基材として極めて有用である。
【図1】実施例1及び比較例1における大気中の保持温
度に対する抗折力(Kg/mm 2)の変化を示すグラフ
である。
度に対する抗折力(Kg/mm 2)の変化を示すグラフ
である。
【図2】実施例2及び比較例2における大気中1600
°Cの保持した場合の保持時間に対する抗折力(Kg/
mm2)の変化を示すグラフである。
°Cの保持した場合の保持時間に対する抗折力(Kg/
mm2)の変化を示すグラフである。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) C04B 35/58 106 C22C 29/18
Claims (2)
- 【請求項1】 MoSi2基材又は70wt%以上のM
oSi2を主成分とする基材から成り、該基材のX線回
折(管球:Cu、特性線:Kα)によるSiの主ピーク
(2θ=28.440°、JCPDSによる)回折強度
が、MoSi 2の主ピーク(2θ=44.684°)回
折強度の少なくとも1/100以下であり、かつ同Mo
5Si3の主ピーク(2θ=38.405°、JCPD
Sによる)回折強度が、MoSi2の主ピーク(2θ=
44.684°)回折強度の1/300以上1/10以
下であることを特徴とする耐脆化性能に優れたMoSi
2を主成分とする高温耐酸化材料及び発熱材料。 - 【請求項2】 Siの主ピーク回折強度が、MoSi2
の主ピーク回折強度の少なくとも1/10000以下で
あることを特徴とする請求項1記載の耐脆化性能に優れ
たMoSi2を主成分とする高温耐酸化材料及び発熱材
料。
Priority Applications (6)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP11128013A JP3059161B1 (ja) | 1999-05-10 | 1999-05-10 | 耐脆化性能に優れたMoSi2を主成分とする高温耐酸化材料及び発熱材料 |
CN00800826A CN1304388A (zh) | 1999-05-10 | 2000-04-11 | 耐脆化性能优良的二硅化钼基耐高温氧化材料及发热材料 |
PCT/JP2000/002344 WO2000068166A1 (fr) | 1999-05-10 | 2000-04-11 | MATERIAU RESISTANT A L'OXYDATION A HAUTE TEMPERATURE CONSTITUE ESSENTIELLEMENT DE MoSi2 PRESENTANT UNE BONNE RESISTANCE A LA CASSURE ET MATERIAU POUR CHAUFFAGE |
EP00915479A EP1122225A4 (en) | 1999-05-10 | 2000-04-11 | MATERIAL HIGH-TEMPERATURE OXIDATION-RESISTANT MATERIAL MOST OF MoSi2 WITH LESS BRITTLE-BREAKAGE AND HEATABLE MATERIAL |
KR10-2000-7010813A KR100381571B1 (ko) | 1999-05-10 | 2000-04-11 | 내취화(耐脆化)성능이 우수한 이규화몰리브덴을 주성분으로 하는 고온 내산화재료 및 발열재료 |
TW089107737A TW495495B (en) | 1999-05-10 | 2000-04-25 | MoSi2-based high-temperature oxidation-resistant and heating material having excellent anti-brittleness |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP11128013A JP3059161B1 (ja) | 1999-05-10 | 1999-05-10 | 耐脆化性能に優れたMoSi2を主成分とする高温耐酸化材料及び発熱材料 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP3059161B1 true JP3059161B1 (ja) | 2000-07-04 |
JP2000319069A JP2000319069A (ja) | 2000-11-21 |
Family
ID=14974332
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP11128013A Expired - Fee Related JP3059161B1 (ja) | 1999-05-10 | 1999-05-10 | 耐脆化性能に優れたMoSi2を主成分とする高温耐酸化材料及び発熱材料 |
Country Status (6)
Country | Link |
---|---|
EP (1) | EP1122225A4 (ja) |
JP (1) | JP3059161B1 (ja) |
KR (1) | KR100381571B1 (ja) |
CN (1) | CN1304388A (ja) |
TW (1) | TW495495B (ja) |
WO (1) | WO2000068166A1 (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN113430491A (zh) * | 2021-06-29 | 2021-09-24 | 西南大学 | 一种表面抗氧化涂层及其制备方法与表面改性钛合金 |
Families Citing this family (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN103626466B (zh) * | 2013-11-25 | 2015-04-01 | 西安维乐抗磨工程技术有限公司 | 一种耐高温耐磨防护剂的制备方法和施工方法 |
JP7122732B2 (ja) | 2017-12-16 | 2022-08-22 | 国立大学法人京都大学 | 高靭性高耐熱モリブデンシリサイド合金 |
FR3103188A1 (fr) | 2019-11-14 | 2021-05-21 | Commissariat A L'energie Atomique Et Aux Energies Alternatives | Elément électriquement conducteur |
Family Cites Families (7)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS60198703A (ja) * | 1984-03-22 | 1985-10-08 | 太陽誘電株式会社 | 抵抗体組成物 |
JPS62191471A (ja) * | 1986-02-18 | 1987-08-21 | 日立金属株式会社 | スパツタリング装置用タ−ゲツトの製造方法 |
JPH01131073A (ja) * | 1987-11-17 | 1989-05-23 | Nippon Mining Co Ltd | 高融点金属シリサイド製ターゲットとその製造方法 |
US5213730A (en) * | 1988-10-06 | 1993-05-25 | Benchmark Structural Ceramics Corporation | Controlled combustion synthesis process for the production of silicide based composites |
RO106867B1 (ro) * | 1989-10-16 | 1993-07-30 | Inst Cercetari Metalurgice | Amestec de siliciu de molibden și procedeu de sinteză a acestuia |
JPH088140B2 (ja) * | 1992-05-08 | 1996-01-29 | 株式会社リケン | 二珪化モリブデンヒータの製造方法 |
JPH10324571A (ja) * | 1997-05-23 | 1998-12-08 | Riken Corp | 二珪化モリブデン系セラミックス発熱体及びその製造方法 |
-
1999
- 1999-05-10 JP JP11128013A patent/JP3059161B1/ja not_active Expired - Fee Related
-
2000
- 2000-04-11 KR KR10-2000-7010813A patent/KR100381571B1/ko not_active IP Right Cessation
- 2000-04-11 EP EP00915479A patent/EP1122225A4/en not_active Withdrawn
- 2000-04-11 WO PCT/JP2000/002344 patent/WO2000068166A1/ja not_active Application Discontinuation
- 2000-04-11 CN CN00800826A patent/CN1304388A/zh active Pending
- 2000-04-25 TW TW089107737A patent/TW495495B/zh active
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN113430491A (zh) * | 2021-06-29 | 2021-09-24 | 西南大学 | 一种表面抗氧化涂层及其制备方法与表面改性钛合金 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
CN1304388A (zh) | 2001-07-18 |
KR100381571B1 (ko) | 2003-05-12 |
WO2000068166A1 (fr) | 2000-11-16 |
JP2000319069A (ja) | 2000-11-21 |
EP1122225A1 (en) | 2001-08-08 |
TW495495B (en) | 2002-07-21 |
KR20010042273A (ko) | 2001-05-25 |
EP1122225A4 (en) | 2003-05-28 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JPS5826077A (ja) | セラミツクス焼結体及びその製造方法 | |
JP2968458B2 (ja) | 高安定性サーミスタ用焼結セラミックス及びその製造方法 | |
JP3059161B1 (ja) | 耐脆化性能に優れたMoSi2を主成分とする高温耐酸化材料及び発熱材料 | |
US4365022A (en) | Method for manufacture of high-strength sintered article of substances having β-silicon nitride type crystal structure | |
JPH0222173A (ja) | 窒化珪素質焼結体及びその製造方法 | |
JPS5953234B2 (ja) | 高強度窒化けい素焼結体の製造法 | |
JP2774761B2 (ja) | 高熱伝導性窒化けい素焼結体およびその製造方法 | |
JPH0446062A (ja) | サイアロン焼結体およびその製造方法ならびにこれを用いたガスタービン翼 | |
JP3208181B2 (ja) | 窒化ケイ素系焼結体 | |
JP3231950B2 (ja) | 表面被覆窒化珪素質部材 | |
JPH0826815A (ja) | 希土類複合酸化物系焼結体及びその製造方法 | |
JPH1050460A (ja) | セラミックヒータ | |
JPS62875B2 (ja) | ||
JPS5969477A (ja) | サイアロン基セラミツク焼結材料の製造法 | |
JP2892246B2 (ja) | 窒化珪素質焼結体およびその製造方法 | |
JPS6296368A (ja) | 高耐食性窒化ケイ素焼結体の製造方法 | |
JP3124862B2 (ja) | 窒化珪素質焼結体の製造方法 | |
JP2732078B2 (ja) | 窒化珪素焼結体 | |
JPS5843352B2 (ja) | ホウ化物系高強度硬質耐熱材料 | |
JP3049941B2 (ja) | 窒化アルミニウム焼結体の製造方法 | |
JP2801455B2 (ja) | 窒化珪素質焼結体 | |
JPH0782035A (ja) | サイアロン・窒化アルミニウム複合粉末の製造方法 | |
JPH06183840A (ja) | 窒化珪素−炭化珪素系反応焼結体 | |
JPS62158165A (ja) | 窒化ケイ素セラミツクス焼結体の製造方法 | |
JPS6053101B2 (ja) | ニツケルクロム合金複合材料およびその製造方法 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20000404 |
|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |