JP3058955U - 自転車用荷かご - Google Patents

Abstract

(57)【要約】 【目的】収容能力を落とさず、蓋ができて、品物の盗難
を防せごうとする自転車用荷かご 【構成】荷かごにたっぷりした、ネット付きの蓋を設
け、荷かごと蓋の一端を軸として、蝶着し、荷かごには
段差を設け、蓋の枠がその段差で止まるようにし、蓋枠
の ネットが荷かごの底に這うようたっぷりとネットを
設けたる自転車等の荷かご

Description

【考案の詳細な説明】

【０００１】

【産業上の利用分野】 自転車、バイク等に取り付ける荷かご

【０００２】

【従来の技術】 荷かごの収容を多くするため、蓋が無く、品物の盗難被害が 多かった。蓋が有っても収容能力の少ないものであった。

【０００３】

【考案が解決しようとする課題】 収容能力を落とさず、蓋ができて、品物 の盗難を防せごうとする自転車用荷かご

【０００４】

【課題を解決するための手段】 荷かごにたっぷりした、ネット付きの蓋を設 け、荷かごと蓋の一端を軸として、蝶着し、荷かごには段差５を設け、蓋の 枠３がその段差で止まるようにし、蓋枠のネットが荷かご１の底に這うよう たっぷりとネット４を設けたる自転車等の荷かご

【０００５】

【作用】 たっぷりしたネット４の付いた蓋であるから、大きな物を入れて蓋 ができる。荷かご、には段差５が有るので、蓋を閉じれば、その段差で蓋が 止まり、荷かごの上縁とで施錠７ができる。また、施錠できなくとも、たっ ぷりとしたネットは、品物８を覆い、品物の落下、盗難を予防する。 蓋枠 に設けたたっぷりしたネットは、荷かごの底を這うから、蓋を開けず、その まま通常のように上から品物を入れる事が出来る簡便性がある。 図３は、品物を荷かごに入れた状況を示す。

【０００６】

【実施例】 荷かごの一端に小さい穴を設け、蓋の枠の一端に把手６を設けて その把手との間で施錠７する。または、荷かごの一端と把手とで差し込み式 錠を設ける。 荷かごは、金属線によるかごでもよし、合成樹脂かごでもよい。

【０００７】

【考案の効果】 一端を軸として、枠縁をもち、それにたっぷりとしたネット を取り付けた蓋であるから、大きな物も入れられてネットで蓋ができて、盗 難の予防が出来る。また、蓋を閉めて、ネットをかごの底に這わせれば、蓋 を開けないで、そのまま、通常のとおり、その上から物を入れられる、簡便 性がある。 荷かごに品物を入れた後の蓋閉めが、荷かごの入口側が広まっている段差 設けたことにより、蓋枠がそこで止まり、それがカバーして、荷かごに品物 を入れた後の蓋閉めが、障害にならずに出来る。 蓋が段差により 荷かごにの内側に止まるので、荷かごの縁と蓋との間が 遮蔽されて、手が入り難く、盗難の予防の効果が強まる。 段差によって、蓋枠が中途で止り、荷かごの縁の一端と同位置となって、 蓋の把手と容易に施錠をすることが出来る。 蓋を閉めてから、そのまま上から通常に品物も入れられるが、その場合、 通常に物品を入れるのに、蓋の枠が邪魔になって入れにくくなるが、荷かご の入口側を広めて段差を設けたから、蓋枠がそこで止まって、品物の入れ出 しが障害にならずにできる。また蓋枠が中途で止まるから、荷かごの入口の 上で閉める蓋の場合に比べ、ネットの面積を小さくできて経済的となる。 以上の説明のごとく、荷かごに段差を設けたことは、蓋閉めのときの障害 を除き、品物入れの場合の障害も除く。また位置を一致させて施錠を容易に する。荷かごの縁と蓋との隙間を遮断して手の挿入による盗難を防ぐ。しか もネットの使用面積を小さくできて経済性がよく、小さくできたので使い良 さを増す。これらのことから云つて、段差を設けたことは重要なポイント的 効果を発生させるものである。

【図面の簡単な説明】

【図１】 蓋、把手の動作を示す断面図

【図２】 正面図

【図３】 荷かごに品物を収容したときの例を示す断面
図

【符号の説明】

１ 荷かご ２ 蓋 ３ 蓋の枠 ４ ネット ５ 段差 ６ 把手 ７ 錠 ８ 品物

Claims (1)

【実用新案登録請求の範囲】
1. 【請求項１】 荷かごの上部入口の面が、かご本体よ
   り、一回り大きく、下部かごとの段差をもつ荷かごにお
   いて、一端を軸として、枠縁をもち、それにたっぷりと
   したネットを取り付けたものを、蓋とする、荷かごであ
   って、蓋を閉じたとき、即ち蓋を下ろしたとき、蓋の枠
   が、荷かごの内側の段差により、支えられ、かつネット
   が、荷かごの底に這うほどにたつぷり設けたる構造から
   なる自転車用などの荷かご。