JP3185940U - 自転車用前籠 - Google Patents
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Abstract
【課題】籠の中の荷物を盗み難くすると共に、籠内への物品収納や、籠からの物品取り出しを容易にした、自転車用前籠を提供する。
【解決手段】天面が解放され、底面部1a、両側面部1b、後面部1c、前面部2からなる籠であって、底面部1a、両側面部1b、後面部1cが一体的に連携し、前面部2が底面部1aの前方の一辺を中心として、前方に回動して開閉可能に構成すると共に、前面部2及び後面部1cを側面部1bの前方部分の高さより高く構成し、前面部2側及び後面部1c側から籠内の収納物を取り出し難くしたことを特徴とする。
【選択図】図1
【解決手段】天面が解放され、底面部1a、両側面部1b、後面部1c、前面部2からなる籠であって、底面部1a、両側面部1b、後面部1cが一体的に連携し、前面部2が底面部1aの前方の一辺を中心として、前方に回動して開閉可能に構成すると共に、前面部2及び後面部1cを側面部1bの前方部分の高さより高く構成し、前面部2側及び後面部1c側から籠内の収納物を取り出し難くしたことを特徴とする。
【選択図】図1
Description
本考案は、前面部を回動して開閉可能にした自転車用前籠に関する
現在、実用に供されている自転車用前籠は、鉄線材を使用した物が主流を占めており、その外観は略四角形の有底容器状である。籠の大きさも殆ど差が無く、側面及び底面は鉄線材又は金網等で囲われているものが大半である。そして上部(天面)のみが荷物を出し入れするために解放された開口部となっているために、単車に乗って近づいて来た犯罪者がこの上部の開口部から荷物を盗み取るという事件が多発している。その対策の一つとして、前記開口部に別製のカバー、又は蓋を取り付ける手段がとられている。しかし、この方法は荷物の出し入れに際してカバー又は蓋をいちいち開け閉めする必要があり、この作業が面倒なことからあまり普及していないのが実態である。
荷物の出し入れが楽であり、かつ、収納した荷物を盗み取られ難くした自転車用前籠を提供するものである。
本考案は、基本的には現在実用化されている自転車用前籠の形状を踏襲するが、以下の改良を施す事によって、上記の課題の解決を図っている。
まず、自転車用前籠(以下、前籠と略して記す。)の高さが低いために、単車に乗った犯罪者の手が前籠の上部の開口部に簡単に届くことから、前記前籠の高さを現状より高くする構造とした。
さらに前籠の上部の開口部に犯罪者の手が入らないようにガードとなる障害物を簡単なワンタッチ操作でセット出来る構造とした。
現在、実用化されている前籠は、前籠内に収納する荷物を前籠の上部開口部の高さ迄、持ち上げないと籠の中に荷物を収納出来ない。重たい荷物の場合はつらい作業となっている。本考案の前籠では上述の如く、従来の前籠より全体を高く構成している。その結果、荷物の出し入れがより困難になる可能性がある。これを解消し、荷物を持ち上げる作業を楽にするために本考案の前籠は前面部を回動し、前面部を開閉可能な構成とした。これにより荷物を前籠の底面部の高さ迄、持ち上げるだけで楽に荷物を収納することが出来る。
前面部を開閉可能な構成とした場合、前籠の中に荷物を収納した後、前面部を元の位置に戻し、前籠の側面部に連携して固定する作業が必要となる。その手段として前面部の上端2か所にゴム紐を略U字状に取り付け、このU字状のゴム紐の中央部を引っ張って後面部に設けたフック部に引っ掛ける構成とした。これにより前面部を側面部に連携して固定すると共に、ゴム紐が前籠の上部開口部のガードの役目を果たす。
上記構成の前籠において、前籠に荷物を収納する、又は前籠から荷物を取り出すには、まず、ゴム紐を後面部のフック部から外し、一度、前面部を前へ倒すという作業が必要となる。その代わり収納する荷物を前籠の上部の高さ迄、持ち上げる必要はなく、前籠の底面部の高さ迄、持ち上げれば荷物を収納出来る。前籠から荷物を取り出す場合も同様である。その結果、重たい荷物を持ち上げる作業が楽になる。さらに荷物を収納後に前面部を元の位置に戻し(回動)、前記ゴム紐を後面部のフック部にセット(係止)することで、前記ゴム紐が前籠の上部開口部をガードする事が出来る。
上述の通り、自転車の前籠に荷物を収納する場合、重たい荷物を前籠の上部の高さ迄持ち上げる必要がなく、収納が容易になる。前籠から荷物を取り出す場合も同様である。さらにゴム紐を後面部のフック部にセットすることで前籠の上部開口部をガード出来、盗難を防止出来る。
以下、図1〜図6を用いて本考案の一実施例を説明する。
前籠1は底面部1a、左右の側面部1b、後面部1c、後面部1cに別体、又は一体成形されて取りついたフック部1dによって構成されている。これらの構成部材は骨格を太い目の鉄線材1eを用いて溶接で一体成形し、その骨格の周囲を鉄線材もしくは鉄網、又はパンティングメタル等1fによって覆われて一体型として作られている。前籠の外表面は防錆及び外観品質向上のために、例えば電着塗装されている。
前籠1は底面部1a、左右の側面部1b、後面部1c、後面部1cに別体、又は一体成形されて取りついたフック部1dによって構成されている。これらの構成部材は骨格を太い目の鉄線材1eを用いて溶接で一体成形し、その骨格の周囲を鉄線材もしくは鉄網、又はパンティングメタル等1fによって覆われて一体型として作られている。前籠の外表面は防錆及び外観品質向上のために、例えば電着塗装されている。
前籠1の前面部2及び後面部1cは左右の側面部1bよりも高さを高くする必要がある。その理由は犯罪者の手が前面部2又は後面部1c側から荷物を掴もうとする事を防止するためである。又、より効果をあげるために左右の側面部1bも後面部側が高ければいいので、中央部から後面部1cの間(後方部分)は前面部2及び後面部1cと同じ高さにし、中央部から前面部2の間(前方部分)は荷物の出し入れのし易さを考慮して前面部2側を低くする斜面形状とする構成とした(図2参照)。
前籠1の前面部2は一個の独立した部品として骨格を太い目の鉄線材1e用いて溶接で一体成形し、その骨格の周囲を鉄線材もしくは鉄網、又はパンティングメタル等1fによって覆われて作られており、この外表面は防錆及び外観品質向上のために、例えば電着塗装されている。
前籠1の前面部2は荷物を前籠1に出し入れする際、荷物を一時、前面部2の上に置くことになるので、前面部2は前籠1よりも頑丈にする必要があるために骨格となる太い目の鉄線材1eを多用する必要がある。
前籠1の前面部2の上部2か所には、この前面部2を両側面部1bに連携、固定し、かつ、前籠1の上部開口部をガードするゴム紐5が略U字状に取り付けられている。
前記ゴム紐5の長さは前籠1の前面部2が両側面部1bに緩みなく固定される長さとし、後面部1cに設けたフック部1dに片手でU字状に引っ張って、引っ掛ける構成とした。ゴム紐5は、自転車の後部荷台に荷物を固定するものとして市販されている部材等を使用した。例えば外面が布で被覆され、太くて丈夫なゴム紐等が好ましい。
前面部2と前籠1とは鉄板を丸めて作られた複数個のヒンジ3によって前面部2の下端部の骨格1gと前籠1の底面部1aの前方の一辺(骨格部1h)に回動可能な形で一体結合されており、このヒンジ3の外表面も防錆及び外観品質向上のために、例えば電着塗装されている。
さらに、前籠1の前面部2を解放した際、この前面部2が前籠1の底面部1aの前方の骨格部1hを中心にして、前方へ回動した場合、略同一高さで、かつ、水平状態を保持することを目的として、前面部2の上側両端と両側面部1bとを左右2本のチェーン4によっても一体結合されている。チェーン4は例えば鉄製のメッキ品とした。なお、チェーンに代えて紐状部材としてもよい。
前籠1の自転車への取り付け方法は、現在、市販されている前籠1と同一の取り付け方法をそのまま踏襲するので、記載は省略する。
前籠1は通常、前面部2が閉じられ、ゴム紐5によって開口部がガードされた状態で取り付いている。
荷物を前籠1に収納する手順は、まず、ゴム紐5を後面部1cに取り付けられたフック部1から外し、前面部2を前側に倒す。これにより前面部2は底面部1aと略同一平面の状態になる。次に荷物を持ち上げ、前面部2の上に一旦、置く。その後、荷物を底面部の中央迄、水平に移動させる。その後、前面部2を両側面部1bの方へ向けて起こし(回動)、ゴム紐5を引っ張りながら、後面部1cのフック部1dに引っ掛ける(係止)ことで完了する。
荷物を前籠1から取り出す場合は、ゴム紐5を後面部1cのフック部5から取り外し、前面部2を前に倒し(回動)、荷物を底面部1aから前面部2の上に引っ張り出し、そこから荷物を持ち上げて取り出せばよい。その後、前面部2を両側面部1bの方へ向けて起こし(回動)、ゴム紐5を後面部1cのフック1dに引っ掛ける(係止)ことで完了する。
本考案は自転車の前籠だけでなく、自転車の後籠やバイク、スクータ等のエンジン付き二輪車の前籠、手で引っ張りながら用いるキャディ型の籠等としても利用できる。
1 自転車用前籠
1a 底面部
1b 側面部
1c 後面部
1d フック部
1e 太い目の鉄線材
1f 鉄線材もしくは鉄網、又はパンティングメタル等
1g 前面部の骨格
1h 底面部の骨格
2 前面部
3 ヒンジ
4 チェーン
5 ゴム紐
1a 底面部
1b 側面部
1c 後面部
1d フック部
1e 太い目の鉄線材
1f 鉄線材もしくは鉄網、又はパンティングメタル等
1g 前面部の骨格
1h 底面部の骨格
2 前面部
3 ヒンジ
4 チェーン
5 ゴム紐
Claims (4)
- 天面が解放され、底面部、両側面部、後面部、前面部からなる籠であって、前記底面部、両側面部、後面部が一体的に構成され、前記前面部が前記底面部の前方の一辺を中心として、前方に回動して開閉可能に構成したことを特徴とする自転車用前籠。
- 前記前面部を前記底面部と略同一平面になる迄、回動して開くことが出来、前記前面部と前記側面部とをチェーン又は紐のいずれか一方で連結したことを特徴とする請求項1記載の自転車用前籠。
- 前記両側面部の形状を前方部分は低くし、中央部から後方部分にかけて高くする傾斜型にし、前記前面部及び前記後面部を前記両側面部の前方部分の高さより高く構成し、前記前面部及び前記後面部から籠内の収容物を取り出しにくくしたことを特徴とする請求項1〜2のいずれか1項に記載の自転車用前籠。
- 前記前面部の上端部に取り付けたゴム紐を前記後面部に設けたフック部に係止可能にしたことを特徴とする請求項1〜3のいずれか1項に記載の自転車用前籠。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2013004024U JP3185940U (ja) | 2013-06-24 | 2013-06-24 | 自転車用前籠 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2013004024U JP3185940U (ja) | 2013-06-24 | 2013-06-24 | 自転車用前籠 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
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JP3185940U true JP3185940U (ja) | 2013-09-12 |
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Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
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JP2013004024U Expired - Fee Related JP3185940U (ja) | 2013-06-24 | 2013-06-24 | 自転車用前籠 |
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Country | Link |
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JP (1) | JP3185940U (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN107757776A (zh) * | 2017-10-24 | 2018-03-06 | 宝鸡金恒瑞金属科技有限公司 | 一种自行车车筐 |
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2013
- 2013-06-24 JP JP2013004024U patent/JP3185940U/ja not_active Expired - Fee Related
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