JP4529154B2 - 自転車用荷かごの盗難防止蓋装置 - Google Patents

自転車用荷かごの盗難防止蓋装置 Download PDF

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Description

【0001】
【発明が属する技術分野】
この発明は、自転車荷かごの中から収容携帯物が走行中に盗難に遭うことを防止する自転車用荷かごの盗難防止蓋装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
従来、自転車荷かごにおいて、蓋付のものは各種、各様で、多数の発明・考案が提案されている。しかし、近年コストの関係から蓋付きでないものが多くなった。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
近年、走行中に、荷かごに収容携帯している所有物を持ち去られるひたくり犯罪を受けることが増加している。
蓋のない自転車用荷かごでは、収容物がむき出しのままであるから、他者においても、これらを容易に取り出すことができ、このことが犯罪を誘発し、ひったくりに会うことを多くするものと思われる。しかるに、反対に自転車用荷かごの蓋を閉めておくと、内部の収容物を簡単には取り出すことができないから、犯罪者においてひったくりの遂行が断念され、したがって、それらの盗難に遭遇することが減少するものと思われる。しかし、従来の蓋付自転車用荷かごは、構造が複雑でコスト高を招く物であり、また、その蓋の開け閉めが容易でなく、使い勝手がすこぶる悪く、また、かごの収容量に応じて蓋の角度を調整することができなく、しかも蓋を収容量に追従した角度にロックできないものであった。
【0004】
この発明は、かかる観点から、自転車用荷かごの盗難防止蓋装置を低コストで提供できる簡単な構成と、その蓋の開け閉めが容易に行え、かご内の収容量に対応して蓋の角度の調整が容易に行え、荷かごの収容量を最大限に活用でき、しかもそれら収容量に対応して蓋の角度のロックが簡単に行える構造で、前記ひったくり犯罪に対応できるものを提供しようとなされたものである。
【0005】
【課題を解決するための手段】
自転車用荷かごの上端開口部を所要面積閉鎖する蓋部本体を、荷かご本体の基軸部に支承して基端軸受部を中心に開閉自在に構成すると共に、その蓋部本体に先端が係合部となるロック棒を一側に突出配備し、荷かご本体の壁面に構成されたロック孔に選択係合してなる自転車用荷かごの盗難防止蓋装置において、蓋部本体は荷かご本体に対して復帰可能の弾性体に形成し、常時係合方向に付勢してなる自転車用荷かごの盗難防止蓋装置にある。
【0006】
自転車用荷かごの上端開口部を所要面積閉鎖する蓋部本体を、荷かご本体の基軸部に支承して基端軸受部を中心に開閉自在に構成すると共に、その蓋部本体に先端が係合部となるロック棒を一側に突出配備し、荷かご本体の壁面に構成されたロック孔に選択係合してなる自転車用荷かごの盗難防止蓋装置において、前記ロック棒は、蓋部本体に対してその軸回り回動方向と交差方向にスライド自在に軸受すると共に、ばねにより係合方向に付勢してなる自転車用荷かごの盗難防止蓋装置としてもよいものである。
【0007】
【発明の実施の形態】
上縁が開口する自転車用荷かごにおいて、少なくとも外縁線金により左右側縁部と先端縁部とからなるコ字形に折曲して形成し、その左右側縁部の基端を巻回して基端軸受部を形成し、この基端軸受部を荷かご本体の周壁の背部上縁に設けた基軸部に装嵌し、この荷かご本体の基軸部を中心に蓋部本体の全体を回動して、荷かご本体の開口を開閉自在に、蓋部本体を設け、この蓋部本体の中に外縁線金を巻回して、蓋部本体の回動方行と交差方向にスライド可能な中間軸受部を設け、先端に係合部を有するクランク型に折曲した係合腕部を一端に形成したロック軸を前記中間軸受部に、蓋部本体の回動方行と交差方向にスライド自在に、かつ回転自在に軸受すると共に、拡張バネを配置してロック軸を中間軸受部に対して常時、係合部側へ所要幅スライドするように付勢し、壁面に構成するロック孔に選択係合してなる自転車用荷かごの盗難防止蓋装置。
【0008】
【実施例】
以下、この発明の自転車用荷かごの盗難防止蓋装置を説明する。図1により第1の実施例の自転車用荷かごの盗難防止蓋装置1を、図2〜図4により第2の実施例の自転車用荷かごの盗難防止蓋装置19を、図5〜図により第3の実施例の自転車用荷かごの盗難防止蓋装置23を、図9及び図10により第4の実施例の自転車用荷かごの盗難防止蓋装置39を夫々説明する。何れの実施例も前荷かごであるが、自転車の後部に配備する後荷かごでも同様に実施できるので、その両方を含めた概念に解釈し、以下に説明をする。
【0009】
始めに図1に示す第1の実施例の自転車用荷かごの盗難防止蓋装置1を説明する。この第1の実施例の自転車用荷かごの盗難防止蓋装置1において、荷かご本体1aは、通常の自転車用荷かごと同様の構造で、上縁を開口縁線金2により設け、その内側を所要面積の上端開口部3に形成し、開口縁線金2に続く側周面を網金4による周壁5に設け、この周壁5の下縁を底縁線金6により設け、この底縁線金6に網金7を張設して底部8を設け、周壁5の背壁部5aの外面と底部8の下面に、前後にL型に立ち上がる補強線金9の複数本を左右に所要の間隔で添着補強してなるものである。この荷かご本体1aの周壁5の背壁部5aを、この図1では図示しないが、後述する第3の実施例の自転車用荷かごの盗難防止蓋装置23の説明で示す図8と同様にブラケット10によりハンドルステム11に連結支持し、また、荷かご本体1aの底部8を支持脚12により前ホーク等に支持し、この荷かご本体1aを自転車13に配備してなるものである。
【0010】
次にこの第1の実施例の自転車用荷かごの盗難防止蓋装置1において、蓋部本体14は、前記荷かご本体1aの開口縁線金2により構成される上端開口部3を、所要面積閉鎖するもので、第1実施例としては、少なくとも線金15により左右側縁部15a、15bと先端縁部15cとからなるコ字形に折曲して形成し、その左右側縁部15a、15bの基端15a1、15b1を巻回して基端軸受部16a、16bを形成し、この基端軸受部16a、16bを荷かご本体1aの周壁5の背部上縁に設けた基軸部17a、17bに装嵌し、この荷かご本体1aの基軸部17a、17bを中心に蓋部本体14の全体を回動して、荷かご本体1aの上端開口部3を開閉自在に設ける。この蓋部本体14は、基軸部17a、17bにおいて横にスライドしないように、基軸部17a、17bの両側を折曲してサイドストッパー17a1、17a2および17b1、17b2を設けている。この第1の実施例では、基軸部17a、17bを線金17により設けている。
【0011】
さらに蓋部本体14は、基端15a1、15b1と先端縁部15cとの中間に、中間線金18を差渡し溶着して蓋部本体14の基部を弾性体に設けると共に、その中間線金18の一部または独立の部材を右側縁部15bから外方に突出してロック棒18aを設け、このロック棒18aを荷かご本体1aの周壁5を構成する網金4の網目孔4aに選択嵌合し、蓋体本体14の基軸部15a、15bを中心とする閉鎖角度を調整可能に設けているものである。
【0012】
次に図2〜図4に示す第2の実施例の自転車用荷かごの盗難防止蓋装置19を説明する。この第2の実施例において、荷かご本体1aに自転車用荷かごの盗難防止蓋装置19を装備するが、この荷かご本体1aについては、前記第1の実施例の荷かご本体1aと同様の構造で、上縁を開口縁線金2により設け、その開口縁線金2の内側を所要面積の上端開口部3に形成し、開口縁線金2に続く側周面を網金4による周壁5に設け、この周壁5の下縁を底縁線金6により設け、この底縁線金6に網金7を張設して底部8を設け、周壁5の背壁部5aの外面と底部8の下面に、前後にL型に立ち上がる補強線金9の複数本を左右に所要の間隔で添着補強してなるものである。さらに図示しないが、この荷かご本体1aの周壁5の背壁部5aを、第1の実施例と同様のブラケット10によりハンドルステム11に連結支持し、また第1の実施例と同様に、荷かご本体1aの底部8を支持脚12により前ホーク等に支持し、この荷かご本体1aを自転車13に配備してなるものである。
【0013】
次に第2の実施例の自転車用荷かごの盗難防止蓋装置19について、図2〜図4により説明すると、蓋部本体14は、前記荷かご本体1aの開口縁線金2により構成される上端開口部3を、所要面積閉鎖するもので、実施例としては、少なくても線金15により左右側縁部15a、15bと先端縁部15cとからなるコ字形に折曲して形成し、その左右側縁部15a、15bの基端15a1、15b1を巻回して基端軸受部16a、16bを形成し、荷かご本体1aの周壁5の背部上縁の開口縁線金を利用して基軸部17a、17bを設け、この所要巾サイドを、サイドストッパー17a1、17a2および17b1、17b2を形成したコ字形の線金20a、20bを溶着接続している。この基軸部17a、17bに前記蓋部本体14の基端軸受部16a、16bを嵌合して、基軸部17a、17bを中心に蓋部本体14を回動して前記荷かご本体1aの上端開口部3を開閉するもので、さらに基端15a1、15b1と先端縁部15cとの中間に、中間線金18を差渡し溶着して蓋部本体14の基部を弾性体に設けると共に、その中間線金18の一部または独立の部材を右側縁部15bから外方に突出してロック棒18aを設け、このロック棒18aを荷かご本体1aの周壁5に配備したロックプレート21のロック孔21aに選択嵌合し、蓋体本体14の基軸部17a、17bを中心とする閉鎖角度を調整可能に設けているものである。
【0014】
蓋部本体14を基軸部17a、17bを中心に回動して荷か本体1a内に収容して蓋部本体14を開放位置にロックする格納ロックプレート22を、図3に示すように、周壁5の別の位置に設け、収容した蓋部本体14のロック棒18aを格納ロックプレート22の格納ロック孔22aに嵌合し、蓋部本体14を図4に示すようにロックすることができるものである。中間線金18はロック棒18aと反対の延長端を折曲して元に戻して形成した延長部18bを、蓋部本体14の先端部に左右に差渡し相互の連接面を適当に選択溶着して蓋部本体14を補強することができるものである。この延長部18bは前記中間線金18とは別材の線金で設けてもよいものである。
【0015】
前記第1の実施例の自転車用荷かごの盗難防止蓋装置1および第2の実施例の自転車用荷かごの盗難防止蓋装置19には、図示しないが、蓋部本体14と荷かご本体1aとの間にばねを配置すると、蓋部本体14の弾性復帰力によらないでも、蓋部本体14のロック棒18aを常時ロックプレート21のロック孔21aに係合するようにすることができるものである。
【0016】
前記第1の実施例の自転車用荷かごの盗難防止蓋装置1および第2の実施例の自転車用荷かごの盗難防止蓋装置19は、前述のように構成されるから、図1および図2に示す状態では、蓋部本体14の先端縁部15c側を支持して左側へ力を掛けると、左側縁部15aの基端軸受部16aがサイドストッパー17a1に衝突して移動を規制されるので、左側縁部15aの後半部が湾曲し、右側縁部15bのスライドと共に蓋部本体14を左側へ移動し、ロック棒18aを網金4の網目孔4aまたはロックプレート21のロック孔21aから引き抜き、網目孔4aまたはロック孔21aとの係合を外すことができる。そこで、蓋部本体14は荷かご本体1aに対して自由に回動することができ、蓋部本体14を開いて荷物の出し入れを自由に行うことができる。そして、再びその上端開口部3の閉鎖には、荷物の量に応じて網金4の網目孔4aまたはロックプレート21のロック孔21aを選択し、蓋部本体14の弾性復帰力を利用してロック棒18aを係合してロックするものである。
【0017】
次に図5〜図に示す第3の実施例の発明の自転車用荷かごの盗難防止蓋装置23を説明する。この第3の実施例の自転車用荷かごの盗難防止蓋装置23において、荷かご本体23aは、通常の自転車用荷かごと同様の構造で、上縁を開口縁線金24により設け、その内側を所要面積の上端開口部25に形成し、開口縁線金24に続く側周面を網金26による周壁27に設け、この周壁27の下縁を底縁線金28により設け、この底縁線金28に網金29を張設して底部30を設け、周壁27の背壁部27aの外面と底部30の下面に、前後にL型に立ち上がる補強線金31の複数本を左右に所要の間隔で添着補強してなるものである。この荷かご本体23aの周壁27の背壁部27aをブラケット10によりハンドルステム11に連結支持し、また、荷かご本体23aの底部30を支持脚12により前ホーク等に支持し、この荷かご本体23aを自転車13に配備してなるものである。
【0018】
次にこの第3の実施例の自転車用荷かごの盗難防止蓋装置23において、蓋部本体32は、前記荷かご本体23aの開口縁線金24により構成される上端開口部25を、所要面積閉鎖するもので、第3の実施例としては、少なくとも線金33により左右側縁部33a、33bと先端縁部33cとからなるコ字形に折曲して形成し、その左右側縁部33a、33bの基端33a1、33b1を巻回して基端軸受部34a、34bを形成し、この基端軸受部34a、34bを荷かご本体23aの周壁27の背部上縁に設けた基軸部35a、35bに装嵌し、この荷かご本体23aの基軸部35a、35bを中心に蓋部本体32の全体を回動して、荷かご本体23aの上端開口部25を開閉自在に設ける。この蓋部本体32は、基軸部35a、35bにおいて横にスライドしないように、基軸部35a、35bの両側を折曲してサイドストッパー35a1、35a2および35b1、35b2を設けている。この第3の実施例では、基軸部35a、35bを線金35により設けている。
【0019】
この蓋部本体32において、基端33a1、33b1と先端縁部33cとの中間に、線金33を同じく巻回して中間軸受部36a、36bを設け、先端に係合部37bを有するクランク型に折曲して係合腕部37aを一端に形成したロック棒37を前記中間軸受部36a、36bに、蓋部本体32に対して、その軸回り回動方向と交差方向の左右にスライド自在に、かつ回転自在に軸受すると共に、係合腕部37aの基部37a1と左側縁部33aとの間に拡張バネ38を配置してロック棒37を中間軸受部36a、36bに対して常時、係合部37b側へ所要幅スライドするように付勢し、前記のように、蓋部本体32は左右にサイドストッパー35a1、35a2および35b1、35b2を設けている基軸部35a、35bに軸支されているので、その付勢作用を利用することができ、係合部37bを荷かご本体23aの内壁面に連接し、壁面を構成する網金26の網目孔26aに選択係合し、荷かご本体23aの基軸部35a、35bを中心に、蓋部本体32の開閉角度を自在に調整し、かつ蓋部本体32の開閉角度を任意にロック可能に構成してなるものである。
【0020】
前記ロック棒37において、係合腕部37aと反対端に外止め37cを設けている。また係合腕部37aの係合部37bの内側と基部37a1との間に補強線金37dを差渡し溶着してもよいものである。また、蓋部本体32には、線金33により構成した中間線金33dを差渡し、その接触面を溶着して補強してもよいものである。
【0021】
拡張バネ38には、図示しないが、チューブカバーをしてもよく、また蓋部本体32には、線金33等を支持体に網金を張設をしてもよいものである。また前記基端軸受部34a、34b、中間軸受部36a、36bは、線金33を巻回しないで孔開き板体、管体等を線金33等に取付けることにより構成できるものである。また係合腕部37aの係合部37bが係合する網目孔26aは、周壁27を構成する網金26により構成しているが、第2の実施例で説明したロック孔21aを所要の間隔で開口したロックプレート21等を周壁27に設けてもよいものである。
【0022】
前記第3の実施例の自転車用荷かごの盗難防止蓋装置23は、荷かご本体23aに上記のように装備するから、荷かご本体23a内に収容物がないときは図2に示すように蓋部本体32を荷かご本体23aを内側に倒し、この状態でロック棒37の係合腕部37aの係合部37bを網金26の網目孔26aに選択係合し、その倒れた状態を保持させることができるものである。
【0023】
次に、収容物を荷かご本体23a内に収容した時には、その収容量に応じて蓋部本体32を回動し、図5に示すように、水平状態で、ロック棒37を、その係合腕部37aの係合部37bを網金26の網目孔26aに係合すれば、その状態を保持させることができ、そして荷かご本体23aの上端開口部25には、蓋部本体32で閉鎖されるから、内方の収容物を取り出そうとしても、蓋部本体32に遮られて取り出すことができないのである。
【0024】
蓋部本体32を開ける時には、係合腕部37aを持って内側にスライドさせると、網金26の網目孔26aから係合部37bがが外れ、蓋部本体32を上方に回動して上端開口部25を開放することができるのである。
【0025】
次に、図9および図10に示す第4の実施例の自転車用荷かごの盗難防止蓋装置39を説明すると、ロック棒37に配備する拡張バネ40の位置が、蓋部本体32の左右側縁部33a、33b間に配備したことによるものであり、ロック棒37の中間にバネ受け37eを設け、拡張バネ40の一端を支承し、蓋部本体32に対して一側方にロック棒37を付勢し、係合腕部37aの係合部37bを荷かご本体23aの壁面を構成する網金26の網目孔26aに係合するものである。この第4の実施例の蓋部本体32においても、第3実施例と同様に構成してもよく、特に図示しないが、拡張バネ40には、チューブカバーをしてもよく、また、蓋部本体32には、線金33を差渡し溶着し、さらに、網金を線金33等を支持体に張設してもよいものである。また係合腕部37aの係合部37bが係合する網目孔26aは、第2の実施例で説明したロック孔21aを所要の間隔で開口したロックプレート21等を周壁27に設けてもよいものである。
【0026】
【発明の効果】
この発明の自転車用荷かごの盗難防止蓋装置は、以上のようになるから、荷かご本体に収容した荷物の収容量に応じて蓋部本体を、その基端軸受部を中心に回動して容易に調節することができ、また係合腕部の係合部を周壁に設けた網目孔等のロック孔に係合し、蓋部本体の支持角度をロックすることができ、この状態で外側からの開扉力に対応し、閉鎖状態を維持することができ、荷かご本体内の収容物を取り出そうとしても、蓋部本体に遮られて取り出すことができなく、盗難防止を図ることができるのである。
【図面の簡単な説明】
【図1】 同じく、この発明の第1の実施例の自転車用荷かごの盗難防止蓋装置において、盗難防止蓋装置の蓋部本体の軸受機構と、ロック用横スライド機構を示す正面上方からの斜視図である。
【図2】 この発明の第2の実施例の自転車用荷かごの盗難防止蓋装置において、その盗難防止蓋装置の蓋部本体により荷かごの上端開口部を閉鎖しロックした状態を示す正面上方からの斜視図である。
【図3】 同じく、この発明の第2の実施例の自転車用荷かごの盗難防止蓋装置において、荷かご本体内に収容した収容品に応じて盗難防止蓋装置の蓋部本体を内方に下げた状態を示す斜視図である。
【図4】 同じく、この発明の第2の実施例の自転車用荷かごの盗難防止蓋装置において、その盗難防止蓋装置の蓋部本体を荷かご本体の内側に格納した状態を示す正面上方からの斜視図である。
【図5】 この発明の第3の実施例の自転車用荷かごの盗難防止蓋装置において、その盗難防止蓋装置の蓋部本体により荷かごの上端開口部を閉鎖しロックした状態を示す正面上方からの斜視図である。
【図6】 同じく、この発明の第3の実施例の自転車用荷かごの盗難防止蓋装置において、その盗難防止蓋装置の蓋部本体を荷かご本体の内側に格納した状態を示す正面上方からの斜視図である。
【図7】 同じく、この発明の第3の実施例の自転車用荷かごの盗難防止蓋装置において、その盗難防止蓋装置の蓋部本体の軸受機構と、ロック用横スライド機構と、姿勢維持機構とを示す拡大断面説明図である。
【図8】 同じく、この発明の第3の実施例の自転車用荷かごの盗難防止蓋装置において、その盗難防止蓋装置の蓋部本体の姿勢維持角度を示す断面側面図である。
【図9】 この発明の第4の実施例の自転車用荷かごの盗難防止蓋装置において、その盗難防止蓋装置の蓋部本体を荷かご本体の内側に格納した状態を示す正面上方からの斜視図である。
【図10】 同じく、この発明の第4の実施例の自転車用荷かごの盗難防止蓋装置において、その盗難防止蓋装置の蓋部本体の軸受機構と、ロック用横スライド機構と、姿勢維持機構とを示す拡大断面説明図である。
【符号の説明】
1 第1の実施例の自転車用荷かごの盗難防止蓋装置
1a 荷かご本体
2 開口縁線金
3 上端開口部
4 網金
4a 網目孔
5 周壁
5a 背壁部
6 底縁線金
7 網金
8 底部
9 補強線金
10 ブラケット
11 ハンドルステム
12 支持脚
13 自転車
14 蓋部本体
15 線金
15a 左側縁部
15b 右側縁部
15c 先端縁部
15a1 基端
15b1 基端
16a 基端軸受部
16b 基端軸受部
17 線金
17a 基軸部
17a1 サイドストッパー
17a2 サイドストッパー
17b 基軸部
17b1 サイドストッパー
17b2 サイドストッパー
18 中間線金
18a ロック棒
18b 延長部
19 第2の実施例の自転車用荷かごの盗難防止蓋装置
20a コ字形の線金
20b コ字形の線金
21 ロックプレート
21a ロック孔
22 格納ロックプレート
22a 格納ロック孔
23 第3の実施例の自転車用荷かごの盗難防止蓋装置
23a 荷かご本体
24 開口縁線金
25 上端開口部
26 網金
26a 網目孔
27 周壁
27a 背壁部
28 底縁線金
29 網金
30 底部
31 補強線金
32 蓋部本体
33 線金
33a 左側縁部
33b 右側縁部
33c 先端縁部
33d 中間線金
33a1 基端
33b1 基端
34a 基端軸受部
34b 基端軸受部
35 線金
35a 基軸部
35a1 サイドストッパー
35a2 サイドストッパー
35b 基軸部
35b1 サイドストッパー
35b2 サイドストッパー
36a 中間軸受部
36b 中間軸受部
37 ロック棒
37a 係合腕部
37a1 基部
37b 係合部
37c 外止め
37d 補強線金
37e バネ受け
38 拡張バネ
39 第4の実施例の自転車用荷かごの盗難防止蓋装置
40 拡張バネ

Claims (2)

  1. 自転車用荷かごの上端開口部を所要面積閉鎖する蓋部本体を、荷かご本体の基軸部に支承して基端軸受部を中心に開閉自在に構成すると共に、その蓋部本体に先端が係合部となるロック棒を一側に突出配備し、荷かご本体の壁面に構成されたロック孔に選択係合してなる自転車用荷かごの盗難防止蓋装置において、蓋部本体は荷かご本体に対して復帰可能の弾性体に形成し、常時係合方向に付勢してなる自転車用荷かごの盗難防止蓋装置。
  2. 自転車用荷かごの上端開口部を所要面積閉鎖する蓋部本体を、荷かご本体の基軸部に支承して基端軸受部を中心に開閉自在に構成すると共に、その蓋部本体に先端が係合部となるロック棒を一側に突出配備し、荷かご本体の壁面に構成されたロック孔に選択係合してなる自転車用荷かごの盗難防止蓋装置において、前記ロック棒は、蓋部本体に対してその軸回り回動方向と交差方向にスライド自在に軸受すると共に、ばねにより係合方向に付勢してなる自転車用荷かごの盗難防止蓋装置。
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