JP3058402U - 緊急用水タンク - Google Patents

緊急用水タンク

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JP3058402U
JP3058402U JP1998008004U JP800498U JP3058402U JP 3058402 U JP3058402 U JP 3058402U JP 1998008004 U JP1998008004 U JP 1998008004U JP 800498 U JP800498 U JP 800498U JP 3058402 U JP3058402 U JP 3058402U
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JP
Japan
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water
nipple
tank
pipe
washing machine
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JP1998008004U
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English (en)
Inventor
正時 美崎
Original Assignee
株式会社光輝
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Abstract

(57)【要約】 【課題】タンクには常に新鮮な水を溜めておくことがで
き、水の入替えの手間が無く、即座に緊急時に対応でき
る。 【解決手段】ポリタンク10の上方部に水入口用のニッ
プル20Aと水出口用のニップル20Bとを設けた。そ
こで、例えば水入口用のニップル20Aを水道の蛇口に
パイプ41を介して接続し、水出口用のニップル20B
を洗濯機の給水部にパイプ42を介して接続して使用す
る。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【考案の属する技術分野】
本考案は緊急用水タンクに関する。
【0002】
【従来の技術】
地震、火災等の緊急時の非常用飲料水として、10L、15L、20L入りの ポリタンクに水道水を溜めることが行われている。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】
水道水は数日間しか溜めることができなく、常に入れ替えを行う必要がある。 この入れ替え忘れにより、緊急時に飲料水として使用できなくなる。また緊急時 にポリタンクに飲料水を溜めることは至難の技である。
【0004】 本考案は、常に新鮮な水を溜めておくことができ、水の入替えの手間が無く、 即座に緊急時に対応できる緊急用水タンクを提供することにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】
上記課題を解決するための本考案の第1の手段は、タンクの上方部に水入口用 のニップルと水出口用のニップルとを設けたことを特徴とする。
【0006】 上記課題を解決するための本考案の第2の手段は、タンクの上方部に水入口用 のニップルと水出口用のニップルとを設けた緊急用水タンクであって、前記水入 口用のニップルを水道の蛇口にパイプを介して接続し、前記水出口用のニップル を洗濯機の給水部にパイプを介して接続したことを特徴とする。
【0007】 上記課題を解決するための本考案の第3の手段は、上記第2の手段において、 緊急用水タンクは、洗濯機の側面に着脱自在に設置したことを特徴とする。
【0008】
【考案の実施の形態】
本考案の一実施の形態を図1により説明する。ポリタンク10の上方部には、 2個のキャップ取付け部11A、11Bが設けられている。キャップ取付け部1 1A、11Bは、ポリタンク10の内部に連通した穴12A、12Bを有し、外 周にはねじ部13A、13Bが形成されている。キャップ取付け部11A、11 Bには、それぞれ水入口用のニップル20A、水出口用のニップル20Bがキャ ップ30A、30Bにより取付けられている。
【0009】 ニップル20A、20Bには貫通穴21A、21Bが形成され、外周にはキャ ップ取付け部11A、11Bの上面に載置されるつば部22A、22Bが設けら れ、つば部22A、22Bの下面にはパッキン35A、35Bが装着されている 。つば部22A、22Bの上方側にはパイプ取付け部23A、23Bが設けられ 、つば部22A、22Bの下方側にはパイプ部24A、24Bが設けられている 。ここで、一方のニップル20Aのパイプ部24Aは、パイプ40を取付けるパ イプ取付け部となっている。キャップ30A、30Bには、キャップ取付け部1 1A、11Bのねじ部13A、13Bに螺合させるねじ部31A、31Bと、つ ば部22A、22Bを押し付ける押さえ部32A、32Bとが設けられている。
【0010】 そこで、ポリタンク10へのニップル20A、20Bの取付けは次のようにし て行う。水入口用のニップル20Aのパイプ部24Aにパイプ40を取付ける。 ここで、パイプ40の長さは、ニップル20Aのつば部22Aをパッキン35A を介してキャップ取付け部11Aに載置した時、パイプ40の下端がポリタンク 10の底部近くに位置する長さが好ましい。次にニップル20Aに取付けられた パイプ40をポリタンク10内に挿入し、ニップル20Aのつば部22Aに取付 けられたパッキン35Aをキャップ取付け部11Aに載置する。同様に、ニップ ル20Bのパイプ部24Bをポリタンク10の穴12Bに挿入し、ニップル20 Bのつば部22Bに取付けられたパッキン35Bをキャップ取付け部11Bに載 置する。次にキャップ30A、30Bをポリタンク10のねじ部13A、13B に締め付ける。これにより、ニップル20A、20Bはポリタンク10に取付け られる。
【0011】 このニップル20A、20Bが取付けられたポリタンク10を洗濯機の近傍に 置く。そして、ニップル20A、20Bのパイプ取付け部23A、23Bにそれ ぞれパイプ41、42の一端を接続する。次に一方の入口用のパイプ41を水道 の蛇口に接続し、他方の出口側のパイプ42を洗濯機の給水部に接続する。この 状態で洗濯機を使用する。洗濯機を使用すると、洗濯機への給水は、蛇口よりパ イプ41、ニップル20A、パイプ40を通してポリタンク10に供給され、ポ リタンク10内の水はニップル20B、パイプ42を通って洗濯機に供給される 。
【0012】 このように、洗濯機を使用する時は、ポリタンク10に新しい水道水が供給さ れ、ポリタンク10内の水道水が洗濯機に供給される。即ち、ポリタンク10に 供給される水道水は、先入れ先出しであるので、ポリタンク10には何時でも新 鮮な水道水が溜められる。従って、従来のような水の入れ替え忘れの心配はなく なる。例えば、20L容量のポリタンク10を設置しておいた場合、非常事態に は数日間使用することができる。
【0013】 図2及び図3は本考案の第2の実施の形態を示す。なお、前記実施の形態と同 じ又は相当部材には同一符号を付して説明する。本実施の形態は、ポリタンク1 0を円形としたものである。洗濯機には、給水を止めるのに、蛇口で止める元止 め方式と、洗濯機の給水部で止める先止め方式とがある。先止め方式においては 、ポリタンク10に水圧がかかる。このように水圧がかかる場合には、ポリタン ク10の強度の点より図2に示す円形のポリタンク10が好ましい。なお、図1 のポリタンク10は、強度の点より元止め方式に使用するのが好ましい。
【0014】 図2及び図3に示す本実施の形態においては、ポリタンク10の上方部には、 外周にねじ部13が形成されたキャップ取付け部11が設けられている。キャッ プ30にはキャップ取付け部11のねじ部13に螺合するねじ部31を形成し、 またキャップ取付け部11に載置されるパッキン35が装着されている。またキ ャップ30にはニップル20A、20Bを装着するニップル取付け穴33A、3 3Bが形成されている。ニップル20A、20Bは、前記実施の形態と殆ど同じ 構造であるが、パイプ部24A、24Bがねじ部25A、25Bとなっており、 ねじ部25A、25Bにスペーサ45A、45Bを介してナット46A、46B を螺合させるようになっている点が異なっている。
【0015】 そこで、キャップ30にパッキン35を装着し、またニップル20A、20B のつば部22A、22Bの下面にパッキン36A、36Bを装着する。そして、 キャップ30のニップル取付け穴33A、33Bにニップル20A、20Bのパ イプ部24A、24Bを挿入し、このパイプ部24A、24Bにナット46A、 46Bを螺合させて締め付ける。これにより、ニップル20A、20Bはキャッ プ30に固定される。次にニップル20Aのパイプ部24Aにパイプ40を取付 ける。そして、キャップ30をポリタンク10のキャップ取付け部11に螺合さ せる。これにより、ニップル20A、20Bはポリタンク10に取付けられる。
【0016】 このニップル20A、20Bが取付けられたポリタンク10を洗濯機の近傍に 置く。そして、ニップル20A、20Bのパイプ取付け部23A、23Bにそれ ぞれパイプ41、42の一端を接続する。次に一方の入口用のパイプ41を水道 の蛇口に接続し、他方の出口側のパイプ42を洗濯機の給水部に接続する。この 状態で洗濯機を使用する。洗濯機を使用すると、洗濯機への給水は、蛇口よりパ イプ41、ニップル20A、パイプ40を通してポリタンク10に供給され、ポ リタンク10内の水はニップル20B、パイプ42を通って洗濯機に供給される 。このように構成しても前記実施の形態と同様の効果が得られる。
【0017】 図4乃至図6は本考案の第3の実施の形態を示す。本実施の形態は、タンク5 0はポリタンクではなく、鉄板によって製作されている。タンク50を洗濯機6 0の側面に設置できるように長方形形状とし、またタンク50の上板51にはフ ック61が取付けられている。
【0018】 またニップル20A、20Bのタンク50への取付けは次のような構造となっ ている。タンク50の上板51には雌ねじ55A、55Bが形成されたニップル 取付け体56A、56Bが溶接固定されている。ニップル20A、20Bのパイ プ部24A、24Bはニップル取付け体56A、56Bに螺合するねじ部25A 、25Bとなっている。またパイプ40はパイプ取付け体57に固定され、パイ プ取付け体57にはニップル取付け体56Aに螺合するねじ部58が形成されて いる。
【0019】 そこで、タンク本体52に上板51を溶接固定する前に、パイプ40付のパイ プ取付け体57をニップル取付け体56Aに螺合させておく。次にパイプ40を タンク本体52の内部に配置し、上板51をタンク本体52に溶接固定する。次 にニップル取付け体56A、56Bにニップル20A、20Bを螺合させる。そ して、フック61を洗濯機60に掛ける。これにより、タンク50は洗濯機60 の側面に設置される。
【0020】 そして、ニップル20A、20Bのパイプ取付け部23A、23Bにそれぞれ パイプ41、42の一端を接続する。次に一方の入口用のパイプ41を水道の蛇 口に接続し、他方の出口側のパイプ42を洗濯機60の給水部に接続する。この 状態で洗濯機を使用する。洗濯機を使用すると、洗濯機60への給水は、蛇口よ りパイプ41、ニップル20A、パイプ40を通してタンク50に供給され、タ ンク50内の水はニップル20B、パイプ42を通って洗濯機に供給される。こ のように構成しても前記実施の形態と同様の効果が得られる。なお、フック61 に代えてタンク50の側面に吸着盤を設けてもよい。
【0021】
【考案の効果】
本考案によれば、タンクの上方部に水入口用のニップルと水出口用のニップル とを設けたので、例えば水入口用のニップルを水道の蛇口にパイプを介して接続 し、水出口用のニップルを洗濯機の給水部にパイプを介して接続して使用すると 、タンクには常に新鮮な水を溜めておくことができ、水の入替えの手間が無く、 即座に緊急時に対応できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の緊急用水タンクの一実施の形態を示す
断面図である。
【図2】本考案の緊急用水タンクの第2の実施の形態を
示す断面図である。
【図3】図2のニップル部分の拡大断面図である。
【図4】本考案の緊急用水タンクの第3の実施の形態を
示す正面断面図である。
【図5】図4の側面断面図である。
【図6】図4のニップル部分の拡大断面図である。
【符号の説明】
10 ポリタンク 20A、20B ニップル 41、42 パイプ 50 タンク 60 洗濯機 61 フック

Claims (3)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 タンクの上方部に水入口用のニップルと
    水出口用のニップルとを設けたことを特徴とする緊急用
    水タンク。
  2. 【請求項2】 タンクの上方部に水入口用のニップルと
    水出口用のニップルとを設けた緊急用水タンクであっ
    て、前記水入口用のニップルを水道の蛇口にパイプを介
    して接続し、前記水出口用のニップルを洗濯機の給水部
    にパイプを介して接続したことを特徴とする緊急用水タ
    ンク。
  3. 【請求項3】 請求項2に記載の緊急用水タンクは、洗
    濯機の側面に着脱自在に設置したことを特徴とする緊急
    用水タンク。
JP1998008004U 1998-10-13 1998-10-13 緊急用水タンク Expired - Lifetime JP3058402U (ja)

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