JP2018053585A - 貯水タンク及び貯水タンクの配管構造 - Google Patents

貯水タンク及び貯水タンクの配管構造 Download PDF

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Abstract

【課題】雨水と水道水とを別個に貯める態様、及び、水道水のみを貯める態様を含めて、ユーザの要請に合わせた多様な態様の配管構造が可能な貯水タンクを提供する。【解決手段】貯水タンク1の構成を、下タンク20と、下タンクの上に設置された上タンク10とを具備し、下タンク及び上タンクは、それぞれ下部に開閉コックを有していると共に、パイプを接続するためのパイプ受け口30が、上タンクの上部に少なくとも2個、上タンクの下部に少なくとも1個、及び、下タンクの上部に少なくとも2個設けられている構成とする。【選択図】図3

Description

本発明は、水を貯留しておくための貯水タンク、及び、該貯水タンクの配管構造に関するものである。
従前より、家屋の軒先などに設置し、雨樋から雨水を導入して貯める雨水タンクが提案され(例えば、特許文献1参照)、種々実施されている。タンクに貯められた雨水は、庭木の水やり、打ち水、外構の清掃などに使用されている。
一方、近年では大規模な災害が続いたことから、防災意識が高まってきており、非常用の水を蓄えておく必要性を感じている人が増えて来ている。ところが、雨水タンクに貯められた水は、屋根面を流下した雨水を集めたものであるため、ホコリやゴミ等の異物が混入しており、衛生的とは言えない。そのため、非常時であっても、タンクに貯められた雨水で手を洗ったり身体を拭いたりすることはためらわれる。そこで、本出願人は、雨水と水道水との双方を、別個に貯留できるタンクを提供しようと考えるに至った。
更に、マンション等の集合住宅では、通常、一部の住民が雨樋を加工することはできない。そのため、本出願人は、雨水は貯留せず水道水だけを貯留するタンクに対する要請もあると考えた。しかしながら、タンクに雨水を導入する場合、タンク内は雨樋を介して大気解放系となるのに対し、タンクに水道管を接続した場合、大気に解放させる栓などを特に有していないタンクであれば、タンク内は密閉系となる。密閉系のタンクに、水道管を接続して水道水を貯めることはできない。
特許第5137037号
そこで、本発明は、上記の実情に鑑み、雨水と水道水とを別個に貯める態様、及び、水道水のみを貯める態様を含めて、ユーザの要請に合わせた多様な態様の配管構造が可能な貯水タンク、及び、該貯水タンクの配管構造の提供を、課題とするものである。
上記の課題を解決するため、本発明にかかる貯水タンクは、
「下タンクと、
該下タンクの上に設置された上タンクとを具備し、
前記下タンク及び前記上タンクは、それぞれ下部に開閉コックを有していると共に、
パイプを接続するための円筒状のパイプ受け口が、前記上タンクの上部に少なくとも2個、前記上タンクの下部に少なくとも1個、及び、前記下タンクの上部に少なくとも2個設けられている」ものである。
本構成の貯水タンクは、下タンクと上タンクとの二層構造であり、それぞれのタンクに水を貯めて、それぞれ開閉コックを介して別個に排出することができる。そして、下タンク及び上タンクそれぞれに複数のパイプ受け口が設けられているため、多様な配管構造が可能であり、後述するように、下タンクに雨水を貯めて上タンクに水道水を貯める態様、下タンク及び上タンクの双方に水道水を貯める態様、下タンク及び上タンクの双方に雨水を貯める態様、下タンクに水道水を貯めて上タンクに雨水を貯める態様が可能である。従って、本構成の貯水タンクは、ユーザの要請に合わせた多様な態様で使用することができる。
本発明にかかる貯水タンクは、上記構成に加え、
「複数の前記パイプ受け口は、それぞれ円筒状であり、外周面がパイプ嵌合面であると共に、内周面に雌ネジが形成されている」ものとすることができる。
本構成では、一つのパイプ受け口当たり、二種類のパイプの接続が可能である。すなわち、パイプ受け口の内周面の雌ネジを使用して、管継手の雄ネジを介して接続されるパイプと、パイプ受け口の外周面に直接嵌合させるパイプである。複数のパイプ受け口それぞれについて、接続できるパイプが二種類あるため、より多様な配管構造が可能である。
次に、本発明にかかる貯水タンクの配管構造は、
「上記に記載の貯水タンクの配管構造であり、
前記下タンクに雨水を貯めて前記上タンクに水道水を貯める場合は、
水道管に接続される水道水導入パイプを、前記上タンクの上部の前記パイプ受け口の一つに接続し、
雨樋に接続される雨水導入パイプを、前記下タンクの上部の前記パイプ受け口の一つに接続し、且つ、
前記上タンクの上部の前記パイプ受け口の他の一つと、前記下タンクの上部の前記パイプ受け口の他の一つとを、第一パイプで接続するものであり、
前記下タンクと前記上タンクの双方に水道水を貯める場合は、
水道管に接続される水道水導入パイプを、前記上タンクの上部の前記パイプ受け口の一つに接続し、
前記上タンクの下部の前記パイプ受け口と、前記下タンクの上部の前記パイプ受け口の一つとを、上下接続パイプで接続し、
前記上タンクの上部の前記パイプ受け口の他の一つに、一端が開端である第二パイプの他端を接続し、且つ、
前記下タンクの上部の前記パイプ受け口の他の一つに、第三パイプの一端を接続し、前記第三パイプの他端は、開端であるか、または、前記第二パイプが接続されている前記パイプ受け口に分岐管を介して接続されるものであり、
前記下タンクと前記上タンクの双方に雨水を貯める場合は、
雨樋に接続される雨水導入パイプを、前記上タンクの上部の前記パイプ受け口の一つに接続し、
前記上タンクの下部の前記パイプ受け口と、前記下タンクの上部の前記パイプ受け口の一つとを、上下接続パイプで接続し、且つ、
前記上タンクの上部の前記パイプ受け口の他の一つと、前記下タンクの上部の前記パイプ受け口の他の一つとを、第四パイプで接続するものである」
ことを特徴とする。
本構成は、下タンクに雨水を貯めて上タンクに水道水を貯める態様、下タンク及び上タンクの双方に水道水を貯める態様、及び、下タンク及び上タンクの双方に雨水を貯める態様、の三つの態様が可能な配管構造である。
下タンクに雨水を貯めて上タンクに水道水を貯める態様において、第一パイプは、下タンクを介して上タンク内を大気開放系とすると共に、上タンクでオーバーフローした水道水を下タンクに導入するパイプである。この態様では、下タンクが満水になれば、雨水導入パイプを介して雨樋へ排出される。なお、二つのタンクに雨水と水道水を別個に貯める場合、上記構成とは逆に上タンクに雨水を貯めて下タンクに水道水を貯めることとすると、オーバーフローした水道水は外部に排出させることになる。これに対し、上タンクに水道水を貯めて下タンクに雨水を貯める本構成では、下タンクが満水でなければ、上タンクでオーバーフローした水道水を下タンクに貯めることができる利点がある。
下タンク及び上タンクの双方に水道水を貯める態様では、上下のタンクは上下接続パイプを介して連通し、水道水導入パイプから導入された水道水は、まず下タンクに貯められ、次に上タンクに貯められる。第二パイプは、上タンク内を大気開放系とすると共に、下タンク及び上タンクの双方が満水になった後に、オーバーフローさせるパイプである。第三パイプは、下タンク内を大気開放系とするパイプであり、端部を開端として大気開放系とする配管と、第二パイプを介して大気開放系とする配管と、の何れかが選択される。
下タンク及び上タンクの双方に雨水を貯める態様では、上下のタンクは上下接続パイプを介して連通し、雨水導入パイプから導入された雨水は、まず下タンクに貯められ、次に上タンクに貯められる。第四パイプは、下タンク内を大気開放系とするパイプである。上下のタンクが満水になれば、雨水導入パイプを介して雨樋へ排出される。
本発明にかかる貯水タンクの配管構造は、上記構成に加え、
「前記下タンクに水道水を貯めて前記上タンクに雨水を貯める場合は、
雨樋に接続される雨水導入パイプを、前記上タンクの上部の前記パイプ受け口の一つに接続し、
水道管に接続される水道水導入パイプを、前記下タンクの上部の前記パイプ受け口の一つに接続し、且つ、
前記下タンクの上部の前記パイプ受け口の他の一つに、一端が開端である第五パイプの他端を接続する」ものとすることができる。
本構成は、上記の三つの態様に、上タンクに雨水を貯めて下タンクに水道水を貯める態様を加えた、四つの態様が可能な配管構造である。下タンクに水道水を貯めて上タンクに雨水を貯める態様において、第五パイプは、下タンク内を大気開放系とすると共に、下タンクでオーバーフローした水道水を外部に排出させるパイプである。上タンクが満水になれば、雨水導入パイプを介して雨樋へ排出される。
この四つ目の態様は、例えば、下タンク及び上タンクの双方に雨水を貯める態様で貯水タンクを使用している場合において、降雨量が少ない時期に、貯水量を確保するために一方のタンクに水道水を貯められるように切り替えたい場合に便利である。つまり、雨水をタンクに貯める場合、雨水導入パイプを雨樋に接続するために雨樋を加工する必要がある。下タンク及び上タンクの双方に雨水を貯める態様では、雨水導入パイプは上タンクの上部のパイプ受け口に接続されるため、その接続に適した高い位置で雨樋が加工されることとなる。一方、上述した三つの態様のうちの一つである雨水と水道水を別個に貯める態様は、下タンクに雨水を貯めて上タンクに水道水を貯めるものであり、雨水導入パイプは下タンクの上部のパイプ受け口に接続されるため、その接続に適した低い位置で雨樋が加工されなければならない。しかしながら、下タンク及び上タンクの双方に雨水を貯めるために適した高い位置で、既に雨樋が加工されている状態で、更に別の高さで雨樋を加工することは、実際には困難である。
これに対し、この四つ目の態様では、雨水と水道水を別個に貯めるに当たり、上タンクに雨水を貯めて下タンクに水道水を貯めるものであり、雨水導入パイプは上タンクの上部のパイプ受け口に接続される。従って、下タンク及び上タンクの双方に雨水を貯める態様のために、既に雨樋を加工して上タンク上部のパイプ受け口に接続されている雨水導入パイプをそのまま使用して、雨水と水道水とを別個に貯めることができる。
以上のように、本発明の効果として、雨水と水道水とを別個に貯める態様、及び、水道水のみを貯める態様を含めて、ユーザの要請に合わせた多様な態様の配管構造が可能な貯水タンク、及び、該貯水タンクの配管構造を、提供することができる。
(a)本発明の一実施形態の貯水タンク(開閉コックを取り付ける前の状態)の斜視図であり、(b)図1(a)の貯水タンクにおけるパイプ受け口の断面図である。 (a)図1(a)の貯水タンクの正面図であり、(b)開閉コック及び水位計を取り付けた状態の貯水タンクの正面図である。 (a)図1(a)の貯水タンクの背面図であり、(b)図2(a)におけるA−A線断面である。 (a)固定用フックの取り付け及び転倒防止具の設置を示す平面図であり、(b)上下接続パイプの取り付け及び転倒防止具の設置を示す側面図である。 (a)転倒防止具の斜視図であり、(b)貯水タンクに対する転倒防止具の設置を例示する図である。 図1(a)の貯水タンクを、下タンクに雨水を貯めて上タンクに水道水を貯める態様とした場合の背面図である。 (a)図1(a)の貯水タンクを、下タンク及び上タンクの双方に水道水を貯める態様とした場合の背面図であり、(b)その変形例である。 図1(a)の貯水タンクを、下タンク及び上タンクの双方に雨水を貯める態様とした場合の背面図である。 図1(a)の貯水タンクを、下タンクに水道水を貯めて上タンクに雨水を貯める態様とした場合の背面図である。
以下、本発明の一実施形態である貯水タンク1及びその配管構造について、図1乃至図9を用いて説明する。貯水タンク1は、下タンク20と、下タンク20の上に設置された上タンク10とを具備している。下タンク20及び上タンク10は、それぞれ下部に開閉コック61を有していると共に、それぞれにパイプを接続するためのパイプ受け口30が複数設けられている。
より詳細に説明すると、下タンク20及び上タンク10はそれぞれ樹脂製であり、正面視が長方形で、側面視が上底より下底が長く正面側のみに傾斜している台形である立体の角部を湾曲させた形状である。下タンク20の下部の外形は、平面視で角部が円弧状に湾曲した長方形である。
下タンク20の上面には開口部23が設けられており、蓋部24で覆われていると共に、上タンク10の上面には開口部13が設けられており、蓋部14で覆われている。開口部13,23は、それぞれ開口縁から上方に突出した筒状部分の外周面に形成された雄ネジを有しており、その雄ネジと螺合する雌ネジが、蓋部14,24それぞれの内周面に形成されている。また、蓋部14,24と開口部13,23との間には、それぞれパッキンが配されている。
下タンク20の上面は、突出している蓋部23を除き平面である。上タンク10の底面は、下タンク20の蓋部23に対応する位置に凹部12が形成されており、その凹部12を除き平面である。従って、下タンク20の上面の平面部分に上タンク10の底面の平面部分を載置することにより、下タンク20及び上タンク10を安定的に積重することができる。上タンク10は、両側面の下部に平板状のリブ11を有しており、下タンク20は、上面からリブ11に向かって突出した平板状のリブ21を有している。従って、上タンク10のリブ11と下タンク20のリブ21とを重ね合わせ、ボルト及びナットからなる締結具62で留め付けることにより、上タンク10が下タンク20に載置された状態で、両者を強固に一体化することができる。なお、上タンク10は、正面視及び背面視における左右の上部に持ち手部17を有している。
パイプ受け口30は、下タンク20に計7個、上タンク10に計6個が設けられている。これら複数のパイプ受け口30は円筒状であり、全て外径及び内径が同一である。パイプ受け口30の外周面32は、パイプが嵌め込まれるパイプ嵌合面であり、内周面31には雌ネジが形成されている(図1(b)参照)。雌ネジのピッチは、複数のパイプ受け口30で同一である。従って、内周面31の雌ネジと螺合する雄ネジを有する管継手を介して、何れのパイプ受け口30にもパイプを接続できると共に、外周面32に嵌合する内径を有するパイプを、何れのパイプ受け口30にも直接接続することができる。このようなパイプ受け口30は、下タンク20及び上タンク10それぞれをブロー成形する際に、インサート成形で埋設することにより、下タンク20及び上タンク10と一体化することができる。成形後、下タンク20及び上タンク10それぞれの周壁において、パイプ受け口30の内部となっている部分に貫通孔を穿設する。
このように複数のパイプ受け口30は全て同一の構成であるが、本書面では、貯水タンク1における位置の相違によって末尾に異なるアルファベットを添えた符号を付し、位置による相違を区別する場合がない場合に、パイプ受け口30と総称している。具体的には、下タンク20には、正面視における下部中央のパイプ受け口30a、正面視の片側(図面では左側を例示)における上部のパイプ受け口30b、同じ側における下部のパイプ受け口30c、背面視の左右それぞれにおける上部のパイプ受け口30d,30e、それらに近接して下方かつ外側に位置するパイプ受け口30f,30gが設けられている。
一方、上タンク10には、正面視における下部中央のパイプ受け口30h、正面視の片側(図面では左側を例示)における下部のパイプ受け口30i、背面視の左右それぞれにおける上部のパイプ受け口30j,30k、背面視の左右それぞれにおける下部のパイプ受け口30m,30nが設けられている。
パイプ受け口30d,30e、パイプ受け口30f,30g、パイプ受け口30j,30k、及びパイプ受け口30m,30nは、それぞれ貯水タンク1において左右対称の位置にある。これら左右対称の位置にあるパイプ受け口30は、後述する配管構造の具体例において、互いに代替することが可能である。
下タンク20の外周面は、上下に位置するパイプ受け口30b,30cそれぞれの周囲で窪んでおり、二つの窪みを連結する長溝25が形成されている。同様に、上タンク10の外周面は、パイプ受け口30iの周囲で窪んでおり、この窪みから上方に向かって長溝15が形成されている。
下タンク20の両側面の下部には、それぞれ排出口63が設けられており、排出口63にはキャップが被せられている。この排出口63は、下タンク20内に貯められた水に異物が混入していて、それが沈殿した場合に、沈殿物を含む底部近傍の水を排出するために使用することができる。
貯水タンク1の使用に際しては、ユーザの要請に応じた態様となるように、パイプ受け口30にパイプを接続する配管を行う。本実施形態の貯水タンク1は、下タンク20に雨水を貯めて上タンク10に水道水を貯める態様、下タンク20及び上タンク10の双方に水道水を貯める態様、下タンク20及び上タンク10の双方に雨水を貯める態様、及び、下タンク20に水道水を貯めて上タンク10に雨水を貯める態様、の四つの配管構造とすることができる。
四つの態様に共通する構成として、図2(b)に示すように、下タンク20の正面における下部中央のパイプ受け口30a、及び、上タンク10の正面における下部中央のパイプ受け口30hに、それぞれ開閉コック61を取り付ける。開閉コック61としては、パイプ受け口30の雌ネジと螺合する雄ネジを有する継手と一体化された蛇口を使用することができる。また、下タンク20の正面の片側における上下のパイプ受け口30b,30cを透明パイプ64で連結すると共に、上タンク10の正面下部のパイプ受け口30iに透明パイプ64を取り付ける。下タンク20の透明パイプ64は長溝25内に嵌め込み、上タンク10の透明パイプ64は長溝15内に嵌め込む。それぞれの透明パイプ64の内部に浮きボール65を入れておけば、下タンク20及び上タンク10それぞれの水位を反映して透明パイプ64内に流入する水の高さが、一見して分かり易い水位計となる。
次に、貯水タンク1を四つの態様とする場合それぞれについて、配管構造を説明する。態様による相違は、下タンク20及び上タンク10それぞれの背面におけるパイプ受け口30d,30e,30f,30g,30j,30k,30m,30nに接続されるパイプの配管構造である。
まず、貯水タンク1を、下タンク20に雨水を貯めて上タンク10に水道水を貯める態様とする場合は、図6に示すように、水道管に接続される水道水導入パイプ42が、上タンク10の上部のパイプ受け口30jに接続されていると共に、雨樋に接続される雨水導入パイプ41が、下タンク20の上部のパイプ受け口30gに接続されており、上タンク10の上部のパイプ受け口30kと、下タンク20の上部のパイプ受け口30eとが、第一パイプ51で接続されている配管構造とする。
水道水導入パイプ42は、管継手の雄ネジを介してパイプ受け口30jの内周面31の雌ネジに接続する。例えば、一般家庭の多くは、散水等のために屋外で水道管に接続されたホースを有しており、ホースの端部には、散水ノズルのニップル(雄ネジ)がワンタッチで接続されるソケット(雌ネジ)が取り付けられているのが一般的である。従って、パイプ受け口30の雌ネジに雄ネジを取り付けておき、この雄ネジに、散水ノズルのニップルを取り外したソケットを接続すれば、散水用に使用していたホースを水道水導入パイプ42として使用することができる。一方、雨水導入パイプ41としては、蛇腹管など樹脂製の可撓性パイプを使用可能であり、パイプ受け口30gの外周面32に嵌め込み、ホースバンドで締め付けて接続することができる。
残りのパイプ受け口30d,30f,30m,30nは使用しないため、止水栓を嵌めておく。なお、図6で例示しているように、上タンク10の下部のパイプ受け口30mと、その直下に位置する下タンク20の上部のパイプ受け口30dを、開閉バルブ45付きの上下接続パイプ43で接続しても良い。
このような配管構造の場合、屋根面を流れて雨樋を流下する雨水は、雨水導入パイプ41を介して下タンク20に流入する。下タンク20内は、雨水導入パイプ41及び雨樋を介して大気開放系となっているため、雨水の流入に伴い下タンク20内の空気と置換される。下タンク20の水位の上限は、雨水導入パイプ41が接続されたパイプ受け口30gの開口縁の下端の高さであるが、下タンク20内の雨水がこの水位上限に達すると(満水となると)、雨水は雨樋から排出される。
一方、上タンク10には、水道水導入パイプ42を介して水道水が流入する。仮に、水道水導入パイプ42のみが上タンク10に接続されて、上タンク10内が密閉系である場合は、導入されようとする水の体積に相当する空気の逃げ場がなく、水道水を導入することはできない。これに対し、本配管構造では上タンク10が、大気開放系である下タンク20と第一パイプ51を介して連通しているため、上タンク10内も大気開放系となっており、水道水の流入に伴い上タンク10内の空気と置換される。上タンク10の水位の上限は、第一パイプ51が接続されたパイプ受け口30kの開口縁の下端の高さであるが、上タンク10内の水道水が水位上限に達すると(満水となると)、オーバーフローした水道水は第一パイプ51を介して下タンク20に流入する。オーバーフローした水道水によって下タンク20が満水となれば、雨水導入パイプ41を介して雨樋から排出される。
従って、本配管構造の場合は、雨水とは別に水道水を貯めることができる。上タンク10と下タンク20には、それぞれ開閉コック61が設けられているため、上タンク10に貯められた水と下タンク20に貯められた水とを、別個に取り出して、異なる用途に使用することができる。
なお、図6に例示しているように、開閉バルブ45付きの上下接続パイプ43を貯水タンク1が備えている場合は、開閉バルブ45を開けることにより、上下接続パイプ43を介して、上タンク10に貯められた水を下タンク20に移すことができる。そのため、降雨量が少ないときであっても、下タンク20を有効に活用して、水を蓄えておくことができる。
貯水タンク1を、下タンク20及び上タンク10の双方に水道水を貯める態様とする場合は、図7(a),(b)に示すように、水道管に接続される水道水導入パイプ42が、上タンク10の上部のパイプ受け口30jに接続されており、上タンク10の下部のパイプ受け口30mと下タンク20の上部のパイプ受け口30dとが上下接続パイプ43で接続されており、上タンク10の上部のパイプ受け口30kに、一端が開端である第二パイプ52の他端が接続されており、且つ、下タンク20の上部のパイプ受け口30eに、第三パイプ53の一端が接続されている配管構造とする。第三パイプ53の他端は、図7(a)に示すように、第二パイプ52が接続されているパイプ受け口30kに、分岐管59を介して接続することができる。或いは、図7(b)に示す変形例のように、第三パイプ53の他端を開端とすることができる。使用しないパイプ受け口30f,30g,30nには、止水栓を嵌めておく。なお、図7(a),(b)では、上下接続パイプ43として開閉バルブ45付きのものを例示しているが、本配管構造では開閉バルブを備えていない上下接続パイプを使用可能である。
このような配管構造では、水道水導入パイプ42から導入された水道水は、上タンク10に流入し、上タンク10内の水位がパイプ受け口30mの開口縁の下端を超えると、上下接続パイプ43を介して下タンク20に流入する。上タンク10は第二パイプ52によって大気開放系となっており、下タンク20は第三パイプ53によって上タンク10と連通して大気開放系となっているか(図7(a)の場合)、第三パイプ53によって直接的に大気開放系となっている(図7(b)の場合)ため、水道水の流入に伴い上タンク10内及び下タンク20内の空気と置換される。下タンク20が水道水で満水となると、次いで上タンク10内の水量が増加する。上タンク10が満水となると、オーバーフローした水道水は第二パイプ52を介して外部に排出される。
貯水タンク1を、下タンク20及び上タンク10の双方に雨水を貯める態様とする場合は、図8に示すように、雨樋に接続される雨水導入パイプ41が、上タンク10の上部のパイプ受け口30jに接続されていると共に、上タンク10の下部のパイプ受け口30mと下タンク20の上部のパイプ受け口30dとが上下接続パイプ43で接続されており、上タンク10の上部のパイプ受け口30kと下タンク20の上部のパイプ受け口30eとが第四パイプ54で接続されている配管構造とする。使用しないパイプ受け口30f,30g,30nには、止水栓を嵌めておく。なお、図8では、上下接続パイプ43として開閉バルブ45付きのものを例示しているが、本配管構造では開閉バルブを備えていない上下接続パイプを使用可能である。
このような配管構造では、雨水導入パイプ41から導入された雨水は、上タンク10に流入し、上タンク10内の水位がパイプ受け口30mの開口縁の下端を超えると、上下接続パイプ43を介して下タンク20に流入する。上タンク10は雨水導入パイプ41及び雨樋を介して大気開放系となっており、下タンク20は第四パイプ54によって上タンク10と連通して大気開放系となっている。そのため、雨水の流入に伴い上タンク10内及び下タンク20内の空気と置換される。下タンク20が雨水で満水となると、次いで上タンク10内の水量が増加する。上タンク10が満水となると、オーバーフローした雨水は、雨水導入パイプ41を介して雨樋から排出される。
貯水タンク1を、下タンク20に水道水を貯め上タンク10に雨水を貯める態様とする場合は、図9に示すように、雨樋に接続される雨水導入パイプ41が、上タンク10の上部のパイプ受け口30jに接続されていると共に、水道管に接続される水道水導入パイプ42が、下タンク20の上部のパイプ受け口30gに接続されており、下タンク20の上部のパイプ受け口30eに、一端が開端である第五パイプ55の他端が接続されている配管構造とする。使用しないパイプ受け口30f,30d,30m,30n,30kには、止水栓を嵌めておく。
このような配管構造では、雨水導入パイプ41から導入された雨水は、雨水導入パイプ41を介して上タンク10に流入する。上タンク10内の水位が、上限であるパイプ受け口30jの開口縁の下端の高さに達すると(満水となると)、雨水は雨樋から排出される。下タンク20は第五パイプ55を介して大気開放系となっており、水道水導入パイプ42を介して水道水が流入する。下タンク20内の水位が、上限であるパイプ受け口30eの開口縁の下端の高さに達すると(満水となると)、オーバーフローした水道水は第五パイプ55を介して外部に排出される。
なお、下タンク20に雨水を貯めて上タンク10に水道水を貯める態様(図6参照)と同様に、図9で例示しているように、開閉バルブ45付きの上下接続パイプ43で、上タンク10の下部のパイプ受け口30mと、その直下に位置する下タンク20の上部のパイプ受け口30dを接続してもよい。その場合は、開閉バルブ45を開けることにより、上下接続パイプ43を介して、上タンク10に貯められた水を下タンク20に移すことができる。そのため、降雨量が多いときに、雨水を無駄にすることなく下タンク20に蓄えておくことができる。下タンク20に雨水を貯めた後、再び下タンク20に水道水を貯める態様に戻したい場合は、下タンク20の蓋部24及び排出口63のキャップを外し、開口部23からホース等で水道水を導入して、下タンク20の内部を洗浄すれば良い。
以上のように、本実施形態の貯水タンク1によれば、下タンク20及び上タンク10それぞれに複数のパイプ受け口30が設けられているため、多様な配管構造とすることが容易であり、下タンク20に雨水を貯めて上タンク10に水道水を貯める態様、下タンク20及び上タンク10の双方に水道水を貯める態様、下タンク20及び上タンク10の双方に雨水を貯める態様、下タンク20に水道水を貯めて上タンク10に雨水を貯める態様、の四種類の配管構造とすることができる。そのため、ユーザの要請に応じた態様で、貯水タンク1を使用することができる。
また、パイプ受け口30には、異なる配管構造とした場合に異なる作用を奏するパイプが接続されるものがあるが、複数のパイプ受け口30の全てが同一の構成である。そのため、異なる作用を奏させるパイプとして、同じ規格(同径)のパイプを使用することができ、複数の態様の配管構造を可能とするパイプのセットを含めた貯水タンク1の製造が、容易である。
その反面で、異なる作用を奏させるパイプの規格を全て同一とした場合は、使用可能なパイプの種類が限定されてしまう。これに対し、本実施形態では、一つのパイプ受け口30当たり二種類のパイプ、すなわち、パイプ受け口30の内周面31の雌ネジを介して接続されるパイプと、パイプ受け口30の外周面32に嵌合するパイプとの接続が可能である。そのため、異なる種類のパイプ、例えば、端部に管継手が取り付けられた小径のパイプと、ホースバンド等で固定される蛇腹パイプ等の大径のパイプを、一つのパイプ受け口30に接続することが可能であり、配管構造に適したパイプを選択することができる。
また、上タンク10及び下タンク20がそれぞれ水位計を有しているため、蓋部14,24を開けて開口部13,23から内部を覗き込まなくても、貯められた水量を知ることができる。しかも、水位計は、パイプ受け口30b,30c,30iに透明パイプ64を接続したのみの簡易な構成であるため、コストを抑えて容易に製造することができる。
また、下タンク20及び上タンク10が、それぞれ上面に開口部13,23及び蓋部14,24を有している。そのため、タンク内の清掃や内部の点検が容易である。また、何らかの水源に接続したホース等によって、開口部13,23を介して下タンク20及び上タンク10内に水を導入することも可能である。本実施形態では、開口部13,23に雄ネジを設けると共に蓋部14,24に雌ネジを設けている。従前より市販されていた雨水タンクは、蓋部を備えている場合であっても、単に開口部に蓋部を載せているだけであっため、万一雨水タンクが転倒すると、開口部を介して水が流出してしまうものであった。これに対し、本実施形態では、開口部13,23の雄ネジと蓋部14,24の雌ネジとをそれぞれ螺合させているため、万一貯水タンク1が転倒しても、蓋部14,24が外れることがないことに加え、蓋部14,24と開口部13,23との間にシール用のパッキンが配されているため、開口部13,23を介した水の流出が防止されている。
なお、本実施形態の貯水タンク1は、転倒を抑制するための構成を複数備えている。一つは、フック81を係止できる係止部67であり、他の一つは転倒防止具70である。
より詳細には、図4(a)に示すように、係止部67は環状の部材であり、上タンク10の背面における上部、及び、下タンク20の背面における上部に、それぞれ設けられている。従って、建物の壁など、貯水タンク1を設置する場所の近傍における安定した構造物にチェーンを固定し、そのチェーンの先端に取り付けたフック81を、図4(a),(b)に示すように、係止部67に引掛けることにより、構造物に貯水タンク1を支持させて転倒を抑制することができる。特に、本実施形態では、上タンク10及び下タンク20の双方が係止部67を備えており、上タンク10及び下タンク20それぞれを構造物に支持させることができるため、より効果的に転倒を抑制することができる。なお、図4(a),(b)では、係止部67とは別の環状部材82を介して、フック81を間接的に係止部67に引掛けている場合を例示している。
一方、転倒防止具70は、図4(a),(b)、及び図5(a)に示すように、平板体71と、平板体71から直角に立設した立壁部72とからなり、金属製である。立壁部72は、平面視(真上から見た状態)で、角部が湾曲したL字形であり、湾曲した角部は円弧状である。つまり、立壁部72の湾曲は、下タンク20の下部における角部の湾曲に沿う形状である。
このような構成の転倒防止具70を、貯水タンク1を設置する場所に予め置いておき、下タンク20を平板体71の上に載置する。その際に、下タンク20の下部における角部の湾曲を立壁部72に沿わせる。貯水タンク1の荷重が平板体71に加わるため、立壁部72が傾くことが貯水タンク1の自重によって防止され、傾かない立壁部72によって貯水タンク1の転倒を有効に防止することができる。
なお、図4(a),(b)では、貯水タンク1の正面側の左右に、計二つの転倒防止具70を配置した場合を例示しているが、このような配置は図5(b)に示すように、建物の壁などの構造体によって貯水タンク1の背面側への転倒が防止されている場合に適している。一方、図5(c)に示すように、構造体によって、貯水タンク1の背面側及び一方の側面側への転倒が防止されている場合は、構造体に面していない一つの角部に転倒防止具70を配置するとよい。また、貯水タンク1が堅固な構造物とは離れて設置される場合は、図5(d)に示すように、四つの角部のそれぞれに転倒防止具70を配置するとよい。転倒防止具70の立壁部72における角部の湾曲は、下タンク20の下部における角部の湾曲と同様に円弧状であるため、下タンク20の下部における何れの角部であっても、同一の構成の転倒防止具70の立壁部72を沿わせて、転倒防止具70を配置することができる。
以上、本発明について好適な実施形態を挙げて説明したが、本発明は上記の実施形態に限定されるものではなく、以下に示すように、本発明の要旨を逸脱しない範囲において、種々の改良及び設計の変更が可能である。
例えば、上記では、一つの貯水タンク1を独立で使用する場合を例示したが、複数の貯水タンク1を連結して使用することも可能である。その場合、隣接する貯水タンク1における下タンク20同士は、側面の下部にある排出口63を介して連結することができ、上タンク10同士は、使用していない下部のパイプ受け口30nを介して連結することができる。このように複数の貯水タンク1を連結することにより、雨樋または水道管に接続される貯水タンク1は一つであっても、複数の貯水タンク1に雨水または水道水を大量に貯めることができる。
1 貯水タンク
10 上タンク
20 下タンク
30 パイプ受け口
31 内周面(パイプ受け口の内周面)
32 外周面(パイプ受け口の外周面)
41 雨水導入パイプ
42 水道水導入パイプ
43 上下接続パイプ
51 第一パイプ
52 第二パイプ
53 第三パイプ
54 第四パイプ
55 第五パイプ
59 分岐管
61 開閉コック

Claims (4)

  1. 下タンクと、
    該下タンクの上に設置された上タンクとを具備し、
    前記下タンク及び前記上タンクは、それぞれ下部に開閉コックを有していると共に、
    パイプを接続するためのパイプ受け口が、前記上タンクの上部に少なくとも2個、前記上タンクの下部に少なくとも1個、及び、前記下タンクの上部に少なくとも2個設けられている
    ことを特徴とする貯水タンク。
  2. 複数の前記パイプ受け口は、それぞれ円筒状であり、外周面がパイプ嵌合面であると共に、内周面に雌ネジが形成されている
    ことを特徴とする請求項1に記載の貯水タンク。
  3. 請求項1または請求項2に記載の貯水タンクの配管構造であり、
    前記下タンクに雨水を貯めて前記上タンクに水道水を貯める場合は、
    水道管に接続される水道水導入パイプを、前記上タンクの上部の前記パイプ受け口の一つに接続し、
    雨樋に接続される雨水導入パイプを、前記下タンクの上部の前記パイプ受け口の一つに接続し、且つ、
    前記上タンクの上部の前記パイプ受け口の他の一つと、前記下タンクの上部の前記パイプ受け口の他の一つとを、第一パイプで接続するものであり、
    前記下タンクと前記上タンクの双方に水道水を貯める場合は、
    水道管に接続される水道水導入パイプを、前記上タンクの上部の前記パイプ受け口の一つに接続し、
    前記上タンクの下部の前記パイプ受け口と、前記下タンクの上部の前記パイプ受け口の一つとを、上下接続パイプで接続し、
    前記上タンクの上部の前記パイプ受け口の他の一つに、一端が開端である第二パイプの他端を接続し、且つ、
    前記下タンクの上部の前記パイプ受け口の他の一つに、第三パイプの一端を接続し、前記第三パイプの他端は、開端であるか、または、前記第二パイプが接続されている前記パイプ受け口に分岐管を介して接続されるものであり、
    前記下タンクと前記上タンクの双方に雨水を貯める場合は、
    雨樋に接続される雨水導入パイプを、前記上タンクの上部の前記パイプ受け口の一つに接続し、
    前記上タンクの下部の前記パイプ受け口と、前記下タンクの上部の前記パイプ受け口の一つとを、上下接続パイプで接続し、且つ、
    前記上タンクの上部の前記パイプ受け口の他の一つと、前記下タンクの上部の前記パイプ受け口の他の一つとを、第四パイプで接続するものである
    ことを特徴とする貯水タンクの配管構造。
  4. 前記下タンクに水道水を貯めて前記上タンクに雨水を貯める場合は、
    雨樋に接続される雨水導入パイプを、前記上タンクの上部の前記パイプ受け口の一つに接続し、
    水道管に接続される水道水導入パイプを、前記下タンクの上部の前記パイプ受け口の一つに接続し、且つ、
    前記下タンクの上部の前記パイプ受け口の他の一つに、一端が開端である第五パイプの他端を接続する
    ことを特徴とする請求項3に記載の貯水タンクの配管構造。
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