JP3058256B2 - はしご自動車のはしご伸縮装置 - Google Patents
はしご自動車のはしご伸縮装置Info
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Description
しご伸縮装置、詳しくは、はしご自動車に搭載された伸
縮式はしごの最上段はしごを単独で伸縮するはしご伸縮
装置に関するものである。
式はしごは、3〜6段の段はしごからなり、例えば伸縮
用油圧シリンダにより滑車とワイヤを介して第1段はし
ご(最下段はしご)以外の段はしごを同時に同一長さ伸
縮できるようになっている。
はしご以外の段はしごが同時に同一長さ伸縮されるた
め、各段はしごの伸縮動作はコンパクトでも、伸縮式は
しごの先端では大きな伸縮動作となり、先端に取付けた
バスケットの微動操作を思うように行うことができない
のが現状である。
はしご自動車に搭載された伸縮式はしごの最上段はしご
を、それ以外の段はしごの伸縮動作に関係なく単独で伸
縮し得るようになした装置が存在する。この装置によれ
ば、伸縮式はしごの先端の伸縮動作がコンパクトにな
り、バスケットを微動操作させることができて非常に便
利である。
ぐ下段の段はしごとの間に伸縮用油圧シリンダを設け、
この伸縮用油圧シリンダにより最上段はしごをそれ以外
の段はしごの伸縮動作に関係なく単独で伸縮し得るよう
にしている。
装置は、最上段はしごとそのすぐ下段の段はしごとの間
に重量品の伸縮用油圧シリンダを設けているため、伸縮
式はしごの先端重量が重くなり、しかも、最上段はしご
以外の段はしごの伸縮動作により伸縮用油圧シリンダが
移動するので、伸縮式はしごの安定性が悪くなるととも
に、伸縮式はしご等に大きな負荷が加わり、強度的にも
不利があり、従って伸縮式はしご等に重大な改造を加え
る必要がある。
たもので、伸縮式はしごの安定性の向上を図り、しか
も、強度的にも有利となるはしご自動車のはしご伸縮装
置を提供することを目的とする。
成するため、4段以上の偶数段の段はしごを順次伸縮自
在に嵌挿し、その最下段はしごに装備された伸縮用油圧
シリンダによって最下段はしごからそのすぐ上段に位置
する段はしごを伸縮すると、最下段はしごと最上段はし
ごとの間に位置する各段はしごを同時に同じ長さ伸縮で
きる伸縮式はしごを備えているはしご自動車のはしご伸
縮装置において、上記伸縮式はしごの最上段はしごの後
端部に2本のワイヤを結び付け、その一方のワイヤを、
最上段はしご以外の各段はしごの先端部および基端部ま
たは先端部に設けた滑車に、上下に隣接する段はしごの
上段に位置する段はしごの基端部に設けた滑車と下段に
位置する段はしごの先端部に設けた滑車を1組の滑車と
してそれを1組ずつ飛ばす状態で纏い掛けてはしごフレ
ームの後端部付近に設けたワイヤ巻取ドラムに巻き付け
るとともに、他方のワイヤを、最上段はしご以外の各段
はしごの先端部および基端部または先端部に設けた滑車
に、上下に隣接する段はしごの上段に位置する段はしご
の先端部に設けた滑車と下段に位置する段はしごの基端
部に設けた滑車を1組の滑車としてそれを1組ずつ飛ば
す状態で纏い掛けて上記ワイヤ巻取ドラムに上記一方の
ワイヤとは逆方向に巻き付け、上記ワイヤ巻取ドラムに
よる2本のワイヤの巻き取り・巻き戻し操作によって伸
縮式はしごの最上段はしごを単独で伸縮するようにした
ものである。
すると、ワイヤを介して最上段はしごが、そのすぐ下段
の段はしごから押し出され、または、そのすぐ下段の段
はしごに退入され、最上段はしごをそれ以外の段はしご
の伸縮動作に関係なく単独で伸縮することができる。
基づき説明する。
部に設置されたターンテーブル、3はターンテーブル2
上に設置されたはしご支持台、4ははしご支持台3には
しごフレーム4’を介して起伏自在に設置された伸縮式
はしごで、ここでは第1段はしご(最下段はしご)4
a、第2段はしご4a、第3段はしご4cおよび第4段
はしご(最上段はしご)4dからなる4段の伸縮式梯子
を示しており、図面においては説明の便宜上分離並列さ
せてあるが実際においては第1段はしご4a内に第2段
はしご4b、第2段はしご4b内に第3段はしご4c、
第3段はしご4c内に第4段はしご4dを順次伸縮自在
に嵌挿し、第1段はしご4aの下面に装備された図示し
ていない伸縮用油圧シリンダにより滑車とワイヤを介し
て第1段はしご4aから第2段はしご4b、第2段はし
ご4bから第3段はしご4cを同時に同一長さ伸縮でき
るようになっている。5は第4段はしご4dの伸長用ワ
イヤで、その一端を第4段はしご4dの基端部に結び付
け、他端を第1段はしご4a〜第3段はしご4cの先端
部または先端部および基端部に設けた滑車に、上下に隣
接する段はしごの上段に位置する段はしごの基端部に設
けた滑車と下段に位置する段はしごの先端部に設けた滑
車を1組の滑車としてそれを1組ずつ飛ばす状態で纏い
掛けて、例えば、第3段はしご4cの先端部に設けた滑
車6、第2段はしご4bの基端部に設けた滑車7、第1
段はしご4aの先端部に設けた滑車8にジグザク状に纏
い掛けてはしごフレーム4’の後端部付近に設けた伸縮
用ワイヤ巻取ドラム9に巻き付ける。10は第4段はし
ご4dの短縮用ワイヤで、その一端を第4段はしご4d
の基端部に結び付け、他端を第1段はしご4a〜第3段
はしご4cの先端部または先端部および基端部に設けた
滑車に、上下に隣接する段はしごの上段に位置する段は
しごの先端部に設けた滑車と下段に位置する段はしごの
基端部に設けた滑車を1組の滑車としてそれを1組ずつ
飛ばす状態で纏い掛けて、例えば、第3段はしご4cの
基端部に設けた滑車11、第2段はしご4bの先端部に
設けた滑車12にジグザク状に纏い掛けてはしごフレー
ム4’の後端部付近に設けた伸縮用ワイヤ巻取ドラム9
に巻き付ける。伸長用ワイヤ5および短縮用ワイヤ10
は伸縮用ワイヤ巻取ドラム9にお互いに逆向きに巻き付
けられており、伸縮用ワイヤ巻取ドラム9を正回転(図
中、時計方向回転)すると、伸長用ワイヤ5を巻き取
り、短縮用ワイヤ10を巻き戻し、伸縮用ワイヤ巻取ド
ラム9を逆回転(図中、反時計方向回転)すると、伸長
用ワイヤ5を巻き戻し、短縮用ワイヤ10を巻き取るよ
うになっている。13は第4段はしご4dの先端部に回
転自在に枢着支持されたバスケットで、図示していない
平衡装置により常に地面に対して垂直状態を保つ構造に
なっている。
の作用を説明する。
すると、伸長用ワイヤ5が巻き取られ、短縮用ワイヤ1
0が巻き戻されるため、伸縮用ワイヤ5により第4段は
しご4dが第3段はしご4cから押し出され、第4段は
しご4dを単独で伸長することができる。
すると、伸長用ワイヤ5が巻き戻され、短縮用ワイヤ1
0が巻き取られるため、短縮用ワイヤ10により第4段
はしご4dが第3段はしご4cに退入され、第4段はし
ご4dを単独で縮短することができる。
けた伸縮用ワイヤ巻取ドラム9により伸長用ワイヤ5お
よび短縮用ワイヤ10を介して第4段はしご4dを単独
で伸縮することができ、従来のものに比べて伸縮式はし
ご4の先端重量が著しく軽くなった。
について述べているが、本発明は4段以上の偶数段の伸
縮式はしごに適用することができる。
側、即ち、はしごフレームの後端部付近に設けた伸縮用
ワイヤ巻取ドラムによりワイヤを介して最上段はしごを
単独で伸縮することができるから、伸縮式はしごの先端
重量が著しく軽くなり、伸縮式はしごの安定性の向上が
図れるとともに、伸縮式はしご等の加わる負荷が殆ど変
わらず、強度的にも有利となり、従って伸縮式はしご等
に重大な改造を加える必要がない。
Claims (1)
- 【請求項1】 4段以上の偶数段の段はしごを順次伸縮
自在に嵌挿し、その最下段はしごに装備された伸縮用油
圧シリンダによって最下段はしごからそのすぐ上段に位
置する段はしごを伸縮すると、最下段はしごと最上段は
しごとの間に位置する各段はしごを同時に同じ長さ伸縮
できる伸縮式はしごを備えているはしご自動車のはしご
伸縮装置において、 上記伸縮式はしごの最上段はしごの後端部に2本のワイ
ヤを結び付け、その一方のワイヤを、最上段はしご以外
の各段はしごの先端部および基端部または先端部に設け
た滑車に、上下に隣接する段はしごの上段に位置する段
はしごの基端部に設けた滑車と下段に位置する段はしご
の先端部に設けた滑車を1組の滑車としてそれを1組ず
つ飛ばす状態で纏い掛けてはしごフレームの後端部付近
に設けたワイヤ巻取ドラムに巻き付けるとともに、他方
のワイヤを、最上段はしご以外の各段はしごの先端部お
よび基端部または先端部に設けた滑車に、上下に隣接す
る段はしごの上段に位置する段はしごの先端部に設けた
滑車と下段に位置する段はしごの基端部に設けた滑車を
1組の滑車としてそれを1組ずつ飛ばす状態で纏い掛け
て上記ワイヤ巻取ドラムに上記一方のワイヤとは逆方向
に巻き付け、上記ワイヤ巻取ドラムによる2本のワイヤ
の巻き取り・巻き戻し操作によって伸縮式はしごの最上
段はしごを単独で伸縮するようにしたことを特徴とする
はしご自動車のはしご伸縮装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP8315178A JP3058256B2 (ja) | 1996-11-26 | 1996-11-26 | はしご自動車のはしご伸縮装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP8315178A JP3058256B2 (ja) | 1996-11-26 | 1996-11-26 | はしご自動車のはしご伸縮装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH10153076A JPH10153076A (ja) | 1998-06-09 |
JP3058256B2 true JP3058256B2 (ja) | 2000-07-04 |
Family
ID=18062368
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP8315178A Expired - Lifetime JP3058256B2 (ja) | 1996-11-26 | 1996-11-26 | はしご自動車のはしご伸縮装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3058256B2 (ja) |
Families Citing this family (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR101446690B1 (ko) * | 2013-04-29 | 2014-10-07 | 주식회사 호룡 | 고가 사다리차의 사다리 인출장치 |
CN110984838B (zh) * | 2019-11-29 | 2021-06-15 | 利辛县江淮扬天汽车有限公司 | 一种车辆运输压缩式垃圾中转站爬楼梯升降装置 |
-
1996
- 1996-11-26 JP JP8315178A patent/JP3058256B2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH10153076A (ja) | 1998-06-09 |
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