JP2764828B2 - トレーラ塔載式シエルターの伸縮方法 - Google Patents

トレーラ塔載式シエルターの伸縮方法

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JP2764828B2
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trailer
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洋一 白幡
貞雄 田口
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Tokyu Sharyo Seizo KK
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Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 この発明は例えば拳銃の射撃訓練用として使用すべく
トレーラに架装されて入子式に多段伸縮されるシエルタ
ーの伸縮方法に関するものである。
〔従来の技術〕
従来は第6図に示すように、トラクタaに連結されて
牽引されるトレーラbに、入子式の多段階の筒状体cを
伸縮可能に搭載する型式のシエルターdにおいては、各
筒状体eから順次皿付ジヤツキe又はローラ付ジヤツキ
fを張り出した状態で、トラクタaを前進、後退させ
て、シエルターdの伸縮を行なつていた。
〔発明が解決しようとする課題〕
しかしながら、上記従来の方法では、各筒状体cの伸
縮に適したトラクタaのスピード調整が困難であるのみ
ならず、道路の凹凸等により中間部の筒状体がスムーズ
に伸縮できず、またトラクタaとトレーラbの連結部か
ら蛇行することによつてシエルター全体が真直ぐに伸縮
できず、また伸長及び短縮の最終ポイントを、トラクタ
の運転手が確認することができないため、ストツパを破
損する原因となるなどの問題があつた。
〔課題を解決するための手段〕
ここにおいてこの考案はトレーラに架装された入子式
に多段伸縮する中空の筒状体からなるシエルターにおい
て、最外層の筒状体の内部最奥部にウインチを装備し、
シエルターの延伸時には、前記トレーラを牽引するトラ
ツクをトレーラから分離し、シエルターの全伸長可能な
ところまでトレーラの後方へ移動させて位置固定し、前
記ワイヤロープをトラクタ側に取り付けた滑車に掛け廻
した上で、このワイヤロープの端部を最内層の筒状体の
手前側に係止し、ウインチを巻き込むことにより、順次
延伸を行ない、延伸したシエルターの短縮時には、前記
ウインチからワイヤロープを延長し、このワイヤロープ
の先端を最内層の筒状体の端部に係止して、前記ウイン
チの巻き込みにより順次短縮することを特徴とするトレ
ーラ搭載式シエルターの伸縮方法を提案するものであ
る。
〔作用〕
すなわちこの発明においては、シエルターの伸縮を、
シエルターを構成する入子式に多段収縮する筒状体の、
最外層の筒状体の内部最奥部に装備したウインチと、こ
のウインチに巻き取られるワイヤロープを使用して行な
うものであつて、従来の方法において経験された、シエ
ルター全体を真直ぐに伸縮することの困難性を克服し得
たものである。
〔実施例〕
次にこの発明の方法を添付図面の第1図ないし第5図
によつて詳細に説明する。
先ず第1図において、1はトラクタ2によつて牽引さ
れるトレーラであつて、このトレーラ1には入子式に多
段階(図示の実施例で3段階)に伸縮可能な筒状体3,4,
5から成るシエルター6が、その最外層の筒状体3をピ
ン7を介して枢支される。なお8はトレーラ1に装備さ
れるジヤツキであつて、これはこのトレーラ1からトラ
クタ2を分離した際において、トレーラ1の前部を支え
る作用を有する。
最外側の筒状体3の最奥部には、電動機9により作動
されるウインチ10が装備され、このウインチ10に巻き取
られるワイヤロープ11の先端部にはフツク11aがとりつ
けられている。
最内側の筒状体5の先端には前記フツク11aを引掛け
るための係止部12が形成され、この筒状体5の中間の筒
状体4の先端部にはローラ付きジヤツキ13,14が垂設さ
れており、これらジヤツキ13,14は実用上に高さを調節
できる電動式ジヤツキとするのが便利である。なお15は
脱着式ピンの挿通穴であつて、走行時等のシエルターの
短縮時(第1図示)において脱着式ピンを挿通すること
によつて、筒状体3への筒状体4,5の格納状態を確保さ
せる。
シエルター6の延伸に際しては、先ず前記トラクタ2
をトレーラ1から分離し(この際は前記ジヤツキ8を張
り出してトレーラ1の前部を支える)、このトラクタ2
をトレーラ1の後方でシエルター6の全伸長可能なとこ
ろまで移動させてからサイドブレーキを引いて位置固定
し、次にこのトラクタ2の近くに伸長用タワー16を設置
する。この伸長用タワー16は第3図に示すようにスクリ
ユウ式ジヤツキ17の上端にシーブ18を取り付けたもので
あつて、この伸長用タワー16の前記シーブ18と同軸に支
承される連結片19(第4図)に一端を繋着されるワイヤ
ロープ20の他端には眼孔片21が形成され、この眼孔片21
を前記トラクタ2のバンパ22に装備されているフツク23
に掛け止める。
次いで前記ピン挿通穴15から脱着式ピンを抜き、ワイ
ヤロープ11を引き出し、このワイヤロープ11は前記シー
ブ18に掛け廻した上で折り返して、その先端のフツク11
aを、前記最内側の筒状体5の先端の係止部12に引掛け
る。
かようした上で、前記ウインチ10によりワイヤロープ
11を低速で巻き取ることにより、筒状体5と4が順次張
り出して行く。この際各筒状体4及び5の各ローラ付き
ジヤツキ13,14は地面の凹凸に応じて高さを調節し、伸
長がスムーズに行なえるようにする。
各筒状体4,5の伸長は、各筒状体4,5内に適宜設置した
リミツトスイツチによつて前記電動機9を停止させるこ
とにより完了する。
次に延伸したシエルターの短縮に当つては、第5図に
示すように前記ウインチ10から引き出したワイヤロープ
11の先端のフツク11aを最内層の筒状体5の先端の係止
部12又はピン挿通穴15(図示の例)に引掛けた状態で、
前記ウインチ10を巻き込むことにより、各筒状体4,5は
順次筒状体3内に引き込まれ、この場合も適宜リミツト
スイツチ等を働かせて電動機9を停止することにより、
引き込み動作を終了させるのである。
〔発明の効果〕
この発明の上述の方法を採用することにより、シエル
ターを構成する各筒状体の延伸、短縮の作業は最外層の
筒状体の最奥部に装備されたウインチとこれに巻き取ら
れるワイヤロープによつて極め円滑に行なえるので、従
来のトラクタの前進後退によつて伸縮を行なつていた場
合と比較して、構成各部の損傷のおそれがなく、極めて
安全に作業を行なえるという効果を奏するものである。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの発明の方法を実施すべきトレーラ搭載式シ
エルターの格納時の側面図、第2図はシエルター延伸時
の動作を示す側面図、第3図及び第4図は構成の各一部
分の拡大断面図及び側面図、第5図はシエルター短縮時
のワイヤロープの掛け方を示す説明図で、第6図は従来
の方法を示す説明図である。 なお図において 1……トレーラ 2……トラクタ 3,4,5……筒状体 6……シエルター 10……ウインチ である。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) B60P 3/34 B60P 1/64

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】トレーラに架装された入子式に多段伸縮す
    る中空の筒状体からなるシエルターにおいて、最外層の
    筒状体の内部最奥部にウインチを装備し、シエルターの
    延伸時には、前記トレーラを牽引するトラツクをトレー
    ラから分離し、シエルターの全伸長可能なところまでト
    レーラの後方へ移動させて位置固定し、前記ワイヤロー
    プをトラクタ側に取り付けた滑車に掛け廻した上で、こ
    のワイヤロープの端部を最内層の筒状体の手前側に係止
    し、ウインチを巻き込むことにより、順次延伸を行な
    い、延伸したシエルターの短縮時には、前記ウインチか
    らワイヤロープを延長し、このワイヤロープの先端を最
    内層の筒状体の端部に係止して、前記ウインチの巻き込
    みにより順次短縮することを特徴とするトレーラ搭載式
    シエルターの伸縮方法。
JP22302589A 1989-08-31 1989-08-31 トレーラ塔載式シエルターの伸縮方法 Expired - Lifetime JP2764828B2 (ja)

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US6883849B2 (en) * 2002-07-11 2005-04-26 Gerald Hebert Truck bed extender
JP6758739B1 (ja) * 2020-05-26 2020-09-23 株式会社ヨコハマ・モーターセールス 伸縮機構および特装車両

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