JP3057384B2 - 波形記録装置の波形表示方法 - Google Patents

波形記録装置の波形表示方法

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JP3057384B2 JP3188136A JP18813691A JP3057384B2 JP 3057384 B2 JP3057384 B2 JP 3057384B2 JP 3188136 A JP3188136 A JP 3188136A JP 18813691 A JP18813691 A JP 18813691A JP 3057384 B2 JP3057384 B2 JP 3057384B2
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康之 柄沢
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は波形記録装置の波形表
示方法に関し、さらに詳しく言えば、現在時点から前の
波形を表示する波形表示方法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】現在時点から前の波形を表示可能とする
には、最も簡単には2つのメモリを用意し、その一方を
データ書込用とし、他方を保存用とすればよい。
【0003】すなわち、データ書込用メモリにデータを
記憶させその終了時点で波形表示を行なわせるととも
に、同メモリのデータを保存用メモリに転送した上で、
次のデータを再びデータ書込用メモリに書き込むように
する。
【0004】しかしながら、これによるとデータ書込用
メモリと同容量のメモリを保存用として用意する必要が
あるため、コスト的に好ましくない。また、保存用メモ
リへのデータ転送に時間がかかる。
【0005】そこで、ストレージメモリを複数の記憶領
域に分割し、その各記憶領域にデータを順次書き込み、
必要に応じて現在時点よりも前のデータを読み出し、リ
ピート表示するようにしている。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】これによれば、メモリ
は1つでよく、しかもデータ転送を行なわないため処理
時間がより速くなるのであるが、ストレージメモリの分
割数は予め決められているため、種々の測定に対応でき
ない場合があった。
【0007】また、前回記録を表示するにしても、その
都度所望とする波形データがどの記憶領域に書き込まれ
ているかなどを確認しなければならないという煩わしさ
があった。
【0008】
【課題を解決するための手段】この発明は上記従来の事
情に鑑みなされたもので、その構成上の特徴は、アナロ
グ被測定信号をデジタル波形データに変換するA/D変
換器と、その波形データを記憶するストレージメモリ
と、同ストレージメモリから読み出された波形データを
表示する波形表示部と、上記A/D変換器、上記ストレ
ージメモリおよび上記波形表示部などの各部を制御する
制御部(CPU)とを備えている波形記録装置におい
て、上記CPUは任意に設定される1回の取り込みデー
タ数(1データ長)に応じて上記ストレージメモリを複
数の記憶領域に分割してその各記憶領域に上記波形デー
タを順次書き込むとともに、その書き込み終了後にその
波形データを上記波形表示部に表示し、前回記録表示要
求があった場合には、現在表示されている記憶領域から
所定回数前の記憶領域に書き込まれている波形データを
読み出してその波形データを上記波形表示部に表示させ
ることにある。
【0009】
【作用】上記構成によると、例えばキーボードなどにて
1データ長を指定すると、CPUにより、ストレージメ
モリがそのデータ長に対応して複数の記憶領域に分割さ
れる。
【0010】また、前回記録表示要求信号を与えること
により、CPUはプログラムにしたがってすでに記憶さ
れている記憶領域から波形データを読み出し、その波形
をCRTなどに表示する。
【0011】
【実施例】図1にはこの発明が適用される波形記録装置
の概略的なブロック線図が示されている。これによる
と、同波形記録装置は被測定信号をデジタルの波形デー
タに変換するA/Dコンバータ11を備えている。
【0012】同A/Dコンバータ11から出力される波
形データはストレージメモリ12に記憶されるのである
が、この例ではそのデータの取り込みを制御するトリガ
発生回路13が設けられている。
【0013】ストレージメモリ12への波形データの書
き込み、読み出しおよび表示部(この例ではCRT)1
4への表示などはCPU15によって制御されるのであ
るが、この場合、同CPU15には1取り込みデータ数
(1データ長)に応じてストレージメモリ12の記憶領
域を複数に分割するアドレスカウンタ16およびビット
発生回路17が接続されている。
【0014】ここで、ストレージメモリ12の番地容量
を32キロバイトとし、アドレスカウンタ16の番地信
号がLSBをA,MSBをA14とする15ビットで
構成されているものとする。
【0015】このうち、同アドレスカウンタ16のビッ
トA〜A12の13ビットは、ストレージメモリ12
の対応するアドレス入力端子A〜A12に接続され
る。
【0016】また、アドレスカウンタ16のビットA
13とA14は、それぞれデータセレクタ18,19を
介してストレージメモリ12の対応するアドレス入力端
子A13とA14に接続される。なお、データセレクタ
18,19は実際にはゲート素子などで構成されるが、
ここでは分かり易くするため機械的なスイッチで示され
ている。
【0017】ビット発生回路17の出力端子Bおよび
から上記データセレクタ18,19の切替接点
,Bへ例えば論理1もしくは論理0の切替信号を
与えるとともに、その出力端子A/Bから各データセレ
クタ18,19へ同様に論理1もしくは論理0の切替信
号を与えることにより、ストレージメモリ12が所定数
に分割される。
【0018】この場合、切替信号が論理値0ならばデー
タセレクタ18,19の切替接点は各々接点A,A
側に接続され、論理1ならば上記接点はB,B側に
接続されるものとする。
【0019】キーボードなどの操作部20より、ストレ
ージメモリ12に取り込む1データ長が32キロバイト
であるとする操作がなされると、CPU15はビット発
生回路17のB,BおよびA/B出力を論理0と
し、データセレクタ18,19の各接点をA,A
に接続した状態とする。
【0020】したがって、アドレスカウンタ16からそ
の全ビットA〜A14の番地信号がストレージメモリ
12の対応するアドレス入力端子AとA14へ入力さ
れる。
【0021】これに対し、1データ長を例えば8キロバ
イトとして設定すると、CPU15はストレージメモリ
12を4つの記憶領域に分割する。
【0022】すなわち、CPU15の制御により、ビッ
ト発生回路17の端子A/Bから論理1の切替信号が出
され、これによりデータセレクタ18,19の切替接点
がB,B側に接続される。
【0023】そして、図2に示されているように、ビッ
ト発生回路17の端子B,Bをともに論理0とする
ことにより(1FFF〜0)の第1領域が設定され、端
子B,Bを論理0,1とすることにより(3FFF
〜2000)の第2領域が設定される。
【0024】また、端子B,Bを論理1,0とする
ことにより(5FFF〜4000)の第3領域が設定さ
れ、端子B,Bをともに論理1とすることにより
(7FFF〜6000)の第4領域が設定される。
【0025】上記と同様にして、1データ長が例えば4
キロバイトの場合には8分割、例えば2キロバイトの場
合には16分割というように、1データ長に応じてスト
レージメモリ12の番地容量が2(n=1,2,…)
に分割される。
【0026】CPU15は操作部20にて設定される1
データ長に応じてストレージメモリ12を複数の記憶領
域に分割し、その各記憶領域に波形データを順次書き込
んで行くのであるが、この発明においては、図示されて
いないが操作部20には前回記録表示キーが用意されて
いて、そのキーを押すことにより、現在時点よりも以前
に書き込まれた波形データがCRT14に表示されるよ
うになっている。
【0027】図3のフローチャートに沿って説明する
と、まず、ステップS1で1データ長の設定の有無が問
われる。同ステップS1で1データ長が設定されると、
ステップS2でストレージメモリ12の分割数Mが求め
られる。
【0028】そして、次のステップS3で記憶領域番号
の変数Lが1にセットされる。ステップS4でスタート
キーが押されると、第1領域に波形データが書き込ま
れ、その書き込み終了後同波形データによる波形がCR
T14に表示される。
【0029】ステップS7でストップキーの有無が判断
され、無い場合にはステップS8で変数Lに1が加算さ
れて新たな変数Lとされ、次段のステップS9でその新
たな変数Lと分割数Mとの大小比較がなされる。
【0030】その結果、L<MであればステップS5に
戻り、L>MのときにはステップS10で変数Lを1と
した後、ステップS5に戻る。このように、ストップキ
ーが押されない場合には、各記憶領域に波形データが順
次書き込まれ、かつ、その波形が表示される。
【0031】ステップS7でストップキーが押されたと
判断された場合には、ステップS11で前回記録表示キ
ーによる表示要求の有無が判断される。「有」の場合に
は、次のステップS12で何回前の表示要求かが問われ
る。
【0032】ここで、N回前(ただし、N<M)の表示
を要求すると、ステップS13でL−Nが新たな変数L
とされた後、ステップS14でその新たな変数Lが
「0」もしくはそれよりも小さいかが判断される。
【0033】NOであれば、ステップS15でその変数
Lに対応する記憶領域の波形データが読み出されてCR
T14に表示される。YESの場合には、ステップ14
aを経由し、L+Mを新たな変数とした上で、上記ステ
ップS15を実行する。
【0034】そして、再びステップS11に戻り、次段
のステップS12で表示要求しないとしたときに終了と
なる。
【0035】
【発明の効果】以上説明したように、この発明によれ
ば、1データ長を設定することにより、そのデータ長に
対応してストレージメモリが適当数の記憶領域に自動的
に分割され、かつ、簡単な操作により所定の記憶領域に
記憶されている波形データを読出し、その波形をCRT
などに表示することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明を実施するための波形記録装置の概略
的なブロック線図。
【図2】ストレージメモリを4分割する場合の一例を示
した説明図。
【図3】この発明の動作を説明するためのフローチャー
ト。
【符号の説明】
11 A/Dコンバータ 12 ストレージメモリ 14 表示部 15 CPU 16 アドレスカウンタ 17 ビット発生回路 18,19 データセレクタ 20 操作部
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 昭61−94136(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) G01R 13/00 - 13/42

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】アナログ被測定信号をデジタル波形データ
    に変換するA/D変換器と、その波形データを記憶する
    ストレージメモリと、同ストレージメモリから読み出さ
    れた波形データを表示する波形表示部と、上記A/D変
    換器、上記ストレージメモリおよび上記波形表示部など
    の各部を制御する制御部(CPU)とを備えている波形
    記録装置において、上記CPUは任意に設定される1回
    の取り込みデータ数(1データ長)に応じて上記ストレ
    ージメモリを複数の記憶領域に分割してその各記憶領域
    に上記波形データを順次書き込むとともに、その書き込
    み終了後にその波形データを上記波形表示部に表示し、
    前回記録表示要求があった場合には、現在表示されてい
    る記憶領域から所定回数前の記憶領域に書き込まれてい
    る波形データを読み出して同波形データを上記波形表示
    部に表示させることを特徴とする波形記録装置の波形表
    示方法。
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