JP3056834U - 電子レンジ用ジャガイモ包装体 - Google Patents

電子レンジ用ジャガイモ包装体

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JP3056834U
JP3056834U JP1998006380U JP638098U JP3056834U JP 3056834 U JP3056834 U JP 3056834U JP 1998006380 U JP1998006380 U JP 1998006380U JP 638098 U JP638098 U JP 638098U JP 3056834 U JP3056834 U JP 3056834U
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JP
Japan
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microwave oven
potato
container
package
sealed
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JP1998006380U
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信之 高山
幹夫 妹尾
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QP Corp
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QP Corp
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Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【課題】電子レンジで容器を開封せずにそのまま加熱す
るだけでホカホカした食感のジャガイモに仕上げること
のできる電子レンジ用ジャガイモ包装体の提供。 【解決手段】複数のα化ジャガイモ2をチルド状態でマ
イクロ波を通す容器3内に密封し、容器のシール部4の
一部を仮封状態5にしたことを特徴とする電子レンジ用
ジャガイモ包装体1。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は、電子レンジで加熱するだけでホカホカした食感のジャガイモに仕上 げることのできる電子レンジ用ジャガイモ包装体に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来より、電子レンジで加熱すれば食用に供することのできる電子レンジ用ジ ャガイモ包装体として、例えば特開平4−117258号公報のように、容器内 に一定形状の調理ジャガイモを密封したものが提案されている。
【0003】 しかしながら、上記従来の製品は、容器を開封して電子レンジにかけるもので あるから操作に手間がかかるばかりでなく、ラップフィルム等でおおいかくして 電子レンジにかけた場合にはこの時発生した蒸気でジャガイモの表面がベタベタ し、食感が悪い、又ラップフィルムをかけることなく電子レンジにかけた場合に はジャガイモ表面が乾燥し表面の固いジャガイモとなり、これ等の方法ではジャ ガイモ自身のホクホク感が得られなかった。
【0004】
【考案が解決しようとする課題】
本考案は、電子レンジで容器を開封せずにそのまま加熱するだけでホカホカし た食感のジャガイモに仕上げることのできる電子レンジ用ジャガイモ包装体を提 供しようとするものである。
【0005】
【課題を解決するための手段】
本考案の上記課題は、複数のα化ジャガイモをチルド状態でマイクロ波を通す 容器内に密封し、容器のシール部の一部を仮封状態にすることによって達成され る。 ここで仮封状態とは加工ジャガイモを密封した容器を開封せずに電子レンジに かけたときに発生する内圧でもって容器包装の仮封部が開封されること、換言す れば、その仮封部に易剥離性があることをいう。
【0006】
【考案の実施の形態】
図1及び図2は容器3としてパウチを用いた本考案の電子レンジ用ジャガイモ 包装体1の形態を示すものであり、この電子レンジ用ジャガイモ包装体1は、複 数のα化ジャガイモ2.2.2・・・がマイクロ波を通すパウチ3内に充填され シール部4を熱シールすることにより、密封されている。
【0007】 上記パウチ3は、例えばナイロン、PET、ポリエチレン、ポリプロピレン、 ポリ塩化ビニリデン、エチレン酢酸ビニール共重合体などのフィルムをラミネー トして形成され、マイクロ波を通す材質となっている。 また、パウチ3のシール部4の一部を、例えば比較的低温で熱シールして仮封 状態のシール部5とし、パウチ内が所定以上の内圧となったときこのシール部5 が剥がれるようになっている。 この仮封状態のシール部5は、図示の例ではシール部4の端部に設けているが 、これに限る必要はなくシール部4の中央部に設けてもよい。 また、複数のα化ジャガイモ2.2.2・・・をチルド状態とするため、電子 レンジ用ジャガイモ包装体1は0℃〜10℃で保管されている。
【0008】 α化ジャガイモ2.2.2・・・の代りに生ジャガイモとすると、電子レンジ でジャガイモがホカホカな食感になるほど加熱ができないので不適である。また 、α化ジャガイモ2.2.2・・・をチルド状態にする代りに冷凍にすると、冷 凍変性してホカホカする食感に戻すことができないのでやはり不適である。
【0009】 本考案の電子レンジ用ジャガイモの製法の一例を示すと、まず、マイクロ波を 通すパウチ内に適当な大きさに切削した複数の生ジャガイモを充填し、パウチ内 を脱気しつつ開口部のシール部を熱シールして密封する。この熱シールの際シー ル部の一部を比較的低温でシールして仮封状態とする。
【0010】 次に、生ジャガイモを密封したパウチを100℃の湯中で30分間加熱した後 冷却し、5℃前後に保管すれば本考案の電子レンジ用ジャガイモ包装体が得られ る。
【0011】 また、図3及び図4は、容器3としてフランジ付きの合成樹脂のカップを用い た本考案の電子レンジ用ジャガイモ包装体1の形態を示すものであり、この包装 体1は、複数のα化ジャガイモ2.2.2・・・がマイクロ波を通す蓋と本体か らなるカップ3内に充填されシール部4を熱シールすることにより、密封されて いる。
【0012】 上記カップ3は、図1及び図2のパウチと同じマイクロ波を通す材質となって いる。 また、カップ3のシール部4の一部は熱シールをせずに完全にシールされてい ない状態の仮封部5とし、パウチ内が所定以上の内圧となったときこの仮封部5 から水蒸気がカップの外に噴出するようになっている。なお、カップ3の蓋には タブ6を取り付け、蓋を剥離しやすくしてある。 また、複数のα化ジャガイモ2.2.2・・・をチルド状態とするため、電子 レンジ用ジャガイモ包装体1は0℃〜10℃で保管されている。 上記電子レンジ用ジャガイモ包装体は、図1及び図2のものと同じ製法で容易 に製することができる。
【0013】
【考案の効果】
本考案の電子レンジ用ジャガイモ包装体をそのまま電子レンジに入れて加熱す ると、容器内のα化ジャガイモは100℃近くの温度に上昇して水蒸気を発生し 、容器の内圧が上昇して仮封部が剥がれ、この部分から水蒸気が容器の外に噴出 する。そしてこの状態を2〜5分間続けることにより、蒸気によるむれのため容 器内のα化ジャガイモをホカホカのものにすることができる。 したがって、本考案の電子レンジ用ジャガイモ包装体によれば、そのまま加熱 するだけでホカホカしたジャガイモに仕上げることができる。
【0014】
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の電子レンジ用ジャガイモ包装体の形態
の一実施例を示す平面図である。
【図2】本考案の電子レンジ用ジャガイモ包装体の形態
の同上実施例を示す側面図である。
【図3】本考案の電子レンジ用ジャガイモ包装体の形態
の他の実施例を示す平面図である。
【図4】本考案の電子レンジ用ジャガイモ包装体の形態
の同上実施例を示す側面図である。
【符号の説明】
1 電子レンジ用ジャガイモ包装体 2 α化ジャガイモ 3 容器 4 容器のシール部 5 仮封状態のシール部 6 タブ

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 複数のα化したジャガイモをチルド状態
    でマイクロ波を通す容器内に密封し、容器のシール部の
    一部を仮封状態にしたことを特徴とする電子レンジ用ジ
    ャガイモ包装体。
JP1998006380U 1998-08-20 1998-08-20 電子レンジ用ジャガイモ包装体 Expired - Lifetime JP3056834U (ja)

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JP3056834U true JP3056834U (ja) 1999-03-05

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