JPS5846049Y2 - 加熱殺菌用包装体 - Google Patents
加熱殺菌用包装体Info
- Publication number
- JPS5846049Y2 JPS5846049Y2 JP2249281U JP2249281U JPS5846049Y2 JP S5846049 Y2 JPS5846049 Y2 JP S5846049Y2 JP 2249281 U JP2249281 U JP 2249281U JP 2249281 U JP2249281 U JP 2249281U JP S5846049 Y2 JPS5846049 Y2 JP S5846049Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- plastic bag
- food
- spacer member
- heat sterilization
- container
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
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- Containers Having Bodies Formed In One Piece (AREA)
- Packages (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
本考案はプラスチック包装食品の加熱殺菌に適した包装
体に関する。
体に関する。
本考案者は第３図に示す加熱殺菌用包装体を開発した。
この包装体は食品収容容器ａの全周囲を通気部すを有す
るプラスチック袋Ｃで被覆してなるものである。
るプラスチック袋Ｃで被覆してなるものである。
而して、食品ｄを収容した容器ａを前記プラスチック袋
Ｃで被覆した後、蒸し器などの加熱設備で加熱殺菌した
場合に、内部の空気等が前記通気部すより抜は出すので
、内部膨張によるプラスチック袋Ｃの破損を避けること
ができるという利点がある。
Ｃで被覆した後、蒸し器などの加熱設備で加熱殺菌した
場合に、内部の空気等が前記通気部すより抜は出すので
、内部膨張によるプラスチック袋Ｃの破損を避けること
ができるという利点がある。
しかしこの加熱殺菌液高温状態において前記通気部すを
シール材ｅ等でシールして内部を無菌状態に保つ必要が
あり、この結果内部は温度の低下と共に負圧となり（水
蒸気の凝縮による。
シール材ｅ等でシールして内部を無菌状態に保つ必要が
あり、この結果内部は温度の低下と共に負圧となり（水
蒸気の凝縮による。
）、第３図に示す如く容器ａの開口部上方においてプラ
スチック袋Ｃが凹状に彎曲するという問題が生ずる。
スチック袋Ｃが凹状に彎曲するという問題が生ずる。
このため、例えば前記食品が御飯の場合には、プラスチ
ック袋Ｃの凹曲部ｆが最上層の御飯粒を押え付け、御飯
のふっくらとした感じを失わしめ、その商品価値を著し
く低下させる。
ック袋Ｃの凹曲部ｆが最上層の御飯粒を押え付け、御飯
のふっくらとした感じを失わしめ、その商品価値を著し
く低下させる。
又前記凹曲部ｆの裏面に付着した水滴が御飯粒に直接触
れ、御飯をふやけさせるという欠点がある。
れ、御飯をふやけさせるという欠点がある。
本考案は上記欠点を是正した加熱殺菌用包装体を提供す
ることを目的とする。
ることを目的とする。
以下本考案を図面に示す実施例に基き具体的に説明する
。
。
１は耐熱プラスチック、アルミホイル等で形成された容
器であり、この容器１は図示する如＜トレー状に形成で
きる外、カップ状等にも形成できる。
器であり、この容器１は図示する如＜トレー状に形成で
きる外、カップ状等にも形成できる。
この容器１の開口部内周には段部２を設けて後記スペー
サ部材３を嵌着支持せしめるに適したように構成してい
る。
サ部材３を嵌着支持せしめるに適したように構成してい
る。
又開口部周縁に鍔部４を形成し、その断面形状を波形に
形成している。
形成している。
３は通気部５が過半を占め且つ所定の保形強度を有する
スペーサ部材で、耐熱プラスチックにより一体成形して
戊る。
スペーサ部材で、耐熱プラスチックにより一体成形して
戊る。
図示する例では、皿形状を呈しており、周縁枠部６と格
子部７とから成る。
子部７とから成る。
又格子部７の一部８を塞ぎ、そこに孔９を設けているが
、この閉塞部８はシール時の支持台として利用できるよ
うにしたためである。
、この閉塞部８はシール時の支持台として利用できるよ
うにしたためである。
前記格子部７に形成される空間は前記通気部５を構成し
ている。
ている。
尚、スペーサ部材３の形状は種々の態様をとることがで
き、例えば全体形状を平坦に形成することも可能であり
、又格子部７に代え網目形状部等とすることができる。
き、例えば全体形状を平坦に形成することも可能であり
、又格子部７に代え網目形状部等とすることができる。
１０はバリヤー性及び耐熱性を有するプラスチック袋で
、前記孔９に連通する連孔１１を設けている。
、前記孔９に連通する連孔１１を設けている。
この通孔１１に代え、プラスチック袋１０の一部に未シ
ール部分を設けて通気部１１としてもよい。
ール部分を設けて通気部１１としてもよい。
かくして本考案の包装体は調理した食品１２を収容した
前記容器１の開口部の段部２にスペーサ部材３を嵌着支
持せしめると共に、これらの全周囲をプラスチック袋１
０で被覆して完成される。
前記容器１の開口部の段部２にスペーサ部材３を嵌着支
持せしめると共に、これらの全周囲をプラスチック袋１
０で被覆して完成される。
このようにして構成した包装体は一般の蒸し器等の加熱
設備内に導き、ここで加熱殺菌した後、無菌状態下でプ
ラスチック袋１０の通気部１１をシール材１３等でシー
ルすることにより外気と遮断する。
設備内に導き、ここで加熱殺菌した後、無菌状態下でプ
ラスチック袋１０の通気部１１をシール材１３等でシー
ルすることにより外気と遮断する。
前記加熱設備の蒸気温度は、対象食品、例えば弁当、ダ
ンプ、煮豆類、惣菜類等に応じて適切な温度が選定され
るが、一般には７５℃〜１２０℃の範囲で選ばれる。
ンプ、煮豆類、惣菜類等に応じて適切な温度が選定され
るが、一般には７５℃〜１２０℃の範囲で選ばれる。
本考案は上述の如く構成されるので、プラスチック袋１
０の通気部１１をシールした後、温度の低下に伴いプラ
スチック袋１０内が負圧になり、容器１の開口部におい
てプラスチック袋１０が食品１２に接近しようとしても
、スペーサ部材３がこれを阻止するので、プラスチック
袋１０か゛直接食品１２に付着せず、見た目に体裁が良
く、又食品１２の上層部の抑圧変形を防ぐことか゛でき
る。
０の通気部１１をシールした後、温度の低下に伴いプラ
スチック袋１０内が負圧になり、容器１の開口部におい
てプラスチック袋１０が食品１２に接近しようとしても
、スペーサ部材３がこれを阻止するので、プラスチック
袋１０か゛直接食品１２に付着せず、見た目に体裁が良
く、又食品１２の上層部の抑圧変形を防ぐことか゛でき
る。
更にプラスチック袋１０裏面の水滴が食品１２に付着す
ることを回避でき、商品価値を高く維持することができ
る。
ることを回避でき、商品価値を高く維持することができ
る。
又本考案によれば、食品１２の上部を所定の保形強度を
有するスペーサ部材３で保護できるため、弁当等の包装
食品を積み重ねて保存、運搬することが可能となり便利
である。
有するスペーサ部材３で保護できるため、弁当等の包装
食品を積み重ねて保存、運搬することが可能となり便利
である。
更にスペーサ部材３を凸状に形成すれば、食品１２を開
口部面より高く盛り付けてもプラスチック袋１２が食品
に密着せず、その商品価値を高めることができる。
口部面より高く盛り付けてもプラスチック袋１２が食品
に密着せず、その商品価値を高めることができる。
又食品１２の賞味後は容器１の底部に通孔を穿ち、凸状
のスペーサ部材３を上下逆にして容器１の開口部に嵌着
させれば石鹸箱としても使用で゛きる。
のスペーサ部材３を上下逆にして容器１の開口部に嵌着
させれば石鹸箱としても使用で゛きる。
第１図は本考案の実施例を示す縦断面図、第２図はその
平面図、第３図は本考案に先行する包装体の縦断面図で
ある。 １・・・・・・食品収容容器、２・・・・・・段部、３
・・・・・・スペーサ部材、１０・・・・・・プラスチ
ック袋、１１・・・通気部。
平面図、第３図は本考案に先行する包装体の縦断面図で
ある。 １・・・・・・食品収容容器、２・・・・・・段部、３
・・・・・・スペーサ部材、１０・・・・・・プラスチ
ック袋、１１・・・通気部。
Claims (1)
- 通気自在且つ所定の保形強度を有するスペーサ部材を食
品収容容器の開口部内周に形成した段部に嵌着支持せし
めると共に、これらの全周囲を通気部を有するプラスチ
ック袋で被覆したことを特徴とする加熱殺菌用包装体。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2249281U JPS5846049Y2 (ja) | 1981-02-18 | 1981-02-18 | 加熱殺菌用包装体 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2249281U JPS5846049Y2 (ja) | 1981-02-18 | 1981-02-18 | 加熱殺菌用包装体 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS57137162U JPS57137162U (ja) | 1982-08-27 |
| JPS5846049Y2 true JPS5846049Y2 (ja) | 1983-10-20 |
Family
ID=29820289
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP2249281U Expired JPS5846049Y2 (ja) | 1981-02-18 | 1981-02-18 | 加熱殺菌用包装体 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS5846049Y2 (ja) |
-
1981
- 1981-02-18 JP JP2249281U patent/JPS5846049Y2/ja not_active Expired
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS57137162U (ja) | 1982-08-27 |
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