JP3056432B2 - 印刷機における遠隔調整可能な調整部材の操作方法および操作装置 - Google Patents
印刷機における遠隔調整可能な調整部材の操作方法および操作装置Info
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- JP3056432B2 JP3056432B2 JP8311871A JP31187196A JP3056432B2 JP 3056432 B2 JP3056432 B2 JP 3056432B2 JP 8311871 A JP8311871 A JP 8311871A JP 31187196 A JP31187196 A JP 31187196A JP 3056432 B2 JP3056432 B2 JP 3056432B2
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- B41F31/045—Remote control of the duct keys
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- Inking, Control Or Cleaning Of Printing Machines (AREA)
- Control Of Position Or Direction (AREA)
- Rotary Presses (AREA)
Description
を調整領域に沿って、該調整領域に隣接するストッパま
で動かし、運動命令を調整部材の駆動部に対しプリセッ
トし、前記調整部に設けられた位置発生器の信号を評価
することにより、前記ストッパを調整領域のゼロ位置に
対する基礎とする、印刷機における遠隔調整可能な調整
部材の操作方法に関する。
可能な調整部材は、対応の駆動部を介してストッパへ向
かって可動であり、該調整部材の調整部の位置は位置発
生器により捕捉され、該位置発生器の信号が前記駆動部
と結合されたモータ制御部へ供給されるように構成され
ている、印刷機における遠隔調整可能な調整部材の操作
装置に関する。
ワニスのための調量装置や遠隔操作可能な見当合わせ装
置のように、遠隔操作により調整可能な多数の装置が設
けられている。遠隔調整可能なこの種の調整部材の場合
には一般的に、調整すべき部材(たとえばドクタ部材、
インキ調量部材、分割されたまたは分割されていないイ
ンキブレード)にそれぞれ、電気的に制御可能なモータ
が設けられており、このモータにより調整機構を介して
被調整部材に対し作用が及ぼされる。被調整部材の目下
の位置は、たとえば調整メカニズム中に統合されている
対応の位置発生器により検出される。そしてモータに対
して設けられているコントローラにおいて位置発生器の
位置信号が評価され、モータが制御されて調整部材が所
定の位置まで動かされる。位置発生器(位置信号発生
器)としては、非接触状態でスキャンを行うセンサを用
いることもできるし、あるいはポテンショメータを用い
ることもできる。調整部材に対しそれぞれ設けられるモ
ータは、段階的に駆動可能な同期電動機ないしステッピ
ングモータとして構成するのがよい。遠隔調整可能な調
整部材における位置決めプロセスの精度は、信号発生器
(位置発生器)の精度(分解能)ないしはコントローラ
が信号を検出して処理する速度に依存する。
プロセスが遠隔調整によって行われる。ここでは実例と
して、回転するインキ出しローラ上におけるインキ状態
のゾーンごとの設定を挙げておく。この場合、膜厚状態
のゾーンごとの調整は、個々のインキ調量部材、調量偏
心器ないしは分割されたまたは分割されていないインキ
ブレードによって行われる。この場合、精確なインキ供
給調整は、遠隔制御用パネルにおける表示とインキ調量
部材によりインキ出しローラ上で設定されたインキ膜厚
とが精確に一致している場合にしか保証されない。そし
て相応にことは、湿し水やワニスを調量するための遠隔
調整可能な装置についてもあてはまる。このため通常
は、ときおり全面的に個々のインキ調量部材またはその
他の調量装置を回転するインキ出しローラに当接させ、
そのポジションで位置発生器により取り出される信号を
後続の位置決めプロセスに対するいわゆるゼロ位置信号
として求めるようにしている。その際、この信号を記憶
しておき、以降の位置決めプロセスのために位置発生器
の信号および/または駆動モータに送られる制御信号
(ステッピングモータ駆動)と関連づけて基準値として
用いる。
合であると、ゼロ−インキ着け状態へインキ調量部材を
手動でセットするのはきわめて時間のかかるプロセスで
ある。したがって、このプロセスを自動化するための方
法ならびに相応の装置が以前から開発されてきた。
1号公報によれば、センサとして構成された位置発生器
の信号を時間的変化について持続的に検査することで、
インキ調量部材をゼロ−インキ着け状態へセットするこ
とが公知である。インキ調量部材に対して設けられてい
るサーボモータの運動中、時間を経るにつれてこの信号
が変化するならば、このことはインキ調量部材がインキ
出しローラ表面にまだセットされていないことを表すも
のである。時間を経てもセンサ信号がもはや変化しなけ
れば、そのときにはインキ調量部材(の先端)がインキ
出しローラ表面に達していることになり、対応して設け
られているモータが遮断される。位置発生器の目下の電
圧は、以降の位置決めプロセスのために記憶される。し
かしこの種の方法のためには、位置発生器つまりセンサ
の読み取り速度や評価速度が著しく高くなければならな
い。個々のインキ調量ゾーンに割り当てられた多数の調
量部材をインキ調量装置に相応に装備させようとするな
らば、それ相応にハードウェアを必要とすることからコ
ストが高くなってしまう。
スにあたりまずはじめに、被調整部材を機械的にストッ
パまで動かし、このストッパにおいて得られた位置発生
器の位置(位置発生器の信号)を後続の位置決めプロセ
スのために利用することである。また、調整部材を動か
す駆動用モータのブロッキングを検出し、それを対応す
る制御の較正に利用することも知られている。しかしこ
の場合、駆動用モータと調整部材との間に介在接続され
た伝動装置の減速比に応じて場合によっては、調整部材
を機械的なストッパへと向かわせる大きな当接力が生じ
る。その際、介在接続されたコンポーネントの弾性に応
じて、上述のようにして求められたゼロ位置の精度に対
し影響を及ぼすような変形が引き起こされる。このよう
にして検出された調整部材のゼロ位置に後で再び近づく
とき、このことはやはり大きな当接力で行われる。
題は、冒頭で述べた形式の方法および装置による調整部
材位置決め方法ならびに相応の装置において、簡単かつ
低コストで調整部材をゼロ位置へと向かわせることがで
きるよう改善し、その際、このような位置決めプロセス
において過度に大きい当接力が生じるのを回避すること
にある。
は、運動命令をプリセットすることにより、調整部がス
トッパと接触する調整領域まで駆動部を動かし、別の運
動命令をプリセットすることにより、調整部がストッパ
と接触せずに進行する調整領域内で調整部を動かし、運
動命令実行中、ストッパに接触している領域と接触して
いない領域で、位置発生器信号を捕捉し、それらの位置
発生器信号について各運動命令と関連づけてそれぞれ関
数関係を求め、両方の領域で求められた各関数関係を計
算にあたり等置することにより得られる運動命令をゼロ
位置として求めることを特徴とする、印刷機における遠
隔調整可能な調整部材の操作方法により解決される。
調整部材の駆動部へ、ストッパと接触する領域と接触し
ない領域でそれぞれ調整部を動かす第1および第2の運
動命令がプリセットされ、前記モータ制御部により、位
置発生器の信号がプリセットされた運動命令の関数とし
て表され、両方の領域で求められた関数関係の等置によ
り、前記調整部のゼロ位置に対する運動命令が求められ
ることを特徴とする、印刷機における遠隔調整可能な調
整部材の操作装置に関する。
示されている。
インキ、湿し水またはワニスの調量装置において以下の
ことが保証される。すなわち、個々の調量部材はゼロ位
置を捕捉するとき以外は、後続のプロセス(インキない
しワニスのかき落とし)においてドクタないし調量ロー
ラに対し過度に強い力で当接されることがなくなる。本
発明による方法ならびに相応に構成された装置によれ
ば、調整部材がストッパないしローラとごく僅かな力で
機械的に接触するような調整部材の位置をゼロ位置とし
て捕捉できる。回転するドクタ(インキ出しローラ)と
共働するインキ調量部材にとってこのことが意味するの
は、インキがまさにかき落とされるところでありインキ
出しローラの表面がブランク状態で走行するような調量
部材の位置がゼロ位置として捕捉され、以降の位置決め
プロセスのために格納されることである。
応に構成された装置は、インキ、ワニスまたは湿し水用
の調量装置の位置設定に適しているだけでなく、ゼロ位
置を得るために相応の信号を評価しながら対応するスト
ッパへ向かって1度移動させる必要のあるようないかな
る調整部材でも位置決することができる。実施例の場合
のように調整部材がインキ調量部材として構成されてい
れば、ストッパはたとえば回転するドクタないしはイン
キ出しローラである。しかし同様に、見当合わせ装置の
ゼロ位置(一般的に表現すればいわゆる基準位置)も捕
捉できる。この場合にはたとえば、見当合わせ装置に対
してモータをはたらかせる調整駆動部に位置固定された
ストッパが設けられており、このストッパへ向けて見当
とともに移動する機構部分が動かされる。また、本発明
による方法ならびに相応に構成された装置によれば、ス
トッパとの軽い接触状態に対応するような電気的に捕捉
可能な位置発生器の位置がゼロ位置として評価されるよ
うになる。
要な利点は、調整部材として個別に調整可能な多数のイ
ンキ調量部材を備えたインキ調量装置であっても、それ
らが同じようにしてつまり常に等しくかつ小さい力でイ
ンキ出しローラ表面に当接されることである。本発明に
よるゼロ位置の捕捉後に行われる位置決めプロセス(記
憶されているゼロ位置への接近)においては、インキ調
量部材として構成された調整部材によっても、中央ゾー
ンの調量部材によりインキドクタのゆがみを引き起こし
てしまうような過度に強い力がインキドクタに加わらな
い。
について詳細に説明する。
びにこのローラ1の半径方向に可動な調量部材2が示さ
れている。その際、双方向矢印によって調量部材2の調
整運動が示されている。調量部材2にはステッピングモ
ータとして構成されたモータ4が配設されており、この
モータの運動はたとえばスピンドルドライブとして構成
された調整用伝動装置3を介して、ローラ1表面におけ
るインキ膜厚、湿し水膜厚またはワニス膜厚を調整する
ために調量部材2へと伝えられる。
れたモータ制御部5の信号を供給できる。モータ4がス
テッピングモータとして構成されているのであれば、モ
ータ制御部5はそれに応じてステッピングモータ制御部
として構成される。この場合にはモータ制御部5によ
り、モータ4のロータが相応の個数の角度ステップだけ
旋回するよう、モータ4の巻線への給電が行われる。さ
らにモータ制御部5にはセンサとして構成された位置発
生器6が接続されており、この位置発生器6へ調量部材
2の位置に応じて信号を導くことができる。その際、調
量部材2の位置を非接触状態で捕捉するセンサとして位
置発生器6を構成することができるが、これに関しては
本発明の有利な実施形態に基づき図2を参照しながら後
で説明する。さらにモータ制御部5は評価回路を有して
おり、この回路によって位置発生器6の信号を捕捉可能
であり、後で説明するようにしてその信号を評価可能で
ある。モータ4は有利にはステッピングモータとして構
成されているので、調量部材2の位置決めプロセスはモ
ータ制御部5による段階的な制御により生じる。この目
的でモータ制御部5はさらに、図示されていないバスを
介して遠隔制御用パネルの電子装置と接続されており、
これによって位置決めプロセスのための目標値が入力さ
れる。モータ4と調量部材2との間に介在接続されてい
る調整用伝動装置3の直線性にしたがって、モータ4に
おける所定数のモータステップにより、調量部材2の先
端が所定の距離だけローラ表面へ向かって動かされ、な
いしはローラ表面から離れるように動かされることにな
る。
として構成されているので、位置発生器6の信号は、こ
こでは調量部材2として構成されている調整部材のゼロ
位置をみつけるためにのみ利用される。その際にゼロ位
置は、後続の位置決めプロセスのためにステッピングコ
ントロールのカウンタ状態としてモータ制御部5のコン
トローラに記憶される。
おける所望のギャップの調整は、モータ制御部5がモー
タ4を(目下のカウンタ状態としての調量部材2の目下
の位置とゼロ位置に対応する記憶されていたカウンタ値
を基準に)所定数のステップだけ駆動することによって
行われる。モータ4の回転方向に応じて位置決めプロセ
ス中、調量部材の目下の位置に対応するモータ制御部5
内のカウンタの値が増/減する。ステッピングモータと
して構成されたモータ4をこのように使用することで、
位置発生器6の温度依存性も長期のドリフトも位置決め
プロセスの精度に影響を及ぼさない。
それに取り付けられた位置発生器6とともに示されてい
る。その際、図2には図1による調量部材2を上から見
た様子が示されている。この図には示されていないロー
ラ1表面への調量部材2の運動は直線的に可動なシャフ
ト8を介して行われ、このシャフトの端部に調量部材が
取り付けられている。この場合、シャフト8を調整用伝
動装置3(図1)における図示されていないスピンドル
ドライブの延長部とすることができる。
ラ1表面とは反対側の端部とシャフト8との間の移行領
域に、リングマグネット7が取り付けられている。この
リングマグネット7によりシャフト8の運動が実行さ
れ、調量部材2の運動も同様にして実行される。リング
マグネット7に対し間隔をおいて、ここには図示されて
おらず調整用伝動装置3とモータ4(図1)を担持する
ケーシングに、ホールセンサとして位置発生器6が取り
付けられている。ホールセンサとしての位置発生器6に
対し相対的な調量部材2の運動つまりはリングマグネッ
ト7の運動によって、位置発生器6において取り出し可
能な電圧が変化する。
明による方法について説明する。まずはじめにモータ制
御部5を介して、モータステップMの数を設定すること
でモータ4により調量部材2がローラ1表面への方向に
動かされ、これは調量部材2がローラ1と確実に当接す
るまで行われる。一般的にいえばこのことは、モータ4
により駆動される調整部材がストッパに確実に当接する
ことを意味する。
ラフの横座標はモータステップMの数で目盛りづけされ
ている。つまり、M軸上の位置を基準として所定のステ
ップ数に対応するパルス列がモータ4へ導かれ、それに
応じてモータ4は相応の角度旋回ないし相応の数の回転
を実行する。この場合、図3および図4によるグラフの
縦座標は、位置発生器6の信号Sの変化を表している。
その際、垂直方向に書き込まれている細い線たとえば隣
り合う2つの細い線の間の間隔は、位置発生器6の信号
Sをスキャンするサイクルに対応している。
タ4は、調量部材2がローラ1へ向かうように駆動され
る。位置発生器6のスキャンサイクルによってモータス
テップM2ならびにM1において、位置発生器6の信号
として変化していない値S1,2がモータ制御部5によ
り求められる。調量部材2はローラ1に到達し、ローラ
に向かって押され続ける。したがって、位置発生器6の
信号Sは変化しない。モータステップ数M1ないしM2
ならびにそれに対応する信号値S1,2を記憶した後、
それに基づいて調量部材2がモータ4により所定数のモ
ータステップMだけ、ローラから離れるように動かされ
る。この場合、プリセットすべきモータステップMの数
は、もはや調量部材2が確実にローラ1と当接しないよ
うに選定されている。モータ4と調量部材2との間のあ
そびがなくなった後、モータ4はまずはじめに第1の位
置に近づき、位置発生器6の信号に対する1つまたは複
数の後続の別のスキャンサイクルで第2の位置に近づ
き、この位置では調量部材2はローラ1と確実に当接し
ない。モータステップM3,M4の位置に対し相応のス
キャン時点で得られた位置発生器6における信号Sの信
号値S3,S4が記憶される。一対の値M3,S3なら
びにM4,S4から、位置発生器6の信号Sにおける直
線性に基づき、直線の方程式を基礎として関数関係S=
F(M)を形成することができる。したがってこの関数
S=F(M)により、調量部材2がローラ1に当接して
いない領域において実行されたモータステップMの関数
として、位置発生器6の信号Sの変化が記述される。
る調量部材2の当接により線形の関数関係が求められ、
その際、位置発生器6の信号値Sは所定のモータステッ
プ数の関数としてもはや変化しない。したがってこの領
域ではS=一定でありF(M)=S1,2ということが
成り立つ。調量部材2がローラ1に当接している領域で
は位置発生器6の信号値Sは、変化するモータステップ
Mの関数としてもはや変化しない。相応の特性曲線はモ
ータステップMの軸に対し平行である。
曲線はモータステップ値M0′において交差している。
モータステップ値M0′は暫定的なゼロ位置の値として
記憶され、その際、図4に基づき付加的なプロセスによ
り、いっそう精確なつまりいっそう僅かな当接力しか生
じさせないゼロ位置を捕捉できる。図3に基づき表され
たゼロ位置M0′は、精度に対する要求がそれほど高く
ない場合に以降の位置決めプロセスのためのゼロ位置と
して記憶させることができる。調量部材2をローラ1に
当接させようとするとき、それに応じて値M0′に相応
する運動命令がステップシーケンスとしてモータ4に対
しプリセットされる。
の信号Sの経過特性が、プリセットされる運動命令Mの
関数として太く描かれた線で示されている。この線は、
両方の直線に漸近的に密着している。この図からわかる
ように、調量部材2がローラ1に近づくと位置発生器6
の信号の傾きが変化している。
ゼロ位置M0′を捕捉して記憶した後、調量部材2は相
応の命令プリセットにより再び領域M3−M4へと移動
し、その後、発生器信号Sを同時に評価することで調量
部材2はローラ1の方向へ新たに移動する。そして最終
的なゼロ位置としてモータステップ値M0が得られて記
憶され、ここにおいて信号Sは領域M3−M4により規
定されている直線からの所定の最小偏差DSを有してお
り、後続のプロセス中もそれより小さくならない。つま
り、実際の信号Sと個々のモータステップ値Mにおいて
関数関係(直線方程式)により得られる信号値との比較
(差の形成)が、先行のモータステップ値Mにおいて求
められた偏差を同時に考慮しながら行われる。
号Sの跳躍的変化と、調量部材2がローラ1へ押しつけ
られたときに生じる信号経過特性とを区別することがで
きる。その際、このようにして求められたゼロ位置M0
はその前に求められた値M0′の左側に位置しており、
その結果、以降の位置決めプロセスにおいてこの値M0
を利用したとき、ローラ1への調量部材2の当接力は値
M0′を用いたときよりも小さくなる。ゼロ位置M0′
の決定にあたっては調量部材2はたしかに短期間、ロー
ラ1に対し高められた力で当接されるが、本発明による
手順によればモータステップM0が求められているの
で、求められたモータステップ値M0に基づきゼロ位置
にあとで近づいたときに、調量部材2はできるかぎり僅
かな力でローラ1に当接して、その際にインキないしワ
ニスのかき落としが行われる。
図である。
置発生器を示す図である。
の信号の関数として位置発生器の信号変化を示した図で
ある。
の信号の関数として位置発生器の信号変化を示した図で
ある。
Claims (8)
- 【請求項1】 調整部材の調整部を調整領域に沿って、
該調整領域に隣接するストッパまで動かし、 運動命令を調整部材の駆動部に対しプリセットし、 前記調整部に設けられた位置発生器の信号を評価するこ
とにより、前記ストッパを調整領域のゼロ位置に対する
基礎とする、 印刷機における遠隔調整可能な調整部材の操作方法にお
いて、 運動命令をプリセットすることにより、調整部がストッ
パと接触する調整領域(M2−M1)まで駆動部を動か
し、 別の運動命令をプリセットすることにより、調整部がス
トッパと接触せずに進行する調整領域(M3−M4)内
で調整部を動かし、 運動命令実行中、ストッパに接触している領域(M2−
M1)と接触していない領域(M3−M4)で、位置発
生器信号(S)を捕捉し、 それらの位置発生器信号(S)について各運動命令と関
連づけてそれぞれ関数関係(S=F(M))を求め、 両方の領域(M2−M1;M3−M4)で求められた各
関数関係を計算にあたり等置することにより得られる運
動命令をゼロ位置として求め、 各調整領域(M2−M1;M3−M4)によって規定さ
れる前記位置発生器信号(S)の2つの関数(S=F
(M))の交点を算出することにより、前記ゼロ位置の
値(M 0′ )を求める ことを特徴とする、 印刷機における遠隔調整可能な調整部材の操作方法。 - 【請求項2】 前記の両方の領域において位置発生器信
号と個々の運動命令との関数関係を線形の関数とする、
請求項1記載の方法。 - 【請求項3】 前記駆動部をステッピングモータとして
構成し、該ステッピングモータへステップ値として運動
命令を供給する、請求項1または2記載の方法。 - 【請求項4】 第1のゼロ位置(M 0′ )を求めた後、
調整部を再び接触のない領域(M3−M4)へ動かし、
位置発生器信号(S)を捕捉し、実際に捕捉された信号
(S)が、接触のない領域(M3−M4)で求められた
関数関係によ り得られる値に対し所定の最小偏差(D
S)をもったとき、最終的なゼロ位置(M 0 )として駆
動部へ供給される運動命令の値を定める、請求項1〜3
のいずれか1項記載の方法。 - 【請求項5】 印刷機における遠隔操作可能な調整部材
は、対応の駆動部を介してストッパへ向かって可動であ
り、該調整部材の調整部の位置は位置発生器により捕捉
され、該位置発生器の信号が前記駆動部と結合されたモ
ータ制御部へ供給されるように構成されている、 請求項1〜4のいずれか1項記載の方法を実施するため
の印刷機における遠隔調整可能な調整部材の操作装置に
おいて、 モータ制御部(5)により調整部材(2,3)の駆動部
(4)へ、ストッパと接触する領域(M2−M1)と接
触しない領域(M3−M4)でそれぞれ調整部(2)を
動かす第1および第2の運動命令がプリセットされ、 前記モータ制御部(5)により、位置発生器(6)の信
号がプリセットされた運動命令の関数として表され、両
方の領域(M2−M1;M3−M4)で求められた関数
関係の等置により、前記調整部(2)のゼロ位置に対す
る運動命令が求められ、 各調整領域(M2−M1;M3−M4)によって規定さ
れる前記位置発生器信号(S)の2つの関数(S=F
(M))の交点を算出することにより、前記ゼロ位置の
値(M 0′ )が求められる ことを特徴とする、 印刷機における遠隔調整可能な調整部材の操作装置。 - 【請求項6】 前記調整部(2)の駆動部(4)はステ
ッピングモータとして構成されている、請求項5記載の
装置。 - 【請求項7】 前記位置発生器(6)はホールセンサと
して構成されており、該ホールセンサは前記調整部
(2)に取り付けられ磁界を発生する装置と共働する、
請求項5または6記載の装置。 - 【請求項8】 磁界を発生する前記装置は、前記調整部
(2)に取り付けられたリングマグネット(7)として
構成されている、請求項7記載の装置。
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