JPH0539890Y2 - - Google Patents

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JPH0539890Y2
JPH0539890Y2 JP1985146479U JP14647985U JPH0539890Y2 JP H0539890 Y2 JPH0539890 Y2 JP H0539890Y2 JP 1985146479 U JP1985146479 U JP 1985146479U JP 14647985 U JP14647985 U JP 14647985U JP H0539890 Y2 JPH0539890 Y2 JP H0539890Y2
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plate cylinder
axial
sensor
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plate
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Description

【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本考案は輪転印刷機における版胴の軸方向見当
合わせ装置に関し、例えば複数の版胴を用いて巻
取紙にビジネスフオームの印刷を行う場合の各版
胴の軸方向見当合わせに利用される。
(従来技術及びその問題点) この種のフオーム印刷機として、巻取紙の送り
出しローラを有する給紙部、版胴とこれに直接ま
たはブランケツト胴を介して接する圧胴を有する
複数の印刷部、パンチ装置、スリツタ装置、縦ミ
シン装置、横ミシン装置、ジクザグ折り機、及び
これらの駆動装置を備えたものが知られている。
このようなフオーム印刷機に於いては、運転開
始前に、版胴軸方向の印刷位置の調整などを行う
必要がある。ところが、従来のフオーム印刷機の
場合には、試し印刷された印刷物を見て版胴の軸
方向位置のずれを測定し、手動操作によつてこれ
らの調整を行つているため、運転開始前に試し刷
りと調整を何度も行う必要があり、試し刷りのた
めに大量の用紙を浪費しているとともに、運転準
備時間が非常に長くなつている。
このような問題点を解決する一つの方法とし
て、特開昭58−62054号公報によつて印刷機の調
整時間短縮装置が提案されている。この提案装置
は、版胴の見当合わせ位置の目標座標値を前もつ
てメモリーに設定記憶させておき、版胴に装着さ
れた版の表面に設けられている見当標(レジスタ
ーマーク)の実際の座標値を、走査装置(センサ
ー)の版胴軸方向の移動で検出し、検出座標値と
目標座標値とを比較演算して、偏差があれば当該
偏差値をゼロとするように版胴を軸方向に移動微
調整するものである。
このような従来の見当合わせ自動化装置では、
目標座標値を設定記憶させることが出来ると共に
検出座標値と目標座標値とを比較演算して偏差を
求めることの出来る装置、例えばマイクロコンピ
ーユータが必要になるだけでなく、センサーを版
胴軸方向に移動させる走査装置も必要であつて、
設備コストが非常に高価につく欠点がある。しか
もメモリーに目標座標値を正確に設定記憶させな
ければならないので、実際の見当合わせ作業に際
して単に手間が掛かるだけでなく、相応の技術力
も必要であり、簡便に活用することが出来ないも
のである。
(問題点を解決するための手段) 本考案は、以上のような従来の問題点を解決し
得る見当合わせ装置を提案せんとするものであつ
て、その特徴を後述する実施例の参照符号を括弧
付きで付して示すと、本考案の版胴の軸方向見当
合わせ装置は、版胴3を回転させる回転駆動手段
8,11と、版胴3を軸方向Xに移動させる軸方
向駆動手段9,12と、版胴3に装着された版2
と、センサー7と、印刷機機体に設けられたセン
サー取付けバー7aと、制御手段13とを備え、
版2には、版胴軸方向Xに長い長方形のレジスタ
ーマーク6が、当該マーク6の版胴軸方向Xの一
端6aが見当合わせ位置となるように設けられ、
センサー7は、版胴3の軸方向見当合わせ位置に
対応する位置でセンサー取付けバー7aに固定さ
れ、版胴3は、当該版胴3の回転に伴うレジスタ
ーマーク6の回転軌跡の巾内にセンサー7が対向
するように軸方向に位置決めされ、制御手段13
は、センサー7がレジスターマーク6に対向した
ときのマーク検出信号により回転駆動手段8,1
1による版胴3の回転を自動停止させると共に、
センサー7がレジスターマーク6の一端6aから
版胴軸方向Xに外れてマーク検出信号がなくなつ
たときに軸方向駆動手段9,12による版胴3の
軸方向移動を自動停止させるものである点に特徴
を有する。
(実施例) 以下、本考案の実施例を図面に基づいて説明す
る。
第1図はフオーム印刷機に設けられた複数の印
刷ユニツトのうちの一つを示したもので、この印
刷ユニツト1は、版2が取付けられた版胴3及び
圧胴4を備えており、巻取紙5がこれらの間を通
過する際に版2による印刷が行われるようになつ
ている。版2の表面にはレジスターマーク6が設
けられており、このレジスターマーク6を検出す
るセンサー7が、版胴3の軸方向Xと平行になる
よう印刷機の機体に対して固定的に設けられたセ
ンサー取付けバー7aに取付けられている。
レジスターマーク6は、版胴軸方向Xに長い長
方形状のもので、その版胴軸方向Xの一端6a
(第3図参照)が見当合わせ位置となるように版
2の表面上に設けられている。サンサー7は、レ
ジスターマーク6の形状や材質などに応じ、光電
式、磁気式または静電容量式などのものを使用す
ることができ、特にレジスターマーク6のエツジ
の検知精度の高いものが望ましい。そしてセンサ
ー7は、版胴3の軸方向見当合わせ位置に対応す
るようにセンサー取付けバー7aに固定される
が、勿論、このセンサー7の取付け位置は、セン
サー取付けバー7aに沿つて版胴軸方向Xに微調
整可能である。
版胴3は、第2図に示すモータ8とその駆動部
(コントローラ)11とから成る回転駆動手段に
よつて回転角度位置を調整して停止可能であり、
また、モータ9とその駆動部(コントローラ)1
2とから成る軸方向駆動手段によつて版胴軸方向
Xに移動調整して位置決めすることが出来る。
なお、第2図に於いて、10はセンサー7の電
源及び制御回路部であり、13は版胴の軸方向見
当合わせ制御部13aを備えた制御手段である。
以上のように構成された本考案の見当合わせ装
置の使用方法と、制御手段13の制御部13aに
よる制御を説明すると、レジスターマーク6が所
定位置に設けられた版2が装着された版胴3は、
見当合わせ作業に先立つて、第3図Aに示すよう
に版胴3の回転に伴うレジスターマーク6の回転
軌跡の巾内にセンサー7が対向するように、軸方
向に位置決めされる。このとき、レジスターマー
ク6が版胴軸方向Xに長い長方形であるから、版
胴3の軸方向位置決め作業は容易に行える。
版胴3の軸方向位置決めが完了したならば、回
転駆動手段のモータ8により版胴3を、第3図A
の矢印A方向に回転駆動する。この版胴3の回転
により、第3図Bに示すようにレジスターマーク
6がセンサー7に対向する位置に到達すると、当
該センサー7の制御回路部10からマーク検出信
号が出力される。制御手段13の制御部13a
は、当該マーク検出信号に基づいて回転駆動手段
の駆動部11を介してモータ8を自動停止させ
る。従つて、矢印A方向に回転していた版胴3
は、レジスターマーク6にセンサー7が対向する
位置で自動停止せしめられる。
係る状態で、次に軸方向駆動手段のモータ9を
稼働させて版胴3を軸方向Xに移動させるのであ
るが、このときの移動方向は、第3図Bに示すよ
うにレジスターマーク6の一端6a(見当合わせ
位置)がセンサー7に接近する矢印B方向でなけ
ればならない。
而して、版胴3が矢印B方向に移動して、セン
サー7がレジスターマーク6の一端6aから外れ
ると、制御回路部10から出力されていたマーク
検出信号がなくなるが、制御手段13の制御部1
3aは、第3図Cに示すように、センサー7がレ
ジスターマーク6の一端6aから版胴軸方向Xに
外れてマーク検出信号がなくなつたときに軸方向
駆動手段の駆動部12を介してモータ9を自動停
止させるので、版胴3は、その表面に装着されて
いる版2上の軸方向見当合せ位置(レジスターマ
ーク6の一端6a)が、目標の軸方向見当合わせ
位置(センサー7の位置)に合致する状態で停止
することになる。
以上の見当合わせの動作は、版胴3の回転停止
に続く版胴3の軸方向移動開始を含めて、制御手
段13に設定されたプログラムにより自動的に行
わせることが出来る。そして、その後の印刷によ
つて版胴軸方向Xのずれが発見されたときには、
センサー7の位置を版胴軸方向Xに再調整し、或
いは制御回路部10の検出レベルを調整し、また
は適当な補正値を入力して最終調整を行うことが
出来る。
第1図に示した印刷ユニツト以外の印刷ユニツ
トも上記と同様の装置が設けられ、これら他の印
刷ユニツトに於いても同様の版胴軸方向の見当合
わせが行われる。そして、センサー7の版胴軸方
向位置及び検出レベル、版2上のレジスターマー
ク6の版胴軸方向位置を、全ての印刷ユニツトに
於いて同様に設定しておくことによつて、調整が
非常に容易なものとなる。また本装置は、ミシン
装置などの回転胴の軸方向見当合わせにも用いる
ことができる。
(考案の作用及び効果) 本考案による版胴の軸方向見当合わせ装置によ
れば、 版胴に装着される版上に長方形状のレジスタ
ーマークを、その長さ方向が版胴軸方向と平行
で且つ長さ方向一端が所定位置に位置するよう
に設けておき、 この版胴を、当該版胴の回転に伴うレジスタ
ーマークの回転軌跡の巾内にセンサーが対向し
得るように軸方向に位置決めしておき、 センサーによるレジスターマークの検出に伴
う版胴の回転自動停止後に、レジスターマーク
の前記長さ方向一端がセンサーに接近する方向
に版胴を軸方向駆動手段で軸方向に移動させる
ことにより、 センサー位置(版胴軸方向見当合わせ位置)
に版上のレジスターマークの長さ方向一端位置
(版胴軸方向見当合わせ位置)を自動的且つ正
確に合致させる出来るので、印刷機の運転準備
のための版胴軸方向見当合わせ作業の手間と時
間や、試し印刷のための用紙量を大幅に減少さ
せることが可能となるのであるが、特に本考案
の構成によれば、 A センサーは、目標の版胴軸方向見当合わせ
位置に対応する一定位置でセンサー取付けバ
ーに固定しておけば良く、版胴軸方向に走査
させるための手段が不要である。また、制御
手段は、センサーの検出信号のオンオフに基
づいて版胴の回転駆動手段や軸方向駆動手段
をオンオフ制御することが出来れば良く、高
級な演算処理やフイードバツク制御を行うよ
うな制御手段は不要である。従つて、軸方向
見当合わせの自動化を安価な設備コストでも
つて実施することができる。
B 見当合わせ作業に先立つ準備作業として
は、版胴軸方向に長いレジスターマークの回
転軌跡の巾内にセンサーが対向するように、
版胴を軸方向に位置決めしておけば良く、目
標の軸方向見当合わせ位置を座標値化してこ
れをメモリーに設定記憶させる、というよう
な高度な技術は全く不要であり、準備作業に
掛かる手間や時間も少なくて済む。
C 版胴の回転自動停止に続く版胴の軸方向駆
動と自動停止が完了した時点で、版胴の軸方
向見当合わせが完了するのであるから、セン
サーの走査動作などによりレジスターマーク
の実際の座標値を求めた後、目標座標値と検
出座標値との偏差をゼロにするために版胴を
駆動する場合よりも、見当合わせに要する時
間そのものも短くて済み、能率的に見当合わ
せ作業を行わせ得る。
などの実用上極めて有益な作用効果が得られる。
【図面の簡単な説明】
図面は本考案の実施例を示し、第1図は一つの
印刷ユニツトに於ける版胴の軸方向見当合わせ装
置の斜視図、第2図は同装置の制御部分のブロツ
ク図、第3図A,B及びCは軸方向見当合わせの
動作を説明するための図である。 2……版、3……版胴、6……レジスターマー
ク、6a……レジスターマークの版胴軸方向一
端、7……センサー、7a……センサー取付けバ
ー、8……版胴回転駆動用モータ、9……版胴軸
方向駆動用モータ、10……センサーの電源及び
制御回路部、11,12……各モータの駆動部、
13……制御手段。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 版胴3を回転させる回転駆動手段8,11と、
    版胴3を軸方向Xに移動させる軸方向駆動手段
    9,12と、版胴3に装着された版2と、センサ
    ー7と、印刷機機体に設けられたセンサー取付け
    バー7aと、制御手段13とを備え、 版2には、版胴軸方向Xに長い長方形のレジス
    ターマーク6が、当該マーク6の版胴軸方向Xの
    一端6aが見当合わせ位置となるように設けら
    れ、 センサー7は、目標の版胴軸方向見当合わせ位
    置に対応する位置でセンサー取付けバー7aに固
    定され、 版胴3は、当該版胴3の回転に伴うレジスター
    マーク6の回転軌跡の巾内にセンサー7が対向す
    るように軸方向に位置決めされ、 制御手段13は、センサー7がレジスターマー
    ク6に対向したときのマーク検出信号により回転
    駆動手段8,11による版胴3の回転を自動停止
    させると共に、センサー7がレジスターマーク6
    の一端6aから版胴軸方向Xに外れてマーク検出
    信号がなくなつたときに軸方向駆動手段9,12
    による版胴3の軸方向移動を自動停止させるもの
    である、 版胴の軸方向見当合わせ装置。
JP1985146479U 1985-09-25 1985-09-25 Expired - Lifetime JPH0539890Y2 (ja)

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JP1985146479U JPH0539890Y2 (ja) 1985-09-25 1985-09-25

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JP1985146479U JPH0539890Y2 (ja) 1985-09-25 1985-09-25

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JPS6255445U JPS6255445U (ja) 1987-04-06
JPH0539890Y2 true JPH0539890Y2 (ja) 1993-10-08

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ID=31058982

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Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5862054A (ja) * 1981-09-16 1983-04-13 エム・ア−・エヌ−ロ−ラント・ドルツクマシ−ネン・アクチエンゲゼルシヤフト 印刷機の調整時間短縮装置

Patent Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5862054A (ja) * 1981-09-16 1983-04-13 エム・ア−・エヌ−ロ−ラント・ドルツクマシ−ネン・アクチエンゲゼルシヤフト 印刷機の調整時間短縮装置

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JPS6255445U (ja) 1987-04-06

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