JP3056165B2 - エンコーダのデータバックアップ方法 - Google Patents
エンコーダのデータバックアップ方法Info
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- JP3056165B2 JP3056165B2 JP10211149A JP21114998A JP3056165B2 JP 3056165 B2 JP3056165 B2 JP 3056165B2 JP 10211149 A JP10211149 A JP 10211149A JP 21114998 A JP21114998 A JP 21114998A JP 3056165 B2 JP3056165 B2 JP 3056165B2
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- Transmission And Conversion Of Sensor Element Output (AREA)
- Power Sources (AREA)
- Techniques For Improving Reliability Of Storages (AREA)
- Analogue/Digital Conversion (AREA)
Description
【０００１】
【発明の属する技術分野】本発明は、エンコーダのデー
タバックアップ方法に関し、特に、電池交換直前にエン
コーダデータを電気的に書き換え自在なＲＯＭに保持さ
せた後に電池の交換を行うことにより、電池にコンデン
サを接続して用いないで済むようにするための新規な改
良に関する。
タバックアップ方法に関し、特に、電池交換直前にエン
コーダデータを電気的に書き換え自在なＲＯＭに保持さ
せた後に電池の交換を行うことにより、電池にコンデン
サを接続して用いないで済むようにするための新規な改
良に関する。
【０００２】
【従来の技術】従来、用いられていたこの種のエンコー
ダのデータバックアップ方法及びエンコーダ電源回路と
しては、図３及び図４で示される構成が採用されてい
た。すなわち、図３に示すエンコーダ電源回路の場合、
エンコーダ内部回路１には第１ダイオードＤ１を介して
主電源２が接続され、このエンコーダ内部回路１には第
２ダイオードＤ２を介してバックアップ電源である電池
３が接続されている。さらに、このエンコーダ内部回路
１にはバックアップ電源としての大容量のコンデンサＣ
が直接接続されている。従って、主電源２が停電等の断
状態時には、電池３からの電源がエンコーダ内部回路１
へ供給され、電池３が切れた場合又は電池交換時にはコ
ンデンサＣからの電源がエンコーダ内部回路１へ供給さ
れて電源バックアップが行われる。
ダのデータバックアップ方法及びエンコーダ電源回路と
しては、図３及び図４で示される構成が採用されてい
た。すなわち、図３に示すエンコーダ電源回路の場合、
エンコーダ内部回路１には第１ダイオードＤ１を介して
主電源２が接続され、このエンコーダ内部回路１には第
２ダイオードＤ２を介してバックアップ電源である電池
３が接続されている。さらに、このエンコーダ内部回路
１にはバックアップ電源としての大容量のコンデンサＣ
が直接接続されている。従って、主電源２が停電等の断
状態時には、電池３からの電源がエンコーダ内部回路１
へ供給され、電池３が切れた場合又は電池交換時にはコ
ンデンサＣからの電源がエンコーダ内部回路１へ供給さ
れて電源バックアップが行われる。
【０００３】また、図４のように、電池３の電圧レベル
が予め設定した基準値よりも低下し電池交換アラーム発
生（第１ステップ１００）となると、エンコーダのエン
コーダ軸停止（第２ステップ１０１）となり、主電源オ
フ（第３ステップ１０２）の状態で電池交換（第４ステ
ップ１０３）となる。この電池交換においては、バック
アップ電源はコンデンサＣに充電された電荷により行わ
れ、データ保持が行われる。
が予め設定した基準値よりも低下し電池交換アラーム発
生（第１ステップ１００）となると、エンコーダのエン
コーダ軸停止（第２ステップ１０１）となり、主電源オ
フ（第３ステップ１０２）の状態で電池交換（第４ステ
ップ１０３）となる。この電池交換においては、バック
アップ電源はコンデンサＣに充電された電荷により行わ
れ、データ保持が行われる。
【０００４】
【発明が解決しようとする課題】従来のエンコーダのデ
ータバックアップ方法は、以上のように構成されていた
ため、次のような課題が存在していた。すなわち、電池
交換時のバックアップ電源としては、大容量のコンデン
サを用いているため、このコンデンサの劣化が進んでい
ない状態の時は問題はないが、この劣化が進むと電池交
換にかかる時間中、データの保持を行うための電荷を蓄
えられなくなると言う課題が存在していた。
ータバックアップ方法は、以上のように構成されていた
ため、次のような課題が存在していた。すなわち、電池
交換時のバックアップ電源としては、大容量のコンデン
サを用いているため、このコンデンサの劣化が進んでい
ない状態の時は問題はないが、この劣化が進むと電池交
換にかかる時間中、データの保持を行うための電荷を蓄
えられなくなると言う課題が存在していた。
【０００５】本発明は、以上のような課題を解決するた
めになされたもので、特に、電池交換直前にエンコーダ
データを電気的に書き換え自在なＲＯＭに保持させた後
に電池の交換を行うことにより、電池にコンデンサを接
続して用いないで済むようにしたエンコーダのデータバ
ックアップ方法を提供することを目的とする。
めになされたもので、特に、電池交換直前にエンコーダ
データを電気的に書き換え自在なＲＯＭに保持させた後
に電池の交換を行うことにより、電池にコンデンサを接
続して用いないで済むようにしたエンコーダのデータバ
ックアップ方法を提供することを目的とする。
【０００６】
【課題を解決するための手段】本発明によるエンコーダ
のデータバックアップ方法は、エンコーダ回路に接続さ
れた主電源及び電池とを有し、前記主電源が断状態時に
前記電池により前記エンコーダ回路のバックアップを行
うエンコーダにおいて、前記エンコーダ回路のエンコー
ダデータを保持し電気的に書き換え自在なＲＯＭを用
い、前記電池の交換を示す電池交換アラームが発生して
エンコーダ軸停止後、外部から指令を与えて前記ＲＯＭ
に前記エンコーダデータを保持させ、前記電池の交換を
行うと共に、前記バックアップのためのコンデンサを用
いない方法である。
のデータバックアップ方法は、エンコーダ回路に接続さ
れた主電源及び電池とを有し、前記主電源が断状態時に
前記電池により前記エンコーダ回路のバックアップを行
うエンコーダにおいて、前記エンコーダ回路のエンコー
ダデータを保持し電気的に書き換え自在なＲＯＭを用
い、前記電池の交換を示す電池交換アラームが発生して
エンコーダ軸停止後、外部から指令を与えて前記ＲＯＭ
に前記エンコーダデータを保持させ、前記電池の交換を
行うと共に、前記バックアップのためのコンデンサを用
いない方法である。
【０００７】
【発明の実施の形態】以下、図面と共に本発明によるエ
ンコーダのデータバックアップ方法の好適な実施の形態
について説明する。なお、従来例と同一又は同等部分に
ついては同一符号を付して説明する。まず、図２のエン
コーダ電源回路の場合、エンコーダ内部回路１には第１
ダイオードＤ１を介して主電源２が接続され、このエン
コーダ内部回路１には第２ダイオードＤ２を介して電池
３が接続されている。また、前記エンコーダ内部回路１
内には図１で示すように周知の電気的に書き換え可能な
ＲＯＭ１Ａが設けられ、エンコーダデータ及びモータの
データ等の保持を行うことができるように構成されてい
る。従って、図３の従来構成に比べると、大容量形のコ
ンデンサを有していないことが大きく異なる構成であ
る。
ンコーダのデータバックアップ方法の好適な実施の形態
について説明する。なお、従来例と同一又は同等部分に
ついては同一符号を付して説明する。まず、図２のエン
コーダ電源回路の場合、エンコーダ内部回路１には第１
ダイオードＤ１を介して主電源２が接続され、このエン
コーダ内部回路１には第２ダイオードＤ２を介して電池
３が接続されている。また、前記エンコーダ内部回路１
内には図１で示すように周知の電気的に書き換え可能な
ＲＯＭ１Ａが設けられ、エンコーダデータ及びモータの
データ等の保持を行うことができるように構成されてい
る。従って、図３の従来構成に比べると、大容量形のコ
ンデンサを有していないことが大きく異なる構成であ
る。
【０００８】次に、図１のフローに従って電池交換を行
う場合について説明する。まず、電池３の電圧レベルが
予め設定した基準値よりも低下し電池交換アラーム発生
（第１ステップ１００）となると、エンコーダのエンコ
ーダ軸停止（第２ステップ１０１）となり、その後、外
部からの指令により前記ＲＯＭ１Ａにそれまでのエンコ
ーダデータを記憶させて保持（第２Ａステップ１０１
Ａ）となる。次に、主電源２がオフ（第３ステップ１０
２）の状態で電池３の交換（第４ステップ１０３）とな
る。この電池交換においては、エンコーダデータは既に
ＲＯＭ１Ａ内に保持されているため、電池交換に時間が
かかったとしてもデータの消失等は発生することがな
い。なお、電池交換時期は、電圧レベル検出に限ること
なく、タイマによりカウントして時間計測にて検出する
ことも可能である。
う場合について説明する。まず、電池３の電圧レベルが
予め設定した基準値よりも低下し電池交換アラーム発生
（第１ステップ１００）となると、エンコーダのエンコ
ーダ軸停止（第２ステップ１０１）となり、その後、外
部からの指令により前記ＲＯＭ１Ａにそれまでのエンコ
ーダデータを記憶させて保持（第２Ａステップ１０１
Ａ）となる。次に、主電源２がオフ（第３ステップ１０
２）の状態で電池３の交換（第４ステップ１０３）とな
る。この電池交換においては、エンコーダデータは既に
ＲＯＭ１Ａ内に保持されているため、電池交換に時間が
かかったとしてもデータの消失等は発生することがな
い。なお、電池交換時期は、電圧レベル検出に限ること
なく、タイマによりカウントして時間計測にて検出する
ことも可能である。
【０００９】
【発明の効果】本発明によるエンコーダのデータバック
アップ方法は、以上のように構成されているため、次の
ような効果を得ることができる。すなわち、電池交換ア
ラームが発生してエンコーダ軸停止後に外部指令により
エンコーダデータをＲＯＭに記憶させるため、電池交換
に時間がかかる場合でもデータが消えてなくなることが
なく、エンコーダの信頼性を向上できる。また、従来の
ようにコンデンサを用いないため、コンデンサが劣化し
てバックアップできないような事態も避けることができ
る。
アップ方法は、以上のように構成されているため、次の
ような効果を得ることができる。すなわち、電池交換ア
ラームが発生してエンコーダ軸停止後に外部指令により
エンコーダデータをＲＯＭに記憶させるため、電池交換
に時間がかかる場合でもデータが消えてなくなることが
なく、エンコーダの信頼性を向上できる。また、従来の
ようにコンデンサを用いないため、コンデンサが劣化し
てバックアップできないような事態も避けることができ
る。
【図１】 本発明によるエンコーダのデータバックアッ
プ方法を示すフロー図である。
プ方法を示すフロー図である。
【図２】 本発明によるエンコーダ電源回路を示す回路
図である。
図である。
【図３】 従来のエンコーダ電源回路を示す回路図であ
る。
る。
【図４】 従来のエンコーダのデータバックアップ方法
を示すフロー図である。
を示すフロー図である。
１ エンコーダ回路、２ 電源、３ 電池、１Ａ ＲＯ
Ｍ、Ｃ コンデンサ。
Ｍ、Ｃ コンデンサ。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 田村 健一 長野県飯田市大休1879番地 多摩川精機 株式会社内 (56)参考文献 特開 平７−294208（ＪＰ，Ａ) (58)調査した分野(Int.Cl.7，ＤＢ名) G06F 1/30 G01D 5/245 G06F 12/16
Claims (1)
- 【請求項１】 エンコーダ回路(1)に接続された主電源
(2)及び電池(3)とを有し、前記主電源(2)が断状態時に
前記電池(3)により前記エンコーダ回路(1)のバックアッ
プを行うエンコーダにおいて、前記エンコーダ回路(1)
のエンコーダデータを保持し電気的に書き換え自在なＲ
ＯＭ(1A)を用い、前記電池(3)の交換を示す電池交換ア
ラームが発生してエンコーダ軸停止後、外部から指令を
与えて前記ＲＯＭ(1A)に前記エンコーダデータを保持さ
せ、前記電池(3)の交換を行うと共に、前記バックアッ
プのためのコンデンサを用いないことを特徴とするエン
コーダのデータバックアップ方法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP10211149A JP3056165B2 (ja) | 1998-07-27 | 1998-07-27 | エンコーダのデータバックアップ方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP10211149A JP3056165B2 (ja) | 1998-07-27 | 1998-07-27 | エンコーダのデータバックアップ方法 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JP2000047762A JP2000047762A (ja) | 2000-02-18 |
| JP3056165B2 true JP3056165B2 (ja) | 2000-06-26 |
Family
ID=16601200
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP10211149A Expired - Fee Related JP3056165B2 (ja) | 1998-07-27 | 1998-07-27 | エンコーダのデータバックアップ方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP3056165B2 (ja) |
Family Cites Families (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| DE4413281C2 (de) * | 1994-04-16 | 1996-02-22 | Walter Dr Mehnert | Stellungsgeber mit Datenauswerteschaltung |
-
1998
- 1998-07-27 JP JP10211149A patent/JP3056165B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JP2000047762A (ja) | 2000-02-18 |
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