JP3055997U - 飲み物用持続保温装置 - Google Patents
飲み物用持続保温装置Info
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- JP3055997U JP3055997U JP1998002976U JP297698U JP3055997U JP 3055997 U JP3055997 U JP 3055997U JP 1998002976 U JP1998002976 U JP 1998002976U JP 297698 U JP297698 U JP 297698U JP 3055997 U JP3055997 U JP 3055997U
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- JP
- Japan
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- candle
- combustion table
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Abstract
(57)【要約】
【課題】飲み物を持続保温するとき、水蒸気の蒸発の量
を少なくし、使用範囲を広くするために、燃料を蝋燭に
する事を目的とする。また、使用方法を簡単にし、外観
的にも優れたものを得る。 【解決手段】料貯蔵用容器の口縁部に、蓋部の口縁部
の、内側に湾曲した部分が入るため、容器内の飲み物の
水蒸気が、再び液体に戻るため飲み物が濃くならない。
燃料を蝋燭にすることで、使用範囲を広くする。加熱用
燃焼台は、蝋燭に点火した際、どの位置からでも炎が見
えるように、炎を図案化した、空気穴兼、覗き穴を有す
る形状のため、外観的にも優れたものである。
を少なくし、使用範囲を広くするために、燃料を蝋燭に
する事を目的とする。また、使用方法を簡単にし、外観
的にも優れたものを得る。 【解決手段】料貯蔵用容器の口縁部に、蓋部の口縁部
の、内側に湾曲した部分が入るため、容器内の飲み物の
水蒸気が、再び液体に戻るため飲み物が濃くならない。
燃料を蝋燭にすることで、使用範囲を広くする。加熱用
燃焼台は、蝋燭に点火した際、どの位置からでも炎が見
えるように、炎を図案化した、空気穴兼、覗き穴を有す
る形状のため、外観的にも優れたものである。
Description
【0001】
本考案は、蝋燭を燃料とし、飲み物を持続保温するものであり詳しくは飲み物 用持続保温装置に関するものである。
【0002】
従来、この種の持続保温装置としては、例がなく、電気式のコーヒー沸かし器 が知られているが、本考案は飲み物を作る装置ではなく、保温する為の考案であ る。
【0003】
従来の技術で述べたものにおいては、長時間の加熱の際に容器内の飲み物が、 水蒸気となり蒸発する為、飲み物の濃度が濃くなってしまう問題点を有していた 。
【0004】 また、電気式の為、電線が必要不可欠なため持ち運びに限界があるという問題 点を有していた。
【0005】 本考案は、従来の技術の有するこのような問題点に鑑みてなされたものであり その目的とするところは、簡単な操作手順により飲み物を長時間保温させ、尚か つ卓上用として、加熱用燃焼台内底面部に蝋燭(市販の物を使う)を置いてどこ でも使用出来、外観的にも優れたものを提供しようとするものである。
【0006】
上記目的を達成するために本考案における飲み物用持続保温装置は、略円形の 筒状であって、加熱用燃焼台と料貯蔵用容器に分かれ、料貯蔵用容器は取っ手部 と注ぎ口部が取りつけてあり、料貯蔵用容器の口縁部の内側に蓋部の口縁部が入 り込み装着し、加熱用燃焼台と料貯蔵用容器及び蓋部から構成される。そして、 加熱用燃焼台内底面部に蝋燭(市販の物を使う)を置いて使用するものである。
【0007】 飲み物用持続保温装置の蓋部の口縁部を内側に湾曲した形状とし、使用中に発 生した水蒸気を再び液体にして、外にこぼさず容器の中に戻すための形状になっ ている。
【0008】 また、飲み物用持続保温装置は加熱用燃焼台に、料貯蔵用容器を乗せて使用す る。燃料は蝋燭のため室内の卓上用として水平な所であれば、広い範囲で使用す る事が出来る。
【0009】 蝋燭は、多種の市販のものを使用でき、長時間燃焼用のものを連続で使用でき る。
【0010】
考案の実施の形状について図面を参照して説明する。 図6〜図11において、加熱用燃焼台は、陶磁器を用い、厚み3mm〜5mm 程度の肉厚を有する円筒状に形成されている。正面には、蝋燭の出し入れ口が開 いており、背面から左側面にかけて、4ケ所右上がりに並んで、空気穴兼、覗き 穴が設けてあり、背面から右側面にかけて4ケ所左下がりに並んで空気穴兼、覗 き穴が設けてある。外観的にも優れたものを提供するために、空気穴兼、覗き穴 は、炎を図案化したものを有する形状になっている。
【0011】 図12〜図17において、料貯蔵用容器は陶磁器を用い、厚み3mm〜5mm 程度の肉厚を有する円筒状に形成されている。取っ手部(2)は、6mm程度の 肉厚を有する。
【0012】 図18〜図23において、蓋部は陶磁器を用い、厚み3mm程度の肉厚を有す る。 そして、蒸気を放出する直径2mm程度の穴を有する形状で形成されている。
【0013】 図24〜図27において、蝋燭は、一般的に市販されているものである。
【0014】
本考案は、上記の通り構成されているので、次に記載する効果を奏する。
【0015】 請求項1の飲み物用持続保温装置においては、加熱用燃焼台と、料貯蔵用容器 及び、蓋部に分かれる構造で、簡単な作業により飲み物を持続保温でき、組み合 わせた時も、外観的に優れている。
【0016】 請求項2の加熱用燃焼台においては、外観的にも優れており、蝋燭の炎も円滑 に燃える空気穴兼、覗き穴があるため、蝋燭も円滑に燃焼し、炎もどの方向から も見る事ができ、使用し易く、外観的にも優れている。
【0017】 請求項3の蓋部においては、水蒸気が再び水滴となり、容器内に戻るので、飲 み物が濃くならない。
【図1】加熱用燃焼台に料貯蔵用容器を装着して蝋燭を
中に置いたA・Aの組立断面図である。
中に置いたA・Aの組立断面図である。
【図2】加熱用燃焼台に料貯蔵用容器を装着して蝋燭を
中に置いた組立正面図である。
中に置いた組立正面図である。
【図3】加熱用燃焼台に料貯蔵用容器を装着して蝋燭を
中に置いた組立背面図である。
中に置いた組立背面図である。
【図4】加熱用燃焼台に料貯蔵用容器を装着して蝋燭を
中に置いた組立右側面図である。
中に置いた組立右側面図である。
【図5】加熱用燃焼台に料貯蔵用容器を装着して蝋燭を
中に置いた組立左側面図である。
中に置いた組立左側面図である。
【図6】加熱用燃焼台の正面図である。
【図7】加熱用燃焼台の背面図である。
【図8】加熱用燃焼台の右側面図である。
【図9】加熱用燃焼台の左側面図である。
【図10】加熱用燃焼台の平面図である。
【図11】加熱用燃焼台の底面図である。
【図12】料貯蔵用容器の正面図である。
【図13】料貯蔵用容器の背面図である。
【図14】料貯蔵用容器の右側面図である。
【図15】料貯蔵用容器の左側面図である。
【図16】料貯蔵用容器の平面図である。
【図17】料貯蔵用容器の底面図である。
【図18】蓋部の正面図である。
【図19】蓋部の背面図である。
【図20】蓋部の左側面図である。
【図21】蓋部の右側面図である。
【図22】蓋部の平面図である。
【図23】蓋部の底面図である。
【図24】蝋燭及び容器の断面図である。
【図25】蝋燭及び容器の正面図である。
【図26】蝋燭及び容器の平面図である。
【図27】蝋燭及び容器の底面図である。
【図28】従来の電気式コーヒー沸かし器の斜視図であ
る。
る。
A 加熱用燃焼台 B 料貯蔵用容器 C 蓋部 D 蝋燭 1 注ぎ口部 2 取っ手部 3 容器口縁部 4 蓋口縁部 5 口縁部接点 6 蝋燭出し入れ口 7,8,9,10,11,12,13,14 空気穴
兼、覗き穴 15 加熱用燃焼台内底面部
兼、覗き穴 15 加熱用燃焼台内底面部
─────────────────────────────────────────────────────
【手続補正書】
【提出日】平成10年8月3日
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】実用新案登録請求の範囲
【補正方法】変更
【補正内容】
【実用新案登録請求の範囲】
Claims (3)
- 【請求項1】略円形の筒状であって、加熱用燃焼台
(A)と料貯蔵用容器(B)とに分かれ、料貯蔵用容器
(B)は取っ手部(2)と、注ぎ口部(1)を有する形
状であり、料貯蔵用容器(B)の容器口縁部(3)の内
側に蓋部(C)の蓋口縁部(4)の外側が入り込み、口
縁部接点(5)で止まり装着する。加熱用燃焼台(A)
と、料貯蔵用容器(B)及び蓋部(C)から構成され
る。そして加熱用燃焼台内底面部(15)に蝋燭(D)
(市販の物を使う)を装着して使用する組み物の、飲み
物用持続保温装置。 - 【請求項2】加熱用燃焼台(A)は加熱用燃焼台内底面
部(15)に蝋燭を装着する。蝋燭(D)を出し入れす
るための、蝋燭出し入れ口(6)及び蝋燭(D)を円滑
に燃焼させるため、どの方向から燃焼する炎を見ても、
燃焼中か消火中か確認が容易な、空気穴兼、覗き穴
(7,8,9,10,11,12,13,14)を有す
る請求項1記載の、加熱用燃焼台。 - 【請求項3】料貯蔵用容器(B)内に飲み物を入れ加熱
保温する際に発生する水蒸気を再び液体にして、外にこ
ぼさず料貯蔵用容器(B)内に戻す為の構造をもつ蓋部
(C)からなる請求項1記載の、料貯蔵用容器。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1998002976U JP3055997U (ja) | 1998-03-26 | 1998-03-26 | 飲み物用持続保温装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1998002976U JP3055997U (ja) | 1998-03-26 | 1998-03-26 | 飲み物用持続保温装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP3055997U true JP3055997U (ja) | 1999-02-02 |
Family
ID=43189986
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1998002976U Expired - Lifetime JP3055997U (ja) | 1998-03-26 | 1998-03-26 | 飲み物用持続保温装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3055997U (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2008101048A (ja) * | 2006-10-17 | 2008-05-01 | Marukanou Murata:Kk | 非常用のろうそく |
KR101456254B1 (ko) * | 2013-07-03 | 2014-11-03 | 이택 | 가열전도판이 구비된 차보온용 가열기구 |
-
1998
- 1998-03-26 JP JP1998002976U patent/JP3055997U/ja not_active Expired - Lifetime
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2008101048A (ja) * | 2006-10-17 | 2008-05-01 | Marukanou Murata:Kk | 非常用のろうそく |
KR101456254B1 (ko) * | 2013-07-03 | 2014-11-03 | 이택 | 가열전도판이 구비된 차보온용 가열기구 |
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