JPH11264516A - ガスバーナ - Google Patents
ガスバーナInfo
- Publication number
- JPH11264516A JPH11264516A JP10090764A JP9076498A JPH11264516A JP H11264516 A JPH11264516 A JP H11264516A JP 10090764 A JP10090764 A JP 10090764A JP 9076498 A JP9076498 A JP 9076498A JP H11264516 A JPH11264516 A JP H11264516A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- burner
- row
- flame
- flame holes
- circumference
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Withdrawn
Links
Classifications
-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F23—COMBUSTION APPARATUS; COMBUSTION PROCESSES
- F23D—BURNERS
- F23D2900/00—Special features of, or arrangements for burners using fluid fuels or solid fuels suspended in a carrier gas
- F23D2900/14—Special features of gas burners
- F23D2900/14064—Burner heads of non circular shape
Landscapes
- Gas Burners (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 外向き炎バーナの長所を生かしつつ、その熱
効率を向上する。 【解決手段】 上面に開口した容器状バーナ本体１に被
着されるバーナトップ２の炎孔列３を、正三角形あるい
は星形の輪郭に沿って配設した。
効率を向上する。 【解決手段】 上面に開口した容器状バーナ本体１に被
着されるバーナトップ２の炎孔列３を、正三角形あるい
は星形の輪郭に沿って配設した。
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本発明は、ガスレンジ等に用いる
ガスバーナに関するものである。
ガスバーナに関するものである。
【０００２】
【従来の技術】従来より家庭用や業務用のレンジ用バー
ナとして、外向き炎（あるいは斜め上外向き炎）バーナ
が広く使用されているが、近年熱効率の向上や低ＮＯｘ
化等の要請から内向き炎バーナが開発され、レストラン
等では用途に応じて使い分けられている。外向き炎バー
ナは比較的鍋底を均等に熱するので、煮込み等には適し
ているが、熱効率が悪いという欠点があり、一方内向き
炎バーナは炎が中央に集中する上に、周囲への熱輻射が
低減されるので、熱効率がきわめて高く、また周囲から
の過剰な二次空気が適度に遮断されるために、ＮＯｘ発
生率も低いという特長がある反面、鍋の中心部が焦げ付
き易いという欠点がある。
ナとして、外向き炎（あるいは斜め上外向き炎）バーナ
が広く使用されているが、近年熱効率の向上や低ＮＯｘ
化等の要請から内向き炎バーナが開発され、レストラン
等では用途に応じて使い分けられている。外向き炎バー
ナは比較的鍋底を均等に熱するので、煮込み等には適し
ているが、熱効率が悪いという欠点があり、一方内向き
炎バーナは炎が中央に集中する上に、周囲への熱輻射が
低減されるので、熱効率がきわめて高く、また周囲から
の過剰な二次空気が適度に遮断されるために、ＮＯｘ発
生率も低いという特長がある反面、鍋の中心部が焦げ付
き易いという欠点がある。
【０００３】
【発明が解決しようとする課題】そこで外向き炎バーナ
あるいは斜め上外向き炎バーナの外径を小さくして、火
炎ができるだけ鍋の中央に近い部分に当たるようにすれ
ば、理想的なバーナが得られる筈であるが、実際にはバ
ーナの口径が小さくなると炎孔の総数が少なくなって、
燃焼量が減少してしまうことになる。本発明は上述の問
題点を解消し、上記両バーナの長所を兼ね備えて、高効
率でしかも温度分布も比較的均一なこの種のガスバーナ
の構造を提供することを目的とするものである。
あるいは斜め上外向き炎バーナの外径を小さくして、火
炎ができるだけ鍋の中央に近い部分に当たるようにすれ
ば、理想的なバーナが得られる筈であるが、実際にはバ
ーナの口径が小さくなると炎孔の総数が少なくなって、
燃焼量が減少してしまうことになる。本発明は上述の問
題点を解消し、上記両バーナの長所を兼ね備えて、高効
率でしかも温度分布も比較的均一なこの種のガスバーナ
の構造を提供することを目的とするものである。
【０００４】
【課題を解決するための手段】本発明によるガスバーナ
は、図１〜２に示すように、上面に開口した容器状バー
ナ本体１に被着されるバーナトップ２の炎孔列を、正三
角形の辺に沿って、あるいはＹ字形，Ｘ字形等の星形の
輪郭に沿って配設したものである。この構成によれば、
外向き炎バーナでありながら、三角形の各辺の中点付近
や星形の交差部付近のように、バーナの中心に近い部分
にも炎孔３が形成されるために、それだけ熱効率を高め
ることができる。
は、図１〜２に示すように、上面に開口した容器状バー
ナ本体１に被着されるバーナトップ２の炎孔列を、正三
角形の辺に沿って、あるいはＹ字形，Ｘ字形等の星形の
輪郭に沿って配設したものである。この構成によれば、
外向き炎バーナでありながら、三角形の各辺の中点付近
や星形の交差部付近のように、バーナの中心に近い部分
にも炎孔３が形成されるために、それだけ熱効率を高め
ることができる。
【０００５】
【発明の実施の形態】図１〜２は本発明の一実施例を示
したもので、上面が開口した円筒容器状バーナ本体１の
開口部に、正三角形のバーナトップ２が被設されてお
り、このバーナトップ２の周縁部の下面に列設された鋸
歯状突起４によって、炎孔列３が構成されている。なお
バーナ本体１の開口部の内周面は上方に開いた傾斜面５
となっており、この傾斜面５に密着するように、上記鋸
歯状突起４の下端面が斜めにカットされており、この構
成によって、バーナトップ２を着脱する際に、本体１の
開口部に容易に嵌合装着することができる。
したもので、上面が開口した円筒容器状バーナ本体１の
開口部に、正三角形のバーナトップ２が被設されてお
り、このバーナトップ２の周縁部の下面に列設された鋸
歯状突起４によって、炎孔列３が構成されている。なお
バーナ本体１の開口部の内周面は上方に開いた傾斜面５
となっており、この傾斜面５に密着するように、上記鋸
歯状突起４の下端面が斜めにカットされており、この構
成によって、バーナトップ２を着脱する際に、本体１の
開口部に容易に嵌合装着することができる。
【０００６】図３〜４は他の実施例を示したもので、バ
ーナ本体１の上面にＸ字形の輪郭を有する開口部が形成
され、この開口部に同形状のバーナトップ２が被着され
ており、このバーナトップ２の周縁部に炎孔３が列設さ
れたものである。この場合にも、Ｘ字形の開口の内周面
は上方に開いた傾斜面５となっており、この傾斜面５に
密着するように、バーナトップ２の鋸歯状突起４の下端
が斜めにカットされている。
ーナ本体１の上面にＸ字形の輪郭を有する開口部が形成
され、この開口部に同形状のバーナトップ２が被着され
ており、このバーナトップ２の周縁部に炎孔３が列設さ
れたものである。この場合にも、Ｘ字形の開口の内周面
は上方に開いた傾斜面５となっており、この傾斜面５に
密着するように、バーナトップ２の鋸歯状突起４の下端
が斜めにカットされている。
【０００７】
【発明の効果】いずれの実施例においても、同じ炎孔列
３を円周上に配列したものと比較すると、平均して炎孔
３がその円周よりも内側に位置しており、それだけ火炎
が鍋底に接触する実効面積が大きくなって、熱効率が向
上することになる。実測によれば、従来の同一燃焼量の
リング状バーナ（熱効率４７％）に比し、図１の実施例
では熱効率が５０％、図３の実施例では５２％となっ
て、熱効率が３〜５％向上し、またＮＯｘ発生率におい
ても若干の改善が見られた。
３を円周上に配列したものと比較すると、平均して炎孔
３がその円周よりも内側に位置しており、それだけ火炎
が鍋底に接触する実効面積が大きくなって、熱効率が向
上することになる。実測によれば、従来の同一燃焼量の
リング状バーナ（熱効率４７％）に比し、図１の実施例
では熱効率が５０％、図３の実施例では５２％となっ
て、熱効率が３〜５％向上し、またＮＯｘ発生率におい
ても若干の改善が見られた。
【図１】本発明の一実施例を示す斜視図。
【図２】同上の要部断面図。
【図３】本発明の他の実施例を示す斜視図。
【図４】同上の要部断面図。
１ バーナ本体 ２ バーナトップ ３ 炎孔 ４ 鋸歯状突起 ５ 傾斜面
Claims (2)
- 【請求項１】 上面に開口した容器状バーナ本体に被着
されるバーナトップの炎孔列を、正三角形の辺に沿って
配設して成るガスバーナ。 - 【請求項２】 上面に開口した容器状バーナ本体に被着
されるバーナトップの炎孔列を、星形の輪郭に沿って配
設して成るガスバーナ。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP10090764A JPH11264516A (ja) | 1998-03-18 | 1998-03-18 | ガスバーナ |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP10090764A JPH11264516A (ja) | 1998-03-18 | 1998-03-18 | ガスバーナ |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH11264516A true JPH11264516A (ja) | 1999-09-28 |
Family
ID=14007682
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP10090764A Withdrawn JPH11264516A (ja) | 1998-03-18 | 1998-03-18 | ガスバーナ |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH11264516A (ja) |
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US7322820B2 (en) * | 2001-11-08 | 2008-01-29 | Bsh Home Appliances Corporation | Controlled flame gas burner |
| US7628609B2 (en) | 2006-12-29 | 2009-12-08 | Electrolux Home Products, Inc. | Hub and spoke burner with flame stability |
| US9086221B2 (en) | 2011-10-14 | 2015-07-21 | Mabe, S.A. De C.V. | Delta burner |
-
1998
- 1998-03-18 JP JP10090764A patent/JPH11264516A/ja not_active Withdrawn
Cited By (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US7322820B2 (en) * | 2001-11-08 | 2008-01-29 | Bsh Home Appliances Corporation | Controlled flame gas burner |
| US7628609B2 (en) | 2006-12-29 | 2009-12-08 | Electrolux Home Products, Inc. | Hub and spoke burner with flame stability |
| US7871264B2 (en) | 2006-12-29 | 2011-01-18 | Electrolux Home Products, Inc. | Hub and spoke burner port configuration |
| US9086221B2 (en) | 2011-10-14 | 2015-07-21 | Mabe, S.A. De C.V. | Delta burner |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| A300 | Withdrawal of application because of no request for examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300 Effective date: 20050607 |