JPH063290Y2 - ガスこんろ - Google Patents
ガスこんろInfo
- Publication number
- JPH063290Y2 JPH063290Y2 JP16829088U JP16829088U JPH063290Y2 JP H063290 Y2 JPH063290 Y2 JP H063290Y2 JP 16829088 U JP16829088 U JP 16829088U JP 16829088 U JP16829088 U JP 16829088U JP H063290 Y2 JPH063290 Y2 JP H063290Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- gotoku
- top plate
- annular burner
- flame
- standing wall
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
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- Gas Burners (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】 （産業上の利用分野） 本考案はガスこんろに関する。
（従来の技術） 従来のガスこんろとして、天板に形成した開口の下方に
内周面の周方向に多数の炎孔を列設した環状バーナを設
けると共に該開口の上方に鍋その他の調理容器を載置す
る五徳を設けるものは知られ（実開昭50-90878号公報参
照）、この場合、五徳の爪に対応する位置にある炎孔の
２〜３個を小炎孔に形成して、外周面の周方向に多数の
炎孔を列設した従来公知の環状バーナと同様に、炎孔か
らの炎が五徳の爪に接触することによる不具合即ち煤や
一酸化炭素の発生を防止することが考えられる。
内周面の周方向に多数の炎孔を列設した環状バーナを設
けると共に該開口の上方に鍋その他の調理容器を載置す
る五徳を設けるものは知られ（実開昭50-90878号公報参
照）、この場合、五徳の爪に対応する位置にある炎孔の
２〜３個を小炎孔に形成して、外周面の周方向に多数の
炎孔を列設した従来公知の環状バーナと同様に、炎孔か
らの炎が五徳の爪に接触することによる不具合即ち煤や
一酸化炭素の発生を防止することが考えられる。
（考案が解決しようとする課題） 外周面に炎孔を設ける従来公知の環状バーナによれば、
炎全体が広がる傾向にあるため、２〜３個の炎孔を小炎
孔にしただけでも、前記不具合を充分に解消することが
できるが、内周面に炎孔を設ける環状バーナによれば、
互いの炎孔の孔軸がガスの噴出方向先方で交わり、炎全
体がせばまる傾向にあるため、単に２〜３個の炎孔を小
炎孔にしたでけでは、前期不具合の充分な解消を期待し
得ない虞れがある。
炎全体が広がる傾向にあるため、２〜３個の炎孔を小炎
孔にしただけでも、前記不具合を充分に解消することが
できるが、内周面に炎孔を設ける環状バーナによれば、
互いの炎孔の孔軸がガスの噴出方向先方で交わり、炎全
体がせばまる傾向にあるため、単に２〜３個の炎孔を小
炎孔にしたでけでは、前期不具合の充分な解消を期待し
得ない虞れがある。
（課題を解決するための手段） 本考案は上記虞れをなくしたガスこんろを提供しようと
するものであって、天板に形成した開口の下方に内周面
の周方向に多数の炎孔を列設した環状バーナを設けると
共に該開口の上方に鍋その他の調理容器を載置する五徳
を設けるものにおいて、該環状バーナの上面に環状の立
壁を形成すると共に、該立壁の、上記五徳の爪の下方に
位置する部分に該立壁を切り欠いて隙間を設けたことを
特徴とする。
するものであって、天板に形成した開口の下方に内周面
の周方向に多数の炎孔を列設した環状バーナを設けると
共に該開口の上方に鍋その他の調理容器を載置する五徳
を設けるものにおいて、該環状バーナの上面に環状の立
壁を形成すると共に、該立壁の、上記五徳の爪の下方に
位置する部分に該立壁を切り欠いて隙間を設けたことを
特徴とする。
（作用） 本考案は上記構成によるものであって、これによれば、
外方から環状バーナの上面と天板の下面との間に沿って
流れ込む空気は、立壁間の隙間は流れ易いので、特に該
隙間のところで強い流れとなって内方に向かうことにな
り、この空気の流れにより五徳の爪に対応する位置にあ
る炎孔及びその両側の炎孔の炎が五徳の爪に行きにくく
される。
外方から環状バーナの上面と天板の下面との間に沿って
流れ込む空気は、立壁間の隙間は流れ易いので、特に該
隙間のところで強い流れとなって内方に向かうことにな
り、この空気の流れにより五徳の爪に対応する位置にあ
る炎孔及びその両側の炎孔の炎が五徳の爪に行きにくく
される。
（実施例） 次に本考案の実施例を図面に基づいて説明する。
第１図及び第２図において、１はガスこんろ本体、２は
該本体１にその天板３の開口３ｃに臨ませて設けた環状
バーナであり、該天板３はこの実施例では天板本体３ａ
といわゆる汁受皿と呼ばれる内天板３ｂとから成る。４
は前記天板３に載置させて設けた五徳を示す。
該本体１にその天板３の開口３ｃに臨ませて設けた環状
バーナであり、該天板３はこの実施例では天板本体３ａ
といわゆる汁受皿と呼ばれる内天板３ｂとから成る。４
は前記天板３に載置させて設けた五徳を示す。
前記環状バーナ２はその内周面の周方向に多数の炎孔２
ａを列設して成る。
ａを列設して成る。
前記五徳４は周方向に例えば９０度間隔の４本の爪４ａ
を備える。
を備える。
本考案はかかる構成において、該環状バーナ２の上面２
ｂに環状の立壁５を形成した。そして該立壁５の内、五
徳４の爪４ａの下方に位置する部分を切り欠いて隙間Ａ
を設け、環状バーナ２が燃焼しているとき、外方からそ
の上面と天板３の下面との間に沿って流れ込む空気を、
特に立壁５間の隙間Ａからその内方に向うようにし、こ
の空気の流れにより炎Ｂを五徳４の爪４ａに行きにくく
した。尚、五徳４の爪４ａに対応する炎孔２ａを小炎孔
とすればさらに効果的である。
ｂに環状の立壁５を形成した。そして該立壁５の内、五
徳４の爪４ａの下方に位置する部分を切り欠いて隙間Ａ
を設け、環状バーナ２が燃焼しているとき、外方からそ
の上面と天板３の下面との間に沿って流れ込む空気を、
特に立壁５間の隙間Ａからその内方に向うようにし、こ
の空気の流れにより炎Ｂを五徳４の爪４ａに行きにくく
した。尚、五徳４の爪４ａに対応する炎孔２ａを小炎孔
とすればさらに効果的である。
さらに、立壁５間の隙間Ａからその内方に向う空気の流
れを送風機（図示せず）により作り出せば、より効果的
である。
れを送風機（図示せず）により作り出せば、より効果的
である。
図中、６は下方の汁受皿、７は水切り部を示す。
尚、天板３を天板本体3aと内天板3bとで構成したが、汁
受皿と呼ばれる内天板3bは天板本体3aに一体に形成して
もよい。また、立壁５は環状バーナ２の上面のいずれか
の箇所に設けてもよいが、内周端に近づけて設けた方が
隙間Ａを通過した空気の流速が衰える前に炎Ｂに吹き付
けることができ、より効果的に炎Ｂを押えることができ
る。
受皿と呼ばれる内天板3bは天板本体3aに一体に形成して
もよい。また、立壁５は環状バーナ２の上面のいずれか
の箇所に設けてもよいが、内周端に近づけて設けた方が
隙間Ａを通過した空気の流速が衰える前に炎Ｂに吹き付
けることができ、より効果的に炎Ｂを押えることができ
る。
（考案の効果） このように本考案によるときは、外方から環状バーナの
上面と天板の下面との間に沿って流れ込む空気を、特に
上方に五徳の爪がある立壁間の隙間からその内方に向う
ようにしたので、この空気の流れにより炎をおさえて五
徳の爪に行かないようにすることができ、五徳の爪に炎
が接触して煤や一酸化炭素を発生するようなことを少な
くし得られる効果を有する。
上面と天板の下面との間に沿って流れ込む空気を、特に
上方に五徳の爪がある立壁間の隙間からその内方に向う
ようにしたので、この空気の流れにより炎をおさえて五
徳の爪に行かないようにすることができ、五徳の爪に炎
が接触して煤や一酸化炭素を発生するようなことを少な
くし得られる効果を有する。
第１図は本考案の実施の１例を示す截断側面図、第２図
はその要部を上方から見た説明図である。 ２…環状バーナ ４…五 徳 4a…爪 ５…立 壁
はその要部を上方から見た説明図である。 ２…環状バーナ ４…五 徳 4a…爪 ５…立 壁
Claims (1)
- 【請求項１】天板に形成した開口の下方に内周面の周方
向に多数の炎孔を列設した環状バーナを設けると共に該
開口の上方に鍋その他の調理容器を載置する五徳を設け
るものにおいて、該環状バーナの上面に環状の立壁を形
成すると共に、該立壁の、上記五徳の爪の下方に位置す
る部分に該立壁を切り欠いて隙間を設けたことを特徴と
するガスこんろ。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP16829088U JPH063290Y2 (ja) | 1988-12-28 | 1988-12-28 | ガスこんろ |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP16829088U JPH063290Y2 (ja) | 1988-12-28 | 1988-12-28 | ガスこんろ |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0289203U JPH0289203U (ja) | 1990-07-16 |
| JPH063290Y2 true JPH063290Y2 (ja) | 1994-01-26 |
Family
ID=31457341
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP16829088U Expired - Lifetime JPH063290Y2 (ja) | 1988-12-28 | 1988-12-28 | ガスこんろ |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH063290Y2 (ja) |
Families Citing this family (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| CN111351072B (zh) * | 2018-12-23 | 2022-05-17 | 宁波方太厨具有限公司 | 一种燃气灶以及应用有该燃气灶的橱柜 |
-
1988
- 1988-12-28 JP JP16829088U patent/JPH063290Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH0289203U (ja) | 1990-07-16 |
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