JPH0120569Y2 - - Google Patents

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JPH0120569Y2
JPH0120569Y2 JP4526883U JP4526883U JPH0120569Y2 JP H0120569 Y2 JPH0120569 Y2 JP H0120569Y2 JP 4526883 U JP4526883 U JP 4526883U JP 4526883 U JP4526883 U JP 4526883U JP H0120569 Y2 JPH0120569 Y2 JP H0120569Y2
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JP
Japan
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burner
spout
legs
liquid fuel
container
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JP4526883U
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JPS59151002U (ja
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  • Feeding And Controlling Fuel (AREA)
  • Cookers (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 本考案は、野外クツキング等においてアルコー
ル等を燃料として使用する液体燃料用こんろに関
する。
野外クツキング用の液体燃料使用こんろとして
は種々なものが提案され、市販されている(例実
開昭51−157367号)。野外用こんろとしては小型
強火力であると共に風に強いこと、携帯に便利な
ことが望まれる。強火力と云うことであれば、プ
ロパンガスボンベを用いるガスこんろ(実開昭56
−50905号)が優れているが大型になつて携帯に
は不便である。液体燃料を用いるこんろは上記実
開昭51−157367号でも見られるように小型である
が、一般にバーナが一個であるため火力は限定さ
れている。また風に強くするためには風よけフー
ドを用いねばならないが、これらのフードは上記
2例でも示されているように、こんろ自体だけで
なく、上に載せる鍋までも囲むようになつてい
て、フード自体大型で、こんろが小型であつて
も、折畳んだフードと合せた場合の荷物としての
かさばりが大きくなつて携帯上不便である。
液体燃料使用こんろの火力を強めるため、一つ
のこんろに複数のバーナを設けたものが本件出願
人によつて提案されたが(意匠登録第559918号)、
複数のバーナの火力が均等でなく、加熱むらが生
じ易いと云う難点があつた。
また従来の液体燃料用こんろは上例に見られる
ように燃料容器とバーナとが一体であり、任意適
当な容器をこんろ用燃料容器として利用すること
ができなかつた。
本考案はバーナの火力が強く炎にムラがなく、
風に強く、しかも携帯に便利で、口栓付きバーナ
部のみを口部径さえ合えば大小の出来あいの容器
の口部に挿入して用いることができる液体燃料用
こんろを得ることを目的とする。
本考案液体燃料用こんろは、吸上芯を収納した
金属管例えば銅管をα形に曲成して両脚端を液体
燃料中に挿入し、α形の頭部を自己の形成する炎
で加熱して吸上げた液体燃料を気化させ燃焼させ
る型のバーナを三個、α形の頭部が上から見て三
角形を呈するように配置して一個の口栓に取付
け、三個一組のバーナマツトとし、適宜の燃料タ
ンクの口に着脱自在に嵌着して用い得るようにし
たもので、三個のバーナが頭部が上から見て三角
形をなすように配置された点と、三個のバーナの
各一対6本の脚の周囲を底あきの筒体で囲んだ点
と、透孔を配設した帯状板よりなり、両端を互に
係脱自在に係止して筒形となし得るようにした五
徳兼用フードを添えた点に特徴を有し、強火力、
均一加熱、携帯の便、燃料容器の選択の自由等の
商品的価値を得るものである。
以下本考案の一実施例を図によつて詳述する。
第1図においてAは口栓付きバーナで、Bはバー
ナ脚部を囲う筒体、Cは五徳兼用フード、Dは壺
形の口付き容器である。前記口栓付きバーナAの
バーナ1は第2図、第3図に示すように、金属管
をα形に曲成して脚部3を平行に伸長し、α形の
交叉部上の輪状頭部2の内側にノズル小孔4,4
を透設し、脚部3内に液体燃料吸上芯5を収納し
たものである。6は輪状頭部2の下にある受皿
で、第2図に示すように金属板より曲成されて、
環状溝内側の筒状部7にシリコンゴム等より成る
耐熱性軟質性材料の口栓部8の上部が嵌着されて
いる。9は前記口栓部8の下端面に当接してバー
ナ脚3を固定する止め板で、第4図に示すよう
に、止め板部分と同一平面にあつて三方へ伸びる
舌片10と、前記筒体Bの上端内側に嵌入する3
つの曲げ起し縁11を舌片10間から下垂する。
12は筒体Bの上端に設けた内方突起14の嵌入
係止する小孔で、13はバーナ脚部3の嵌入する
透孔である。この透孔13のうち、とくに舌片1
0寄りの3つには3つのバーナの夫々片方の脚3
本が強制貫入せられる。透孔13に対応して受皿
6にも第2図に示すように透孔15が設けられ、
この透孔15から口栓部8へ3つのバーナ1の3
対6本の脚部3を挿通して、さらに前記止め板9
の透孔13に脚部3を嵌入する。この際、前記舌
片10寄りの3つの透孔13には脚部の3本が強
制嵌入されて、第5図に示すように口栓部8の裏
面で止め板9が脚部3に固定されるので、3つの
バーナ1、受皿6、口栓部8、並びに止め板9が
一体的になる。この場合、第6図に示すように、
バーナ1の頭部2は受皿6上において、上方から
見て、三角形に配列する。以上のように構成され
た口栓付きバーナAの正面形、左側面形はそれぞ
れ第1図、第7図に示されるごときもので、これ
にはさらに筒体Bが取付けられる。筒体Bは下端
が皿状に絞られて開放口16を有し、上端に曲げ
起し縁11を嵌入して突起14が小孔12に係止
することによつて、第2図、第8図に示すように
口栓部8の下部にバーナ脚部3群を囲んで固定さ
れる。前記五徳兼用フードCは第9図に示すよう
に、規則的に間を置いて弧状透孔17と長透孔1
8を設けた帯状板の両端部において、帯状板の長
手方向に対して直角に切溝19を互に反対側辺か
ら帯状板の中央へ屈くように入れて両端部に向き
の対向する長舌片20を形成したものから組立て
る。21は第10図に示すように補強のための曲
げ縁である。以上帯状板は第1図に示すように弧
状透孔17の内側に形成される舌片17aを上方
へ立てゝ円筒形に弯曲させ、切溝19と19を咬
合せて長舌片20を互に相手方の端部内側へ潜入
させることによつて端部どうしを係合して筒状の
フードCを形成する。
以上の装置を用いるときは、アルコール23を
入れた口付き容器Dの口部22へバーナの口栓部
8を嵌入し、口部22周囲の容器上面にフードC
を置く。容器Dは口の周りに上記フードCを載せ
られる広さがあり、口からバーナ脚部を挿入した
とき脚部が容器内の液体燃料中に進入でき、口部
径さえ口栓部に合えば出来合いの缶類、びん類で
もよい。容器D内では第2図に示すように筒体1
4は開口部16が容器底近くに達し、バーナ脚部
3内の吸上芯5にアルコール23が浸透する。こ
の状態でマツチ等の炎をバーナ1の頭部2内へ置
くと頭部2を介して脚部が熱せられ吸上芯5のア
ルコールが気化してノズル孔4より出て着火す
る。着火が終ると脚部3がさらに熱せられアルコ
ール23が加熱され液面上の空間に気化したアル
コールが充満し、この圧力によつて脚部3内で発
生した気化アルコールをノズル孔4より噴出させ
るので、3本のバーナ1に継続的に炎が発生す
る。以上の場合、脚部3は筒体Bに囲まれている
ので、筒体B内外の対流作用が阻止され、限定さ
れた筒体B内で脚部の加熱によるアルコールの対
流が行われて、筒体内のアルコールの温度が上昇
して気化し筒体上部空間24aにバーナ炎を形成
するための必要圧力を得ることができる。以上の
ようにバーナ1に炎が発生して後、フードCの舌
片17a上に鍋類を置く。炎を消すときは、バー
ナ頭部2に適当なキヤツプを被せるか、吹き消
す。
本考案は以上のごときもので、バーナ頭部を三
角形に配置したから火力が強力でありながら火力
にムラがない。従来、前述したように3つのバー
ナの頭部を3個平行に並べて強力な火力を得る形
式のものが提案されているが、これは両側のバー
ナの炎に囲まれた中央のバーナの頭部が両側のも
のよりも強く加熱されて脚部で発生するガス圧が
強くなり、中央が強く両側が弱いバーナ炎とな
り、鍋底等の加熱面を均等に加熱できない等の欠
点があつたが、本考案ではこのような欠点がな
く、バーナ頭部を三角形に配置してあるため、自
己のバーナ頭部は自己の炎で熱せられ、他からの
影響は各頭部において等しいために各脚部で発生
するガス圧が等しく、従つて3つのバーナの炎が
同じ強さになつて加熱ムラが生じないのである。
また本考案のアルコールバーナはタンク内のアル
コールをバーナ脚からの熱伝導で温め、温められ
たアルコールをバーナ脚内の芯で吸上げて気化さ
せるのであるがバーナの脚部の周囲に筒体Bを設
けたので、限定された筒体内でのみアルコールが
加熱され、容器全体のアルコールを温める必要が
ないから、大きな容器に大量のアルコールを充満
させて用いても、実質的には小容器を用いている
のと同じで速やかに安定な燃焼状態に達すること
が可能となる。さらにまた本考案では口栓付きバ
ーナを用いるために、口部径さえ口栓に合えば出
来合いの缶類にも使用でき、専用の口付き容器を
用いる場合も容器だけ別売りにできる実益を有す
る。なおまた本考案のフードBは五徳兼用であ
り、係合接合が可能であるために、使用しないと
きは係合を外して拡げたまゝ収納したり、第11
図に示すように容器周囲に或は口栓付きバーナ自
身に巻き付けて納めることができ、かつバーナ自
体或は容器に五徳が突設されていないので、大へ
ん小形に収納でき携帯性が著るしく良くなる利点
を有する。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の一実施例の一部切欠分解正面
図、第2図は使用態勢にある同上の正断面図、第
3図は同上におけるバーナ部分の一部切欠正面
図、第4図はバーナ部分の止め板の斜視図、第5
図は口栓付きバーナの裏面図、第6図は同上の上
面図、第7図は同上の右側面図、第8図は筒体を
付した口栓付きバーナの正面図、第9図はフード
の展開縮小正面図、第10図は同上の側面図、第
11図は容器にフードを巻付けた状態での正面図
である。 図中、A……口栓付きバーナ、B……筒体、C
……五徳兼用筒状フード、D……容器、1……バ
ーナ、2……バーナ頭部、3……バーナ脚部、4
……ノズル小孔、5……液体燃料吸上芯、6……
受皿、8……口栓部、9……止め板、16……開
放口、17……弧状透孔、18……長透孔、20
……長舌片。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 金属管をα形に曲成して一対の脚部を同長に平
    行に伸すと共にα形の交叉部上の輪状頭部内側に
    ノズル小孔を設け、脚部に液体燃料吸上芯を収納
    した3本の同形の金属管バーナの輪状頭部が上方
    から見て三角形になるようにして上記各バーナの
    脚部を口栓部に貫挿固定して口栓付きバーナを構
    成し、上記口栓部の下方へ突出した上記各バーナ
    の3対6本の脚部の全体を囲んで下方開放筒体を
    上記口栓部に固定し、液体燃料を満たした容器の
    口部に、前記口栓付きバーナの各バーナの脚部を
    同容器内の液体燃料中に浸漬させて同バーナの口
    栓部を嵌入し、透孔付き帯状板の両端を係合手段
    によつて接合して筒状になしうる五徳兼用筒状フ
    ードを上記バーナ部を囲つて上記容器上面に載置
    しうるようにして成る液体燃料用こんろ。
JP4526883U 1983-03-28 1983-03-28 液体燃料用こんろ Granted JPS59151002U (ja)

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JP4526883U JPS59151002U (ja) 1983-03-28 1983-03-28 液体燃料用こんろ

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JP4526883U JPS59151002U (ja) 1983-03-28 1983-03-28 液体燃料用こんろ

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JPS59151002U JPS59151002U (ja) 1984-10-09
JPH0120569Y2 true JPH0120569Y2 (ja) 1989-06-21

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