JP3055945U - 包装箱 - Google Patents

包装箱

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JP3055945U
JP3055945U JP1998005362U JP536298U JP3055945U JP 3055945 U JP3055945 U JP 3055945U JP 1998005362 U JP1998005362 U JP 1998005362U JP 536298 U JP536298 U JP 536298U JP 3055945 U JP3055945 U JP 3055945U
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JP
Japan
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plate
plates
partition
cutting means
lid
Prior art date
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Application number
JP1998005362U
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English (en)
Inventor
勝広 高原
巌 佐藤
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Riken Vitamin Co Ltd
Original Assignee
Riken Vitamin Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 小箱への分割が容易な包装箱を提供する。 【解決手段】 仕切壁26上で寄せ合わせた一対の蓋板
5、5のうち、一方の蓋板5の先端縁に切取線11を介
して接合片12を突設し、この接合片12を他方の蓋板
5に貼り付け、接合片12を切取線11に沿って切り取
りつつ蓋板5から剥がすことにより分割できるようにす
る。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【考案の属する技術分野】
この考案は、必要に応じて2つの小箱に分割可能な厚紙製の包装箱に関するも のである。
【0002】
【従来の技術】
この種の包装箱として、従来より、実登3027896号公報や実公平3−2 2106号公報に示されたように、二重構造の仕切壁に沿って2つの小箱に分割 できるようにしたものが知られている。
【0003】 前者の包装箱では、2つの小箱の底部をミシン目等の切離手段を介して繋ぎ、 上部を端面に沿う耳片に設けた接着片で連結しており、分割に際しては、底部を 破断すると共に、上部の接着片を剥がす。
【0004】 また、後者の包装箱では、2つの小箱の底部をミシン目等の切離手段を介して 繋ぎ、上部を粘着テープ等で止着するようになっており、分割に際しては、底部 を破断すると共に、上部の粘着テープを剥がす。
【0005】
【考案が解決しようとする課題】
しかしながら、上記のような包装箱では、分割に際し、強固に接着された小さ な接着片や粘着テープの剥離に手間取ることがある。
【0006】 そこで、この考案は、小箱への分割が容易な包装箱を提供しようとするもので ある。
【0007】
【課題を解決するための手段】
上記課題を解決するため、請求項1の考案に係る包装箱は、仕切壁上で寄せ合 わせた一対の蓋板のうち、一方の蓋板の先端縁に切取線を介して接合片を突設し 、この接合片を他方の蓋板に貼り付け、接合片を切取線に沿って切り取りつつ蓋 板から剥がすことにより分割できるようにしたのである。
【0008】 請求項2の考案に係る包装箱は、蓋板同士を仕切壁からずれた位置で寄せ合わ せ、一方の蓋板及びその両端の耳片に仕切壁に沿って延びる蓋切手段を設け、そ の蓋切手段を切断することにより分割できるようにしたのである。
【0009】 請求項3の考案に係る包装箱は、一方の側板から延びる蓋板の先端縁に継代片 を連設し、この継代片を他方の側板に貼り付け、蓋板及びその両端の耳片に仕切 壁に沿って延びる蓋切手段を設け、その蓋切手段を切断することにより分割でき るようにしたのである。
【0010】 請求項4の考案に係る包装箱は、側板の耳片を端板に重ね合わせて貼着すると 共に、底板の耳片で隣り合う端板の下部を連結し、各蓋板の耳片を隣り合う端板 に跨がることなく各端板の上部にそれぞれ貼着し、底板及びその耳片の底切手段 を切断することにより分割できるようにしたのである。
【0011】
【考案の実施の形態】
この考案の第1実施形態を図1乃至図7に基づいて説明する。図1は、この包 装箱のブランクを示す。図示のように、この包装箱は、段ボール製の外装体1と 中仕切体2とから成る。
【0012】 外装体1のブランクでは、底板3の両側縁に側板4及び蓋板5が順次連設され 、これら各板3、4、5の両端縁からそれぞれ耳片6、7、8が延出されている 。底板3の中央部両端間には断続切目線から成る底切手段9が設けられ、その切 端部10が耳片6に形成されている。一方の蓋板5の先端縁には、ジッパから成 る切取線11を介して接合片12が突設されている。側板4及び耳片7には、カ ットテープから成る周切手段13が設けられている。
【0013】 中仕切体2のブランクでは、一対の仕切板21、21が断続切目線を介して連 設され、各仕切板21の両端縁に端板22が、外側縁に内底板23が連設されて いる。端板22にはカットテープ及びミシン目から成る切端部24が形成され、 仕切板21には切端部24に連続して断続切目線から成る仕切分割線25が設け られている。
【0014】 上記ブランクからこの包装箱を組み立てるには、図2及び図3に示すように、 両仕切板21、21を折り重ねて仕切壁26を形成し、内底板23、23を相反 する方向に折り曲げて底壁3上に載せ、仕切壁26を底切手段9上に起立させ、 同側の端板22、22を相反する方向に折り曲げる。そして、側板4、4を起立 させ、耳片6を隣り合う端板22、22に切端部10を除く部分で貼着し、これ らの端板22、22の下部を連結すると共に、耳片7を端板22の側部に貼着す る。このとき、切端部24が周切手段13に連続する。次いで、物品を収納した 後、各蓋板5を閉止方向に折り曲げ、その先端部同士を仕切壁26上で寄せ合わ せ、各耳片8を両端板22、22に跨がることなく各端板22の上部にそれぞれ 貼着し、接合片12を他方の蓋板5に貼り付ける。
【0015】 この包装箱を2つの小箱に分割するには、図4に示すように、接合片12を切 取線11に沿って切り取りつつ蓋板5から剥がし、両仕切板21、21を分離す ると共に、切端部10を切り取り、底切手段9に沿って底板3を破断する。
【0016】 なお、図5に示すように、他方の蓋板5に、接合片12の切始め側の端部に沿 ったミシン目14を鉤形に形成しておくと、その内側を押し込んで接合片12の 端縁に指が掛かりやすくすることができ、接合片12を容易に剥がすことができ るようになる。また、接合片12と蓋板5との接着部15が接合片12の幅方向 両端部まで延びていれば、積上時に接合片12が不用意にめくれ上がることがな い。
【0017】 そのほか、この包装箱は、図6に示すように、切端部24から周切手段13を 切り取り、仕切分割線25を切断することにより、図7に示すように上部を除去 し、収納した商品を露出させて展示することができる。
【0018】 図8は、この考案に係る包装箱の第2実施形態を示す。この包装箱は、蓋板同 士を仕切壁26上からずれた位置で寄せ合わせ、一方の蓋板5に仕切壁26上の 両端間を結びその耳片に至るジッパから成る蓋切手段16を設けたものであり、 蓋切手段16を切断することにより2つの小箱に分割することができる。
【0019】 なお、この包装箱では、図9に示すように、蓋板5、5の先端部同士が重なり 合うようにしておくと、内部への塵埃の侵入が防止される。このとき、重合部1 7において各蓋板5が薄くなるように段ボール製造時に潰しておくと、天面の段 差が解消される。
【0020】 図10は、この考案に係る包装箱の第3実施形態を示す。この包装箱は、一方 の側板4から延びる蓋板5の先端縁に継代片18を連設し、この継代片18を他 方の側板4に貼り付け、蓋板5及びその両端の耳片8に仕切壁26に沿って延び る蓋切手段16を設け、その蓋切手段16を切断することにより分割できるよう にしたものである。
【0021】 ところで、上記第2、3実施形態の包装箱では、小箱への分割後において、蓋 切手段16の切取跡に若干の隙間ができるが、一般に小箱に分割するのは流通の 末端段階であるので、塵埃の侵入等はあまり問題とはならず、また、開梱に際し 、この隙間に手を入れて容易に蓋板5を開けることができる。
【0022】 図11は、この考案に係る包装箱の第4実施形態を示す。この包装箱は、端板 22に貼着される耳片6、7の基端からの長さを上記各実施形態のものよりも大 きく設定し、蓋板5、5同士または耳片8による上部の連結を省略したものであ る。この包装箱では、底切手段9を切断し、両仕切板21、21を分離するだけ で2つの小箱に分割することができる。
【0023】
【考案の効果】
以上のように、この考案に係る包装箱は、上記のような構成としたので、2つ の小箱に容易に分割することができ、また、上部を除去して収納した物品を露出 させることもできる。
【図面の簡単な説明】
【図1】(a)この考案の第1実施形態の外装体のブラ
ンクを示す図 (b)同上の中仕切体のブランクを示す図
【図2】同上の組立過程を示す斜視図
【図3】(a)同上の包装状態を示す斜視図 (b)同上の縦断側面図
【図4】同上の分割過程を示す斜視図
【図5】同上の包装箱の天面の他の例を示す平面図
【図6】同上の包装箱の上部除去過程を示す斜視図
【図7】同上の上部除去状態を示す分解斜視図
【図8】(a)この考案の第2実施形態を示す斜視図 (b)同上の縦断側面図
【図9】同上の包装箱の天面の他の例を示す平面図
【図10】(a)この考案の第3実施形態を示す斜視図 (b)同上の縦断側面図
【図11】(a)この考案の第4実施形態を示す斜視図 (b)同上の縦断側面図
【符号の説明】
1 外装体 2 中仕切体 3 底板 4 側板 5 蓋板 6、7、8 耳片 9 底切手段 10 切端部 11 切取線 12 接合片 13 周切手段 14 ミシン目 15 接着部 16 蓋切手段 17 重合部 18 継代片 21 仕切板 22 端板 23 内底板 24 切端部 25 仕切分割線 26 仕切壁

Claims (4)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 底板の両側縁に側板及び蓋板を順次連設
    し、これら各板の両端縁からそれぞれ耳片を延出した外
    装体と、一対の仕切板の両端縁に端板を連設した中仕切
    体とから成り、 底板及びその耳片に底切手段を設け、両仕切板を重ね合
    わせた仕切壁を底切手段に沿って底板上に起立させると
    共に、同側の端板を相反する方向に折り曲げ、両側板を
    起立させてその耳片を内側へ折り曲げ、底板の耳片で隣
    り合う端板の下部を連結し、各蓋板を閉止方向へ折り曲
    げてその先端部同士を仕切壁上で寄せ合わせ、各蓋板の
    耳片を隣り合う端板に跨がることなく各端板の上部にそ
    れぞれ貼着し、一方の蓋板の先端縁に切取線を介して接
    合片を突設し、この接合片を他方の蓋板に貼り付け、各
    側板及びその耳片に周切手段を設け、各端板に周切手段
    に連続する切端部を形成し、この切端部に連続して各仕
    切板に仕切分割線を設けたことを特徴とする包装箱。
  2. 【請求項2】 底板の両側縁に側板及び蓋板を順次連設
    し、これら各板の両端縁からそれぞれ耳片を延出した外
    装体と、一対の仕切板の両端縁に端板を連設した中仕切
    体とから成り、 底板及びその耳片に底切手段を設け、両仕切板を重ね合
    わせた仕切壁を底切手段に沿って底板上に起立させると
    共に、同側の端板を相反する方向に折り曲げ、両側板を
    起立させてその耳片を内側へ折り曲げ、底板の耳片で隣
    り合う端板の下部を連結し、各蓋板を閉止方向へ折り曲
    げてその先端部同士を仕切壁からずれた位置で寄せ合わ
    せ、一方の蓋板及びその耳片に仕切壁に沿って延びる蓋
    切手段を設け、この耳片で隣り合う端板の上部を連結
    し、各側板及びその耳片に周切手段を設け、各端板に周
    切手段に連続する切端部を形成し、この切端部に連続し
    て各仕切板に仕切分割線を設けたことを特徴とする包装
    箱。
  3. 【請求項3】 底板の両側縁に側板を連設すると共に、
    その一方の側板に蓋板を連設し、これら各板の両端縁か
    らそれぞれ耳片を延出した外装体と、一対の仕切板の両
    端縁に端板を連設した中仕切体とから成り、 底板及びその耳片に底切手段を設け、両仕切板を重ね合
    わせた仕切壁を底切手段に沿って底板上に起立させると
    共に、同側の端板を相反する方向に折り曲げ、両側板を
    起立させてその耳片を内側へ折り曲げ、底板の耳片で隣
    り合う端板の下部を連結し、蓋板の先端縁に継代片を連
    設し、蓋板を閉止方向に折り曲げてその継代片を他方の
    側板に貼り付け、蓋板及びその耳片に仕切壁に沿って延
    びる蓋切手段を設け、蓋板の耳片で隣り合う端板の上部
    を連結し、各側板及びその耳片に周切手段を設け、各端
    板に周切手段に連続する切端部を形成し、この切端部に
    連続して各仕切板に仕切分割線を設けたことを特徴とす
    る包装箱。
  4. 【請求項4】 底板の両側縁に側板及び蓋板を順次連設
    し、これら各板の両端縁からそれぞれ耳片を延出した外
    装体と、一対の仕切板の両端縁に端板を連設した中仕切
    体とから成り、 底板及びその耳片に底切手段を設け、両仕切板を重ね合
    わせた仕切壁を底切手段に沿って底板上に起立させると
    共に、同側の端板を相反する方向に折り曲げ、両側板を
    起立させ、その耳片を端板に重ね合わせて貼着すると共
    に、底板の耳片で隣り合う端板の下部を連結し、各蓋板
    を閉止方向へ折り曲げてその先端部同士を仕切壁上で寄
    せ合わせ、各蓋板の耳片を隣り合う端板に跨がることな
    く各端板の上部にそれぞれ貼着し、各側板及びその耳片
    に周切手段を設け、各端板に周切手段に連続する切端部
    を形成し、この切端部に連続して各仕切板に仕切分割線
    を設けたことを特徴とする包装箱。
JP1998005362U 1998-07-17 1998-07-17 包装箱 Expired - Lifetime JP3055945U (ja)

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