JP3055709B2 - 後輪差動制限装置の制御装置 - Google Patents

後輪差動制限装置の制御装置

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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、車両のリヤディファレ
ンシャルに装備される後輪差動制限装置の差動制限トル
クを、各運転走行の条件に応じて制御する制御装置に関
する。
【0002】
【従来の技術】一般に、車両においては駆動方式により
異なった特有の運動性能になることが知られている。例
えば、2輪駆動のFF車、FR車は、4輪駆動の4WD
車に比較して悪路でスリップを生じ易い。また、FF車
では、旋回中にアクセルペダルを踏込んで加速すると前
輪の横力が減少してドリフトしアンダステアの傾向にな
り、アクセルペダルを離して減速すると前輪にエンジン
ブレーキがかかってコーナリングフォースの増加をもた
らす結果タックイン現象を生じる。FR車では旋回中に
スロットルオンすると、後輪の横力が減少して横すべり
を生じオーバステアの傾向になる。一方、4輪駆動の4
WD車では4輪を駆動することで、スリップやスキッド
が回避されて、駆動、制動、旋回の走行時の限界性能が
向上する。また、スロットルオン、オフ時の影響が同時
に前、後輪に作用するので、アンダステアとオーバステ
アの傾向が共に弱くなって両者の中間的な特性になるの
であり、このような利点から近年、通常の車両において
も4WD車が大幅に普及している。
【0003】ところで、上記4WD車においては、前後
輪や左右後輪のトルク配分が更に旋回性能や車両挙動変
化に対して影響を与え、これらのトルク配分を適正化す
ることで運動性能、動的安定性を一層向上できる。即
ち、旋回初期、車線変更時の応答が良く、低速旋回時に
タイトコーナーブレーキング現象を生じないように操縦
性能を向上し、旋回時のスロットルオン、オフ時の車両
姿勢を保つように方向安定性を向上し、横風等の外乱に
対する直進安定性を向上し、制動時にABS制御を効果
的に作用すること等の性能が期待されている。そこでこ
のような運動性能を満たすため、前後輪や影響の大きい
左右後輪のトルク配分を、種々のパラメータを用いて可
変制御することが提案されている。
【0004】従来、上記左右後輪のトルク配分の制御装
置は、リヤディファレンシャルに差動制限装置を装着
し、差動制限トルクを必要に応じて付与するように構成
されている。この場合の差動制限装置として、トルク感
応の機械式は、アクセル操作に応じて差動制限トルクを
生じることで、駆動力を有効に伝達でき、直進の安定性
を向上できるが、旋回中のスロットルオン、オフの際に
操舵感に直接影響して操縦性を損う。回転差感応のビス
カスカップリング式は、上記旋回中のスロットルオン、
オフに伴う影響を受けないため操縦性を良好に確保する
ことができ、同時に片輪のスリップも防止できるが、任
意に差動制限トルクを可変制御することはできない。こ
の点で、多板クラッチ式のものは、差動制限トルクを任
意に可変制御して、操縦性、走破性以外の性能も向上す
ることが可能になる。
【0005】そこで、後輪差動制限装置に多板クラッチ
を用いて電子制御するものに関しては、従来以下の先行
技術がある。特開昭61−102321号公報には、ア
クセル踏込み量により加速状態を検出し、アクセル踏込
み量に応じて差動制限トルクを増大関数的に制御して加
速時の加速性能を向上し、低負荷時の旋回性を向上す
る。また、アクセル踏込み量の微分値を求めて制御する
ことで、差動制限装置の動作の応答性を向上することが
示されている。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】ところで、上記先行技
術のものにあっては、アクセル踏込み量により加速状態
を検出して制御しているが、ドライバの意志はこれ以外
に踏込み速度、減速時の開放速度も考慮する必要があ
り、この点で不充分である。
【0007】本発明は、この点に鑑みてなされたもの
で、後輪差動制限装置に多板クラッチを用いた左右後輪
のトルク配分制御において、アクセル操作に対して差動
制限トルクを最適に制御し、旋回性、加速性、安定性等
を向上することを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、本発明は、左右後輪にエンジンの動力を分配伝達す
るリヤデファレンシャルと、該リヤデファレンシャルに
付設され油圧により差動制限トルクを発生させる油圧多
板式クラッチと、該油圧多板式クラッチに供給する油圧
を調整する油圧制御手段と、車両の運動状態を検知する
入力センサから差動制限トルク必要時前記油圧制御手段
に対して信号出力する制御ユニットと、を備える後輪差
動制限装置の制御装置において、前記入力センサはスロ
ットル開度センサとし、該スロットル開度センサからの
出力でスロットル低開度域では差動制限トルクを零と
し、スロットル中開度域以上ではスロットル開度とスロ
ットル開速度或いは閉速度とから算出された差動制限ト
ルクに制御する差動制限トルク設定手段を有することを
特徴としている。
【0009】
【作用】上記構成に基づき、車両走行時にリヤディファ
レンシャルの差動制限装置の差動制限トルクは、スロッ
トル開度とスロットル開閉速度のパラメータで緩、急の
加、減速状態が適確に判断され、これらの走行条件で差
動制限トルクが最適制御されて、加速性、制動性等を向
上するようになる。
【0010】
【実施例】以下、本発明の実施例を図面に基づいて説明
する。図2において、センターディファレンシャルを備
えたフルタイム式4輪駆動車の駆動系の概略について説
明すると、符合1はエンジン、2はクラッチ、3は変速
機であり、変速機出力軸4がセンターディファレンシャ
ル20に入力している。センターディファレンシャル2
0から前方にフロント駆動軸5が、後方にリヤ駆動軸6
が出力し、フロント駆動軸5はフロントディファレンシ
ャル7、車軸8を介して左右の前輪9L,9Rに、リヤ
駆動軸6はプロペラ軸10、リヤディファレンシャル1
1、車軸12を介して左右の後輪13L,13Rにそれ
ぞれ連結して伝動構成される。
【0011】リヤディファレンシャル11はベベルギヤ
式であり、このリヤディファレンシャル11の例えばデ
フケース11aと一方のサイドギヤ11bとの間に、差
動制限装置として油圧多板式リヤクラッチ28がバイパ
スして付設されている。そして、リヤクラッチ28の差
動制限トルクTdが零の場合は左右後輪13L,13R
に等しくトルク配分し、所定の差動制限トルクTdを生
じるとこのトルクTdの分だけ高速輪から低速輪にトル
ク移動し、最も大きい差動制限トルクTdでデフロック
する場合は左右後輪13L,13Rにかかる車重Wと路
面摩擦係数μとの積W・μに応じてトルク配分するよう
になっている。
【0012】センターディファレンシャル20は複合プ
ラネタリギヤ式であり、変速機出力軸4と一体の第1サ
ンギヤ21、リヤ駆動軸6と一体の第2サンギヤ22、
及びこれらのサンギヤ21,22の周囲に複数個配置さ
れるピニオン23を有し、ピニオン23の第1ピニオン
ギヤ23aが第1サンギヤ21に、第2ピニオンギヤ2
3bが第2サンギヤ22にそれぞれ噛合っている。ま
た、変速機出力軸4にはリダクションのドライブギヤ2
5が回転自在に設けられ、このドライブギヤ25と一体
のキャリヤ24にピニオン23が軸支され、ドライブギ
ヤ25はフロント駆動軸5と一体のドリブンギヤ26に
噛合って構成される。一方、上記センターディファレン
シャル20には、差動制限装置として油圧式多板センタ
ークラッチ27が付設されている。このセンタークラッ
チ27は、例えばセンターディファレンシャル20の直
後方でドラム27aをキャリヤ24に、ハブ27bをリ
ヤ駆動軸6にそれぞれ結合して同軸上に配置される。
【0013】このセンターディファレンシャル20の構
成により、第1サンギヤ21に入力する変速動力を、キ
ャリヤ24と第2サンギヤ22とに所定の基準トルク配
分で分けて伝達する。また、旋回時の前後輪の回転差
を、ピニオン23の遊星回転により吸収するようにな
る。ここで、基準トルク配分は2つのサンギヤ21,2
2と2つのピニオンギヤ23a,23bとの4つのギヤ
噛合いピッチ円半径で自由に設定されることになる。そ
こで、前輪トルクTFと後輪トルクTRの基準トルク配
分etを例えば、
【数1】TF:TR≒34:66 のように充分に後輪偏重に設定することが可能になる。
【0014】また、上記センターディファレンシャル2
0の直後方には油圧式多板センタークラッチ27が、ド
ラム27aをキャリヤ24に、ハブ27bを第2サンギ
ヤ22と一体的なリヤドライブ軸6に結合して同軸上に
配置される。そして、多板クラッチ27の差動制限トル
クTcによりセンターディファレンシャル20の差動を
制限すると共に、後輪側から前輪側にトルク移動するこ
とが可能になっている。ここで、フロントエンジンの搭
載の場合は、車両の前輪重量WFと後輪重量WRの静的
重量配分ewが例えば、
【数2】WF:WR≒62:38 であり、多板クラッチ27による直結の場合は、前後輪
の路面摩擦係数μが等しいとすると、この重量配分ew
に応じて前輪偏重にトルク配分される。従って、多板ク
ラッチ27の差動制限トルクTcにより前後輪のトルク
配分を、後輪偏重の基準トルク配分etと、前輪偏重の
重量配分ewとの広い範囲で制御することが可能になる
のである。
【0015】次に、センタークラッチ27とリヤクラッ
チ28の油圧制御系について説明する。先ず、変速機が
自動変速機の場合は、その油圧制御系のオイルポンプ3
0の油圧をレギュレータ弁31で調圧したライン圧を利
用して構成される。そこで、センタークラッチ油圧制御
手段32はライン圧油路33と連通するクラッチ制御弁
34を有し、このクラッチ制御弁34が油路35を介し
てセンタークラッチ27に連通する。また、ライン圧油
路33は、パイロット弁36及びオリフィス37を有す
る油路38によりソレノイド弁40に連通し、ソレノイ
ド弁40によるデューティ圧が油路39を介してクラッ
チ制御弁34の制御側に作用する。ソレノイド弁40は
制御ユニット50からの各走行条件に応じたデューティ
信号が入力すると、それにより油圧をドレンしてデュー
ティ圧Pdを生じるものであり、このデューティ圧Pd
に応じてクラッチ制御弁34を動作し、センタークラッ
チ27の差動制限トルクTcを可変制御する。また、リ
ヤクラッチ油圧制御手段32’は同様に油路33,38
と連通したクラッチ制御弁34’とソレノイド弁40’
を有し、ソレノイド弁40’のデューティ圧Pdにより
リヤクラッチ28の差動制限トルクTdを可変制御する
ようになっている。
【0016】次ぎに、左右後輪トルク配分の電子制御系
について説明する。図1に示すように、制御ユニット5
0は、ドライバの意志のアクセルワークに対して正確に
加、減速状態を検出するため、アクセル踏込み量に応じ
たスロットル開度θが入力するスロットル開閉速度算出
部54を有する。スロットル開閉速度算出部54は、ス
ロットル開度θを時間微分してスロットル開速度dθ/
dtと閉速度−dθ/dtを算出するのであり、これら
のスロットル開度θとスロットル開閉速度±dθ/dt
が、差動制限トルク設定手段としての差動制限トルクI
I設定部55に入力し、スロットル開度θに対しては図
3(a)のマップ、スロットル開閉速度±dθ/dtに
対しては図3(b)のマップに基づいてそれぞれ差動制
限トルクTd1,Td2を設定する。ここで、スロット
ル開度θの小さい領域では旋回性を確保し、大きい領域
では車両挙動の安定性を向上することが望まれ、この点
で図3(a)のマップはスロットル開度θに対して差動
制限トルクTd1が零から徐々に増大し、大きい領域で
急増するように定められている。また、図3(b)のマ
ップは、急激なアクセルワークの際の性能を向上するた
め、開速度dθ/dtと閉速度−dθ/dtに対して差
動制限トルクTd2が、いずれも所定の開、閉速度以降
増大関数的に定められ、更に減速時のタイヤロックを防
止するために閉速度−dθ/dtのトルク変化の方が大
きく定められる。そして、上記スロットル開度θで決ま
るトルクTd1と、スロットル開閉速度±dθ/dtで
決まるトルクTd2とを加算して両者の合計差動制限ト
ルクTdを算出し、このトルク信号をデューティ比変換
部53に入力する。
【0017】次いで、この実施例の作用を説明する。先
ず、車両走行時にエンジン1の動力がクラッチ2を介し
て変速機3に入力し、変速動力がセンターディファレン
シャル20の第1サンギヤ21に入力する。ここで、セ
ンターディファレンシャル20の各歯車諸元により基準
トルク配分が後輪偏重に設定されているため、このトル
ク配分でキャリヤ24と第2サンギヤ22に分配して動
力が出力される。このとき、センタークラッチ27が解
放されていると、上記基準トルク配分で更に前後輪側に
動力伝達して4輪駆動でありながらFR的になって、旋
回性、操縦性が良好になり、センターディファレンシャ
ル20がフリーになって、前後輪の回転差を吸収しなが
ら自由に旋回することが可能になる。また、油圧制御手
段32によりセンタークラッチ27に差動制限トルクT
cを生じると、差動制限トルクTcに応じて第2サンギ
ヤ22とキャリヤ24の間で更にバイパスしてトルク移
動し、後輪偏重から直結時の車重配分に応じた前輪偏重
のトルク配分に可変制御されて、前輪または後輪のスリ
ップ等が防止され、且つセンターディファレンシャル2
0の差動制限で有効に動力伝達して脱出、走破性、安定
性等が向上するようになる。
【0018】上記センターディファレンシャル20とセ
ンタークラッチ27によりトルク配分して後輪側に伝達
する動力はリヤディファレンシャル11に入力し、この
リヤディファレンシャル11とリヤクラッチ28により
更に左右後輪13L,13Rにトルク配分制御して伝達
される。即ち、リヤクラッチ28が解放すると、リヤデ
ィファレンシャル11がフリーになり、且つその歯車諸
元により図4の点P1のように等トルク配分される。ま
た、油圧制御手段32’によりリヤクラッチ28に図4
のように差動制限トルクTdを生じると、リヤディファ
レンシャル11の差動制限でグリップ車輪に有効に動力
伝達され、且つ差動制限トルクTdに応じて高速輪から
低速輪にトルク移動し、デフロックの直結時は図4の点
P2のように左右後輪13L,13Rの車重配分に応じ
て不等トルク配分される。
【0019】上述のようにトルク配分可変制御して4輪
駆動走行するとき、制御ユニット50では、スロットル
開度θとスロットル開閉速度±dθ/dtとによりドラ
イバのアクセル操作に応じた加、減速状態が適確に判断
されている。そこで、アクセル操作が変化する場合につ
いて説明すると、スロットル開度θとスロットル開閉速
度±dθ/dtにより緩、急の加、減速状態に応じて差
動制限トルクTdが可変制御される。即ち、図3
(a),(b)のマップにより低負荷では差動制限トル
クTdが零に制御されて、車速Vの場合と同様に旋回性
等が確保される。一方、緩加速時にはスロットル開度θ
のみにより差動制限トルクTd1が制御され、特に全開
付近では増大制御されて、安定性、大きい車輪駆動力が
確保される。この加速状態でスロットル開速度dθ/d
tの大きい急加速時には、更にこの場合の差動制限トル
クTd2が加算して制御され、このため車輪スリップが
防止されてトラクションを向上し、車輪駆動力の増大で
加速性を向上する。減速時においてスロットル閉速度−
dθ/dtが大きくて急ブレーキするような場合は、直
ちに差動制限トルクTd2が増大制御される。このた
め、タイヤロックが生じ難くなり、左右後輪13L,1
3Rにエンジンブレーキが有効に効いて制動性能を向上
するようになる。
【0020】以上、本発明の実施例について説明した
が、FR車にも適応できる。差動制限トルクの設定マッ
プは実施例のみに限定されない。
【0021】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
後輪差動制限装置に多板クラッチを用いた左右後輪のト
ルク配分制御において、アクセル操作に対してはスロッ
トル開度とスロットル開閉速度をパラメータにするの
で、ドライバの意志に応じて緩、急の加、減速状態を適
確に判断することができる。スロットル開度とスロット
ル開閉速度でそれぞれ決まるトルクを加算して差動制限
トルクを制御するので、緩、急の加、減速時に最適制御
することができ、アクセル制御性が向上する。スロット
ル閉速度に対しては差動制限トルクが大きく制御される
ので、制動性能を向上できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の後輪差動制限装置の制御装置の電子制
御系を示すブロック図である。
【図2】本発明が適応される4輪駆動車の駆動系と油圧
制御系の構成を示す構成図である。
【図3】スロットル開度及びスロットル開閉速度に対す
る差動制限トルクのマップを示す図である。
【図4】左右後輪のトルク配分の制御状態を示す図であ
る。
【符号の説明】
11 リヤディファレンシャル 13L,13R 後輪 28 リヤクラッチ 32’ リヤクラッチ油圧制御手段 50 制御ユニット 53 デューティ比変換部 54 スロットル開閉速度算出部 55 差動制限トルクII設定部
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 白川 公永 東京都三鷹市大沢三丁目9番6号 株式 会社スバル研究所内 (56)参考文献 特開 平1−101236(JP,A) 特開 昭62−18330(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) B60K 23/04 F16H 48/20 F16H 48/30

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 左右後輪にエンジンの動力を分配伝達す
    るリヤデファレンシャルと、該リヤデファレンシャルに
    付設され油圧により差動制限トルクを発生させる油圧多
    板式クラッチと、該油圧多板式クラッチに供給する油圧
    を調整する油圧制御手段と、車両の運動状態を検知する
    入力センサから差動制限トルク必要時に前記油圧制御手
    段に対して信号出力する制御ユニットと、を備える後輪
    差動制限装置の制御装置において、 前記入力センサはスロットル開度センサとし、該スロッ
    トル開度センサからの出力でスロットル低開度域では差
    動制限トルクを零とし、スロットル中開度域以上ではス
    ロットル開度とスロットル開速度或いは閉速度とから算
    出された差動制限トルクに制御する差動制限トルク設定
    手段を有することを特徴とする後輪差動制限装置の制御
    装置。
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