JP3055694B2 - 荷重表示ワッシャ - Google Patents
荷重表示ワッシャInfo
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- JP3055694B2 JP3055694B2 JP3509172A JP50917291A JP3055694B2 JP 3055694 B2 JP3055694 B2 JP 3055694B2 JP 3509172 A JP3509172 A JP 3509172A JP 50917291 A JP50917291 A JP 50917291A JP 3055694 B2 JP3055694 B2 JP 3055694B2
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- Japan
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- annular body
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- pair
- projections
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Links
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Classifications
-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F16—ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
- F16B—DEVICES FOR FASTENING OR SECURING CONSTRUCTIONAL ELEMENTS OR MACHINE PARTS TOGETHER, e.g. NAILS, BOLTS, CIRCLIPS, CLAMPS, CLIPS OR WEDGES; JOINTS OR JOINTING
- F16B31/00—Screwed connections specially modified in view of tensile load; Break-bolts
- F16B31/02—Screwed connections specially modified in view of tensile load; Break-bolts for indicating the attainment of a particular tensile load or limiting tensile load
- F16B31/028—Screwed connections specially modified in view of tensile load; Break-bolts for indicating the attainment of a particular tensile load or limiting tensile load with a load-indicating washer or washer assembly
Landscapes
- Engineering & Computer Science (AREA)
- General Engineering & Computer Science (AREA)
- Mechanical Engineering (AREA)
- Bolts, Nuts, And Washers (AREA)
- Luminescent Compositions (AREA)
- Investigating Or Analysing Materials By The Use Of Chemical Reactions (AREA)
- Vessels, Lead-In Wires, Accessory Apparatuses For Cathode-Ray Tubes (AREA)
- Medicinal Preparation (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】 技術分野 本発明は、一般的には、固定部材取り付け構造に関
し、詳細には、連結のための固定部材を取り付ける時に
固定部材の所望のテンションが得られるようにする固定
部材と共に用いる荷重表示ワッシャに関する。
し、詳細には、連結のための固定部材を取り付ける時に
固定部材の所望のテンションが得られるようにする固定
部材と共に用いる荷重表示ワッシャに関する。
発明の背景 固定部材にテンションを付与する最も正確な方法は、
固定部材から直接的にあるいは固定部材と共に用いられ
る他の構成要素から直接的に固定部材のテンション表示
を発現させることによって締め付けを制御することであ
ることは、当業者に良く知られている。トルク制御に基
づく固定部材構造は、固定部材の円滑さ、ねじ付き固定
部材のねじ部のギザギザ、そしてねじ付き固定部材の支
持面が耐える連結要素面における摩擦変動により、固定
部材のテンションの大きな変動を生じさせ得る。
固定部材から直接的にあるいは固定部材と共に用いられ
る他の構成要素から直接的に固定部材のテンション表示
を発現させることによって締め付けを制御することであ
ることは、当業者に良く知られている。トルク制御に基
づく固定部材構造は、固定部材の円滑さ、ねじ付き固定
部材のねじ部のギザギザ、そしてねじ付き固定部材の支
持面が耐える連結要素面における摩擦変動により、固定
部材のテンションの大きな変動を生じさせ得る。
U.S. 3,187,621は、固定部材の適当なテンションを発
現させるように意図され且つねじ付き固定部材と共に用
いられるのに適した荷重表示ワッシャに向けられてい
る。この荷重表示ワッシャは、環状体に窪みを残すよう
に、環状体から打ち出されて部分的に剪断成形された複
数個の突起部を有する。連結部におけるこの荷重表示ワ
ッシャによって、突起部は、連結部が締め付けられるに
つれて、環状体の窪み内に押し戻され、締め付けは、突
起部が環状体の窪み内に所定量だけ「陥没」したとき
に、終了する。一般的には、この状態は、連結部のギャ
ップ内に挿入される「隙間」ゲージによって検知され
る。U.S. 3,187,621に記載された特定の荷重表示ワッシ
ャの欠点は、図１に関連して以下に考慮される。
現させるように意図され且つねじ付き固定部材と共に用
いられるのに適した荷重表示ワッシャに向けられてい
る。この荷重表示ワッシャは、環状体に窪みを残すよう
に、環状体から打ち出されて部分的に剪断成形された複
数個の突起部を有する。連結部におけるこの荷重表示ワ
ッシャによって、突起部は、連結部が締め付けられるに
つれて、環状体の窪み内に押し戻され、締め付けは、突
起部が環状体の窪み内に所定量だけ「陥没」したとき
に、終了する。一般的には、この状態は、連結部のギャ
ップ内に挿入される「隙間」ゲージによって検知され
る。U.S. 3,187,621に記載された特定の荷重表示ワッシ
ャの欠点は、図１に関連して以下に考慮される。
発明の要約 本発明に従って構成される荷重表示ワッシャは、環状
体と、環状体の第１面から突出させ、第１面とは反対の
環状体の第２面に複数個の対応する窪みを残すように、
打ち出されて部分的に剪断成形される環状体と一体の複
数個の突起部とを有する。各突起部は、（ａ）環状体の
第１面から延在する一対の外側壁と、（ｂ）一対の外側
壁の間に延在すると共に環状体の第１面における２つの
離間領域の間に延在する外面とによって画成形成され
る。各窪みは、（ａ）環状体の第２面から環状体内に延
在して、そこから突起部の一対の外側壁が剪断成形され
る一対の内側壁と、（ｂ）一対の内側壁の間に延在する
と共に環状体の第２面の２つの離間領域の間に延在する
内面とによって画成形成される。突起部の外側壁のそれ
ぞれは、外側壁が剪断成形される窪みの内側壁がそれに
沿って延在する線と整合しない線に沿って延在し、各窪
みの内側壁の間の最小幅寸法は、対応する突起部の外側
壁の間の最大幅寸法より大きくされている。
体と、環状体の第１面から突出させ、第１面とは反対の
環状体の第２面に複数個の対応する窪みを残すように、
打ち出されて部分的に剪断成形される環状体と一体の複
数個の突起部とを有する。各突起部は、（ａ）環状体の
第１面から延在する一対の外側壁と、（ｂ）一対の外側
壁の間に延在すると共に環状体の第１面における２つの
離間領域の間に延在する外面とによって画成形成され
る。各窪みは、（ａ）環状体の第２面から環状体内に延
在して、そこから突起部の一対の外側壁が剪断成形され
る一対の内側壁と、（ｂ）一対の内側壁の間に延在する
と共に環状体の第２面の２つの離間領域の間に延在する
内面とによって画成形成される。突起部の外側壁のそれ
ぞれは、外側壁が剪断成形される窪みの内側壁がそれに
沿って延在する線と整合しない線に沿って延在し、各窪
みの内側壁の間の最小幅寸法は、対応する突起部の外側
壁の間の最大幅寸法より大きくされている。
図面の簡単な説明 図１は、従来の荷重表示ワッシャの断面図である。
図２は、本発明に従って構成される荷重表示ワッシャ
の一面の平面図である。
の一面の平面図である。
図３は、図２の荷重表示ワッシャの他面の平面図であ
る。
る。
図４は、図２及び図３の荷重表示ワッシャの側面図で
ある。
ある。
図５は、図３の５−５線に沿う断面図である。
図６は、図３の６−６線に沿う断面図である。
図7,8、及び９は、本発明に従って利用され得る突起
部と窪みの構造の３つの異なる輪郭の拡大図である。
部と窪みの構造の３つの異なる輪郭の拡大図である。
図10は、本発明に従って構成される荷重表示ワッシャ
が使用された連結部組立体の締め付け前における側面図
である。
が使用された連結部組立体の締め付け前における側面図
である。
図11は、締め付け後における連結部組立体の図10と同
様な図である。
様な図である。
従来技術の説明 U.S. 3,187,621は、その全内容が参照としてここに組
み込まれる記される。「従来技術」として特定される本
願の図１は、幾分拡大されているもののU.S. 3,187,621
の図４に対応する。
み込まれる記される。「従来技術」として特定される本
願の図１は、幾分拡大されているもののU.S. 3,187,621
の図４に対応する。
図１を参照すると、荷重表示ワッシャ20は、金属を部
分的に剪断変形させ対応する複数個の窪み30を第２面28
に形成するために第２面を打ち込む結果として金属の移
動により形成される複数個の突起部26を第１面24に有す
る環状体22を具備する。突起部26及び窪み30は、それぞ
れ実質的に整列している外側面32及び内側面34を有す
る。その結果、この荷重表示ワッシャが連結部に用いら
れ、連結部が締め付けられるにつれて突起部26が環状体
22の窪み30内に「陥没」するとき、突起部を窪みに「陥
没」させるのに必要な力量は、突起部の外側面32が窪の
内側面34に沿って摺動するために、摩擦の影響を受け
る。この摩擦抵抗が一つのワッシャと別のワッシャにお
いて変わる可能性があると共に同一ワッシャの突起部／
窪みの組み合わせの間においてでさえ変わる可能性があ
り、突起部の「陥没」の容易さは、表面の滑らかさによ
って変わり得る。そして、これは、製品をその記載され
た品質レベルに維持するために、特別の熱処理を含む実
質的な内部的な処理変更を必要とする。本発明は、摩擦
問題を大幅に克服するだけでなく、実施において、製品
品質における統計学的誤差の実質的減少を実現させる。
分的に剪断変形させ対応する複数個の窪み30を第２面28
に形成するために第２面を打ち込む結果として金属の移
動により形成される複数個の突起部26を第１面24に有す
る環状体22を具備する。突起部26及び窪み30は、それぞ
れ実質的に整列している外側面32及び内側面34を有す
る。その結果、この荷重表示ワッシャが連結部に用いら
れ、連結部が締め付けられるにつれて突起部26が環状体
22の窪み30内に「陥没」するとき、突起部を窪みに「陥
没」させるのに必要な力量は、突起部の外側面32が窪の
内側面34に沿って摺動するために、摩擦の影響を受け
る。この摩擦抵抗が一つのワッシャと別のワッシャにお
いて変わる可能性があると共に同一ワッシャの突起部／
窪みの組み合わせの間においてでさえ変わる可能性があ
り、突起部の「陥没」の容易さは、表面の滑らかさによ
って変わり得る。そして、これは、製品をその記載され
た品質レベルに維持するために、特別の熱処理を含む実
質的な内部的な処理変更を必要とする。本発明は、摩擦
問題を大幅に克服するだけでなく、実施において、製品
品質における統計学的誤差の実質的減少を実現させる。
発明の詳細な説明 図２乃至図６を参照すると、本発明に従って構成され
る荷重表示ワッシャ40は、環状体42と、環状体42の第１
面46から突出させ、第１面46とは反対の環状体42の第２
面50に複数個の対応する窪み48を残すために、打ち出さ
れて部分的に剪断変形させられた環状体42と一体の複数
個の突起部44とを有する。図２乃至図６に示した本発明
の実施例に関して、突起部44は、環状体42の内円周52と
環状体42の外円周54との間において一定間隔で円周方向
に離設されている。突起部44は、その輪隔が実質的に長
方形であり、その長手方向は、環状体42の内円周52の周
りの同心状の円の接線方向である。各突起部44は、外側
壁58及び60の間に延在すると共に環状体42の第１面46の
２つの離間領域62及び64の間に延在する凸状の外面56を
有する。突起部44の外側壁58及び60は、環状体42の内円
周52と同心状の円の実質的な接線方向に延在している。
各窪み48は、内側壁68及び70の間に延在すると共に環状
体42の第２面50の２つの離間領域72及び74の間に延在す
る凹状の内面66を有する。窪み48の凹状の内面66は、そ
れと関係する突起部44の凸状の外面56に対して実質的に
相補的である。
る荷重表示ワッシャ40は、環状体42と、環状体42の第１
面46から突出させ、第１面46とは反対の環状体42の第２
面50に複数個の対応する窪み48を残すために、打ち出さ
れて部分的に剪断変形させられた環状体42と一体の複数
個の突起部44とを有する。図２乃至図６に示した本発明
の実施例に関して、突起部44は、環状体42の内円周52と
環状体42の外円周54との間において一定間隔で円周方向
に離設されている。突起部44は、その輪隔が実質的に長
方形であり、その長手方向は、環状体42の内円周52の周
りの同心状の円の接線方向である。各突起部44は、外側
壁58及び60の間に延在すると共に環状体42の第１面46の
２つの離間領域62及び64の間に延在する凸状の外面56を
有する。突起部44の外側壁58及び60は、環状体42の内円
周52と同心状の円の実質的な接線方向に延在している。
各窪み48は、内側壁68及び70の間に延在すると共に環状
体42の第２面50の２つの離間領域72及び74の間に延在す
る凹状の内面66を有する。窪み48の凹状の内面66は、そ
れと関係する突起部44の凸状の外面56に対して実質的に
相補的である。
本発明に従って構成される荷重表示ワッシャの以上の
記載に関して、このワッシャは、U.S. 3,187,621に記載
及び図示されたものと一般的に類似する。突起部／窪み
の組み合わせを断面とした断面図である図７乃至図９
は、本発明の３つの実施例を示し、且つ、本発明が如何
にU.S. 3,187,621の荷重表示ワッシャと異なるかを示
す。本発明のこれらの実施例の各々について、突起部の
外側壁は、外側壁が剪断変形させられる窪みの内側壁が
それに沿って延びる線と整合しない線に沿って延在し、
各窪みの内側壁の間の最小幅寸法は、関係する突起部の
外側壁の間の最大幅寸法より大きくされている。その結
果、突起部が荷重表示ワッシャの環状体の関係する窪み
内に「陥没」するとき、突起部の外側壁が窪みの内側壁
の先端縁部を通過して滑るときの制限された摩擦作用の
みが存在する。
記載に関して、このワッシャは、U.S. 3,187,621に記載
及び図示されたものと一般的に類似する。突起部／窪み
の組み合わせを断面とした断面図である図７乃至図９
は、本発明の３つの実施例を示し、且つ、本発明が如何
にU.S. 3,187,621の荷重表示ワッシャと異なるかを示
す。本発明のこれらの実施例の各々について、突起部の
外側壁は、外側壁が剪断変形させられる窪みの内側壁が
それに沿って延びる線と整合しない線に沿って延在し、
各窪みの内側壁の間の最小幅寸法は、関係する突起部の
外側壁の間の最大幅寸法より大きくされている。その結
果、突起部が荷重表示ワッシャの環状体の関係する窪み
内に「陥没」するとき、突起部の外側壁が窪みの内側壁
の先端縁部を通過して滑るときの制限された摩擦作用の
みが存在する。
図７において、突起部44の外側壁58及び60は、環状体
42の第１面46に対して垂直であり、他方、窪み48の内側
壁68及び70は、内側壁の間に90度より小さい夾角を有す
る先細の窪みを形成するために、環状体の第２面50に対
して所定角度を有している。突起部44が窪み48内に「陥
没」するときに、突起部の外側壁と窪みの内側壁との間
の摩擦接触は、突起部の外側壁の移動経路から離間する
角度の窪みの内側壁のために、窪みの内側壁の先端縁部
に限定される。本発明の図７の実施例の突起部44及び窪
み48は、ストレート穴ダイ及び先細パンチによって形成
され得る。
42の第１面46に対して垂直であり、他方、窪み48の内側
壁68及び70は、内側壁の間に90度より小さい夾角を有す
る先細の窪みを形成するために、環状体の第２面50に対
して所定角度を有している。突起部44が窪み48内に「陥
没」するときに、突起部の外側壁と窪みの内側壁との間
の摩擦接触は、突起部の外側壁の移動経路から離間する
角度の窪みの内側壁のために、窪みの内側壁の先端縁部
に限定される。本発明の図７の実施例の突起部44及び窪
み48は、ストレート穴ダイ及び先細パンチによって形成
され得る。
図８において、突起部44の外側壁58及び60は、外側壁
の間に90度より小さい夾角を有する先細の突起部を形成
するために環状体42の第１面46に対して所定角度を有
し、窪み48の内側壁68及び70は、環状体の第２面50に対
して垂直である。突起部44が窪み48に「陥没」するとき
に、突起部の外側壁と窪みの内側壁との間の摩擦接触
は、窪み内への突起部の移動時において窪みの内側壁か
ら離間する角度の突起部の外側壁のために、窪みの内側
壁の先端縁部に限定される。本発明の図８の実施例の突
起部44及び窪み48は、先細穴ダイ及びストレートパンチ
によって形成され得る。
の間に90度より小さい夾角を有する先細の突起部を形成
するために環状体42の第１面46に対して所定角度を有
し、窪み48の内側壁68及び70は、環状体の第２面50に対
して垂直である。突起部44が窪み48に「陥没」するとき
に、突起部の外側壁と窪みの内側壁との間の摩擦接触
は、窪み内への突起部の移動時において窪みの内側壁か
ら離間する角度の突起部の外側壁のために、窪みの内側
壁の先端縁部に限定される。本発明の図８の実施例の突
起部44及び窪み48は、先細穴ダイ及びストレートパンチ
によって形成され得る。
図９において、突起部44の外側壁58及び60は、外側壁
の間に90度より小さい夾角を有する先細の突起部を形成
するために環状体42の第１面46に対して第１角度を有
し、他方、窪み48の内側壁68及び70は、内側壁の間に90
度より小さい夾角を有する先細の窪みを形成するために
環状体の第２面50に対して第２角度を有する。突起部44
が窪み48内に「陥没」するときに、突起部の外側壁と窪
みの内側壁との間の摩擦接触は、突起部の外側壁の移動
経路から離間する角度の窪み内側壁のために、窪みの内
側壁の先端縁部に限定される。本発明の図９の実施例の
突起部44及び窪み48は、先細穴ダイ及び先細パンチによ
って形成され得る。
の間に90度より小さい夾角を有する先細の突起部を形成
するために環状体42の第１面46に対して第１角度を有
し、他方、窪み48の内側壁68及び70は、内側壁の間に90
度より小さい夾角を有する先細の窪みを形成するために
環状体の第２面50に対して第２角度を有する。突起部44
が窪み48内に「陥没」するときに、突起部の外側壁と窪
みの内側壁との間の摩擦接触は、突起部の外側壁の移動
経路から離間する角度の窪み内側壁のために、窪みの内
側壁の先端縁部に限定される。本発明の図９の実施例の
突起部44及び窪み48は、先細穴ダイ及び先細パンチによ
って形成され得る。
好ましくは、荷重表示ワッシャ40は、スチールで形成
され且つ突起部及び窪みの形成後に熱処理が為される。
他の材料が用いられ得ること及び所望の特性を展開させ
るために熱処理が常に必要ではないことが明らかであろ
う。
され且つ突起部及び窪みの形成後に熱処理が為される。
他の材料が用いられ得ること及び所望の特性を展開させ
るために熱処理が常に必要ではないことが明らかであろ
う。
本発明に従って構成された荷重表示ワッシャの使用
が、図10及び図11に示される。一対の連結部材76,78
と、ボルト形式の外ねじ付き部材80と、ナット形式の内
ねじ付き部材82と、一対の標準ワッシャ84,86、とを有
する連結部組立体は、荷重表示ワッシャ40の使用によっ
て、ボルトに適当なテンションを持たせ組み立てられ
る。荷重表示ワッシャは、ボルトの軸部80bにねじ係合
するナット82とボルト80の頭部80aとの間の所定位置に
位置決めされ、荷重表示ワッシャは、連結部組立体が締
め付けられるにつれて、ナット及びボルト間のクランプ
荷重にさらされる。図10及び図11に示す特定の構造に関
して、荷重表示ワッシャ40は、ボルト80の頭部80aに対
して位置決めされ、ボルト頭部の下側支持面は、荷重表
示ワッシャ40の突起部の上部に当接係合する。突起部は
回されるべき構成要素から例えばワッシャによって離隔
され、ボルト80又はナット82を捻ることによって連結部
は締め付けられる。図10及び図11に示す構造に関して
は、ナット82が捻られる。締め付けが進むと、荷重表示
ワッシャの突起部は、その関係する窪み内に陥没し、荷
重表示ワッシャ40の上面とボルト頭部の下側支持面との
間のギャップは減少する。「隙間」ゲージによる測定に
より、このギャップが所定量減少するとき、ギャップが
ボルト80の適当なテンションを代表するので、締め付け
は停止される。これは、突起部の大きさ及び数がボルト
及びナットによって提供される圧縮力に対して選択さ
れ、荷重表示ワッシャに提供される圧縮力がボルトの所
定テンションに到達するときに突起部が環状体内に塑性
変形するからである。
が、図10及び図11に示される。一対の連結部材76,78
と、ボルト形式の外ねじ付き部材80と、ナット形式の内
ねじ付き部材82と、一対の標準ワッシャ84,86、とを有
する連結部組立体は、荷重表示ワッシャ40の使用によっ
て、ボルトに適当なテンションを持たせ組み立てられ
る。荷重表示ワッシャは、ボルトの軸部80bにねじ係合
するナット82とボルト80の頭部80aとの間の所定位置に
位置決めされ、荷重表示ワッシャは、連結部組立体が締
め付けられるにつれて、ナット及びボルト間のクランプ
荷重にさらされる。図10及び図11に示す特定の構造に関
して、荷重表示ワッシャ40は、ボルト80の頭部80aに対
して位置決めされ、ボルト頭部の下側支持面は、荷重表
示ワッシャ40の突起部の上部に当接係合する。突起部は
回されるべき構成要素から例えばワッシャによって離隔
され、ボルト80又はナット82を捻ることによって連結部
は締め付けられる。図10及び図11に示す構造に関して
は、ナット82が捻られる。締め付けが進むと、荷重表示
ワッシャの突起部は、その関係する窪み内に陥没し、荷
重表示ワッシャ40の上面とボルト頭部の下側支持面との
間のギャップは減少する。「隙間」ゲージによる測定に
より、このギャップが所定量減少するとき、ギャップが
ボルト80の適当なテンションを代表するので、締め付け
は停止される。これは、突起部の大きさ及び数がボルト
及びナットによって提供される圧縮力に対して選択さ
れ、荷重表示ワッシャに提供される圧縮力がボルトの所
定テンションに到達するときに突起部が環状体内に塑性
変形するからである。
以上のように本発明の好適実施例を記載したが、本発
明の範囲を逸脱することなく様々の変更及び変形が当業
者によって為され得ることは明らかである。
明の範囲を逸脱することなく様々の変更及び変形が当業
者によって為され得ることは明らかである。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 昭50−43359（ＪＰ，Ａ) (58)調査した分野(Int.Cl.7，ＤＢ名) F16B 31/02
Claims (14)
- 【請求項１】環状体と、前記環状体の第１面から突出す
るように前記環状体から打ち出されて部分的に剪断変形
させられた前記環状体と一体の複数個の突起部とを有
し、前記環状体の第１面とは反対側の第２面には、前記
突起部のそれぞれに対応する窪みが形成され、 前記突起部のそれぞれは、 （ａ）前記環状体の前記第１面から延在する一対の外側
壁と、 （ｂ）前記一対の外側壁の間に延在すると共に前記環状
体の前記第１面における２つの離間領域の間に延在する
外面とによって区画形成され、 前記窪みのそれぞれは、 （ａ）対応する前記突起部の前記一対の外側壁に対応し
て前記環状体の前記第２面から前記環状体内部に延在す
る一対の内側壁と、 （ｂ）前記一対の内側壁の間に延在すると共に前記環状
体の前記第２面における２つの離間領域の間に延在する
内面とによって区画形成され、 前記突起部の前記外側壁のそれぞれは、前記外側壁が剪
断成形される前記窪みの前記内側壁に沿う線と整合しな
い線に沿って延在し、 前記窪みのそれぞれにおける前記内側壁の間の最小幅寸
法は、前記突起部のそれぞれが、提供された荷重によっ
て対応する前記窪み内へ押し込まれる時に、前記突起部
のそれぞれが、対応する前記窪みに対して当接又は摺動
しないために、対応する前記突起部の前記外側壁の間の
最大幅寸法より大きいことを特徴とする荷重表示ワッシ
ャ。 - 【請求項２】前記突起部は、長方形の輪郭を有し、円周
方向に所定間隔で離設されることを特徴とする請求項１
記載の荷重表示ワッシャ。 - 【請求項３】前記突起部の前記外側壁は、前記環状体の
内円周と同心的な円に対して実質的に接線方向に延在し
ていることを特徴とする請求項２記載の荷重表示ワッシ
ャ。 - 【請求項４】環状体と、前記環状体の第１面から突出し
て、前記第１面とは反対側の前記環状体の第２面におい
て対応する複数個の窪みを残すように前記環状体から打
ち出されて部分的に剪断変形させられた前記環状体と一
体の複数個の突起部とを有し、 前記突起部のそれぞれは、 （ａ）前記環状体の前記第１面から延在する一対の外側
壁と、 （ｂ）前記一対の外側壁の間に延在すると共に前記環状
体の前記第１面における２つの離間領域の間に延在する
外面とによって区画形成され、 前記窪みのそれぞれは、 （ａ）前記環状体の前記第２面から前記環状体内へ延在
する一対の内側壁であって、前記一対の内側壁から前記
突起部の前記一対の外側壁が剪断成形される一対の内側
壁と、 （ｂ）前記一対の内側壁の間に延在すると共に前記環状
体の前記第２面における２つの離間領域の間に延在する
内面とによって区画形成され、 前記突起部の前記外側壁のそれぞれは、前記外側壁が剪
断成形される前記窪みの前記内側壁に対して所定角度を
有して延在しており、 前記窪みのそれぞれにおける前記内側壁の間の最小幅寸
法は、前記突起部のそれぞれが、提供された荷重によっ
て対応する前記窪み内へ押し込まれる時に、前記突起部
のそれぞれが、対応する前記窪みに対して当接又は摺動
しないために、対応する前記突起部の前記外側壁の間の
最大幅寸法より大きいことを特徴とする荷重表示ワッシ
ャ。 - 【請求項５】前記突起部の前記外側壁のそれぞれは、前
記外側壁の間に90度より小さな夾角を有する傾斜突起部
を形成するように、前記環状体の前記第１面に対して所
定角度を有して延在し、前記窪みの前記内側壁のそれぞ
れは、前記環状体の前記第２面に対して垂直に延在して
いることを特徴とする請求項４記載の荷重表示ワッシ
ャ。 - 【請求項６】前記窪みの前記内側壁のそれぞれは、前記
内側壁の間に90度より小さな夾角を有する傾斜窪みを形
成するように、前記環状体の前記第１面に対して所定角
度を有して延在し、前記突起部の前記外側壁のそれぞれ
は、前記環状体の前記第１面に対して垂直に延在してい
ることを特徴とする請求項４記載の荷重表示ワッシャ。 - 【請求項７】前記突起部の前記外側壁のそれぞれは、前
記外側壁の間に90度より小さな夾角を有する傾斜突起部
を形成するように、前記環状体の前記第１面に対して第
１角度を有して延在し、前記窪みの前記内側壁のそれぞ
れは、前記内側壁の間に90度より小さな夾角を有する傾
斜窪みを形成するように、前記環状体の前記第２面に対
して第２角度を有して延在することを特徴とする請求項
４記載の荷重表示ワッシャ。 - 【請求項８】少なくとも１つの連結部材と、 前記連結部材を貫通する外ネジ付き部材と、 前記外ねじ付き部材の一端が捩込まれる内ねじ付き部材
と、 前記外ねじ付き部材の他端と前記内ねじ付き部材との間
に配置される荷重表示ワッシャとを具備する連結部組立
体であって、 前記荷重表示ワッシャは、環状体と、前記環状体の第１
面から突出して、前記第１面とは反対側の前記環状体の
第２面において対応する複数個の窪みを残すように前記
環状体から打ち出されて部分的に剪断変形させられた前
記環状体と一体の複数個の突起部とを有し、 前記突起部のそれぞれは、 （ａ）前記環状体の前記第１面から延在する一対の外側
壁と、 （ｂ）前記一対の外側壁の間に延在すると共に前記環状
体の前記第１面における２つの離間領域の間に延在する
外面とによって区画形成され、 前記窪みのそれぞれは、 （ａ）前記環状体の前記第２面から前記環状体内へ延在
する一対の内側壁であって、前記一対の内側壁から前記
突起部の前記一対の外側壁が剪断成形される一対の内側
壁と、 （ｂ）前記一対の内側壁の間に延在すると共に前記環状
体の前記第２面における２つの離間領域の間に延在する
内面とによって区画形成され、 前記突起部の前記外側壁のそれぞれは、前記外側壁が剪
断成形される前記窪みの前記内側壁に沿う線と整合しな
い線に沿って延在し、 前記窪みのそれぞれにおける前記内側壁の間の最小幅寸
法は、前記突起部のそれぞれが、提供された荷重によっ
て対応する前記窪み内へ押し込まれる時に、前記突起部
のそれぞれが、対応する前記窪みに対して当接又は摺動
しないために、対応する前記突起部の前記外側壁の間の
最大幅寸法より大きいことを特徴とする連結部組立体。 - 【請求項９】前記連結部組立体は、一対の前記連結部材
を有し、前記外ねじ付き部材は、頭部及びねじ軸部を有
して前記一対の連結部材を貫通するボルトであり、前記
内ねじ付き部材は、前記ボルトの前記ねじ軸部とねじ係
合するナットであることを特徴とする請求項８記載の連
結部組立体。 - 【請求項１０】前記荷重表示ワッシャは、前記突起部が
前記ボルトの頭部に当接することによって前記ボルトの
頭部に対して位置決めされることを特徴とする請求項９
記載の連結部組立体。 - 【請求項１１】少なくとも１つの連結部材と、 前記連結部材を貫通する外ネジ付き部材と、 前記外ねじ付き部材の一端が捩込まれる内ねじ付き部材
と、 前記内ねじ付き部材と前記外ねじ付き部材の他端との間
に配置される荷重表示ワッシャとを具備する連結部組立
体であって、 前記荷重表示ワッシャは、環状体と、前記環状体の第１
面から突出して、前記第１面とは反対側の前記環状体の
第２面において対応する複数個の窪みを残すように前記
環状体から打ち出されて部分的に剪断変形させられた前
記環状体と一体の複数個の突起部とを有し、 前記突起部のそれぞれは、 （ａ）前記環状体の前記第１面から延在する一対の外側
壁と、 （ｂ）前記一対の外側壁の間に延在すると共に前記環状
体の前記第１面における２つの離間領域の間に延在する
外面とによって区画形成され、 前記窪みのそれぞれは、 （ａ）前記環状体の前記第２面から前記環状体内へ延在
する一対の内側壁であって、前記一対の内側壁から前記
突起部の前記一対の外側壁が剪断成形される一対の内側
壁と、 （ｂ）前記一対の内側壁の間に延在すると共に前記環状
体の前記第２面における２つの離間領域の間に延在する
内面とによって区画形成され、 前記突起部の前記外側壁のそれぞれは、前記外側壁が剪
断成形される前記窪みの前記内側壁に対して所定角度を
有して延在しており、 前記窪みのそれぞれにおける前記内側壁の間の最小幅寸
法は、前記突起部のそれぞれが、提供された荷重によっ
て対応する前記窪み内へ押し込まれる時に、前記突起部
のそれぞれが、対応する前記窪みに対して当接又は摺動
しないために、対応する前記突起部の前記外側壁の間の
最大幅寸法より大きいことを特徴とする連結部組立体。 - 【請求項１２】前記突起部の前記外側壁のそれぞれは、
前記外側壁の間に90度より小さな夾角を有する傾斜突起
部を形成するように、前記環状体の前記第１面に対して
所定角度を有して延在し、前記窪みの前記内側壁のそれ
ぞれは、前記環状体の前記第２面に対して垂直に延在し
ていることを特徴とする請求項11記載の連結部組立体。 - 【請求項１３】前記窪みの前記内側壁のそれぞれは、前
記内側壁の間に90度より小さな夾角を有する傾斜窪みを
形成するように、前記環状体の前記第１面に対して所定
角度を有して延在し、前記突起部の前記外側壁のそれぞ
れは、前記環状体の前記第１面に対して垂直に延在して
いることを特徴とする請求項11記載の連結部組立体。 - 【請求項１４】前記突起部の前記外側壁のそれぞれは、
前記外側壁の間に90度より小さな夾角を有する傾斜突起
部を形成するように、前記環状体の前記第１面に対して
第１角度を有して延在し、前記窪みの前記内側壁のそれ
ぞれは、前記内側壁の間に90度より小さな夾角を有する
傾斜窪みを形成するように、前記環状体の前記第２面に
対して第２角度を有して延在することを特徴とする請求
項11記載の連結部組立体。
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