JP2003148438A - 締結具 - Google Patents

締結具

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JP2003148438A
JP2003148438A JP2001347277A JP2001347277A JP2003148438A JP 2003148438 A JP2003148438 A JP 2003148438A JP 2001347277 A JP2001347277 A JP 2001347277A JP 2001347277 A JP2001347277 A JP 2001347277A JP 2003148438 A JP2003148438 A JP 2003148438A
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nut
nut portion
fastened
locking
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JP2001347277A
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Tetsuya Watanabe
哲哉 渡辺
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TAKENAKA KK
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TAKENAKA KK
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 締結具の緩み止め効果を向上させることであ
る。 【解決手段】 ナット2に、被締結部材4と接する締結
面10と締結面10に対して傾斜する傾斜面11とを有
する締結ナット部6と傾斜面11において締結ナット部
6と一体に形成され、その径寸法が締結ナット部6より
小さく設定された緩み止めナット部7とを設ける。そし
て、締結の際には、緩み止めナット部7に締結ナット部
6の締結力より大きい締付け力を加えて緩み止めナット
部7を締結ナット部6から分離させ、締付け面13が傾
斜面11から受ける反力により緩み止めナット部7の傾
斜面11側の端部14を変形させる。したがって、ナッ
ト2のねじ孔8がボルト3の雄ねじ部3bに食い込むこ
とになり締結具1の緩み止め効果を向上することができ
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は被締結部材を締結す
る締結具に関し、特に、緩み止め効果を発揮するナット
に適用して有効なものである。
【0002】
【従来の技術】被締結部材を締結するための締結具とし
ては、ボルトやナットが多く用いられている。このよう
なナットには雌ねじ部を有するねじ孔が設けられてお
り、また、ボルトにはこのねじ孔とねじ結合する雄ねじ
部が設けられている。そして、被締結部材の挿通穴に挿
通されたボルトにナットをねじ結合することにより、ボ
ルト頭部とナットとの間で複数の被締結部材を締結する
ようになっている。
【0003】被締結部材を締結した状態のボルトやナッ
トに振動や衝撃が加わると、締結状態に緩みが生じるこ
とがある。これは、締め付けられた状態のボルトの雄ね
じ部とナットの雌ねじ部との接触面の背面側には隙間が
あるため、振動や衝撃などによってねじ山の接触面が浮
いて圧力が減り摩擦力が弱まるからである。摩擦力が弱
まったときにナットもしくはボルトが回るとすれば必ず
緩み方向に回り、次々に緩みがひどくなっていく。
【0004】このような締結の緩みを防止するための手
段としては、従来から所謂ダブルナットによるものが知
られている。
【0005】ダブルナットは、締結用ナットの外側に重
ねて別の緩み止めナットをボルトに締め付け、外側とな
る緩み止めナットのみを更に強く締め付けることにより
それぞれのナット間に締め付け力を生じさせて、これら
のナットが緩まないようにしたものである。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかし、このようなダ
ブルナットによる緩み止め機能は、ナットとボルトを締
め付けることによる軸方向荷重のみで効果を生じるとい
う点では通常のナットとボルトとの結合と同様であり、
その度合いを増しただけである。そのため、継続的に振
動が加えられた場合や振動が大きい場合等には締結状態
の緩みを完全に防止することは困難であった。
【0007】本発明の目的は、締結具の緩み止め効果を
向上させることにある。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明の締結具は、ねじ
孔が設けられたナットと前記ナットに対して軸心を中心
とした相対回転によりねじ結合されるボルトとを有し、
被締結部材を締結する締結具であって、前記ナットに設
けられ、前記被締結部材と接する締結面と前記締結面に
対して傾斜する傾斜面とを有し、前記被締結部材に締付
けられる締結ナット部と、前記傾斜面において前記締結
ナット部と一体に設けられ、径寸法が前記締結ナット部
より小さく設定された緩み止めナット部とを有し、前記
締結ナット部の締結力より大きな締付け力を前記緩み止
めナット部に加えることにより、前記緩み止めナット部
が前記締結ナット部から分離して前記締結ナット部に締
付けられ、前記緩み止めナット部の前記傾斜面側の端部
が変形することを特徴とする。
【0009】本発明の締結具は、前記締結ナット部と前
記緩み止めナット部との境界部に周方向に延びる溝部が
形成されていることを特徴とする。
【0010】本発明の締結具は、前記締結面にスプリン
グワッシャが固定されていることを特徴とする。
【0011】本発明にあっては、締結ナット部の傾斜部
において緩み止めナット部を一体に形成し、また、緩み
止めナット部の径寸法を締結ナット部より小さく設定し
たので、締結ナット部の締結力より大きな締付け力を緩
み止めナット部に加えて締結ナット部の傾斜面に緩み止
めナット部を締め付けたときに緩み止めナット部の傾斜
面側の端部が容易に変形し、ナットのねじ孔がボルトの
雄ねじ部に食い込んで締結具の緩み止め効果を向上させ
ることができる。
【0012】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を図面
に基づいて詳細に説明する。
【0013】図1は本発明の一実施の形態である締結具
を示す斜視図であり、図2は図1に示す締結具の使用過
程(締め付け前)を示す断面図である。また、図3は図
1に示す締結具の使用過程(締め付けた状態)を示す断
面図である。
【0014】図1〜図3に示す締結具1はナット2とボ
ルト3とで構成されており、2つの被締結部材4,5を
締結するために用いられている。
【0015】ナット2は締結ナット部6と緩み止めナッ
ト部7とを有しており、その材質は樹脂となっている。
また、このナット2の軸心には、締結ナット部6と緩み
止めナット部7とを貫通するねじ孔8が設けられてい
る。
【0016】締結ナット部6の外周にはその径方向断面
が略六角形状となるように6つの作用面9が形成されて
おり、これらの作用面9はそれぞれ対となる作用面同士
が平行となって図示しないスパナ等の工具が係合可能と
なっている。
【0017】締結ナット部6の一方(図中下側)の端面
は軸心に対して垂直に形成された締結面10となってお
り、この締結面10にはねじ孔8の一方の開口端8aが
位置するようになっている。そして、このナット2を被
締結部材4,5の締結に用いる際には、ナット2はこの
締結面10において被締結部材4と接するようになって
いる。また、締結ナット部6の他方(図中上側)の端面
は締結面10に対して角度αだけ傾斜して形成された傾
斜面11となっている。
【0018】緩み止めナット部7は傾斜面11において
締結ナット部10と一体に形成されており、つまり、締
結ナット部6と緩み止めナット部7とは傾斜面11を介
して軸方向に隣接した状態で一体に形成されている。
【0019】緩み止めナット部7の外周にはその径方向
断面が略六角形状となるように6つの作用面12が形成
されており、これらの作用面12はそれぞれ対となる作
用面同士が平行となって図示しないスパナ等の工具が係
合可能となっている。なお、本実施の形態においては、
締結ナット部6と緩み止めナット部7の径方向断面はそ
れぞれ略六角形状に形成されているが、これに限らず、
任意の工具と係合してこの工具から入力される回転トル
クを伝達できる形状であればいずれの形状としてもよ
い。
【0020】この緩み止めナット部7の径寸法つまり対
となる作用面間の距離Dは締結ナット部6の径寸法つま
り締結ナット部6における作用面間の距離dより小さく
設定されている。つまり、緩み止めナット部7における
ねじ孔8と作用面12との間の肉厚は、締結ナット部6
におけるねじ孔8と作用面9との間の肉厚より薄く形成
されている。このように、締結ナット部6に対して緩み
止めナット部7の径寸法を小さく設定したので、緩み止
めナット部7の径寸法を締結ナット部6と同等に形成し
た場合に比べてこのナット2の材料費や加工工数を低減
することができる。
【0021】ボルト3は図示しない頭部とこの頭部から
突出して形成された軸部3aとを有しており、軸部3a
の外周面にはナット2のねじ孔8とねじ結合可能に形成
された雄ねじ部3bが形成されている。したがって、ナ
ット2とボルト3とは軸心を中心とした相対回転により
互いにねじ結合することができるようになっている。
【0022】次に、この締結具1の使用方法について説
明する。
【0023】図2に示すように、被締結部材4,5に設
けられた挿通孔4a,5aに挿通されたボルト3に対し
て締結面10を被締結部材4に接するようにナット2を
ねじ結合させる。このとき、締結ナット部6と緩み止め
ナット部7とが一体に形成されているので、通常のダブ
ルナットのように1つの締結個所に対して2つのナット
を用いる必要がなく、締結作業の作業工数を低減するこ
とができる。
【0024】そして、締結ナット部6の作用面9に係合
された図示しないスパナ等の工具により締結ナット部6
に締結力が加えられると、締結ナット部6が被締結部材
に締付けられて被締結部材4,5はナット2とボルト3
とによって締結されることになる。この状態では締結ナ
ット部6と緩み止めナット部7とは未だ一体であり、緩
み止めナット部7による緩み止め効果は生じていない。
【0025】次に、緩み止めナット部7の作用面12に
図示しないスパナ等の工具を係合して、緩み止めナット
部7にのみに締付け力を加える。そして、この締付け力
が締結ナット部6が被締結部材4,5を締結する締結力
より大きくなると、緩み止めナット部7は、締結ナット
部6と緩み止めナット部7との境界部が破断することに
より、締結ナット部6から分離し、締結ナット部6に対
して締付けられて所謂ダブルナットによる緩み止め効果
を生じることになる。
【0026】このとき、緩み止めナット部7の傾斜面1
1側の端面には傾斜面11とほぼ等しい傾斜角αで同一
方向に傾斜する締付け面13が形成されることになる。
この締付け面13の傾斜方向は緩み止めナット部7が分
離された直後は傾斜面11の傾斜方向と一致している
が、緩み止めナット部7が回転することによりその傾斜
方向が傾斜面11の傾斜方向と相違することになる。し
たがって、締付け面13には傾斜面11から緩み止めナ
ット部7を締結ナット部6に対して図中矢印で示す方向
に傾斜させる向きの反力が加えられることになる。
【0027】一方、緩み止めナット部7はねじ孔8にお
いてボルト3とねじ結合されることにより軸方向の傾き
が制限されており、また、その径寸法が小さくつまりね
じ孔8と作用面12との間の肉厚が薄く形成されてい
る。したがって、緩み止めナット部7の傾斜面11側の
端部14は締付け面13が傾斜面11から受ける反力に
より変形することになる。この変形により締付け面13
の近傍に位置するねじ孔8はボルト3の雄ねじ部3bに
強く押し付けられることになり、ねじ孔8がボルト3の
雄ねじ部3bに食い込んで緩み止めの効果を発揮するこ
とになる。なお、この変形は締付け力の程度により、弾
性変形もしくは塑性変形となる。
【0028】このように、締結ナット部6に対して緩み
止めナット部7の径寸法を小さく設定して、緩み止めナ
ット部7の傾斜面11側の端部14が傾斜面11から受
ける反力により容易に変形するようにしたので、ナット
2のねじ孔8がボルト3の雄ねじ部3bに食い込んで締
結具1の緩み止め効果を向上させることができる。
【0029】図4は図1に示す締結具の変形例を示す斜
視図であり、図5は図4に示す締結具の使用過程(締め
付け前)を示す断面図である。また、図6は図4に示す
締結具の使用過程(締め付けた状態)を示す断面図であ
り、図7は図4に示す締結具の使用後の状態を示す断面
図である。なお、図4〜図7においては前述した部材に
対応する部材には同一の符号が付されている。
【0030】図4〜図7に示す締結具21は基本的には
図1に示す締結具1と同様な構造であり、ナット22の
構成のみが異なるため、以下においてはその相違点を重
点的に説明する。
【0031】図4〜図7に示す締結具21は被締結部材
としての木材23を締結するために用いられている。
【0032】ナット22は図1に示すナット2と同様に
締結ナット部6と緩み止めナット部7とを有しており、
緩み止めナット部7の径寸法が締結ナット部6より小さ
く設定されている。また、このナット22は鋼材により
形成されている。
【0033】締結ナット部6と緩み止めナット部7とは
一体に形成されており、また、締結ナット部6と緩み止
めナット部7との境界部には周方向に延びる溝部24が
形成されている。つまり、締結ナット部6と緩み止めナ
ット部7とは、締結ナット部6と緩み止めナット部7と
の間に形成される薄肉連結部25を介して一体となって
いる。溝部24は、緩み止めナット部7の締付け面26
が締結ナット部6の締結面10と平行となるように図中
左側における幅寸法が図中右側より大きく設定されてい
る。
【0034】また、締結ナット部6の締結面10にはス
プリングワッシャ27が点溶接により固定されており、
締結ナット部6はこのスプリングワッシャ27を介して
木材23に締付けられるようになっている。
【0035】次に、この締結具21の使用方法について
説明する。
【0036】図5に示すように、木材23に設けられた
挿通孔23aに挿通されたボルト3に対してスプリング
ワッシャ27が木材23に接するようにナット22をね
じ結合させ、締結ナット部6の作用面9に締結力を加え
て締結ナット部6を木材23に締付ける。このとき、ス
プリングワッシャ27はナット22の締結力により縮ん
だ状態となって締結面10と木材23とに軸方向に向く
ばね力を加えている。
【0037】そして、この状態から緩み止めナット部7
のみに締付け力を加えることにより、緩み止めナット部
7が締結ナット部6から分離して、図1に示す場合と同
様に、緩み止めナット部7の傾斜面11側の端部28が
変形して緩み止めの効果を発揮することになる。このと
き、傾斜面11と締付け面26との間には締付け力によ
り押しつぶされた薄肉連結部25が介在しており、傾斜
面11から締付け面26に加えられる反力等はこの薄肉
連結部25を介して行われることになる。
【0038】一方、このような締結具21においてナッ
ト22の緩み方向の回転が規制されるのは、ナット22
と木材23との間に生じる摩擦力のみではなく、いわゆ
るダブルナットの効果によりナット22がボルト3の軸
部3aに固定された状態となっているからでもある。そ
のため、図7に示すように、木材23が経年変化により
収縮した場合にはナット22と木材23との間に隙間L
が生じることになり、ナット22とボルト3との緩み止
めが十分であっても木材23の締結に緩みが生じること
になる。
【0039】しかし、本発明のナット22の締結面10
にはスプリングワッシャ27が設けられており、木材2
3が収縮した場合であっても、このスプリングワッシャ
27がその隙間L内で締結面10と木材23との間にば
ね力を加えることになるため、締結の緩みを防止してナ
ット22とボルト3との緩み止め効果を十分に発揮する
ことができる。
【0040】本発明は前記実施の形態に限定されるもの
ではなく、その要旨を逸脱しない範囲で種々変更可能で
あることはいうまでもない。たとえば、前記実施の形態
においてはナット2,22とねじ結合される部材として
ボルト3が用いられているが、これに限らず、ナット
2,22とねじ結合される雄ねじ部を有するものであれ
ば他の部材としてもよい。
【0041】また、ナット2,22はそれぞれ樹脂もし
くは鋼材により形成されているが、これに限らず、適当
な締付け力で締結ナット部6と緩み止めナット部7とが
分離されるように形成できるものであれば、軟質のステ
ンレスや硬質ゴムなど他の材料を用いて形成するように
してもよい。
【0042】
【発明の効果】本発明によれば、締結ナット部に対して
緩み止めナット部の径寸法を小さく設定して、緩み止め
ナット部の傾斜面側の端部が傾斜面から受ける反力によ
り容易に変形するようにしたので、ナットのねじ孔がボ
ルトの雄ねじ部に食い込んで締結具の緩み止め効果を向
上させることができる。
【0043】また、緩み止めナット部の径寸法を締結ナ
ット部より小さく設定するようにしたので、この締結具
の材料費や加工工数を低減することができる。
【0044】さらに、締結ナット部と緩み止めナット部
とが一体に形成されているので、通常のダブルナットの
ように1つの締結個所に対して2つのナットを用いる必
要がないので、締結作業の作業工数を低減することがで
きる。
【図面の簡単な説明】
【図1】図1は本発明の一実施の形態である締結具を示
す斜視図である。
【図2】図1に示す締結具の使用過程(締め付け前)を
示す断面図である。
【図3】図1に示す締結具の使用過程(締め付けた状
態)を示す断面図である。
【図4】図1に示す締結具の変形例を示す斜視図であ
る。
【図5】図4に示す締結具の使用過程(締め付け前)を
示す断面図である。
【図6】図4に示す締結具の使用過程(締め付けた状
態)を示す断面図である。
【図7】図4に示す締結具の使用後の状態を示す断面図
である。
【符号の説明】
1 締結具 2 ナット 3 ボルト 3a 軸部 3b 雄ねじ部 4,5 被締結部材 4a,5a 挿通孔 6 締結ナット部 7 緩み止めナット部 8 ねじ孔 8a 開口端 9 作用面 10 締結面 11 傾斜面 12 作用面 13 締付け面 14 端部 21 締結具 22 ナット 23 木材 23a 挿通孔 24 溝部 25 薄肉連結部 26 締付け面 27 スプリングワッシャ 28 端部 α 角度 D 距離 d 距離 L 隙間

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ねじ孔が設けられたナットと前記ナット
    に対して軸心を中心とした相対回転によりねじ結合され
    るボルトとを有し、被締結部材を締結する締結具であっ
    て、 前記ナットに設けられ、前記被締結部材と接する締結面
    と前記締結面に対して傾斜する傾斜面とを有し、前記被
    締結部材に締付けられる締結ナット部と、 前記傾斜面において前記締結ナット部と一体に設けら
    れ、径寸法が前記締結ナット部より小さく設定された緩
    み止めナット部とを有し、 前記締結ナット部の締結力より大きな締付け力を前記緩
    み止めナット部に加えることにより、前記緩み止めナッ
    ト部が前記締結ナット部から分離して前記締結ナット部
    に締付けられ、前記緩み止めナット部の前記傾斜面側の
    端部が変形することを特徴とする締結具。
  2. 【請求項2】 請求項1記載の締結具において、前記締
    結ナット部と前記緩み止めナット部との境界部に周方向
    に延びる溝部が形成されていることを特徴とする締結
    具。
  3. 【請求項3】 請求項1または2記載の締結具におい
    て、前記締結面にスプリングワッシャが固定されている
    ことを特徴とする締結具。
JP2001347277A 2001-11-13 2001-11-13 締結具 Pending JP2003148438A (ja)

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN102900740A (zh) * 2012-10-26 2013-01-30 魏伯卿 扣帽式抗震防松管螺母
CN106640911A (zh) * 2016-12-01 2017-05-10 陈卫江 一种斜面自锁螺母
TWI820859B (zh) * 2022-08-11 2023-11-01 黃文彬 偏心防鬆螺絲之製造及施工方法

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