JPH04301701A - 塑性域締結ボルト用の限界ねじリングゲ−ジ - Google Patents
塑性域締結ボルト用の限界ねじリングゲ−ジInfo
- Publication number
- JPH04301701A JPH04301701A JP9135591A JP9135591A JPH04301701A JP H04301701 A JPH04301701 A JP H04301701A JP 9135591 A JP9135591 A JP 9135591A JP 9135591 A JP9135591 A JP 9135591A JP H04301701 A JPH04301701 A JP H04301701A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- limit
- screw
- ring gauge
- thread
- plastic region
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
- 239000000463 material Substances 0.000 claims description 3
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 3
- 238000000034 method Methods 0.000 description 3
- 238000007796 conventional method Methods 0.000 description 1
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 1
- 230000001105 regulatory effect Effects 0.000 description 1
Landscapes
- Length-Measuring Instruments Using Mechanical Means (AREA)
- A Measuring Device Byusing Mechanical Method (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は塑性域締結ボルトの使用
限界を判定する限界ねじリングゲージに関する。
限界を判定する限界ねじリングゲージに関する。
【0002】
【従来の技術】ボルトの締着は一般的に弾性域締結法で
行われている。そのため締着時の軸力のばらつきが大き
く、ボルトの直径は最低の軸力を基準として選定してい
た。近年、軸力のばらつきを小さくし、従来よりも細い
直径のボルトを使用して全体をコンパクトにするために
、エンジンの主要部分等に塑性域締結法が使用されるよ
うになってきた。
行われている。そのため締着時の軸力のばらつきが大き
く、ボルトの直径は最低の軸力を基準として選定してい
た。近年、軸力のばらつきを小さくし、従来よりも細い
直径のボルトを使用して全体をコンパクトにするために
、エンジンの主要部分等に塑性域締結法が使用されるよ
うになってきた。
【0003】図5は塑性域締結ボルトの使用例であり、
2個の部材を締着した状態の断面図である。10は長さ
Aのねじ2を有する塑性域締結用のボルトであり、部材
20にはボルト10の外径より大きい穴21およびめね
じ22が穿設されており、部材30にはボルト10の外
径より大きい穴31が穿設されている。ボルト10のね
じ2の先端は部材20のめねじ22に螺合しており、ね
じ2の長さAの内、Bはねじ込み部であり、Cは遊び部
である。
2個の部材を締着した状態の断面図である。10は長さ
Aのねじ2を有する塑性域締結用のボルトであり、部材
20にはボルト10の外径より大きい穴21およびめね
じ22が穿設されており、部材30にはボルト10の外
径より大きい穴31が穿設されている。ボルト10のね
じ2の先端は部材20のめねじ22に螺合しており、ね
じ2の長さAの内、Bはねじ込み部であり、Cは遊び部
である。
【0004】塑性域締結法はボルトの材料の塑性域まで
締め付けるため、ボルト1の前記B部以外は伸びて永久
変形し、ねじ2の遊び部Cは図6の点線3に示すように
伸びる。従って、何回か使用しているとその伸びは許容
値を超え、ついには破断に至る。そのため、伸びが許容
値を超えたボルトを使用しないように使用回数を規制し
、ボルトに使用回数を示すポンチマークを付けて再使用
可否を判断させている。
締め付けるため、ボルト1の前記B部以外は伸びて永久
変形し、ねじ2の遊び部Cは図6の点線3に示すように
伸びる。従って、何回か使用しているとその伸びは許容
値を超え、ついには破断に至る。そのため、伸びが許容
値を超えたボルトを使用しないように使用回数を規制し
、ボルトに使用回数を示すポンチマークを付けて再使用
可否を判断させている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしてがら、従来の
方法ではポンチマークの打ち忘れ等で、ボルトを許容回
数を超えて使用し、エンジンを破損させるという問題が
ある。
方法ではポンチマークの打ち忘れ等で、ボルトを許容回
数を超えて使用し、エンジンを破損させるという問題が
ある。
【0006】本発明は上記の問題点に着目してなされた
もので、伸びの許容値を超えたボルトの使用を確実に防
止しうる塑性域締結ボルト用の限界ねじリングゲージを
提供することを目的としている。
もので、伸びの許容値を超えたボルトの使用を確実に防
止しうる塑性域締結ボルト用の限界ねじリングゲージを
提供することを目的としている。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記の目的達成のため、
本発明に係る塑性域締結ボルト用の限界ねじリングゲー
ジにおいては、材料の塑性域を使用して締着するボルト
の使用限界を判定するため、伸びが使用限界内のボルト
は通し、伸びが使用限界に達したボルトは通さない、標
準ねじピッチより大きく、使用限界のねじピッチより小
さいねじピッチを有することを特徴としている。
本発明に係る塑性域締結ボルト用の限界ねじリングゲー
ジにおいては、材料の塑性域を使用して締着するボルト
の使用限界を判定するため、伸びが使用限界内のボルト
は通し、伸びが使用限界に達したボルトは通さない、標
準ねじピッチより大きく、使用限界のねじピッチより小
さいねじピッチを有することを特徴としている。
【0008】
【作用】上記構成によれば、塑性域締結ボルト用の限界
ねじリングゲージのねじピッチを、使用限界内のボルト
は通すように標準ねじピッチより大きくし、使用限界に
達したボルトは通さないように使用限界のねじピッチよ
り小さいねじピッチにしたため、限界ねじリングゲージ
を通すことにより、ボルトが使用限界を超えたか否かを
判定できる。
ねじリングゲージのねじピッチを、使用限界内のボルト
は通すように標準ねじピッチより大きくし、使用限界に
達したボルトは通さないように使用限界のねじピッチよ
り小さいねじピッチにしたため、限界ねじリングゲージ
を通すことにより、ボルトが使用限界を超えたか否かを
判定できる。
【0009】
【実施例】以下に、本発明に係る塑性域締結ボルト用の
限界ねじリングゲージの実施例について、図面を参照し
て説明する。図1は限界ねじリングゲージ1と塑性域締
結ボルト10とを示す斜視図である。図2、図3、図4
はねじピッチの説明図であり、図2に示すように限界ね
じリングゲージ1のねじピッチP1は、実線で示す標準
ねじ2のピッチP2よりも大きく、点線で示す使用限界
ねじ3のピッチP3よりも小さく定められている。しか
も、図3に示すように標準ねじピッチのねじ2を限界ね
じリングゲージ1に通した場合、両端部のねじ面4、5
は密接することなく通ることができ、図4に示すように
使用限界ねじピッチのねじ3を限界ねじリングゲージ1
に通した場合、両端部のねじ面6、7は密接して通るこ
とができないようにねじピッチP1は定められている。
限界ねじリングゲージの実施例について、図面を参照し
て説明する。図1は限界ねじリングゲージ1と塑性域締
結ボルト10とを示す斜視図である。図2、図3、図4
はねじピッチの説明図であり、図2に示すように限界ね
じリングゲージ1のねじピッチP1は、実線で示す標準
ねじ2のピッチP2よりも大きく、点線で示す使用限界
ねじ3のピッチP3よりも小さく定められている。しか
も、図3に示すように標準ねじピッチのねじ2を限界ね
じリングゲージ1に通した場合、両端部のねじ面4、5
は密接することなく通ることができ、図4に示すように
使用限界ねじピッチのねじ3を限界ねじリングゲージ1
に通した場合、両端部のねじ面6、7は密接して通るこ
とができないようにねじピッチP1は定められている。
【0010】つぎに作用について説明すると、標準ねじ
ピッチの塑性域締結ボルトを何回か再使用し、伸びた場
合、その伸びが使用限界に達するまではボルトは限界ね
じリングゲージを通る。伸びが使用限界に達するとボル
トは限界ねじリングゲージを通らなくなり、ボルトが再
使用可能か否か判定が可能である。即ち、ボルトを再使
用する前に、限界ねじリングゲージを通してみることに
よりボルトが使用限界に達したか否かを判定できる。
ピッチの塑性域締結ボルトを何回か再使用し、伸びた場
合、その伸びが使用限界に達するまではボルトは限界ね
じリングゲージを通る。伸びが使用限界に達するとボル
トは限界ねじリングゲージを通らなくなり、ボルトが再
使用可能か否か判定が可能である。即ち、ボルトを再使
用する前に、限界ねじリングゲージを通してみることに
よりボルトが使用限界に達したか否かを判定できる。
【0011】
【発明の効果】以上説明したように、本発明の塑性域締
結ボルト用の限界ねじリングゲージは、伸びが使用限界
に達しないボルトは通し、伸びが使用限界に達したボル
トは通さないようにねじピッチを定めたため、ボルトを
限界ねじリングゲージを通すことによってボルトの伸び
が使用限界に達したか否かを判定できる。従って、エン
ジンの修理あるいは整備時に、容易に、かつ、確実にボ
ルトが再使用可能か否かの判定ができ、ポンチマークの
打ち忘れ等により使用限界に達したボルトを誤って再使
用し、エンジンを破損させるようなことは完全に防止で
きる。
結ボルト用の限界ねじリングゲージは、伸びが使用限界
に達しないボルトは通し、伸びが使用限界に達したボル
トは通さないようにねじピッチを定めたため、ボルトを
限界ねじリングゲージを通すことによってボルトの伸び
が使用限界に達したか否かを判定できる。従って、エン
ジンの修理あるいは整備時に、容易に、かつ、確実にボ
ルトが再使用可能か否かの判定ができ、ポンチマークの
打ち忘れ等により使用限界に達したボルトを誤って再使
用し、エンジンを破損させるようなことは完全に防止で
きる。
【図1】本発明の塑性域締結ボルト用の限界ねじリング
ゲージの斜視図である。
ゲージの斜視図である。
【図2】ねじピッチの説明図である。
【図3】標準ピッチのねじと限界ねじリングゲージとの
螺合断面図である。
螺合断面図である。
【図4】使用限界ピッチのねじと限界ねじリングゲージ
との螺合断面図である。
との螺合断面図である。
【図5】塑性域締結ボルトの締着断面図である。
【図6】ねじピッチ伸びの説明図である。
1 限界ねじリングゲージ
2 標準ピッチねじ
3 使用限界ピッチねじ
Claims (1)
- 【請求項1】 材料の塑性域を使用して締着するボル
トの使用限界を判定するため、伸びが使用限界内のボル
トは通し、伸びが使用限界に達したボルトは通さない、
標準ねじピッチより大きく、使用限界のねじピッチより
小さいねじピッチを有することを特徴とする塑性域締結
ボルト用の限界ねじリングゲージ。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP9135591A JPH04301701A (ja) | 1991-03-29 | 1991-03-29 | 塑性域締結ボルト用の限界ねじリングゲ−ジ |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP9135591A JPH04301701A (ja) | 1991-03-29 | 1991-03-29 | 塑性域締結ボルト用の限界ねじリングゲ−ジ |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH04301701A true JPH04301701A (ja) | 1992-10-26 |
Family
ID=14024084
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP9135591A Pending JPH04301701A (ja) | 1991-03-29 | 1991-03-29 | 塑性域締結ボルト用の限界ねじリングゲ−ジ |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH04301701A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN105478925A (zh) * | 2015-12-23 | 2016-04-13 | 常熟市淼泉压缩机配件有限公司 | 一种螺纹环规加工的改进工艺 |
-
1991
- 1991-03-29 JP JP9135591A patent/JPH04301701A/ja active Pending
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN105478925A (zh) * | 2015-12-23 | 2016-04-13 | 常熟市淼泉压缩机配件有限公司 | 一种螺纹环规加工的改进工艺 |
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