JPH0530015Y2 - - Google Patents

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JPH0530015Y2
JPH0530015Y2 JP9959388U JP9959388U JPH0530015Y2 JP H0530015 Y2 JPH0530015 Y2 JP H0530015Y2 JP 9959388 U JP9959388 U JP 9959388U JP 9959388 U JP9959388 U JP 9959388U JP H0530015 Y2 JPH0530015 Y2 JP H0530015Y2
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JP
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roller
roller body
shaft member
washer
belt conveyor
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JP9959388U
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Description

【考案の詳細な説明】 「産業上の利用分野」 本考案は、エンドレスベルトが巻き回されるベ
ルトコンベア用のローラに関する。
「従来の技術」 従来のベルトコンベア用のローラとしては、例
えば第5図に示すようなものがある。
すなわち、エンドレスベルト1が駆動用のロー
ラ2と従動体用のローラ3とに巻き回されてお
り、駆動用のローラ2および従動用のローラ3
は、共にエンドレスベルト1の偏りを防止するた
め、一般にローラ中央部がその径を他の部位の径
より大きめにした中高に成つている。
そしてこのような駆動用のローラ2等を加工す
る方法としては、ローラの形態がパイプ状のロー
ラの場合、中実のローラの場合、およびライニン
グローラの場合が有り、ローラの形態がパイプ状
のローラの場合には、ローラ基材の両端部をスウ
エージング加工したり、ヘラ加工によつたり、切
削したりして成形している。またローラの形態が
中実のローラの場合には、切削したり、例えば樹
脂であれば成形したりしている。さらにローラの
形態がライニングローラの場合には、切削した
り、成形したりしている。
「考案が解決しようとする課題」 しかしながら、このような従来のベルトコンベ
ア用のローラでは、ローラの形態がいずれの場合
にも加工性がよくないという問題点があつた。
本考案は、このような従来の問題点に着目して
なされたもので、極めて簡単にローラ本体に中高
部を成形することができるベルトコンベア用のロ
ーラを提供することを目的としている。
「課題を解決するための手段」 かかる目的を達成するための本考案の要旨とす
るところは、 エンドレスベルトが巻き回されるベルトコンベ
ア用のローラにおいて、 略円筒状の弾性材から成るローラ本体にシヤフ
ト部材を内挿し、前記ローラ本体の両端部に座金
を押付けた状態にして前記シヤフト部材側に止
め、前記ローラ本体の中央部をその外径が前記両
端部の外径より大きな中高部としたことを特徴と
するベルトコンベア用のローラに存する。
「作用」 ローラ本体の両端部にそれぞれ座金を押し付け
ると、ローラ本体が略円筒状の弾性体であるた
め、中央部が膨らむ。
座金を、ローラ本体の両端部に押し付けた状態
にして、ローラ本体の復元力により押し返されな
いよう、ローラ本体に内挿したシヤフト部材側に
止めると、ローラ本体の中央部にその外径が両端
部より大きな中高部が簡単に形成されるものであ
る。
「実施例」 以下、図面に基づき本考案の一実施例を説明す
る。なお、各種実施例につき同種の部位には同一
符号を付し重複した説明を省略する。
第1図および第2図は本考案の第1実施例を示
している。
第1図および第2図に示すように、ローラ本体
10はゴム製で、単体では中央部が膨らんでいな
い略円筒体である。ローラ本体10の両端面部1
1には所定量の深さの円形状の凹部12が形成さ
れている。
ローラ本体10にはその内周壁14に接した状
態でパイプ状のシヤフト部材20が内挿されてい
る。シヤフト部材20の両端部には、ローラ本体
10の円形状の凹部12から内周壁14側へ小量
入った位置に段部21が形成され、両端面部11
から突出する先端から段部21までが他の一般の
部位23の外径より小さな第1図で想像線で示す
小径部24となつている。
シヤフト部材20の小径部24に嵌められて段
部21に突き当てられる座金は、それに伴いロー
ラ本体10の円形状の凹部12を押付け、ローラ
本体10の復元力で押し返されないよう、押し付
けたままの状態でシヤフト部材20によりカシメ
止めされている。
座金30によりその円形状の凹部12が押し付
けられたローラ本体10の中央部には、その外径
が両端部の外径より大きな中高部15が形成され
ている。
ローラ本体10の内周壁14とシヤフト部材2
0の一般の部位23との摩擦力が大きくローラ本
体10の中央部に膨らみが生じない場合には、シ
ヤフト部材20の一般の部位23に油を塗布した
りなどして摩擦力を減らしたり、カシメ止め後ロ
ーラ本体10の外周面を叩いてならすようにすれ
ばよい。
次に作用を説明する。
単体ではまだ略円筒体であるローラ本体10に
シヤフト部材20を内挿し、シヤフト部材20の
小径部24に座金30を通す。
通した座金30をローラ本体10の両端面部1
1の円形状の凹部12にそれぞれ押し付けると、
ローラ本体10の内周壁14側にはシヤフト部材
20が内挿しているため、内周壁14側はわずか
に変形するだけで、中央部の外周面が膨らむ。
座金30を、ローラ本体10の円形状の凹部1
2に、シヤフト部材20の段部21に突き当たる
まで押し付けていくと、ローラ本体10の中央部
の外周面はさらに膨らみ中高部15が形成され
る。
ローラ本体10に押し付けた状態の座金30が
ローラ本体10の復元力で押し返されないよう、
シヤフト部材20の小径部24を潰して、カシメ
止めされている。
第1実施例に係るベルトコンベア用のローラに
よれば、シヤフト部材20の段部21により座金
30でローラ本体10の円形状の凹部12を押し
込む量が決まるので、きわめて簡単にローラ本体
10に中高部15を形成することができる。
第3図は本考案の第2実施例を示している。
本実施例では、中実のシヤフト部材40の一端
部にねじ部41を刻設し、他端部に予め一方の座
金30aを固着しておき、ねじ部41に螺合する
ナツト部材50で他方の座金30aをローラ本体
10の円形状の凹部12側へ押し込み、両方の座
金30a,30aの相互の距離を近づけることに
より、ローラ本体10に中高部15を形成するよ
うにしたものである。
ナツト部材50により座金30aの押し込み量
を変えて、ローラ本体10の中高部15の膨らみ
量を調節することができ、極めて使い勝手がよ
い。
第4図は本考案の第3実施例を示している。
本実施例では、パイプ状のシヤフト部材60の
両端部に回転止め用の切込み溝61が刻設され、
シヤフト部材60には、先端部にねじ部71を刻
設したスクリユー部材70が内挿され、スクリユ
ー部材70には頭部72側に第一締付用部材81
が嵌合して配され、先端部のねじ部71に第二締
付用部材82が螺合されており、第一締付用部材
81と第二締付用部材82とにはそれぞれ掛止ロ
ツド83,84が設けられ、回転止め用の切込み
溝61に係合されている。
そして、スクリユー部材70をドライバで回転
させ、第一締付用部材81と第二締付用部材82
との距離をしだいに近づけることにより、第一締
付用部材81と第二締付用部材82とで座金3
0,30をローラ本体10の両端面部11側へ押
し込んで、ローラ本体10に中高部15を形成し
たものである。
それにより、ベルトコンベアにローラを装着し
た後でも、ローラ本体10の中高部の膨らみを調
節することができる。
「考案の効果」 本考案に係るベルトコンベア用のローラによれ
ば、弾性材で略円筒状のローラ本体を用い、ロー
ラ本体の両端部を座金で押し付けてローラ本体の
中高部を形成したので、極めて簡単にローラ本体
に中高部を成形することができる。
【図面の簡単な説明】
第1図および第2図は本考案の第1実施例を示
しており、第1図はローラの要部断面図、第2図
はローラ本体の要部断面図、第3図は第2実施例
を示しており、ローラの要部断面図、第4図は第
3実施例を示しており、ローラの分解斜視図、第
5図は従来例を示しており、ベルトコンベアの全
体斜視図である。 10……ローラ本体、11……両端面部(両端
面)、20,40,60……シヤフト部材、30,
30a……座金、50……ナツト部材、70……
スクリユー部材。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 エンドレスベルトが巻き回されるベルトコンベ
    ア用のローラにおいて、 略円筒状の弾性材から成るローラ本体にシヤフ
    ト部材を内挿し、前記ローラ本体の両端部に座金
    を押付けた状態にして前記シヤフト部材側に止
    め、前記ローラ本体の中央部をその外径が前記両
    端部の外径より大きな中高部としたことを特徴と
    するベルトコンベア用のローラ。
JP9959388U 1988-07-27 1988-07-27 Expired - Lifetime JPH0530015Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP9959388U JPH0530015Y2 (ja) 1988-07-27 1988-07-27

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP9959388U JPH0530015Y2 (ja) 1988-07-27 1988-07-27

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH0222908U JPH0222908U (ja) 1990-02-15
JPH0530015Y2 true JPH0530015Y2 (ja) 1993-07-30

Family

ID=31326896

Family Applications (1)

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JP9959388U Expired - Lifetime JPH0530015Y2 (ja) 1988-07-27 1988-07-27

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JPH0222908U (ja) 1990-02-15

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