JP3055501B2 - 差動増幅器及び差動増幅器を用いた電圧制御発振器 - Google Patents

差動増幅器及び差動増幅器を用いた電圧制御発振器

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JP3055501B2
JP3055501B2 JP9238628A JP23862897A JP3055501B2 JP 3055501 B2 JP3055501 B2 JP 3055501B2 JP 9238628 A JP9238628 A JP 9238628A JP 23862897 A JP23862897 A JP 23862897A JP 3055501 B2 JP3055501 B2 JP 3055501B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、複数のNMOSト
ランジスタあるいはPMOSトランジスタあるいはそれ
らの組合せで構成される差動増幅器及びその差動増幅器
を用いて構成された電圧制御発振器に関する。
【0002】
【従来の技術】従来の差動増幅器及びそれを用いて構成
された電圧制御発振器を図6及び図7に示す。
【0003】図6は、従来の差動増幅器の構成を示す回
路図であり、1994年電子通信学会春期大会論文集5
−232頁「C−664 電流制御差動形VCOの検
討」に書かれているものである。図7は、その差動増幅
器を用いて構成された電圧制御発振器のブロック図であ
る。
【0004】図6に示されるように従来の差動増幅器
は、それぞれのソース電極が共通接続された第1及び第
2のNMOSトランジスタ601,602の共通接続点
を制御電圧入力端子612の電圧によって電流値が増減
する定電流源603に接続し、第1及び第2のNMOS
トランジスタ601,602のドレイン電極をゲート電
極とドレイン電極が共通接続された第1及び第2ののP
MOSトランジスタ604,605の共通接続点にそれ
ぞれ接続し、第1及び第2のPMOSトランジスタ60
4,605のソース電極を正電源606にそれぞれ接続
し、第1及び第2のNMOSトランジスタ601,60
2のゲート電極を正入力端子607及び負入力端子60
8にそれぞれ接続し、第1及び第2のNMOSトランジ
スタ601,602のドレイン電極を負出力端子609
及び正出力端子610にそれぞれ接続して構成されてい
る。
【0005】従来の電圧制御発振器は、この従来の差動
増幅器を複数個用いて構成されている。図7は、3個の
従来の差動増幅器を用いて構成された例である。第1の
差動増幅器701の正入力端子(IP)と負入力端子
(IN)がそれぞれ第3の差動増幅器703の負出力端
子(ON)と正出力端子(OP)に接続され、第2の差
動増幅器702の正入力端子(IP)と負入力端子(I
N)がそれぞれ第1の差動増幅器701の負出力端子
(0N)と正出力端子(OP)に接続され、第3の差動
増幅器703の正入力端子(IP)と負入力端子(I
N)がそれぞれ第2の差動増幅器702の負出力端子
(ON)と正出力端子(0P)に接続され、第1の入力
端子704が第1、第2、第3の差動増幅器701,7
02,703各々の制御電圧入力端子(IC)に接続さ
れて構成されている。
【0006】次に、従来の差動増幅器の動作を説明す
る。図6の差動増幅器は、制御電圧入力端子612に入
力される電圧によって定電流源603の電流値が決ま
り、正入力端子607の電位が負入力端子608の電位
より高い場合は、第1のPMOSトランジスタ604に
その電流が流れ、負出力端子609の電位は、{(正電
源606の電位)−(第1のPMOSトランジスタ60
4の出力抵抗)×(定電流源603の電流値)}となる
が、一方、第2のPMOSトランジスタ605には電流
が流れず、正出力端子610の電位は、{(正電源60
6の電位)−(第2のPMOSトランジスタ605のし
きい値電圧の絶対値)}となる。これとは逆に正入力端
子607の電位が負入力端子608の電位より低い場合
は、第2のPMOSトランジスタ605にその電流が流
れ、正出力端子610の電位は、{(正電源606の電
位)−(第2のPMOSトランジスタ605の出力抵
抗)×(定電流源603の電流値)}となるが、一方、
第1のPMOSトランジスタ604には電流が流れず、
負出力端子609の電位は、{(正電源606の電位)
−(第1のPMOSトランジスタ604のしきい値電圧
の絶対値)}となる。したがって、定電流源603の電
流値が大きい時の電流が流れるほうのPMOSトランジ
スタのドレイン電極につながる端子の電位は、定電流源
603の電流値が小さい時の電流が流れるほうのPMO
Sトランジスタのドレイン電極につながる端子の電位よ
り下がるが、電流が流れないほうのPMOSトランジス
タのドレイン電極につながる端子の電位には差がない。
【0007】上述の、従来の差動増幅器の出力動作を表
す模式的な出力信号波形を図8に示す。図8の波形a,
bはそれぞれ定電流源603の電流値が小さい場合の差
動増幅器の正出力端子610と負出力端子609の信号
波形であり、図8の波形c,dは定電流源603の電流
値が大きい場合の差動増幅器の正出力端子610と負出
力端子609の信号波形である。
【0008】従来の差動増幅器においては、上述の動作
の説明の通り、高出力レベルは図8の波形a,cのよう
に定電流源603の電流値の大小に関わらず一定である
が、低出力レベルは、図8の波形bのように定電流源6
03の電流値が小さいとき定電流源603の電流値が大
きいときに比べて持ち上がり、差動増幅器の出力信号の
中点(動作点)が変動する。
【0009】また、従来の差動増幅器701,702,
703を用いて構成された電圧制御発振器700の動作
は、次のようになる。差動増幅器701,702,70
3の定電流源の電流値が大きい場合は、差動増幅器70
1,702,703の低出力レべルが図8の波形dのよ
うに低く、流れる電流が大きいので寄生容量への充電時
間は短く伝搬遅延時間が小さくなるため、電圧制御発振
器700が出力する発振周波数は大きくなる。一方、差
動増幅器701,702,703の定電流源の電流値が
小さい場合は、低出力レべルが図8の波形bように定電
流源の電流値が大きい場合の図8の波形dに比べて高
く、流れる電流が小さいので寄生容量への充電に時間が
かかるため伝搬遅延時間が大きくなり、電圧制御発振器
700が出力する発振周波数は小さくなる。すなわち、
電圧制御発振器700の発振周波数は、これを構成して
いる差動増幅器の定電流源の電流値を制御電圧で変える
ことにより変更できるが、このとき電圧制御発振器70
0の差動出力信号の低出力レベルも変動するので、前記
差動出力信号の中点(動作点)が変動してしまう。
【0010】この電圧制御発振器700の差動出力信号
を、非差動回路を用いたデジタル回路に入力する場合、
図9のような差動信号を非差動信号に変換する回路を介
して使用する。図9の回路では、正入力端子901を第
1のPMOSトランジスタ903のゲート電極に接続
し、負入力端子902を第2のPMOSトランジスタ9
04のゲート電極に接続し、第1のPMOSトランジス
タ903及び第2のPMOSトランジスタ904のソー
ス電極を共に正電源905に接続し、第1のPMOSト
ランジスタ903のドレイン電極を第1のNMOSトラ
ンジスタ906のドレイン電極に接続し、第2のPMO
Sトランジスタ904のドレイン電極を第2のNMOS
トランジスタ907のドレイン電極に接続し、第1のN
MOSトランジスタ906及び第2のNMOSトランジ
スタ907のゲート電極を第1のNMOSトランジスタ
906のドレイン電極に接続し、第1のNMOSトラン
ジスタ906及び第2のNMOSトランジスタ907の
ソース電極を共に負電源908に接続し、出力端子90
9を第2のPMOSトランジスタ904のドレイン電極
に接続して構成しており、正入力端子901の電位が負
入力端子902の電位より高い時は、出力端子909の
電位が上がりデジタル信号で“1”を出力し、正入力端
子901の電位が負入力端子902の電位より低い時
は、出力端子909の電位が下がりデジタル信号で
“0”を出力する。
【0011】
【発明が解決しようとする課題】従来の差動増幅器を用
いた電圧制御発振器の発振周波数は、上述ように電圧制
御発振器を構成している差動増幅器の定電流源の電流値
を制御電圧で変えることにより変更されているため、電
圧制御発振器の発振周波数を変更すると、その出力信号
は図8のように低出力レべルのみが変動してしまう。
【0012】したがって、従来の差動増幅器を用いた電
圧制御発振器の差動出力信号を非差動信号を用いたデジ
タル回路に入力する場合、図9に示されるような差動信
号を非差動信号に変換する回路の入力信号の低入力レべ
ルのみが変動することになるので入力信号の中点(動作
点)が変動してしまい、ディジタル回路の入力信号とな
る非差動出力信号のデューティ比を変動させてしまうと
いう問題がある。
【0013】
【課題を解決するための手段】本発明の第1の差動増幅
器は、それぞれのソース電極が共通接続された第1及び
第2のNMOSトランジスタの共通接続点を制御電圧入
力端子の電圧によって電流値が増減する定電流源に接続
し、これら第1及び第2のNMOSトランジスタのドレ
イン電極をゲート電極とドレイン電極とが共通接続され
た第1及び第2のPMOSトランジスタの共通接続点に
それぞれ接続し、前記第1及び第2のPMOSトランジ
スタのソース電極を正電源にそれぞれ接続し、前記第1
及び第2のPMOSトランジスタのウェル電極をウェル
電圧入力端子に接続し、前記第1のNMOSトランジス
タのゲート電極を正入力端子に接続し、前記第2のNM
OSトランジスタのゲート電極を負入力端子に接続し、
前記第1のNMOSトランジスタのドレイン電極を負出
力端子に接続し、前記第2のNMOSトランジスタのド
レイン電極を正出力端子に接続して、前記定電流源の電
流値に応じて前記ウェル電圧入力端子の電圧を変化でき
るようになっている。
【0014】また、本発明の他の差動増幅器は、それぞ
れのソース電極が共通接続された第1及び第2のNMO
Sトランジスタの共通接続点を制御電圧入力端子の電圧
によって電流値が増減する定電流源に接続し、これら第
1及び第2のNMOSトランジスタのドレイン電極をゲ
ート電極とドレイン電極とが共通接続された第3及び第
4のNMOSトランジスタのソース電極にそれぞれ接続
し、前記第3及び第4のNMOSトランジスタの共通接
続点を正電源に接続し、前記第3及び第4のNMOSト
ランジスタのウェル電極をウェル電圧入力端子に接続
し、前記第1のNMOSトランジスタのゲート電極を正
入力端子に接続し、前記第2のNMOSトランジスタの
ゲート電極を負入力端子に接続し、前記第1のNMOS
トランジスタのドレイン電極を負出力端子に接続し、前
記第2のNMOSトランジスタのドレイン電極を正出力
端子に接続して、前記定電流源の電流値に応じて前記ウ
ェル電圧入力端子の電圧を変化できるようになってい
る。
【0015】また、本発明の電圧制御発振器は、上述の
本発明の差動増幅器のいずれか一方を複数個用いて、こ
の差動増幅器の正入力端子が前段の負出力端子に接続さ
れ、負入力端子が前段の正出力端子に接続されるように
直列に接続し最終段の正出力端子を第1段目の負入力端
子に接続し、最終段の負出力端子を第1段目の正入力端
子に接続し、最終段の差動増幅器の正出力端子及び負出
力端子を各々出力端子とし、各差動増幅器の制御電圧入
力端子を全て第1の入力端子に接続し、各差動増幅器の
ウェル電圧入力端子を全て第2の入力端子に接続して、
前記各差動増幅器の定電流源の電流値に応じて前記ウェ
ル電圧入力端子の電圧を変化させることができるように
なっている。
【0016】上述の差動増幅器は、その定電流源の電流
値が小さくなるとき、つまり差動増幅器の低出力レべル
が上がる時には、第1及び第2のPMOSトランジスタ
のウェル電位を上げて(又は、第3及び第4のNMOS
トランジスタのウェル電位を下げて)第1及び第2のP
MOSトランジスタのしきい値電圧(又は、第3及び第
4のNMOSトランジスタのしきい値電圧)の絶対値を
大きくすることにより差動増幅器の高出力レべルを下げ
ることができ、一方、差動増幅器の定電流源の電流値が
大きくなるとき、つまり差動増幅器の低出力レべルが下
がる時には、第1及び第2のPMOSトランジスタのウ
ェル電位を下げて(又は、第3及び第4のNMOSトラ
ンジスタのウェル電位を上げて)第1及び第2のPMO
Sトランジスタのしきい値電圧(又は、第3及び第4の
NMOSトランジスタのしきい値電圧)の絶対値を小さ
くすることにより差動増幅器の高出力レべルを上げるこ
とができるので差動増幅器の出力レべルの中点(動作
点)が変動しないようにすることができる。
【0017】これにより、本発明の差動増幅器を複数個
用いて構成された電圧制御発振器は、出力差動信号を図
9のような差動信号を非差動信号に変換する回路を介し
て非差動信号で動作するディジタル回路に入力させる場
合に前記電圧制御発振器の発振周波数を変化させてもデ
ューティ比を一定に保つことができる。
【0018】
【発明の実施の形態】本発明の差動増幅器及び電圧制御
発振器の実施の形態を、図を用いて詳細に説明する。
【0019】図1は、本発明の第1の実施形態の差動増
幅器の回路図である。
【0020】本発明の第1の実施形態の差動増幅器は、
それぞれのソース電極を接続した第1及び第2のNMO
Sトランジスタ1,2のソース電極が制御電圧入力端子
12の電圧によって電流値を増減する定電流源3に共に
接続され、第1及び第2のNMOSトランジスタ1,2
のドレイン電極がゲート電極とドレイン電極を接続した
第1及び第2のPMOSトランジスタ4,5のドレイン
電極にそれぞれ接続され、ゲート電極とドレイン電極を
接続した第1及び第2のPMOSトランジスタ4,5の
ソース電極が正電源6に共に接続され、第1のNMOS
トランジスタ1のゲート電極が正入力端子7に接続さ
れ、第2のNMOSトランジスタ2のゲート電極が負入
力端子8に接続され、第1のNMOSトランジスタ1の
ドレイン電極が負出力端子9に接続され、第2のNMO
Sトランジスタ2のドレイン電極が正出力端子10に接
続されており、ゲート電極とドレイン電極を接続した第
1及び第2のPMOSトランジスタ4,5のウェル電位
がウェル電圧入力端子13の電圧により定まるように構
成されている。
【0021】次に、前述の本発明の第1の実施形態の差
動増幅器の動作を説明する。
【0022】図1の差動増幅器は、制御電圧入力端子1
2に入力される電圧によって定電流源3の電流値が決ま
り、正入力端子7の電位が負入力端子8の電位より高い
場合は、第1のPMOSトランジスタ4にその電流が流
れ、負出力端子9の電位は、{(正電源6の電位)−
(第1のPMOSトランジスタ4の出力抵抗)×(定電
流源3の電流値)}となるが、一方、第2のPMOSト
ランジスタ5には電流が流れず、正出力端子10の電位
は、{(正電源6の電位)−(第2のPMOSトランジ
スタ5のしきい値電圧の絶対値)}となる。これとは逆
に正入力端子7の電位が負入力端子8の電位より低い場
合は、第2のPMOSトランジスタ5にその電流が流
れ、正出力端子10の電位は、{(正電源6の電位)−
(第2のPMOSトランジスタ5の出力抵抗)×(定電
流源3の電流値)}となるが、一方、第1のPMOSト
ランジスタ4には電流が流れず、負出力端子9の電位
は、{(正電源6の電位)−(第1のPMOSトランジ
スタ4のしきい値電圧の絶対値)}となる。つまり差動
増幅器の出力信号の低出力レべルは、定電流源3の電流
値が大きい時は下がり、電流値が小さい時は上がる。こ
こで、定電流源3の電流値が小さい時には、第1及び第
2のPMOSトランジスタ4,5のウェル電圧を上げる
とMOSトランジスタの基板バイアス効果によって第1
及び第2のPMOSトランジスタ4,5のしきい値電圧
の絶対値が大きくなって差動増幅器の高出力レべルが下
がり、ウェル電圧を下げると第1及び第2のPMOSト
ランジスタ4,5のしきい値電圧の絶対値が小さくなっ
て高出力レべルが高くなる。したがって、定電流源3の
電流値が小さい時には、差動増幅器の低出力レべルが上
がるとともに高出力レべルは下がり、定電流源3の電流
値が大きい時には、低出力レべルが下がるとともに高出
力レべルが上がる。つまり差動増幅器の出力信号の中点
(動作点)は変化しないことになる。
【0023】図2は、本発明の第2の実施形態の差動増
幅器の回路図である。
【0024】本発明の第2の実施形態の差動増幅器は、
それぞれのソース電極を共通接続した第1及び第2のN
MOSトランジスタ201,202の共通接続点が制御
電圧入力端子212の電圧によって電流値を増減する定
電流源203に接続され、第1及び第2のNMOSトラ
ンジスタ201,202のドレイン電極がゲート電極と
ドレイン電極とを共通接続した第3及び第4のNMOS
トランジスタ204,205のソース電極にそれぞれ接
続され、前記第3及び第4のNMOSトランジスタ20
4,205の共通接続点が正電源206にそれぞれ接続
され、第1のNMOSトランジスタ201のゲート電極
が正入力端子207に接続され、第2のNMOSトラン
ジスタ202のゲート電極が負入力端子208に接続さ
れ、第1のNMOSトランジスタ201のドレイン電極
が負出力端子209に接続され、第2のNMOSトラン
ジスタ202のドレイン電極が正出力端子210に接続
されており、前記第3及び第4のNMOSトランジスタ
204,205のウェル電位がウェル電圧入力端子21
3の電圧により定まるように構成されている。
【0025】この差動増幅器の動作も、次に説明すると
おり第1の実施形態の差動増幅器と全く同様である。
【0026】図2の差動増幅器は、制御電圧入力端子2
12に入力される電圧によって定電流源203の電流値
が決まり、正入力端子207の電位が負入力端子208
の電位より高い場合は、第3のNMOSトランジスタ2
04にその電流が流れ、負出力端子209の電位は、
{(正電源206の電位)−(第3のNMOSトランジ
スタ204の出力抵抗)×(定電流源203の電流
値)}となるが、一方、第4のNMOSトランジスタ2
05には電流が流れず、正出力端子210の電位は、
{(正電源206の電位)−(第4のNMOSトランジ
スタ205のしきい値電圧の絶対値)}となる。これと
は逆に正入力端子207の電位が負入力端子208の電
位より低い場合は、第4のNMOSトランジスタ205
にその電流が流れ、正出力端子210の電位は、{(正
電源206の電位)−(第4のNMOSトランジスタ2
05の出力抵抗)×(定電流源203の電流値)}とな
るが、一方、第3のNMOSトランジスタ204には電
流が流れず、負出力端子209の電位は、{(正電源2
06の電位)−(第3のNMOSトランジスタ204の
しきい値電圧の絶対値)}となる。つまり差動増幅器の
出力信号の低出力レべルは、定電流源203の電流値が
大きい時は下がり、電流値が小さい時は上がる。ここ
で、定電流源203の電流値が小さい時には、第3及び
第4のNMOSトランジスタ204,205のウェル電
圧を下げるとMOSトランジスタの基板バイアス効果に
よって第3及び第4のNMOSトランジスタ204,2
05のしきい値電圧の絶対値が大きくなって差動増幅器
の高出力レべルが下がり、ウェル電圧を上げると第3及
び第4のNMOSトランジスタ204,205のしきい
値電圧の絶対値が小さくなって高出力レべルが高くな
る。したがって、定電流源203の電流値が小さい時に
は、差動増幅器の低出力レべルが上がるとともに高出力
レべルは下がり、定電流源203の電流値が大きい時に
は、低出力レべルが下がるとともに高出力レべルが上が
る。つまり差動増幅器の出力信号の中点(動作点)はや
はり変化しないことになる。
【0027】次に、上述の実施形態の差動増幅器の出力
動作を表す模式的な出力信号波形を図5に示す。図5の
波形A,Bは、それぞれ定電流源3(又は203)の電
流値が小さい場合の差動増幅器の正出力端子10(又は
210)と負出力端子9(又は209)の出力信号波形
を示し、図5の波形C,Dは、それぞれ定電流源3(又
は203)の電流値が大きい場合の差動増幅器の正出力
端子10(又は210)と負出力端子(又は209)9
の出力信号波形を示す。定電流源3(又は203)の電
流値が大きい場合は、図5の波形C,Dのように高出力
レベルは高く低出力レべルが低く、流れる電流が大きい
ため寄生容量への充電時間も短く伝搬遅延時間は小さく
なる。一方、定電流源3(又は203)の電流値が小さ
い場合は、図5の波形A,Bのように定電流源3(又は
203)の電流値が大きい場合に比べて高出力レベルは
低く低出力レべルが高くなり、流れる電流が小さいため
寄生容量への充電に時間がかかり伝搬遅延時間は大きく
なる。
【0028】本発明の電圧制御発振器は、この差動増幅
器を複数個用いて構成される。
【0029】図3は、本発明の第3の実施形態の電圧制
御発振器のブロック図をその発振制御部と共に示したも
のである。
【0030】本発明の第3の実施形態の電圧制御発振器
は、前記3個の第1の実施形態の差動増幅器を用いて構
成されており、第1の差動増幅器301の正入力端子
(IP)と負入力端子(IN)とがそれぞれ第3の差動
増幅器303の負出力端子(ON)と正出力端子(O
P)とに接続され、第2の差動増幅器302の正入力端
子(IP)と負入力端子(IN)とがそれぞれ第1の差
動増幅器301の負出力端子(ON)と正出力端子(O
P)とに接続され、第3の差動増幅器303の正入力端
子(IP)と負入力端子(IN)とがそれぞれ第2の差
動増幅器302の負出力端子(ON)と正出力端子(O
P)とに接続され、制御電圧入力端子414が第1,第
2,第3の差動増幅器301,302,303各々の制
御電圧入力端子(IC)に接続され、ウェル電圧入力端
子415が第1,第2,第3の差動増幅器301,30
2,303各々のウェル電圧入力端子(IB)に接続さ
れ、第3の差動増幅器303の正出力端子(OP)と負
出力端子(ON)がそれぞれ電圧制御発振器300の正
出力端子304と負出力端子305に接続されていて、
第1の入力端子312の電圧によって定まる第1,第
2,第3の差動増幅器301,302,303各々の定
電流源の電流値に応じて第2の入力端子313の電圧が
変えられる様になっている。
【0031】更に、第1の入力端子312と第2の入力
端子313とは、発振制御電圧入力端子311の電圧に
応じて、ウェル電圧を発生するウェル電圧発生部315
と差動増幅器の定電流源の電流値を制御する制御電圧を
発生する制御電圧発生部314とからなる発振制御部3
10のウェル電圧出力端子(WV)と定電流源制御電圧
出力端子(CV)にそれぞれ接続されている。
【0032】次いで、本発明の第3の実施形態の電圧制
御発振器の動作を説明する。
【0033】この電圧制御発振器を構成している差動増
幅器は、前述の通り、定電流源3の電流値が大きい場合
は、図5の波形C,Dのように高出力レベルは高く低出
力レべルが低く、流れる電流が大きいため寄生容量への
充電時間も短く伝搬遅延時間は小さくなり、この差動増
幅器を用いた電圧制御発振器の出力する発振周波数は大
きくなる。一方、定電流源3の電流値が小さい場合は、
図5の波形A,Bのように定電流源3の電流値が大きい
場合に比べて高出力レベルは低く低出力レべルが高く、
流れる電流が小さいため寄生容量への充電に時間がかか
り伝搬遅延時間は大きくなり、この差動増幅器を用いた
電圧制御発振器の出力する発振周波数は小さくなる。し
かも、この差動増幅器は、図5に示されるようにその定
電流源の電流値が変化しても出力信号の中点は変化しな
いから、図3に示されている通り、差動増幅器の出力を
その出力としている本発明の第3の実施形態の電圧制御
発振器の出力信号の中点も変化しない。
【0034】したがって、この電圧制御発振器の差動出
力信号を非差動信号を用いたデジタル回路に入力する場
合、前述の図9のような差動信号を非差動信号に変換す
る回路を介して入力しても、本発明の電圧制御発振器の
差動出力信号すなわち差動信号を非差動信号に変換する
回路への入力信号の中点(動作点)は、上述の通り変動
しないのでデューティが変動することはない。
【0035】図4は、上述の発振制御部310の簡単な
具体例を示す回路図である。第1のNMOSトランジス
タ321及び第1のPMOSトランジスタ322及び正
電源323及び負電源324から成る回路はウェル電圧
発生部315を構成し、発振制御電圧入力端子311の
電圧が低い時に第2の入力端子313に高い電圧を与
え、発振制御電圧入力端子311の電圧が高い時に第2
の入力端子313に低い電圧を与えることができる。ま
た、差動増幅器の定電流源の電流値を制御する制御電圧
は、制御電圧発生部314の定電流源制御電圧出力端子
(CV)を経由して発振制御電圧入力端子311の電圧
がそのまま第1の入力端子312へ供給されている。こ
の回路例は、第2の入力端子313に供給できる電圧の
範囲が、電圧制御発振器を構成する差動増幅器に含まれ
る負荷素子がPMOSトランジスタの場合は{(正電源
源電圧−差動増幅器の負荷となっているPMOSトラン
ジスタのしきい値電圧の絶対値)〜正電源電圧の範囲}
であり、電圧制御発振器を構成する差動増幅器に含まれ
る負荷素子がNMOSトランジスタの場合は{負電源電
圧〜(負電源電圧+差動増幅器の負荷となっているNM
OSトランジスタのしきい値電圧の絶対値)の範囲}で
あって、いずれの場合も極めて限られており、電圧制御
発振器の発振周波数の可変範囲も狭いが、少ない素子で
簡単に構成できるという利点がある。
【0036】より広い発振周波数に対応できるようにす
るためには、発振制御部310を構成しているウェル電
圧発生部315に、電圧制御発振器を構成する差動増幅
器がPMOSトランジスタを負荷素子として構成されて
いる場合は、発振制御部310のウェル電圧発生部31
5にメモリ回路で周知の昇圧回路技術を適用すれば良
く、負荷素子がNMOSトランジスタの場合は、DRA
M回路で周知の基板電圧発生回路技術を適用すればよ
い。
【0037】また、制御電圧発生部314をどのように
構成するかは、ウェル電圧発生部315に適用される回
路技術や差動増幅器を構成する素子の特性、定電流源の
制御電圧依存性等を考慮して決めればよい設計事項であ
る。
【0038】
【発明の効果】本発明の差動増幅器は、その定電流源の
電流値が小さくなるとき、つまり差動増幅器の低出力レ
べルが上がる時には、第1及び第2のPMOSトランジ
スタ(又は、第3及び第4のNMOSトランジスタ)の
ウェル電位を上げて(又は下げて)、第1及び第2のP
MOSトランジスタ(又は、第3及び第4のNMOSト
ランジスタ)のしきい値電圧の絶対値を大きくすること
により差動増幅器の高出力レべルを下げることができ、
一方、差動増幅器の定電流源の電流値が大きくなると
き、つまり差動増幅器の低出力レべルが下がる時には、
第1及び第2のPMOSトランジスタ(又は、第3及び
第4のNMOSトランジスタ)のウェル電位を下げて
(又は、上げて)、第1及び第2のPMOSトランジス
タ(又は、第3及び第4のNMOSトランジスタ)のし
きい値電圧の絶対値を小さくすることにより差動増幅器
の高出力レべルを上げることができるので、差動増幅器
の出力信号レべルの中点(動作点)が変動しないように
することができるという効果が得られる。
【0039】また、この差動増幅器を複数個用いて構成
した電圧制御発振器では、図9に示すような差動信号を
非差動信号に変換する回路を介してその差動出力信号を
非差動信号を用いたディジタル回路に入力する場合に、
電圧制御発振器の発振周波数が変化しても、ディジタル
回路への入力信号のデューテイ比を一定に保つことが出
来るという効果が得られる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施形態の差動増幅器の回路図
である。
【図2】本発明の第2の実施形態の差動増幅器の回路図
である。
【図3】本発明の第3の実施形態の電圧制御発振器を発
振制御部と共に示すブロック図である。
【図4】図3の発振制御部の簡単な具体例を示す回路図
である。
【図5】本発明の差動増幅器の出力信号波形を模式的に
示す図である。
【図6】従来の差動増幅器の回路図である。
【図7】従来の差動増幅器を用いた電圧制御発振器のブ
ロツク図である。
【図8】従来の差動増幅器の出力信号波形を模式的に示
す図である。
【図9】差動信号を非差動信号に変換する回路を示す回
路図である。
【符号の説明】
1,201,321,601,906 第1のNMO
Sトランジスタ 2,202,602,907 第2のNMOSトラン
ジスタ 3,203,603 定電流源 4,322,604,903 第1のPMOSトラン
ジスタ 5,605,904 第2のPMOSトランジスタ 6,206,323,606,905 正電源 7,207,607,901 正入力端子 8,208,608,902 負入力端子 9,209,305,609,706 負出力端子 10,210,304,610,705 正出力端子 11,211,324,611,908 負電源 12,212,612 制御電圧入力端子 13,213 ウェル電圧入力端子 204 第3のNMOSトランジスタ 205 第4のNMOSトランジスタ 300,700 電圧制御発振器 301,701 第1の差動増幅器 302,702 第2の差動増幅器 303,703 第3の差動増幅器 310 発振制御部 311 発振制御電圧入力端子 312,704 第1の入力端子 313 第2の入力端子 314 制御電圧発生部 315 ウェル電圧発生部 909 出力端子

Claims (5)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 それぞれのソース電極が共通接続された
    第1及び第2のNMOSトランジスタの共通接続点を制
    御電圧入力端子の電圧によって電流値が増減する定電流
    源に接続し、これら第1及び第2のNMOSトランジス
    タのドレイン電極をゲート電極とドレイン電極とが共通
    接続された第1及び第2のPMOSトランジスタの共通
    接続点にそれぞれ接続し、前記第1及び第2のPMOS
    トランジスタのソース電極を正電源にそれぞれ接続し、
    前記第1及び第2のPMOSトランジスタのウェル電極
    をウェル電圧入力端子にそれぞれ接続し、前記第1のN
    MOSトランジスタのゲート電極を正入力端子に接続
    し、前記第2のNMOSトランジスタのゲート電極を負
    入力端子に接続し、前記第1のNMOSトランジスタの
    ドレイン電極を負出力端子に接続し、前記第2のNMO
    Sトランジスタのドレイン電極を正出力端子に接続し
    て、前記定電流源の電流値に応じて前記ウェル電圧入力
    端子の電圧を変化できるようにしたことを特徴とする差
    動増幅器。
  2. 【請求項2】 それぞれのソース電極が共通接続された
    第1及び第2のNMOSトランジスタの共通接続点を制
    御電圧入力端子の電圧によって電流値が増減する定電流
    源に接続し、これら第1及び第2のNMOSトランジス
    タのドレイン電極をゲート電極とドレイン電極とが共通
    接続された第3及び第4のNMOSトランジスタのソー
    ス電極にそれぞれ接続し、前記第3及び第4のNMOS
    トランジスタの共通接続点を正電源にそれぞれ接続し、
    前記第3及び第4のNMOSトランジスタのウェル電極
    をウェル電圧入力端子にそれぞれ接続し、前記第1のN
    MOSトランジスタのゲート電極を正入力端子に接続
    し、前記第2のNMOSトランジスタのゲート電極を負
    入力端子に接続し、前記第1のNMOSトランジスタの
    ドレイン電極を負出力端子に接続し、前記第2のNMO
    Sトランジスタのドレイン電極を正出力端子に接続し
    て、前記定電流源の電流値に応じて前記ウェル電圧入力
    端子の電圧を変化できるようにしたことを特徴とする差
    動増幅器。
  3. 【請求項3】 請求項1又は請求項2記載の差動増幅器
    の一方を複数個用いて、この差動増幅器の正入力端子が
    前段の負出力端子に接続され、負入力端子が前段の正出
    力端子に接続されるように直列に接続し最終段の正出力
    端子を第1段目の負入力端子に接続し、最終段の負出力
    端子を第1段目の正入力端子に接続し、更に最終段の差
    動増幅器の正出力端子及び負出力端子を各出力端子と
    し、各差動増幅器の制御電圧入力端子を全て第1の入力
    端子に接続し、各差動増幅器のウェル電圧入力端子を全
    て第2の入力端子に接続して、前記各差動増幅器の定電
    流源の電流値に応じて前記第2の入力端子の電圧を変化
    できるようにしたことを特徴とする電圧制御発振器。
  4. 【請求項4】 請求項1又は請求項2記載の差動増幅器
    の一方を複数個用いて、この差動増幅器の正入力端子が
    前段の負出力端子に接続され、負入力端子が前段の正出
    力端子に接続されるように直列に接続し最終段の正出力
    端子を第1段目の負入力端子に接続し、最終段の負出力
    端子を第1段目の正入力端子に接続し、更に最終段の差
    動増幅器の正出力端子及び負出力端子を各出力端子と
    し、前記各差動増幅器の制御電圧入力端子を全て第1の
    入力端子に接続し、前記各差動増幅器のウェル電圧入力
    端子を全て第2の入力端子に接続し、前記第1及び第2
    の入力端子が、発振制御電圧入力端子の入力電圧に応じ
    て前記差動増幅器の定電流源の電流値を制御する制御電
    圧及びウェル電圧をそれぞれ発生する制御電圧発生部及
    びウェル電圧発生部からなる発振制御部の定電流源制御
    電圧出力端子及びウェル電圧出力端子にそれぞれ接続さ
    れている電圧制御発振器。
  5. 【請求項5】 発振制御部が、ソース電極が正電源に接
    続されゲート電極が負電源に接続された第1のPMOS
    トランジスタとソース電極が負電源に接続されドレイン
    電極が前記第1のPMOSトランジスタのドレイン電極
    と共通接続された第1のNMOSトランジスタとからな
    り、発振制御電圧入力端子と定電流源制御電圧出力端子
    とが共に前記第1のNMOSトランジスタのゲート電極
    に接続され、ウェル電圧出力端子が前記共通接続点に接
    続される請求項4記載の電圧制御発振器。
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