JP3054597U - 冷凍パイ生地 - Google Patents

冷凍パイ生地

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JP3054597U
JP3054597U JP1998004895U JP489598U JP3054597U JP 3054597 U JP3054597 U JP 3054597U JP 1998004895 U JP1998004895 U JP 1998004895U JP 489598 U JP489598 U JP 489598U JP 3054597 U JP3054597 U JP 3054597U
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dough
pie
frozen
sheet material
thin plate
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JP1998004895U
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Inventor
隆夫 荒木
Original Assignee
株式会社ウィンズ・アーク
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 生地層と油脂層とを交互に積層し、薄板状に
形成して冷凍した冷凍パイ生地において、パイ製品の製
造における残り生地の利用を図る工程が煩雑である。 【解決手段】 パイ生地1を四辺形の薄板状に形成し、
生地と剥離性を有するシート材3を挟持してパイ生地1
を二つ折りに折り畳んだことを特徴とする。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【考案の属する技術分野】
この考案は、小麦粉を主成分とした生地層と、バター等の油脂層とを交互に積 層し、薄板状に形成して冷凍した業務用の冷凍パイ生地に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
パイ生地は、小麦粉、食塩、卵及びその他の原材料に水を加えて混捏し、これ にバター等の油脂をロールインし、折込み、延展工程を繰り返して生地層と油脂 層とを交互に積層して造られ、このパイ生地を所定の形状に成形して焼成し、生 地そのものを食べるものや、パイ生地間に中だねを詰めて焼き上げるものなど、 様々なパイ製品が製造される。この焼成の段階で、油脂が溶解して生地を分離し て浮き上がらせ、薄片が積み重なったボリューム感とソフトな食感を得ることが できるものである。かかるパイ製品のパイ生地として、取り扱いに適した大きさ の四辺形の薄板状に形成して冷凍した業務用の冷凍パイ生地が提供され、この冷 凍パイ生地を製菓店等で必要な枚数だけ解凍し、所望のパイ製品を製造すること が行われている。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】
こうした業務用の冷凍パイ生地を用いたパイ製品の製造において、所望の形状 に成形する工程で、生地が切断されて余った残り生地(二番生地)が生じる。こ の二番生地の利用を図るため、解凍したパイ生地を延展して二番生地を挟んで二 つ折りし、これを延展、成形することが行われており、その工程が煩雑で作業性 に課題があった。
【0004】 この考案は、二番生地の利用を容易にし、工程を簡略化してパイ製品の製造の 作業性の向上を図った冷凍パイ生地を提供することを目的とするものである。
【0005】
【課題を解決するための手段】 こうした目的を達成するため、この考案は、小麦粉を主成分とした生地層と、 バター等の油脂層とを交互に積層し、薄板状に形成して冷凍した冷凍パイ生地に おいて、パイ生地を四辺形の薄板状に形成し、生地と剥離性を有するシート材を 挟持してパイ生地を二つ折りに折り畳んだことを特徴とするものである。このシ ート材としては、ビニールを用いることができる。 以下に、この考案の構成を図面を用いて具体的に説明する。
【0006】
【考案の実施の形態】
図面は、この考案の具体的な実施の形態を示し、パイ生地(1)は、小麦粉、 食塩、卵及びその他の原材料に水を加えて混捏し、次いでバター等の油脂をロー ルインし、折込み、延展工程を繰り返して生地層と油脂層とを交互に積層し、図 2に示すように四辺形の薄板状に形成される。そして、このパイ生地(1)を、 図1に示すように、生地と剥離性を有するシート材(3)を挟持して中央(図2 のA−A線)で二つ折りに折り畳み、これを所定の温度で冷凍して業務用の冷凍 パイ生地とされる。本例のシート材(3)の材質はビニールであるが、生地と剥 離性が良好であれば他の材質を用いても良い。
【0007】 この冷凍パイ生地は、必要な枚数だけ解凍して所望のパイ製品を製造する。解 凍したパイ生地(1)は、シート材(3)が生地と剥離性を有するので、容易に 展開され、成形工程で生じた二番生地を、この開いたパイ生地間に挟んで再び二 つ折りし、これを延展、成形して所望のパイ製品を製造する。
【0008】
【考案の効果】
以上のようにこの考案の冷凍パイ生地は、シート材(3)が生地と剥離性を有 するので、解凍後に上下のパイ生地(1)が粘着することなく剥離し、パイ生地 (1)は簡単に展開されて従来の延展工程を一工程省くことができ、展開したパ イ生地は定形の四辺形であるから、いずれも一定量の二番生地を挿入することが できるなど、二番生地の利用を容易にし、パイ製品の製造の作業性を著しく向上 させることができる。
【0009】 また、シート材(3)として一般的なビニールを用いることができ、四辺形の 薄板状に形成したパイ生地(1)を、シート材(3)を挟持して二つ折りにする 簡単な作業で大きな効果を奏するものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】この考案の実施の形態の斜視図。
【図2】四辺形の薄板状に形成したパイ生地の斜視図。
【符号の説明】
1 パイ生地 3 シート材

Claims (2)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 小麦粉を主成分とした生地層と、バター
    等の油脂層とを交互に積層し、薄板状に形成して冷凍し
    た冷凍パイ生地において、 パイ生地(1)を四辺形の薄板状に形成し、生地と剥離
    性を有するシート材(3)を挟持してパイ生地(1)を
    二つ折りに折り畳んだことを特徴とする冷凍パイ生地。
  2. 【請求項2】 シート材(3)がビニールである請求項
    1記載の冷凍パイ生地。
JP1998004895U 1998-06-01 1998-06-01 冷凍パイ生地 Expired - Lifetime JP3054597U (ja)

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