JP3054341U - 綴込みタッグ付き包装資材 - Google Patents

綴込みタッグ付き包装資材

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JP3054341U
JP3054341U JP1998003611U JP361198U JP3054341U JP 3054341 U JP3054341 U JP 3054341U JP 1998003611 U JP1998003611 U JP 1998003611U JP 361198 U JP361198 U JP 361198U JP 3054341 U JP3054341 U JP 3054341U
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博 大石
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大井川うなぎ販売株式会社
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Abstract

(57)【要約】 【課題】包装袋の口元を綴じ込むように取り付けられる
綴込みタッグを備えた従来の包装資材にあっては、包装
袋の口をシールする工程とタッグを取り付ける工程の2
工程が必要になるので包装コストが高くつき、タッグを
ステップラーで取り付けるのは案外難しく、付属品の添
付にも難儀していた。 【解決手段】包装袋13の口15元に孔17を形成し、
綴込みタッグ21の内面のうち折線25に沿う領域に熱
融着性を有する結着シート29を設け、包装袋13の口
元を綴込みタッグ21に目一杯差し込んだ状態で、綴込
みタッグ21の折返し部分を加熱すれば、包装袋の口1
5がヒートシールされると共に結着シート29が前記孔
17を通して互いに融着するので、綴込みタッグ21が
包装袋13に取り付けられる。綴込みタッグ21の内側
には付属品を収納するためのポケット23を設けた。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【考案の属する技術分野】
本考案は、綴込みタッグ付き包装資材に係り、特に、少なくとも1つの口を有 する包装体と、この包装体の口元を綴じ込むように取り付けられる綴込みタッグ とを備えた包装資材に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
今日、食品や雑貨や衣類等の商品の多くは、合成樹脂製のシートから成る袋状 包装体で包装された状態で流通され、食品等の包装にあってはその包装体が密閉 されることが多い。 また、こうした包装体には、内容商品についての名称や製造元ないし販売元や、 品質、取扱説明等を記した表示が設けられる。
【0003】 この表示の手段には様々あるが、その1つに、包装体の口元を綴じ込むように 取り付けられる綴込みタッグがあり、このタッグは、通常、やや厚手の紙によっ て製作されることが多い。
【0004】 図5は、そのような綴込みタッグが付いた従来の食品包装資材の一例1を示す ものである。同図において、3は合成樹脂シートら成る包装体を示し、包装が行 われる前の状態では一辺が口5として開いた形の袋状に形成されている。7は紙 製の綴込みタッグを示し、2つ折り形になっていて、その外表面に所要の表示9 が設けられている。 そして、商品を包装するときは、先ず、包装体3の中に商品を入れて口5をヒ ートシールし、次に、包装体3の口元を綴込みタッグ7の内側に目一杯差し込ん で、綴込みタッグ7を包装体3に固定する。この固定はホチキス(商品名。以下 、 同じ)ステップラーや粘着剤等を用いて行う。
【0005】
【考案が解決しようとする課題】
このような包装資材にあっては、商品を包装する際の作業工程として、包装体 3の口5をシールする工程と、タッグ7を取り付ける工程と、少なくとも2つの 工程が必要になるので、包装コストが高くつくという問題があった。 また、タッグ7の取付をホチキスステップラーで行うやり方は、一見、簡便で はあるが、針を打つとき包装体3のシール部位を精度良く狙うことが必要になり 、 この狙いを誤ると、包装体3のシールしてない部分に針を通してしまうことにな る。
【0006】 また、例えば食品の包装においては、タレや薬味等の付属品を添付することが 少なくない。この場合、従来は、そうした付属品を食品と一緒に包装体3の中に 入れてしまうことが多かった。この方法は、見栄えが悪く、衛生感も良くないし 、 取り出した際に手が汚れるといった問題があった。 そうかといって、包装袋3の外表面に取り付ける場合は、そのための特別な取 付手段と工数が必要になるばかりか、流通過程において脱落し易いという別の問 題が生じる。
【0007】 本考案は上記した従来の問題点に鑑みて為されたものであり、包装体の口のシ ールと、この包装体へのタッグの取付とを同時に行うことができる綴込みタッグ 付き包装資材を提供することを目的とする。 また、本考案は、タッグを利用して付属品を収納状に保持させることができる 綴込みタッグ付き包装資材を提供することを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】
この目的を達成するために、本考案綴込みタッグ付き包装資材は、袋状をした 包装体と、この包装体の口元を綴じ込むように取り付けられる綴込みタッグとを 備えた包装資材であって、包装体の口元に孔を形成し、綴込みタッグの内面のう ち少なくとも上記孔を挾んで対向する部分は熱融着性を有する結着部とし、この 結着部を前記孔を通して互いに融着することで包装体の口元が閉じられ且つ綴込 みタッグが包装体に取り付けられるようにしたものである。
【0009】 従って、包装体の口のシールと、この包装体へのタッグの取付とを同時に行う ことができるので、包装コストが安く済み、金属製のステップル等を用いないた めに安全性を高めることにもなる。
【0010】 包装袋の口を密閉する必要がある場合は、請求項2のように、包装体の内側表 層を熱融着性合成樹脂で形成し、この内側表層と綴込みタッグの結着部の融点を 、 内側表層どうしの融着と結着部どうしの融着とが同時に行われる範囲内にすれば 良い。 また、綴込みタッグの材料が紙であるときは、請求項3のように、少なくとも 包装袋の孔と対応した位置に熱融着性のシート等からなる結着部を設ければ良い 。
【0011】 請求項4の考案は、請求項1から3に記載した綴込みタッグ付き包装資材のい ずれかにおいて、綴込みタッグの内側にポケットを設けたものである。 このようにすれば、特別な手段を用いなくても、包装体に収納された商品の付 属品などを簡単に添付することができ、しかも、このポケットの口は綴込みタッ グと包装袋との間に位置して略確実に塞がれるので収納物の脱落を防止でき、綴 込みタッグが不透明なものであれば内容物が外側からは見えないので外観がすっ きりしたものになる。
【0012】 請求項5の考案は、請求項4に記載した綴込みタッグ付き包装資材において、 ポケットを綴込みタッグと一体に形成したものであり、このようにすることで、 部材の数やポケット形成のための工数を増やさないで済む。
【0013】
【考案の実施の形態】
以下に、本考案の実施の形態に係る綴込みタッグ付き包装資材11を図面に示 した実施の形態に従って説明する。 13は包装体としての包装袋を示す。この包装袋13は、一端が口15として 開口した矩形の平袋状をしており、溶融温度が異なる複数の合成樹脂フィルムを 積層した積層シートによって形成され、フィルムの溶融温度は内側のものの方が 低い。 包装袋13の口15に沿う領域には、口15の長手方向で互いに離間した2つ の孔17が形成され、これら孔17は円形をしている。
【0014】 21は綴込みタッグを示す。この綴込みタッグ21は、比較的腰の強い長方形 の紙を長手方向で略3つに折ることで、内側にポケット23が設けられた形にな っている。即ち、21aは綴込みタッグ21の中間部分である裏片を示し、この 裏片21aに両脇の片21b、21cの一方であるポケット片21bを折重ねる と共に、このポケット片21bに裏片21aと連続した耳片21dを接着するこ とでポケット23が形成されている。もう一つの片21cが表片であり、この表 片21cと裏片21aはポケット23が内側に位置するように折り畳まれる。ポ ケット23の口23aは、表片21cと裏片21aとの折線25よりある程度離 れたところに位置する。
【0015】 表片21cの外側を向いた面には所要の表示事項27が印刷され、裏片21a の外側を向いた面にも図示しない表示事項が印刷されている。 表片21cと裏片21aの内面のうち折線25に沿う略帯状の領域には合成樹 脂製の結着シート29がラミネートされている。この結着シート29には、その 溶融温度が包装袋13の内側シートの溶融温度と略同じものが用いられている。 綴込みタッグ付き包装資材11は以上のように構成されている。
【0016】 包装袋13の口15のシールと、包装袋13への綴込みタッグ21の取付は次 のように行う(図3、図4を参照)。 この処理に先立って、包装袋13には目的の商品31(例えば、ウナギの蒲焼 き等の食品)を入れ、綴込みタッグ21のポケット23には必要な付属品33 (例えば、タレと山椒)を収納する。
【0017】 そして、包装袋13の口15がある一端側を綴込みタッグ21の内側に目一杯 差し入れた状態で(図3参照)、この一端部をヒートシール装置の一対のヒータ 35と35´との間に置いてヒートシールする。これにより、包装袋13の口1 5に沿う帯状の領域の内側表層どうしが融着して口15がシールされると共に、 綴込みタッグ21の結着シート29のうち折線25を挾んで両側に位置する2つ の部分の一部どうしが、包装袋13の前記孔17を通して互いに融着し(図4参 照)、それによって綴込みタッグ21が包装袋13に取り付けられる。
【0018】 従って、包装袋13の口15のシールと、この包装袋13への綴込みタッグ2 1の取付とを同時に行うことができる。また、綴込みタッグ21の折り返し部は 、 内側が結着シート29で裏打ちされた形になるために強靱になり、この部分が孔 17を通して直に結着することで包装袋13に取り付けられるのであるから、包 装袋13に対してしっかり取り付けられる。 それでいて、綴込みタッグ21の包装袋13への取付個所は2個所だけである から、綴込みタッグ21を剥がそうとするときは、その力が2点(結着シート2 9が孔17を通して結着している部分)に集中し、従って、綴込みタッグ21を きれいに、且つ、容易に剥がすことができる。
【0019】 そして、綴込みタッグ21が取り付けられた状態では、ポケット23の口23 aが略封緘されるので、ここに収納された付属品33の脱落が略確実に防止でき 、 しかも、外側からは見えないので外観がすっきりしたものになる。
【0020】 以上、本考案の実施の形態について詳述してきたが、具体的な構成はこの実施 の形態に限られるものではなく、本考案の要旨を逸脱しない範囲における設計の 変更などがあっても本考案に含まれる。 例えば、実施の形態においては、包装体に設ける孔を円形のもの2つとしたが、 この孔は、綴込みタッグの結着部が互いに結着して包装体の口元を閉じると共に 綴込みタッグが包装体に取り付けられるものであれば、どのような形状や数であ っても良い。従って、包装体の口に達した切欠きのような形態であっても良い。 また、本考案における綴込みタッグが紙製のものに限られることは無く、その 全体を熱溶着性を有する材料で形成することも考えられる。
【0021】 更に、綴込みタッグにポケットを設ける場合は、綴込みタッグと一体に形成す ることが望ましいが、綴込みタッグの材質やポケットに収納する付属品によって は、ポケットを別体に形成して、これをタッグの内側に接着剤などによって取り 付けることも考えられる。 そして、実施の形態においては、食品の包装資材に適用した例を示したが、本 考案はこのようなものに限らず、衣類や雑貨品その他の商品を包装するものであ って綴込みタッグを添付する各種の包装資材に広く適用することができ、結着部 の結着法は必ずしもヒートシール法に限られることも無い。
【0022】
【考案の効果】
以上のように、請求項1から3の考案によれば、包装体の口のシールと、この 包装体へのタッグの取付とを同時に行うことができるので、包装コストが安く済 み、金属製のステップル等を用いないために安全性を高めることにもなる。
【0023】 請求項4の考案によれば、特別な手段を用いなくても、包装体に収納された商 品の付属品を簡単に添付することができ、しかも、このポケットの口は綴込みタ ッグと包装袋との間に位置して略確実に塞がれるので収納物の脱落を防止でき、 内容物が外側からは見えないので外観がすっきりしたものになる。
【0024】 請求項5の考案は、ポケットを綴込みタッグと一体に形成したものであるから、 部材の数やポケット形成のための工数を増やさないで済む。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の実施の形態に係る綴込みタッグ付き包
装資材を示す斜視図である。
【図2】図1に示す綴込みタッグ付き包装資材の綴込み
タッグを開いて示す斜視図である。
【図3】図1に示す綴込みタッグ付き包装資材をシール
するときの状態を示す要部拡大断面図である。
【図4】図1に示す綴込みタッグ付き包装資材がシール
された状態の要部拡大断面図である。
【図5】従来の綴込みタッグ付き包装資材の一例を示す
斜視図である。
【符号の説明】
11 綴込みタッグ付き包装資材 13 包装体 15 (包装体の)口 17 (包装体の)孔 21 綴込みタッグ 23 ポケット 29 結着部分 31 商品 33 付属品

Claims (5)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】袋状をした包装体と、この包装体の口元を
    綴じ込むように取り付けられる綴込みタッグとを備えた
    包装資材であって、包装体の口元に孔を形成し、綴込み
    タッグの内面のうち少なくとも上記孔を挾んで対向する
    部分は熱融着性を有する結着部とし、この結着部を前記
    孔を通して互いに融着することで包装体の口元が閉じら
    れ且つ綴込みタッグが包装体に取り付けられることを特
    徴とする綴込みタッグ付き包装資材。
  2. 【請求項2】請求項1に記載した綴込みタッグ付き包装
    資材において、包装体の少なくとも内側表層が熱融着性
    合成樹脂であって、この内側表層と綴込みタッグの結着
    部の融点が、内側表層どうしの融着と結着部どうしの融
    着が同時に行われる範囲内にあることを特徴とする綴込
    みタッグ付き包装資材。
  3. 【請求項3】請求項1又は2に記載した綴込みタッグ付
    き包装資材において、綴込みタッグのベース材料が紙で
    あって、このベース材料に結着部を形成したことを特徴
    とする綴込みタッグ付き包装資材。
  4. 【請求項4】請求項1から3に記載した綴込みタッグ付
    き包装資材のいずれかにおいて、綴込みタッグの内側に
    ポケットを設けたことを特徴とする綴込みタッグ付き包
    装資材。
  5. 【請求項5】請求項4に記載した綴込みタッグ付き包装
    資材において、ポケットを綴込みタッグと一体に形成し
    たことを特徴とする綴込みタッグ付き包装資材。
JP1998003611U 1998-05-26 1998-05-26 綴込みタッグ付き包装資材 Expired - Lifetime JP3054341U (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2015063333A (ja) * 2013-09-25 2015-04-09 大日本印刷株式会社 把持部を備えた袋、および把持部

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