JP3054230B2 - 印刷装置及び印刷制御方法 - Google Patents
印刷装置及び印刷制御方法Info
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- JP3054230B2 JP3054230B2 JP3139208A JP13920891A JP3054230B2 JP 3054230 B2 JP3054230 B2 JP 3054230B2 JP 3139208 A JP3139208 A JP 3139208A JP 13920891 A JP13920891 A JP 13920891A JP 3054230 B2 JP3054230 B2 JP 3054230B2
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Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本発明は、例えばホストコンピュ
ータ等の上位機器から入力される印刷情報に基づき印刷
を行う印刷装置及び印刷制御方法に関するものである。
ータ等の上位機器から入力される印刷情報に基づき印刷
を行う印刷装置及び印刷制御方法に関するものである。
【０００２】
【従来の技術】ホストコンピュータ等の上位機器から入
力される印刷情報に基づいて印刷を行う印刷装置には、
複数のホストコンピュータと同時に接続できるものがあ
る。これらの印刷装置は、各ホストコンピュータから送
られてくる印刷情報について、例えば印刷要求（ジョ
ブ）単位で印刷を行なう。これら複数の印刷ジョブの処
理順序は、一般に先に送られてきたものは先に、即ち先
着優先で印刷処理される。また、別々のホストから印刷
ジョブが同時に到着したような場合には、あらかじめ設
定しておいた優先順位に基づいて、優先順位の高いホス
トコンピュータの印刷ジョブを実行し、その印刷が終了
したら次のジョブへと順次印刷を行う。この際、印刷待
ちのホストコンピュータへは印刷装置がビジー状態であ
ること、すなわち現在他のホストコンピュータの印刷ジ
ョブを処理中であることを報告する。
力される印刷情報に基づいて印刷を行う印刷装置には、
複数のホストコンピュータと同時に接続できるものがあ
る。これらの印刷装置は、各ホストコンピュータから送
られてくる印刷情報について、例えば印刷要求（ジョ
ブ）単位で印刷を行なう。これら複数の印刷ジョブの処
理順序は、一般に先に送られてきたものは先に、即ち先
着優先で印刷処理される。また、別々のホストから印刷
ジョブが同時に到着したような場合には、あらかじめ設
定しておいた優先順位に基づいて、優先順位の高いホス
トコンピュータの印刷ジョブを実行し、その印刷が終了
したら次のジョブへと順次印刷を行う。この際、印刷待
ちのホストコンピュータへは印刷装置がビジー状態であ
ること、すなわち現在他のホストコンピュータの印刷ジ
ョブを処理中であることを報告する。
【０００３】
【発明が解決しようとしている課題】しかしながら上述
の印刷装置では、あるジョブが処理中であれば他のジョ
ブは待たされていたし、複数のホストコンピュータ（以
後ホスト）が各々所有する印刷情報を、全体を一連の印
刷処理として一定の順序で連続的に印刷出力したい場合
（たとえば各ホストで処理され、別々に送られる売上げ
日報をまとめて印刷処理したい場合など）でも、印刷装
置は印刷ジョブを受け取った順に印刷処理してしまう。
そのため、オペレータは印刷出力を後で所望する順序に
整理する必要があった。あるいは、各ホストが印刷ジョ
ブを送る順序を予め決めておくといったように、ホスト
側での処理が必要であり、オペレータ及びホストの負荷
が増大することとなっていた。
の印刷装置では、あるジョブが処理中であれば他のジョ
ブは待たされていたし、複数のホストコンピュータ（以
後ホスト）が各々所有する印刷情報を、全体を一連の印
刷処理として一定の順序で連続的に印刷出力したい場合
（たとえば各ホストで処理され、別々に送られる売上げ
日報をまとめて印刷処理したい場合など）でも、印刷装
置は印刷ジョブを受け取った順に印刷処理してしまう。
そのため、オペレータは印刷出力を後で所望する順序に
整理する必要があった。あるいは、各ホストが印刷ジョ
ブを送る順序を予め決めておくといったように、ホスト
側での処理が必要であり、オペレータ及びホストの負荷
が増大することとなっていた。
【０００４】本発明は上記従来例に鑑みてなされたもの
で、ビジー状態を少なくし、入力される複数の印刷ジョ
ブについて、入力される順序とは無関係に、指定された
順序で印刷処理を実行できる印刷装置を提供することを
目的とする。
で、ビジー状態を少なくし、入力される複数の印刷ジョ
ブについて、入力される順序とは無関係に、指定された
順序で印刷処理を実行できる印刷装置を提供することを
目的とする。
【０００５】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に本発明の印刷装置及び印刷制御方法は次のような構成
からなる。
に本発明の印刷装置及び印刷制御方法は次のような構成
からなる。
【０００６】ホストコンピュータから印刷ジョブを受信
する受信手段と、受信した印刷ジョブを出力データに展
開する展開手段と、展開された出力データに基づく印刷
を行う印刷手段とを有する印刷装置であって、前記受信
手段で受信した印刷ジョブが、順次前記印刷部で印刷さ
れるべき通常の印刷ジョブであるか、展開した出力デー
タを印刷することなしに記憶手段に格納させ、後で入力
される印刷指示に基づいて当該格納されている出力デー
タに基づいて印刷部で印刷されるべきスプール印刷ジョ
ブであるかを判断する判断手段と、前記判断手段により
受信した印刷ジョブがスプール印刷ジョブであると判断
された場合に、当該印刷ジョブを前記展開手段により出
力データに展開し、展開された出力データを前記記憶手
段に当該印刷ジョブを特定する情報と共に格納して管理
する管理手段と、前記記憶手段に格納された印刷ジョブ
を特定するジョブ指定情報を入力する指示入力手段と、
前記指示入力手段により入力されたジョブ指定情報と前
記管理手段により管理されている情報とに基づいて、前
記記憶手段に格納されている複数の印刷ジョブから印刷
すべき印刷ジョブを特定し、特定された印刷ジョブの出
力データを読み出して前記印刷手段により印刷させる印
刷制御手段とを有する。さらに好ましくは、前記印刷ジ
ョブを展開することにより得られた出力データであるビ
ットマップデータに圧縮処理を施して前記記憶手段に格
納する。さらに好ましくは、前記ジョブ指定情報及び前
記管理手段により管理されるジョブを特定する情報は、
前記記憶手段に格納されている印刷ジョブの名称であ
る。さらに好ましくは、前記印刷制御手段は、前記記憶
手段に格納されている印刷ジョブの中で、前記ジョブ指
定情報により指定されたすべての印刷ジョブを読み出し
て印刷するよう制御する。さらに好ましくは、前記ジョ
ブ指定情報は、前記記憶手段に格納されている複数の印
刷ジョブをまとめたジョブグループを指定する情報であ
る。さらに好ましくは、前記ジョブ指定情報は、前記印
刷ジョブを送信した前記ホストコンピュータを指定する
情報であり、前記印刷制御手段は、当該ジョブ指定情報
により指定されるホストコンピュータから送信され前記
記憶手段に格納されている印刷ジョブを特定して、特定
されたすべての印刷ジョブを読み出して印刷するよう制
御する。さらに好ましくは、前記指示入力手段は、前記
印刷装置の操作部である。さらに好ましくは、前記指示
入力手段は、前記ホストコンピュータから送信されるス
プール出力命令によってジョブ指定情報を入力する。さ
らに好ましくは、前記ジョブ指定情報により特定される
印刷ジョブが前記記憶手段に格納されていない場合に、
該当する印刷ジョブがないことを表示する表示手段を更
に有する。さらに好ましくは、前記管理手段は、前記記
憶手段に格納される印刷ジョブを特定する特定情報が登
録されるスプールテーブルを有している。さらに好まし
くは、前記判断手段は、前記スプールテーブルに登録さ
れている特定情報に基づいて、前記受信した印刷ジョブ
を前記記憶手段に格納するか、ビットマップデータに展
開して印刷するかを判断する。さらに好ましくは、前記
スプールテーブルに登録される特定情報は、前記印刷装
置の操作部から入力される。さらに好ましくは、前記ス
プールテーブルに登録される特定情報は、前記ホストコ
ンピュータからの命令によって入力される。さらに好ま
しくは、時刻を管理する時間管理手段を更に有し、前記
印刷制御手段は、前記記憶手段に格納された印刷ジョブ
を、前記時間管理手段に基づいて、指定された時間に印
刷処理するよう制御する。
する受信手段と、受信した印刷ジョブを出力データに展
開する展開手段と、展開された出力データに基づく印刷
を行う印刷手段とを有する印刷装置であって、前記受信
手段で受信した印刷ジョブが、順次前記印刷部で印刷さ
れるべき通常の印刷ジョブであるか、展開した出力デー
タを印刷することなしに記憶手段に格納させ、後で入力
される印刷指示に基づいて当該格納されている出力デー
タに基づいて印刷部で印刷されるべきスプール印刷ジョ
ブであるかを判断する判断手段と、前記判断手段により
受信した印刷ジョブがスプール印刷ジョブであると判断
された場合に、当該印刷ジョブを前記展開手段により出
力データに展開し、展開された出力データを前記記憶手
段に当該印刷ジョブを特定する情報と共に格納して管理
する管理手段と、前記記憶手段に格納された印刷ジョブ
を特定するジョブ指定情報を入力する指示入力手段と、
前記指示入力手段により入力されたジョブ指定情報と前
記管理手段により管理されている情報とに基づいて、前
記記憶手段に格納されている複数の印刷ジョブから印刷
すべき印刷ジョブを特定し、特定された印刷ジョブの出
力データを読み出して前記印刷手段により印刷させる印
刷制御手段とを有する。さらに好ましくは、前記印刷ジ
ョブを展開することにより得られた出力データであるビ
ットマップデータに圧縮処理を施して前記記憶手段に格
納する。さらに好ましくは、前記ジョブ指定情報及び前
記管理手段により管理されるジョブを特定する情報は、
前記記憶手段に格納されている印刷ジョブの名称であ
る。さらに好ましくは、前記印刷制御手段は、前記記憶
手段に格納されている印刷ジョブの中で、前記ジョブ指
定情報により指定されたすべての印刷ジョブを読み出し
て印刷するよう制御する。さらに好ましくは、前記ジョ
ブ指定情報は、前記記憶手段に格納されている複数の印
刷ジョブをまとめたジョブグループを指定する情報であ
る。さらに好ましくは、前記ジョブ指定情報は、前記印
刷ジョブを送信した前記ホストコンピュータを指定する
情報であり、前記印刷制御手段は、当該ジョブ指定情報
により指定されるホストコンピュータから送信され前記
記憶手段に格納されている印刷ジョブを特定して、特定
されたすべての印刷ジョブを読み出して印刷するよう制
御する。さらに好ましくは、前記指示入力手段は、前記
印刷装置の操作部である。さらに好ましくは、前記指示
入力手段は、前記ホストコンピュータから送信されるス
プール出力命令によってジョブ指定情報を入力する。さ
らに好ましくは、前記ジョブ指定情報により特定される
印刷ジョブが前記記憶手段に格納されていない場合に、
該当する印刷ジョブがないことを表示する表示手段を更
に有する。さらに好ましくは、前記管理手段は、前記記
憶手段に格納される印刷ジョブを特定する特定情報が登
録されるスプールテーブルを有している。さらに好まし
くは、前記判断手段は、前記スプールテーブルに登録さ
れている特定情報に基づいて、前記受信した印刷ジョブ
を前記記憶手段に格納するか、ビットマップデータに展
開して印刷するかを判断する。さらに好ましくは、前記
スプールテーブルに登録される特定情報は、前記印刷装
置の操作部から入力される。さらに好ましくは、前記ス
プールテーブルに登録される特定情報は、前記ホストコ
ンピュータからの命令によって入力される。さらに好ま
しくは、時刻を管理する時間管理手段を更に有し、前記
印刷制御手段は、前記記憶手段に格納された印刷ジョブ
を、前記時間管理手段に基づいて、指定された時間に印
刷処理するよう制御する。
【０００７】
【作用】上記構成により本発明の印刷装置及びその制御
方法は、受信した印刷ジョブが、順次印刷部で印刷され
るべき通常の印刷ジョブであるか、展開した出力データ
を印刷することなしに記憶手段に格納させ、後で入力さ
れる印刷指示に基づいて当該格納されている出力データ
に基づいて印刷部で印刷されるべきスプール印刷ジョブ
であるかを判断し、受信した印刷ジョブがスプール印刷
ジョブであると判断された場合に、当該印刷ジョブを出
力データに展開し、展開された出力データを当該印刷ジ
ョブを特定する情報と共に格納し、格納された印刷ジョ
ブを特定するジョブ指定情報が入力されると、入力され
たジョブ指定情報と印刷ジョブを特定するための情報と
に基づいて、印刷すべき印刷ジョブを特定し、特定され
た印刷ジョブの出力データを読み出して印刷手段により
印刷させる。
方法は、受信した印刷ジョブが、順次印刷部で印刷され
るべき通常の印刷ジョブであるか、展開した出力データ
を印刷することなしに記憶手段に格納させ、後で入力さ
れる印刷指示に基づいて当該格納されている出力データ
に基づいて印刷部で印刷されるべきスプール印刷ジョブ
であるかを判断し、受信した印刷ジョブがスプール印刷
ジョブであると判断された場合に、当該印刷ジョブを出
力データに展開し、展開された出力データを当該印刷ジ
ョブを特定する情報と共に格納し、格納された印刷ジョ
ブを特定するジョブ指定情報が入力されると、入力され
たジョブ指定情報と印刷ジョブを特定するための情報と
に基づいて、印刷すべき印刷ジョブを特定し、特定され
た印刷ジョブの出力データを読み出して印刷手段により
印刷させる。
【０００８】
【実施例】本発明の実施例として、入力された印刷デー
タを一旦スプールしてから印刷出力する印刷装置を説明
する。
タを一旦スプールしてから印刷出力する印刷装置を説明
する。
【０００９】＜構成＞図１は実施例の印刷装置の構成を
示す制御ブロツク図である。
示す制御ブロツク図である。
【００１０】本図において、１００は印刷装置本体であ
る。２０・２１・２２は印刷装置１００に印刷要求（ジ
ョブ）を送りつけるホストであり、印刷装置１００の外
にある。
る。２０・２１・２２は印刷装置１００に印刷要求（ジ
ョブ）を送りつけるホストであり、印刷装置１００の外
にある。
【００１１】１は印刷装置１００の制御を行うＣＰＵで
あり、２はその共通バスである。３はホスト２０〜２２
とのインターフェース、４はＣＰＵ１が動作するための
プログラム及び文字フオントを格納するＲＯＭ、５はＣ
ＰＵ１が動作するにあたりワークエリアとして使用する
ＲＡＭであり、５ａは後述するＲＡＭ５内に設けられる
スプールテーブルである。６はプリンタインターフェー
スであり、出力されるイメージデータはこのプリンタイ
ンターフェース６を介してプリンタエンジン７に送ら
れ、プリンタエンジン７で紙上に印刷される。８はＣＲ
ＴインターフェースでＣＲＴ９に接続されており、ＣＲ
Ｔ９は印刷装置１００の状態等を表示する。１０はキー
ボードインターフェース、１１はキーボードインターフ
ェース１０を介して接続されたキーボードで印刷装置１
００を操作するためのものである。１２はディスクイン
ターフェース、１３はハードデイスクで、ディスク１３
にホスト２０〜２２からホストインターフェース３を介
して送られてくる印刷データを格納する。
あり、２はその共通バスである。３はホスト２０〜２２
とのインターフェース、４はＣＰＵ１が動作するための
プログラム及び文字フオントを格納するＲＯＭ、５はＣ
ＰＵ１が動作するにあたりワークエリアとして使用する
ＲＡＭであり、５ａは後述するＲＡＭ５内に設けられる
スプールテーブルである。６はプリンタインターフェー
スであり、出力されるイメージデータはこのプリンタイ
ンターフェース６を介してプリンタエンジン７に送ら
れ、プリンタエンジン７で紙上に印刷される。８はＣＲ
ＴインターフェースでＣＲＴ９に接続されており、ＣＲ
Ｔ９は印刷装置１００の状態等を表示する。１０はキー
ボードインターフェース、１１はキーボードインターフ
ェース１０を介して接続されたキーボードで印刷装置１
００を操作するためのものである。１２はディスクイン
ターフェース、１３はハードデイスクで、ディスク１３
にホスト２０〜２２からホストインターフェース３を介
して送られてくる印刷データを格納する。
【００１２】以上の様な構成の印刷機をもって、ホスト
から入力される印刷データを次の様に処理していく。
から入力される印刷データを次の様に処理していく。
【００１３】＜処理の説明＞図２及び図３はＣＰＵ１の
動作を示すフローチャートであり、図２は入力された印
刷ジョブについての、図３はキーボード１１のキー入力
がされた場合の割込み処理についてのフローチャートを
示す。以下、これらのチャートに沿って動作を説明す
る。
動作を示すフローチャートであり、図２は入力された印
刷ジョブについての、図３はキーボード１１のキー入力
がされた場合の割込み処理についてのフローチャートを
示す。以下、これらのチャートに沿って動作を説明す
る。
【００１４】まず通常の印刷、すなわちハードデイスク
１３に印刷データを格納することなく印刷する（スプー
ルの指定がされていない）場合について説明する。
１３に印刷データを格納することなく印刷する（スプー
ルの指定がされていない）場合について説明する。
【００１５】各ホスト２０〜２２では印刷すべき１群の
データが発生したなら、そのデータ群を印刷するための
ジョブを印刷装置に送りつける。各ジョブにはユニーク
な名前がつけられており、それを受け取る印刷装置での
処理は次の様な物となる。
データが発生したなら、そのデータ群を印刷するための
ジョブを印刷装置に送りつける。各ジョブにはユニーク
な名前がつけられており、それを受け取る印刷装置での
処理は次の様な物となる。
【００１６】初めにステツプＳ２０１において、ホスト
２０〜２２からホストインターフェース３を介して送ら
れた印刷ジョブがあるか否かを判断する。ステツプＳ２
０１において印刷ジョブが有ると判断された時は、ステ
ツプＳ２０２に進み、スプールの指定即ちハードデイス
ク１３に印刷データを格納するかどうかをスプールテー
ブル５ａを参照して判断する。スプールテーブル５ａに
は、すぐに印刷せず一旦スプールしておく印刷ジョブの
名前が記されている。この場合スプールテーブル５ａに
はまだスプールの指定がされていないのでステツプＳ２
０７に進む。ステツプＳ２０７では、ホストから送られ
た印刷データを解析しビットイメージに展開してプリン
タインターフェース６を介してプリンタエンジン７に送
り、印刷を行う。例えばレーザビームプリンタのような
ページプリンタであれば１ページ単位であるし、ライン
プリンタであれば１行単位で印刷される。続いてステツ
プＳ２０８に進み、ジョブが終了したかどうか、即ちデ
ータを印刷し終えたかを判断する。ステップＳ２０８
で、ジョブが終了していなければステツプＳ２０７に戻
り、上記同様にジョブの終了まで印刷を繰り返し、終了
している場合はステツプＳ２０６に進む。ステツプＳ２
０６においては、終了したジョブの送り元のホストに対
してジョブの終了を報告し、ステツプＳ２０１に戻って
次の印刷ジョブに備える。このように、ジョブにスプー
ル指定がされていない場合は印刷が繰り返される。
２０〜２２からホストインターフェース３を介して送ら
れた印刷ジョブがあるか否かを判断する。ステツプＳ２
０１において印刷ジョブが有ると判断された時は、ステ
ツプＳ２０２に進み、スプールの指定即ちハードデイス
ク１３に印刷データを格納するかどうかをスプールテー
ブル５ａを参照して判断する。スプールテーブル５ａに
は、すぐに印刷せず一旦スプールしておく印刷ジョブの
名前が記されている。この場合スプールテーブル５ａに
はまだスプールの指定がされていないのでステツプＳ２
０７に進む。ステツプＳ２０７では、ホストから送られ
た印刷データを解析しビットイメージに展開してプリン
タインターフェース６を介してプリンタエンジン７に送
り、印刷を行う。例えばレーザビームプリンタのような
ページプリンタであれば１ページ単位であるし、ライン
プリンタであれば１行単位で印刷される。続いてステツ
プＳ２０８に進み、ジョブが終了したかどうか、即ちデ
ータを印刷し終えたかを判断する。ステップＳ２０８
で、ジョブが終了していなければステツプＳ２０７に戻
り、上記同様にジョブの終了まで印刷を繰り返し、終了
している場合はステツプＳ２０６に進む。ステツプＳ２
０６においては、終了したジョブの送り元のホストに対
してジョブの終了を報告し、ステツプＳ２０１に戻って
次の印刷ジョブに備える。このように、ジョブにスプー
ル指定がされていない場合は印刷が繰り返される。
【００１７】次にスプールの指定がされている印刷ジョ
ブを処理する場合、即ちホストからの印刷データを印刷
せずハードデイスク１３に格納する場合について説明す
る。この場合にはスプールすべきジョブ名称を、キーボ
ード１１から予め入力しておく。キーボード１１からの
キー入力はキーボードインターフェース１０を介してＣ
ＰＵ１に対して割込み要求を発生し、ＣＰＵ１の割込み
処理により図３の様な手順で処理される。
ブを処理する場合、即ちホストからの印刷データを印刷
せずハードデイスク１３に格納する場合について説明す
る。この場合にはスプールすべきジョブ名称を、キーボ
ード１１から予め入力しておく。キーボード１１からの
キー入力はキーボードインターフェース１０を介してＣ
ＰＵ１に対して割込み要求を発生し、ＣＰＵ１の割込み
処理により図３の様な手順で処理される。
【００１８】図４（ａ）はスプールの指定をするキー入
力シーケンスを示す。ここで文字列４０１はスプールの
指定をするためのコマンド”ＳＰＬＳＥＴ”であり、文
字列４０２は指定されるジョブ名称”ＪＯＢＡ”と”Ｊ
ＯＢＢ”とを示す。
力シーケンスを示す。ここで文字列４０１はスプールの
指定をするためのコマンド”ＳＰＬＳＥＴ”であり、文
字列４０２は指定されるジョブ名称”ＪＯＢＡ”と”Ｊ
ＯＢＢ”とを示す。
【００１９】図４（ａ）のシーケンスでキー入力がされ
た場合のＣＰＵ１の割込み処理を図３で説明する。まず
ステツプＳ３０１で、キー入力された内容がスプールの
指定のコマンドかどうかを判断する。図４（ａ）のよう
なキー入力がされた場合、これはスプールの指定コマン
ドであるからステツプＳ３０８に進む。それ以外の場合
はステツプＳ３０２に進むが、この場合については後述
する。ステツプＳ３０８では、キー入力されたジョブ名
称をＲＡＭ５内にあるスプールテーブル５ａに登録して
処理を終了する。図４（ａ）のキー入力の場合であれ
ば、”ＪＯＢＡ”及び”ＪＯＢＢ”というジョブ名称が
スプールテーブル５ａに登録されたことになる。
た場合のＣＰＵ１の割込み処理を図３で説明する。まず
ステツプＳ３０１で、キー入力された内容がスプールの
指定のコマンドかどうかを判断する。図４（ａ）のよう
なキー入力がされた場合、これはスプールの指定コマン
ドであるからステツプＳ３０８に進む。それ以外の場合
はステツプＳ３０２に進むが、この場合については後述
する。ステツプＳ３０８では、キー入力されたジョブ名
称をＲＡＭ５内にあるスプールテーブル５ａに登録して
処理を終了する。図４（ａ）のキー入力の場合であれ
ば、”ＪＯＢＡ”及び”ＪＯＢＢ”というジョブ名称が
スプールテーブル５ａに登録されたことになる。
【００２０】この様にジョブの名前が登録された印刷装
置に対し、ホスト２０から”ＪＯＢＡ”という名称の印
刷ジョブが送られた場合について図２で説明する。
置に対し、ホスト２０から”ＪＯＢＡ”という名称の印
刷ジョブが送られた場合について図２で説明する。
【００２１】ＣＰＵ１はステツプＳ２０１に続き、ステ
ツプＳ２０２に進む。ステツプＳ２０２ではスプールの
指定の有無を判断する。スプールテーブル５ａにはすで
にジョブ名が登録されているのでステツプＳ２０３に進
み、処理中のジョブがスプールテーブル５ａに登録され
た名前かどうかを判断する。もし処理中のジョブが登録
されたものでなければステツプＳ２０７に進み、前述の
ように印刷処理がなされる。
ツプＳ２０２に進む。ステツプＳ２０２ではスプールの
指定の有無を判断する。スプールテーブル５ａにはすで
にジョブ名が登録されているのでステツプＳ２０３に進
み、処理中のジョブがスプールテーブル５ａに登録され
た名前かどうかを判断する。もし処理中のジョブが登録
されたものでなければステツプＳ２０７に進み、前述の
ように印刷処理がなされる。
【００２２】一方”ＪＯＢＡ”の場合すでにスプールテ
ーブル５ａに登録されているため、ステツプＳ２０４に
進む。ステツプＳ２０４では、処理中のジョブの印刷デ
ータを印刷することなくそのままディスクインターフェ
ース１２を介してハードデイスク１３に格納し、ステツ
プＳ２０５に進む。ステツプＳ２０５では処理中のジョ
ブの印刷データをハードデイスク１３にすべて格納し了
えたかどうか判断する。まだ終了していなければステツ
プＳ２０４に戻り、順次ホストインターフェース３から
印刷データを受信しながらハードデイスク１３に格納す
る。
ーブル５ａに登録されているため、ステツプＳ２０４に
進む。ステツプＳ２０４では、処理中のジョブの印刷デ
ータを印刷することなくそのままディスクインターフェ
ース１２を介してハードデイスク１３に格納し、ステツ
プＳ２０５に進む。ステツプＳ２０５では処理中のジョ
ブの印刷データをハードデイスク１３にすべて格納し了
えたかどうか判断する。まだ終了していなければステツ
プＳ２０４に戻り、順次ホストインターフェース３から
印刷データを受信しながらハードデイスク１３に格納す
る。
【００２３】ステツプＳ２０５でハードデイスク１３に
印刷データが全て格納されたと判断されるとステツプＳ
２０９に進み、スプールテーブル５ａに”ＪＯＢＡ”の
スプールが終了したことを登録した後、ステツプＳ２０
６に進み印刷データの送り元のホスト（この場合ホスト
２０）にジョブの終了を報告し、ステツプＳ２０１に戻
る。このようにしてスプールの指定がされた印刷ジョ
ブ”ＪＯＢＡ”の印刷データはハードデイスク１３に格
納されたことになる。
印刷データが全て格納されたと判断されるとステツプＳ
２０９に進み、スプールテーブル５ａに”ＪＯＢＡ”の
スプールが終了したことを登録した後、ステツプＳ２０
６に進み印刷データの送り元のホスト（この場合ホスト
２０）にジョブの終了を報告し、ステツプＳ２０１に戻
る。このようにしてスプールの指定がされた印刷ジョ
ブ”ＪＯＢＡ”の印刷データはハードデイスク１３に格
納されたことになる。
【００２４】以上説明したように各ホストから送られて
くる印刷データは、スプールの指定の有無によりハード
デイスク１３に格納されるか、または直ちに印刷処理さ
れることになる。この後更に、ホスト２１から”ＪＯＢ
Ｂ”という印刷ジョブが送られてきた場合、ハードデイ
スク１３には”ＪＯＢＡ”及び”ＪＯＢＢ”という印刷
データが格納される。
くる印刷データは、スプールの指定の有無によりハード
デイスク１３に格納されるか、または直ちに印刷処理さ
れることになる。この後更に、ホスト２１から”ＪＯＢ
Ｂ”という印刷ジョブが送られてきた場合、ハードデイ
スク１３には”ＪＯＢＡ”及び”ＪＯＢＢ”という印刷
データが格納される。
【００２５】次にハードデイスク１３に格納された印刷
データを印刷出力する処理について説明する。この処理
は前述のスプールの指定同様にキーボード１１からのキ
ー入力により開始される。図４（ｂ）はそのキー入力を
示し、文字列４０３はハードデイスク１３に格納された
印刷データを印刷するためのコマンド”ＳＰＬＯＵＴ”
であり、文字列４０４は印刷すべきジョブの名称及びそ
の処理順序を示す。即ち、この場合ハードデイスク１３
に格納された”ＪＯＢＡ”及び”ＪＯＢＢ”という名の
ジョブを”ＪＯＢＢ”・”ＪＯＢＡ”の順に処理するこ
とを指示している。
データを印刷出力する処理について説明する。この処理
は前述のスプールの指定同様にキーボード１１からのキ
ー入力により開始される。図４（ｂ）はそのキー入力を
示し、文字列４０３はハードデイスク１３に格納された
印刷データを印刷するためのコマンド”ＳＰＬＯＵＴ”
であり、文字列４０４は印刷すべきジョブの名称及びそ
の処理順序を示す。即ち、この場合ハードデイスク１３
に格納された”ＪＯＢＡ”及び”ＪＯＢＢ”という名の
ジョブを”ＪＯＢＢ”・”ＪＯＢＡ”の順に処理するこ
とを指示している。
【００２６】図４（ｂ）のシーケンスでキー入力がなさ
れた場合のＣＰＵ１の処理を図３で説明する。
れた場合のＣＰＵ１の処理を図３で説明する。
【００２７】まずステツプＳ３０１ではスプールの指定
コマンドかどうかを判断するが、”ＳＰＬＯＵＴ”はス
プール出力のコマンドであるからステツプＳ３０２に進
む。ステツプＳ３０２ではキー入力がスプール出力コマ
ンドであるがを判断する。もしスプール出力コマンドで
ない場合、即ちその他の処理のためのコマンドである場
合にはステツプＳ３１０に進み、そこでコマンドに応じ
た処理を行ってキー割込み処理を終了する。
コマンドかどうかを判断するが、”ＳＰＬＯＵＴ”はス
プール出力のコマンドであるからステツプＳ３０２に進
む。ステツプＳ３０２ではキー入力がスプール出力コマ
ンドであるがを判断する。もしスプール出力コマンドで
ない場合、即ちその他の処理のためのコマンドである場
合にはステツプＳ３１０に進み、そこでコマンドに応じ
た処理を行ってキー割込み処理を終了する。
【００２８】ステツプＳ３０２においてスプール出力コ
マンドの場合、ステツプＳ３０３に進み、スプールテー
ブル５ａを参照して文字列４０４で指定されたジョブの
印刷データがハードデイスク１３に格納されているかを
判断する。もし指定された印刷データが無い場合はステ
ツプＳ３０９に進み、該当する印刷データが無いことを
ＣＲＴ９に表示してキー入力割込み処理を終了する。
マンドの場合、ステツプＳ３０３に進み、スプールテー
ブル５ａを参照して文字列４０４で指定されたジョブの
印刷データがハードデイスク１３に格納されているかを
判断する。もし指定された印刷データが無い場合はステ
ツプＳ３０９に進み、該当する印刷データが無いことを
ＣＲＴ９に表示してキー入力割込み処理を終了する。
【００２９】ステツプＳ３０３で、指定されたジョブ名
の印刷データがハードデイスク１３に有ると判定された
場合、ステツプＳ３０４に進む。ステツプＳ３０４では
指定された印刷データをハードディスク１３から順に読
み出し、その後ステツプＳ３０５に進み、ハードデイス
ク１３から読み出した印刷データをビットイメージに展
開するとともに、プリンタインターフェース６を介して
プリンタエンジン７に送って印刷する。次にステツプＳ
３０６では、指定されたジョブのデータをすべて印刷し
終えたか判断し、終了してなければステツプＳ３０４に
戻って指定された印刷データが印刷終了するまで繰り返
す。ステツプＳ３０６で印刷が終了するとキー入力割込
み処理を終了する。
の印刷データがハードデイスク１３に有ると判定された
場合、ステツプＳ３０４に進む。ステツプＳ３０４では
指定された印刷データをハードディスク１３から順に読
み出し、その後ステツプＳ３０５に進み、ハードデイス
ク１３から読み出した印刷データをビットイメージに展
開するとともに、プリンタインターフェース６を介して
プリンタエンジン７に送って印刷する。次にステツプＳ
３０６では、指定されたジョブのデータをすべて印刷し
終えたか判断し、終了してなければステツプＳ３０４に
戻って指定された印刷データが印刷終了するまで繰り返
す。ステツプＳ３０６で印刷が終了するとキー入力割込
み処理を終了する。
【００３０】以上により、ハードデイスク１３に格納さ
れていた印刷データ”ＪＯＢＡ”及び”ＪＯＢＢ”は”
ＪＯＢＢ”・”ＪＯＢＡ”の順に印刷処理される。この
様に、印刷装置にジョブが入力された順序とは無関係
に、一旦印刷データをスプールすることによってオペレ
ータの望む順序で印刷を行うことができる。
れていた印刷データ”ＪＯＢＡ”及び”ＪＯＢＢ”は”
ＪＯＢＢ”・”ＪＯＢＡ”の順に印刷処理される。この
様に、印刷装置にジョブが入力された順序とは無関係
に、一旦印刷データをスプールすることによってオペレ
ータの望む順序で印刷を行うことができる。
【００３１】もちろん、ジョブの数は３つ以上であって
も問題ないし、ひとつのホストから出力された複数のジ
ョブの順序を入れ替えることもできる。
も問題ないし、ひとつのホストから出力された複数のジ
ョブの順序を入れ替えることもできる。
【００３２】
【他の実施例】上記実施例では、スプールする印刷デー
タの指定及びスプールした印刷データの印刷処理の指定
を印刷装置のキーボードから入力していたが、ホストコ
ンピュータからの命令によって指定してもよいことは言
うまでもない。
タの指定及びスプールした印刷データの印刷処理の指定
を印刷装置のキーボードから入力していたが、ホストコ
ンピュータからの命令によって指定してもよいことは言
うまでもない。
【００３３】また、スプールする印刷データの指定及び
印刷処理の指定について、印刷データのジョブ名称によ
り指定するとして説明したが、これに限るものではな
く、複数のジョブをまとめたジョブグループのような指
定、あるいはホストコンピュータを指定することでジョ
ブを特定させても良い。。
印刷処理の指定について、印刷データのジョブ名称によ
り指定するとして説明したが、これに限るものではな
く、複数のジョブをまとめたジョブグループのような指
定、あるいはホストコンピュータを指定することでジョ
ブを特定させても良い。。
【００３４】またさらに、スプールした印刷データの印
刷処理の開始はキーボード１１からの入力によると説明
したがこれに限るものではなく、指定された印刷データ
のうち最後に送られてきた印刷データのスプールを終了
した時点で印刷処理を開始してもよい。
刷処理の開始はキーボード１１からの入力によると説明
したがこれに限るものではなく、指定された印刷データ
のうち最後に送られてきた印刷データのスプールを終了
した時点で印刷処理を開始してもよい。
【００３５】また、リアルタイムクロック等の時間管理
手段を有する装置であれば、指定した時間のあるいは指
定した名前の印刷データをスプールし、指定した時間に
印刷処理することも可能である。
手段を有する装置であれば、指定した時間のあるいは指
定した名前の印刷データをスプールし、指定した時間に
印刷処理することも可能である。
【００３６】また、スプールした印刷データの印刷処理
する順序を、印刷処理を開始するキー入力により指定す
るよう説明したが、スプールするジョブ名を指定する際
に指定しておいてもよい。
する順序を、印刷処理を開始するキー入力により指定す
るよう説明したが、スプールするジョブ名を指定する際
に指定しておいてもよい。
【００３７】また、複数のホストからの印刷データにつ
いて説明したが、ホストは単一であってもよいことは言
うまでもない。
いて説明したが、ホストは単一であってもよいことは言
うまでもない。
【００３８】さらに、上記実施例では指定された印刷デ
ータは受信しても印刷せずにハードデイスクにスプール
するように説明したが、スプールと並行して印刷処理し
てもよい。
ータは受信しても印刷せずにハードデイスクにスプール
するように説明したが、スプールと並行して印刷処理し
てもよい。
【００３９】また、ホストからの印刷データをそのまま
ハードデイスクに格納すると説明したが、印刷データに
対して何らかの処理を施してもよいことは言うまでもな
く、例えば印刷の際に処理しやすいように印刷データを
印刷装置の内部処理データに変換して格納する、あるい
は圧縮処理により格納すべきデータ量を減らしてもよ
い。
ハードデイスクに格納すると説明したが、印刷データに
対して何らかの処理を施してもよいことは言うまでもな
く、例えば印刷の際に処理しやすいように印刷データを
印刷装置の内部処理データに変換して格納する、あるい
は圧縮処理により格納すべきデータ量を減らしてもよ
い。
【００４０】また、あるホストからの印刷情報を印刷処
理している際、他のホストからスプールすべき印刷デー
タが送られてきたなら、印刷処理と並行してＤＭＡ等に
よりスプールしてもよい。また逆に、スプール中に直ち
に印刷すべきジョブを受けたなら、スプールしながら印
刷を行っても良い。また、上記実施例ではハードデイス
クを印刷データの格納手段として説明したが、これに限
るものでないことは言うまでもない。
理している際、他のホストからスプールすべき印刷デー
タが送られてきたなら、印刷処理と並行してＤＭＡ等に
よりスプールしてもよい。また逆に、スプール中に直ち
に印刷すべきジョブを受けたなら、スプールしながら印
刷を行っても良い。また、上記実施例ではハードデイス
クを印刷データの格納手段として説明したが、これに限
るものでないことは言うまでもない。
【００４１】以上説明したように本発明に係る印刷装置
および印刷制御方法はビジー状態を少なくでき、入力さ
れる複数の印刷ジョブについて、入力される順序とは無
関係に指定された順序で印刷処理を実行できる。
および印刷制御方法はビジー状態を少なくでき、入力さ
れる複数の印刷ジョブについて、入力される順序とは無
関係に指定された順序で印刷処理を実行できる。
【発明の効果】以上のように本発明の請求項１あるいは
１５に記載の構成では、ホストコンピュータから受信し
た印刷ジョブを判断することにより、スプール印刷ジョ
ブの場合は即時印刷することなく一時的に記憶手段に格
納することができ、ジョブ指定情報を入力することによ
り記憶手段から印刷ジョブを読み出して印刷できるの
で、従来のようにホストコンピュータから印刷装置に送
信された順序で印刷ジョブを印刷されることなく、本印
刷装置に入力される順番とは無関係に使用者の指定する
ときに印刷ジョブの印刷処理を実行することができる。
請求項２あるいは１６に記載の構成では、前記請求項１
あるいは１５に記載のものと同様な効果を得られる上、
ビットマップデータに圧縮処理を施して不揮発性記憶手
段に格納することにより格納されるデータ量が減り、格
納すべき印刷ジョブを増やすことができる。請求項３あ
るいは１７に記載の構成では、前記請求項１あるいは１
５に記載のものと同様な効果を得られる上、記憶手段に
格納されている印刷ジョブの名称で印刷ジョブを指定で
きる。請求項４あるいは１８に記載の構成では、前記請
求項１あるいは１５に記載のものと同様な効果を得られ
る上、ジョブ指定情報により指定されたすべての印刷ジ
ョブを読み出して印刷させることができる。請求項５あ
るいは１９に記載の構成では、前記請求項４あるいは１
８に記載のものと同様な効果を得られる上、前記記憶手
段に格納されている複数の印刷ジョブをまとめたジョブ
グループで印刷ジョブを指定することができる。請求項
６あるいは２０に記載の構成では、前記請求項４あるい
は１８に記載のものと同様な効果を得られる上、ジョブ
指定情報によりホストコンピュータを指定し、それから
送信された印刷ジョブをまとめて印刷させるこができ
る。請求項７あるいは２１に記載の構成では、前記請求
項１乃至６あるいは１５乃至２０のいずれかに記載のも
のと同様な効果を得られる上、操作部から印刷ジョブを
指定できる。請求項８あるいは２２に記載の構成では、
前記請求項１乃至６あるいは１５乃至２０のいずれかに
記載のものと同様な効果を得られる上、ホストコンピュ
ータから印刷ジョブを指定できる。請求項９あるいは２
３に記載の構成では、前記請求項１あるいは１５に記載
のものと同様な効果を得られる上、印刷ジョブが記憶手
段に格納されていない場合に、該当する印刷ジョブがな
いことを表示できる。請求項１０あるいは２４に記載の
構成では、前記請求項１あるいは１５に記載のものと同
様な効果を得られる上、記憶手段に格納する印刷ジョブ
を特定する特定情報がスプールテーブルに登録できる。
請求項１１あるいは２５に記載の構成では、前記請求項
１０あるいは２４に記載のものと同様な効果を得られる
上、スプールテーブルに登録されている特定情報に基づ
いて、受信した印刷ジョブを記憶手段に格納するか、ビ
ットマップデータに展開して印刷するかを判断できる。
請求項１２あるいは２６に記載の構成では、前記請求項
１０あるいは２４に記載のものと同様な効果を得られる
上、スプールテーブルに登録される特定情報を、前記操
作部から入力できる。請求項１３あるいは２７に記載の
構成では、前記請求項１０あるいは２４に記載のものと
同様な効果を得られる上、スプールテーブルに登録され
る特定情報をホストコンピュータからの命令によって入
力できる。請求項１４あるいは２８に記載の構成では、
前記請求項１乃至１３あるいは１５乃至２７のいずれか
に記載のものと同様な効果を得られる上、印刷ジョブ
を、指定された時間に印刷処理できる。
１５に記載の構成では、ホストコンピュータから受信し
た印刷ジョブを判断することにより、スプール印刷ジョ
ブの場合は即時印刷することなく一時的に記憶手段に格
納することができ、ジョブ指定情報を入力することによ
り記憶手段から印刷ジョブを読み出して印刷できるの
で、従来のようにホストコンピュータから印刷装置に送
信された順序で印刷ジョブを印刷されることなく、本印
刷装置に入力される順番とは無関係に使用者の指定する
ときに印刷ジョブの印刷処理を実行することができる。
請求項２あるいは１６に記載の構成では、前記請求項１
あるいは１５に記載のものと同様な効果を得られる上、
ビットマップデータに圧縮処理を施して不揮発性記憶手
段に格納することにより格納されるデータ量が減り、格
納すべき印刷ジョブを増やすことができる。請求項３あ
るいは１７に記載の構成では、前記請求項１あるいは１
５に記載のものと同様な効果を得られる上、記憶手段に
格納されている印刷ジョブの名称で印刷ジョブを指定で
きる。請求項４あるいは１８に記載の構成では、前記請
求項１あるいは１５に記載のものと同様な効果を得られ
る上、ジョブ指定情報により指定されたすべての印刷ジ
ョブを読み出して印刷させることができる。請求項５あ
るいは１９に記載の構成では、前記請求項４あるいは１
８に記載のものと同様な効果を得られる上、前記記憶手
段に格納されている複数の印刷ジョブをまとめたジョブ
グループで印刷ジョブを指定することができる。請求項
６あるいは２０に記載の構成では、前記請求項４あるい
は１８に記載のものと同様な効果を得られる上、ジョブ
指定情報によりホストコンピュータを指定し、それから
送信された印刷ジョブをまとめて印刷させるこができ
る。請求項７あるいは２１に記載の構成では、前記請求
項１乃至６あるいは１５乃至２０のいずれかに記載のも
のと同様な効果を得られる上、操作部から印刷ジョブを
指定できる。請求項８あるいは２２に記載の構成では、
前記請求項１乃至６あるいは１５乃至２０のいずれかに
記載のものと同様な効果を得られる上、ホストコンピュ
ータから印刷ジョブを指定できる。請求項９あるいは２
３に記載の構成では、前記請求項１あるいは１５に記載
のものと同様な効果を得られる上、印刷ジョブが記憶手
段に格納されていない場合に、該当する印刷ジョブがな
いことを表示できる。請求項１０あるいは２４に記載の
構成では、前記請求項１あるいは１５に記載のものと同
様な効果を得られる上、記憶手段に格納する印刷ジョブ
を特定する特定情報がスプールテーブルに登録できる。
請求項１１あるいは２５に記載の構成では、前記請求項
１０あるいは２４に記載のものと同様な効果を得られる
上、スプールテーブルに登録されている特定情報に基づ
いて、受信した印刷ジョブを記憶手段に格納するか、ビ
ットマップデータに展開して印刷するかを判断できる。
請求項１２あるいは２６に記載の構成では、前記請求項
１０あるいは２４に記載のものと同様な効果を得られる
上、スプールテーブルに登録される特定情報を、前記操
作部から入力できる。請求項１３あるいは２７に記載の
構成では、前記請求項１０あるいは２４に記載のものと
同様な効果を得られる上、スプールテーブルに登録され
る特定情報をホストコンピュータからの命令によって入
力できる。請求項１４あるいは２８に記載の構成では、
前記請求項１乃至１３あるいは１５乃至２７のいずれか
に記載のものと同様な効果を得られる上、印刷ジョブ
を、指定された時間に印刷処理できる。
【図１】本発明の一実施例である印刷装置の構成を示す
ブロツク図である。
ブロツク図である。
【図２】
【図３】実施例におけるＣＰＵの処理手順を示すフロー
チャートである。
チャートである。
【図４】実施例のおけるキーボードへのキー入力例であ
る。
る。
１００…印刷装置 ２０・２１・２２…ホストコンピュータ １…ＣＰＵ ２…ＣＰＵ共通バス ３…ホストインターフェース ４…ＲＯＭ ５…ＲＡＭ ５ａ…スプールテーブル ６…プリンタインターフェース ７…プリンタエンジン ８…ＣＲＴインターフェース ９…ＣＲＴ １０…キーボードインターフェース １１…キーボードインターフェース １２…ディスクインターフェース １３…ハードデイスク
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 平３−78023（ＪＰ，Ａ) 特開 昭62−226325（ＪＰ，Ａ) 特開 平１−98052（ＪＰ，Ａ) 特開 昭58−165126（ＪＰ，Ａ) 特開 昭62−60026（ＪＰ，Ａ) 特開 昭60−54039（ＪＰ，Ａ) 特開 平１−264865（ＪＰ，Ａ) (58)調査した分野(Int.Cl.7，ＤＢ名) B41J 5/30 B41J 29/38 G06F 3/12
Claims (28)
- 【請求項１】 ホストコンピュータから印刷ジョブを受
信する受信手段と、受信した印刷ジョブを出力データに
展開する展開手段と、展開された出力データに基づく印
刷を行う印刷手段とを有する印刷装置であって、 前記受信手段で受信した印刷ジョブが、順次前記印刷部
で印刷されるべき通常の印刷ジョブであるか、展開した
出力データを印刷することなしに記憶手段に格納させ、
後で入力される印刷指示に基づいて当該格納されている
出力データに基づいて印刷部で印刷されるべきスプール
印刷ジョブであるかを判断する判断手段と、前記判断手段により受信した印刷ジョブがスプール印刷
ジョブであると判断された場合に、当該印刷ジョブを前
記展開手段により出力データに展開し、展開された出力
データを前記記憶手段に当該印刷ジョブを特定する情報
と共に格納して管理する管理手段と、 前記記憶手段 に格納された印刷ジョブを特定するジョブ
指定情報を入力する指示入力手段と、 前記指示入力手段により入力されたジョブ指定情報と前
記管理手段により管理されている情報とに基づいて、前
記記憶手段に格納されている複数の印刷ジョブから印刷
すべき印刷ジョブを特定し、特定された印刷ジョブの出
力データを読み出して前記印刷手段により印刷させる印
刷制御手段と、 を有することを特徴とする印刷装置。 - 【請求項２】 前記印刷ジョブを展開することにより得
られた出力データであるビットマップデータに圧縮処理
を施して前記記憶手段に格納することを特徴とする請求
項１記載の印刷装置。 - 【請求項３】 前記ジョブ指定情報及び前記管理手段に
より管理されるジョブを特定する情報は、前記記憶手段
に格納されている印刷ジョブの名称であることを特徴と
する請求項１記載の印刷装置。 - 【請求項４】 前記印刷制御手段は、前記記憶手段に格
納されている印刷ジョブの中で、前記ジョブ指定情報に
より指定されたすべての印刷ジョブを読み出して印刷す
るよう制御することを特徴とする請求項１記載の印刷装
置。 - 【請求項５】 前記ジョブ指定情報は、前記記憶手段に
格納されている複数の印刷ジョブをまとめたジョブグル
ープを指定する情報であることを特徴とする請求項４記
載の印刷装置。 - 【請求項６】 前記ジョブ指定情報は、前記印刷ジョブ
を送信した前記ホストコンピュータを指定する情報であ
り、前記印刷制御手段は、当該ジョブ指定情報により指
定されるホストコンピュータから送信され前記記憶手段
に格納されている印刷ジョブを特定して、特定されたす
べての印刷ジョブを読み出して印刷するよう制御するこ
とを特徴とする請求項４記載の印刷装置。 - 【請求項７】 前記指示入力手段は、前記印刷装置の操
作部であることを特徴とする請求項１乃至６のいずれか
記載の印刷装置。 - 【請求項８】 前記指示入力手段は、前記ホストコンピ
ュータから送信されるスプール出力命令によってジョブ
指定情報を入力することを特徴とする請求項１乃至６の
いずれか記載の印刷装置。 - 【請求項９】 前記ジョブ指定情報により特定される印
刷ジョブが前記記憶手段に格納されていない場合に、該
当する印刷ジョブがないことを表示する表示手段を更に
有することを特徴とする請求項１記載の印刷装置。 - 【請求項１０】 前記管理手段は、前記記憶手段に格納
される印刷ジョブを特定する特定情報が登録されるスプ
ールテーブルを有していることを特徴とする請求項１記
載の印刷装置。 - 【請求項１１】 前記判断手段は、前記スプールテーブ
ルに登録されている特定情報に基づいて、前記受信した
印刷ジョブを前記記憶手段に格納するか、ビットマップ
データに展開して印刷するかを判断することを特徴とす
る請求項１０記載の印刷装置。 - 【請求項１２】 前記スプールテーブルに登録される特
定情報は、前記印刷装置の操作部から入力されることを
特徴とする請求項１０または１１記載の印刷装置。 - 【請求項１３】 前記スプールテーブルに登録される特
定情報は、前記ホストコンピュータからの命令によって
入力されることを特徴とする請求項１０または１１記載
の印刷装置。 - 【請求項１４】 時刻を管理する時間管理手段を更に有
し、 前記印刷制御手段は、前記記憶手段に格納された印刷ジ
ョブを、前記時間管理手段に基づいて、指定された時間
に印刷処理するよう制御することを特徴とする請求項１
乃至１３のいずれか記載の印刷装置。 - 【請求項１５】 ホストコンピュータから印刷ジョブを
受信する受信手段と、受信した印刷ジョブを出力データ
に展開する展開手段と、展開された出力データに基づく
印刷を行う印刷手段とを有する印刷装置における印刷制
御方法であって、 前記受信手段で受信した印刷ジョブを、順次前記印刷部
で印刷されるべき通常の印刷ジョブであるか、展開した
出力データを印刷することなしに記憶手段に格納させ、
後で入力される印刷指示に基づいて当該格納されている
出力データに基づいて印刷部で印刷されるべきスプール
印刷ジョブであるかを判断する判断工程と、前記判断工程により受信した印刷ジョブがスプール印刷
ジョブであると判断された場合に、当該印刷ジョブを前
記展開手段により出力データに展開し、展開された出力
データを前記記憶手段に当該印刷ジョブを特定する情報
と共に格納して管理する管理工程と、 前記記憶手段 に格納された印刷ジョブを特定するジョブ
指定情報を入力する指示入力工程と、 前記指示入力工程により入力されたジョブ指定情報と前
記管理手段により管理されている情報とに基づいて、前
記記憶手段に格納されている複数の印刷ジョブから印刷
すべき印刷ジョブを特定し、特定された印刷ジョブの出
力データを読み出して前記印刷手段により印刷させる印
刷制御工程と、 を有することを特徴とする印刷装置。 - 【請求項１６】 前記印刷ジョブを展開することにより
得られた出力データであるビットマップデータに圧縮処
理を施して前記記憶手段に格納することを特徴とする請
求項１５記載の印刷制御方法。 - 【請求項１７】 前記ジョブ指定情報及び前記管理手段
により管理されるジョブを特定する情報は、前記記憶手
段に格納されている印刷ジョブの名称であることを特徴
とする請求項１５記載の印刷制御方法。 - 【請求項１８】 前記印刷制御工程は、前記記憶手段に
格納されている印刷ジョブの中で、前記ジョブ指定情報
により指定されたすべての印刷ジョブを読み出して印刷
するよう制御することを特徴とする請求項１５記載の印
刷制御方法。 - 【請求項１９】 前記ジョブ指定情報は、前記記憶手段
に格納されている複数の印刷ジョブをまとめたジョブグ
ループを指定する情報であることを特徴とする請求項１
８記載の印刷制御方法。 - 【請求項２０】 前記ジョブ指定情報は、前記印刷ジョ
ブを送信した前記ホストコンピュータを指定する情報で
あり、前記印刷制御工程は、当該ジョブ指定情報により
指定されるホストコンピュータから送信され前記記憶手
段に格納されている印刷ジョブを特定して、特定された
すべての印刷ジョブを読み出して印刷するよう制御する
ことを特徴とする請求項１８記載の印刷制御方法。 - 【請求項２１】 前記指示入力工程は、前記印刷装置の
操作部からの入力によってジョブ指定情報を入力するこ
とを特徴とする請求項１５乃至２０のいずれか記載の印
刷制御方法。 - 【請求項２２】 前記指示入力工程は、前記ホストコン
ピュータから送信されるスプール出力命令によってジョ
ブ指定情報を入力することを特徴とする請求項１５乃至
２０のいずれかに記載の印刷制御方法。 - 【請求項２３】 前記ジョブ指定情報により特定される
印刷ジョブが前記記憶手段に格納されていない場合に、
該当する印刷ジョブがないことを表示する表示工程を更
に有することを特徴とする請求項１５記載の印刷制御方
法。 - 【請求項２４】 前記管理工程において、前記記憶手段
に格納される印刷ジョブは、スプールテーブルに登録さ
れた特定情報により特定されることを特徴とする請求項
１５記載の印刷制御方法。 - 【請求項２５】 前記判断工程は、前記スプールテーブ
ルに登録されている特定情報に基づいて、前記受信した
印刷ジョブを前記記憶手段に格納するか、ビットマップ
データに展開して印刷するかを判断することを特徴とす
る請求項２４記載の印刷制御方法。 - 【請求項２６】 前記スプールテーブルに登録される特
定情報は、前記印刷装置の操作部から入力されることを
特徴とする請求項２４または２５記載の印刷制御方法。 - 【請求項２７】 前記スプールテーブルに登録される特
定情報は、前記ホストコンピュータからの命令によって
入力されることを特徴とする請求項２４または２５記載
の印刷制御方法。 - 【請求項２８】 当該印刷装置は時刻を管理する時間管
理手段を更に有し、 前記印刷制御工程は、前記記憶手段に格納された印刷ジ
ョブを、前記時間管理手段に基づいて、指定された時間
に印刷処理するよう制御することを特徴とする請求項１
５乃至２７のいずれか記載の印刷制御方法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP3139208A JP3054230B2 (ja) | 1991-06-11 | 1991-06-11 | 印刷装置及び印刷制御方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP3139208A JP3054230B2 (ja) | 1991-06-11 | 1991-06-11 | 印刷装置及び印刷制御方法 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH04364971A JPH04364971A (ja) | 1992-12-17 |
| JP3054230B2 true JP3054230B2 (ja) | 2000-06-19 |
Family
ID=15240058
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP3139208A Expired - Lifetime JP3054230B2 (ja) | 1991-06-11 | 1991-06-11 | 印刷装置及び印刷制御方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP3054230B2 (ja) |
Families Citing this family (8)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2842257B2 (ja) * | 1994-12-02 | 1998-12-24 | 日本電気株式会社 | 印刷装置 |
| US6213652B1 (en) | 1995-04-18 | 2001-04-10 | Fuji Xerox Co., Ltd. | Job scheduling system for print processing |
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-
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