JP2001063158A - 印刷制御装置、印刷システム及び印刷制御プログラムを記録したコンピュータ読取り可能な記録媒体 - Google Patents
印刷制御装置、印刷システム及び印刷制御プログラムを記録したコンピュータ読取り可能な記録媒体Info
- Publication number
- JP2001063158A JP2001063158A JP24591199A JP24591199A JP2001063158A JP 2001063158 A JP2001063158 A JP 2001063158A JP 24591199 A JP24591199 A JP 24591199A JP 24591199 A JP24591199 A JP 24591199A JP 2001063158 A JP2001063158 A JP 2001063158A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- print data
- data
- date
- time
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
Landscapes
- Record Information Processing For Printing (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 クライアント装置のユーザが煩わしい操作を
することなく、スプール領域における不要な印刷データ
を削除して、スプール領域の容量オーバーを有効に防止
できる印刷システムを提供する。 【解決手段】 ネットワークプリンタでは、クライアン
ト装置からネットワーク経由で印刷データを受信すると
(ステップS1)、記憶部のスプール領域に印刷データ
をスプールし(ステップS2)、スプール領域中の各印
刷データのデータサイズを足し合わせ、合計サイズを算
出する(ステップS3)。合計サイズが予め設定された
基準データサイズを超えている場合(ステップS4;Y
ES)、印刷管理情報に含まれるスプール日時情報を読
み出して(ステップS5)、印刷データのうち最先にス
プールされた印刷データをスプール領域から削除する
(ステップS6)。これ以降、ステップS3〜ステップ
S6の処理を繰り返し、合計サイズが基準データサイズ
を超えなくなったとき(ステップS4;NO)、処理を
終える。
することなく、スプール領域における不要な印刷データ
を削除して、スプール領域の容量オーバーを有効に防止
できる印刷システムを提供する。 【解決手段】 ネットワークプリンタでは、クライアン
ト装置からネットワーク経由で印刷データを受信すると
(ステップS1)、記憶部のスプール領域に印刷データ
をスプールし(ステップS2)、スプール領域中の各印
刷データのデータサイズを足し合わせ、合計サイズを算
出する(ステップS3)。合計サイズが予め設定された
基準データサイズを超えている場合(ステップS4;Y
ES)、印刷管理情報に含まれるスプール日時情報を読
み出して(ステップS5)、印刷データのうち最先にス
プールされた印刷データをスプール領域から削除する
(ステップS6)。これ以降、ステップS3〜ステップ
S6の処理を繰り返し、合計サイズが基準データサイズ
を超えなくなったとき(ステップS4;NO)、処理を
終える。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、クライアント装置
から送信された印刷データをスプールして、印刷ジョブ
単位で管理して印刷処理を行う一方、不要となった印刷
データを削除する印刷制御装置、印刷システム及び印刷
制御プログラムを記録したコンピュータ読取り可能な記
録媒体の技術分野に属するものである。
から送信された印刷データをスプールして、印刷ジョブ
単位で管理して印刷処理を行う一方、不要となった印刷
データを削除する印刷制御装置、印刷システム及び印刷
制御プログラムを記録したコンピュータ読取り可能な記
録媒体の技術分野に属するものである。
【0002】
【従来の技術】従来から、ネットワークを介して複数の
クライアント装置とネットワーク対応型のプリンタとを
接続し、クライアント装置の多数の印刷データを順次プ
リンタのハードディスク等にスプールして、印刷ジョブ
単位で印刷処理を制御する印刷システムが知られてい
る。
クライアント装置とネットワーク対応型のプリンタとを
接続し、クライアント装置の多数の印刷データを順次プ
リンタのハードディスク等にスプールして、印刷ジョブ
単位で印刷処理を制御する印刷システムが知られてい
る。
【0003】このような印刷システムにおいては、印刷
データに対するスプール領域として確保可能な容量には
一定の制約がある。そのため、送信される印刷データを
次々と格納することにより、スプール領域の容量をオー
バーし、新たな印刷データをスプールできない事態を招
く可能性がある。これを避けるため、不要となった印刷
データを適当なタイミングでスプール領域から削除する
ことが必要となる。
データに対するスプール領域として確保可能な容量には
一定の制約がある。そのため、送信される印刷データを
次々と格納することにより、スプール領域の容量をオー
バーし、新たな印刷データをスプールできない事態を招
く可能性がある。これを避けるため、不要となった印刷
データを適当なタイミングでスプール領域から削除する
ことが必要となる。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記従
来の印刷システムでは、スプール領域の格納状況を監視
し、不要な印刷データを削除する操作を行うことが煩わ
しい。また、印刷データの削除を怠った場合には、やは
りスプール領域の容量をオーバーするので、必ずしも有
効に機能していなかった。
来の印刷システムでは、スプール領域の格納状況を監視
し、不要な印刷データを削除する操作を行うことが煩わ
しい。また、印刷データの削除を怠った場合には、やは
りスプール領域の容量をオーバーするので、必ずしも有
効に機能していなかった。
【0005】一方、ユーザが予め印刷データに対し削除
可能な日時を指定する方法も考えられるが、印刷データ
がスプールされるタイミングや実際に印刷されるタイミ
ングなどに応じて、削除すべきタイミングも変動するの
で、予めこれを把握しておくことは困難である。
可能な日時を指定する方法も考えられるが、印刷データ
がスプールされるタイミングや実際に印刷されるタイミ
ングなどに応じて、削除すべきタイミングも変動するの
で、予めこれを把握しておくことは困難である。
【0006】そこで、本発明はこのような問題に鑑みな
されたものであり、ユーザが煩わしい操作をすることな
く不要な印刷データを自動的に削除して、スプール領域
の容量オーバーを有効に防止することができる印刷制御
装置、印刷システム及び印刷制御プログラムを記録した
コンピュータ読取り可能な記録媒体を提供することを目
的とする。
されたものであり、ユーザが煩わしい操作をすることな
く不要な印刷データを自動的に削除して、スプール領域
の容量オーバーを有効に防止することができる印刷制御
装置、印刷システム及び印刷制御プログラムを記録した
コンピュータ読取り可能な記録媒体を提供することを目
的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に、請求項1に記載の印刷制御装置は、クライアント装
置から送信された複数の印刷データをスプールし、印刷
ジョブ単位で前記印刷データに対する印刷処理を制御す
る印刷制御装置であって、前記印刷データを受信して、
印刷ジョブ毎に順次スプール領域に格納する格納手段
と、前記スプール領域に格納された印刷データに対し、
それぞれ印刷処理の条件を設定する印刷管理情報を対応
付けて管理する印刷データ管理手段と、前記スプール領
域のうち前記複数の印刷データを格納している領域が、
予め設定された基準データサイズを超えているか否かを
判定する判定手段と、前記判定手段により前記基準デー
タサイズを超えていると判定された場合、前記印刷管理
情報に含まれる所定の条件に従って選択された印刷デー
タを前記スプール領域から削除する印刷データ削除手段
とを備えることを特徴とする。
に、請求項1に記載の印刷制御装置は、クライアント装
置から送信された複数の印刷データをスプールし、印刷
ジョブ単位で前記印刷データに対する印刷処理を制御す
る印刷制御装置であって、前記印刷データを受信して、
印刷ジョブ毎に順次スプール領域に格納する格納手段
と、前記スプール領域に格納された印刷データに対し、
それぞれ印刷処理の条件を設定する印刷管理情報を対応
付けて管理する印刷データ管理手段と、前記スプール領
域のうち前記複数の印刷データを格納している領域が、
予め設定された基準データサイズを超えているか否かを
判定する判定手段と、前記判定手段により前記基準デー
タサイズを超えていると判定された場合、前記印刷管理
情報に含まれる所定の条件に従って選択された印刷デー
タを前記スプール領域から削除する印刷データ削除手段
とを備えることを特徴とする。
【0008】また、請求項7に記載の印刷システムは、
印刷データを扱うクライアント装置と、前記印刷データ
をスプールし、印刷ジョブ単位で前記印刷データに対す
る印刷処理を制御する印刷制御装置が相互接続された印
刷システムであって、前記クライアント装置は、前記印
刷データを前記印刷制御装置に送信する印刷データ送信
手段を備え、前記印刷制御装置は、前記クライアント装
置から前記印刷データを受信して、印刷ジョブ毎に順次
スプール領域に格納する格納手段と、前記スプール領域
に格納された印刷データに対し、それぞれ印刷処理の条
件を設定する印刷管理情報を対応付けて管理する印刷デ
ータ管理手段と、前記スプール領域のうち前記複数の印
刷データを格納している領域が、予め設定された基準デ
ータサイズを超えているか否かを判定する判定手段と、
前記判定手段により前記基準データサイズを超えている
と判定された場合、前記印刷管理情報に含まれる所定の
条件に従って選択された印刷データを前記スプール領域
から削除する印刷データ削除手段とを備えることを特徴
とする。
印刷データを扱うクライアント装置と、前記印刷データ
をスプールし、印刷ジョブ単位で前記印刷データに対す
る印刷処理を制御する印刷制御装置が相互接続された印
刷システムであって、前記クライアント装置は、前記印
刷データを前記印刷制御装置に送信する印刷データ送信
手段を備え、前記印刷制御装置は、前記クライアント装
置から前記印刷データを受信して、印刷ジョブ毎に順次
スプール領域に格納する格納手段と、前記スプール領域
に格納された印刷データに対し、それぞれ印刷処理の条
件を設定する印刷管理情報を対応付けて管理する印刷デ
ータ管理手段と、前記スプール領域のうち前記複数の印
刷データを格納している領域が、予め設定された基準デ
ータサイズを超えているか否かを判定する判定手段と、
前記判定手段により前記基準データサイズを超えている
と判定された場合、前記印刷管理情報に含まれる所定の
条件に従って選択された印刷データを前記スプール領域
から削除する印刷データ削除手段とを備えることを特徴
とする。
【0009】また、請求項13に記載の印刷制御プログ
ラムを記録したコンピュータ読取り可能な記録媒体は、
印刷データを扱うクライアント装置と、前記印刷データ
をスプールし、印刷ジョブ単位で前記印刷データに対す
る印刷処理を制御する印刷制御装置が相互接続された印
刷システムに含まれるコンピュータを、前記クライアン
ト装置から前記印刷データを受信して、印刷ジョブ毎に
順次スプール領域に格納する格納手段、前記スプール領
域に格納された印刷データに対し、それぞれ印刷処理の
条件を設定する印刷管理情報を対応付けて管理する印刷
データ管理手段、前記スプール領域のうち前記複数の印
刷データを格納している領域が、予め設定された基準デ
ータサイズを超えているか否かを判定する判定手段、前
記判定手段により前記基準データサイズを超えていると
判定された場合、前記印刷管理情報に含まれる所定の条
件に従って選択された印刷データを前記スプール領域か
ら削除する印刷データ削除手段、として機能させること
を特徴とする。
ラムを記録したコンピュータ読取り可能な記録媒体は、
印刷データを扱うクライアント装置と、前記印刷データ
をスプールし、印刷ジョブ単位で前記印刷データに対す
る印刷処理を制御する印刷制御装置が相互接続された印
刷システムに含まれるコンピュータを、前記クライアン
ト装置から前記印刷データを受信して、印刷ジョブ毎に
順次スプール領域に格納する格納手段、前記スプール領
域に格納された印刷データに対し、それぞれ印刷処理の
条件を設定する印刷管理情報を対応付けて管理する印刷
データ管理手段、前記スプール領域のうち前記複数の印
刷データを格納している領域が、予め設定された基準デ
ータサイズを超えているか否かを判定する判定手段、前
記判定手段により前記基準データサイズを超えていると
判定された場合、前記印刷管理情報に含まれる所定の条
件に従って選択された印刷データを前記スプール領域か
ら削除する印刷データ削除手段、として機能させること
を特徴とする。
【0010】請求項1、7、13に記載の発明によれ
ば、印刷システムにおいて、印刷データがクライアント
装置から印刷制御装置に送信され、印刷ジョブ毎に、例
えばハードディスク等のスプール領域に順次格納され
る。スプール領域の印刷データには印刷管理情報が対応
付けられ、印刷処理の条件が設定される。スプール領域
は、例えばハードディスク等の所定の比率を割り付ける
などして、予め基準データサイズが設定されている。そ
して、実際に印刷データを格納している領域のサイズと
基準データサイズとの大小が比較され、判定結果が基準
データサイズを超えていることを示す場合、印刷管理情
報のうち所定の条件に従って印刷データを選択し、選択
された印刷データがスプール領域から削除される。
ば、印刷システムにおいて、印刷データがクライアント
装置から印刷制御装置に送信され、印刷ジョブ毎に、例
えばハードディスク等のスプール領域に順次格納され
る。スプール領域の印刷データには印刷管理情報が対応
付けられ、印刷処理の条件が設定される。スプール領域
は、例えばハードディスク等の所定の比率を割り付ける
などして、予め基準データサイズが設定されている。そ
して、実際に印刷データを格納している領域のサイズと
基準データサイズとの大小が比較され、判定結果が基準
データサイズを超えていることを示す場合、印刷管理情
報のうち所定の条件に従って印刷データを選択し、選択
された印刷データがスプール領域から削除される。
【0011】従って、容量に制約があるスプール領域に
対し、クライアント装置から送信された多数の印刷デー
タを格納する場合であっても、印刷管理情報に応じて自
動的に不要となった印刷データが削除される。そのた
め、クライアント装置のユーザが個別に印刷データを削
除する必要はなく、新たな印刷データを格納できる領域
がなくなる事態を回避できる。しかも、印刷管理情報の
うち削除するための条件を自由に設定できるので、印刷
システムの事情に適合した削除処理を容易に実現するこ
とができる。
対し、クライアント装置から送信された多数の印刷デー
タを格納する場合であっても、印刷管理情報に応じて自
動的に不要となった印刷データが削除される。そのた
め、クライアント装置のユーザが個別に印刷データを削
除する必要はなく、新たな印刷データを格納できる領域
がなくなる事態を回避できる。しかも、印刷管理情報の
うち削除するための条件を自由に設定できるので、印刷
システムの事情に適合した削除処理を容易に実現するこ
とができる。
【0012】請求項2に記載の印刷制御装置は、請求項
1に記載の印刷制御装置において、前記判定手段は、前
記スプール領域に格納している前記印刷データの各々の
データサイズを加えて合計サイズを算出し、この合計サ
イズと前記基準データサイズを比較して判定することを
特徴とする。
1に記載の印刷制御装置において、前記判定手段は、前
記スプール領域に格納している前記印刷データの各々の
データサイズを加えて合計サイズを算出し、この合計サ
イズと前記基準データサイズを比較して判定することを
特徴とする。
【0013】また、請求項8に記載の印刷システムは、
請求項7に記載の印刷システムにおいて、前記判定手段
は、前記スプール領域に格納している前記印刷データの
各々のデータサイズを加えて合計サイズを算出し、この
合計サイズと前記基準データサイズを比較して判定する
ことを特徴とする。
請求項7に記載の印刷システムにおいて、前記判定手段
は、前記スプール領域に格納している前記印刷データの
各々のデータサイズを加えて合計サイズを算出し、この
合計サイズと前記基準データサイズを比較して判定する
ことを特徴とする。
【0014】また、請求項14に記載の印刷制御プログ
ラムを記録したコンピュータ読取り可能な記録媒体は、
請求項13に記載の印刷制御プログラムを記録したコン
ピュータ読取り可能な記録媒体において、前記判定手段
は、前記スプール領域に格納している前記印刷データの
各々のデータサイズを加えて合計サイズを算出し、この
合計サイズと前記基準データサイズを比較して判定する
ことを特徴とする。
ラムを記録したコンピュータ読取り可能な記録媒体は、
請求項13に記載の印刷制御プログラムを記録したコン
ピュータ読取り可能な記録媒体において、前記判定手段
は、前記スプール領域に格納している前記印刷データの
各々のデータサイズを加えて合計サイズを算出し、この
合計サイズと前記基準データサイズを比較して判定する
ことを特徴とする。
【0015】請求項2、8、14に記載の発明によれ
ば、クライアント装置からの複数の印刷データがスプー
ル領域に格納された場合、各印刷データのデータサイズ
を足し合わせて合計サイズを求め、この合計サイズと基
準データサイズとの大小が比較される。そして、判定結
果に基づいて上述のような削除処理が行われる。
ば、クライアント装置からの複数の印刷データがスプー
ル領域に格納された場合、各印刷データのデータサイズ
を足し合わせて合計サイズを求め、この合計サイズと基
準データサイズとの大小が比較される。そして、判定結
果に基づいて上述のような削除処理が行われる。
【0016】従って、印刷データのデータサイズを正確
に管理できるため、不要となった印刷データを速やかに
削除して、スプール領域の空きエリアを常に適切に確保
しておくことができる。
に管理できるため、不要となった印刷データを速やかに
削除して、スプール領域の空きエリアを常に適切に確保
しておくことができる。
【0017】請求項3に記載の印刷制御装置は、請求項
1に記載の印刷制御装置において、前記判定手段は、前
記基準データサイズに合致すると推定される前記印刷デ
ータの個数である基準個数を設定し、前記スプール領域
に格納している前記印刷データの個数が前記基準個数を
超えているか否かを判定することを特徴とする。
1に記載の印刷制御装置において、前記判定手段は、前
記基準データサイズに合致すると推定される前記印刷デ
ータの個数である基準個数を設定し、前記スプール領域
に格納している前記印刷データの個数が前記基準個数を
超えているか否かを判定することを特徴とする。
【0018】請求項9に記載の印刷システムは、請求項
7に記載の印刷システムにおいて、前記判定手段は、前
記基準データサイズに合致すると推定される前記印刷デ
ータの個数である基準個数を設定し、前記スプール領域
に格納している前記印刷データの個数が前記基準個数を
超えているか否かを判定することを特徴とする。
7に記載の印刷システムにおいて、前記判定手段は、前
記基準データサイズに合致すると推定される前記印刷デ
ータの個数である基準個数を設定し、前記スプール領域
に格納している前記印刷データの個数が前記基準個数を
超えているか否かを判定することを特徴とする。
【0019】請求項15に記載の印刷制御プログラムを
記録したコンピュータ読取り可能な記録媒体は、請求項
13に記載の印刷制御プログラムを記録したコンピュー
タ読取り可能な記録媒体において、前記判定手段は、前
記基準データサイズに合致すると推定される前記印刷デ
ータの個数である基準個数を設定し、前記スプール領域
に格納している前記印刷データの個数が前記基準個数を
超えているか否かを判定することを特徴とする。
記録したコンピュータ読取り可能な記録媒体は、請求項
13に記載の印刷制御プログラムを記録したコンピュー
タ読取り可能な記録媒体において、前記判定手段は、前
記基準データサイズに合致すると推定される前記印刷デ
ータの個数である基準個数を設定し、前記スプール領域
に格納している前記印刷データの個数が前記基準個数を
超えているか否かを判定することを特徴とする。
【0020】請求項3、9、15に記載の発明によれ
ば、クライアント装置からの複数の印刷データがスプー
ル領域に格納された場合、格納中の印刷データの個数を
数え、この個数と予め設定された基準個数との大小が比
較される。そして、判定結果に基づいて基準個数を超え
ているとき、基準データサイズを超えているものと推定
し、上述のような削除処理が行われる。
ば、クライアント装置からの複数の印刷データがスプー
ル領域に格納された場合、格納中の印刷データの個数を
数え、この個数と予め設定された基準個数との大小が比
較される。そして、判定結果に基づいて基準個数を超え
ているとき、基準データサイズを超えているものと推定
し、上述のような削除処理が行われる。
【0021】従って、印刷データの個数は容易に把握で
きるため、不要となった印刷データを簡易な処理により
削除して、スプール領域の空きエリアを確保しておくこ
とができる。
きるため、不要となった印刷データを簡易な処理により
削除して、スプール領域の空きエリアを確保しておくこ
とができる。
【0022】請求項4に記載の印刷制御装置は、請求項
1から請求項3のいずれかに記載の印刷制御装置におい
て、前記印刷データ削除手段は、前記印刷管理情報のう
ち、前記印刷データが前記スプール領域に格納された日
時を示すスプール日時情報を参照して、最先の日時に格
納された前記印刷データを削除することを特徴とする。
1から請求項3のいずれかに記載の印刷制御装置におい
て、前記印刷データ削除手段は、前記印刷管理情報のう
ち、前記印刷データが前記スプール領域に格納された日
時を示すスプール日時情報を参照して、最先の日時に格
納された前記印刷データを削除することを特徴とする。
【0023】請求項10に記載の印刷システムは、請求
項7から請求項9のいずれかに記載の印刷システムにお
いて、前記印刷データ削除手段は、前記印刷管理情報の
うち、前記印刷データが前記スプール領域に格納された
日時を示すスプール日時情報を参照して、最先の日時に
格納された前記印刷データを削除することを特徴とす
る。
項7から請求項9のいずれかに記載の印刷システムにお
いて、前記印刷データ削除手段は、前記印刷管理情報の
うち、前記印刷データが前記スプール領域に格納された
日時を示すスプール日時情報を参照して、最先の日時に
格納された前記印刷データを削除することを特徴とす
る。
【0024】請求項16に記載の印刷制御プログラムを
記録したコンピュータ読取り可能な記録媒体は、請求項
13から請求項15のいずれかに記載の印刷制御プログ
ラムを記録したコンピュータ読取り可能な記録媒体にお
いて、前記印刷データ削除手段は、前記印刷管理情報の
うち、前記印刷データが前記スプール領域に格納された
日時を示すスプール日時情報を参照して、最先の日時に
格納された前記印刷データを削除することを特徴とす
る。
記録したコンピュータ読取り可能な記録媒体は、請求項
13から請求項15のいずれかに記載の印刷制御プログ
ラムを記録したコンピュータ読取り可能な記録媒体にお
いて、前記印刷データ削除手段は、前記印刷管理情報の
うち、前記印刷データが前記スプール領域に格納された
日時を示すスプール日時情報を参照して、最先の日時に
格納された前記印刷データを削除することを特徴とす
る。
【0025】請求項4、10、16に記載の発明によれ
ば、印刷データが格納されている領域のサイズが基準デ
ータサイズを超えているとき、印刷管理情報に含まれる
スプール日時情報が読み出され、スプールされた日時が
最も早い印刷データがスプール領域から削除される。
ば、印刷データが格納されている領域のサイズが基準デ
ータサイズを超えているとき、印刷管理情報に含まれる
スプール日時情報が読み出され、スプールされた日時が
最も早い印刷データがスプール領域から削除される。
【0026】従って、クライアント装置が印刷データを
送信した順に削除処理が行われ、古い印刷データを削除
する一方、新しい印刷データを残すことができ、印刷デ
ータ毎の十分な格納期間を保ちつつ適切な削除処理が実
現できる。
送信した順に削除処理が行われ、古い印刷データを削除
する一方、新しい印刷データを残すことができ、印刷デ
ータ毎の十分な格納期間を保ちつつ適切な削除処理が実
現できる。
【0027】請求項5に記載の印刷制御装置は、請求項
1から請求項3のいずれかに記載の印刷制御装置におい
て、前記印刷データ削除手段は、前記印刷管理情報のう
ち、前記印刷データに対して最後に印刷処理が行われた
日時を示す最終印刷日時情報を参照して、最先の日時に
印刷処理が行われた前記印刷データを削除することを特
徴とする。
1から請求項3のいずれかに記載の印刷制御装置におい
て、前記印刷データ削除手段は、前記印刷管理情報のう
ち、前記印刷データに対して最後に印刷処理が行われた
日時を示す最終印刷日時情報を参照して、最先の日時に
印刷処理が行われた前記印刷データを削除することを特
徴とする。
【0028】請求項11に記載の印刷システムは、請求
項7から請求項9のいずれかに記載の印刷システムにお
いて、前記印刷データ削除手段は、前記印刷管理情報の
うち、前記印刷データに対して最後に印刷処理が行われ
た日時を示す最終印刷日時情報を参照して、最先の日時
に印刷処理が行われた前記印刷データを削除することを
特徴とする。
項7から請求項9のいずれかに記載の印刷システムにお
いて、前記印刷データ削除手段は、前記印刷管理情報の
うち、前記印刷データに対して最後に印刷処理が行われ
た日時を示す最終印刷日時情報を参照して、最先の日時
に印刷処理が行われた前記印刷データを削除することを
特徴とする。
【0029】請求項17に記載の印刷制御プログラムを
記録したコンピュータ読取り可能な記録媒体は、請求項
13から請求項15のいずれかに記載の印刷制御プログ
ラムを記録したコンピュータ読取り可能な記録媒体にお
いて、前記印刷データ削除手段は、前記印刷管理情報の
うち、前記印刷データに対して最後に印刷処理が行われ
た日時を示す最終印刷日時情報を参照して、最先の日時
に印刷処理が行われた前記印刷データを削除することを
特徴とする。
記録したコンピュータ読取り可能な記録媒体は、請求項
13から請求項15のいずれかに記載の印刷制御プログ
ラムを記録したコンピュータ読取り可能な記録媒体にお
いて、前記印刷データ削除手段は、前記印刷管理情報の
うち、前記印刷データに対して最後に印刷処理が行われ
た日時を示す最終印刷日時情報を参照して、最先の日時
に印刷処理が行われた前記印刷データを削除することを
特徴とする。
【0030】請求項5、11、17に記載の発明によれ
ば、印刷データが格納されている領域のサイズが基準デ
ータサイズを超えているとき、印刷管理情報に含まれる
最終印刷日時情報が読み出され、最後に印刷された日時
が最も早い印刷データがスプール領域から削除される。
ば、印刷データが格納されている領域のサイズが基準デ
ータサイズを超えているとき、印刷管理情報に含まれる
最終印刷日時情報が読み出され、最後に印刷された日時
が最も早い印刷データがスプール領域から削除される。
【0031】従って、印刷データを最終的に印刷出力し
た順に削除処理が行われ、長期間印刷されなかった印刷
データを削除する一方、最近印刷された印刷データを残
すことができ、印刷データの利用状況を適切に考慮した
削除処理が実現できる。
た順に削除処理が行われ、長期間印刷されなかった印刷
データを削除する一方、最近印刷された印刷データを残
すことができ、印刷データの利用状況を適切に考慮した
削除処理が実現できる。
【0032】請求項6に記載の印刷制御装置は、請求項
1から請求項5のいずれかに記載の印刷制御装置におい
て、前記印刷データ削除手段は、前記印刷管理情報のう
ち、前記印刷データを削除可能な日時を指定する削除可
能日時情報を参照して、指定された削除可能な日時を過
ぎた前記印刷データ、又は、最先の削除可能な日時が指
定された前記印刷データを削除することを特徴とする。
1から請求項5のいずれかに記載の印刷制御装置におい
て、前記印刷データ削除手段は、前記印刷管理情報のう
ち、前記印刷データを削除可能な日時を指定する削除可
能日時情報を参照して、指定された削除可能な日時を過
ぎた前記印刷データ、又は、最先の削除可能な日時が指
定された前記印刷データを削除することを特徴とする。
【0033】請求項12に記載の印刷システムは、請求
項7から請求項11のいずれかに記載の印刷システムに
おいて、前記印刷データ削除手段は、前記印刷管理情報
のうち、前記印刷データを削除可能な日時を指定する削
除可能日時情報を参照して、指定された削除可能な日時
を過ぎた前記印刷データ、又は、最先の削除可能な日時
が指定された前記印刷データを削除することを特徴とす
る。
項7から請求項11のいずれかに記載の印刷システムに
おいて、前記印刷データ削除手段は、前記印刷管理情報
のうち、前記印刷データを削除可能な日時を指定する削
除可能日時情報を参照して、指定された削除可能な日時
を過ぎた前記印刷データ、又は、最先の削除可能な日時
が指定された前記印刷データを削除することを特徴とす
る。
【0034】請求項18に記載の印刷制御プログラムを
記録したコンピュータ読取り可能な記録媒体は、請求項
13から請求項17のいずれかに記載の印刷制御プログ
ラムを記録したコンピュータ読取り可能な記録媒体にお
いて、前記印刷データ削除手段は、前記印刷管理情報の
うち、前記印刷データを削除可能な日時を指定する削除
可能日時情報を参照して、指定された削除可能な日時を
過ぎた前記印刷データ、又は、最先の削除可能な日時が
指定された前記印刷データを削除することを特徴とす
る。
記録したコンピュータ読取り可能な記録媒体は、請求項
13から請求項17のいずれかに記載の印刷制御プログ
ラムを記録したコンピュータ読取り可能な記録媒体にお
いて、前記印刷データ削除手段は、前記印刷管理情報の
うち、前記印刷データを削除可能な日時を指定する削除
可能日時情報を参照して、指定された削除可能な日時を
過ぎた前記印刷データ、又は、最先の削除可能な日時が
指定された前記印刷データを削除することを特徴とす
る。
【0035】請求項6、12、18に記載の発明によれ
ば、印刷データが格納されている領域のサイズが基準デ
ータサイズを超えているとき、印刷管理情報に含まれる
削除可能日時情報が読み出され、削除可能な日時を過ぎ
た印刷データがスプール領域から削除され、あるいは、
削除可能な日時として最も早い日時が設定された印刷デ
ータがスプール領域から削除される。
ば、印刷データが格納されている領域のサイズが基準デ
ータサイズを超えているとき、印刷管理情報に含まれる
削除可能日時情報が読み出され、削除可能な日時を過ぎ
た印刷データがスプール領域から削除され、あるいは、
削除可能な日時として最も早い日時が設定された印刷デ
ータがスプール領域から削除される。
【0036】従って、クライアント装置のユーザが印刷
データを削除可能と指定した上で、これを反映して削除
処理が行われ、ユーザの都合に応じつつ不要となった印
刷データを削除でき、ユーザにとって利便性の高い削除
処理が実現できる。
データを削除可能と指定した上で、これを反映して削除
処理が行われ、ユーザの都合に応じつつ不要となった印
刷データを削除でき、ユーザにとって利便性の高い削除
処理が実現できる。
【0037】
【発明の実施の形態】以下、本発明の好適な実施の形態
を図面に基づいて説明する。なお、本実施形態では、パ
ーソナルコンピュータなどの複数のクライアント装置
と、ネットワークに対応した印刷制御装置としてのネッ
トワークプリンタが相互接続されたネットワーク上の印
刷システムに対し、本発明を適用する場合について説明
を行う。
を図面に基づいて説明する。なお、本実施形態では、パ
ーソナルコンピュータなどの複数のクライアント装置
と、ネットワークに対応した印刷制御装置としてのネッ
トワークプリンタが相互接続されたネットワーク上の印
刷システムに対し、本発明を適用する場合について説明
を行う。
【0038】図1は、本実施形態に係る印刷システムの
概略構成を示すブロック図である。図1においては、ネ
ットワークプリンタ1とクライアント装置2がネットワ
ーク3を介して互いに接続されて印刷システムが構成さ
れている。なお、実際には複数のクライアント装置2が
ネットワークに接続可能であるが、図1では簡単のため
1台のクライアント装置2を示している。
概略構成を示すブロック図である。図1においては、ネ
ットワークプリンタ1とクライアント装置2がネットワ
ーク3を介して互いに接続されて印刷システムが構成さ
れている。なお、実際には複数のクライアント装置2が
ネットワークに接続可能であるが、図1では簡単のため
1台のクライアント装置2を示している。
【0039】図1に示すネットワークプリンタ1は、C
PU11と、ROM12と、RAM13と、記憶部14
と、表示部15と、入力部16と、インターフェース1
7と、印刷エンジン18とを備えている。また、ネット
ワークプリンタ1のインターフェース17は、ネットワ
ーク3に接続されている。
PU11と、ROM12と、RAM13と、記憶部14
と、表示部15と、入力部16と、インターフェース1
7と、印刷エンジン18とを備えている。また、ネット
ワークプリンタ1のインターフェース17は、ネットワ
ーク3に接続されている。
【0040】以上の構成において、CPU11は、ネッ
トワークプリンタ1を総括的に制御すると共に、制御プ
ログラムを実行する。CPU11は、本発明の格納手
段、印刷データ管理手段、判定手段、印刷データ削除手
段としても機能する。
トワークプリンタ1を総括的に制御すると共に、制御プ
ログラムを実行する。CPU11は、本発明の格納手
段、印刷データ管理手段、判定手段、印刷データ削除手
段としても機能する。
【0041】また、ROM12は、印刷制御プログラム
や必要なパラメータ等を固定データとして記憶し、RA
M13は、印刷処理に必要なデータやプログラムを一時
的に保持する。
や必要なパラメータ等を固定データとして記憶し、RA
M13は、印刷処理に必要なデータやプログラムを一時
的に保持する。
【0042】記憶部14は、データサイズの大きい各種
データを蓄積する読み書き可能なメモリであり、CPU
11と相まって本発明の格納手段として機能する。本実
施形態では、記憶部14として主にハードディスクが用
いられるが、着脱自在なメモリカードを併用してもよい
し、記憶部14としてフラッシュROMを用いてもよ
い。図1に示すように、記憶部14には、本実施形態に
係る印刷処理の対象となる印刷データを格納するための
スプール領域14aが設けられる。スプール領域14a
には、クライアント装置2から送信された複数の印刷デ
ータが印刷ジョブ毎に順次格納されると共に、後述の処
理に従ってスプール領域14a中の不要な印刷データが
削除される。
データを蓄積する読み書き可能なメモリであり、CPU
11と相まって本発明の格納手段として機能する。本実
施形態では、記憶部14として主にハードディスクが用
いられるが、着脱自在なメモリカードを併用してもよい
し、記憶部14としてフラッシュROMを用いてもよ
い。図1に示すように、記憶部14には、本実施形態に
係る印刷処理の対象となる印刷データを格納するための
スプール領域14aが設けられる。スプール領域14a
には、クライアント装置2から送信された複数の印刷デ
ータが印刷ジョブ毎に順次格納されると共に、後述の処
理に従ってスプール領域14a中の不要な印刷データが
削除される。
【0043】スプール領域14aには、後述の印刷デー
タに対する削除処理の基準として、基準データサイズが
予め設定されている。すなわち、基準データサイズは、
スプール領域14aに対し、複数の印刷データを実際に
格納する領域のサイズの上限を示すものである。よっ
て、新たな印刷データのスプール時に基準データサイズ
を超えるか否かを判定して、後述のように、所定の条件
に従って選択された印刷データを削除することになる。
この、基準データサイズとしては、記憶部14のデータ
容量に対し、十分余裕を持って所定の比率を定めればよ
い。
タに対する削除処理の基準として、基準データサイズが
予め設定されている。すなわち、基準データサイズは、
スプール領域14aに対し、複数の印刷データを実際に
格納する領域のサイズの上限を示すものである。よっ
て、新たな印刷データのスプール時に基準データサイズ
を超えるか否かを判定して、後述のように、所定の条件
に従って選択された印刷データを削除することになる。
この、基準データサイズとしては、記憶部14のデータ
容量に対し、十分余裕を持って所定の比率を定めればよ
い。
【0044】表示部15は、印刷処理に伴うデータ等を
表示する手段であり、例えば液晶パネル等により構成さ
れている。また、入力部16は、ネットワークプリンタ
1にデータ又はコマンドを入力する手段であり、例えば
ユーザが押下するキー操作部が配置される。
表示する手段であり、例えば液晶パネル等により構成さ
れている。また、入力部16は、ネットワークプリンタ
1にデータ又はコマンドを入力する手段であり、例えば
ユーザが押下するキー操作部が配置される。
【0045】インターフェース17は、ネットワーク3
を介してクライアント装置2との間で各種データを通信
する際にインターフェース動作を行い、クライアント装
置2へのデータ送信とクライアント装置2からのデータ
受信を可能としている。インターフェース17は、CP
U11と相まって本発明の受信手段として機能する。
を介してクライアント装置2との間で各種データを通信
する際にインターフェース動作を行い、クライアント装
置2へのデータ送信とクライアント装置2からのデータ
受信を可能としている。インターフェース17は、CP
U11と相まって本発明の受信手段として機能する。
【0046】印刷エンジン18は、CPU11の指示の
下、印刷指示を受けた印刷データを印刷出力する。例え
ば、インクジェット方式あるいはレーザビーム方式など
による印刷出力が行われる。
下、印刷指示を受けた印刷データを印刷出力する。例え
ば、インクジェット方式あるいはレーザビーム方式など
による印刷出力が行われる。
【0047】次に、図1に示すクライアント装置2は、
CPU21と、ROM22と、RAM23と、記憶部2
4と、表示部25と、入力部26と、インターフェース
27とを備えている。また、クライアント装置2のイン
ターフェース27は、ネットワーク3に接続されてい
る。
CPU21と、ROM22と、RAM23と、記憶部2
4と、表示部25と、入力部26と、インターフェース
27とを備えている。また、クライアント装置2のイン
ターフェース27は、ネットワーク3に接続されてい
る。
【0048】以上の構成において、CPU21は、クラ
イアント装置2を総括的に制御すると共に、各種アプリ
ケーションソフトウェアを実行する。そして、これらア
プリケーションソフトウェアにより各種の印刷データが
作成される。
イアント装置2を総括的に制御すると共に、各種アプリ
ケーションソフトウェアを実行する。そして、これらア
プリケーションソフトウェアにより各種の印刷データが
作成される。
【0049】また、ROM22は、各種プログラムや必
要なパラメータ等を固定データとして記憶し、RAM2
3は、各種プログラムのワークデータ等を一時的に保持
する。更に、記憶部24は、ハードディスク等の読み書
き可能なメモリであり、各種アプリケーションソフトウ
ェアがインストールされている。
要なパラメータ等を固定データとして記憶し、RAM2
3は、各種プログラムのワークデータ等を一時的に保持
する。更に、記憶部24は、ハードディスク等の読み書
き可能なメモリであり、各種アプリケーションソフトウ
ェアがインストールされている。
【0050】表示部25は、画像データ等を表示する手
段であり、例えばCRT又は液晶ディスプレイ等により
構成されている。また、入力部26は、クライアント装
置2の処理に必要なデータ等を入力する手段であり、例
えばキーボードにより構成されている。
段であり、例えばCRT又は液晶ディスプレイ等により
構成されている。また、入力部26は、クライアント装
置2の処理に必要なデータ等を入力する手段であり、例
えばキーボードにより構成されている。
【0051】インターフェース27は、ネットワーク3
を介してネットワークプリンタ1との間で各種データを
通信する際のインターフェース動作を行い、ネットワー
クプリンタ1へのデータ送信とネットワークプリンタ1
からのデータ受信を可能としている。インターフェース
27は、CPU21と相まって本発明の送信手段として
機能する。
を介してネットワークプリンタ1との間で各種データを
通信する際のインターフェース動作を行い、ネットワー
クプリンタ1へのデータ送信とネットワークプリンタ1
からのデータ受信を可能としている。インターフェース
27は、CPU21と相まって本発明の送信手段として
機能する。
【0052】次に図2を用いて、本実施形態に係る印刷
システムにおける印刷管理情報の例を説明する。本実施
形態では、クライアント装置2からネットワークプリン
タ1に対し印刷データが順次送信され、印刷ジョブ毎に
上述のスプール領域14aにスプールされた多数の印刷
データを管理するために、印刷管理情報を用いている。
すなわち、スプール領域14aに格納される印刷データ
のそれぞれに対し、各種印刷処理の条件を印刷管理情報
として設定し、印刷データと印刷管理情報を対応付けて
管理する。この印刷管理情報は、印刷データ24aに付
随して記憶してもよいが、記憶部14の異なる領域に記
憶してもよい。
システムにおける印刷管理情報の例を説明する。本実施
形態では、クライアント装置2からネットワークプリン
タ1に対し印刷データが順次送信され、印刷ジョブ毎に
上述のスプール領域14aにスプールされた多数の印刷
データを管理するために、印刷管理情報を用いている。
すなわち、スプール領域14aに格納される印刷データ
のそれぞれに対し、各種印刷処理の条件を印刷管理情報
として設定し、印刷データと印刷管理情報を対応付けて
管理する。この印刷管理情報は、印刷データ24aに付
随して記憶してもよいが、記憶部14の異なる領域に記
憶してもよい。
【0053】図2は、本実施形態に係る印刷管理情報の
例を示す図である。図2に示す印刷管理情報では、デー
タa〜dのようなデータIDで示される印刷データのそ
れぞれに対し、データサイズ、スプール日時、最終印刷
日時、削除可能日時の各項目が設定されている。なお、
図2では5つの印刷データのみ示しているが、実際には
より多数の印刷データを対象とすることができる。ま
た、図2では4つの設定項目を例示しているが、これ以
外の設定項目を付け加えることは可能である。
例を示す図である。図2に示す印刷管理情報では、デー
タa〜dのようなデータIDで示される印刷データのそ
れぞれに対し、データサイズ、スプール日時、最終印刷
日時、削除可能日時の各項目が設定されている。なお、
図2では5つの印刷データのみ示しているが、実際には
より多数の印刷データを対象とすることができる。ま
た、図2では4つの設定項目を例示しているが、これ以
外の設定項目を付け加えることは可能である。
【0054】図2において、設定項目「データサイズ」
は、スプール領域14aに格納されている各印刷データ
のデータサイズを示している。なお、クライアント装置
2から受信した印刷データに対しビットマップ展開等の
変換処理を施す場合は、変換後の印刷データのデータサ
イズに対応する。後述するように、印刷データ全体に対
する合計サイズを求める際に、各印刷データのデータサ
イズが読み出される。
は、スプール領域14aに格納されている各印刷データ
のデータサイズを示している。なお、クライアント装置
2から受信した印刷データに対しビットマップ展開等の
変換処理を施す場合は、変換後の印刷データのデータサ
イズに対応する。後述するように、印刷データ全体に対
する合計サイズを求める際に、各印刷データのデータサ
イズが読み出される。
【0055】設定項目「スプール日時」は、クライアン
ト装置2から送信された印刷データがそれぞれスプール
領域14aに格納された日時を示すデータである。図2
からわかるように、通常は印刷データの配列順がスプー
ル日時の順に合致する。
ト装置2から送信された印刷データがそれぞれスプール
領域14aに格納された日時を示すデータである。図2
からわかるように、通常は印刷データの配列順がスプー
ル日時の順に合致する。
【0056】設定項目「最終印刷日時」は、スプール領
域14aに格納されている各印刷データがそれぞれ印刷
要求に従って最終的に印刷出力された日時を示すデータ
である。すなわち、1つの印刷データが多数回印刷出力
された場合は、常に最後の印刷日時を示すデータとな
る。
域14aに格納されている各印刷データがそれぞれ印刷
要求に従って最終的に印刷出力された日時を示すデータ
である。すなわち、1つの印刷データが多数回印刷出力
された場合は、常に最後の印刷日時を示すデータとな
る。
【0057】設定項目「削除可能日時」は、クライアン
ト装置2のユーザが印刷処理の対象とする印刷データに
対し、スプール領域14aに格納した後に削除を許可す
べく指定した日時を示すデータである。この削除可能日
時の指定は、一般的にはユーザがクライアント装置2に
より行うが、ネットワークプリンタ1において設定して
も差し支えない。
ト装置2のユーザが印刷処理の対象とする印刷データに
対し、スプール領域14aに格納した後に削除を許可す
べく指定した日時を示すデータである。この削除可能日
時の指定は、一般的にはユーザがクライアント装置2に
より行うが、ネットワークプリンタ1において設定して
も差し支えない。
【0058】なお、「スプール日時」、「最終印刷日
時」等を設定するためには、ネットワークプリンタ1は
図示しない計時手段を備え、CPU11が現在日時を判
別できることが前提となる。
時」等を設定するためには、ネットワークプリンタ1は
図示しない計時手段を備え、CPU11が現在日時を判
別できることが前提となる。
【0059】次に図3〜図5を用いて、本実施形態に係
る印刷システムにおいて行われるスプール領域14aの
印刷データに対する削除処理の具体例を説明する。本実
施形態における印刷データに対する削除処理は、スプー
ル領域14aの容量の制約上、多数のクライアント装置
2から送信された印刷データが次々格納され、スプール
領域14aの空きエリアがなくなる事態を防止すべく行
われるものである。図3〜図5では、クライアント装置
2から所定のタイミングで送信された1つの印刷データ
に対する処理を示している。この印刷データは例えばア
プリケーションソフトウェアを用いてクライアント装置
2のユーザにより作成され、印刷要求に伴いネットワー
クプリンタ1に送信されるものである。
る印刷システムにおいて行われるスプール領域14aの
印刷データに対する削除処理の具体例を説明する。本実
施形態における印刷データに対する削除処理は、スプー
ル領域14aの容量の制約上、多数のクライアント装置
2から送信された印刷データが次々格納され、スプール
領域14aの空きエリアがなくなる事態を防止すべく行
われるものである。図3〜図5では、クライアント装置
2から所定のタイミングで送信された1つの印刷データ
に対する処理を示している。この印刷データは例えばア
プリケーションソフトウェアを用いてクライアント装置
2のユーザにより作成され、印刷要求に伴いネットワー
クプリンタ1に送信されるものである。
【0060】図3は、スプール領域14aの印刷データ
に対する削除処理の第1の具体例を示すフローチャート
である。まず、上述のようにクライアント装置2から送
信された印刷データは、ネットワーク3を介してネット
ワークプリンタ1により受信される(ステップS1)。
に対する削除処理の第1の具体例を示すフローチャート
である。まず、上述のようにクライアント装置2から送
信された印刷データは、ネットワーク3を介してネット
ワークプリンタ1により受信される(ステップS1)。
【0061】そして、受信した1つの印刷データは印刷
ジョブとして管理され、記憶部14のスプール領域14
aに順次格納される(ステップS2)。このとき、印刷
データをネットワークプリンタ1で印刷処理する際のデ
ータ形式に適合させるための展開処理等が施される。ま
た、この段階で印刷データに対する印刷要求を直ちに実
行可能である場合、実際に印刷エンジン18を用いた印
刷出力が行われる。
ジョブとして管理され、記憶部14のスプール領域14
aに順次格納される(ステップS2)。このとき、印刷
データをネットワークプリンタ1で印刷処理する際のデ
ータ形式に適合させるための展開処理等が施される。ま
た、この段階で印刷データに対する印刷要求を直ちに実
行可能である場合、実際に印刷エンジン18を用いた印
刷出力が行われる。
【0062】次に、スプール領域14aに格納済みの複
数の印刷データに対し、それぞれのデータサイズを足し
合わせて合計サイズが算出される(ステップS3)。例
えば、図2に示すデータa〜eがスプール領域14aに
格納されている場合は、各々のデータサイズを足し合わ
せて、合計サイズ27MBが算出されることになる。な
お、各印刷データのデータサイズは、上述の印刷管理情
報の設定項目に含めてもよいが、印刷管理情報を用いず
他の方法で判別してもよい。
数の印刷データに対し、それぞれのデータサイズを足し
合わせて合計サイズが算出される(ステップS3)。例
えば、図2に示すデータa〜eがスプール領域14aに
格納されている場合は、各々のデータサイズを足し合わ
せて、合計サイズ27MBが算出されることになる。な
お、各印刷データのデータサイズは、上述の印刷管理情
報の設定項目に含めてもよいが、印刷管理情報を用いず
他の方法で判別してもよい。
【0063】次に、ステップS3で算出された合計サイ
ズと予め設定されている基準データサイズとの大小を比
較し、合計サイズが基準データサイズを超えたか否かを
判定する(ステップS4)。例えば、基準データサイズ
が20MBに設定されているとすると、上述の合計サイ
ズ27MBは基準データサイズを超えると判定されるこ
とになる。
ズと予め設定されている基準データサイズとの大小を比
較し、合計サイズが基準データサイズを超えたか否かを
判定する(ステップS4)。例えば、基準データサイズ
が20MBに設定されているとすると、上述の合計サイ
ズ27MBは基準データサイズを超えると判定されるこ
とになる。
【0064】ステップS4の判定の結果、印刷データの
合計サイズが基準データサイズを超えていない場合(ス
テップS4;NO)、スプール領域14aの印刷データ
を削除する必要はないので処理を終える。一方、ステッ
プS4の判定の結果、印刷データの合計サイズが基準デ
ータサイズを超えている場合(ステップS4;YE
S)、削除すべき印刷データを選択するために、記憶部
14に記憶される印刷管理情報のうち、スプール日時情
報が読み出される(ステップS5)。
合計サイズが基準データサイズを超えていない場合(ス
テップS4;NO)、スプール領域14aの印刷データ
を削除する必要はないので処理を終える。一方、ステッ
プS4の判定の結果、印刷データの合計サイズが基準デ
ータサイズを超えている場合(ステップS4;YE
S)、削除すべき印刷データを選択するために、記憶部
14に記憶される印刷管理情報のうち、スプール日時情
報が読み出される(ステップS5)。
【0065】そして、ステップS5で読み出されたスプ
ール日時情報に基づいて、スプール領域14aの複数の
印刷データ中、最先にスプールされた印刷データを選択
し、これをスプール領域14aから削除する(ステップ
S6)。例えば、図2の例では、データa〜eのうちス
プール日時が最も早いデータaが選択的に削除されるこ
とになる。
ール日時情報に基づいて、スプール領域14aの複数の
印刷データ中、最先にスプールされた印刷データを選択
し、これをスプール領域14aから削除する(ステップ
S6)。例えば、図2の例では、データa〜eのうちス
プール日時が最も早いデータaが選択的に削除されるこ
とになる。
【0066】ステップS5の削除処理の後は、再びステ
ップS3に移行して、ステップS3〜ステップS6の処
理を繰り返す。すなわち、スプール領域14a中の印刷
データを格納している領域が基準データサイズを超えな
くなるまで、1つづつ印刷データを削除していく。図2
の例では、最初にデータaが削除されても、合計サイズ
が26MBとなり基準データサイズ以下にならない。更
に、2番目のデータbが削除されて合計サイズが23M
Bとなり、次いで3番目のデータcが削除された段階で
合計サイズが13MBとなって基準データサイズを下回
り、ステップS4の判定結果が「NO」となる。つま
り、データa〜cの3つの印刷データが削除されるま
で、削除処理が繰り返されることになる。
ップS3に移行して、ステップS3〜ステップS6の処
理を繰り返す。すなわち、スプール領域14a中の印刷
データを格納している領域が基準データサイズを超えな
くなるまで、1つづつ印刷データを削除していく。図2
の例では、最初にデータaが削除されても、合計サイズ
が26MBとなり基準データサイズ以下にならない。更
に、2番目のデータbが削除されて合計サイズが23M
Bとなり、次いで3番目のデータcが削除された段階で
合計サイズが13MBとなって基準データサイズを下回
り、ステップS4の判定結果が「NO」となる。つま
り、データa〜cの3つの印刷データが削除されるま
で、削除処理が繰り返されることになる。
【0067】次に図4は、スプール領域14aの印刷デ
ータに対する削除処理の第2の具体例を示すフローチャ
ートである。ここで、図4における処理のうち、ステッ
プS11〜ステップS14までの処理は、上述の第1の
具体例におけるステップS1〜ステップS4と同様に行
われるので、その説明を省略する。
ータに対する削除処理の第2の具体例を示すフローチャ
ートである。ここで、図4における処理のうち、ステッ
プS11〜ステップS14までの処理は、上述の第1の
具体例におけるステップS1〜ステップS4と同様に行
われるので、その説明を省略する。
【0068】一方、ステップS14の判定結果が「YE
S」となる場合は、削除すべき印刷データを選択するた
めに、記憶部14に記憶される印刷管理情報のうち、最
終印刷日時情報が読み出される(ステップS15)。
S」となる場合は、削除すべき印刷データを選択するた
めに、記憶部14に記憶される印刷管理情報のうち、最
終印刷日時情報が読み出される(ステップS15)。
【0069】そして、ステップS15で読み出された最
終印刷日時情報に基づいて、スプール領域14aの複数
の印刷データ中、最先に印刷出力された印刷データを選
択し、これをスプール領域14aから削除する(ステッ
プS16)。例えば、図2の例では、データa〜eのう
ち最終印刷日時が最も早いデータbが選択的に削除され
ることになる。
終印刷日時情報に基づいて、スプール領域14aの複数
の印刷データ中、最先に印刷出力された印刷データを選
択し、これをスプール領域14aから削除する(ステッ
プS16)。例えば、図2の例では、データa〜eのう
ち最終印刷日時が最も早いデータbが選択的に削除され
ることになる。
【0070】ステップS16の削除処理の後は、具体例
1の場合と同様、スプール領域14a中の印刷データを
格納している領域が基準データサイズとなるまで、ステ
ップS13〜ステップS16の処理を繰り返す。図2の
例では、最初にデータbが削除されて合計サイズは24
MBとなり、次いで2番目に最終印刷日時が早いデータ
cが削除された段階で合計サイズが14MBとなって、
ステップS14の判定結果が「NO」となる。つまり、
データb、cの2つの印刷データに対する削除処理が行
われることになる。
1の場合と同様、スプール領域14a中の印刷データを
格納している領域が基準データサイズとなるまで、ステ
ップS13〜ステップS16の処理を繰り返す。図2の
例では、最初にデータbが削除されて合計サイズは24
MBとなり、次いで2番目に最終印刷日時が早いデータ
cが削除された段階で合計サイズが14MBとなって、
ステップS14の判定結果が「NO」となる。つまり、
データb、cの2つの印刷データに対する削除処理が行
われることになる。
【0071】次に図5は、スプール領域14aの印刷デ
ータに対する削除処理の第3の具体例を示すフローチャ
ートである。ここで、図5における処理のうち、ステッ
プS21〜ステップS24までの処理は、上述の第1の
具体例におけるステップS1〜ステップS4と同様に行
われるので、その説明を省略する。
ータに対する削除処理の第3の具体例を示すフローチャ
ートである。ここで、図5における処理のうち、ステッ
プS21〜ステップS24までの処理は、上述の第1の
具体例におけるステップS1〜ステップS4と同様に行
われるので、その説明を省略する。
【0072】一方、ステップS24の判定結果が「YE
S」となる場合は、削除すべき印刷データを選択するた
めに、記憶部14に記憶される印刷管理情報のうち、削
除可能日時情報が読み出される(ステップS25)。
S」となる場合は、削除すべき印刷データを選択するた
めに、記憶部14に記憶される印刷管理情報のうち、削
除可能日時情報が読み出される(ステップS25)。
【0073】そして、ステップS25で読み出された削
除可能日時情報に基づいて、スプール領域14aの複数
の印刷データ中、削除可能である印刷データの有無を判
断する(ステップS26)。すなわち、現在日時が印刷
データに設定された削除可能日時を過ぎている場合、そ
の印刷データは削除可能と判断する。
除可能日時情報に基づいて、スプール領域14aの複数
の印刷データ中、削除可能である印刷データの有無を判
断する(ステップS26)。すなわち、現在日時が印刷
データに設定された削除可能日時を過ぎている場合、そ
の印刷データは削除可能と判断する。
【0074】ステップS26の判断の結果、削除可能な
印刷データがある場合は(ステップS26;YES)、
該当する印刷データをスプール領域14aからすべて削
除する(ステップS27)。ここでは、複数の削除可能
な印刷データをすべて削除する場合を示しているが、削
除可能な印刷データから1つ印刷データを選択して削除
してもよく、この場合、削除可能な印刷データの中か
ら、最先のスプール日時又は最先の最終印刷日時となる
印刷データを選択して削除するようにしてもよい。
印刷データがある場合は(ステップS26;YES)、
該当する印刷データをスプール領域14aからすべて削
除する(ステップS27)。ここでは、複数の削除可能
な印刷データをすべて削除する場合を示しているが、削
除可能な印刷データから1つ印刷データを選択して削除
してもよく、この場合、削除可能な印刷データの中か
ら、最先のスプール日時又は最先の最終印刷日時となる
印刷データを選択して削除するようにしてもよい。
【0075】一方、ステップS26の判断の結果、各印
刷データの削除可能日時のいずれも未経過であって、削
除可能な印刷データが存在しない場合(ステップS2
6;NO)、削除可能日時が最先に設定された印刷デー
タを選択し、これをスプール領域14aから削除する
(ステップS28)。このように、第3の具体例では、
すべての印刷データに対する削除可能日時が未経過であ
る場合、スプール領域14aにおける印刷データを格納
すべき領域の確保を優先している。
刷データの削除可能日時のいずれも未経過であって、削
除可能な印刷データが存在しない場合(ステップS2
6;NO)、削除可能日時が最先に設定された印刷デー
タを選択し、これをスプール領域14aから削除する
(ステップS28)。このように、第3の具体例では、
すべての印刷データに対する削除可能日時が未経過であ
る場合、スプール領域14aにおける印刷データを格納
すべき領域の確保を優先している。
【0076】ステップS27又はステップS28の削除
処理の後は、第1及び第2の具体例の場合と同様、スプ
ール領域14a中の印刷データを格納している領域が基
準データサイズとなるまで、ステップS23〜ステップ
S28の処理を繰り返す。
処理の後は、第1及び第2の具体例の場合と同様、スプ
ール領域14a中の印刷データを格納している領域が基
準データサイズとなるまで、ステップS23〜ステップ
S28の処理を繰り返す。
【0077】例えば、図2の例において、データeがス
プールされたタイミングで第3の具体例を適用する場合
を考える。すると、この時点で削除可能日時が過ぎてい
るのはデータbのみであるため、ステップS26におい
て、データbがスプール領域14aから削除される。こ
のとき、合計サイズは24MBとなり、ステップS24
の判定結果はまだ「YES」であるため、続いてステッ
プS28において、残りの印刷データ中、最先の削除可
能日時が指定されているデータdが削除される。この段
階で、合計サイズが19MBとなり、ステップS24の
判定結果が「NO」となる。つまり、最終的に削除され
るのは、データb、dの2つの印刷データである。
プールされたタイミングで第3の具体例を適用する場合
を考える。すると、この時点で削除可能日時が過ぎてい
るのはデータbのみであるため、ステップS26におい
て、データbがスプール領域14aから削除される。こ
のとき、合計サイズは24MBとなり、ステップS24
の判定結果はまだ「YES」であるため、続いてステッ
プS28において、残りの印刷データ中、最先の削除可
能日時が指定されているデータdが削除される。この段
階で、合計サイズが19MBとなり、ステップS24の
判定結果が「NO」となる。つまり、最終的に削除され
るのは、データb、dの2つの印刷データである。
【0078】なお、図5に示す第3の具体例は、上記第
1の具体例又は上記第2の具体例と組み合わせて適用す
ることができる。例えば、ステップS27の処理を残し
つつ、ステップS28の処理を、最先のスプール日時又
は最先の最終印刷日時となる印刷データを削除する処理
で置き換えてもよい。
1の具体例又は上記第2の具体例と組み合わせて適用す
ることができる。例えば、ステップS27の処理を残し
つつ、ステップS28の処理を、最先のスプール日時又
は最先の最終印刷日時となる印刷データを削除する処理
で置き換えてもよい。
【0079】以上説明したように、本実施形態によれ
ば、クライアント装置2からネットワークプリンタ1に
送信された印刷データを記憶部14のスプール領域14
aに格納する際、格納済みの印刷データの合計サイズを
求め、合計サイズが予め設定される基準データを超えて
いると判定されると、印刷管理情報における所定の条件
に従って選択された印刷データをスプール領域14aか
ら削除するようにした。そのため、クライアント装置2
のユーザは自ら削除の操作を行うことなく、自動的に不
要な印刷データが削除されて、スプール領域14aには
一定の空きエリアが常に確保される。これにより、スプ
ール領域14aが容量オーバーして新たな印刷データを
スプールできないという事態を未然に防止し、印刷制御
をより円滑にし、クライアント装置2のユーザにとって
便利かつ信頼性の高い印刷システムを構築することがで
きる。
ば、クライアント装置2からネットワークプリンタ1に
送信された印刷データを記憶部14のスプール領域14
aに格納する際、格納済みの印刷データの合計サイズを
求め、合計サイズが予め設定される基準データを超えて
いると判定されると、印刷管理情報における所定の条件
に従って選択された印刷データをスプール領域14aか
ら削除するようにした。そのため、クライアント装置2
のユーザは自ら削除の操作を行うことなく、自動的に不
要な印刷データが削除されて、スプール領域14aには
一定の空きエリアが常に確保される。これにより、スプ
ール領域14aが容量オーバーして新たな印刷データを
スプールできないという事態を未然に防止し、印刷制御
をより円滑にし、クライアント装置2のユーザにとって
便利かつ信頼性の高い印刷システムを構築することがで
きる。
【0080】なお、本実施形態においては、スプール領
域14aに格納された印刷データの削除処理として3つ
の場合を説明したが、印刷管理情報に含まれる他の所定
の条件に基づく判断基準を定め、削除すべき印刷データ
を選択して削除処理を行う場合であっても本発明を適用
することができる。
域14aに格納された印刷データの削除処理として3つ
の場合を説明したが、印刷管理情報に含まれる他の所定
の条件に基づく判断基準を定め、削除すべき印刷データ
を選択して削除処理を行う場合であっても本発明を適用
することができる。
【0081】また、本実施形態においては、スプール領
域14aに格納された印刷データの合計サイズを算出
し、これを基準データサイズと比較する場合を説明した
が、合計サイズの代わりにスプール領域14aに格納さ
れた印刷データの個数をカウントし、これを基準個数と
比較する場合も本発明の適用が可能である。ここで、通
常扱う印刷データの平均的なデータサイズはある程度一
定になるので、印刷データの個数から概ねその合計サイ
ズが推定でき、適切な基準個数を定めれば、基準データ
サイズを用いる場合と良好に整合をとることができる。
従って、印刷データの個数と基準個数を比較する方法で
も、ほとんどの場合、スプール領域14aの空きエリア
を確保できると共に、処理の簡略化を図ることができ
る。
域14aに格納された印刷データの合計サイズを算出
し、これを基準データサイズと比較する場合を説明した
が、合計サイズの代わりにスプール領域14aに格納さ
れた印刷データの個数をカウントし、これを基準個数と
比較する場合も本発明の適用が可能である。ここで、通
常扱う印刷データの平均的なデータサイズはある程度一
定になるので、印刷データの個数から概ねその合計サイ
ズが推定でき、適切な基準個数を定めれば、基準データ
サイズを用いる場合と良好に整合をとることができる。
従って、印刷データの個数と基準個数を比較する方法で
も、ほとんどの場合、スプール領域14aの空きエリア
を確保できると共に、処理の簡略化を図ることができ
る。
【0082】また、上述した本発明に係る印刷制御処理
を機能させる印刷制御プログラムは、印刷システムに含
まれるコンピュータにおいて読み取り可能なCD−RO
M、フロッピー(登録商標)ディスク等の記録媒体に記
録させることが可能である。そして、該CD−ROM等
を用いて該コンピュータにおいて印刷制御プログラムを
インストールした上で、起動して実行させることによ
り、本発明に係る印刷制御処理が実現される。
を機能させる印刷制御プログラムは、印刷システムに含
まれるコンピュータにおいて読み取り可能なCD−RO
M、フロッピー(登録商標)ディスク等の記録媒体に記
録させることが可能である。そして、該CD−ROM等
を用いて該コンピュータにおいて印刷制御プログラムを
インストールした上で、起動して実行させることによ
り、本発明に係る印刷制御処理が実現される。
【0083】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
印刷制御装置のスプール領域に複数の印刷データを格納
する際の全データサイズが基準データサイズを超えた場
合に、所定の条件に従って選択された印刷データを削除
するようにしたので、ユーザが煩わしい操作をすること
なく、スプール領域の容量オーバーを有効に防止し、印
刷システムの利便性の向上と処理の円滑化を図ることが
できる。
印刷制御装置のスプール領域に複数の印刷データを格納
する際の全データサイズが基準データサイズを超えた場
合に、所定の条件に従って選択された印刷データを削除
するようにしたので、ユーザが煩わしい操作をすること
なく、スプール領域の容量オーバーを有効に防止し、印
刷システムの利便性の向上と処理の円滑化を図ることが
できる。
【図1】本実施形態に係る印刷システムの概略構成を示
すブロック図である
すブロック図である
【図2】本実施形態に係る印刷システムにおける印刷管
理情報の例を示す図である。
理情報の例を示す図である。
【図3】本実施形態に係る印刷システムにおいて、スプ
ール領域の印刷データに対する削除処理の第1の具体例
を示すフローチャートである。
ール領域の印刷データに対する削除処理の第1の具体例
を示すフローチャートである。
【図4】本実施形態に係る印刷システムにおいて、スプ
ール領域の印刷データに対する削除処理の第2の具体例
を示すフローチャートである。
ール領域の印刷データに対する削除処理の第2の具体例
を示すフローチャートである。
【図5】本実施形態に係る印刷システムにおいて、スプ
ール領域の印刷データに対する削除処理の第3の具体例
を示すフローチャートである。
ール領域の印刷データに対する削除処理の第3の具体例
を示すフローチャートである。
1…ネットワークプリンタ 2…クライアント装置 3…ネットワーク 11、21…CPU 12、22…ROM 13、23…RAM 14、24…記憶部 14a…スプール領域 15、25…表示部 16、26…入力部 17、27…インターフェース 18…印刷エンジン
Claims (18)
- 【請求項1】 クライアント装置から送信された複数の
印刷データをスプールし、印刷ジョブ単位で前記印刷デ
ータに対する印刷処理を制御する印刷制御装置であっ
て、 前記印刷データを受信して、印刷ジョブ毎に順次スプー
ル領域に格納する格納手段と、 前記スプール領域に格納された印刷データに対し、それ
ぞれ印刷処理の条件を設定する印刷管理情報を対応付け
て管理する印刷データ管理手段と、 前記スプール領域のうち前記複数の印刷データを格納し
ている領域が、予め設定された基準データサイズを超え
ているか否かを判定する判定手段と、 前記判定手段により前記基準データサイズを超えている
と判定された場合、前記印刷管理情報に含まれる所定の
条件に従って選択された印刷データを前記スプール領域
から削除する印刷データ削除手段と、 を備えることを特徴とする印刷制御装置。 - 【請求項2】 前記判定手段は、前記スプール領域に格
納している前記印刷データの各々のデータサイズを加え
て合計サイズを算出し、この合計サイズと前記基準デー
タサイズを比較して判定することを特徴とする請求項1
に記載の印刷制御装置。 - 【請求項3】 前記判定手段は、前記基準データサイズ
に合致すると推定される前記印刷データの個数である基
準個数を設定し、前記スプール領域に格納している前記
印刷データの個数が前記基準個数を超えているか否かを
判定することを特徴とする請求項1に記載の印刷制御装
置。 - 【請求項4】 前記印刷データ削除手段は、前記印刷管
理情報のうち、前記印刷データが前記スプール領域に格
納された日時を示すスプール日時情報を参照して、最先
の日時に格納された前記印刷データを削除することを特
徴とする請求項1から請求項3のいずれかに記載の印刷
制御装置。 - 【請求項5】 前記印刷データ削除手段は、前記印刷管
理情報のうち、前記印刷データに対して最後に印刷処理
が行われた日時を示す最終印刷日時情報を参照して、最
先の日時に印刷処理が行われた前記印刷データを削除す
ることを特徴とする請求項1から請求項3のいずれかに
記載の印刷制御装置。 - 【請求項6】 前記印刷データ削除手段は、前記印刷管
理情報のうち、前記印刷データを削除可能な日時を指定
する削除可能日時情報を参照して、指定された削除可能
な日時を過ぎた前記印刷データ、又は、最先の削除可能
な日時が指定された前記印刷データを削除することを特
徴とする請求項1から請求項5のいずれかに記載の印刷
制御装置。 - 【請求項7】 印刷データを扱うクライアント装置と、
前記印刷データをスプールし、印刷ジョブ単位で前記印
刷データに対する印刷処理を制御する印刷制御装置が相
互接続された印刷システムであって、 前記クライアント装置は、 前記印刷データを前記印刷制御装置に送信する印刷デー
タ送信手段を備え、 前記印刷制御装置は、 前記クライアント装置から前記印刷データを受信して、
印刷ジョブ毎に順次スプール領域に格納する格納手段
と、 前記スプール領域に格納された印刷データに対し、それ
ぞれ印刷処理の条件を設定する印刷管理情報を対応付け
て管理する印刷データ管理手段と、 前記スプール領域のうち前記複数の印刷データを格納し
ている領域が、予め設定された基準データサイズを超え
ているか否かを判定する判定手段と、 前記判定手段により前記基準データサイズを超えている
と判定された場合、前記印刷管理情報に含まれる所定の
条件に従って選択された印刷データを前記スプール領域
から削除する印刷データ削除手段と、 を備えることを特徴とする印刷システム。 - 【請求項8】 前記判定手段は、前記スプール領域に格
納している前記印刷データの各々のデータサイズを加え
て合計サイズを算出し、この合計サイズと前記基準デー
タサイズを比較して判定することを特徴とする請求項7
に記載の印刷システム。 - 【請求項9】 前記判定手段は、前記基準データサイズ
に合致すると推定される前記印刷データの個数である基
準個数を設定し、前記スプール領域に格納している前記
印刷データの個数が前記基準個数を超えているか否かを
判定することを特徴とする請求項7に記載の印刷システ
ム。 - 【請求項10】 前記印刷データ削除手段は、前記印刷
管理情報のうち、前記印刷データが前記スプール領域に
格納された日時を示すスプール日時情報を参照して、最
先の日時に格納された前記印刷データを削除することを
特徴とする請求項7から請求項9のいずれかに記載の印
刷システム。 - 【請求項11】 前記印刷データ削除手段は、前記印刷
管理情報のうち、前記印刷データに対して最後に印刷処
理が行われた日時を示す最終印刷日時情報を参照して、
最先の日時に印刷処理が行われた前記印刷データを削除
することを特徴とする請求項7から請求項9のいずれか
に記載の印刷システム。 - 【請求項12】 前記印刷データ削除手段は、前記印刷
管理情報のうち、前記印刷データを削除可能な日時を指
定する削除可能日時情報を参照して、指定された削除可
能な日時を過ぎた前記印刷データ、又は、最先の削除可
能な日時が指定された前記印刷データを削除することを
特徴とする請求項7から請求項11のいずれかに記載の
印刷システム。 - 【請求項13】 印刷データを扱うクライアント装置
と、前記印刷データをスプールし、印刷ジョブ単位で前
記印刷データに対する印刷処理を制御する印刷制御装置
が相互接続された印刷システムに含まれるコンピュータ
を、 前記クライアント装置から前記印刷データを受信して、
印刷ジョブ毎に順次スプール領域に格納する格納手段、 前記スプール領域に格納された印刷データに対し、それ
ぞれ印刷処理の条件を設定する印刷管理情報を対応付け
て管理する印刷データ管理手段、 前記スプール領域のうち前記複数の印刷データを格納し
ている領域が、予め設定された基準データサイズを超え
ているか否かを判定する判定手段、 前記判定手段により前記基準データサイズを超えている
と判定された場合、前記印刷管理情報に含まれる所定の
条件に従って選択された印刷データを前記スプール領域
から削除する印刷データ削除手段、 として機能させることを特徴とする印刷制御プログラム
を記録したコンピュータ読取り可能な記録媒体。 - 【請求項14】 前記判定手段は、前記スプール領域に
格納している前記印刷データの各々のデータサイズを加
えて合計サイズを算出し、この合計サイズと前記基準デ
ータサイズを比較して判定することを特徴とする請求項
13に記載の印刷制御プログラムを記録したコンピュー
タ読取り可能な記録媒体。 - 【請求項15】 前記判定手段は、前記基準データサイ
ズに合致すると推定される前記印刷データの個数である
基準個数を設定し、前記スプール領域に格納している前
記印刷データの個数が前記基準個数を超えているか否か
を判定することを特徴とする請求項13に記載の印刷制
御プログラムを記録したコンピュータ読取り可能な記録
媒体。 - 【請求項16】 前記印刷データ削除手段は、前記印刷
管理情報のうち、前記印刷データが前記スプール領域に
格納された日時を示すスプール日時情報を参照して、最
先の日時に格納された前記印刷データを削除することを
特徴とする請求項13から請求項15のいずれかに記載
の印刷制御プログラムを記録したコンピュータ読取り可
能な記録媒体。 - 【請求項17】 前記印刷データ削除手段は、前記印刷
管理情報のうち、前記印刷データに対して最後に印刷処
理が行われた日時を示す最終印刷日時情報を参照して、
最先の日時に印刷処理が行われた前記印刷データを削除
することを特徴とする請求項13から請求項15のいず
れかに記載の印刷制御プログラムを記録したコンピュー
タ読取り可能な記録媒体。 - 【請求項18】 前記印刷データ削除手段は、前記印刷
管理情報のうち、前記印刷データを削除可能な日時を指
定する削除可能日時情報を参照して、指定された削除可
能な日時を過ぎた前記印刷データ、又は、最先の削除可
能な日時が指定された前記印刷データを削除することを
特徴とする請求項13から請求項17のいずれかに記載
の印刷制御プログラムを記録したコンピュータ読取り可
能な記録媒体。
Priority Applications (5)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP24591199A JP2001063158A (ja) | 1999-08-31 | 1999-08-31 | 印刷制御装置、印刷システム及び印刷制御プログラムを記録したコンピュータ読取り可能な記録媒体 |
US09/649,516 US6932523B1 (en) | 1999-08-31 | 2000-08-29 | Printing system including a printer and client devices connected by a network |
US10/796,038 US7209984B2 (en) | 1999-08-31 | 2004-03-10 | Printing system for selectively erasing print data set in spool region when total data size of print data sets exceeds preset reference data size |
US11/166,263 US7340514B2 (en) | 1999-08-31 | 2005-06-27 | Printing system using email to notify client devices of printing management information of print data sets |
US11/166,270 US7207734B2 (en) | 1999-08-31 | 2005-06-27 | Printing system providing print controller capability to retrieve amend and update data stored in local memory of a printer |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP24591199A JP2001063158A (ja) | 1999-08-31 | 1999-08-31 | 印刷制御装置、印刷システム及び印刷制御プログラムを記録したコンピュータ読取り可能な記録媒体 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2001063158A true JP2001063158A (ja) | 2001-03-13 |
Family
ID=17140677
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP24591199A Pending JP2001063158A (ja) | 1999-08-31 | 1999-08-31 | 印刷制御装置、印刷システム及び印刷制御プログラムを記録したコンピュータ読取り可能な記録媒体 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2001063158A (ja) |
Cited By (9)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2007203736A (ja) * | 2006-02-01 | 2007-08-16 | Ricoh Co Ltd | 印刷装置におけるロック印刷の実施方法 |
US8011752B2 (en) | 2008-03-28 | 2011-09-06 | Fujifilm Corporation | Image recording apparatus |
CN102591163A (zh) * | 2010-10-19 | 2012-07-18 | 佳能株式会社 | 图像形成装置及作业管理方法 |
JP2013067027A (ja) * | 2011-09-20 | 2013-04-18 | Canon Inc | 印刷制御装置及びその制御方法 |
US8605320B2 (en) | 2010-11-02 | 2013-12-10 | Brother Kogyo Kabushiki Kaisha | Method for setting storage time for print jobs and memory management in printing apparatus |
US8693041B2 (en) | 2011-07-22 | 2014-04-08 | Brother Kogyo Kabushiki Kaisha | Printing apparatus |
US8988723B2 (en) | 2011-11-30 | 2015-03-24 | Canon Kabushiki Kaisha | Printing apparatus for executing print processing based upon print data |
JP2017058992A (ja) * | 2015-09-17 | 2017-03-23 | Necプラットフォームズ株式会社 | 情報処理装置、情報処理装置の動作環境設定情報を更新する方法、及び、情報処理装置の動作環境設定情報を更新するプログラム |
US10203922B2 (en) | 2017-01-05 | 2019-02-12 | Canon Kabushiki Kaisha | Image forming apparatus, method performed in the image forming apparatus, and storage medium |
-
1999
- 1999-08-31 JP JP24591199A patent/JP2001063158A/ja active Pending
Cited By (12)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2007203736A (ja) * | 2006-02-01 | 2007-08-16 | Ricoh Co Ltd | 印刷装置におけるロック印刷の実施方法 |
US8011752B2 (en) | 2008-03-28 | 2011-09-06 | Fujifilm Corporation | Image recording apparatus |
CN102591163A (zh) * | 2010-10-19 | 2012-07-18 | 佳能株式会社 | 图像形成装置及作业管理方法 |
US8649049B2 (en) | 2010-10-19 | 2014-02-11 | Canon Kabushiki Kaisha | Image forming apparatus, job management method, and storage medium in which a job designated in a job list for reprinting can be securely reprinted |
US8605320B2 (en) | 2010-11-02 | 2013-12-10 | Brother Kogyo Kabushiki Kaisha | Method for setting storage time for print jobs and memory management in printing apparatus |
US8693041B2 (en) | 2011-07-22 | 2014-04-08 | Brother Kogyo Kabushiki Kaisha | Printing apparatus |
JP2013067027A (ja) * | 2011-09-20 | 2013-04-18 | Canon Inc | 印刷制御装置及びその制御方法 |
US8982376B2 (en) | 2011-09-20 | 2015-03-17 | Canon Kabushiki Kaisha | Appending a print password and a reprint password to a print job |
US8988723B2 (en) | 2011-11-30 | 2015-03-24 | Canon Kabushiki Kaisha | Printing apparatus for executing print processing based upon print data |
JP2017058992A (ja) * | 2015-09-17 | 2017-03-23 | Necプラットフォームズ株式会社 | 情報処理装置、情報処理装置の動作環境設定情報を更新する方法、及び、情報処理装置の動作環境設定情報を更新するプログラム |
US10203922B2 (en) | 2017-01-05 | 2019-02-12 | Canon Kabushiki Kaisha | Image forming apparatus, method performed in the image forming apparatus, and storage medium |
US10691388B2 (en) | 2017-01-05 | 2020-06-23 | Canon Kabushiki Kaisha | Image forming apparatus, method performed in the image forming apparatus, and storage medium |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
US8045202B2 (en) | Information processing apparatus and print device control method | |
US7561291B2 (en) | Job management system, information processing apparatus, job management method, job management program and storage medium storing the problem | |
JP2008036999A (ja) | 画像形成装置及び画像形成システム | |
US7420696B2 (en) | Job management apparatus, job management system, job management method, and storage medium storing program | |
JP2001063158A (ja) | 印刷制御装置、印刷システム及び印刷制御プログラムを記録したコンピュータ読取り可能な記録媒体 | |
US20010000360A1 (en) | Printing method and apparatus having improved job security function, and computer program product executable by computer for realizing improved job security function | |
JP2002091720A (ja) | 情報処理装置及びジョブの処理結果確認方法 | |
JP3867450B2 (ja) | 印刷制御装置及び印刷制御プログラムを記録したコンピュータ読取り可能な記録媒体 | |
JPH11143657A (ja) | 印刷処理装置および印刷処理方法 | |
JP3381571B2 (ja) | ネットワークシステム | |
JP3054230B2 (ja) | 印刷装置及び印刷制御方法 | |
US20100060930A1 (en) | Printing system and computer readable storage medium for use therein | |
US20070153313A1 (en) | User terminal device having spooling control function and control method thereof | |
JP4217152B2 (ja) | 印刷制御装置、印刷制御方法および印刷制御プログラムを記録した記録媒体 | |
JP3837863B2 (ja) | 印刷処理システム及び印刷処理方法並びに印刷処理制御プログラムが記録されたコンピュータ読み取り可能な記録媒体 | |
JP3509816B2 (ja) | ネットワークシステム及びプリンタサーバ | |
JPH10333844A (ja) | ネットワークにおける印刷制御システム及び当該印刷制御プログラムを記録した機械読み取り可能な記録媒体 | |
US20100091326A1 (en) | Printing System, and Printing Method and Recording Medium | |
JP2002157098A (ja) | 印刷ジョブ管理装置 | |
JPH10166688A (ja) | 印刷システム | |
JP3381673B2 (ja) | 印刷制御装置及び記憶媒体 | |
JP3204034B2 (ja) | ジョブ処理システムおよびプリンタの出力方法 | |
JPH11110156A (ja) | 印刷管理システム及び印刷管理方法並びに印刷管理プログラムを記録した記録媒体 | |
JP2003039771A (ja) | プリントシステム | |
JP2004185325A (ja) | プリントサーバ装置 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20071002 |
|
A02 | Decision of refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 Effective date: 20080212 |