JP3052953B1 - 重合接続用コネクタ - Google Patents

重合接続用コネクタ

Info

Publication number
JP3052953B1
JP3052953B1 JP3936699A JP3936699A JP3052953B1 JP 3052953 B1 JP3052953 B1 JP 3052953B1 JP 3936699 A JP3936699 A JP 3936699A JP 3936699 A JP3936699 A JP 3936699A JP 3052953 B1 JP3052953 B1 JP 3052953B1
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
connector
contact
connection
housing
convex contact
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP3936699A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2000243493A (ja
Inventor
順一郎 柴田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
NEC Corp
Original Assignee
NEC Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by NEC Corp filed Critical NEC Corp
Priority to JP3936699A priority Critical patent/JP3052953B1/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP3052953B1 publication Critical patent/JP3052953B1/ja
Publication of JP2000243493A publication Critical patent/JP2000243493A/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Coupling Device And Connection With Printed Circuit (AREA)
  • Multi-Conductor Connections (AREA)
  • Connector Housings Or Holding Contact Members (AREA)

Abstract

【要約】 【課題】 コネクタやケーブルの並列接続の方向性の自
由度を増し、形状および寸法的に限られた空間内であっ
ても多数のコネクタやケーブルを重合して接続すること
のできる重合接続用コネクタを提供すること。 【解決手段】 重合接続用コネクタ1に配備された接続
用端子3の凹型接点5を一対の板状接点5a,5bで構
成することにより、凹型接点5に対する別のコネクタの
凸型接点の差し込み方向の自由度を増加させると共に、
ハウジング2には、板状接点5a,5bの間隙5cに少
なくとも二方向から別のコネクタの凸型接点を差し込め
るように端子挿入孔6a,6bを開設する。重合接続用
コネクタ1を二方向に積み重ねて接続できるので、形状
および寸法的に限られた空間内でも多数のコネクタを重
合接続することができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、フレキシブルプリ
ント基板とフレキシブルフラットケーブルとの接続、ま
たは、フレキシブルフラットケーブル同士の接続に用い
られる重合接続用コネクタの改良に関する。
【0002】
【従来の技術】フレキシブルプリント基板またはフレキ
シブルフラットケーブルに対して他のフレキシブルフラ
ットケーブルを重合して接続するためのコネクタ構造、
または、このような用途に流用可能なコネクタ構造とし
て、実開平5−31409号公報に開示されるようなピ
ギーバックコネクタや、特開昭58−115784号公
報で提案されるようなフラットケーブル用積層形コネク
タが既に公知である。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】実開平5−31409
号公報で開示されるピギーバックコネクタは、その側面
にケーブルを一体的に接続したコネクタで構成され、こ
れを上下方向に幾つか積み重ねてプリント基板上に取り
付けることによって基板上の一つのコネクタに多数のケ
ーブルを並列的に接続できるようになっている。しか
し、コネクタおよびケーブルの重合方向は、その構造
上、常に基板の厚み方向に制限される。
【0004】また、特開昭58−115784号公報で
提案されたフラットケーブル用積層形コネクタも、前述
したピギーバックコネクタと同様、ケーブルを一体的に
接続したコネクタの上面と下面の各々に穴形ジャック状
の凹型接点とピン形の凸型接点とを備えた構造を有し、
これらの凹型接点と凸型接点をジャック&ピン形式で上
下に重合して接続するものであるため、コネクタ同士の
接続方向に自由度がなく、コネクタおよびケーブルの重
合方向が、前記と同様、常に基板の厚み方向に制限され
る。
【0005】従って、パーソナルコンピュータの筐体の
ように限られた空間内にプリント基板等が密集して配備
されるような環境下では、プリント基板上に多数のコネ
クタやケーブルを重合して接続しようとしても、プリン
ト基板の表面と筐体内面との間隙の幅を超えてコネクタ
やケーブルを重合配備することはできず、たとえ、筐体
内の全体的な空きスペースは十分であったとしても、周
辺機器の増設等の際に必要とされるケーブルやコネクタ
の追加接続が不可能となる場合がある。
【0006】
【発明の目的】そこで、本発明の目的は前記従来技術の
欠点を解消し、コネクタやケーブルの並列接続の方向性
の自由度を増し、形状および寸法的に限られた空間内で
あっても多数のコネクタやケーブルを重合して接続する
ことのできる重合接続用コネクタを提供することにあ
る。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明は、ハウジング内
に横列して設けられた複数の接続用端子の各々に、他の
コネクタに設けられた凹型接点と接続するための凸型接
点と、前記他のコネクタとは異なる別のコネクタに設け
られた凸型接点に接続するための凹型接点とを各々配備
すると共に、前記接続用端子の凹型接点の各々を、前記
接続用端子の横設方向の両側から前記横列方向に直交し
て前記別のコネクタの凸型接点を挾持する一対の板状接
点として構成したことを特徴とする構成を有する。即
ち、重合接続用コネクタに配備された接続用端子の凹型
接点の各々を一対の板状接点として構成することによ
り、接続用端子の凹型接点に対する別のコネクタの凸型
接点の差し込み方向の自由度を増加させ、接続用端子の
凹型接点に対して最低二つの方向から別のコネクタの凸
型接点を差し込めるようにする。これにより、重合接続
用コネクタを最低二方向に積み重ねて接続できる構成と
し、形状および寸法的に限られた空間内での多数のコネ
クタの重合接続を可能とした。
【0008】例えば、前記複数の接続用端子の凹型接点
の各々を、前記ハウジングの二つの外面が交差する角の
部分に配備し、前記二つの外面の各々に端子挿入孔を開
設すれば、前記したハウジングの二つの外面の各々に平
行な方向に重合接続用コネクタを必要な数だけ重合でき
るようになる。
【0009】更に、前記ハウジングの二つの外面が交差
する角の部分に面取り部を設けて前記二つの外面の各々
の端子挿入孔を相互に連絡することにより、前記したハ
ウジングの二つの外面の各々に平行な方向に加え、更
に、面取り部に平行な方向に重合接続用コネクタを重合
することができ、全体として三方向への重合配備が可能
となる。
【0010】重合接続用コネクタにフレキシブルフラッ
トケーブルを直付けする場合には、接続用端子の各々に
第二の凸型接点を設け、ハウジングのケーブル保持部に
よってフレキシブルフラットケーブルの先端部を第二の
凸型接点に当接して把持させるようにする。
【0011】また、本発明は、前記と同様の目的を達成
するため、重合接続用コネクタの接続用端子の凸型接点
に対する他のコネクタの差し込み方向が、前記接続用端
子の凹型接点に対する別のコネクタの凸型接点の差し込
み方向と直交するように配備した構成を提案する。この
構成によれば、二つのコネクタを直交させて接続するこ
とが可能となるので、従来型の重合接続用コネクタ、即
ち、複数のコネクタを平行に重合させて接続する重合接
続用コネクタと併用することにより、様々な形態の重合
接続が可能となる。
【0012】前記と同様、重合接続用コネクタにフレキ
シブルフラットケーブルを直付けする場合は、接続用端
子の各々に第二の凸型接点を設け、ハウジングのケーブ
ル保持部によってフレキシブルフラットケーブルの先端
部を第二の凸型接点に当接して把持させるように構成す
る。
【0013】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照して本発明の実
施形態の幾つかについて詳細に説明する。図1は本発明
を適用した一実施形態の重合接続用コネクタ1を示す図
で、図1(a)は平面図、図1(b)は左側面図、図1
(c)は正面図、図1(d)は右側面図、また、図1
(e)は、重合接続用コネクタ1を図1(a)の矢視A
−Aで割って示す断面図である。
【0014】重合接続用コネクタ1は、熱可塑性樹脂等
によって形成されたハウジング2と、インサート成形等
の手法によりハウジング2内に一体的に埋設して配備さ
れた複数の接続用端子3とによって構成され、接続用端
子3は、ハウジング2の幅方向、要するに、図1(a)
の向きを基準として、上下方向に一定の間隔を空けて相
互に絶縁された状態で横列して配備されている。接続用
端子3の個数および隣接する接続用端子3,3の間の間
隔は接続対象となるフラットケーブルの規格に準じて決
められている。
【0015】図2は重合接続用コネクタ1から一本の接
続用端子3を取り出して形状を示す図で、図2(a)は
その平面図、図2(b)は正面図、図2(c)は右側面
図である。
【0016】接続用端子3は、他のコネクタに設けられ
た凹型接点と接続するための凸型接点4と、前記他のコ
ネクタとは異なる別のコネクタに設けられた凸型接点に
接続するための凹型接点5を備え、凹型接点5は、図1
(a)に示されるような接続用端子3の横設方向の両側
から別のコネクタの凸型接点を挟み込む向き、即ち、図
2(a)における上下の方向から別のコネクタの凸型接
点を挾持する一対の板状接点5a,5bによって構成さ
れ、板状接点5a,5b間の間隙5cに別のコネクタの
凸型接点を差し込めるようになっている。
【0017】接続用端子3は、ハウジング2の二つの外
面2aと2bとが交差する角の部分、要するに、図1
(e)に示されるハウジング2の右上部分に凹型接点5
が位置するようにしてハウジング2内に配備される。ま
た、これに対応して、ハウジング2の外面2aの上端部
には図1(e)におけるハウジング2の右側方から別の
コネクタの凸型接点を差し込むための矩形状の端子挿入
孔6aが図1(d)に示されるようにして設けられると
共に、ハウジング2の外面2bの右端部には、ハウジン
グ2の上方から別のコネクタの凸型接点を差し込むため
の矩形状の端子挿入孔6bが図1(a)に示されるよう
にして設けられている。
【0018】ハウジング2の外面2aと外面2bとが交
差する角部のハウジング部分には45度の面取り部2c
が設けられているので、端子挿入孔6aと6bは実質的
に一体的に連絡している。また、図2(b)に示すよう
に、接続用端子3の板状接点5a,5bの側にも、ハウ
ジング2の面取り部2cに相当する面取り5dが施され
ている。
【0019】従って、接続用端子3の凹型接点5に別の
コネクタの凸型接点を差し込む際には、図1(c)また
は図1(e)の向きを基準として、ハウジング2の右方
向からの差し込みとハウジング2の上方からの差し込
み、および、ハウジング2に対して右上方45度方向か
らの差し込みが可能となる。
【0020】そして、接続用端子3の凹型接点5には、
同一構成を有する別の重合接続用コネクタ1の凸型接点
4を差し込むことができ、更に、コネクタ自体の構造が
相違しても、端子数および端子の配列ピッチさえ同一で
あれば、従来公知の別のコネクタの凸型接点を差し込む
ことも可能である。また、接続用端子3の凸型接点4に
は、同一構成を有する別の重合接続用コネクタ1の凹型
接点5を差し込むことができ、更に、コネクタ自体の構
造が相違しても、端子数および端子の配列ピッチさえ同
一であれば、従来公知の別のコネクタの凹型接点を差し
込むことが可能である。
【0021】ハウジング2の内部にはフレキシブルフラ
ットケーブルの先端を直付けするための矩形状のスリッ
トで形成されるケーブル差し込み口7が設けられ、被覆
を剥がされたフレキシブルフラットケーブルの先端が差
し込めるようになっている。また、接続用端子3には、
被覆を剥がされたフラットケーブルの先端と接触するた
めの第二の凸型接点8を備えた舌片9が一体に設けら
れ、ケーブル差し込み口7から差し込まれたフレキシブ
ルフラットケーブルの先端は、ハウジング2の外面2b
で構成されるケーブル保持部と舌片9の弾性で付勢され
た第二の凸型接点8との間に挾持されて、第二の凸型接
点8および舌片9を介して凹型接点5および凸型接点4
に導通する。
【0022】図3は別の実施形態の重合接続用コネクタ
10を示す図で、図3(a)は平面図、図3(b)は左
側面図、図3(c)は正面図、図3(d)は右側面図、
また、図3(e)は、重合接続用コネクタ10を図3
(a)の矢視A−Aで割って示す断面図である。
【0023】重合接続用コネクタ10は、熱可塑性樹脂
等によって形成されたハウジング11と、インサート成
形等の手法によりハウジング11内に一体的に埋設して
配備された複数の接続用端子12とによって構成され、
接続用端子12は、ハウジング11の幅方向、要する
に、図3(a)の向きを基準として、上下方向に一定の
間隔を空けて相互に絶縁された状態で横列して配備され
ている。接続用端子12の個数および隣接する接続用端
子12,12の間の間隔は接続対象となるフラットケー
ブルの規格に準じて決められている。
【0024】図4は重合接続用コネクタ10から一本の
接続用端子12を取り出してその形状を示す図で、図4
(a)はその平面図、図4(b)は正面図、図4(c)
は右側面図である。
【0025】接続用端子12は、他のコネクタに設けら
れた凹型接点と接続するための凸型接点13と、前記他
のコネクタとは異なる別のコネクタに設けられた凸型接
点に接続するための凹型接点14を備え、凹型接点14
は、図3(a)に示されるような接続用端子12の横設
方向の両側、即ち、図4(a)における上下方向から別
のコネクタの凸型接点を挾持する一対の板状接点14
a,14bによって構成され、板状接点14a,14b
間の間隙14cに別のコネクタの凸型接点を差し込める
ようになっている。
【0026】接続用端子12は、図3(e)の方向性を
基準としてハウジング11の右端部に凹型接点14が位
置するようにしてハウジング11内に配備され、これに
対応して、ハウジング11の外面11bの右端部には、
ハウジング2の上方から別のコネクタの凸型接点を差し
込むための矩形状の端子挿入孔15が図3(a)に示さ
れるようにして設けられている。
【0027】図3および図4で示すような実施形態の場
合、接続用端子12の凹型接点14に別のコネクタの凸
型接点を差し込む際の方向性は、図3(c)または図3
(e)の方向性を基準として、ハウジング11の上方か
らの差し込みのみに制限される。
【0028】そして、接続用端子12の凹型接点14に
は同一構成を有する別の重合接続用コネクタ10の凸型
接点13や先に述べた重合接続用コネクタ1の凸型接点
4を差し込むことができ、更に、コネクタ自体の構造が
相違しても、端子数および端子の配列ピッチさえ同一で
あれば、従来公知の別のコネクタの凸型接点を差し込む
ことも可能である。また、接続用端子12の凸型接点1
3には同一構成を有する別の重合接続用コネクタ10の
凹型接点14や前述した重合接続用コネクタ1の凹型接
点5を差し込むことができ、更に、コネクタ自体の構造
が相違しても、端子数および端子の配列ピッチさえ同一
であれば、従来公知の別のコネクタの凹型接点を差し込
むことが可能である。
【0029】但し、前述したように接続用端子12の凹
型接点14に別のコネクタの凸型接点を差し込む際の方
向性がハウジング11の外面11に直交する方向に制限
されるため、結果的に、凹型接点14に接続される別の
コネクタと凸型接点13に接続される他のコネクタとの
成す各は必ず90度となり、図1および図2で示した実
施形態の重合接続用コネクタ1ほどの取り付けの自由度
はない。
【0030】ハウジング11の内部にはフレキシブルフ
ラットケーブルの先端を直付けするための矩形状のスリ
ットで形成されるケーブル差し込み口16が設けられ、
被覆を剥がされたフレキシブルフラットケーブルの先端
が差し込めるようになっている。接続用端子12には、
被覆を剥がされたフラットケーブルの先端と接触する第
二の凸型接点17を備えた舌片18が一体に設けられ、
ケーブル差し込み口16から差し込まれたフレキシブル
フラットケーブルの先端は、ハウジング11の外面11
bで構成されるケーブル保持部と舌片18の弾性で付勢
された第二の凸型接点17との間に挾持されて、第二の
凸型接点17および舌片18を介して凹型接点14と凸
型接点13に導通する。
【0031】図5は、フレキシブルフラットケーブル1
9を接続した複数の重合接続用コネクタ1a〜1dと重
合接続用コネクタ10a〜10cとを組み合わせてフレ
キシブルプリント基板20に取り付けた場合の例につい
て示す断面図であり、重合接続用コネクタ1a〜1dは
前述の重合接続用コネクタ1と同一の構成を有し、ま
た、重合接続用コネクタ10a〜10cは重合接続用コ
ネクタ10と同一の構成を有する。
【0032】フレキシブルプリント基板20に対して平
行になるようにコネクタおよびフレキシブルフラットケ
ーブルを重合配備したい場合には、図5における重合接
続用コネクタ1a,1bのように、図1および図2で述
べた構造の重合接続用コネクタ1を上下に重合接続して
用いる。図5では重合接続用コネクタ1a,1bを二段
に積み重ねた例について示しているが、更に、3段,4
段,・・・の積み重ねも可能である。また、最上段に取
り付けられたコネクタからフレキシブルフラットケーブ
ル19を上方に引き出したいような場合には、図5にお
ける重合接続用コネクタ10aのように、図3および図
4で述べた構造の重合接続用コネクタ10を最上段の重
合接続用コネクタとして用いる。無論、端子数および端
子の配列ピッチさえ同一であれば、凸型端子を備えた従
来公知の別のコネクタを重合接続用コネクタ10aに換
えて取り付けることも可能である。
【0033】一方、フレキシブルプリント基板20に対
して直角になるようにコネクタおよびフレキシブルフラ
ットケーブルを重合配備したい場合には、図5における
重合接続用コネクタ10cのように、フレキシブルプリ
ント基板20に取り付ける最初のコネクタとして図3お
よび図4で述べた構造の重合接続用コネクタ10を利用
し、このコネクタ10cに対して横方向に重合させるか
たちで図1および図2で述べた構造の重合接続用コネク
タ1、例えば、重合接続用コネクタ1d,1cを重合配
備する。図5ではコネクタ10cを含めて重合接続用コ
ネクタ1d,1cを三段に重合させた例について示して
いるが、更に、4段,5段,・・・の積み重ねも可能で
ある。また、端部に取り付けられたコネクタからフレキ
シブルフラットケーブルをフレキシブルプリント基板2
0と平行に引き出したいような場合には、図5における
重合接続用コネクタ10bのように、図3および図4で
述べた構造の重合接続用コネクタ10を端部の重合接続
用コネクタとして用いる。端子数および端子の配列ピッ
チさえ同一であれば、凸型端子を備えた従来公知の別の
コネクタを重合接続用コネクタ10bに換えて取り付け
ることもできる。
【0034】また、フレキシブルプリント基板20に対
して直角になるように多数のコネクタおよびフレキシブ
ルフラットケーブルを重合配備したい場合には、例え
ば、図5のようにしてフレキシブルプリント基板20に
平行に取り付けられた最初の重合接続用コネクタ1aの
右側に、図1および図2の説明で述べた重合接続用コネ
クタ1を直立させて横方向に重合させて取り付けること
も可能である。但し、この場合は、フレキシブルプリン
ト基板20に最初に取り付けられる重合接続用コネクタ
1aだけはフレキシブルプリント基板20に対して平行
になる。
【0035】
【発明の効果】本発明によれば、重合接続用コネクタを
様々な方向に重合させて配備することができるので、コ
ネクタの積み重ね方向が一方向に限定されていた従来の
重合接続用コネクタに比べ、形状および寸法的に限られ
た空間内に多数のコネクタやケーブルを重合して接続す
ることができる。
【0036】従って、周辺機器を増設するような場合で
あってもプリント基板上に新たなコネクタや端子を改め
て増設する必要はなく、プリント基板の設計や小型化も
容易となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明を適用した一実施形態の重合接続用コネ
クタを示す図で、図1(a)は平面図、図1(b)は左
側面図、図1(c)は正面図、図1(d)は右側面図、
また、図1(e)は、同実施形態の重合接続用コネクタ
を図1(a)の矢視A−Aで割って示す断面図である。
【図2】同実施形態の重合接続用コネクタに配備された
接続用端子の一つを取り出してその形状を示す図で、図
2(a)はその平面図、図2(b)は正面図、図2
(c)は右側面図である。
【図3】本発明を適用した別の一実施形態の重合接続用
コネクタを示す図で、図3(a)は平面図、図3(b)
は左側面図、図3(c)は正面図、図3(d)は右側面
図、また、図3(e)は、同実施形態の重合接続用コネ
クタを図3(a)の矢視A−Aで割って示す断面図であ
る。
【図4】同実施形態の重合接続用コネクタに配備された
接続用端子の一つを取り出してその形状を示す図で、図
4(a)はその平面図、図4(b)は正面図、図4
(c)は右側面図である。
【図5】フレキシブルフラットケーブルを接続した重合
接続用コネクタを様々な形に組み合わせてフレキシブル
プリント基板に取り付けた場合の例について示す断面図
である。
【符号の説明】
1 重合接続用コネクタ 2 ハウジング 2a ハウジングの外面 2b ハウジングの外面(ケーブル保持部) 2c 面取り部 3 接続用端子 4 凸型接点 5 凹型接点 5a,5b 板状接点 6a 端子挿入孔 6b 端子挿入孔 8 第二の凸型接点 10 重合接続用コネクタ 11 ハウジング 11b ハウジングの外面(ケーブル保持部) 12 接続用端子 13 凸型接点 14 凹型接点 14a,14b 板状接点 15 端子挿入孔 17 第二の凸型接点 19 フレキシブルフラットケーブル 20 フレキシブルプリント基板
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 昭62−262381(JP,A) 特開 昭62−274576(JP,A) 特開 平11−54227(JP,A) 特開 平11−195460(JP,A) 特開 平5−258813(JP,A) 特開 平8−293367(JP,A) 特開 昭58−115784(JP,A) 実開 昭61−188271(JP,U) 実開 昭62−149182(JP,U) 実開 平5−31409(JP,U) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) H01R 12/26 H01R 24/00 H01R 9/09

Claims (6)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ハウジングと該ハウジング内に横列して
    埋設された複数の接続用端子とによって構成される重合
    接続用コネクタにおいて、 前記複数の接続用端子の各々に、他のコネクタに設けら
    れた凹型接点と接続するための凸型接点と、前記他のコ
    ネクタとは異なる別のコネクタに設けられた凸型接点に
    接続するための凹型接点とを各々配備すると共に、 前記接続用端子の凹型接点の各々を、前記接続用端子の
    横列方向の両側から前記横列方向に直交して前記別のコ
    ネクタの凸型接点を挾持する一対の板状接点として構成
    したことを特徴とする重合接続用コネクタ。
  2. 【請求項2】 前記複数の接続用端子の凹型接点の各々
    を、前記ハウジングの二つの外面が交差する角の部分に
    配備し、前記二つの外面の各々に端子挿入孔を開設した
    ことを特徴とする請求項1記載の重合接続用コネクタ。
  3. 【請求項3】 前記ハウジングの二つの外面が交差する
    角の部分に面取り部を設けて前記二つの外面の各々の端
    子挿入孔を相互に連絡し、前記一対の板状接点の間に三
    方向から前記別のコネクタの凸型接点を差し込めるよう
    にしたことを特徴とする請求項2記載の重合接続用コネ
    クタ。
  4. 【請求項4】 前記複数の接続用端子の各々にはフレキ
    シブルフラットケーブルを接続するための第二の凸型接
    点を設け、前記ハウジングには、前記フレキシブルフラ
    ットケーブルの先端部を前記第二の凸型接点に当接させ
    て把持するためのケーブル保持部を形成したことを特徴
    とする請求項1,2または3記載の重合接続用コネク
    タ。
  5. 【請求項5】 ハウジングと該ハウジング内に横列して
    埋設された複数の接続用端子とによって構成される重合
    接続用コネクタにおいて、 前記複数の接続用端子の各々に、他のコネクタに設けら
    れた凹型接点と接続するための凸型接点と、前記他のコ
    ネクタとは異なる別のコネクタに設けられた凸型接点に
    接続するための凹型接点とを設け、前記接続用端子の凸
    型接点に対する前記他のコネクタの凹型接点の差し込み
    方向が、前記接続用端子の凹型接点に対する前記別のコ
    ネクタの凸型接点の差し込み方向と直交するように配備
    したことを特徴とする重合接続用コネクタ。
  6. 【請求項6】 前記複数の接続用端子の各々にはフレキ
    シブルフラットケーブルを接続するための第二の凸型接
    点を設け、前記ハウジングには、前記フレキシブルフラ
    ットケーブルの先端部を前記第二の凸型接点に当接させ
    て把持するためのケーブル保持部を形成したことを特徴
    とする請求項5記載の重合接続用コネクタ。
JP3936699A 1999-02-18 1999-02-18 重合接続用コネクタ Expired - Fee Related JP3052953B1 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP3936699A JP3052953B1 (ja) 1999-02-18 1999-02-18 重合接続用コネクタ

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP3936699A JP3052953B1 (ja) 1999-02-18 1999-02-18 重合接続用コネクタ

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP3052953B1 true JP3052953B1 (ja) 2000-06-19
JP2000243493A JP2000243493A (ja) 2000-09-08

Family

ID=12551070

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP3936699A Expired - Fee Related JP3052953B1 (ja) 1999-02-18 1999-02-18 重合接続用コネクタ

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP3052953B1 (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN1091454C (zh) * 1996-06-11 2002-09-25 电气化学工业株式会社 热塑性树脂模塑产品及其制备方法

Families Citing this family (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP7468457B2 (ja) * 2021-05-26 2024-04-16 株式会社オートネットワーク技術研究所 フレキシブルケーブル用コネクタ

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN1091454C (zh) * 1996-06-11 2002-09-25 电气化学工业株式会社 热塑性树脂模塑产品及其制备方法

Also Published As

Publication number Publication date
JP2000243493A (ja) 2000-09-08

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US6244876B1 (en) Busbar laminate assembly
JP4804009B2 (ja) コネクタ接続用端末構造を有するfpc
US20050133250A1 (en) Packaging structure and packaging method of electronic components
JP3052953B1 (ja) 重合接続用コネクタ
WO2011065549A1 (ja) 配索材の接続構造
JP2003508930A (ja) 多重接続可能な印刷回路基板
US7410387B2 (en) Strain relief for a flat flexible cable
EP3683895B1 (en) Connector, circuit board assembly and connection structure
JP2001210414A (ja) ワイヤハーネスの製造方法
JP3487542B2 (ja) 屈曲配線板
JP2002305063A (ja) 導体配索構造及び該構造を用いたジョイントコネクタ
JP3331298B2 (ja) 電気コネクタ
JP2006060970A (ja) 電気接続箱
JP3995091B2 (ja) 電気接続箱
JPH11111401A (ja) 平型柔軟ケーブルの接続方法
JP3252546B2 (ja) 同軸コネクタ
JP4422269B2 (ja) 電気基板接続装置
JP3130296B2 (ja) 基板用コネクタ
JP2002170612A (ja) コネクタ及びその製造方法
JP3056185B1 (ja) エラストマコネクタ
JPH02850Y2 (ja)
JP2770624B2 (ja) フラットケーブルの接続方法
JPH01319279A (ja) 電気回路コネクタ
JPH0668315U (ja) 基板間接続用コネクタ
JPH04359874A (ja) 可撓性平型導体ケーブルの導体接続方法

Legal Events

Date Code Title Description
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20000307

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20080407

Year of fee payment: 8

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20090407

Year of fee payment: 9

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20100407

Year of fee payment: 10

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110407

Year of fee payment: 11

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees