JP3052895U - 食品用包装袋 - Google Patents
食品用包装袋Info
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 包装袋に収容されている食品の湿度を適
度に保つことができる食品用包装袋を提供する。 【解決手段】 一端部1aが開口され且つ他端部1bが閉塞
されて袋状に形成された包装袋本体1 に、孔2 及び、粘
着部3 と非粘着部4 を有するラベル5 が設けられ、しか
も該ラベル5 の非粘着部4 が該孔2 を被覆すべく設けら
れていることを特徴とする。
度に保つことができる食品用包装袋を提供する。 【解決手段】 一端部1aが開口され且つ他端部1bが閉塞
されて袋状に形成された包装袋本体1 に、孔2 及び、粘
着部3 と非粘着部4 を有するラベル5 が設けられ、しか
も該ラベル5 の非粘着部4 が該孔2 を被覆すべく設けら
れていることを特徴とする。
Description
【0001】
本考案は、食品用包装袋の改良に関する。
【0002】
従来、ハンバーガー等の食品を収容する包装袋は、紙から形成される筒状シー トが一端側においてヒートシールされ、且つ他端側が開口されて形成された包装 袋本体にハンバーガーを挿入したのち、前記他端側もヒートシールして前記包装 袋本体にハンバーガーを封入する構成となっている。
【0003】 そして、前記包装袋本体に封入されたハンバーガーは陳列棚に陳列して販売さ れる。
【0004】
しかし、前記従来の包装袋では、ハンバーガーを購入した消費者がハンバーガ ーを袋のまま電子レンジ等で暖める場合、暖められたハンバーガーから放出され る蒸気が包装袋の外部に放散されないため、ハンバーガーが湿気を帯び、食感が 悪いという問題がある。
【0005】 本考案は、このような問題点を解決するためになされたもので、包装袋に収容 されている食品の湿度を適度に保つことができる食品用包装袋を提供することを 課題とする。
【0006】
上記課題を解決するためになされた本考案に係る食品用包装袋は、請求項1記 載の如く、一端部1aが開口され且つ他端部1bが閉塞されて袋状に形成された包装 袋本体1 に、孔2 及び、粘着部3 と非粘着部4 を有するラベル5 が設けられ、し かも該ラベル5 の非粘着部4 が該孔2 を被覆すべく設けられていることを特徴と する。 このように包装袋本体1 に孔2 が設けられていることにより、包装袋本体1 に 食品を収容する際、該孔2 から余分な水蒸気を包装袋本体1 の外部に放出するこ とができる。
【0007】 更に、該孔2 を被覆すべくラベル5 が設けられていても、該孔2 に相当する部 分は非粘着部4 によって被覆されているので、孔2 を通る水蒸気は、ラベル5 で 封じられることなく、非粘着部4 を介して確実に包装袋本体1 の外部に放出され 、且つ包装袋本体1 はラベル5 を介して外気と触れるので衛生的である。
【0008】 また、本考案に係る食品用包装袋は、請求項2に記載の如く、前記孔2 が複数 個設けられており、該孔2 の少なくとも一個がラベル5 の非粘着部4 により被覆 されていれば、孔2 を通る水蒸気が確実に包装袋本体1 外部に放出されるので好 ましい。
【0009】 更に、本考案に係る食品用包装袋は、請求項3に記載の如く、前記ラベル5 に は、少なくとも非粘着部4 に一個以上の貫通孔8 が設けられていることが、孔2 を通る水蒸気が、ラベル5 の切込8 を通って外部へ放出され易くなるため好まし い。
【0010】 また、本考案に係る食品用包装袋は、請求項4に記載の如く、前記包装袋本体 1 の前記孔2 が設けられている部分は、前記ラベル5 の粘着部3 が設けられる面 より包装袋本体1 の内側に設けられていることが、ラベル5 の非粘着部4 と孔2 との距離を離間させることができ、従って孔2 から放出される水蒸気を容易にラ ベル5 の非粘着部4 へ放散させることができるため好ましい。
【0011】 本考案に係る食品用包装袋は、請求項5に記載の如く、前記ラベル5 が、少な くとも非粘着部4 がエンボス加工されていることが、ラベル5 と孔2 との距離を 離間させることができるため好ましい。
【0012】 また、本考案に係る食品用包装袋は、請求項6に記載の如く、前記包装袋本体 1 において孔2 が設けられている面がエンボス加工されたフィルムで形成されて いることが、包装袋本体1 のうち孔2 が設けられている部分に凹凸があるためラ ベル5 との距離が離間する部分を形成させることができて好ましい。
【0013】 また、本考案に係る食品用包装袋は、請求項7に記載の如く、前記孔2 が線分 を組み合わせた切込とすれば、孔2 を非常に容易に形成することができる。
【0014】
以下、本考案の実施の形態について図面に基づいて説明する。 図1は本考案の食品用包装袋の一実施の形態を示す斜視図であり、図2は図1 のA−A線断面図であり、図3は図1のB−B線断面図である。
【0015】 図1において、1 は、例えばポリエチレンテレフタレートにて形成される一枚 のシートが予め筒状に形成され、その一端部1aが開口され且つ他端部1bが熱シー ルされることにより閉塞された包装袋本体を示す。本実施の形態においては、包 装袋本体にハンバーガーを収容する場合を例として説明する。 該包装袋本体1 の両側部1c,1c は内側に折り曲げられた谷折りに形成されてい る。
【0016】 2 は包装袋本体1 に略円形状に形成された孔であり、該孔2 は包装袋本体の略 中央部に、側部方向(即ち、図1の横方向)に例えば10個ずつ2列に形成され ている。
【0017】 3 は包装袋本体1 に対して粘着する粘着剤が紙に塗布された粘着部を示し、4 は紙により形成され、粘着剤が塗布されていない非粘着部を示す。該粘着部3 は ラベル5 の両端部(図1における上下方向の端部)に形成され、該粘着部3,3 間 に挟まれた部分に非粘着部4 が形成されている。
【0018】 尚、該ラベル5 の表面には、食品名や製造年月日等の食品に関する情報が記載 されており、非粘着部4 が孔2,2・・・の上部に位置するように包装袋本体1 に粘着 されることにより、ラベル5 は包装袋本体1 上に固着されている。
【0019】 このようにして包装袋本体1 にラベル5 が固着されて形成された包装袋に、開 口された一端部1aからハンバーガーを投入し、該一端部1aを折り曲げ、テープ等 で封止することによって包装袋にハンバーガー6 が収容される。
【0020】 消費者がハンバーガー6 を食する際、電子レンジ等で暖めると、図2の矢印に 示すようにハンバーガー6 から放出される余分な水蒸気が孔2 から包装袋本体1 の外部表面へ放出される。
【0021】 その際、ラベル5 の非粘着部4 が孔2 を被覆しているが、図3に示すように、 非粘着部4 は包装袋本体1 表面に粘着していないので非粘着部4 と包装袋本体1 との間は若干離間しており、従って孔2 から放出された水蒸気は図2の矢印に示 すように包装袋本体1 の表面を伝って包装袋本体1 外部に確実に放出される。
【0022】 また、孔2 は包装袋本体1 表面に露出せず、ラベル5 によって被覆されている ので、消費者や外気等が孔2 から直接ハンバーガーに触れてしまい、不潔になる 等の危惧がなく、ハンバーガーを衛生的に保つことができる効果がある。
【0023】 更に、孔が設けられることにより、包装袋本体1 の材質が水蒸気を放出困難な ものであっても、包装袋本体の内部に発生した余分な水蒸気を包装袋本体の外部 に放出することができる。
【0024】 また、包装袋本体内部から、より水蒸気を外部に放出容易とするために、ラベ ルの少なくとも非粘着部にも貫通孔を設けてもよく、このようにラベルにも孔を 設けることにより、包装袋本体の孔から放出される水蒸気をラベルの貫通孔から 容易に外部へ放出することができる。
【0025】 更に包装袋の他の実施の形態として、図4に示すように、ラベル5 の非粘着部 4 にX形状の切込8 が複数個設けられ、且つ包装袋本体1 の一表面において、幅 方向の略中央付近に開口側端部1aから他端部1bにかけて包装袋本体1 の内側へ折 り込んだ折込部7 が形成されており、他端部1bが熱溶着されて袋状に形成された ものとすることもできる。
【0026】 ここで、折込部7 の略中央部には、図5に図4のC−C線断面を示すように、 孔2 が図1と同様、包装袋本体1 の側部方向に複数個、複数列に亘って設けられ ており、ラベル5 の粘着部3 は包装袋本体1 の表面に設けられ、非粘着部4 が前 記折込部7 の上部に位置するように形成されている。
【0027】 このように包装袋本体1 の内側方向に折込部7 が形成されて、包装袋本体1 表 面と段差ができることにより、折込部7 に形成されている孔2 から放出される包 装袋本体1 内部の食品6 で発生した水蒸気は、折込部7 から離間したラベル5 の 非粘着部4 へ放散しやすくなる。
【0028】 従って、折込部7 の孔2 からの水蒸気が非粘着部4 に形成された切込8 へ放散 されて切込8 から包装袋本体1 の外部から放出され易くなる。
【0029】 また、上記実施の形態においては、折り込むことによりラベル5 の粘着部4 を 取り付ける面を孔の設けられた面より内側に形成して段差を設けたが、該内側に 折り込まれた部分を熱シールしてもよい。
【0030】 包装袋の更に他の実施の形態として、包装袋本体にエンボス加工を施して凹凸 を形成することにより、ラベルの非粘着部との距離を離間させることも可能であ る。
【0031】 また、ラベルの他の実施の形態として、ラベルの少なくとも非粘着部にエンボ ス加工を施して凹凸を形成して、包装袋本体の表面から離間する箇所を作ること もできる。 このようにラベルを構成することにより、包装袋本体に形成された孔から水蒸 気の放出が容易となる効果が得られる。
【0032】 上述の実施の形態においては、ラベル5 の非粘着部4 に切込8 を設けたが、ラ ベル5 全体に設けても良い。
【0033】 要は、少なくともラベル5 の非粘着部4 に切込8 が設けられていれば、包装袋 本体1 の孔2 から放出された水蒸気を切込8 から外部へ放散することを容易に行 うことができる。
【0034】 また、その形状も、包装袋本体1 に形成された孔2 に直接手などが触れない程 度の大きさに形成すれば、直線形状等であってもよい。
【0035】 上記各実施の形態においては、孔の形状を円形状としたが、孔の形状は三角形 状等任意であり、例えば十字形状や直線状の切込等の線分の組み合わせによる切 込とすることもできる。このように、線分の組み合わせで孔を形成すれば、容易 に孔を形成することができる。
【0036】 また、孔の数は前記10個に限定されず、少なくとも一個あればよいが、孔か ら包装袋本体1 内部の水蒸気が包装袋本体1 外部に放出されるように、形成され た孔のうち、少なくとも1個がラベル5 の非粘着部4 に被覆されるよう包装袋本 体1 とラベル5 とが構成されていればよい。
【0037】 更に、孔の包装袋本体1 への形成は、例えば包装袋本体1 の一端部から他端部 方向へ長くなるように複数個設けてもよい。
【0038】 包装袋本体1 の材質は、上記ポリエチレンテレフタレートに限定されず、ポリ プロピレン等の他の合成樹脂や紙等、電子レンジで加熱することができる材質で あればどのようなものであってもよく、また包装袋本体の材質は一種に限定され ず、二種以上を組み合わせて使用しても良い。
【0039】 また、上記各実施の形態においては、包装袋にハンバーガーを収容したものを 例としたが、包装袋は他のどのような食品を収容してもよく、特に鳥の唐揚げ等 、電子レンジで加熱する食品を収容するのに適している。
【0040】
本考案に係る食品用包装袋によれば、包装袋本体に食品を収容する際、孔から 余分な水蒸気を包装袋本体の外部に放出することができ、従って食品の湿度を適 度に保つことができる。
【図1】本考案に係る食品用包装袋の一実施の形態を示
す部分断面斜視図。
す部分断面斜視図。
【図2】図1のA−A線断面図。
【図3】図1のB−B線断面図。
【図4】本考案に係る食品用包装袋の他の実施の形態を
示す部分断面斜視図。
示す部分断面斜視図。
【図5】図4のC−C線断面図。
1 包装袋本体 1a 一端部 1b 他端部 2 孔 3 粘着部 4 非粘着部 5 ラベル
Claims (7)
- 【請求項1】 一端部(1a)が開口され且つ他端部(1b)が
閉塞されて袋状に形成された包装袋本体(1) に、孔(2)
及び、粘着部(3) と非粘着部(4) を有するラベル(5) が
設けられ、しかも該ラベル(5) の非粘着部(4) が該孔
(2) を被覆すべく設けられてなることを特徴とする食品
用包装袋。 - 【請求項2】 前記孔(2) が二個以上設けられており、
該孔(2) の少なくとも一個がラベル(5) の非粘着部(4)
により被覆されてなる請求項1記載の食品用包装袋。 - 【請求項3】 前記ラベル(5) には、少なくとも非粘着
部(4) に一個以上の切込(8) が設けられてなる請求項1
又は2に記載の食品用包装袋。 - 【請求項4】 前記包装袋本体(1) の前記孔(2) が設け
られている部分は、前記ラベル(5) の粘着部(3) が設け
られる面より包装袋本体(1) の内側に設けられてなる請
求項1〜3の何れかに記載の食品用包装袋。 - 【請求項5】 前記ラベル(5) は、少なくとも非粘着部
(4) がエンボス加工されてなる請求項1〜4の何れかに
記載の食品用包装袋。 - 【請求項6】 前記包装袋本体(1) において、孔(2) が
設けられている面がエンボス加工されたフィルムで形成
されてなる請求項1〜5の何れかに記載の食品用包装
袋。 - 【請求項7】 前記孔(2) が線分を組み合わせた切込で
ある請求項1〜6の何れかに記載の食品用包装袋。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1998002112U JP3052895U (ja) | 1998-04-03 | 1998-04-03 | 食品用包装袋 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1998002112U JP3052895U (ja) | 1998-04-03 | 1998-04-03 | 食品用包装袋 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP3052895U true JP3052895U (ja) | 1998-10-09 |
Family
ID=43186999
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1998002112U Expired - Lifetime JP3052895U (ja) | 1998-04-03 | 1998-04-03 | 食品用包装袋 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3052895U (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2013154906A (ja) * | 2012-01-30 | 2013-08-15 | Dainippon Printing Co Ltd | 包装袋 |
-
1998
- 1998-04-03 JP JP1998002112U patent/JP3052895U/ja not_active Expired - Lifetime
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2013154906A (ja) * | 2012-01-30 | 2013-08-15 | Dainippon Printing Co Ltd | 包装袋 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
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EXPY | Cancellation because of completion of term |