JP3052259U - 遊戯用打鳴具 - Google Patents

遊戯用打鳴具

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哲 鎬 金
利香 佐藤
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利香 佐藤
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Abstract

(57)【要約】 【課題】必要な時、簡単に縮小形態又は拡張形態にする
ことができ、しかも独特の音を発することができる持ち
運び簡単な打楽器を提供することである。 【解決手段】 低密度ポリエチレンフイルムで形成され
空気が圧入された長尺状の第1円筒状中空体A及び第2
円筒状中空体Aとよりなる打鳴具であって、第1円筒状
中空体A及び第2円筒状中空体Aは先端部1が曲線状に
形成され、後端部2は直線状に形成されており、各円筒
中空体の後端部2には空気の吹き込み又は放出用の注入
部3を備えている遊戯用打鳴具。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【考案の属する技術分野】
本考案は、音を鳴らす用具に関し、更に詳しくは、互いに打ち合わせて音を鳴 らす遊戯用打鳴具に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
従来から、スポーツ等を観戦する場合、応援しながら歓声をあげたり、音を鳴 らして場を盛り上げることが行われている。 応援の際に使用されるものとしては、例えば、ラッパ、笛等の管楽器、ギター 等の弦楽器、タンバリン,シンバル,太鼓等の打楽器等、あらゆる楽器が採用さ れる。 特に、打楽器は、叩く動作と音が同和する上、音も大きく出ることから、応援 の際には頻繁に用いられる。
【0003】 しかし、一般に打楽器として機能を発揮するためには、一定の構造を備え、且 つ材質も木、金属等で作られているものが多いことから、場所を取る上、比較的 重く、また嵩張るため、持ち運びに不便である。 また、使用した後は、折り畳んだり、破棄することもできず、持ち帰らなけれ ばならないため面倒でもある。
【考案が解決しようとする課題】
本考案は、このような問題点を背景になされたものである。
【0004】 すなわち本考案は、必要な時、簡単に縮小形態又は拡張形態にすることができ 、しかも独特の音を発することができる持ち運び簡単な打楽器を提供することで ある。
【0005】
【課題を解決するための手段】
しかして、本考案者等は、このような課題に対して、鋭意研究を重ねた結果、 エアーが入った長尺の合成樹脂製の円筒状中空体を互いに打ち合うことで一種独 特の奇音を発することを見出し、この知見に基づいて本考案を完成させたもので ある。
【0006】 即ち、本考案は、(1)、合成樹脂材で形成された長尺状の第1円筒状中空体 及び第2円筒状中空体とよりなる打鳴具であって、第1円筒状中空体及び第2円 筒状中空体は内部の空気を出し入れ可能とするための注入部を備えている遊戯用 打鳴具に存する。
【0007】 そして、(2)、合成樹脂材で形成され空気が圧入された長尺状の第1円筒状 中空体及び第2円筒状中空体とよりなる打鳴具であって、第1円筒状中空体及び 第2円筒状中空体は先端部が曲線状に形成され、後端部は直線状に形成されてお り、各円筒中空体の後端部には空気の吹き込み又は放出用の注入部を備えている 遊戯用打鳴具に存する。
【0008】 そしてまた、(3)、低密度ポリエチレンフイルムで形成され空気が圧入され た長尺状の第1円筒状中空体及び第2円筒状中空体とよりなる打鳴具であって、 第1円筒状中空体及び第2円筒状中空体は先端部が曲線状に形成され、後端部は 直線状に形成されており、各円筒中空体の後端部には空気の吹き込み又は放出用 の注入部を備えている遊戯用打鳴具に存する。
【0009】 そしてまた、(4)、合成樹脂材で形成され空気が圧入された長尺状の第1円 筒状中空体及び第2円筒状中空体とよりなる打鳴具であって、第1円筒状中空体 及び第2円筒状中空体は先端部が曲線で形成され、後端部は直線で形成されてお り、各円筒中空体の後端部には空気の吹き込み又は放出用の注入部を備えおり、 該注入部は、通路を有するプラスチックフイルムにより形成されている遊戯用打 鳴具に存する。
【0010】 そしてまた、(5)、文字又は模様が印刷されている上記(3)又は(4)の 遊戯用打鳴具に存する。
【0011】 そしてまた、(6)、文字又は模様が印刷された合成樹脂材で形成され空気が 圧入された長尺状の第1円筒状中空体及び第2円筒状中空体とよりなる打鳴具で あって、第1円筒状中空体及び第2円筒状中空体は先端部が曲線状に形成され、 後端部は直線状に形成されており、各円筒中空体の後端部には空気の吹き込み又 は放出用の注入部を備えており、該注入部は、先細状の通路を有し該通路内に空 気の流路を規制するための溶着線を設けたプラスチックフイルムにより形成され ている遊戯用打鳴具に存する。
【0012】 そしてまた、(7)、低密度ポリエチレンフイルムで形成され空気が圧入され た長尺状の円筒状中空体よりなる打鳴具であって、該円筒状中空体は先端部が曲 線状に形成され後端部は直線状に形成されており、該後端部には通路を有するプ ラスチックフイルムにより形成された空気の吹き込み又は放出用の注入部を備え ている遊戯用打鳴具に存する。
【0013】
【考案の実施の形態】
以下、図面に基づき、本考案の遊戯用打鳴具を説明する。 図1は、この実施形態における遊戯用打鳴具(以下打鳴具という)を示してい る。 図2は、その打鳴具の空気を抜いた状態を示す。 この打鳴具は、薄い合成樹脂材で形成された一対の長尺状の円筒状中空体A( 第1円筒状中空体A1、第2円筒状中空体A2)よりなる。 この円筒状中空体Aには空気が吹き込まれ、その気体圧により長尺状の薄い合 成樹脂が一定の形態に保持されるものである。
【0014】 合成樹脂材の種類としては、塩化ビニル、ポリプロピレン、ポリエチレン、ポ リアミド、ポリエステル等の多くのものが使用され限定されるものではないが、 発する音の性質から、低密度ポリエチレンを使用することが好ましい。 この低密度ポリエチレンを使った場合は、発する音が、長尺の円筒状中空体A が振動して極めて高音の領域に属する音、すなわち「金属音」となり、独特の音 感を呈する。 合成樹脂材には、宣伝、広告効果を得るために適宜文字又は模様が印刷される ことが好ましい。
【0015】 円筒状中空体Aの先端部1は、先細状に形成された曲線状の接合部となってお り、また後端部2は、直線状の接合部に形成されている。 円筒状中空体Aの後端部2には、空気の注入部3が設けられ、空気の吹き込み 又は放出は、ここを介して行われる。 この空気の吹き込み又は放出により、円筒状中空体Aは拡張形態と縮小形態と の2つの形態を取ることが出来る。 注入部3から円筒状中空体Aに十分空気を注入した場合、そこから空気が放出 されることは打鳴具の致命的な欠陥となる。 そのため注入部3は、円筒状中空体Aに空気が一旦圧入された後は、空気の逃 げ(漏れ)が確実に防止される構造となっている。
【0016】 図3に、その円筒状中空体Aの後端部2における注入部3を拡大して示す。 注入部3は、薄いプラスチックフイルムF1、F2によって空気の通路3Aが 形成されたものである。 以下、注入部3について具体的に述べる。 図3(A)のような2枚の薄いプラスチックフイルムF1、F2を重ね合わせ て一部を溶着(接着)して空気の通路3Aが形成される。 通路3Aは入口側が幅広で出口側が幅狭な横方向の2本の溶着線31によって 先細に形成されている。 この通路内に縦方向の溶着線32を入れることにより、空気の流路が一定の間 隔毎に狭く形成される。
【0017】 具体的には、縦方向の溶着線32は上下交互に一定距離だけ通路3A(溶着線 31)を越えて内に入るように付与される。 注入部3の基部は円筒状中空体本体と通路3Aを除く領域で溶着(接着)され て、円筒状中空体本体に取り付けられる(図3の斜線の部分)。 このような注入部3を備えた円筒状中空体Aの中に空気を吹き込むには、先ず 、吹き込みパイプであるストローSを注入部の入り口33から挿入する〔図4( A)参照〕。 尚、この時、ストローSが縦方向の溶着線32に一部接触したとしても、その まま挿入して支障はない。
【0018】 ストローSの先端が通路3Aの入り口33から約2/3程度の位置に達したと ころで止め、口等を使ってストローSから空気の吹き込みを行う。 円筒状中空体Aは空気の吹き込みと共に徐々に拡張して行くが、空気が円筒状 中空体内に十分注入された時点でストローSを引き抜く。 この時、円筒状中空体Aの上から指で注入部3のストローSを同時に掴み引き 抜くことが好ましい。
【0019】 ストローSが引き抜かれた後は、瞬時的に円筒状中空体Aの内圧により注入部 の通路3Aは周囲から圧力を受ける。 そのため、通路3Aは速やかに潰れ閉鎖されるが、円筒状中空体Aの内圧が高 い程、通路3Aを閉鎖する力は強くなることが理解できよう。 前述したように、通路3Aには、その空気の流路を妨げるように縦方向の溶着 線32が形成されているので、何らかの原因で出口34から空気が逆流して外に 逃げようとしても、それが弁として作用し空気の流れを規制する。 このように円筒状中空体Aに一旦空気が圧入された後は、エアー抜けは生じな い。
【0020】 ここで、使用した後、不要になった円筒状中空体Aは、元の状態に縮小、すな わち萎ませることができる。 このような縮小形態にするには、円筒状中空体の後端部2に設けられた空気の 注入部の通路3AにストローSを挿入し、その先端が通路3Aの出口34から突 出した状態にする〔図4(B)参照〕。 そして、円筒状中空体Aを強く押圧すると内部の空気はストロー内を通じて外 部に放出される。 空気が円筒状中空体Aから全部抜け去った時点でストローSを引き抜くと、円 筒状中空体Aは平坦な縮小形態に折り畳まれた状態となる。
【0021】 次に、以上説明した円筒状中空体Aの製造方法について述べる。 先ず、円筒状中空体Aの素材となる薄い長尺状の中空フイルムを用意する。 この中空フイルムは、プラスチック成形の一種である押し出し成形やインフレ ーション成形により容易に製造することができる。 また中空フイルムは、内部に空気が入っていない状態では、潰れて平坦となっ ている。
【0022】 中空フイルムを平坦にした状態で、一方の端部(すなわち、先端部1)を、例 えば、溶着機を使って先細な曲線状に溶着する。 ここで、溶着としては、高周波ウエルダーや超音波ウエルダー、単なる熱溶着 等が使用されるが、それらは、対象となる各プラスチック材料によって適宜選択 して採用される。 例えば、誘電損失の大きいプラスチック材料に対しては高周波ウエルダーが好 適である。 この溶着の際、余分の部分は同時に切断して取り除く手法、いわゆる溶着切断 (溶断)が行われると生産上、効率的である。
【0023】 次にまた、他方の端部(すなわち、後端部2)を、同様に溶着機を使って直線 状に一定幅溶着する。 この後端部2の溶着に際しては、同時に空気の吹き込み又は放出用の注入部3 を取り付ける必要があるため、中空フイルムの後端部2の一部に注入部3を装着 した状態で、該注入部の通路3Aを除く部分を溶着する。 このように長尺状の中空フイルムの両端である先端部1及び後端部2を溶着す ることにより円筒状中空体Aが形成される。 この中空フイルムに注入部3を介して空気を吹き込むと、大きく長尺状に膨ら んだ、いわゆるロケット状をした円筒状中空体A(打鳴具の一方)が完成する。 ところで、空気の注入部3は、上述したようなものの他、更に種々な構造のも のが使用されるので、この点について以下述べる。
【0024】 図5は、その例の幾つかを示した図である。 〔(A)の場合〕 この例において、通路3Aは入口側が幅広で出口側が幅狭の横方向の2本の溶 着線31によって先細に形成されているが、縦方向の溶着線32が上下対応した 位置で一定距離だけ通路3A(溶着線31を越え)を越えて内に入るように設け られている。
【0025】 〔(B)の場合〕 この例において、通路3Aは入口側と出口側とが同幅の横方向の2本の溶着線 31によって形成されている。 そして、この通路内に縦方向の溶着線32を入れることにより、空気の通路3 Aが一定の間隔を置いた箇所にて狭く形成され、この縦方向の溶着線32は、入 り口側から出口側にかけて徐々に通路内に深く入り込むように形成されている。 従って、実質的な空気の流路は先細に形成されることとなり、空気の逃げが防 止される。
【0026】 〔(C)の場合〕 この例において、通路3Aは入口側と出口側とが同幅の横方向の2本の溶着線 31によって形成されている。 そして、この通路内に傾斜した方向の溶着線32Aを入れることにより、空気 の通路内に逆止弁が形成された状態となる。 従って、空気の逃げは、この逆止弁により規制される。
【0027】 〔(D)の場合〕 この例において、通路3Aは入口側が幅広で出口側が幅狭の横方向の2本の溶 着線31によって先細に形成されているが、縦方向の溶着線がない。 そして、通路3Aの先端領域に、更にまた強く先細になった部分(第2先細部 3A1)が形成されている。 従って、空気が逃げようとする場合、円筒状中空体Aの内部の圧力により、こ の第2先細部3A1が閉じるように作用し逃げは防止される。
【0028】 〔(E)の場合〕 この例において、注入部の通路3Aは(A)〜(D)のように2枚のプラスチ ックフイルムを溶着して形成されたものではなく、先細の筒状のプラスチックフ イルムを使用したものである。 この場合、円筒状中空体Aの内部の圧力により、全方向から、上記パイプ状の プラスチックフイルムを潰すように力が作用して流路が閉鎖される。
【0029】 以上説明した各注入部3は、図3で説明した注入部3と同じように、円筒状中 空体Aに空気が圧入された状態でその空気の逃げを確実に防止するものである。 特に、この注入部3に使用するプラスチックフイルムの厚さは、0.03μ以 下の範囲にあると極めて放出防止力が高くなることが実験でわかっている。
【0030】 ところで、この円筒状中空体Aは、2本使用することにより打鳴具として機能 するが、あたかもロケットのような形状であるため、人が手で握り易い。 そして打鳴具として使用し音を発するためには、2本の円筒状中空体Aを用意 し、例えば、一方の第1の円筒状中空体A1を左手で握り、他方の第2の円筒状 中空体A2を右手で握り相互に叩き合わせるのである。 この時、手で握られた部分は、後端部2の両端が手の平又は指に引っ掛かるた めに抜けにくい(図6参照)。 また、先端部1の先細で曲線状に形成された部分は、後端部2の両端のように 角部が形成されていないので、顔等に当たっても大丈夫である。
【0031】 ここで、図6は、本考案の打鳴具を使って音を出すための叩き合いのパターン を示したものである。 A)は、通常の発し方で、2つの円筒状中空体A1、A2を平行にして互いに 打ち鳴らすものである。 B)は、2つの円筒状中空体A1、A2を傾斜させた状態で、互いに打ち鳴ら すものである。 C)は、2つの円筒状中空体A1、A2を相互に垂直にした状態で、互いに打 ち鳴らすものである。 もっとも、打ち鳴らす方法は、上記のようなものに限らず他の方法で叩くこと も自由であるが、特に、上記A)に示す平行にして打ち鳴らす手法は、独特の高 い金属音である奇音が出ることから、聴覚的に極めて効果的であることが考案者 等の実験で確かめられている。
【0032】 ところで、本考案の打鳴具は、一部溶着により形成されているので、角部が生 じる部分があり、この部分に保護体、例えば、粘着テープ等を貼り付けてカバー するとよい。 さて、本考案の打鳴具は、中空であるため弾力性に富み、衝撃を和らげる効果 があり、また断熱効果も有する。 そのため、特に、サッカー、野球等の野外のスタンドでは、尻の下に敷いてク ッション性のある座布団の代わりに使用でき、更には、断熱効果があることから 冬場の寒さを防ぐことができる。 また、弾力を利用して、足踏み等に利用して指圧具として使用することも可能 である。
【0033】 更に、遊戯具の飛行体として使用することもでき、先端部1が先細である場合 は、遠く迄、飛ばすことができる。 その場合は、後端部2に指を強く圧入し、その圧迫力の反作用を利用して飛ば すと面白い。
【0034】 以上、本考案を説明してきたが、本考案は実施形態にのみ限定されるものでは なく、その本質から逸脱しない範囲で、他の色々な変形例が可能であることは言 うまでもない。 例えば、先端部1及び後端部2の溶着形状は、本考案の実施の形態のものが好 ましいが、目的に適う限り、必ずしもそれに限定されるものではなく適宜選定可 能である。 その場合、手数を問わなければ、溶着に替わって接着剤により接着することも 当然可能てある。
【0035】 また、本考案の打鳴具において、2本の円筒状中空体(第1円筒状中空体A1 及び第2円筒状中空体A2)を使用する際、実施の形態の如く両方が同じ大きさ が好ましいが、異なった大きさのものを使用することも当然可能である。 また、打鳴具としては、1本の円筒状中空体Aのみを使って、図7に示す如く 他の部材と相互に打ち合うことで音を発することも可能であり、この場合は、1 本の円筒状中空体Aで打鳴具としての機能を果たす。 円筒状中空体Aに吹き込まれる気体は、空気に限らず窒素、ヘリウム等の他の 気体も使用可能である。
【0036】
【考案の効果】
以上説明したように、本考案によれば、持ち運びが極めて簡単である。 空気を吹き込む又は放出するための注入部を設けることにより、必要な時に空 気を入れて拡張形態にし、逆に不必要な時は空気を抜くことにより縮小形態にす ることでき、簡単に組み立てや折り畳みが可能である。 後端部を直線状に溶着した場合は、手で把持した際、抜けにくい。 注入部を薄いプラスチックフイルムで作った場合は、空気の外部への逃げが完 全に防止される。 音を出すための叩き合いに自由度があり、楽しめる。 円筒状中空体であるので、危険性がない。 座布団や指圧踏台等の他の用途にも利用可能である。
【0037】
【図面の簡単な説明】
【図1】図1は、本考案の打鳴具の円筒状中空体を示し
たものであり、(A)は正面図、(B)は側面図、
(C)は平面図、(D)は底面図、(E)はEーE断面
図、(F)はFーF断面図である。
【図2】図2は、打鳴具の円筒状中空体の空気を抜いた
場合の縮小形態を示したものであり、(A)は正面図、
(B)は側面図である。
【図3】図3は、打鳴具の円筒状中空体の後端部の注入
部を示した図で、(A)は二枚のプラスチックフイルム
を示し、(B)は注入部全体を示す。
【図4】図4は、注入部にストローを挿入した状態を示
し、(A)は吹き込み状態を、また(B)は放出状態を
示す。
【図5】図5は、注入部の変形例を示す図である。
【図6】図6は、本考案の打鳴具を使って音を出すため
の叩き合いのパターンを示したものである。
【図7】図7は、打鳴具を使って音を出すための他の例
を示す。
【符号の説明】
1…先端部 2…後端部 3…注入部 3A…通路 3A1…第2先端部 31…横方向の溶着線 32…縦方向の溶着線 32A…傾斜した方向の溶着線 33…入り口 34…出口 A…円筒状中空体 A1…第1円筒状中空体 A2…第2円筒状中空体 F1…プラスチックフイルム F2…プラスチックフイルム S…ストロー

Claims (7)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 合成樹脂材で形成された長尺状の第1円
    筒状中空体及び第2円筒状中空体とよりなる打鳴具であ
    って、第1円筒状中空体及び第2円筒状中空体は内部の
    空気を出し入れ可能とするための注入部を備えているこ
    とを特徴とする遊戯用打鳴具。
  2. 【請求項2】 合成樹脂材で形成され空気が圧入された
    長尺状の第1円筒状中空体及び第2円筒状中空体とより
    なる打鳴具であって、第1円筒状中空体及び第2円筒状
    中空体は先端部が曲線状に形成され、後端部は直線状に
    形成されており、各円筒中空体の後端部には空気の吹き
    込み又は放出用の注入部を備えていることを特徴とする
    遊戯用打鳴具。
  3. 【請求項3】 低密度ポリエチレンフイルムで形成され
    空気が圧入された長尺状の第1円筒状中空体及び第2円
    筒状中空体とよりなる打鳴具であって、第1円筒状中空
    体及び第2円筒状中空体は先端部が曲線状に形成され、
    後端部は直線状に形成されており、各円筒中空体の後端
    部には空気の吹き込み又は放出用の注入部を備えている
    ことを特徴とする遊戯用打鳴具。
  4. 【請求項4】 合成樹脂材で形成され空気が圧入された
    長尺状の第1円筒状中空体及び第2円筒状中空体とより
    なる打鳴具であって、第1円筒状中空体及び第2円筒状
    中空体は先端部が曲線で形成され、後端部は直線で形成
    されており、各円筒中空体の後端部には空気の吹き込み
    又は放出用の注入部を備えおり、該注入部は、通路を有
    するプラスチックフイルムにより形成されていることを
    特徴とする遊戯用打鳴具。
  5. 【請求項5】 文字又は模様が印刷されていることを特
    徴とする請求項3又は4記載の遊戯用打鳴具。
  6. 【請求項6】 文字又は模様が印刷された合成樹脂材で
    形成され空気が圧入された長尺状の第1円筒状中空体及
    び第2円筒状中空体とよりなる打鳴具であって、第1円
    筒状中空体及び第2円筒状中空体は先端部が曲線状に形
    成され、後端部は直線状に形成されており、各円筒中空
    体の後端部には空気の吹き込み又は放出用の注入部を備
    えており、該注入部は、先細状の通路を有し該通路内に
    空気の流路を規制するための溶着線を設けたプラスチッ
    クフイルムにより形成されていることを特徴とする遊戯
    用打鳴具。
  7. 【請求項7】 低密度ポリエチレンフイルムで形成され
    空気が圧入された長尺状の円筒状中空体よりなる打鳴具
    であって、該円筒状中空体は先端部が曲線状に形成され
    後端部は直線状に形成されており、該後端部には通路を
    有するプラスチックフイルムにより形成された空気の吹
    き込み又は放出用の注入部を備えていることを特徴とす
    る遊戯用打鳴具。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2014137138A (ja) * 2013-01-17 2014-07-28 Morita Enterprise:Kk 逆止弁付きバンバンスティック

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