JP3050160U - 音発生装置 - Google Patents
音発生装置Info
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- JP3050160U JP3050160U JP1997011302U JP1130297U JP3050160U JP 3050160 U JP3050160 U JP 3050160U JP 1997011302 U JP1997011302 U JP 1997011302U JP 1130297 U JP1130297 U JP 1130297U JP 3050160 U JP3050160 U JP 3050160U
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 近隣および他の観戦者に迷惑をかけない程度
の音が出せ、携帯に便利で応援グッズに利用できる音発
生装置を提供する。 【解決手段】 折り畳み可能な素材で内部が中空な柱状
に構成され、気体を気密に収容可能な2つの本体1の一
端に、本体1内に気体を収容した状態を維持したり、本
体1から気体を排出可能な弁体3を配設し、2つの本体
1の他端側に紐取付体4を配設し、この2つの紐取付体
4を所定長の紐5で連結する。
の音が出せ、携帯に便利で応援グッズに利用できる音発
生装置を提供する。 【解決手段】 折り畳み可能な素材で内部が中空な柱状
に構成され、気体を気密に収容可能な2つの本体1の一
端に、本体1内に気体を収容した状態を維持したり、本
体1から気体を排出可能な弁体3を配設し、2つの本体
1の他端側に紐取付体4を配設し、この2つの紐取付体
4を所定長の紐5で連結する。
Description
【0001】
この考案は、スポーツ、例えば野球やサッカーなどの球技を観戦しながら使用 する応援グッズなどと称される音発生装置に関するものである。
【0002】
野球を観戦しているとき、贔屓のチームが攻撃中、特に、得点圏内に選手をお いて贔屓の選手が打席に入った場合、または、相手チームが攻撃中、特に、得点 圏内に選手をおいて打席に入った選手を打ち取って零点に押さえたり、ファイン プレーがあった場合などは、応援したり、賞賛したりするために笛、太鼓、また はメガホンなどの応援グッズが使用されている。
【0003】
しかしながら、音を発する笛や太鼓、または声を拡声するメガホンなどの応援 グッズは、野外で使用した場合、近隣に騒音で迷惑をかけることが多々あり、ド ーム内で使用した場合、ドーム内に音が籠もるとともに、反響するので、他の観 戦者に迷惑をかけることが多々ある。 また、太鼓やメガホンなどは、比較的大きく、嵩張っているので、携帯に不便 である。 そこで、近隣および他の観戦者に迷惑をかけない程度の音が出せ、携帯に便利 で応援グッズに利用できる音発生装置が要望されている。
【0004】 この考案は、上記した要望に応えるためになされたもので、近隣および他の観 戦者に迷惑をかけない程度の音が出せ、携帯に便利で応援グッズに利用できる音 発生装置を提供するものである。
【0005】
この考案にかかる音発生装置は、折り畳み可能な素材で内部が中空な柱状に構 成され、気体を気密に収容可能な2つの本体と、この各本体に気密に配設され、 本体内に気体を収容した状態を維持したり、本体から気体を排出可能な弁体とで 構成したものである。 また、他の考案にかかる音発生装置は、折り畳み可能な素材で内部が中空な扁 平形状に構成され、気体を気密に収容可能な2つの本体と、この各本体の裏面に 配設され、少なくとも手の一部を係止または収容可能な収容部と、各本体に気密 に配設され、本体内に気体を収容した状態を維持したり、本体から気体を排出可 能な弁体とで構成したものである。 なお、各考案において、各本体を所定長の紐体の両端に取り付けたり、各本体 内に自身が音を発生するもの、例えば鈴など、または、本体に衝合して音を発生 するもの、例えばビーズなどを収容させてもよい。
【0006】
以下、この考案の実施形態を図に基づいて説明する。 図1はこの考案の第1実施形態である音発生装置の斜視図、図2(a),(b )は図1に示した本体の一部を省略した縦断面図、および本体から気体を排出さ せるときの弁体の説明図、図3は図1に示す第1実施形態の本体から気体を排出 させて折り畳んだ状態の例を示す斜視図である。
【0007】 図1または図2において、1は本体を示し、合成樹脂、例えばポリ塩化ビニー ルで30cm〜40cmの中空な円柱状に構成され、一方の底面に合成樹脂、例 えばポリ塩化ビニールで構成された弁体3が気密に溶着され、他方の底面に合成 樹脂、例えばポリ塩化ビニールで構成された紐取付体4が溶着されている。 そして、弁体3は、一端側が本体1に気密に溶着される筒部3aと、この筒部 3aに連設された弁本体3bと、筒部3aに連設された連結部3cの先端側に設 けられ、筒部3aの他端側に着脱可能なキャップ3dとで構成されている。 5は紐を示し、2つの本体1に配設された紐取付体4に両端が結び付けられ、 首に掛けて両手の先端までの長さよりも少し長い、例えば1m〜1.5mの長さ とされている。
【0008】 次に、利用方法について説明する。 まず、筒部3aからキャップ3dを外し、2つの本体1に弁体3から空気を吹 き込んで膨らませると、本体1内の内圧によって弁本体3bが、図2(a)に示 すように、筒部3aに密着するので、2つの本体1を窄まないように膨らませる ことができる。 そして、筒部3aにキャップ3dを気密に嵌着させると、図1に示す使用可能 な状態になる。 この図1に示す状態で、紐5を首にかけて本体1を前側に垂し、各本体1の紐 5側を把持して先端側をぶつけ合わせると、各本体1を膨らませてあるので、金 属音に近い小さな音を発生させることができる。
【0009】 次に、使用を終えたらば、図2(b)に示すように、筒部3aからキャップ3 dを外し、筒部3aの弁本体3b部分を摘んで押すと、弁本体3bが筒部3aか ら離れるので、2つの本体1を窄ませることができる。 そして、空気を充分に排出させて窄ませた2つの本体1を重ねて折り畳み、紐 5を本体1の回りに巻き付けて止めると、図3に示すように、小さくすることが できる。
【0010】 上述したように、この発明の第1実施形態によれば、例えば野球を観戦してい るとき、各本体1を膨らませてぶつけ合わせると、本人および回りの人に聞き取 れる程度の小さな音を発生させることができる。 したがって、近隣および他の観戦者に迷惑をかけることがなく、臨場感に浸り ながら心おきなく本体1同士をぶつけ合わせて応援することができる。
【0011】 また、興奮のあまり投げつけて選手などに当たっても、本体1が折り畳み可能 な素材、すなわち合成樹脂で構成されているので、選手などに怪我を負わせる心 配もない。 さらに、使用を終えたらば、または保管する場合、各本体1から気体を排出さ せて折り畳み、紐5を本体1の回りに巻き付けて止めると、小さくすることがで きるので、携帯に便利であるとともに、保管場所のスペースが少なくて済むよう になる。
【0012】 図4はこの考案の第2実施形態である音発生装置の一方の本体を示す斜視図で あり、図1〜図3と同一または相当部分に同一符号を付して説明を省略する。 この第2実施形態が第1実施形態と異なるのは、本体1をバットの形状に構成 し、先端側に弁体3を配設するとともに、グリップ側に紐取付体4を配設したと ころである。
【0013】 なお、第2実施形態の使用方法などは第1実施形態と同様になるので、説明を 省略するが、第2実施形態においても第1実施形態と同様な効果を得ることがで きる。
【0014】 図5(a),(b)はこの考案の第3実施形態である音発生装置を示す斜視図 および一方の本体の側面図である。 図5において、各本体1は扁平で中空な円形に構成され、前面にサッカーボー ルの模様が描かれ、裏面に手を収容することのできる収容部2が設けられている 。 そして、本体1の周面の、収容部2へ手を入れる側に紐取付体4が配設され、 この紐取付体4と反対側に弁体3が配設されている。
【0015】 図6はこの考案の第4実施形態である音発生装置の一方の本体の裏面側を示す 斜視図である。 図6において、本体1は扁平で中空なグローブ形状に構成され、図示を省略し たが、前面にグローブの模様が描かれ、裏面に5本の指をそれぞれ収容すること のできる収容部2が設けられている。 そして、本体1の周面の、収容部2へ手を入れる側に紐取付体4が配設され、 この紐取付体4と反対側に弁体3が配設されている。
【0016】 次に、第3および第4実施形態の利用方法について説明する。 第3および第4実施形態において、各本体1を膨らませた状態で使用する場合 、各収容部2に片手または指を入れ、拍手するように掌同士をぶつけると、音を 発生させることができる。 なお、他の点については、第1実施形態と同様になるので、説明を省略する。
【0017】 上記した第1実施形態において、本体1を円柱状に構成したが、三角柱、四角 柱、五角柱などの多角柱であってもよい。 また、各実施形態において、弁本体3bを有する弁体3を示したが、キャップ 3dで気体を封止する構成の弁体3であってもよいことは言うまでもない。 さらに、各実施形態において、本体1に紐取付体4を配設し、紐取付体4に紐 5を取り付けたが、紐5を合成樹脂製とし、紐5の端部を本体1に溶着する構成 であってもよい。
【0018】 さらに、各実施形態において、2つの本体1を紐5で連結したが、2つの本体 1を紐5で連結しないものであってよいことは言うまでもない。 そして、各実施形態において、各本体1内に何も収容させなかったが、各本体 1内に自身が音を発生するもの、例えば鈴など、または、本体1に衝合して音を 発生するもの、例えばビーズなどを収容させると、異なる音を発生させることが できる。
【0019】
以上のように、この考案によれば、例えば野球を観戦しているとき、各本体を 膨らませてぶつけ合わせると、本人および回りの人に聞き取れる程度の小さな音 を発生させることができる。 したがって、近隣および他の観戦者に迷惑をかけることがなく、臨場感に浸り ながら心おきなく本体同士をぶつけ合わせて応援することができる。 また、興奮のあまり投げつけて選手などに当たっても、本体が折り畳み可能な 素材、または合成樹脂で構成されているので、選手などに怪我を負わせる心配も ない。
【0020】 さらに、使用を終えたらば、または保管する場合、各本体から気体を排出させ て折り畳み、紐を本体の回りに巻き付けて止めると、小さくすることができるの で、携帯に便利であるとともに、保管場所のスペースが少なくて済むようになる 。 そして、各本体内に自身が音を発生するもの、または、本体に衝合して音を発 生するものを収容させると、異なる音を発生させることができる。
【図1】この考案の第1実施形態である音発生装置の斜
視図である。
視図である。
【図2】(a),(b)は図1に示した本体の一部を省
略した縦断面図、および本体から気体を排出させるとき
の弁体の説明図である。
略した縦断面図、および本体から気体を排出させるとき
の弁体の説明図である。
【図3】図1に示す第1実施形態の本体から気体を排出
させて折り畳んだ状態の例を示す斜視図である。
させて折り畳んだ状態の例を示す斜視図である。
【図4】この考案の第2実施形態である音発生装置の一
方の本体を示す斜視図である。
方の本体を示す斜視図である。
【図5】(a),(b)はこの考案の第3実施形態であ
る音発生装置を示す斜視図および一方の本体の側面図で
ある。
る音発生装置を示す斜視図および一方の本体の側面図で
ある。
【図6】この考案の第4実施形態である音発生装置の一
方の本体の裏面側を示す斜視図である。
方の本体の裏面側を示す斜視図である。
1 本体 2 収容部 3 弁体 3a 筒部 3b 弁本体 3c 連結部 3d キャップ 4 紐取付体 5 紐
Claims (12)
- 【請求項1】 折り畳み可能な素材で内部が中空な柱状
に構成され、気体を気密に収容可能な2つの本体と、 この各本体に気密に配設され、前記本体内に気体を収容
した状態を維持したり、前記本体から前記気体を排出可
能な弁体と、 からなる音発生装置。 - 【請求項2】 請求項1に記載の音発生装置において、 前記各本体の一端が所定長の紐体の両端に取り付けられ
ている、 ことを特徴とする音発生装置。 - 【請求項3】 請求項1に記載の音発生装置において、 前記各本体は、バットの形状である、 ことを特徴とする音発生装置。
- 【請求項4】 請求項3に記載の音発生装置において、 前記各本体のグリップ側が所定長の紐体の両端に取り付
けられている、 ことを特徴とする音発生装置。 - 【請求項5】 折り畳み可能な素材で内部が中空な扁平
形状に構成され、気体を気密に収容可能な2つの本体
と、 この各本体の裏面に配設され、少なくとも手の一部を係
止または収容可能な収容部と、 前記各本体に気密に配設され、前記本体内に気体を収容
した状態を維持したり、前記本体から前記気体を排出可
能な弁体と、 からなる音発生装置。 - 【請求項6】 請求項5に記載の音発生装置において、 前記各本体の、前記収容部へ少なくとも手の一部を入れ
る側が所定長の紐体の両端に取り付けられている、 ことを特徴とする音発生装置。 - 【請求項7】 請求項5または請求項6に記載の音発生
装置において、 前記各本体は前面からみて一対のグローブの形状であ
る、 ことを特徴とする音発生装置。 - 【請求項8】 請求項7に記載の音発生装置において、 前記各本体の前面にグローブの模様が描かれている、 ことを特徴とする音発生装置。
- 【請求項9】 請求項5または請求項6に記載の音発生
装置において、 前記各本体は前面から見て円形である、 ことを特徴とする音発生装置。 - 【請求項10】 請求項9に記載の音発生装置におい
て、 前記各本体の前面にサッカーボールの模様が描かれてい
る、 ことを特徴とする音発生装置。 - 【請求項11】 請求項1から請求項10のいずれか1
項に記載の音発生装置において、 前記各本体内に自身が音を発生するものまたは前記本体
に衝合して音を発生するものが収容されている、 ことを特徴とする音発生装置。 - 【請求項12】 請求項1から請求項11のいずれか1
項に記載の音発生装置において、 前記各本体は合成樹脂で構成されている、 ことを特徴とする音発生装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1997011302U JP3050160U (ja) | 1997-12-25 | 1997-12-25 | 音発生装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1997011302U JP3050160U (ja) | 1997-12-25 | 1997-12-25 | 音発生装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP3050160U true JP3050160U (ja) | 1998-06-30 |
Family
ID=43184380
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1997011302U Expired - Lifetime JP3050160U (ja) | 1997-12-25 | 1997-12-25 | 音発生装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3050160U (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2005015542A1 (ja) * | 2003-08-12 | 2005-02-17 | Sharp Sangyo Co., Ltd. | 応援用打ち鳴らし具 |
JP2014137138A (ja) * | 2013-01-17 | 2014-07-28 | Morita Enterprise:Kk | 逆止弁付きバンバンスティック |
-
1997
- 1997-12-25 JP JP1997011302U patent/JP3050160U/ja not_active Expired - Lifetime
Cited By (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2005015542A1 (ja) * | 2003-08-12 | 2005-02-17 | Sharp Sangyo Co., Ltd. | 応援用打ち鳴らし具 |
GB2419828A (en) * | 2003-08-12 | 2006-05-10 | Sharp Sangyo Co Ltd | Beating appliance for cheering |
GB2419828B (en) * | 2003-08-12 | 2007-05-16 | Sharp Sangyo Co Ltd | Beating appliance for cheering |
US7727046B2 (en) | 2003-08-12 | 2010-06-01 | Sharp Sangyo Co., Ltd. | Beating appliance for cheering |
JP2014137138A (ja) * | 2013-01-17 | 2014-07-28 | Morita Enterprise:Kk | 逆止弁付きバンバンスティック |
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