JPH0226573A - 空気入り遊戯ボール - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野ゴ 本発明は、従来の競技ボールを扱うことができない幼い
子供のための遊戯ボールに関し、特に、内部空気袋が従
来のゴム風船である軽量でふくらまし可能な遊戯ボール
で、乱暴な扱いでもてあそばされる特別に強いボールに
関する。

［従来の技術１ 標準的なフットボールは、楕円形をしており、ふくらま
し可能で、強い強度の内部空気袋で作られ、かつ重い革
、ゴム、又は可撓性のプラスチック材料で形成された外
側ケースをもつ。空気袋は、空気でふくらますことがで
きるように弁を備え、弁は自動的に空気袋内で空気を保
持するために閉じる。同様な方法で、球形のサッカーボ
ール、バレーボール、及びバスケットボールも作られる
。

遊戯において、空気入り型の標準的な運動遊戯ボールは
、投げられ、蹴られ、バウンドされ、ボールは非常に乱
暴な扱いに耐えることが出来る。

そのようなボールはおとなにとっては過度に重いものと
しては考えられないけれども、それは幼い子供には耐え
がたい加重として表れる。さらに、標準的なふくらまし
可能な競技ボールは“手刺痛”を生みがちである。固い
ケースをもつボールが、高速で動く間、素手によって捕
えられたとき、この様な影響が生じる。

この欠点を解決するために、バートン（Ｂａｒｔｏｎ）
等の米国特許第３，２５６，０１９号明細書は、ふくら
まされたボールの外側ケースにクツションを組み入れて
いる。しかし、このクツションはボールの重さを減少し
ない。

小さい子供が従来の競技ボールに引きつけられ、おとな
がサッカー　フットボール、及び他のボールゲームで運
動するのを見て楽しんでいる間、小さい子供の手のなか
で、これらの競技ボールは、特゛に室内の運動で、重く
、危険である。標準的なふくらまされた競技ボールは、
比較的大きい直径と、小さい子供において、きゅっとつ
かんだり、投げたり、捕えたりするするのが非常に困難
な、滑らかで堅い外側ケースをもつ。

おもちゃやゲーム産業では、長い間、幼い子供に対して
、軽く、軟らかく、潜在的な危険のないボールが必要で
あると認識されてきた。従って、ポリウレタンフォーム
材料や他の軽量な圧縮性のプラスチックでモールドされ
た種々の形状や寸法のボールは、現在市場入手可能であ
る。そのようなボールは、未就学児童にとって安全で、
もしボールが他の児童の体に向かって強く投げつけられ
たとしても、危害を及ぼさないとは言え、それらは、お
となによって使用されている型の実際の競技ボールに似
たように見えるボールに対して、子供特有の欲望を満足
させることができない代用品である。

簡単な類似を与えるため、子供は、形や一般的な外観が
実際の戦闘において使用されているものを真似たおもち
ゃガンで遊んで楽しむ。しかし、もし子供に棒きれを与
えて、これがガンをまねしたものであると話したら、子
供は、警官や泥棒を遊んで楽しまないだろう。同じこと
から、フットボールで遊ぼうとする小さい子供は、少な
くともフットボールに似たようにみえるボールを持ちた
いし、フットボールのようにふるまいたい。

ウエクスラ−（Ｗｅｘｌｅｒ）の米国特許第４，７３８
．４５０号明細書に記載された軟らかい遊戯ボールは、
外側ケースとずたずたに裂かれた繊維材料の内部コアを
備えている。しかし、そのようなボールは、標準的な競
技ボールのように見えるけれども、空気入りの特徴を欠
き、バウンドしない。

フットボールのような、従来のふくらますことのできる
遊戯ボールの他の事実上の欠点は、それが、コンパクト
パッケージを形成するために、つぶし、平らにして、折
り畳めないことである。従って、もし、従来の遊戯ボー
ルで、子供と一緒に公園やビーチで遊ぼうとするなら、
そのボールをふくらんだ状態で運ばなければならない。

これは、もし子供を伴った両親がすでに折りたたみ式い
す、ピクニックバスケット、及びそれぞれの場にかなう
他の物を持っている時に問題となる。

［発明が解決しようとする課題］ 上記の観点から、本発明の主な目的は、形状や外観がフ
ットボールやサッカーボールのような、従来の空気入り
競技ボールのものと類似しているが、幼い子供の使用に
適した、安全な物理的特徴を持つ子供用の遊戯ボールを
提供することにある。

特に、本発明の目的は、外側ケースが軽量の布材料で形
成され、内部空気袋が従来のゴム風船であり、さらに、
ボールが特別に強く、乱暴な扱いに耐えることとができ
る、遊戯ボールを提供することにある。

本発明の重要な利点は、使用していないとき、ボールが
、布ケースからゴム風船の空気を抜き、取り除くことに
よって、簡単に非常にコンパクトな形にしぼませること
ができ、それからケースをハンカチのように折りたたむ
ことができることである。

また、本発明の目的は、子供用の従来の遊戯ボールに比
較して、非常に低価格で、製造され及び売ることができ
る、遊戯ボールを提供することにある。

〔課題を解決するための手段］ 簡単に述べると、これらの目的は、外側ケースと内部ふ
くらまし可能な空気袋によって構成された子供の遊戯ボ
ールで達成される。外側ケースは、ケースが十分に膨脹
されたとき、フットボールやサッカーボールのような、
所望の形状で寸法の遊戯ボールを規定する一緒に縫われ
た高強度で、非伸縮性の布材料の外形部分によって形成
される。

内部空気袋は、従来のゴム風船で、そのステムは、最初
に、閉じ器を備えたケースの開口を通って突き出る。ス
テムは、風船がケースに一致するように空気でふくらま
された後、空気を保持するために結びつけられ、結びつ
けられたステムは閉じ器によってケース内に隠される。

破裂点に近い直径より十分に小さいふくらまされた風船
の最大安全直径は、膨脹されたケースの最大直径にほぼ
等しく、それによって、包まれた風船は特別な強度をも
ち、遊戯ボールは乱暴な扱いに耐えられる。

［実施例］ 以下、本発明の実施例について図面を参照して詳細に説
明する。

今、第１および２図を参照すると、標準的なフットボー
ルの楕円形の形状と外観をもつ本発明によるフットボー
ルが図示されている。

フットボールは、外側ケース１０と内部空気袋１１によ
って形成されている。ケース１０は、単繊維の糸線１２
’、１２’等によって一緒に縫い合わされた非伸縮性の
布材料の、外形切断で、相互にぴったり合う部分１０Ａ
、ＩＯＢ、ＩＯＣ。

等によって作られる。代わりに、もし布が熱可塑性の合
成ファイバで形成されるなら、部分は超音波によって一
緒に結合される。この目的のために好ましい布は、ナイ
ロンのような合成ファイバで作られた強い強度で、軽量
で、きっちりと織られた布である、パラシュート布であ
る。ボアーテックス（Ｇｏｒｅ−Ｔｅｘ）のような他の
型の非伸縮性の布は、ケース材料として使用される。糸
線に沿ったケース１０の一方の端に、ファスナーやジッ
パ−閉じ器１３を備えた小さい入口開口があり、この開
口は、すぼんだ空気袋の挿入を可能にするのに十分な大
きさである。

ケース１０内に配置された空気袋１１は、ステム１４を
もつ従来のゴム風船によって構成され、ステムは、最初
に、風船が空気で口でふくらませられるように、ケース
内から開口を通して突出される。

ふくらませられたゴム風船は、容易にバンクされ、他に
関して、非常に弱い。実際、風船で遊ぶ楽しみの１つは
、それらを破裂し、爆発することである。風船がふくら
まされたとき、その薄膜は伸び、初めに薄膜は、薄膜が
内部空気圧力によって破裂されるところの風船の膨張直
径に達する点まで、なおいっそう薄くなり、その点で風
船が破裂する。

従って、与えられた初期寸法の典型的なゴム風船は、ふ
くらまされたとき、最大安全直径によって特徴づけられ
る。この言葉がここで使用されたとき、最大安全直径は
、薄膜がまだ内部空気圧力を維持でき、この直径を越え
ると風船が不安定でその破裂点に近づく、風船がふくら
んでいるうちに達する最も高い値である。与えられた初
期寸法の風船に対するこの最大安全直径は、薄膜の品質
とその厚さとストレスのない状態での密度による。

本発明において、風船の特徴は、その最大安全直径がケ
ースの最大直径にほぼ等しいように、されなければなれ
ない。楕円形のフットボールの場合、その最大直径は、
その端の間の距離である。

従って、もしこの直径が１フイート（３４，４８センチ
）であるなら、風船は約１フイート（３４゜４８センチ
）の最大安全直径をもつ。バスケットボールのような球
形の遊戯ボールの場合、その最大直径は、勿論、球形ボ
ールの直径である。

膨脹する風船は、そのふくらんでいる内に、非伸縮性の
ケースの内表面に対してフィツトし押すので、その外形
に一致する。従って、風船は、もし閉じ込められなけれ
ば、一般に球形の形を呈するように吹いて作られるが、
楕円形のケースの制限内で、それは楕円形を呈する。

風船が非伸縮性のケース内でふくらませられた後、中空
のステム１４は、風船内の空気を維持するために、結び
つけられまたは別な方法で閉じられ、そして、それはケ
ース内に押し込められ、開口は閉じ器１３によって閉じ
る。実際問題として、この目的のためにジッパ−の代わ
りに、ヴエルクロ（Ｖｅｌｅｒｏ）布閉じ器が使用され
る。

閉じ込められない風船の場合、風船を圧搾し、又はそれ
に圧力を加えるべきで、風船が圧力が加えられた領域に
押されないとき、内部空気の結果として生じる圧縮は、
風船の薄膜にその押されない領域に伸びるようにし、も
し圧力が大きいなら、風船は破裂する。従って、もし閉
じ込められな０風船がその最大安全直径、例えば、１フ
イートの直径のにふくらまされ、風船が８つの形状ノく
ターンを呈するように圧搾されたら、風船の押されない
領域に薄膜が伸ばされた結果、安全の限度を越え、風船
が破裂する。

しかし、本発明において、風船の空気袋は非圧縮性の布
ケースによって閉じ込められており、風船がどのように
扱われようと、風船はその最大安全直径を越えて、ケー
スの範囲内で膨脹するのが許されない。特別な強度をも
つように包まれた風船は、閉じ込められない風船即ち伸
びることが可能なケース内でふくらまされた風船のそれ
よりもはるかに大きいことがわかる。実際に、試験によ
って、ボールは、数百のポンド（数百キロ）の圧力が加
えられてたとき、破裂しないことが確認された。従って
、もし重いおとながボールにすわっても、それはこの負
荷を支える。

フットボールの分離構成要素、即ち、布ケース１０と風
船１１は、第３及び４図に示されるように、コンパクト
な状態に保管され、小さい倉庫、すなわち運搬包みに置
かれる。第３図は４つの部分に折りたたまれた平たい楕
円状のケースを示し、第４図はふくらんでいない風船を
示し、それらは小さ空間を占めている。

第５図に示された遊戯ボール１５の実施例は、サッカー
ボールの形状及び外観をもつ。この例において、外側ケ
ースは、縫われ又は他の方法で一緒に結合された、５角
形で、非伸縮性の布部分によって形成されている。これ
ら部分のいくつかは、標準的な競技サッカーボールのよ
うに、黒く染められ、他は白い。しかしながら、必要な
ボールの直径は、小さい子供によって容易に扱えるよう
に、標準的なサッカーボールより大きくない。内部空気
袋は、フットボールの場合のように、ゴム風船である。

薄い布ケースが可撓性で、風船空気袋が圧縮可能な空気
で満たされているので、ボールをつかむ小さい子供の指
は、子供にボールの良いつかみを与えるように、押し込
められ、−時ボールをへこませる。このつかみ動作は、
滑らかなプラスチックに比較して、やや粗い布の表面に
よって高められる。本発明によるボールのこの物理的特
徴は、未就学競技者に対して、ボールをつかみ、投げ、
バウンドし、捕えるのを容易にする。

図面に示されたボールは、はんの−例であって、実際に
は、本発明によって非伸縮性の布ケースとふくらまし可
能な風船空気袋をもつボールは、任意の所望の形で作ら
れ、特定の型の実際の競技運動ボールと似た任意の所望
の外観に与えられる。

遊戯ボールのような強いゴムで作られた風船を使用する
と、その重量が不足しているために、それを投げること
が、特に、風がボールをかたよらせる風の強い状態の下
で困難であることに注意すべきである。

しかし、布で包まれた風船は、革やプラスチックで包ま
れた空気入りボールのように重くなく、容易に投げるこ
とが可能な十分な重さであり、しかしながら、ボールが
子供に当たっても障害を加えることはない。そして、風
船にさらなる重さを与えるために、その布は湿らせても
良い。これは、特に、風の強いビーチで遊ぶときに有用
である。

ボールが球形の形をしているとき、その布ケースは、ボ
ールが投げられたとき、特に、もしケースの残りが白で
あるなら、土星リングや空飛ぶ円盤の効果を造る赤道で
円の着色した環を備えても良い。

非伸縮性のふくらますことのできるプラスチック球を使
用する従来のビーチボールに比較して、空気袋が通常の
ゴム風船で、ケースが非伸縮性である本発明によるボー
ルの他の重要な利点は、前者（本発明によるボール）が
後者（従来のビーチボール）より非常に高い内部空気圧
力をもち、従って、かなりバウンドするということであ
る。この差異の理由は、それが非伸縮性のプラスチック
ボールをふくらませるとき、そうするためにはすこしし
か空気圧力がかからず、ボールは、事実上、それが十分
にふくらむまで、拡大するための抵抗はかからない。ゴ
ム風船では、それは風船の元の小さい形からその十分に
伸びた状態にゴムを伸ばすためにさらなる空気圧力をも
つ。

本発明によるふくらますことができる遊戯ボールの好ま
しい実施例を示し、説明したが、それは、本発明の必須
要件を逸脱することなく、多くの変化及び変形が可能で
あるのは勿論である。

［発明の効果］ 以上説明したように、本発明によれば、形状や外観がフ
ットボールやサッカーボールのような、従来の空気入り
競技ボールのものと類似しているが、物理的特徴が遊戯
ボールを安全にし、幼い子供の使用に適した、幼い子供
用の遊戯ボールを提供することができる。また、外側ケ
ースが軽量の布材材で形成され、内部空気袋が従来のゴ
ム風船であり、さらに、ボールが特別に強く、乱暴な扱
いに耐えることとができる、遊戯ボールを提供すること
ができる。さらに、使用していないとき、ボールが、布
ケースからゴム風船の空気を抜き、取り除くことによっ
て、簡単に非常にコンパクトな形にしぼませることがで
き、それからケースをハンカチのように折りたたむこと
ができる。また、子供用の従来の遊戯ボールに比較して
、非常に低価格で、製造され及び売ることができる、遊
戯ボールを提供することが出来る。

れた後で、風船のステムが結びつけらられる前のフット
ボールを示す断面図、第３図は倉庫に対して折りたたま
れた後のフットボールの布ケースを示す斜視図、第４図
はボールの空気袋を示す斜視図、第５図は本発明による
サッカーボールを示す斜視図である。

１０・・・外側ケース、ＩＯＡ、　　１０Ｂ、　　１０
Ｃ・・・相互にぴたりたり合う部分、１１・・・内部空
気袋、１２’、１２’・・・単繊維糸線、１３・・・閉
じ器、１４・・・ステム、１５・・・遊戯ボール。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明によるふくらますことができるフットボ
ールを示す斜視図、第２図はふくらまさ手続補正書（方
式） 平成７年ｒ月３日

Claims (1)

1. 【特許請求の範囲】 １、（ａ）十分に広げられたとき、所望の遊戯ボール形
   状となる、非伸縮性の、可撓性の布材料からなる外側ケ
   ースであって、該ケースは、ケース内にそのふくらんで
   いない状態でふくらむことが可能な空気袋を挿入可能な
   ように、小さい閉じることが可能な開口をもつ、外側ケ
   ースと、 （ｂ）空気通過ステムをもつ薄いゴム表面で形成された
   風船の形の口でふくらまし可能の空気袋であつて、ステ
   ムは、最初に前記開口を通して突出し、それから、ケー
   スの外側で、風船がケースの内表面にフィットし一致し
   、かつボールに高いバウンド特徴を授ける内部空気圧力
   を与えるまで、ケース内での風船の口ふくらましを可能
   にし、その後、ステムは結びつけられ、ケース内に押し
   込められ、開口が閉じられ、それによつて、ふくらまさ
   れた風船は外側ケースによって十分に包まれ、その部分
   は、ボールがバウンドしたとき、そこから押し出されな
   い、空気袋と を有する空気入り遊戯ボール。 ２、前記ケースは標準的な競技運動ボールの形状をもち
   、一緒に結合される前記布材料の外形部分で形成された
   請求項１記載の遊戯ボール。 ３、前記ボールがフットボールである請求項１記載の遊
   戯ボール。 ４、前記ボールがサッカーボールである請求項２記載の
   遊戯ボール。 ５、前記閉鎖がジッパーである請求項２記載の遊戯ボー
   ル。 ６、前記風船は、風船がその破裂点の近くの直径より十
   分に小さく、かつ広げられたケースの最大直径にほぼ等
   しい最大安全直径をもち、それによって、包まれた風船
   は特別な強度をもち、遊戯ボールは乱暴な扱いに耐えら
   れる請求項２記載の遊戯ボール。 ７、前記布は、合成プラスチックファィバで作られたき
   っちりと織られたパラシュート布である請求項１記載の
   遊戯ボール。