JP3335745B2 - メガホン - Google Patents

メガホン

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JP3335745B2
JP3335745B2 JP01701794A JP1701794A JP3335745B2 JP 3335745 B2 JP3335745 B2 JP 3335745B2 JP 01701794 A JP01701794 A JP 01701794A JP 1701794 A JP1701794 A JP 1701794A JP 3335745 B2 JP3335745 B2 JP 3335745B2
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megaphone
striking
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recess
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睦巳 原田
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睦巳 原田
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【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、スポーツ等の観戦の際
に応援用具として用いるメガホンに関し、特にその応援
用具としての機能を向上させたメガホンに関する。
【0002】
【従来の技術及びその課題】従来、スポーツ等の観戦の
際に応援用具として用いられるメガホンとしては、円錐
状に一体成形されたメガホンが知られている。かかるメ
ガホンは、拡声器としての利用と、該メガホンを一方の
手で持ち、他方の手のひらに打ちつけることにより発生
する打撃音を利用した方法とで応援に用いられている。
しかしながら、このような手段のみではある程度までの
応援効果しか期待できず、また変化性に乏しいものであ
った。
【0003】また、実公平3−20879には、図8に
示したような半円錐状に形成せしめた2個のメガホン本
体101,102を、1点にて連結具103にて開閉自
在に連結せしめたメガホンが開示されている。かかるメ
ガホンは、室内装飾品としても利用でき、変化性に飛ん
だものではあるが、その2個のメガホン本体101,1
02を打ち鳴らす際においては、図9に示したようにメ
ガホン本体101,102の各々の基部104,105
を持って、連結部を中心に該メガホン本体101,10
2を上下方向に開閉させる両手作業が必要となり、その
打撃音を発生させる作業が困難であると共に、連続的な
打撃音を長時間にわたって発生させるには不向きな構造
のものであった。
【0004】本発明は、上述した従来より存在するメガ
ホンが有する課題に鑑み成されたものであって、その目
的は、拡声器としての利用のみならず、拍子木として連
続的な打撃音を長時間にわたって容易に発生させ、しか
も趣味商品としての価値も高いメガホンを提供すること
にある。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明は、上記した目的
を達成するため、先太状に形成された中空のメガホン本
体と、該メガホン本体を縦方向に2分割する状態に設け
られた板体と、該板体に下端が固定され、上端に前記板
体に当たる打撃体が装着された揺動杆と、前記メガホン
本体の側壁に形成された前記打撃体が飛び出し得る開口
とから成るメガホンとした。
【0006】また、本発明にかかるメガホンは、先太状
に形成された中空のメガホン本体と、該メガホン本体の
側壁に形成された凹部と、該凹部の底面に下端が固定さ
れ、上端に前記凹部の底面に当たる打撃体が装着された
揺動杆とから成るメガホンとした。
【0007】さらに、本発明においては、上記打撃体の
形状を、人物、動物、或いは各種のキャラクターをあし
らった形状の物、又は半割りのボール、バット、或いは
グローブ等のスポーツ用具をあしらった形状の物とし
た。
【0008】
【作用】上記した本発明にかかるメガホンによれば、該
メガホンの基部を片手で持って強く振ると、下端のみが
板体、或いは凹部の底面に固定された揺動杆が揺れ、該
揺動杆の上端に装着された打撃体が板体、或いは凹部の
底面に当たり、連続的な打撃音を発生させる。この際、
メガホン本体は、打撃音の共鳴箱としての作用を果た
し、強い打撃音が得られると共に、メガホン本体の側壁
に形成された開口、或いは凹部から打撃体が揺動のつど
飛び出し、趣味商品としての価値も高いメガホンとな
る。このことは、打撃体を人物、動物、或いは各種のキ
ャラクターをあしらった形状の物、又は半割りのボー
ル、バット、或いはグローブ等のスポーツ用具をあしら
った形状の物とした場合には、更に価値の高い趣味商品
となる。また、本発明にかかるメガホンは、通常のメガ
ホンと同様に声を遠くまで届かせる拡声器としての作用
を果たす。
【0009】
【実施例】以下、上記した本発明にかかるメガホンの実
施例を、図面を参照しながら詳細に説明する。
【0010】ここで、図1は本発明にかかるメガホンの
一実施例を示した斜視図、図2は前記実施例の正面図で
ある。また、図3は図1に記載したメガホンの通常の状
態における図2のA−A線に沿う部分の縦断面図、図4
は図1に記載したメガホンの基部を持って左右に振った
場合の一瞬をとらえて示した図2のA−A線に沿う部分
に相当する縦断面図である。
【0011】図において、1はメガホン全体を示し、該
メガホン1は硬質プラスチックで先太状に形成されたメ
ガホン本体2と、該メガホン本体2内に固定され、該メ
ガホン本体2を縦方向に2分割する硬質プラスチックで
成形された羽子板形状の板体3とを有している。
【0012】また、上記羽子板形状の板体3には、下端
5aを該板体3にリベット4により固定され、上端5b
にキャラクターの頭部(読売巨人軍の球団マーク)の形
状をあしらった打撃体6が装着された弾性を有する揺動
杆5が設けられている。
【0013】さらに、上記メガホン本体2の側壁2aに
は、上記揺動杆5に取付けられた打撃体6が、その揺動
の際に飛び出し得るように開口7が形成されている。
【0014】上記のように構成された本発明にかかるメ
ガホン1は、通常の状態においては図3に示したように
揺動杆5が起立した状態にあり、該揺動杆5の上端5b
に取付けられた上記打撃体6は、メガホン本体2内に埋
没した状態で維持され、先太状に形成された中空のメガ
ホン本体2を利用し、従来と同様に声を遠くまで届かせ
る拡声器として使用できる。
【0015】また、該メガホン1の基部であるグリップ
部8を片手で持って左右に強く振ると、本発明にかかる
メガホン1は、上述したようにメガホン本体2内に挿入
した板体3に、その下端5aのみが固定された揺動杆5
が揺れ、該揺動杆5の上端5bに装着された打撃体6
が、図4に示したように左右に振れて板体3に当たるた
め、連続的な打撃音が得られる。
【0016】この際、メガホン本体2は、打撃音の共鳴
箱としての作用を果たし、強い打撃音が得られると共
に、メガホン本体2の側壁2aに形成された開口7か
ら、打撃体6が揺動のつど飛び出し、趣味商品としての
価値が高いメガホンとなる。
【0017】次に、図5〜図7に従って、本発明にかか
るメガホンの他の実施例につき説明する。ここで、図5
は本発明にかかるメガホンの他の実施例を示した斜視
図、図6は前記実施例にかかるメガホンの通常の状態を
示す縦断面図、図7は図5に記載したメガホンの基部を
持って左右に振った場合の一瞬をとらえて示した縦断面
図である。
【0018】図において、51はメガホン全体を示し、
該メガホン51は硬質プラスチックで先太状に形成され
たメガホン本体52と、該メガホン本体52の側壁52
aに形成された凹部53とを有している。
【0019】また、上記メガホン本体の側壁に形成され
た凹部53の底面53aには、下端55aを該凹部53
の底面53aにリベット54により固定され、上端55
bにキャラクター(読売巨人軍の球団マーク)の形状を
あしらった打撃体56が装着された弾性を有する揺動杆
55が、該凹部53に収納された状態で設けられてい
る。
【0020】上記のように構成された本発明にかかるメ
ガホン51は、通常の状態においては図6に示したよう
に揺動杆55が起立した状態にあり、該揺動杆55の上
端55bに取付けられた上記打撃体56は、メガホン本
体の側壁に形成された上記凹部53に収納された状態で
維持され、先太状に形成された中空のメガホン本体52
を利用し、従来と同様に声を遠くまで届かせる拡声器と
して使用できる。
【0021】また、該メガホン51の基部であるグリッ
プ部57を片手で持って左右に強く振ると、本発明にか
かるメガホン51は、上述したようにメガホン本体の側
壁に形成された凹部の底面53aに、その下端55aの
みが固定された揺動杆55が揺れ、該揺動杆55の上端
55bに装着された上記打撃体56が、図7に示したよ
うに左右に振れて凹部53の底面53aに当たるため、
連続的な打撃音が得られる。
【0022】この際、メガホン本体52は、打撃音の共
鳴箱としての作用を果たし、強い打撃音が得られると共
に、該メガホン本体52の側壁52aに形成された上記
凹部53から、打撃体56が揺動のつど飛び出し、趣味
商品としての価値が高いメガホンとなる。
【0023】以上、本発明の実施例につき説明したが、
本発明は既述の実施例に限定されるものではなく、本発
明の技術的思想に基づいて、各種の変形及び変更が可能
であることは当然である。
【0024】例えば、上記実施例においては、板体3、
或いは凹部53の底面53aへの揺動杆の固定を、リベ
ットにより行なったが、接着、一体成形、或いはリング
状の締結具を使用する方法等にて固定する構造としても
良い。
【0025】また、板体3、或いは凹部53の底面53
aに当たる上記打撃体の形状も、単に直方体、或いは円
柱体等であっても良いが、実施例の如くキャラクターの
形状をあしらった打撃体、或いは人物、動物、又は半割
りのボール、バット、或いはグローブ等のスポーツ用具
をあしらった形状の物とした場合には、該打撃体がメガ
ホン本体2の側壁2aに形成された開口7、或いは凹部
53から飛び出す際、変化性に富んだ物となり、使用す
る者の趣味感を満足させるため好ましい。
【0026】さらに、メガホン本体2内に挿入される上
記板体3は、実施例のようにメガホンの基部であるグリ
ップ部8にまで延設されている必要はなく、メガホン本
体の拡大部のみを2分割する状態で設けられた板体であ
っても良い。
【0027】
【発明の効果】以上、説明した本発明にかかるメガホン
によれば、通常の拡声器としての利用ができると共に、
該メガホンの基部を片手で持って強く振ると、下端のみ
が固定された揺動杆が揺れ、該揺動杆の上端に装着され
た打撃体が板体、或いは凹部の底面に当たり、連続的な
打撃音を発生させることができる。この際、メガホン本
体は、打撃音の共鳴箱としての作用を果たし、強い打撃
音が得られると共に、メガホン本体の側壁に形成された
開口、或いは凹部から打撃体が揺動のつど飛び出し、趣
味商品としての価値も高いメガホンとなる。このこと
は、打撃体を人物、動物、或いは各種のキャラクターを
あしらった形状の物、又は半割りのボール、バット、或
いはグローブ等のスポーツ用具をあしらった形状の物と
した場合には、更に価値の高い趣味商品とすることがで
きる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明にかかるメガホンの一実施例を示した斜
視図である。
【図2】図1に記載したメガホンの正面図である。
【図3】図1に記載したメガホンの通常の状態における
図2のA−A線に沿う部分の縦断面図である。
【図4】図1に記載したメガホンの基部を持って左右に
振った場合の一瞬をとらえて示した図2のA−A線に沿
う部分に相当する縦断面図である。
【図5】本発明にかかるメガホンの他の実施例を示した
斜視図である。
【図6】図5に記載したメガホンの通常の状態における
縦断面図である。
【図7】図5に記載したメガホンの基部を持って左右に
振った場合の一瞬をとらえて示した縦断面図である。
【図8】従来のメガホンの一例を示した縦断面図であ
る。
【図9】図8に示した従来のメガホンを拍子木として使
用する状態を示した縦断面図である。
【符号の説明】
1 メガホン 2 メガホン本体 2a メガホン本体の側壁 3 板体 4 リベット 5 揺動杆 5a 揺動杆の下端 5b 揺動杆の上端 6 打撃体 7 開口 8 グリップ部 51 メガホン 52 メガホン本体 52a メガホン本体の側壁 53 凹部 53a 凹部の底面 54 リベット 55 揺動杆 55a 揺動杆の下端 55b 揺動杆の上端 56 打撃体 57 グリップ部

Claims (3)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 先太状に形成された中空のメガホン本体
    と、該メガホン本体を縦方向に2分割する状態に設けら
    れた板体と、該板体に下端が固定され、上端に前記板体
    に当たる打撃体が装着された揺動杆と、前記メガホン本
    体の側壁に形成された前記打撃体が飛び出し得る開口と
    から成ることを特徴とするメガホン。
  2. 【請求項2】 先太状に形成された中空のメガホン本体
    と、該メガホン本体の側壁に形成された凹部と、該凹部
    の底面に下端が固定され、上端に前記凹部の底面に当た
    人物、動物、或いは各種のキャラクターをあしらった
    形状の打撃体が装着された揺動杆とから成ることを特徴
    とするメガホン。
  3. 【請求項3】 先太状に形成された中空のメガホン本体
    と、該メガホン本体の側壁に形成された凹部と、該凹部
    の底面に下端が固定され、上端に前記凹部の底面に当た
    る半割りのボール、バット、或いはグローブ等のスポー
    ツ用具をあしらった形状の打撃体が装着された揺動杆と
    から成ることを特徴とするメガホン。
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