JP3010113U - 渦巻き伸縮体を有する玩具笛 - Google Patents

渦巻き伸縮体を有する玩具笛

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JP3010113U JP1994013792U JP1379294U JP3010113U JP 3010113 U JP3010113 U JP 3010113U JP 1994013792 U JP1994013792 U JP 1994013792U JP 1379294 U JP1379294 U JP 1379294U JP 3010113 U JP3010113 U JP 3010113U
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博 住吉
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株式会社スミヨシ
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 長く続くホーン音を発する渦巻き伸縮体を有
する玩具笛を提供する。 【構成】 リード9を備えた吹口2を一端に設けた管部
3と、該管部3の他端に内部が連通するよう連結し、平
らに潰れた状態で先端が内側になるよう渦巻き状に丸ま
り、前記吹口2から空気を送り込むと膨らんで徐々に伸
長するように成した袋状の伸縮体4とからなり、前記伸
縮体4の先端近傍に空気を排出するための開口部を設け
た。 【作用効果】 伸縮体4が伸び切った後も、開口部から
空気が排出するので、吹口2から続けて空気を吹き込む
ことができ、長く続くホーン音を発することが可能であ
る。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は、リードを備えた吹口を一端に設けた管部と、該管部の他端に内部が 連通するよう連結し、平らに潰れた状態で先端が内側になるよう渦巻き状に丸ま り、前記吹口から空気を送り込むと膨らんで徐々に伸長するように成した袋状の 伸縮体とから成る玩具笛に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来のこの種玩具笛は、伸縮体は袋状でその先端が閉塞されており、吹口から 空気を吹き込むと吹口内に設けたリードが振動してホーン音を発するとともに、 先端が内側になるよう渦巻き状に丸まった伸縮体は、吹口、管部を経て基端から 空気が入るにつれ、該基端から先端に向かって徐々に膨れて伸長する。そして、 内部に空気が充満して伸び切ると空気の吹き込みが不可能となり、ホーン音も発 しなくなるものであった。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】
上述の玩具笛は、玩具として使用するほかに、サッカー等のスポーツ観戦時の 応援用ホーンとして使用すると、ホーン音に伸縮体のアクションが加味されるか ら周囲に対して目立ち、応援を盛り上げることができる。しかしながら、前記従 来例は、伸縮体が伸び切るとそれ以上吹くことができないためホーン音が途絶え 、一旦該吹き込みを止め伸縮体が巻き戻ってから再度吹くという動作を繰り返さ なければならない。したがって、この繰り返し動作が煩わしいだけでなく、ホー ン音が短く途切れた単純な音の繰り返しになり、玩具としてはすぐに飽きてしま い、また、応援用具としては前記応援が盛り上がりにくいという問題があった。
【0004】 本考案は前記問題を解消するという課題を解決した、伸縮体が伸び切った後も 連続してホーン音を発し得る玩具笛を提供することを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】
本考案は前記目的を達成するための第1の手段として、リードを備えた吹口を 一端に設けた管部と、該管部の他端に内部が連通するよう連結し、平らに潰れた 状態で先端が内側になるよう渦巻き状に丸まり、前記吹口から空気を送り込むと 膨らんで徐々に伸長するように成した袋状の伸縮体とから構成し、前記伸縮体の 所定部位に空気を排出するための開口部を設けた。
【0006】 本考案は、第2の手段として例えば、伸縮体4の先端に空気を排出するための 開口部11を設けた。
【0007】 本考案は、第3の手段として例えば、管部3に連結体53を介して二つの伸縮 体52,52を設けた。
【0008】
【作用】
前記第1の手段を採用した場合は、吹口から空気を吹き込むと、該吹口に設け たリードが振動してホーン音を発するとともに、渦巻き状に丸まった伸縮体は基 端から内部に空気が入るにつれ、該連結端から先端に向かって徐々に膨れて伸長 する。したがって、ホーン音を発しながら伸縮体が伸長するアクションにより目 立ち、スポーツの応援を盛り上げることができる。そして、伸縮体が伸長し切っ た後も、開口部から空気が排出するので、吹口から続けて空気を吹き込むことが でき、長く続くホーン音を発することが可能である。
【0009】 前記第2の手段を採用した場合は、伸縮体4の膨らみが、先端に達するまで空 気の排出が起こらないので、伸縮体4が十分に伸長し得る。
【0010】 前記第3の手段を採用した場合は、二つの伸縮体52,52が伸長するのでよ り目立ち、スポーツの応援をより盛り上げることができる。
【0011】
【実施例】 以下に、本考案の好適な一実施例を添付図面の図1〜図4に基づいて詳細に説 明する。ここにおいて、図1は常態の正面図、図2は吹口の部分拡大縦断面図、 図3は図1のA−A線端面図、図4は伸縮体が伸び切った状態の部分拡大縦断面 図である。
【0012】 図1〜図4に示すように、本実施例の玩具笛1は、両端を開放し、その一端に 吹口2を設けた管部3と、該管部3の他端に内部が連通するよう、連結した長尺 で袋状の伸縮体4から構成する。
【0013】 図2に明示したように、前記吹口2は、ほぼ筒状の外殻2aと、該外殻2aの 内側に設ける発音部2bとから構成する。前記外殻2aは、口を当てる端部を若 干絞るように、またその反対端は前記管部3を嵌合、固着し得るようにそれぞれ 形成し、さらにほぼ中間部位の内側に段部5を設ける。前記発音部2bは、端部 縁6を外側に突出した外筒7に、先端を斜めに形成した内筒8を嵌合して成るも ので、外殻2aの内側に、前記端部縁6を前記外殻2aの前記段部5に係止する ようにして配置される。そして、前記円筒8の斜めに形成した先端部と前記外筒 7によって、リード9を挟持している。このように構成した吹口2は端部に口を 当てて吹くと、リード9が振動して振動音を発するのである。
【0014】 図1及び図2に明示するように、前記管部3は、所定の長さをもち両端を開放 した筒状に形成され、前記吹口2の前記外殻3端に嵌合、固着するように構成さ れている。そして、吹口2内で発せられたリード9の振動音は、前記発音部2b の内筒8内を経てこの管部3内に達し反響してホーン音となるのである。
【0015】 図1、図3及び図4に明示したように、前記伸縮体4は、平たく板状に潰れる とともに空気が入ると膨らむよう成した、両端が開放された紙製の袋体4aの内 側に、先端が内側になるよう渦巻き状に丸まろうとする弾力を有し、また所定の 力をかけると直線状に伸長し得る細い鋼線10を長手方向に伸ばすように固着し たものである。なお、前記袋体4aの開放された先端は空気を排出するための開 口部11となる。そして、この伸縮体4は、その基端を前記管部3の開口端に、 前記管部3と前記袋体4aの各内部が連通するよう固着する。このように構成し た伸縮体4は、前記鋼線10の渦巻き状に丸まった状態(図1参照)に復帰しよ うとする弾力で、常時は該丸まった状態を保ち、また吹口2から空気を吹き込む と、鋼線10の弾力に抗して前記基端から先端に向けて徐々に膨らんで伸長する のである。
【0016】 以上のように構成した玩具笛1は、吹口2から空気を吹き込むと、該吹口2内 のリード9が振動しホーン音を発するとともに、渦巻き状に丸まった伸縮体4は 管部3を経て空気が基端から内側に入り、鋼線10の弾力に抗して徐々に先端に 向かって膨れて伸長する。そして、該伸縮体4が伸び切った後も、開口部11か ら空気が排出するので、該吹口2から空気を吹き込むことができ、長く続くホー ン音を発することが可能である。
【0017】 次に、本考案の他の実施例を図5に基づいて説明する。この実施例の説明にお いて、前記実施例と同一の構成については詳細な説明を省略し、図5の対応する 各構成部分に前記実施例と同じ符号を付すにとどめる。
【0018】 この実施例の玩具笛51において前記実施例と相違するのは、二つの伸縮体5 2,52を設けた点である。該伸縮体52,52は、管部3の端部に設けた、動 物の顔を模したデザインをもつ中空の連結体53を介して管部3に連結するもの で、前記連結体53の動物の首に相当する部分を管部3の吹口2とは反対の開口 端に接続し、また前記連結体53の動物の両耳に相当する部分に伸縮体52,5 2の基端を接続する。また、図示しないが、各伸縮体52,52には、各先端近 傍に空気を排出するための円孔状の開口部が設けてある。このように構成した玩 具笛51は、二つの伸縮体52,52が伸長するので、前記実施例より一層目立 つという特徴がある。
【0019】 なお、本考案は前記各実施例に何ら限定されるものではなく、例えば、伸縮体 52,52にはいずれか一方に空気を排出するための開口部を設ければよい。ま た、伸縮体は三つ以上設けてもよい。さらに、前記開口部はスリット状に形成し てもよいほか、伸縮体の先端ではなく途中部位に設けてもよい。またさらに、伸 縮体が、先端が内側になるよう渦巻き状に丸まるようにするためには、鋼線10 を用いるのではなく、他の方法を採用してもよい。
【0020】
【考案の効果】
以上のように本考案は、伸縮体が伸び切った後も、開口部から空気が排出する ので、引続き吹口に空気を吹き込むことができ、長く続くホーン音を発すること が可能であるという効果を奏する。
【0021】 また、伸縮体の先端に開口部を設けた場合は、伸縮体の伸長が先端に達するま で平らに潰れた部分の途中部位からは空気の排出が起こらないので、伸縮体が十 分に伸長し得るという効果を奏する。
【0022】 さらに、伸縮体を複数設けた場合は、複数の伸縮体が伸長するのでより目立ち 、スポーツの応援をより盛り上げることができるという効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
【図1】一実施例における常態の正面図。
【図2】一実施例における吹口の部分拡大縦断面図。
【図3】図1のA−A線端面図。
【図4】一実施例における伸縮体が伸び切った状態の部
分拡大縦断面図。
【図5】他の実施例における平面図。
【符号の説明】
1,51 玩具笛 2 吹口 3 管部 4,52 伸縮体 4a 袋体 9 リード 10 鋼線 53 連結体

Claims (3)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 リードを備えた吹口を一端に設けた管部
    と、該管部の他端に内部が連通するよう連結し、平らに
    潰れた状態で先端が内側になるよう渦巻き状に丸まり、
    前記吹口から空気を送り込むと膨らんで徐々に伸長する
    ように成した袋状の伸縮体とから成る玩具笛であって、
    前記伸縮体の所定部位に空気を排出するための開口部を
    設けたことを特徴とする渦巻き伸縮体を有する玩具笛。
  2. 【請求項2】 リードを備えた吹口の一端に設けた管部
    と、該管部の他端に内部が連通するよう連結し、平らに
    潰れた状態で先端が内側になるよう渦巻き状に丸まり、
    前記吹口から空気を送り込むと膨らんで徐々に伸長する
    ように成した袋状の伸縮体とから成る玩具笛であって、
    前記伸縮体の先端あるいは先端近傍に空気を排出するた
    めの開口部を設けたことを特徴とする渦巻き伸縮体を有
    する玩具笛。
  3. 【請求項3】 リードを備えた吹口を一端に設けた管部
    と、該管部の他端に内部が連通するよう連結し、平らに
    潰れた状態で先端が内側になるよう渦巻き状に丸まり、
    前記吹口から空気を送り込むと膨らんで徐々に伸長する
    ように成した袋状の伸縮体とから成る玩具笛であって、
    前記管部の他端に連結体を介して前記伸縮体を複数設け
    るとともに、該各伸縮体のうち少なくとも一つの所定部
    位に空気を排出するための開口部を設けたことを特徴と
    する渦巻き伸縮体を有する玩具笛。
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2017205227A (ja) * 2016-05-17 2017-11-24 株式会社ルピナス 吹き戻し用支持具および吹き戻し
JP6359152B1 (ja) * 2017-06-06 2018-07-18 優子 青木 吹き戻し

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