JP3052229B2 - 配線引込柱の引込口装置 - Google Patents

配線引込柱の引込口装置

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JP3052229B2
JP3052229B2 JP6143243A JP14324394A JP3052229B2 JP 3052229 B2 JP3052229 B2 JP 3052229B2 JP 6143243 A JP6143243 A JP 6143243A JP 14324394 A JP14324394 A JP 14324394A JP 3052229 B2 JP3052229 B2 JP 3052229B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、屋外に架設された電線
や通信線等を家屋に引き込む際に利用される配線引込柱
の引込口装置に関する。
【0002】
【従来の技術】この種の配線引込柱の引込口装置とし
て、例えば実公平4−31777号公報に開示されるも
のがある。このものは、保護ボックスと、前面カバーと
を備えている。保護ボックスは、開口部と、鍔部と、底
板部とを有する。鍔部は、開口部の口縁に形成され、支
柱に設けられた電線挿入口の周縁外面に当接する。ま
た、底板部には、電線挿通孔が透設されている。この電
線挿通孔には、可撓性電線保護管の上端が接続され、可
撓性電線保護管の下端は、支柱下部に位置する機器収納
箱と直接接続する。前面カバーは、その下部を電線引込
用開口とするものである。
【0003】この引込口装置は、次のようにして支柱に
取り付けられる。まず、屈曲自在な可撓性電線保護管の
上端を保護ボックスに接続し、その状態で可撓性電線保
護管の下端を支柱の電線挿入口から支柱内に挿入する。
次いで、保護ボックスを電線挿入口に嵌合し、その鍔部
の内面を電線挿入口の周縁外面に取り付ける。そして、
保護ボックスの開口部から電線を挿入した後、前面カバ
ーを、保護ボックスの開口部を外側より覆うように取り
付ける。この引込口装置によれば、前述のような手順で
取付作業を容易に行うことができる。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上述の
ものにおいては、前面カバーの下部から保護ボックスの
底板部へ挿通する配線の屈曲度が大きく、配線の絶縁被
覆が破損しやすくなる等の問題点があった。TVアンテ
ナやCATV用の同軸ケーブルを引き込む場合は、屈曲
部分が偏平になることにより特性インピーダンスが変化
し、信号の減衰が大きくなって性能が劣化してしまう。
また、上述のものは、配線の引込作業の際、前面カバー
の着脱が必要となるため、作業に手間がかかってしまう
等、種々の問題点があった。
【0005】本発明は、かかる事由に鑑みてなしたもの
で、その目的とするところは、配線を良好に引き込むこ
とができ、引き込んだ配線の性能が劣化しにくい配線引
込柱の引込口装置を提供するにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】かかる課題を解決するた
めに、本発明の配線引込柱の引込口装置は、配線引込柱
の外部に位置する一端部に配線引込口を有し、前記配線
引込柱の内部に位置する他端部に配管接続部を有して、
前記配線引込口が下方を向くとともに一端部から他端部
にかけて所定の度合に湾曲しかつ配線が挿通し得る筒状
をなす挿通筒部と、挿通筒部を貫通状態に保持するもの
であって挿通筒部の配線引込口を配線引込柱の外側に位
置させ配線引込柱に設けられた開口部を塞ぐように取り
付け得る取付板部と、を備えてなる構成としている。
【0007】また、挿通筒部と取付板部とを別体に形成
してなる構成としている。
【0008】また、取付板部に、挿通筒部の貫通孔を設
けるとともに、挿通筒部の周壁に、弾性を有し先端部を
配線引込口側に向けて外方に突出する係止片と、係止片
の先端部との間に貫通孔周縁部を挟持し挿通筒部と貫通
孔の間の隙間を塞ぐ鍔部と、を設けてなる構成としてい
る。
【0009】また、取付板部が、その貫通孔周縁部に、
挿通筒部の係止片を位置決めする位置決め部を設けてな
る構成としている。
【0010】また、取付板部が、その配線引込柱に面す
る背面部に、配線引込柱の開口周縁部に密着当接するも
のであって、左右両端部に各々薄肉状の弾性壁と弾性壁
を補強するリブとを有する防水パッキンを設けてなる構
成としている。
【0011】また、取付板部に、配線引込柱の開口周縁
部に引掛かる引掛片と、取付板部を配線引込柱に固定す
るための固定ねじが挿通する挿通孔と、を設けてなる構
成としている。
【0012】また、挿通筒部が、その配管接続部に、波
形の壁を有する配管の管壁と係合する弾性を有した係合
片を設けてなる構成としている。
【0013】
【作用】本発明の構成によれば、挿通筒部の一端から挿
入された配線が、一端部から他端部にかけて所定の度合
に湾曲した挿通筒部に沿って他端まで挿通する。
【0014】また、比較的簡単な工程で装置を製造する
ことができる。
【0015】また、別体に形成された挿通筒部と取付板
部とを、容易に組み立てて一体とすることができる。
【0016】また、取付板部に保持された挿通筒部が回
転しない。
【0017】また、防水パッキンにより、取付板部と配
線引込柱の間の隙間から雨水等が侵入する可能性が低減
するとともに、防水パッキンが、配線引込柱の径に対応
して密着しやすく、かつ押圧力に対して潰れにくくな
る。
【0018】また、装置の取付固定に必要な固定ねじの
個数が最小限に迎えられる。
【0019】また、挿通筒部の配管接続部に接続される
配管が波形の壁を有するものである場合、配管接続部に
挿入するだけで接続することができ、配管を接続するた
めの別部材が必要なくなる。
【0020】
【実施例】以下、本発明の一実施例を図1乃至図11に
基づいて説明する。
【0021】この配線引込柱の引込口装置は、挿通筒部
1 と、取付板部9 とを備える。挿通筒部1 と取付板部9
とは、比較的簡単な工程で製造することができるよう別
体で形成された後連結される。
【0022】挿通筒部1 は、例えばASA樹脂を材料と
して形成され、図1及び図2に示すように、所定の度合
に湾曲しかつ配線が挿通し得る内径を有した筒状をなす
ものであり、一端開口部が配線引込口2 、他端部が配管
接続部3 となっている。湾曲の度合は、配線引込柱A の
内部スペース等を考慮し、不都合がない範囲で可能な限
り緩やかになるよう設定される。この挿通筒部1 には、
一端から挿入された配線B が、挿通筒部1 の形状に沿っ
て他端まで挿通する。また、挿通筒部1 の一端は、斜め
の切り口にしてあり、挿通筒部1 は、配線引込口2 が大
略下方を向くように後述の取付板部9 に保持される。す
なわち、配線引込口2 は、雨水等が入り込みにくくなっ
ている。
【0023】挿通筒部1 の配管接続部3 は、接続すべき
配管の最大外径より若干大きい内径を有するものであ
り、その周壁の一部を大略コ字状に切り抜くことによっ
て、弾性を有する係合片4 を設けてある。係合片4 は、
その先端部に、挿通筒部1 内方に突出する爪部4aを有す
るもので、一対のものが周壁の対向位置に設けられる。
爪部4aは、配管接続部3 に接続される配管が波形の壁を
有する場合、その管壁の外周谷部に係合し得る。例え
ば、配線引込柱A に引き込まれた強電線と弱電線を配線
引込柱A 内にて隔離するために用いられる可撓性保護管
C は、一般的に波形の管壁を有しており、これを配管接
続部3 に直接挿入することにより、容易に接続させるこ
とができる。
【0024】また、配管接続部3 の内周には、挿入接続
される可撓性保護管C の端面が当接係止する係止段部5
が設けられる。この係止段部5 により、可撓性保護管C
の挿入深さの限界が規定される。
【0025】挿通筒部1 の中間部周壁には、係合片4 と
略同様に大略コ字状の切り抜きにより、係止片6 が設け
られる。係止片6 は、一対のものを周壁の対向位置に設
けてある。この係止片6 は、先端部を配線引込口2 側に
向け、図9に示すように、基端部にて若干折曲して側方
に突出するものであり、弾性を有する。そして、この係
止片6 の先端部と所定間隔をおいて、挿通筒部1 外周に
環状の鍔部7 が設けられる。鍔部7 は、係止片6 の先端
部との間に後述の取付板部9 の貫通孔11の周縁部を挟持
し、挿通筒部1 と貫通孔11の間の隙間を塞ぐものであ
る。また、挿通筒部1 の内周の一部には、雨水等の浸入
を防ぐ防水用突部8 が設けられる。
【0026】取付板部9 は、挿通筒部1 を貫通状態に保
持するものであり、挿通筒部1 の配線引込口2 を配線引
込柱A の外側かつ大略下方に向け配線引込柱A の周壁に
設けられた開口部を塞ぐように取り付け得る。この取付
板部9 は、本体10と防水パッキン18とからなる。
【0027】本体10は、挿通筒部1 と同じ材料から形成
されるものであり、外郭が大略矩形状をなす。本体10の
略中央には、挿通筒部1 の貫通孔11が設けられる。貫通
孔11は、挿通筒部1 の外径より若干大きい内径を有す
る。本体10の長手方向一端部には、取付板部9 を配線引
込柱A に固定するための固定ねじ12が挿通する挿通孔13
が設けられる。本体10の正面部には、貫通孔11の周囲
に、挿通筒部1 の鍔部7 が嵌合する嵌合部14が設けら
れ、挿通孔13の周囲に、固定ねじ12の頭部を収納する収
納凹部15が設けられる。
【0028】本体10の背面部には、配線引込柱A の開口
部に対応した輪郭を有し、開口部に嵌まり込んで取付板
部9 を位置決めする枠状突部16が設けられる。この枠状
突部16の貫通孔11の周縁部と重なる部分には、図4に示
すように、挿通筒部1 の係止片6 を位置決めする位置決
め部が切欠形成される。また、枠状突部16の下端部に
は、配線引込柱A の開口周縁部内側に引掛かる舌片状の
引掛片17が設けられる。これにより、取付板部9 は、1
個の固定ねじ12で配線引込柱A に固定することができ
る。取付板部9 は、挿通筒部1 を保持するので、結局、
引込口装置が、1個の固定ねじ12で配線引込柱A に取付
固定されることになる。
【0029】防水パッキン18は、弾性を有する材料、例
えばPP系エラストマから形成されるものである。この
防水パッキン18は、図4に示すように、配線引込柱A に
面する本体10の背面部、より詳しくは枠状突部16より外
側に接着され、配線引込柱Aの開口周縁部に密着当接す
る。また、防水パッキン18の左右両端部には、薄肉状の
弾性壁19,19 と、弾性壁19を補強するリブ20,20,…とが
設けられる。この構成により、防水パッキン18は、異な
る径の配線引込柱A に対応して左右両端部が外方に拡が
るように密着し、かつ、配線引込柱A に押しつけられて
も押し潰れることがなく堅固に当接する。
【0030】挿通筒部1 と取付板部9 の連結は、次のよ
うにして行う。すなわち、挿通筒部1 を、その配線引込
口2 を大略下方に向け、他端部を先にして、取付板部9
の貫通孔11の正面側から背面側へと貫通させる。このと
き、挿通筒部1 の係止片6 が、貫通孔11の周縁部に押圧
されて一旦内方に変位し、貫通孔11を通り過ぎると、弾
性により元の位置に戻る。そして、取付板部9 の嵌合部
14に嵌合した挿通筒部1 の鍔部7 と共に、貫通孔11の周
縁部を挟持することにより、挿通筒部1 は取付板部9 に
保持されるのである。このように、挿通筒部1 と取付板
部9 は、非常に簡単に連結することができる。また、挿
通筒部1 の係止片6 が、取付板部9 の位置決め部により
位置決めされるので、挿通筒部1 は回転不可能となり、
安定した状態で取付板部9 に保持される。
【0031】この引込口装置は、次のようにして配線引
込柱A に取り付けられる。まず、取付板部9 に保持され
た挿通筒部1 の配管接続部3 に、可撓性保護管C の一端
を挿入接続する。次いで、可撓性保護管C を、その他端
を先にして、配線引込柱A の開口部から内部へ挿入す
る。次いで、取付板部9 の引掛片17を開口周縁部内側に
引掛けるとともに、枠状突部16を配線引込柱A の開口部
に嵌め込む。このとき、取付板部9 の防水パッキン18
が、配線引込柱A の径に合わせて弾性変形し、開口周縁
部に密着当接する。そして、取付板部9 の挿通孔13に固
定ねじ12を挿通させ、配線引込柱A に設けられたねじ孔
に螺合させて締めつけることにより、引込口装置は配線
引込柱A に取付固定される。
【0032】このようにして配線引込柱A に取り付けら
れた引込口装置においては、配線Bの引込作業の際、挿
通筒部1 の一端から挿入された配線B が、挿通筒部1 に
沿って他端まで挿通するので、引込作業を手間をかけず
に速やかに行うことができる。そして、配線B の屈曲度
が小さくなるので、配線B の絶縁被覆が破損しにくくな
り、TVアンテナやCATV用の同軸ケーブルを引き込
む場合も、その性能が劣化しにくくなる。
【0033】また、この引込口装置は、挿通筒部1 と取
付板部9 を別体で形成することにより、比較的簡単な工
程で製造することができ、別体に形成された挿通筒部1
と取付板部9 とを、容易に連結して一体とすることがで
きるので、生産性に優れている。さらに、取付板部9 に
保持された挿通筒部1 が回転しないので、挿通筒部1が
回転することによる不都合の発生を防止することができ
る。
【0034】また、取付板部9 に設けた防水パッキン18
により、取付板部9 と配線引込柱Aの間の隙間から雨水
等が浸入する可能性が低減するとともに、防水パッキン
18が、配線引込柱A の径に対応して密着しやすく、かつ
押圧力に対して潰れにくいので、異なる径の配線引込柱
A に、防水性を損なうことなく堅固に取り付けることが
できる。
【0035】さらに、この引込口装置においては、配線
引込柱A への取付固定に必要な固定ねじ12の個数が最小
限に抑えられるので、取付作業にかかる手間が低減す
る。また、可撓性保護管C を、配管接続部3 に挿入する
だけで容易に接続することができ、接続用のコネクタ等
を別途必要としないので、手間を省いて効率良く接続す
ることができる。
【0036】
【発明の効果】本発明の配線引込柱の引込口装置は、挿
通筒部の一端から挿入された配線が、挿通筒部に沿って
他端まで挿通するので、配線の引込作業を手間をかけず
に速やかに行うことができる。また、挿通筒部が一端部
から他端部にかけて所定の度合に湾曲しており配線の屈
曲度が小さくなるので、配線の絶縁被覆が破損しにくく
なり、TVアンテナやCATV用の同軸ケーブルを引き
込む場合も、その性能が劣化しにくくなる。
【0037】また、比較的簡単な工程で装置を製造する
ことができるので、生産性が向上する。
【0038】また、別体に形成された挿通筒部と取付板
部とを、容易に組み立てて一体とすることができるの
で、生産性がより向上する。
【0039】また、取付板部に保持された挿通筒部が回
転しないので、挿通筒部が回転することによる不都合の
発生を防止することができる。
【0040】また、防水パッキンにより、取付板部と配
線引込柱の間の隙間から雨水等が侵入する可能性が低減
するとともに、防水パッキンが、配線引込柱の径に対応
して密着しやすく、かつ押圧力に対して潰れにくくなる
ので、異なる径の配線引込柱に、防水性を損なうことな
く堅固に取り付けることができる。
【0041】また、装置の取付固定に必要な固定ねじの
個数が最小限に迎えられるので、取付作業にかかる手間
が低減する。
【0042】また、挿通筒部の配管接続部に接続される
配管が、波形の壁を有するものである場合、配管接続部
に挿入するだけで容易に接続することができ、配管を接
続するための別部材が必要なくなる。従って、手間をか
けずに効率良く配管を接続することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例を示す側面図である。
【図2】その断面図である。
【図3】その正面図である。
【図4】その背面図である。
【図5】その上方から見た平面図である。
【図6】その下方から見た平面図である。
【図7】その配線引込柱に取り付けた状態を示す一部切
り欠いた側面図である。
【図8】その挿通筒部に配線を挿通させた状態を示す断
面図である。
【図9】その上方から見た部分断面図である。
【図10】その配線引込柱に取り付けた状態を下方から
見た平面図である。
【図11】その配線引込柱に取り付けた状態を示す外観
図である。
【符号の説明】
1 挿通筒部 2 配線引込口 3 配管接続部 9 取付板部
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 実開 平4−111227(JP,U) 実開 昭54−114792(JP,U) 実開 昭60−183531(JP,U) 実開 昭53−141397(JP,U) 実開 昭61−195714(JP,U) 実開 平4−101223(JP,U) 実公 平4−31777(JP,Y2) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) H02G 3/22 - 3/28 H02G 7/00 - 7/22

Claims (5)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 配線引込柱の外部に位置する一端部に配
    線引込口を有し、前記配線引込柱の内部に位置する他端
    部に配管接続部を有して、前記配線引込口が下方を向く
    とともに一端部から他端部にかけて所定の度合に湾曲し
    かつ配線が挿通し得る筒状をなす挿通筒部と、挿通筒部
    を貫通状態に保持するものであって挿通筒部の配線引込
    口を配線引込柱の外側に位置させ配線引込柱に設けられ
    た開口部を塞ぐように取り付け得る取付板部と、を備
    え、 前記取付板部に、挿通筒部の貫通孔を設けるとともに、
    挿通筒部の周壁に、弾性を有し先端部を配線引込口側に
    向けて外方に突出する係止片と、係止片の先端部との間
    に貫通孔周縁部を挟持し挿通筒部と貫通孔の間の隙間を
    塞ぐ鍔部と、を設けてなる配線引込柱の引込口装置。
  2. 【請求項2】 前記取付板部は、その貫通孔周縁部に、
    挿通筒部の係止片を位置決めする位置決め部を設けてな
    る請求項1記載の配線引込柱の引込口装置。
  3. 【請求項3】 配線引込柱の外部に位置する一端部に配
    線引込口を有し、前記配線引込柱の内部に位置する他端
    部に配管接続部を有して、前記配線引込口が下方を向く
    とともに一端部から他端部にかけて所定の度合に湾曲し
    かつ配線が挿通し得る筒状をなす挿通筒部と、挿通筒部
    を貫通状態に保持するものであって挿通筒部の配線引込
    口を配線引込柱の外側に位置させ配線引込柱に設けられ
    た開口部を塞ぐように取り付け得る取付板部と、を備
    え、 前記取付板部は、その配線引込柱に面する背面部に、配
    線引込柱の開口周縁部に密着当接するものであって、左
    右両端部に各々薄肉状の弾性壁と弾性壁を補強するリブ
    とを有する防水パッキンを設けてなる配線引込柱の引込
    口装置。
  4. 【請求項4】 配線引込柱の外部に位置する一端部に配
    線引込口を有し、前記配線引込柱の内部に位置する他端
    部に配管接続部を有して、前記配線引込口が下方を向く
    とともに一端部から他端部にかけて所定の度合に湾曲し
    かつ配線が挿通し得る筒状をなす挿通筒部と、挿通筒部
    を貫通状態に保持するものであって挿通筒部の配線引込
    口を配線引込柱の外側に位置させ配線引込柱に設けられ
    た開口部を塞ぐように取り付け得る取付板部と、を備
    え、 前記取付板部に、配線引込柱の開口周縁部に引掛かる引
    掛片と、取付板部を配線 引込柱に固定するための固定ね
    じが挿通する挿通孔と、を設けてなる配線引込柱の引込
    口装置。
  5. 【請求項5】 配線引込柱の外部に位置する一端部に配
    線引込口を有し、前記配線引込柱の内部に位置する他端
    部に配管接続部を有して、前記配線引込口が下方を向く
    とともに一端部から他端部にかけて所定の度合に湾曲し
    かつ配線が挿通し得る筒状をなす挿通筒部と、挿通筒部
    を貫通状態に保持するものであって挿通筒部の配線引込
    口を配線引込柱の外側に位置させ配線引込柱に設けられ
    た開口部を塞ぐように取り付け得る取付板部と、を備
    え、 前記挿通筒部は、その配管接続部に、波形の壁を有する
    配管の管壁と係合する弾性を有した係合片を設けてなる
    配線引込柱の引込口装置。
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