JP2002238132A - ケーブル引込用キャップ - Google Patents

ケーブル引込用キャップ

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JP2002238132A
JP2002238132A JP2001036763A JP2001036763A JP2002238132A JP 2002238132 A JP2002238132 A JP 2002238132A JP 2001036763 A JP2001036763 A JP 2001036763A JP 2001036763 A JP2001036763 A JP 2001036763A JP 2002238132 A JP2002238132 A JP 2002238132A
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JP
Japan
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cap
rain
lid
cable
proof
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JP2001036763A
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English (en)
Inventor
Shigeki Yamamoto
茂樹 山本
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Mirai Industry Co Ltd
Original Assignee
Mirai Industry Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【課題】引込孔の部分を防雨構造にしたケーブル引込用
キャップの提供。 【解決手段】キャップ本体1と、複数の引込孔が設けら
れて、前記キャップ本体1の開口を閉塞する蓋体2とか
ら成って、屋外から屋内にケーブルを引き込む際に、そ
の引込部に使用されるケーブル引込用キャップC1 であ
って、前記蓋体2の引込孔の外側に防雨筒部9を突設す
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、屋外から屋内に電
線等のケーブルを引き込む際に、その引込部に使用され
るケーブル引込用キャップに関するものである。
【0002】
【従来の技術】本発明の対象であるケーブル引込用キャ
ップ(以下、単に「キャップ」と略称することもある)
は、図3に示されるように、主に木造家屋内に電線を引
き込む際に、その外壁部の外側の人手の届かない位置に
露出状態で取付けられる。多くの場合は、図示のよう
に、ダクト14の上端部に一体に取付けられて、キャッ
プの部分に引き込まれた電線Wは、ダクト14を通って
計器類(図示せず)に接続される。
【0003】前記キャップには、取付状態において、複
数の引込孔が設けられた蓋体が斜下方を向いたものと、
水平前方を向いているもの(当業界では、前者が「エン
トランスキャップ」と称され、後者が「ターミナルキャ
ップ」と称されている)とがあり、従来のいずれのキャ
ップC’も、図9に示されるように、蓋体2に引込孔8
が開けられているのみであった。
【0004】このため、露出状態で使用されるキャップ
内に、引込孔の部分から雨水が浸入して、電線外皮を腐
食させるために、危険であると共に、電線自体の寿命も
短くしていた。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】本発明の課題は、引込
孔の部分を防雨構造にしたケーブル引込用キャップの提
供である。
【0006】
【課題を解決するための手段】この課題を解決するため
の請求項1の発明は、キャップ本体と、複数の引込孔が
設けられて、前記キャップ本体の開口を閉塞する蓋体と
から成って、屋外から屋内にケーブルを引き込む際に、
その引込部に使用されるケーブル引込用キャップであっ
て、前記蓋体の引込孔の外側に防雨筒部が突設されてい
ることを特徴としている。このように、引込孔の外側に
防雨筒部が突設されているので、該引込孔からキャップ
内部に雨水が浸入しにくくなって、キャップ内に収容さ
れたケーブルが雨水から保護される。
【0007】また、請求項2の発明は、請求項1の発明
を前提として、前記防雨筒部は、可撓性を有しているこ
とを特徴としたものである。この構成により、前記防雨
筒部は、ケーブルの引込方向に応じて一定範囲内で撓む
ために、ケーブルの引込部分が無理に変形されなくなっ
て、その損傷を防止できる。
【0008】また、請求項3の発明は、請求項1又は2
の発明を前提として、前記防雨筒部は、蓋体に対して垂
直に突設されていることを特徴としている。この構成に
より、蓋体の成形が容易となる。
【0009】
【発明の実施の形態】以下、複数の実施例を挙げて、本
発明を更に詳細に説明する。図1は、本発明の第1実施
例のキャップC1 の斜視図であり、図2は、同じく分解
斜視図であり、図3は、同じく使用状態を示す図であ
り、図4は、図3のキャップC1 の部分の拡大図であ
る。第1実施例のキャップC1 は、「エントランスキャ
ップ」と称されるものであって、樹脂で成形され、深い
碗状をしたキャップ本体1と、該キャップ本体1の前面
の開口を覆う蓋体2とで構成される。キャップ本体1の
開口の周縁には、鍔部3が一体に設けられ、その内周面
の上部には、一対のボス部4が対向して形成されてい
る。一対のボス部4には、雌ねじ5が形成されている。
一対のボス部4の前端面4aは、キャップ本体1の開口
端面よりも僅かに奥側に位置していて、キャップ本体1
の開口に嵌合される前記蓋体2の奥行方向に沿った位置
決め機能を果たしている。また、キャップ本体1の内周
面の下部には、当該部分に嵌合される後述の嵌合筒部7
の奥行方向(嵌合方向)の位置決めを行うための複数の
位置決め突起6aが設けられ、同じく内周面の上部の一
対のボス部4の間には、前記一対のボス部4の前端面4
aと同一機能を果たす一つの位置決め突起6bが設けら
れている。
【0010】また、蓋体2は、平板状をしていて、その
全体形状は、前記キャップ本体1の開口に対応してお
り、その下端部に、嵌合筒部7が一体に設けられてい
る。この嵌合筒部7の軸心は、蓋体2の板面に対して鈍
角状(ほぼ135°)となっている。蓋体2の前面に
は、正三角形の各頂点に位置するように、3個の引込孔
8が設けられて、各引込孔8には、防雨筒部9が外側に
向け、しかも蓋体2に対して垂直となって一体に設けら
れている。このため、前記嵌合筒部7と前記防雨筒部9
の各軸心は、鋭角状(ほぼ45°)で交差している。ま
た、平板状の蓋体2に嵌合筒部7が一体に設けられてい
るために、両者の連結部には、補強用のリブ11が設け
られている。なお、図1において、12は、蓋体2に設
けられたビス13の挿通孔を示す。
【0011】そして、キャップ本体1の開口に前記蓋体
2を嵌合させると、該蓋体2の部分は、一対のボス部4
の前端面4aと前記位置決め突起6bとによって、奥行
方向の位置決めが行われると共に、前記蓋体2に一体に
設けられた嵌合筒部7の上端面は、複数の位置決め突起
6aに当接して、その位置決めが行われる。この状態
で、一対のビス13を介してキャップ本体1に対して蓋
体2を一体に組付けると、図2及び図4に示されるよう
に、第1実施例のキャップC1 となる。
【0012】上記キャップC1 は、図3及び図4に示さ
れるようにして使用される。即ち、キャップC1 の嵌合
筒部7は、ダクト14の上端部に外嵌されて、該ダクト
14は、建物の外壁面15に複数の止め具16を介して
固定される。この取付状態では、キャップC1 の蓋体2
は、斜下方を向いて配置される。
【0013】そして、電柱の変圧器(図示せず)から引
き出された複数本(実施例では、電圧200Vであるた
め3本である)の電線Wは、キャップC1 の斜下方から
各防雨筒部9に引き込まれ、キャップ本体1内において
鋭角状にわん曲されて、前記ダクト14内に引き込まれ
る。
【0014】このように、露出配置されるキャップC1
の引込孔8の部分には、その外側に向けて防雨筒部9が
一体に設けられているために、その使用中において、引
込孔8の部分から雨水が浸入するのを効果的に防止でき
る。また、キャップC1 の取付状態において、前記防雨
筒部9は、斜下方を向いているために、前記防雨効果
は、更に大きくなる。
【0015】次に、図5ないし図7を参照にして、本発
明の第2実施例のキャップC2 について説明する。この
キャップC2 と、前記キャップC1 との大きな相違点
は、キャップC2 においては、3個の引込孔28の配置
方向が横一列になっている点である。キャップC2 は、
碗状をしたキャップ本体21と、嵌合筒部27が一体成
形された蓋体22とで構成される。該嵌合筒部27の軸
心は、前記蓋体22に対して鈍角状(ほぼ135°)で
交差している。
【0016】キャップ本体21の開口周縁には、鍔部2
3が一体に設けられ、その蓋体22が嵌合される側の内
周面には、横長の長方形の各コーナー部に相当する位置
にそれぞれボス部24が一体成形されて、各ボス部24
には、雌ねじ25が形成されている。各ボス部24の前
端面24aは、キャップ本体21の開口に嵌合される蓋
体22の奥行方向の位置決め機能を果たしている。ま
た、キャップ本体21の内周面の下端部には、該部分に
嵌合される前記嵌合筒部27の奥行方向の位置決め機能
を果たす複数の位置決め突起26が設けられている。
【0017】また、前記蓋体22には、横方向に一定間
隔をおいて3個の引込孔28が設けられて、各引込孔2
8には、防雨筒部29が外側に向け、しかも該蓋体22
に対して垂直となって一体に設けられている。このた
め、キャップC2 においても、前記嵌合筒部27と前記
防雨筒部29との各軸心は、鋭角状(ほぼ45°)で交
差していて、キャップC2 の取付状態において、前記防
雨筒部29は、斜下方を向いている。
【0018】そして、キャップ本体21の開口に蓋体2
2を嵌合させて、両者21,22を複数本のビス33で
連結して一体に組み付けると、キャップC2 となる。こ
のキャップC2 においても、防雨筒部29の防雨作用、
及びキャップC2 の取付状態において、前記防雨筒部2
9が斜下方を向いている作用は、前記キャップC1 の場
合と同様である。
【0019】また、図8には、本発明の第3実施例のキ
ャップC3 の斜視図が示されている。このキャップC3
は、「ターミナルキャップ」と称されるものであって、
小判箱状をしたキャップ本体41の下端部に嵌合筒部4
7が一体に設けられて、該キャップ本体41の開口に蓋
体42が嵌合されて、該蓋体42に横一列に設けられた
3個の引込孔48にそれぞれ防雨筒部49が設けられた
構成であって、前記嵌合筒部47と前記防雨筒部49と
の各軸心が直交した構成である。このため、キャップC
3 は、取付状態において、その防雨筒部49は、水平前
方を向いているが、その防雨作用は、前記各キャップC
1,C2 と同一である。
【0020】また、上記各キャップC1 〜C3 において
は、いずれも防雨筒部9,29,49は、蓋体2,2
2,42に対して垂直となって一体に設けられているた
めに、樹脂型による成形が容易となる利点がある。
【0021】また、上記各キャップC1 〜C3 におい
て、耐候性のあるゴム材等の弾性材から成って、前記蓋
体2,22,42とは別体の防雨筒部9,29,49を
成形しておいて、前記蓋体2,22,42の引込孔8,
28,48の内側から前記防雨筒部9,29,49を挿
入して、外部に突出させた構造にすると、電線Wの引込
部分が無理に変形されなくなって、その損傷を防止でき
る利点がある。また、弾性材から成る防雨筒部9,2
9,49と、樹脂製の蓋体2,22,42とは、一体成
形することも可能である。
【0022】
【発明の効果】本発明は、ケーブル引込用キャップにお
いて、蓋体の引込孔の外側に防雨筒部が突設されている
ので、前記引込孔からキャップ内部に雨水が浸入しにく
くなって、キャップ内に収容されたケーブルが雨水から
保護される。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1実施例のキャップC1 の斜視図で
ある。
【図2】同じく分解斜視図である。
【図3】同じく使用状態を示す図である。
【図4】図3のキャップC1 の部分の拡大図である。
【図5】本発明の第2実施例のキャップC2 の斜視図で
ある。
【図6】同じく分解斜視図である。
【図7】同じく縦断面図である。
【図8】本発明の第3実施例のキャップC3 の斜視図で
ある。
【図9】従来のエントランスキャップC’の斜視図であ
る。
【符号の説明】
1 〜C3 :ケーブル引込用キャップ W:電線(ケーブル) 1,21,41:キャップ本体 2,22,42:蓋体 8,28,48:引込孔 9,29,49:防雨筒部

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 キャップ本体と、複数の引込孔が設けら
    れて、前記キャップ本体の開口を閉塞する蓋体とから成
    って、屋外から屋内にケーブルを引き込む際に、その引
    込部に使用されるケーブル引込用キャップであって、 前記蓋体の引込孔の外側に防雨筒部が突設されているこ
    とを特徴とするケーブル引込用キャップ。
  2. 【請求項2】 前記防雨筒部は、可撓性を有しているこ
    とを特徴とする請求項1に記載のケーブル引込用キャッ
    プ。
  3. 【請求項3】 前記防雨筒部は、蓋体に対して垂直に突
    設されていることを特徴とする請求項1又は2に記載の
    ケーブル引込用キャップ。
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Cited By (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN102593771A (zh) * 2012-03-29 2012-07-18 重庆长安汽车股份有限公司 汽车发动机舱线束分线盒总成
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JP2014017898A (ja) * 2012-07-05 2014-01-30 Mirai Ind Co Ltd 電線管用の受口構造
CN103972830A (zh) * 2014-04-24 2014-08-06 何敬丽 一种管线三通
JP2016512301A (ja) * 2013-03-15 2016-04-25 ユナイテッド テクノロジーズ コーポレイションUnited Technologies Corporation 計器移送用支柱

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Date Code Title Description
A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20031224