JP3052190B2 - 砥石の修正方法およびその装置 - Google Patents

砥石の修正方法およびその装置

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JP3052190B2 JP08151687A JP15168796A JP3052190B2 JP 3052190 B2 JP3052190 B2 JP 3052190B2 JP 08151687 A JP08151687 A JP 08151687A JP 15168796 A JP15168796 A JP 15168796A JP 3052190 B2 JP3052190 B2 JP 3052190B2
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    • B24B53/06Devices or means for dressing or conditioning abrasive surfaces of profiled abrasive wheels
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  • Mechanical Engineering (AREA)
  • Grinding-Machine Dressing And Accessory Apparatuses (AREA)
  • Grinding Of Cylindrical And Plane Surfaces (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、総型砥石を総型ド
レッサで修正する砥石の修正方法、およびその装置に関
する。
【0002】
【従来の技術】従来、総型ドレッサで総型砥石を修正
(ドレス)する場合には、図10(A)に示すように、
砥石軸1に固定された総型砥石2と、ドレッサ軸3に固
定された総型ドレッサ4とを外周面同士を対向して配置
させ、両者を回転させると同時に、例えば総型ドレッサ
4の周面を総型砥石2の使用面に向けて切り込む(押し
つける)ことにより、総型砥石2のドレスを行ってい
た。このドレス作業では、図10(B)に示すように、
総型ドレッサ4の切り込み方向が総型砥石2の所定位置
であって、その切り込み方向に直交する方向にずれがな
い場合には、総型ドレッサ4による総型砥石2の使用面
5、6のドレス量は、その使用面5、6の左右でばらつ
きがなく一定となる。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところが、図10
(C)に示すように、総型ドレッサ4が、その切り込み
方向に直交する矢印の方向にずれると、同図のように、
総型砥石2の左右の使用面5、6が均一にドレスされず
に、使用面6の方が使用面5に対してドレス量が多くな
ってしまうという問題がある。
【0004】そこで、本発明は、総型砥石のドレス量を
適正にできる砥石の修正方法およびその装置を提供する
ことを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】請求項1記載の発明で
は、総型砥石と総型ドレッサとを、総型砥石の切り込み
方向に所定位置まで接近させる第1工程と、この第1工
程により両者が所定位置まで接近したら、総型ドレッサ
または総型砥石のうちの少なくとも一方を、総型砥石の
厚さ方向の左右に向けて移動させて、総型ドレッサと総
型砥石との対応する外周面を接触させ、両接触位置をそ
れぞれ検出する第2工程と、この第2工程の検出結果に
基づき、総型砥石または総型ドレッサのうちの一方の厚
さ方向における目標位置を求め、この求めた目標位置
に、総型砥石または総型ドレッサを位置合わせする第3
工程と、この第3工程による位置合わせ後、総型砥石と
総型ドレッサとのいずれか一方を切り込み方向に移動さ
せて、総型ドレッサにより総型砥石の修正を行う第4工
程とにより、前記目的を達成する。
【0006】請求項2記載の発明では、総型砥石を修正
する総型ドレッサを取付ける回転自在な回転軸と、この
回転軸を回転駆動する回転駆動手段と、前記回転軸に取
付けた総型ドレッサを、前記総型砥石の切り込み方向に
向けて移動する第1移動手段と、前記回転軸に取付けた
総型ドレッサを、前記第1移動手段の移動方向とは直交
する方向に向けて移動する第2移動手段と、この第2移
動手段で前記総型ドレッサを双方向に移動することによ
り、前記総型ドレッサを前記総型砥石の左右の使用面に
接触し、この両接触位置をそれぞれ検出する接触位置検
出手段と、この接触位置検出手段の検出結果に基づき、
総型ドレッサの厚み方向における目標位置を求める目標
位置算出手段と、この目標位置算出手段の求めた目標位
置に前記総型ドレッサを移動するように、前記第2移動
手段の移動を制御する制御手段とを備えたことにより、
前記目的を達成する。
【0007】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態につい
て、図1ないし図を参照して詳細に説明する。図1
は、本発明の砥石の修正方法の第1の実施の形態の工程
図である。図2は、第1の実施の形態の説明図である。
この砥石の修正方法の第1の実施の形態では、先ず、図
1(A)に示すように、砥石軸(図示せず)に固定され
た総型砥石2と、ドレッサ軸(図示せず)に固定された
総型ドレッサ4とを外周面同士を対向して配置させる。
次に、総型ドレッサ4を総型砥石2の切り込み方向に向
けて前進させ、図1(B)に示すように、両者を接触さ
せることにより、総型砥石2と総型ドレッサ4とが接触
したときの切り込み方向の位置(座標)を求め、この求
めた位置を記憶させる。その後、総型ドレッサ4を、図
1(A)に示す位置までいったん後退させる。
【0008】引き続き、図1(C)に示すように、総型
ドレッサ4を切り込み方向に向けて総型砥石2の所定位
置まで接近させ、総型ドレッサ4の斜面7、8が総型砥
石2の使用面5、6と対向する状態にさせる。次に、総
型ドレッサ4が所定位置まで接近したことを条件に、図
1(D)に示すように、総型ドレッサ4をその厚み方向
の右側に向けて移動させて、総型ドレッサ4の斜面8を
総型砥石2の使用面6に接触させる。そして、図2に示
すように、総型ドレッサ4を右側に移動させて総型砥石
2に接触したときの厚さ方向の位置(座標)dz1を求
め、この求めた位置を記憶する。次いで、総型ドレッサ
4を、図1(E)に示すように、その厚み方向の左側に
向けて移動させて、総型ドレッサ4の斜面7を総型砥石
2の使用面5に接触させる。そして、図2に示すよう
に、総型ドレッサ4を左側に移動させて総型砥石2に接
触したときの厚さ方向の位置(座標)dz2を求め、こ
の求めた位置を記憶する。
【0009】引き続き、上述のように求めて記憶する両
位置dz1、dz2に基づき、図2に示すように、総型
ドレッサ4の厚み方向における目標位置Xを算出する。
この目標位置Xは、次の(1)式により求める。 X=dz2+(dz1−dz2)/2 (1) この(1)式により目標位置Xが求まるのは、図2に示
すように、総型砥石2における使用面5と垂線により挟
まれる傾斜角θ1と、その使用面6と垂線により挟まれ
る傾斜角θ2とが同一であるという性質を利用するから
である。
【0010】次に、総型ドレッサ4を図1(E)の位置
から右側に移動させることにより、総型ドレッサ4の現
在位置をその求めた目標位置Xになるように位置合わせ
(補正)を行う。このような位置合わせにより、図2に
示すように、位置合わせ前には目標位置Xではなく実線
の位置にあった総型ドレッサ4を、目標位置Xに確実に
位置決めできる。次いで、総型砥石2を位置不動のまま
回転状態にするとともに、総型ドレッサ4を回転させな
がら切り込み方向に移動して総型砥石2に押しつけるこ
とにより、総型砥石2の使用面5、6の修正を行う。従
って、この総型砥石2の修正作業では、総型ドレッサ4
は厚み方向の位置が目標位置となるために、総型砥石2
の使用面5、6は、そのドレス量が均一となって適正
修正ができる。なお、総型ドレッサ4の総型砥石2に対
する切り込み量は、2ミクロン程度である。
【0011】次に、本発明の砥石の修正方法の第2の実
施の形態について、図3を参照して説明する。図3は、
本発明の砥石の修正方法の第2の実施の形態を説明する
ための説明図である。この第2の実施の形態は、図3に
示す総型砥石2aのように、その使用面5a、6aの傾
斜角度が左右で異なり、これに応じて総型ドレッサ4a
の斜面7a、8aをその傾斜角度を合わせたものを使用
し、第1の実施の形態と同様な手順により、総型砥石2
aを修正するものである。従って、この第2の実施の形
態では、総型砥石2aの形状が総型砥石2の形状と異な
ることに起因して、総型ドレッサ4aの目標位置Xaの
算出法が異なるので、その異なる点の説明を主に図3を
参照して説明する。
【0012】すなわち、この第2の実施の形態では、図
3に示すように、総型砥石2aの使用面5a、6aの傾
斜角度が左右で異なるので、総型砥石2aの目標位置X
aは、次の(2)式より求められる。 Xa=dz2+(dz1−dz2)/(1+tanα2/tanα1)(2) ここで、(2)式中のdz2は、図3に示すように、総
型ドレッサ4aを左側に移動させて総型砥石2aに接触
したときの接触位置であり、dz1は、総型ドレッサ4
aを右側に移動させて総型砥石2aに接触したときの接
触位置である。また、α1は総型ドレッサ4aの斜面7
aの傾斜角であり、α2はその斜面8aの傾斜角であ
る。この(2)式により目標位置Xaが求まるのは、総
型ドレッサ4aにおける斜面7aの傾斜角α1とその斜
面8aの傾斜角α2とが既知であるという性質を利用す
るからである。
【0013】従って、この第2の実施の形態では、総型
ドレッサ4aの現在位置をその求めた目標位置Xaにな
るように位置合わせ(補正)を行う。このような位置合
わせにより、図3に示すように、位置合わせ前には目標
位置Xaではなく実線の位置にあった総型ドレッサ4a
を、目標位置Xaに確実に位置決めできる。
【0014】次に、本発明の砥石の修正方法の第3の実
施の形態について、図4を参照して説明する。図4は、
本発明の砥石の修正方法の第3の実施の形態を説明する
ための説明図である。この第3の実施の形態は、図4に
示すように、総型砥石2の左右の側面に、左右対称の位
置検出用の基準面201、202を特別に設けるととも
に、これに対応して総型ドレッサ4の左右の側面に位置
検出用の基準面401、402を設け、基準面201、
202と基準面401、402とを使用し、第1の実施
の形態と同様な手順により、総型ドレッサ4の目標位置
Xを求めるようにしたものである。そして、第1の実施
の形態と同様に、その求めた目標位置Xに総型ドレッサ
4を位置合わせし、総型ドレッサ4により総型砥石2を
修正する。
【0015】ここで、総型砥石2に設けた基準面201
と基準面202の接触部は、図4に示すように、総型砥
石2の作用面5、6よりも内側に大きく傾斜させ、これ
に合わせて、基準面401と基準面402の接触部も、
総型ドレッサ4の斜面7、8よりも傾斜角度を大きく
し、基準面201、202と基準面401、402との
接触時に、総型ドレッサ4の斜面7、8が総型砥石2の
作用面5、6に接触しないようにしている。なお、総型
砥石2の基準面202には、図5に示すように、その接
触部を所定量だけ内側に切り込んで隙間203を設けて
おくのが好ましい。この点は、総型砥石2の基準面20
1(図4参照)も同様にする。
【0016】このような隙間203を設けておくと、総
型ドレッサ4の切り込み時には、図5の実線で示すよう
に、総型ドレッサ4の斜面7、8を総型砥石2の作用面
5、6とのみ接触させることができ、総型ドレッサ4の
位置検出時には、図5の一点鎖線で示すように、基準面
402を基準面202とのみ接触させることができる。
ここで、図5には図示しないが、基準面401と基準面
201との間でも同様である。なお、総型ドレッサ4側
の基準面401、402に、上記の隙間203と同様な
隙間を設けるようにしても良い。
【0017】以上説明したように砥石の修正方法の各実
施の形態では、総型砥石を総型ドレッサで修正する場合
に、総型ドレッサの厚み方向の位置を目標位置に位置合
わせ(補正)し、その後に、総型ドレッサが総型砥石の
修正を行うようにしたので、総型ドレッサの厚み方向の
ずれを防止でき、もって総型砥石の左右の使用面のドレ
ス量を均一に行うことができる。
【0018】また、以上述べた各実施の形態では、総型
砥石2側を固定状態とし、総型ドレッサ4を移動させる
場合、または総型砥石2a側を固定状態とし、総型ドレ
ッサ4aを移動させる場合について説明した。しかし、
本発明の砥石の修正方法は、上記の場合とは逆に、総型
ドレッサ4側を固定状態とし、総型砥石2を移動させる
ことにより、または総型ドレッサ4a側を固定状態と
し、総型砥石2aを移動させることにより実現できるこ
とは勿論である。
【0019】次に、本発明の砥石の修正装置の実施の形
態について、図面を参照して説明する。図6は、この実
施の形態の砥石の修正装置の正面図である。図7は、同
砥石の修正装置の平面図である。図8は、図7のA−A
線から見た図である。この砥石の修正装置は、図示のよ
うに、総型ドレッサ4を総型砥石2に向けて切り込むた
めの切り込み部11を有し、この切り込み部11の前部
には、左右の軸受12、13によりドレッサ軸3が軸受
けされ、このドレッサ軸3に総型ドレッサ4が回転自在
に取付けられている。切り込み部11の後部側の底部に
はドレッサ駆動モータ15が取り付けられ、このドレッ
サ駆動モータ15の回転軸16とドレッサ軸3とはベル
ト17で連結され、ドレッサ駆動モータ15の回転駆動
により総型ドレッサ4が回転できるようになっている。
【0020】切り込み部11の上部の長さ方向には、図
6および図8に示すように、左右の摺動部材18、18
が固定され、この摺動部材18、18が、補正用移動部
19の下面側に固定される案内レール20、20に摺動
自在に嵌合されている。切り込み部11の後端部には、
図6に示すように、補正用移動部19の一部に取付けら
れた切り込み用モータ21の回転軸22が、その回転に
より切り込み部11を前進また後退できるようにネジ結
合されている。従って、切り込み部11は、切り込み用
モータ21の回転軸22が正転または逆転すると、摺動
部材18、18が案内レール20、20に案内されて摺
動し、総型砥石2の使用面に向けて前進または後退でき
るようになっている。
【0021】補正用移動部19の下面の長さ方向には、
図7および図8に示すように、左右一対の摺動部材2
3、23が固定され、この両摺動部材23、23は、固
定台27の上面に固定され案内レール24、24に摺動
自在に嵌合されている。補正用移動部19の後端部に
は、固定台27に固定される補正用モータ25の回転軸
26が、その回転により補正用移動部19を、総型ドレ
ッサ4の厚み方向に前進または後退できるようにネジ結
合されている。従って、補正用移動部19は、補正用モ
ータ25の回転軸26が正転または逆転すると、摺動部
材23、23が案内レール24、24に案内されて摺動
し、総型ドレッサ4の厚み方向に移動できるようになっ
ている。
【0022】固定台27は、図7に示すように、研削盤
41の固定台42に取付けられ、この固定台42上に
は、総型砥石2を砥石軸1に取り付けて回転駆動する砥
石軸ユニット43が設けられている。この砥石軸ユニッ
ト43は、図示しないが、X方向、Y方向、およびZ方
向に移動自在に構成されている。また、砥石軸1の一端
には、総型砥石2と総型ドレッサ4との接触を検出する
接触センサ44が設けられている。この接触センサ44
は、例えばAEセンサ(アコースティック・エミッショ
ン・センサ)からなる。
【0023】次に、このような構成からなる砥石の修正
装置の制御系のブロック図について、図9を参照して説
明する。この砥石の修正装置では、図9に示すように、
各部を制御するとともに、所定の演算を行う制御・演算
回路31を備えている。この制御・演算回路31は、例
えばマイクロコンピュータにより構成され、データを記
憶するメモリ33が接続されている。この制御・演算回
路31の入力側には、接触センサ44が接続されてい
る。また、制御・演算回路31の出力側には、制御対象
であるドレッサ駆動モータ15、切り込み用モータ2
1、および補正用モータ25が接続されている。
【0024】次に、このような構成からなる砥石の修正
装置の動作の一例について、図面を参照して説明する。
この砥石の修正装置では、まず、制御・演算回路31
が、切り込み用モータ21を正転させ、総型ドレッサ4
を所定位置から総型砥石2に向けて前進させる。接触セ
ンサ44が、その両者の接触を検出すると、制御・演算
回路31は、この検出に基づきその接触した位置(座
標)を求め、この求めた位置をメモリ33に格納する。
その後、切り込み用モータ21を逆転させ、総型ドレッ
サ4を所定位置にいったん後退させる。次に、切り込み
用モータ21を再び正転させて総型ドレッサ4を総型砥
石2の所定位置まで接近させ、図1(C)に示すよう
に、総型ドレッサ4の斜面7、8が総型砥石2の使用面
5、6と対向する状態にさせる。
【0025】総型ドレッサ4が所定位置まで接近したこ
とを条件に、補正用モータ25を正転させて、総型ドレ
ッサ4を、図1(D)に示すように、その厚み方向の左
側に向けて移動させる。総型ドレッサ4の斜面7が総型
砥石2の使用面5に接触したことを接触センサ44が検
出すると、この検出したときの総型ドレッサ4の厚み方
向の接触位置(座標)を求め、これをメモリ33に記憶
する。次いで、補正用モータ25を逆転させて、総型ド
レッサ4を、図1(E)に示すように、その厚み方向の
右側に向けて移動させる。総型ドレッサ4の斜面8が総
型砥石2の使用面6に接触したことを接触センサ44が
検出すると、この検出したときの総型ドレッサ4の厚み
方向の接触位置(座標)を求め、これをメモリ33に記
憶する。
【0026】引き続き、メモリ33に記憶する上述の両
接触位置に基づき、上記の(1)式により、制御・演算
回路31は、総型ドレッサ4の厚み方向における目標位
置を求める(図2参照)。次に、総型ドレッサ4を図1
(E)の位置から左側に移動させることにより、現在位
置をその求めた目標位置になるように位置合わせ(補
正)を行う。この位置合わせの終了後に、ドレッサ駆動
モータ15の駆動により総型ドレッサ4を回転させなが
ら切り込み方向に移動し、総型砥石2に押しつけること
により、総型砥石2の使用面5、6の修正を行う。従っ
て、総型ドレッサ4は、厚み方向の位置を目標位置に維
持しながら総型砥石2を切り込むことができるので、総
型砥石2の使用面5、6は、ドレス量が均一となって適
正が修正ができる。
【0027】
【発明の効果】以上説明したように本発明によれば、総
型ドレッサで総型砥石を修正する場合に、総型砥石また
は総型ドレッサの目標位置を求め、この求めた位置に総
型砥石または総型ドレッサを位置合わせするようにした
ので、総型砥石のドレス量を適正に行うことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の砥石の修正方法の第1の実施の形態の
工程図である。
【図2】同第1の実施の形態の説明図である。
【図3】本発明の砥石の修正方法の第2の実施の形態の
説明図である。
【図4】本発明の砥石の修正方法の第3の実施の形態の
説明図である。
【図5】同第3の実施の形態の変形例を説明する説明図
である。
【図6】本発明の砥石の修正装置の実施の形態の正面図
である。
【図7】同砥石の修正装置の平面図である。
【図8】図7のA−A線から見た図である。
【図9】同砥石の修正装置の制御系のブロック図であ
る。
【図10】従来の砥石の修正方法の説明図である。
【符号の説明】
1 砥石軸 2、2a 総型砥石 3 ドレッサ軸 4、4a 総型ドレッサ 11 切り込み部 15 ドレッサ駆動モータ 19 補正用移動部 21 切り込み用モータ 25 補正用モータ 31 制御・演算回路 33 メモリ 41 研削盤 43 砥石軸ユニット 44 接触センサ

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 総型砥石と総型ドレッサとを、総型砥石
    の切り込み方向に所定位置まで接近させる第1工程と、 この第1工程により両者が所定位置まで接近したら、総
    型ドレッサまたは総型砥石のうちの少なくとも一方を、
    総型砥石の厚さ方向の左右に向けて移動させて、総型ド
    レッサと総型砥石との対応する外周面を接触させ、両接
    触位置をそれぞれ検出する第2工程と、 この第2工程の検出結果に基づき、総型砥石または総型
    ドレッサのうちの一方の厚さ方向における目標位置を求
    め、この求めた目標位置に、総型砥石または総型ドレッ
    サを位置合わせする第3工程と、 この第3工程による位置合わせ後、総型砥石と総型ドレ
    ッサとのいずれか一方を切り込み方向に移動させて、総
    型ドレッサにより総型砥石の修正を行う第4工程、 とからなることを特徴とする砥石の修正方法。
  2. 【請求項2】 総型砥石を修正する総型ドレッサを取付
    ける回転自在な回転軸と、 この回転軸を回転駆動する回転駆動手段と、 前記回転軸に取付けた総型ドレッサを、前記総型砥石の
    切り込み方向に向けて移動する第1移動手段と、 前記回転軸に取付けた総型ドレッサを、前記第1移動手
    段の移動方向とは直交する方向に向けて移動する第2移
    動手段と、 この第2移動手段で前記総型ドレッサを双方向に移動す
    ることにより、前記総型ドレッサを前記総型砥石の左右
    の使用面に接触し、この両接触位置をそれぞれ検出する
    接触位置検出手段と、 この接触位置検出手段の検出結果に基づき、総型ドレッ
    サの厚み方向における目標位置を求める目標位置算出手
    段と、 この目標位置算出手段の求めた目標位置に前記総型ドレ
    ッサを移動するように、前記第2移動手段の移動を制御
    する制御手段、とを備えたことを特徴とする砥石の修正
    装置。
JP08151687A 1996-05-23 1996-05-23 砥石の修正方法およびその装置 Expired - Fee Related JP3052190B2 (ja)

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