JP3050933B2 - クリーナレス型画像形成装置 - Google Patents

クリーナレス型画像形成装置

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JP3050933B2
JP3050933B2 JP3051602A JP5160291A JP3050933B2 JP 3050933 B2 JP3050933 B2 JP 3050933B2 JP 3051602 A JP3051602 A JP 3051602A JP 5160291 A JP5160291 A JP 5160291A JP 3050933 B2 JP3050933 B2 JP 3050933B2
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toner
developing roller
printing
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photosensitive drum
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善光 大高
光治 遠藤
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Toshiba TEC Corp
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、残留トナーのクリーニ
ング装置を持たないクリーナレス型画像形成装置に関す
る。
【0002】
【従来の技術】画像形成装置、例えばレーザプリンタ
は、帯電部で感光体ドラムの感光体を帯電し、この帯電
された感光体に情報をレーザビームで露光記録して靜電
潜像を形成し、この靜電潜像に現像部でトナーを付着さ
せ、そのトナー像を転写部で用紙に転写させている。そ
してトナー像が転写された用紙を定着部で熱定着して印
刷を終了するようになっている。また転写の後感光体ド
ラムに残留したトナーをクリーニング装置で除去し、さ
らに感光体を除電して次の帯電に準備するようになって
いる。
【0003】ところで最近では、レーザプリンタの小形
化、コスト低下を図るため転写後に感光体上に残留した
トナーを除去するためのクリーニング装置を廃止した、
いわゆるクリーナレス型のレーザプリンタが普及しつつ
ある。このクリーナレス型のものは、例えば特開昭59
−133573号公報に見られるように現像ローラを感
光体に接触させ、この現像ローラによりトナーを感光体
に付着させると同時に以前に現像に使用され転写されず
に残った残留トナーを回収するようにしている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら現像ロー
ラによりトナーを感光体に付着させると同時に残留トナ
ーを回収する方式のものでは、印刷開始時やジャムが発
生して回復した後の最初の1枚目の印刷時においては、
例えば、印刷動作中にジャムが発生すると印刷動作が中
断され、その後回復すると印刷を再度最初からやり直す
ことになるが、この場合に、中断前に現像ローラから感
光体に付着されたトナーは印刷に使用されず、また、ク
リーニングされることなく感光体上に残っている。従っ
て、この状態のまま印刷を再開すると、最初の1枚目の
印刷時においては、残留トナー量が多くなっているため
露光が残留トナーによって遮られ画質が低下する問題が
あった。
【0005】このため最初の1枚目をダミーとして白印
刷して残留トーを用紙に転写させることが考えられる
が、しかしこのようにしたのでは最初に常に無駄印刷が
生じる問題がある。
【0006】そこで本発明は、現像ローラで現像と残留
トナーの回収を同時に行うものにおいて、ダミー印刷す
ること無しに最初の1枚目の画質低下を防止できるクリ
ーナレス型画像形成装置を提供しようとするものであ
る。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明は、帯電部にて帯
電された感光体を露光部で露光して靜電潜像を形成し、
現像部にて現像ローラを感光体に接触させて靜電潜像に
トナーを付着させるとともに感光体から残留トナーを回
収し、感光体に形成されたトナー像を転写部にて用紙に
転写させて像形成するクリーナレス型画像形成装置にお
いて、最初の1枚目の印刷を開始する前に帯電部を動作
させない状態で感光体の電位及び現像ローラの電位を感
光体の残留トナーを回収するに必要な所定電位に設定
して感光体を少なくとも1回転させる制御手段を設けた
ものである。
【0008】
【作用】このような構成の本発明においては、例えば印
刷開始時やジャムが発生して回復した後において最初の
1枚目の印刷を開始する前に感光体及び現像ローラを感
光体の残留トナーを回収するに必要な所定電位に設定し
て少なくとも1回転させる。これにより最初に現像ロー
ラから感光体に付着され転写に寄与しないトナーは残留
トナーとして現像ローラによって回収される。そしてそ
の後感光体が帯電、露光、現像、転写されて画像形成が
開始される。
【0009】
【実施例】以下、本発明の実施例を図面を参照して説明
する。
【0010】図1において1は表面を感光体で覆った感
光体ドラムで、この感光体ドラム1は図中矢印で示すよ
うに時計方向に回転駆動されるようになっている。前記
感光体ドラム1の周囲には電子写真プロセスに従って帯
電チャージャ2、露光部3、現像部4、転写チャージャ
5が配置されている。前記帯電チャージャ2は前記感光
体ドラム1の感光体を一様に帯電させるようになってい
る。
【0011】前記露光部3は例えばレーザスキャナーユ
ニット(図示せず)からレーザビーム3aを記録情報に
基づいて前記感光体ドラム1の感光体に照射し露光によ
り情報の靜電潜像を形成するようになっている。
【0012】前記現像部4は前記感光体ドラム1の表面
に接触して現像ローラ6を設け、この現像ローラ6を図
中矢印方向に回転して前記感光体ドラム1の非露光部に
残っている残留トナーを回収するとともに露光部に対し
て収納容器7内に入っているトナー8を付着させトナー
像を形成させるようになっている。
【0013】前記転写チャージャ5は図中矢印方向に搬
送される用紙9に所望の電圧を印加して前記感光体ドラ
ム1からトナー像を用紙9に転写させるようになってい
る。なお、トナー像が転写された用紙はその後定着装置
(図示せず)により例えば熱定着されるようになってい
る。
【0014】図2は要部回路構成を示すブロック図で、
11は制御部本体を構成するCPU(中央処理装置)、
12はこのCPU11が各部を制御するためのプログラ
ムデータが格納されたプログラムROM(リード・オン
リー・メモリ)、13はデータ処理のためのワークエリ
アや印刷のための情報がイメージ展開されて記憶される
エリア等を形成したRAM(ランダム・アクセス・メモ
リ)、14はホストコンピュータと情報交換を行い、そ
のホストコンピュータから印字情報を受信するインター
フェース、15は各種キーやランプ等を設けた操作パネ
ル、16は前記感光体ドラム1、帯電チャージャ2、レ
ーザスキャナユニット、現像ローラ6、転写チャージャ
5等を電子写真プロセスに従って駆動制御する機構部制
御回路、17はこの機構部制御回路16に対して印字デ
ータを1ライン毎に出力する制御や前記操作パネル15
からのキー信号の取り込み、表示信号の出力を行うイン
ターフェース及び1ラインバッファメモリである。
【0015】前記CPU11は例えば印字開始時やジャ
ム(紙詰まり)発生後の回復時において最初の1枚目の
印刷を開始するに先立って前記感光体ドラム1及び現像
ローラ6を例えば1回転させるようになっている。そし
てこのときにはレーザスキャナユニットの動作を禁止す
るようにしている。
【0016】例えば感光体ドラム1を負に帯電する反転
現像の場合には、通常の印刷行程では現像ローラ6に印
加する現像バイアス電位は例えば−250Vのように負
に、感光体ドラム1の電位は例えば−500Vのようさ
らに深い負電位に設定される。この場合に負に帯電しや
すい特性を持ったトナーが使用される。
【0017】そして最初の1枚目の印刷を開始するに先
立って前記感光体ドラム1及び現像ローラ6を1回転さ
せる場合において、帯電チャージャ2を動作させない場
合には、前記CPU11は前記感光体ドラム1の電位を
0、すなわちアース電位に保持させ、前記現像ローラ6
の電位を感光体の残留トナーを回収するに必要な所定電
位、例えば+200Vに保持させる。
【0018】また帯電チャージャ2を動作させる場合に
は、レーザスキャナユニットによる露光のみを禁止して
行う。この場合現像バイアス電位は−250V、感光体
ドラム1の電位は−500Vとなる。
【0019】このような構成の実施例においては、例え
ば帯電チャージャ2を動作させない場合は、現像ローラ
6に印加する現像バイアス電位を+200V、感光体ド
ラム1の電位を0Vとして最初の1枚目の印刷を開始す
るに先立って感光体ドラム1及び現像ローラ6を1回転
させる。これにより負帯電残留トナーは相対的に正電位
となっている現像ローラ6に回収されクリーニングされ
ることになる。
【0020】このように印刷開始に先立って感光体ドラ
ム1が1回転して現像ローラ6から感光体ドラム1に付
着されたトナーを残留トナーとして現像ローラ6が回収
するので、1回転後に通常の印刷動作が開始され感光体
ドラム1が帯電、露光されるとき露光が残留トナーによ
って遮られることはなくなる。従って露光が正常に行わ
れ印字品質の低下が防止される。またダミー印刷が不要
となり用紙の無駄が発生することはない。
【0021】また例えば帯電チャージャ2を動作させる
場合は、現像ローラ6に印加する現像バイアス電位を−
250V、感光体ドラム1の帯電電位を−500Vとし
て最初の1枚目の印刷を開始するに先立って感光体ドラ
ム1及び現像ローラ6を1回転させる。これにより負帯
電残留トナーは相対的に正電位となっている現像ローラ
6に回収されクリーニングされることになる。
【0022】従ってこの場合も感光体ドラム1に付着さ
れたトナーを残留トナーとして現像ローラ6が回収する
ので、1回転後に通常の印刷動作が開始され感光体ドラ
ム1が帯電、露光されるとき露光が残留トナーによって
遮られることはなくなる。従って露光が正常に行われ印
字品質の低下が防止される。この場合もダミー印刷が不
要となり用紙の無駄が発生することはない。以上の動作
は印刷動作の開始時のみでなく、ジャムが発生し、その
後ジャムの原因が取除かれて印刷動作が再開される場合
も同様である。
【0023】また通常の印刷時においては、図3に示す
ように、現像ローラ6に印加する現像バイアス電位Vb
が−250V、感光体ドラム1の帯電電位V0 が−50
0Vとなるので、非露光部の負帯電残留トナーは−50
0Vに帯電され相対的に正電位となっている現像ローラ
6に回収されクリーニングされる。また露光部の負帯電
トナーは露光により略0V近くまで低下しているので現
像ローラ6により−250Vに帯電された負帯電トナー
は感光体ドラム1の露光部に吸引され付着される。こう
して非露光部の負帯電残留トナーの回収と感光体ドラム
1の露光部への現像部4からの負帯電トナーの付着が同
時に行われる。
【0024】なお、前記実施例では印刷開始時あるいは
ジャム発生後の印刷再開に先立って感光体ドラム1を1
回転して残留トナーの回収を行うようにしたが必ずしも
これに限定されるものではなく、2回転以上であっても
よい。
【0025】
【発明の効果】以上詳述したように本発明によれば、現
像ローラで現像と残留トナーの回収を同時に行うものに
おいて、ダミー印刷すること無しに最初の1枚目の画質
低下を防止できるクリーナレス型画像形成装置を提供で
きるものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例を示す要部構成図。
【図2】同実施例の要部回路構成を示すブロック図。
【図3】同実施例における現像同時クリーニングの原理
を説明するための図。
【符号の説明】
1…感光体ドラム、2…帯電チャージャ、3…露光部、
4…現像部、5…転写チャージャ、6…現像ローラ、8
…トナー、11…CPU。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) G03G 15/22 G03G 15/08 507 G03G 15/24 G03G 21/10

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 帯電部にて帯電された感光体を露光部で
    露光して靜電潜像を形成し、現像部にて現像ローラを前
    記感光体に接触させて靜電潜像にトナーを付着させると
    ともに前記感光体から残留トナーを回収し、前記感光体
    に形成されたトナー像を転写部にて用紙に転写させて像
    形成するクリーナレス型画像形成装置において、最初の
    1枚目の印刷を開始する前に前記帯電部を動作させない
    状態で前記感光体の電位及び前記現像ローラの電位を前
    記感光体の残留トナーを回収するに必要な所定電位に
    設定して前記感光体を少なくとも1回転させる制御手段
    を設けたことを特徴とするクリーナレス型画像形成装
    置。
JP3051602A 1991-03-15 1991-03-15 クリーナレス型画像形成装置 Expired - Lifetime JP3050933B2 (ja)

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JPS59128568A (ja) * 1983-01-13 1984-07-24 Konishiroku Photo Ind Co Ltd 静電記録装置用現像兼クリ−ニング装置
JPS62165672A (ja) * 1986-01-17 1987-07-22 Canon Inc 画像形成装置
JP2624722B2 (ja) * 1987-10-31 1997-06-25 株式会社東芝 画像形成装置

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