JP3050445U - アルミニウム箔を含むタブ材を取り付けた紙製液体容器 - Google Patents
アルミニウム箔を含むタブ材を取り付けた紙製液体容器Info
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- JP3050445U JP3050445U JP1998000025U JP2598U JP3050445U JP 3050445 U JP3050445 U JP 3050445U JP 1998000025 U JP1998000025 U JP 1998000025U JP 2598 U JP2598 U JP 2598U JP 3050445 U JP3050445 U JP 3050445U
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- Japan
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- paper
- liquid container
- tab material
- tab
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Abstract
(57)【要約】
【課題】飲み口部(注出部)を密封シールするアルミニ
ウム箔を含むタブ材を、使用後散逸せず,より確実に回
収可能とした紙製液体容器を提供することを目的とす
る。 【解決手段】アルミニウム箔5の表側にクーポン機能を
有する印刷層6、およびオーバープリントニス層7を設
け、かつ前記アルミニウム箔5の裏側に接着剤を介して
ポリエチレンテレフタレートフィルム8、シーラント層
9を設けた構成のタブ材2を使用する。
ウム箔を含むタブ材を、使用後散逸せず,より確実に回
収可能とした紙製液体容器を提供することを目的とす
る。 【解決手段】アルミニウム箔5の表側にクーポン機能を
有する印刷層6、およびオーバープリントニス層7を設
け、かつ前記アルミニウム箔5の裏側に接着剤を介して
ポリエチレンテレフタレートフィルム8、シーラント層
9を設けた構成のタブ材2を使用する。
Description
【0001】
本考案は、環境問題を考慮し、アルミニウム箔を含むタブ材で、飲み口(注出 部)を密封シール紙製液体容器の、前記タブ材を効果的に回収できるようにした 紙製液体容器に関する。
【0002】
近年、お酒、ジュース、コーヒー等の飲料は、図4に示すような円筒型紙製容 器10、図5に示すような屋根型紙製容器20、または図6に示すような直方体 型紙製容器30が広く利用されるようになっている。 一方、資源の有効利用の点から、容器本体を形成する積層材料中に、アルミニ ウム箔を使用しない容器が望まれている。
【0003】 しかし、前述の各容器の飲み口部(注出部)11、21、31の密封シールの ため、最も簡便な手段として、タブ材12、22、32が用いられている。 このタブ材12、22、32として、各種材料が使用可能であるが、密封性、 開封性の点から、アルミニウム箔を含む積層材料が好ましい。 前記のそれぞれ好ましい構成の容器本体、およびタブ材を組み合わせた容器と した場合、使用時に前記アルミニウム箔を含む積層材料からなるタブ材12、2 2、32を、飲み口部(注出部)11、21、31に残したままであると、容器 本体を回収する際、前記タブ材を再度分離しなければならなかった。 また、タブ材を容器本体から完全に分離してしまうと、容器本体の回収の際に 、タブ材が散逸してしまう恐れがあった。
【0004】
本考案は、容器本体が、アルミニウムを含まない材料で構成することにより、 回収により再利用可能とすると共に、飲み口部(注出部)を密封するタブ材をよ り確実に回収可能とすることにより、より環境問題に対処した紙製容器を提供す ることを目的とする。
【0005】
本考案は、アルミニウム箔を含まない紙を主体とした耐水性積層材料からなる 容器本体の、飲み口部(注出部)を、下面にシーラント層を有するアルミニウム 箔を含むタブ材を取り付け、密封した紙製液体容器において、前記タブ材にクー ポン機能をを有する印刷層を施したことを特徴とする、アルミニウム箔を含むタ ブ材を取り付けた紙製液体容器である。
【0006】 また本考案は、前記クーポン機能を有する印刷層を、アルミニウム箔とシーラ ント層の間に設けたことを特徴とする、アルミニウム箔を含むタブ材を取り付け た紙製液体容器である。 また、本考案は、前記クーポン機能を有する印刷層を、アルミニウム箔の表側 に設けたことを特徴とする、アルミニウム箔を含むタブ材を取り付けた紙製液体 容器である。 また、本考案は、前記紙製液体容器の形状を、円筒型としたことを特徴とする 、アルミニウム箔を含むタブ材を取り付けた紙製液体容器である。 また、本考案は、前記紙製液体容器の形状を、屋根型、または直方体型のいず れかとしたことを特徴とする、アルミニウム箔を含むタブ材を取り付けた紙製液 体容器である。
【0007】
図1は、本考案のタブ材2により飲み口部(注出部)1を密封した紙製液体容 器の断面図である。 図2は、タブ材2の一例を示す断面図で、アルミニウム箔5の表側にクーポン 機能を有する印刷層6、およびオーバープリントニス層7(以下OPニス層)を 設け、かつ前記アルミニウム箔5の裏側に接着剤を介して、ポリエチレンテレフ タレートフィルム(以下PETフィルム)8、ポリエチレン等の熱接着性を有す るシーラント層9を設けた構成からなる。
【0008】 また、図3は、タブ材2の他の例を示す断面図で、アルミニウム箔5の表側に 、クーポン機能を有しない印刷層4、およびOPニス層7を設け、かつ前記アル ミニウム箔5の裏側には、接着剤を介してクーポン機能を有する印刷層6を設け たPETフィルム8、およびシーラント層9を設けた構成からなる。 ここで、クーポン機能を有する印刷層6は、図3に示すように、PETフィル ム8の裏面でなく、表面に設けてもよい。
【0009】 一方、容器本体は、アルミニウム箔を含まない、紙を主体とした積層材料から なる。 具体的には、紙層を中心に、最外層および最内層にポリエチレン等の熱接着性 樹脂層を設けた積層材料を所定形状に成形してなるもので、さらに保形性、保存 性を高めるために延伸フィルムを配置したり、バリア材を配置した材料を目的に 応じて使用すればよい。 前記バリア材は、エチレンービニルアルコール共重合体、ポリカアミド、ポリ エステル等のガスバリア性プラスチックフィルム、または前記プラスチックフィ ルムに酸化珪素、酸化アルミニウム等の無機化合物の蒸着層を設けた蒸着フィル ムを使用すればよい。
【0010】
本考案は以上のように、容器本体は、アルミニウム箔を使用しない積層材料か らなるので、使用後、洗浄、開封をすることにより、再使用資源として提供可能 なものである。 この再使用資源として利用する際、タブ材がアルミニウム箔を含む積層材料か らなるのにも関わらず、クーポン機能を有する印刷層が設けてあるので、飲料を 購入した消費者は、飲んだ後応募するため、タブ材を飲み口部(注出部)から剥 がしてしまうので、タブ材が、容器本体に付着したままの状態で残る可能性が少 なくなる。 また、消費者は、剥がしたタブ材を応募するためにまとめておくので、タブ材 が散逸する恐れがない。
【図1】は、本考案の紙製液体容器の一例を示す断面図
である。
である。
【図2】は、本考案の紙製液体容器に使用するタブ材の
一例を示す断面図である。
一例を示す断面図である。
【図3】は、本考案の紙製液体容器に使用するタブ材の
他の例を示す断面図である。
他の例を示す断面図である。
【図4】は、紙製液体容器の一例を示す説明図である。
【図5】は、紙製液体容器の他の例を示す断面図であ
る。
る。
【図6】は、紙製液体容器の他の例を示す断面図であ
る。
る。
1…飲み口部(注出部) 2…タブ材 4…クーポン機能を有しない印刷層 5…アルミニウム箔 6…クーポン機能を有する印刷層 7…オーバープリントニス層 8…ポリエチレンテレフタレートフィルム 9…シーラント層
Claims (5)
- 【請求項1】アルミニウム箔を含まない紙を主体とした
耐水性積層材料からなる容器本体の、飲み口部(注出
部)を、下面にシーラント層を有するアルミニウム箔を
含むタブ材を取り付け、密封した紙製液体容器におい
て、前記タブ材にクーポン機能をを有する印刷層を施し
たことを特徴とする、アルミニウム箔を含むタブ材を取
り付けた紙製液体容器。 - 【請求項2】前記クーポン機能を有する印刷層が、アル
ミニウム箔とシーラント層の間に設けたことを特徴とす
る、請求項1記載アルミニウム箔を含むタブ材を取り付
けた紙製液体容器。 - 【請求項3】前記クーポン機能を有する印刷層が、アル
ミニウム箔の表側に設けられたことを特徴とする、請求
項1記載のアルミニウム箔を含むタブ材を取り付けた紙
製液体容器。 - 【請求項4】紙製液体容器の形状が、円筒型であること
を特徴とする、請求項1ないし請求項3のいずれか1項
に記載のアルミニウム箔を含むタブ材を取り付けた紙製
液体容器。 - 【請求項5】紙製液体容器の形状が、屋根型、または直
方体型のいずれかであることを特徴とする、請求項1な
いし請求項3のいずれか1項に記載のアルミニウム箔を
含むタブ材を取り付けた紙製液体容器。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1998000025U JP3050445U (ja) | 1998-01-08 | 1998-01-08 | アルミニウム箔を含むタブ材を取り付けた紙製液体容器 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1998000025U JP3050445U (ja) | 1998-01-08 | 1998-01-08 | アルミニウム箔を含むタブ材を取り付けた紙製液体容器 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP3050445U true JP3050445U (ja) | 1998-07-14 |
Family
ID=43184651
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1998000025U Expired - Lifetime JP3050445U (ja) | 1998-01-08 | 1998-01-08 | アルミニウム箔を含むタブ材を取り付けた紙製液体容器 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3050445U (ja) |
-
1998
- 1998-01-08 JP JP1998000025U patent/JP3050445U/ja not_active Expired - Lifetime
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