JP3050322B2 - データ等価方法および計算機システム - Google Patents

データ等価方法および計算機システム

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JP3050322B2
JP3050322B2 JP1317568A JP31756889A JP3050322B2 JP 3050322 B2 JP3050322 B2 JP 3050322B2 JP 1317568 A JP1317568 A JP 1317568A JP 31756889 A JP31756889 A JP 31756889A JP 3050322 B2 JP3050322 B2 JP 3050322B2
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Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明はデータ等価方法および計算機システムに係わ
り、特に待機切り換え時に常用系から待機系へ全てのデ
ータを与えて両データを等価にするデータ等価方法およ
びこの等価方法を実現する多重化構成の計算機システム
に関する。
〔従来の技術〕 オンライン型のデータ処理システムでは、信頼性や動
作の継続性を確保するために、2台の計算機を設け、一
方の計算機を常用系とし、他方の計算機を待機系として
使用する二重化構成の計算機システムが採用されてい
る。このような計算機システムは、信頼性の観点から計
算機だけでなく、データベースをも二重化することがあ
る。このように二重化された計算機システムにおいて
は、待機系のデータベースを常用系と等価にしておく必
要がある。待機系の状態で計算機が動作している間は、
常用系の入力データの全てを待機系に転送することで、
両者のデータベースの等価性が保障されている。しかし
ながら、一方の計算機が停止から待機系に移行する場
合、あるいは計算機がオフラインから待機系に移行する
場合は、常用系の計算機との間で大量のデータベース
を、特にある指定期間の履歴データの転送をし、データ
ベースの等価を行う必要がある。
〔発明が解決しようとする課題〕
上述した従来の計算機システムにおけるデータ等価方
法では、待機系が立ち上がった直後に常用系から履歴デ
ータを転送している間に、常用系で履歴データの収集更
新処理が実行されると、待機系の履歴データの連続性が
失われてしまうという問題があった。また、履歴データ
を待機系に転送する処理を優先させると、常用系におけ
る履歴データの収集処理が遅れることになり、定周期あ
るいは指定時刻のデータを採取できなくなるという欠点
があった。
本発明は、上述した問題点を解消し、待機系と常用系
とのデータベースを等価できるとともに履歴データの採
取処理ができるデータ等価方法および計算機システムを
提供することを目的とする。
〔課題を解決するための手段〕
請求項1記載の発明では、データベースの処理を行う
計算処理装置を複数台設け、少なくとも1つの計算処理
装置を常用系として定期的に履歴データの収集格納処理
を実行させ、かつ他の計算処理装置を待機系としての処
理を実行させる計算機システムにおける各計算機処理装
置のデータベースの内容を等価に保つデータ等価方法に
おいて、(イ)停止またはオフラインから待機系に立ち
上がった計算処理装置では、常用系の計算処理装置から
待機系となるシステム情報の転送を要求するとともに履
歴データの転送要求をし、(ロ)常用系計算処理装置で
は、待機系となるシステム情報の転送要求があったとき
その要求先にこのシステム情報を転送するとともに履歴
データ転送要求を設定し、かつ常用系についての履歴デ
ータの収集格納が終了した際に履歴データ転送要求が設
定されているときにはデータベースからこの履歴データ
を読み出し、これが次の履歴データの収集格納処理まで
に転送可能な量であるときには要求先に対してこれを一
度に送出し、転送可能な量を超える場合には履歴データ
の収集格納が終了するたびにこれを分割して送出するこ
とを特徴としている。
すなわち、請求項1記載の発明では、停止またはオフ
ラインから待機系に立ち上がった計算処理装置が常用系
の計算処理装置に対して待機系となるシステム情報の転
送を要求するとともに履歴データの転送要求を行い、常
用系の計算処理装置はこの要求があったときには待機系
となるシステム情報を転送するとともに、常用系につい
ての履歴データの収集格納が終了したタイミングを利用
して、要求のあった履歴データを要求先の待機系に立ち
上がった計算処理装置に送出することにしている。そし
て、要求のあった履歴データが多量で履歴データの収集
格納から次の同様の処理までの時間内に転送処理が終了
しない場合には、これを分割し履歴データの収集格納が
終了するたびに転送処理を行うことにしている。
〔実施例〕
次に、本発明について図面を参照して説明する。
第1図は、本発明のデータ等価方法を実現する計算機
システムの実施例を示すブロック図である。
第1図に示す計算機システムは、計算装置1,2と、各
計算装置1,2の制御下に更新等の制御がされる履歴デー
タベース3,4とを備えている。
計算装置1は、履歴データの処理および通信管理並び
にシステムの状態を監視制御する処理手段10と、履歴デ
ータ転送要求を設定する設定手段11とを含んでいる。
ここで、処理手段10は、履歴データの収集処理および
履歴データの更新を行う履歴データ処理部10aと、シス
テム全体の状態を監視して動作を制御するシステム状態
監視制御部10bと、計算装置2との通信を行う通信管理
部10cとを具備している。
また、設定手段11は、履歴データの転送を要求する際
に使用する履歴データ要求フラグからなる。
計算装置2は、履歴データの処理および通信管理並び
にシステムの状態を監視制御する処理手段20と、履歴デ
ータ転送要求を設定する設定手段21とを含んでいる。
ここで、処理手段20は、履歴データの収集処理および
履歴データの更新を行う履歴データ処理部20aと、シス
テム全体の状態を監視して動作を制御するシステム状態
監視制御部20cと、計算装置1との通信を行う通信管理
部20cとを具備している。
また、設定手段21は、履歴データの転送を要求する際
に使用する履歴データ要求フラグで構成される。
これら計算装置1,2は、一方が常用系として、他方が
待機系として動作するようになっている。また、計算装
置1,2は、通信管理部10c,20cとを回線5で接続すること
により相互にデータの転送を可能としている。
このような構成の計算機システムにより実現されるデ
ータ等価方法について、第2図を参照して説明する。
第2図に示すステップ〜が計算装置1において処
理される流れであって、計算装置1が停止から待機系に
移行する場合、あるいは計算装置1がオフラインから待
機系に移行する場合の動作を説明するものである。
また、同図に示すステップ〜が計算装置2におい
て処理される流れであり、計算装置2が常用系の動作を
する場合の動作を説明するものである。
計算機システムの計算装置1が待機系に移行する場
合、まずシステム状態監視制御部10bは立ち上げ処理を
随行して(ステップ)、通信管理部10cを介して計算
装置2に対して待機系になるのに必要なシステム情報の
転送要求を発行する(ステップ)。
計算装置2は、通信管理部20cが転送要求を受信する
と(ステップ)、通信管理部20cからシステム状態監
視制御部20dにこの転送要求を伝える。このシステム状
態監視制御部20bは、通信管理部20cを介して計算装置2
のシステム情報を計算装置1に転送するとともに(ステ
ップ)、履歴データ要求フラグをセットする(ステッ
プ)。
計算装置1は、通信管理部10cが計算装置2からのシ
ステム情報を受信し(ステップ)、このシステム情報
を計算装置1内にセットする(ステップ)。
また、計算装置2においては、履歴データ処理部20a
により、定期的に履歴データの収集、格納が実行されて
いる。計算装置1が立ち上がった後、最初に履歴データ
ベース4を更新し(ステップ)、履歴データ要求フラ
グをチェックする(ステップ)。
すると、計算装置2では、システム状態監視制御部20
bが履歴データ要求フラグが立っていることを確認する
と、履歴データ処理部20aが履歴データベース4から必
要分の履歴データを読み出して通信管理部20cに与え
る。これにより、通信管理部20cは、計算装置1の通信
管理部10cに履歴データを転送する(ステップ)。つ
いで、計算装置2の履歴データ処理部20aは、転送完了
後に履歴データ要求フラグをリセットする(ステップ
)。
計算装置1では、通信管理部20cからの履歴データを
受信すると(ステップ)、これを履歴データ処理部10
aに渡す。計算装置1の履歴データ処理部10aは、受け取
った履歴データに基づいて履歴データベース3を更新処
理する(ステップ)。
ここで、転送に必要な履歴データが多量にあり、次の
計算装置2の履歴データの収集、格納処理の指定時刻ま
でに全ての転送が終了しないときには、履歴データ処理
部20aは、履歴データを分割して計算装置1に転送し、
何回かの周期の内に全てのデータの転送を完了するよう
にしている。
このようにしているので、計算装置1の履歴データベ
ース3と、計算装置2の履歴データベース4とが等価に
なって、移行はそれぞれの履歴データ処理部10a、履歴
データ処理部20aが定期的に履歴データの収集、格納を
行い、履歴データベース3,4の内容の連続性、同一性を
保障している。
本実施例では、計算処理装置を二重にしたもので説明
したが、複数の計算処理装置で構成してもよい。この場
合、計算機システムは、データベースの処理を行う計算
処理装置を複数台設け、少なくとも1つの計算処理装置
を常用系として履歴データの収集格納処理を実行させ、
かつ他の計算処理装置を待機系としての処理を実行させ
るようにすればよい。
〔発明の効果〕
以上説明したように請求項1記載の発明によれば、待
機系の計算処理装置の要求によって常用系の計算処理装
置から必要な履歴データが送出され、しかもその送出が
常用系についての履歴データの収集格納が終了したタイ
ミングを利用して行われるので、転送漏れが発生するこ
とがない。また、常用系が履歴データの処理を終了した
タイミングで履歴データを転送するので、常用系の履歴
データの処理も正常に行われることになる。
また、この請求項1記載の発明では、要求のあった履
歴データが多量で履歴データの収集格納から次の同様の
処理までの時間内に転送処理が終了しない場合には、常
用系の計算処理装置はこれを分割し履歴データの収集格
納が終了するたびに転送処理を行うことにしている。し
たがって、大量の履歴データを転送している間に常用系
の計算処理装置が履歴データの収集格納処理を行うおそ
れがなく、待機系の履歴データの連続性が失われるおそ
れがない。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の計算機システムの実施例を示すブロッ
ク図、第2図は本発明のデータ等価方法の実施例を説明
するための流れ図である。 1,2……計算装置、 3,4……履歴データベース、 10……処理手段、 11……設定手段(履歴データ転送要求フラグ)、 10a,20a……履歴データ処理部、 10b,20b……システム状態監視制御部、 10c,20c……通信管理部。

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】データベースの処理を行う計算処理装置を
    複数台設け、少なくとも1つの計算処理装置を常用系と
    して定期的に履歴データの収集格納処理を実行させ、か
    つ他の計算処理装置を待機系としての処理を実行させる
    計算機システムにおける各計算処理装置のデータベース
    の内容を等価に保つデータ等価方法において、 停止またはオフラインから待機系に立ち上がった計算処
    理装置では、常用系の計算処理装置から待機系となるシ
    ステム情報の転送を要求するとともに履歴データの転送
    要求をし、 常用系計算処理装置では、待機系となるシステム情報の
    転送要求があったときその要求先にこのシステム情報を
    転送するとともに履歴データ転送要求を設定し、かつ常
    用系についての履歴データの収集格納が終了した際に前
    記履歴データ転送要求が設定されているときにはデータ
    ベースからこの履歴データを読み出し、これが次の履歴
    データの収集格納処理までに転送可能な量であるときに
    は前記要求先に対してこれを一度に送出し、転送可能な
    量を超える場合には前記履歴データの収集格納が終了す
    るたびにこれを分割して送出することを特徴とするデー
    タ等価方法。
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