JP3050150B2 - 読取装置 - Google Patents
読取装置Info
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Description
射光を検出して読取原稿上の画像を読み取る読取装置に
関するものである。
稿上の画像を読み取る読取装置は、たとえばイメージス
キャナ、ファクシミリ装置、あるいはディジタル式の電
子複写装置などに広く用いられている。
般に、原稿を搬送しながら画像を読み取るタイプの読取
装置が用いられている。このような従来の読取装置は、
図7に示すように、イメージセンサ51から読取原稿排
出口52まで読取済の読取原稿を案内する案内部材53
により案内面53aを形成し、プラテンローラ54によ
り読取原稿を読取原稿排出口52側に送り出し、イメー
ジセンサ51から読取原稿排出口52にかけて下向きに
傾斜した案内面53aに沿って読取原稿を移動させて読
取原稿排出口52から排出する構成であった。読取原稿
排出口52は、筐体55に形成されており、その上縁5
2aは、当然に案内面53aよりも上側に位置してい
た。
来の読取装置では、イメージセンサ51から読取原稿排
出口52まで案内面53aが一直線状に形成されている
ので、読取原稿の排出性を良好に確保できるものの、机
の上面などで反射した太陽光や電灯光などの外光が読取
原稿排出口52から筐体55の内部に入り込み、イメー
ジセンサ51の読取面に直接入射することにより、読取
品位が低下するという課題があった。
ムなどを暖簾状に取り付けて読取原稿排出口を覆うよう
にすることが試みられているが、このような構成では、
部品点数の増加により製造コストが増加するとともに、
読取原稿の排出性が劣化するという課題があった。この
読取原稿の排出性の劣化は、特に読取原稿が薄い場合に
顕著に表れる。
のであって、製造コストの増加や読取原稿の排出性の劣
化を招くことなく、外光の入射による読取品位の低下を
良好に防止できる読取装置を提供することを目的として
いる。
め、請求項1に記載した発明の読取装置は、読取原稿か
らの反射光を検出することにより読取原稿上の画像に応
じた読取画像信号を出力する光電変換手段と、光電変換
手段による読み取りに同期して、読取原稿を筐体に形成
された読取原稿排出口側へ送り出す送り装置と、光電変
換手段と読取原稿排出口との間において読取原稿を水平
姿勢または傾斜姿勢で案内する案内部材とを有する読取
装置であって、案内部材に段部を設けることにより、光
電変換手段から段部に至る平面状の第1の案内面と、段
部から読取原稿排出口に至る第2の案内面とを形成し、
段部は、第1の案内面側が第2の案内面側よりも上方に
位置し、読取原稿排出口を、その上縁が第1の案内面の
延長線上またはそれよりも下方に位置するように形成し
たものである。
上縁が、第1の案内面の延長線上またはそれよりも下方
に位置しているので、読取原稿排出口から入り込んだ外
光が光電変換手段の読取面に直接入射することがない。
しかも、案内部材の段部は、第1の案内面側が第2の案
内面側よりも上方に位置しているので、読取原稿の排出
性が劣化することもない。したがって、部品点数の増加
による製造コストの増加や読取原稿の排出性の劣化を招
くことなく、外光の入射による読取品位の低下を良好に
防止できる。
プあるいは非密着タイプのイメージセンサを用いること
ができる。
ラなどを用いることができる。
し、曲面状であってもよい。
の案内面は、読取原稿の幅方向すなわち排出方向と直交
する方向の全長にわたるものであってもよいし、あるい
は読取原稿の幅方向両端部を支持するものであってもよ
く、さらには読取原稿の幅方向3箇所以上を所定間隔お
きに支持するものであってもよい。
の案内面は、読取原稿の排出方向上流側から下流側にか
けて、上向きの傾斜であっても、水平であっても、下向
きの傾斜であってもよい。
は、請求項1に記載の読取装置であって、第1および第
2の案内面は、光電変換手段から読取原稿排出口に向け
て下向きに傾斜している。
読取装置による効果に加えて、第1および第2の案内面
が読取原稿の排出方向に沿って下向きに傾斜しており、
しかも第2の案内面が第1の案内面よりも下方に位置し
ているので、読取原稿の排出性が一層良好である。
態を、図面を参照しつつ具体的に説明する。
ァクシミリ装置の外観斜視図、図2は、同平面図、図3
は、同側面図であって、このファクシミリ装置1の筐体
2は、筐体本体3と、この筐体本体3に回動可能に取り
付けられた蓋体4とにより構成されている。筐体2に
は、各種のキースイッチや液晶表示装置などが備えられ
た操作・表示部5や、読み取るべき複数の読取原稿を支
持可能な未読取原稿トレイ6や、読み取るべき読取原稿
を挿入する読取原稿挿入口7や、読み取り済の読取原稿
を排出する読取原稿排出口10などが設けられている。
蓋体4には、記録済の複数の記録用紙を支持可能な既記
録用紙トレイ8や、記録済の記録用紙を排出する記録用
紙排出口9などが設けられている。既記録用紙トレイ8
は、未記録の記録用紙を囲む筒状の保護カバー12の一
部を構成しており、この保護カバー12の水平方向の断
面形状は偏平な四角形である。保護カバー12の内部に
は、図示していないが、未記録の複数の記録用紙を支持
可能な未記録用紙トレイや、未記録の記録用紙を挿入す
る記録用紙挿入口などが設けられている。
取るべき複数の読取原稿16は、図4に示すように、案
内部17により案内され、捌きアーム18により捌かれ
て、取出ローラ19により1枚ずつ取り出され、イメー
ジセンサ20とプラテンローラ21との間に挟み込ま
れ、イメージセンサ20により1ラインずつ画像を読み
取られて、それと同期してプラテンローラ21により1
ラインずつ送り出され、案内部材22により案内され
て、読取原稿排出口10から筐体2の外部に排出され
る。なお、記録系の構成については、周知であり、本発
明の要旨とは直接関係ないので説明を省略する。
ージセンサ20と読取原稿排出口10との間のほぼ中央
部に段部22aを有しており、イメージセンサ20から
段部22aに至る第1の案内面23と、段部22aから
読取原稿排出口10に至る第2の案内面24とを形成し
ている。第1の案内面23と第2の案内面24とは、平
面状でかつ互いに並行であり、イメージセンサ20側か
ら読取原稿排出口10側にかけて下向きに傾斜してい
る。第2の案内面24は、第1の案内面23よりも下方
に位置しており、第2の案内面24の読取原稿排出口1
0側の端縁は、読取原稿排出口10の下縁を形成してい
る。また、読取原稿排出口10の上縁10aは、第1の
案内面23の延長線23a上に位置している。
稿16からの反射光を検出することにより読取原稿16
上の画像に応じた読取画像信号を出力する光電変換手段
を構成している。プラテンローラ21は、イメージセン
サ20による読み取りに同期して、読取原稿16を筐体
2に形成された読取原稿排出口10側へ送り出す送り装
置を構成している。
装置の動作の要点について説明する。イメージセンサ2
0により画像を読み取られ、プラテンローラ21により
所定ピッチで読取原稿排出口10側に送り出される読取
原稿16は、先ず案内部材22の第1の案内面23によ
り読取原稿排出口10側へ案内され、自重により案内部
材22の段部22aに沿って第2の案内面24上に至
り、第2の案内面24により案内されて読取原稿排出口
10から筐体本体3の外部へ排出される。
上に読取原稿排出口10の上縁10aが位置しているの
で、ファクシミリ装置1を載置している机の上面からの
反射光などの外光が読取原稿排出口10に入り込んで
も、その外光がイメージセンサ20の読取面に直接入射
することはない。また、案内部材22の上面や操作・表
示部5の下面などは、黒色にするなどして反射を防止す
るようになされているので、外光の反射光がイメージセ
ンサ20の読取面に入射することもほとんどない。した
がって、外光がイメージセンサ20の読取面に入射する
ことによる読取品位の低下を良好に防止できる。しか
も、読取原稿排出口10を覆うフィルムなどを筐体本体
3に暖簾状に取り付ける必要がないので、部品点数の増
加による製造コストの上昇や、読取原稿16の排出性の
悪化などを引き起こすこともない。
を平面状に形成したが、図6に示すように、平面状の第
1の案内面32と曲面状の第2の案内面33とにより段
部31aが形成された案内部材31を用いてもよい。読
取原稿排出口10の上縁10aは、第1の案内面32の
延長線32a上に位置している。
をファクシミリ装置に適用したが、本発明の読取装置
は、読取原稿を搬送しながら画像を読み取るタイプのイ
メージセンサ、電子複写機、あるいはこれらとファクシ
ミリ装置との複合装置などにももちろん適用可能であ
る。
発明の読取装置によれば、読取原稿排出口の上縁が、第
1の案内面の延長線上またはそれよりも下方に位置して
いるので、読取原稿排出口から入り込んだ外光が光電変
換手段の読取面に直接入射することがない。しかも、案
内部材の段部は、第1の案内面側が第2の案内面側より
も上方に位置しているので、読取原稿の排出性が劣化す
ることもない。したがって、部品点数の増加による製造
コストの増加や読取原稿の排出性の劣化を招くことな
く、外光の入射による読取品位の低下を良好に防止でき
る。
によれば、請求項1に記載の読取装置による効果に加え
て、第1および第2の案内面が読取原稿の排出方向に沿
って下向きに傾斜しており、しかも第2の案内面が第1
の案内面よりも下方に位置しているので、読取原稿の排
出性が一層良好である。
置の外観斜視図である。
る。
である。
拡大断面図である。
る。
Claims (2)
- 【請求項1】 読取原稿からの反射光を検出することに
より前記読取原稿上の画像に応じた読取画像信号を出力
する光電変換手段と、 前記光電変換手段による読み取りに同期して、前記読取
原稿を筐体に形成された読取原稿排出口側へ送り出す送
り装置と、 前記光電変換手段と前記読取原稿排出口との間において
前記読取原稿を水平姿勢または傾斜姿勢で案内する案内
部材とを有する読取装置であって、 前記案内部材に段部を設けることにより、前記光電変換
手段から前記段部に至る平面状の第1の案内面と、前記
段部から前記読取原稿排出口に至る第2の案内面とを形
成し、 前記段部は、前記第1の案内面側が前記第2の案内面側
よりも上方に位置し、 前記読取原稿排出口を、その上縁が前記第1の案内面の
延長線上またはそれよりも下方に位置するように形成し
たことを特徴とする読取装置。 - 【請求項2】 前記第1および第2の案内面は、前記光
電変換手段から前記読取原稿排出口に向けて下向きに傾
斜している、請求項1に記載の読取装置。
Priority Applications (1)
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---|---|---|---|
JP9002723A JP3050150B2 (ja) | 1997-01-10 | 1997-01-10 | 読取装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP9002723A JP3050150B2 (ja) | 1997-01-10 | 1997-01-10 | 読取装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH10200673A JPH10200673A (ja) | 1998-07-31 |
JP3050150B2 true JP3050150B2 (ja) | 2000-06-12 |
Family
ID=11537240
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP9002723A Expired - Fee Related JP3050150B2 (ja) | 1997-01-10 | 1997-01-10 | 読取装置 |
Country Status (1)
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-
1997
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