JP3049888U - 筆記具用ケース - Google Patents

筆記具用ケース

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JP3049888U
JP3049888U JP1997011528U JP1152897U JP3049888U JP 3049888 U JP3049888 U JP 3049888U JP 1997011528 U JP1997011528 U JP 1997011528U JP 1152897 U JP1152897 U JP 1152897U JP 3049888 U JP3049888 U JP 3049888U
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JP
Japan
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substrate
convex
belt
lid
bending line
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JP1997011528U
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Inventor
亮太郎 石川
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株式会社パイロット
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 筆記具を販売する際に筆記具等を入れるため
のケースにおいて、見てくれが良く、且つ製造コストを
安価にさせる。 【解決手段】 裁断した一枚の板材を使用し、係止片と
下方端部が凸部を形成した基板部と、該基板部の右側縁
部には上方端部にベルト部を下方端部に該基板部と同形
状の凸部を形成した蓋板部を形成し、該基板部の左側縁
部に綴じ部とを各々形成し、該基板部の凸部と該蓋部の
凸部とを各々の凸部の外形状と対向して同形状の折曲げ
線を介して内側へ折曲させ、且つ該基板部、該蓋板部、
該綴じ部との間に折曲げ線を介して内側へ折曲させ、該
蓋板部と該綴じ部とを固着して、該ベルト部を内側に折
曲し、該基板部の該係止片に該ベルト部の先端部を止め
る。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【考案の属する技術分野】
本発明は、万年筆やボールペン及びシャープペンシル等の筆記具を収納するケ ースであって、特に筆記具販売の際、筆記具を箱詰めして顧客に提供するケース に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
従来、この種のケースは、筆記具を販売する際に筆記具等を入れ、体裁を良く するためのものである。このため、見てくれが良く、且つ製造コストが安価であ ることが必要条件である。一般的に、この種の筆記具用ケースとして長形の下箱 に上蓋を上から閉めたものが多くあり、下箱と上蓋、さらに筆記具等を動かない ように保持するためのガイド部材等の三種類の部品からなるものである。このよ うなケースにおいては、できるだけ安く製作することが課題となっているが、現 状では製造コストを下げるのはかなり難しく、限界があった。また、デザインも 過去のままの変化のないものとなってしまい、携帯用のケースとして使用するに は無理がありすぐに捨てられるのが現状である。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】
そこで本考案は、簡単に製作できて安価であり、且つデザイン性も良く、また 携帯にも便利な筆記具用ケースを提供することを目的とするものである。
【0004】
【課題を解決するための手段】
上記の目的を達成するために、本考案の筆記具用ケースは、裁断した一枚の板 材には、切り込みのついた第一スリット部と第二スリット部からなる係止片を形 成し、下方端部が凸部を形成した基板部と、該基板部の右側縁部には上方端部に ベルト部を下方端部に該基板部と同形状の凸部を形成した蓋板部を形成し、該基 板部の左側縁部には該基板部の横幅より短い綴じ部とを各々形成し、該基板部の 凸部と該蓋部の凸部とを各々の凸部の外形状と対向して同形状の折曲げ線を介し て内側へ折曲させ、且つ該基板部、該蓋板部、該綴じ部との間に折曲げ線を介し て内側へ折曲させ、該蓋板部と該綴じ部とを固着して上方に開放部を備えた箱部 を形成し、該蓋板部と該ベルト部との間に折曲げ線を介して該ベルト部を内側に 折曲し、該ベルト部の中間に位置する折曲げ線を介して内側及び外側に折曲させ て該基板部の該第一スリット部から該第二スリット部へと該ベルト部の先端部を 挿入して該ベルト部を該係止片に止め該箱部の該開放部を閉じたものである。
【0005】 また前記基板部には、前記箱部の内部が目視できる窓孔が明けられていること が好ましく、どのような筆記具が中に入っているのかが一目で解るものである。
【0006】 更に前記基板部の凸部の外形状と前記蓋部の凸部の外形状は、円弧状であるこ とが好ましく、折曲げるだけでケースの凹んだ底部を形成し、底部が容易には外 れないようにしてあるものである。
【0007】 更に前記綴じ部の下方端部は、前記基板部の凸部と前記蓋板部の凸部を各々の 凸部の外形状と対向して同形状の折曲げ線を介して内側へ折曲させ、且つ前記基 板部、前記蓋板部、前記綴じ部との間に折曲げ線を介して内側へ折曲させた時に 、各々の前記凸部に接触しないようなカット部を形成して折曲に支障のないよう にしてあるものである。
【0008】
【考案の実施の形態】
以下、図面に基づいて本考案の実施の形態について詳述する。 図1に示す実施の形態は、ボールペンを内部に収納した筆記具用ケース1であ り、窓孔7から内部に筆記具20が収納されていることが外側から解るようにな っている。 図2は、筆記具用ケース1の展開状態を示すものである。この筆記具用ケース 1の展開状態は、一枚の牛乳パックの再生紙を裁断することにより、基板部2の 右側に蓋板部9を、基板部2の左側に綴じ部11を、そして蓋板部9の上側にベ ルト部8がそれぞれ連接した構成となっている。 基板部2は、細長い矩形状で下方端部に円弧状の凸部3を形成してあり、上方 に円弧状の切り込みのついた第一スリット部4と第二スリット部5からなる係止 片6を形成するが、第一スリット部4と第二スリット部5の切り込みの形状につ いては、特に円弧状での限定はなく直線であってもかまわない。係止片6の下方 には矩形の窓孔7が明けてある。 蓋板部9は、基板部2と同じく細長い矩形状で上方端部に先端幅が根元幅より も細くなったベルト部8と下方端部に円弧状の凸部10を形成する。 綴じ部11は、横幅が基板部2の幅より短く、下方端部を斜めに切除したカッ ト部12を形成した細長い矩形のものである。
【0009】 基板部2と蓋板部9との境界に折曲げ線15を形成し、基板部2と蓋板部9の 下方端部に形成された円弧状の凸部3及び凸部10に対向し、凸部3及び凸部1 0と同形状の折曲げ線15を形成する。また、基板部2と綴じ部11との境界に 折曲げ線15を形成し、また蓋板部9とベルト部8との境界に折曲げ線15を形 成する。更に、ベルト部8の中程にも折曲げ線15を形成する。
【0010】 筆記具用ケース1の組立は、上記に詳述した夫々の折曲げ線15を介して内側 に折り曲げて、綴じ部11の外側の面(図示せず)と蓋板部9の内側の縁面16 とを接着剤で貼り付け固定する。尚、基板部2と蓋板部9の下方端部に形成され た円弧状の凸部3及び凸部10は夫々の折曲げ線15を介して内側に折り曲げる と、凹んだ底部14を形成し、夫々の凸部3及び凸部10を折り込むこによって 、内側方向に応力が発生して簡単には外れないようになる。
【0011】 実際に使用するには、組上がった筆記具用ケース1の開放部17から筆記具2 0を挿入し、ベルト部8の中程に形成した折曲げ線を介してベルト部8を内側及 び外側に折曲させて基板部2の第一スリット部4から第二スリット部5へとベル ト部8の先端部を挿入して係止片6に止めて、筆記具2を収納する、
【0012】 以上のように、本考案の筆記具用ケース1は、基板部2と蓋板部9の下方端部 に形成された円弧状の凸部3及び凸部10によって、筆記具用ケース1の上方か ら下方に向かうに従って膨らみを持たせるようになっており、収納した筆記具2 0を基板部2と蓋板部9とによって押さえ、動かないようにする。更に、ベルト 部8により収納した筆記具が飛びださいようにさせる。
【0013】
【考案の効果】
本考案によれば、一枚の板材を裁断することで筆記具を保管できるケースを簡 単に製作できるものであり、その製作コストついても安価なものである。また、 従来にないデザイン性のあるものであり、携帯にも便利な筆記具用ケースを得る ことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案における、筆記具を内部に収納してベル
ト部を係止片に止めた状態の斜視図である。
【図2】本考案における、筆記具用ケースの展開状態を
示す平面図である。
【符号の説明】
1 筆記具用ケース 2 基板部 3 円弧状の凸部 4 第一スリット部 5 第二スリット部 6 係止片 7 窓孔 8 ベルト部 9 蓋板部 10 円弧状の凸部 11 綴じ部 12 カット部 13 固着部 14 底部 15 折曲げ線 16 縁面 17 開放部 20 筆記具

Claims (4)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 裁断した一枚の板材には、切り込みのつ
    いた第一スリット部と第二スリット部からなる係止片を
    形成し、下方端部が凸部を形成した基板部と、該基板部
    の右側縁部には上方端部にベルト部を下方端部に該基板
    部と同形状の凸部を形成した蓋板部を形成し、該基板部
    の左側縁部には該基板部の横幅より短い綴じ部とを各々
    形成し、該基板部の凸部と該蓋部の凸部とを各々の凸部
    の外形状と対向して同形状の折曲げ線を介して内側へ折
    曲させ、且つ該基板部、該蓋板部、該綴じ部との間に折
    曲げ線を介して内側へ折曲させ、該蓋板部と該綴じ部と
    を固着して上方に開放部を備えた箱部を形成し、該蓋板
    部と該ベルト部との間に折曲げ線を介して該ベルト部を
    内側に折曲し、該ベルト部の中間に位置する折曲げ線を
    介して内側及び外側に折曲させて該基板部の該第一スリ
    ット部から該第二スリット部へと該ベルト部の先端部を
    挿入して該ベルト部を係止片に止め該箱部の該開放部を
    閉じたことを特徴とする筆記具用ケース。
  2. 【請求項2】 前記基板部には、前記箱部の内部が目視
    できる窓孔が明けられていることを特徴とする請求項1
    に記載の筆記具用ケース。
  3. 【請求項3】 前記基板部の凸部の外形状と前記蓋部の
    凸部の外形状は、円弧状であり、前記基板部の凸部と前
    記蓋部の凸部を各々の凸部の外形状と対向して同形状の
    折曲げ線を介して内側へ折曲させ、且つ前記基板部、前
    記蓋板部、前記綴じ部との間に折曲げ線を介して内側へ
    折曲させた時に、前記基板部の凸部と前記蓋部の凸部に
    よって凹んだ底部を形成したことを特徴とする請求項1
    に記載の筆記具用ケース。
  4. 【請求項4】 前記綴じ部の下方端部は、前記基板部の
    凸部と前記蓋板部の凸部を各々の凸部の外形状と対向し
    て同形状の折曲げ線を介して内側へ折曲させ、且つ前記
    基板部、前記蓋板部、前記綴じ部との間に折曲げ線を介
    して内側へ折曲させた時に、各々の前記凸部に接触しな
    いようにカット部を形成させたことを特徴とする請求項
    1に記載の筆記具用ケース。
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